JPH10186696A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Info

Publication number
JPH10186696A
JPH10186696A JP35461596A JP35461596A JPH10186696A JP H10186696 A JPH10186696 A JP H10186696A JP 35461596 A JP35461596 A JP 35461596A JP 35461596 A JP35461596 A JP 35461596A JP H10186696 A JPH10186696 A JP H10186696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrophotographic
photosensitive member
surface protective
protective layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35461596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3554126B2 (ja
Inventor
Haruyuki Tsuji
晴之 辻
Yosuke Morikawa
陽介 森川
Kumiko Asano
久美子 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35461596A priority Critical patent/JP3554126B2/ja
Publication of JPH10186696A publication Critical patent/JPH10186696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3554126B2 publication Critical patent/JP3554126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高耐久で、かつ繰り返し電子写真プロセスにお
いて残留電位の蓄積がなく、画像のにじみやボケ、ゴ−
スト等の画像欠陥の生じない高品位の画質を保つことの
できる電子写真感光体を提供することである。 【解決手段】導電性支持体上に少なくとも感光層及び表
面保護層をこの順に有する電子写真感光体において、該
感光層が電荷発生物質としてCuKα特性X線回折にお
ける回折角(2θ±0.2°)が9.5°、24.1°
及び27.3°に強いピ−クを有するオキシチタニウム
フタロシアニンまたはCuKα特性X線回折における回
折角(2θ±0.2°)が9.3°、10.6°、1
3.2°、15.1°、15.7°、16.1°、2
0.8°、23.3°、26.3°及び27.1°に強
いピ−クを有するオキシチタニウムフタロシアニンを含
有することを特徴とする電子写真感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体並び
に該電子写真感光体を備えたプロセスカ−トリッジ及び
電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体には、当然ながら、適用
される電子写真プロセスに応じた所要の感度、電気特性
及び光学特性を有することが要求される。特に繰り返し
使用される感光体にあっては、感光体の表面には帯電、
画像露光、トナ−現像、紙への転写及びクリ−ニング等
の電気的、機械的外力が直接加えられるために、それら
に対する耐久性が要求される。具体的には、転写やクリ
−ニング等の際の感光体表面の摺擦によって生じる表面
の摩耗や傷、帯電時に発生するオゾンや帯電生成物によ
る感光体及び電位特性の劣化等に対する耐久性が要求さ
れる。更に、トナ−現像とクリ−ニングの繰り返しによ
る感光体表面へのトナ−付着という問題もあり、良好な
クリ−ニング性も要求されている。
【0003】上記のような感光体に要求される特性を満
足するために、感光層上に樹脂を主成分とする表面保護
層を設ける試みがなされている。例えば、特開昭56−
42863号公報及び特開昭53−103741号公報
等には、硬化型樹脂を主成分とする表面保護層を設ける
ことにより、硬度や耐摩耗性を向上させることが提案さ
れている。
【0004】また、より優れた画像を得るためには、感
光体の表面保護層には高い硬度及び優れた耐摩耗性等の
特性だけでなく、表面保護層自体の抵抗が適当であるこ
とが要求される。抵抗が低すぎる場合には、静電潜像が
表面保護層中を面方向に流れてしまい、画像のにじみや
ボケ等の問題が発生してしまう。しかしながら、表面保
護層の抵抗が高すぎる場合、帯電−露光といった電子写
真プロセスを繰り返すことにより、表面保護層に電荷が
蓄積されていく、いわゆる残留電位の増加が起こり、感
光体の繰り返し使用時に電位が安定しないために、画質
も不安定になる。この問題を解決するために、例えば特
開昭57−30843号公報には表面保護層に導電性微
粒子として金属酸化物を添加することによって層の抵抗
を制御することが提案されている。
【0005】また、金属酸化物表面の吸水性は高く、そ
の吸水の度合により表面保護層の抵抗も変化してしまう
ため、抵抗が環境に依存し、導電性微粒子として金属酸
化物を添加しただけでは、全環境下で適正な抵抗に抑え
ることは困難であった。この問題を解決するために、例
えば特開昭62−295066号公報には結着樹脂中に
撥水処理し分散性、耐湿性の向上した金属微粉末または
金属酸化物微粉末を分散した表面保護層を設けることに
よって層の抵抗を制御することが提案されている。
【0006】電子写真感光体の光導電材料としてセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機光導電材料が従
来より用いられているが、特性が劣化し易い、取り扱い
上の制約が大きい等の欠点があった。
【0007】一方、ポリビニルカルバゾ−ル、オキサジ
アゾ−ル、フタロシアニン等の有機光導電材料は無機光
導電材料に比べて無公害、高生産性等の利点があった。
オキシチタニウムフタロシアニンは、特に長波長の光に
対して高感度を有し、無金属フタロシアニンや銅フタロ
シアニン等と同様に多くの結晶形が知られている。例え
ば、特開昭59−49544号公報(USP4,44
4,861)、特開昭59−166959号公報、特開
昭61−239248号公報(USP4,728,59
2)、特開昭62−67094号公報(USP4,66
4,997)、特開昭63−366号公報、特開昭63
−116158号公報、特開昭63−198067号公
報及び特開昭64−17066号公報に各結晶形の異な
るオキシチタニウムフタロシアニンが報告されている。
【0008】しかしながら、オキシチタニウムフタロシ
アニンを光導電材料として用いた感光層の上に表面保護
層を設けた電子写真感光体を用いた場合、次のような問
題があった。即ち、連続プリント時の明部電位、残留電
位の変化により引き起こされる現象である。例えば、現
在プリンタ−でよく使用されている暗部電位部分を非現
像部とし、明部電位を現像部とする現像プロセス(反転
現像系)で使用した場合に、前プリント時に光が当たっ
たところに履歴が残り、次プリント時に全面黒画像やハ
−フト−ン画像を撮ると、前プリント時に光が当たった
部分が黒く浮き出たり、白く抜けたりするいわゆるゴ−
スト現象が顕著に現れるという問題があった。
【0009】近年の更なる高画質化、高耐久化に伴い、
より優れた耐久性を有し、優れた画像を安定して提供で
きる電子写真感光体が検討されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高耐
久で、かつ繰り返し電子写真プロセスにおいて残留電位
の蓄積がなく、画像のにじみやボケ、ゴ−スト等の画像
欠陥の生じない高品位の画質を保つことのできる電子写
真感光体を提供すること、更に、本発明の目的は該電子
写真感光体を適用したプロセスカ−トリッジ並びに電子
写真装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性支持体
上に少なくとも感光層及び表面保護層をこの順に有する
電子写真感光体において、該感光層が電荷発生物質とし
てCuKα特性X線回折における回折角(2θ±0.2
°)が9.5°、24.1°及び27.3°に強いピ−
クを有するオキシチタニウムフタロシアニンを含有する
ことを特徴とする電子写真感光体から構成される。
【0012】また、本発明は、導電性支持体上に少なく
とも感光層及び表面保護層をこの順に有する電子写真感
光体において、該感光層が電荷発生物質としてCuKα
特性X線回折における回折角(2θ±0.2°)が9.
3°、10.6°、13.2°、15.1°、15.7
°、16.1°、20.8°、23.3°、26.3°
及び27.1°に強いピ−クを有するオキシチタニウム
フタロシアニンを含有することを特徴とする電子写真感
光体から構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において用いる導電性支持
体は導電性を有するものであれば、何れのものでもよ
く、例えばアルミニウム、クロム、ニッケル、ステンレ
ス、銅及び亜鉛等の金属や合金、アルミニウムや銅等の
金属箔をプラスチックフィルムにラミネ−トしたもの、
アルミニウム、酸化インジウム及び酸化スズ等をプラス
チックフィルムに蒸着したもの、あるいは、導電性物質
を単独または適当な結着樹脂と共に塗布して導電層を設
けた金属、プラスチックフィルム及び紙等が挙げられ
る。
【0014】この導電層に用いられる導電性物質として
は、アルミニウム、銅、ニッケル及び銀等の金属粉体、
金属箔及び金属繊維、酸化アンチモン、酸化インジウム
及び酸化スズ等の導電性金属酸化物、ポリピロ−ル、ポ
リアニリン及び高分子電解質等の高分子導電材料、カ−
ボンブラック、グラファイト粉体及び有機もしくは無機
の電解質またはこれらの導電性物質で表面を被覆した導
電性粉体等が挙げられる。
【0015】導電性支持体の形状としては、ドラム状、
シ−ト状及びベルト状等が挙げられるが、適用される電
子写真装置に最も適した任意の形状であることが好まし
い。
【0016】導電性支持体と感光層との間に下引き層を
設けてもよい。下引き層は、感光層との界面での電荷注
入制御をするバリヤ−層や接着層として機能する。下引
き層は主に結着樹脂からなるが、前記金属や合金、また
はそれらの酸化物、塩類及び界面活性剤を含んでもよ
い。
【0017】下引き層を形成する結着樹脂としては、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアクリレ−ト、ポリエ
チレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリカ−ボネ
−ト、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリイミド、フェ
ノ−ル樹脂、アクリル樹脂、シリコ−ン樹脂、エポキシ
樹脂、ユリア樹脂、アリル樹脂、アルキド樹脂、ポリア
ミドイミド、ポリサルホン、ポリアリルエ−テル、ポリ
アセタ−ル及びブチラ−ル樹脂等が挙げられる。下引き
層の膜厚は、好ましくは0.05〜7μm、より好まし
くは0.1〜2μmである。
【0018】本発明の電子写真感光体の感光層の構成
は、電荷発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する
単層型、あるいは電荷輸送物質を含有する電荷輸送層と
電荷発生物質を含有する電荷発生層に機能分離された積
層型のいずれでもよい。
【0019】以下、積層型の感光層について説明する。
積層型の感光層の構成としては、電荷発生層上に電荷輸
送層を積層するものと、電荷輸送層上に電荷発生層を積
層するものがある。
【0020】本発明における電荷発生層は、電荷発生物
質を蒸着、スパッタ−等の方法で成膜した均一な層とし
て形成される、あるいは電荷発生物質を結着樹脂に分散
した分散液を塗布乾燥することにより形成される。
【0021】電荷発生物質としては、例えば特開平3−
21746号公報に記載されるような、CuKα特性X
線回折における回折角(2θ±0.2°)が9.5°、
24.1°及び27.3°に強いピ−クを有するオキシ
チタニウムフタロシアニン(図1)または、例えば特開
昭62−67094号公報に記載されるような、CuK
α特性X線回折における回折角(2θ±0.2°)が
9.3°、10.6°、13.2°、15.1°、1
5.7°、16.1°、20.8°、23.3°、2
6.3°及び27.1°に強いピ−クを有するオキシチ
タニウムフタロシアニン(図2)を用いる。
【0022】結着樹脂としては、従来用いられる電荷発
生層用の樹脂を用いることができ、例えば、ポリビニル
ブチラ−ル、ポリビニルホルマ−ル等のポリビニルアセ
タ−ル樹脂、ポリスチレン、アクリル樹脂、セルロ−ス
エステル、セルロ−スエ−テル、ポリエステル、ポリカ
−ボネ−ト、フェノキシ樹脂、ウレタン樹脂及びエポキ
シ樹脂等が挙げられる。
【0023】また、電荷発生層には、例えば2,4,7
−トリニトロフルオレノン、テトラシアノキノジメタン
等の電子受容性物質、カルバゾ−ル、インド−ル、イミ
ダゾ−ル、オキサゾ−ル、ピラゾ−ル、オキサジアゾ−
ル、ピラゾリン、チアジアゾ−ル等の複素環化合物、ア
ニリン誘導体、ヒドラゾン化合物、芳香族アミン誘導
体、スチルベン誘導体あるいはこれらの化合物からなる
基を主鎖もしくは側鎖に有する重合体等の電子供与性物
質が添加されていてもよい。電荷発生層の膜厚は10μ
m以下であることが好ましく、特には0.05〜2μm
であることが好ましい。
【0024】本発明における電荷輸送層は、電荷輸送物
質を成膜性を有する樹脂に適当な溶剤を用いて溶解した
塗工液を塗布、乾燥することによって形成される。電荷
輸送物質としては、例えばカルバゾ−ル、インド−ル、
イミダゾ−ル、チアゾ−ル、オキサジアゾ−ル、ピラゾ
−ル、ピラゾリン等の複素環を有する化合物、フェニル
アミン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン等のア
ニリン誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチルベン誘導体及
びこれらの化合物からなる基を主鎖あるいは側鎖に有す
る重合体等の電子供与性物質が挙げられる。結着樹脂と
しては、従来用いられる電荷輸送層用の樹脂を用いるこ
とができ、例えば、ポリカ−ボネ−ト、ポリエステル、
ポリアリレ−ト、アクリル樹脂、スチレン樹脂及びシリ
コ−ン樹脂等の熱可塑性樹脂や硬化性の樹脂が挙げられ
る。電荷輸送層の膜厚は5〜40μmが好ましく、特に
は10〜30μmが好ましい。
【0025】次に、単層型の電子写真感光体における感
光層について説明する。単層型感光層は、電荷発生物質
及び電荷輸送物質を前記樹脂に溶解、分散した液を塗
布、乾燥することによって形成される。単層型感光層の
膜厚は5〜40μm、特には10〜30μmが好まし
い。
【0026】本発明の電子写真感光体における表面保護
層は、熱または光で硬化させることにより得られる樹脂
を主成分とする。樹脂としては、例えばポリビニルアセ
タ−ル、ポリスチレン、アクリル樹脂、セルロ−スエス
テル、セルロ−スエ−テル、ポリエステル、ポリカ−ボ
ネ−ト、フェノキシ樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアリレ−ト、スチレン樹脂及びシリコ−ン樹脂
等の熱可塑性樹脂や硬化性の樹脂が挙げられる。より高
い硬度及び優れた耐摩耗性を得るためには、光でモノマ
−またはオリゴマ−を硬化させることが好ましく、ま
た、更にモノマ−やオリゴマ−としてはアクリロイル基
やメタクリロイル基を有するものが好ましい。モノマ−
またはオリゴマ−を硬化させる際には光開始剤を用いて
もよい。光開始剤の添加量はモノマ−またはオリゴマ−
の全重量に対し、0.1〜150重量%が好ましく、特
には0.5〜100重量%であることが好ましい。
【0027】本発明の電子写真感光体の表面保護層は、
表面保護層の抵抗を調節するという観点から、金属酸化
物粒子等の導電性粒子を分散含有することが好ましい。
導電性金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸
化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマ
ス、インジウムをド−プした酸化スズ、アンチモンをド
−プした酸化スズ及び酸化ジルコニウム等の粒子が挙げ
られる。これらの金属酸化物は一種類もしくは二種類以
上を混合して用いる。二種類以上を混合した場合には固
溶体または融着の形をとってもよい。金属酸化物粒子の
含有量は表面保護層の全重量に対し、5〜90重量%が
好ましい。5重量%未満では表面保護層としての抵抗値
が高くなりすぎることがあり、90重量%より多いと感
光体表面層として低抵抗となり易く、帯電能の低下やピ
ンホ−ルの原因となることがある。
【0028】また、導電性金属酸化物の吸水性を下げ表
面保護層の抵抗の環境変動を抑えるという観点から、金
属酸化物表面を撥水処理することが好ましい。撥水処理
に用いられる処理剤としてはチタネ−ト系カップリング
剤、フッ素含有シランカップリング剤、フッ素変性シリ
コ−ンオイル、フッ素系界面活性剤及びアセトアルコキ
シアルミニウムジイソプロピレ−ト等の化合物が挙げら
れる。
【0029】表面保護層に導電性粒子を分散する場合、
分散粒子による入射光の散乱を防ぐためには、粒子系が
入射光の波長よりも小さいことが好ましく、一般には数
平均粒径で0.3μm以下が好ましい。
【0030】また、残留トナ−を除去するためのクリ−
ニングプロセスの中で、最も一般的なブレ−ドクリ−ニ
ング方式はブレ−ド反転の問題が常につきまとう。これ
は感光体表面とブレ−ドの間の摩擦力が非常に高いため
生じる問題であり、ある閾値を越えた時にブレ−ド反転
が生じる。そこで、本発明における表面保護層におい
て、感光体表面の摩擦力を下げるために表面保護層にフ
ッ素原子含有樹脂微粒子のような潤滑剤を含有させるこ
とが好ましい。
【0031】かかるフッ素原子含有樹脂としては、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、ポリフッ化ビニリデン、ポリジクロロジフルオロ
エチレン、テトラフルオロエチレン−パ−フルオロアル
キルビニルエ−テル共重合体、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−エチレン共重合体及びテチラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン−パ−フルオロアルキル
ビニルエ−テル共重合体からなる群から選ばれた一種類
または二種類以上から構成されている樹脂が挙げられ
る。市販のフッ素原子含有樹脂微粒子をそのまま用いる
ことも可能である。分子量は0.3万〜500万である
ことが好ましい。粒径は0.01〜10μmであること
が好ましく、特には0.05〜2.0μmであることが
好ましい。
【0032】また、本発明においては、分散性、接着性
及び耐環境性等も更に向上させるため、表面保護層に各
種カップリング剤や酸化防止剤を添加してもよい。
【0033】本発明における表面保護層の膜厚は0.1
〜10μmが好ましく、特には5〜7μmであることが
好ましい。
【0034】上記の各種層は、蒸着や塗布により形成す
ることができる。特に塗布による方法は、薄膜から厚膜
まで広い範囲で、しかも、様々な組成の膜の形成が可能
であるので好ましい。塗布方法としては、浸漬コ−ティ
ング法、スプレ−コ−ティング法、ビ−ムコ−ティング
法、バ−コ−ティング法、ブレ−ドコ−ティング法及び
ロ−ラコ−ティング法等が挙げられる。
【0035】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段から
なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
るプロセスカ−トリッジから構成される。
【0036】また、本発明は、前記本発明の電子写真感
光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を
有することを特徴とする電子写真装置から構成される。
【0037】図3に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカ−トリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。図において、1はドラム状の本発明の電子写真感
光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回
転駆動される。感光体1は回転過程において、一次帯電
手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一帯
電を受け、次いで、スリット露光やレ−ザ−ビ−ム走査
露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光光4を受
ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成さ
れていく。
【0038】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナ−現像され、現像されたトナ−現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピ−)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリ−ニング手段9によって転写残りトナ−の除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理がされた後、繰り返し
画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
−ラ−等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
【0039】本発明においては、上述の感光体1、一次
帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものをプロセスカ−トリッジとし
て一体に結合して構成し、このプロセスカ−トリッジを
複写機やレ−ザ−ビ−ムプリンタ−等の電子写真装置本
体に対して着脱可能に構成してもよい。例えば一次帯電
手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9の少なくと
も1つを感光体1と共に一体に支持してカ−トリッジ化
し、装置本体のレ−ル12等の案内手段を用いて装置本
体に着脱可能なプロセスカ−トリッジ11とすることが
できる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写機
やプリンタ−である場合には、原稿からの反射光や透過
光を用いる、あるいは、センサ−で原稿を読み取り、信
号化し、この信号に従って行われるレ−ザ−ビ−ムの走
査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッタ−アレイの駆
動等により照射される光である。
【0040】
【実施例】
実施例1 30φ、254mmのアルミニウムシリンダ−に平均膜
厚10μmの陽極酸化被膜を形成した後、封孔処理を行
い水洗、乾燥した。
【0041】次に、CuKα特性X線回折における回折
角(2θ±0.2°)9.5°、24.1°及び27.
3°に強いピ−クを有するオキシチタニウムフタロシア
ニン10部にn−プロパノ−ル200部を加え粉砕、微
粒化分散処理を行った。次いで、ポリビニルブチラ−ル
(商品名デンカブチラ−ル#−6000、電気化学工業
(株)製)を5部含む10%n−プロパノ−ル溶液と混
合し、電荷発生層用塗工液を調製した。この塗工液を前
記アルミニウムシリンダ−上に浸漬コ−ティング法で塗
布、乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0042】次に、下記構造式(1)で示される化合物
70重量部と下記構造式(2)で示される化合物20重
量部、下記構造式(3)で示される化合物1.7重量部
及び下記構造式(4)(繰り返し構造単位のモル比率p
/q=1/1,粘度平均分子量31000)で示される
ポリカ−ボネ−ト樹脂100重量部を1,4−ジオキサ
ン1000重量部に溶解させ、電荷輸送層用塗工液を調
製した。塗工液を前記電荷発生層上に浸漬コ−ティング
法で塗布、乾燥し、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し
た。
【0043】構造式(1)
【化1】 構造式(2)
【化2】 構造式(3)
【化3】 構造式(4)
【化4】
【0044】次に表面保護層用塗工液を下記の手順によ
り調製した。平均粒径0.02μmのアンチモン含有酸
化スズ微粒子(商品名T−1、三菱マテリアル(株)
製)100重量部、(3,3,3−トリフルオロプロピ
ル)トリメトキシシラン(信越化学(株)製)30重量
部、95%エタノ−ル5%水溶液300重量部をミリン
グ装置で1時間ミリング処理した溶液をろ過しエタノ−
ルで洗浄後、乾燥し、120℃1時間の加熱処理をする
ことにより、微粒子の表面処理を行った。
【0045】次に結着樹脂として下記構造式(5)で示
されるアクリルモノマ−を25部、構造式(5)
【化5】 光重合開始剤としての2−メチルチオキサントン0.5
重量部、前記表面処理を行ったアンチモン含有酸化スズ
粒子35重量部及びエタノ−ル300重量部を混合して
サンドミル装置で96時間分散した分散液に四フッ化エ
チレン樹脂粒子(商品名ルブロンL−2、ダイキン工業
(株)製)25重量部を混合してサンドミル装置で8時
間分散することにより表面保護層用塗工液を調製した。
この塗工液を前記電荷輸送層上に浸漬コ−ティング法で
塗布して成膜し、乾燥後高圧水銀灯にて800mW/c
2 の光強度で15秒間紫外線照射して、膜厚3μmの
保護層を形成し、電子写真感光体を作成した。
【0046】作成した電子写真感光体を23.5℃、5
2%RH下で一晩放置後、レ−ザ−ビ−ムプリンタ−
(商品名LBP−EX、キヤノン(株)製)に装着し、
残留電位を測定した。測定は、現像器、クリ−ナ−を外
したカ−トリッジを用意し、暗部電位が−700Vにな
るように帯電設定を行い、明部電位が−150Vになる
ようにレ−ザ−光量を調整して、明部電位を5枚プリン
ト相当流し、5枚目の電位をV1とし、その後レ−ザ−
を照射したまま一次帯電を切り、5回転目の電位を残留
電位とした。
【0047】次に10000枚通紙耐久を行い、上記と
同様の方法で耐久直後の残留電位V1を測定した。
【0048】また、上記耐久前後での画像評価も行っ
た。評価画像は5mm×5mmの塗りつぶしの四角形を
縦横1cmの間隔で画像上に均一になるように電子写真
感光体の一周分形成した後、1ドット1スペ−スのドッ
ト密度の画像を形成したものをサンプリングした。そし
てこの画像の1ドット1スペ−スのドット密度の画像の
部分が均一であるかどうか、即ち、前のプロセスで5m
m×5mmの塗りつぶしの四角形の潜像を形成された部
分の白抜け(ゴ−スト現象)の有無で判断した。評価結
果を表1に示す。ただし、表中のゴ−スト結果におい
て、○はゴ−スト無し、×はゴ−スト有りを表わす。
【0049】実施例2 電荷発生物質としてCuKα特性X線回折における回折
角(2θ±0.2°)9.3°、10.6°、13.2
°、15.1°、15.7°、16.1°、20.8
°、23.3°、26.3°及び27.1°に強いピ−
クを有するオキシチタニウムフタロシアニンを用いた他
は、実施例1と同様にして、電荷発生層までを形成し
た。
【0050】次に、構造式(4)で示されるポリカ−ボ
ネ−ト樹脂を下記構造式(6)で示されるポリカ−ボネ
−ト樹脂に代えた他は、実施例1と同様にして電荷輸送
層用塗工液を調製し、塗工液を前記電荷発生層上に浸漬
コ−ティング法で塗布、乾燥し、膜厚20μmの電荷輸
送層を形成した。 構造式(6)
【化6】
【0051】次に、実施例1と同様にして表面保護層を
形成し、電子写真感光体を作成し、同様に評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0052】実施例3 実施例1において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(4)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を構造式
(6)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を
行った。結果を表1に示す。
【0053】実施例4 実施例2において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(6)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を構造式
(4)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他は、
実施例2と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を
行った。結果を表1に示す。
【0054】実施例5 実施例1において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(4)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を下記構
造式(7)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他
は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評
価を行った。結果を表1に示す。 構造式(7)
【化7】
【0055】実施例6 実施例2において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(6)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を下記構
造式(7)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他
は、実施例2と同様にして電子写真感光体を作成し、評
価を行った。結果を表1に示す。
【0056】実施例7 実施例1において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(4)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を下記構
造式(8)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他
は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評
価を行った。結果を表1に示す。 構造式(8)
【化8】
【0057】実施例8 実施例2において、電荷輸送層用塗工液の調製に用いた
構造式(6)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂を下記構
造式(8)で示されるポリカ−ボネ−ト樹脂に代えた他
は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評
価を行った。結果を表1に示す。
【0058】比較例1 電荷発生物質としてCuKα特性X線回折における回折
角(2θ±0.2°)が7.6°、10.2°、22.
5°、25.3°及び28.6°に強いピ−クを有する
オキシチタニウムフタロシアニンを用いた他は、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0059】比較例2 電荷発生物質としてCuKα特性X線回折における回折
角(2θ±0.2°)が7.6°、10.2°、22.
5°、25.3°及び28.6°に強いピ−クを有する
オキシチタニウムフタロシアニンを用いた他は、実施例
2と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0060】比較例3 電荷発生物質としてCuKα特性X線回折における回折
角(2θ±0.2°)が7.1°、10.4°、24.
8°及び27.4°に強いピ−クを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニンを用いた他は、実施例1と同様にし
て電子写真感光体を作成し、評価を行った。結果を表1
に示す。
【0061】比較例4 電荷発生物質としてX型無金属フタロシアニンを用いた
他は、実施例2と同様にして電子写真感光体を作成し、
評価を行った。結果を表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、感光層に特
定のオキシチタニウムフタロシアニンを含有することに
より、高湿下においてもボケ、流れがなく、高精細な画
像が得られ、耐摩耗性の低下や残留電位増大によるトナ
−被り等の画像欠陥がなく、また繰り返し使用時の残留
電位の蓄積が低減された、高耐久、かつ、初期から繰り
返し使用後までゴ−スト等の画像欠陥が生じず、高品位
を保つことができるという顕著な効果を奏する。また、
該電子写真感光体はカ−トリッジ及び電子写真装置に装
着して同様に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるオキシチタニウムフタロシ
アニンのCuKα特性X線回折図。
【図2】本発明に用いられるオキシチタニウムフタロシ
アニンのCuKα特性X線回折図。
【図3】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカ−
トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリ−ニング手段 10 前露光光 11 プロセスカ−トリッジ 12 レ−ル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも感光層及び
    表面保護層をこの順に有する電子写真感光体において、
    該感光層が電荷発生物質としてCuKα特性X線回折に
    おける回折角(2θ±0.2°)が9.5°、24.1
    °及び27.3°に強いピ−クを有するオキシチタニウ
    ムフタロシアニンを含有することを特徴とする電子写真
    感光体。
  2. 【請求項2】 導電性支持体上に少なくとも感光層及び
    表面保護層をこの順に有する電子写真感光体において、
    該感光層が電荷発生物質としてCuKα特性X線回折に
    おける回折角(2θ±0.2°)が9.3°、10.6
    °、13.2°、15.1°、15.7°、16.1
    °、20.8°、23.3°、26.3°及び27.1
    °に強いピ−クを有するオキシチタニウムフタロシアニ
    ンを含有することを特徴とする電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記表面保護層が熱または光で硬化させ
    た樹脂を主成分とする請求項1または2記載の電子写真
    感光体。
  4. 【請求項4】 前記表面保護層にフッ素原子含有樹脂粒
    子が含有されている請求項1または2記載の電子写真感
    光体。
  5. 【請求項5】 前記表面保護層に導電性粒子が含有され
    ている請求項1または2記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 前記導電性粒子が金属酸化物粒子である
    請求項5記載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 前記金属酸化物粒子が撥水処理されてい
    る請求項6記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電子写真感光体、及び帯
    電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より
    選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写
    真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセス
    カ−トリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の電子写真感光体、及び帯
    電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より
    選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写
    真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセス
    カ−トリッジ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の電子写真感光体、帯電
    手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有すること
    を特徴とする電子写真装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の電子写真感光体、帯電
    手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有すること
    を特徴とする電子写真装置。
JP35461596A 1996-12-20 1996-12-20 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 Expired - Fee Related JP3554126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35461596A JP3554126B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35461596A JP3554126B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10186696A true JPH10186696A (ja) 1998-07-14
JP3554126B2 JP3554126B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=18438763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35461596A Expired - Fee Related JP3554126B2 (ja) 1996-12-20 1996-12-20 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3554126B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001126965A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2002099103A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体
KR100532914B1 (ko) * 2000-08-21 2005-12-02 삼성전자주식회사 새로운 결정형의 티타늄옥시드 프탈로시아닌, 이의제조방법 및 이를 이용한 전자사진용 유기 감광체 드럼의제조방법
US7270924B2 (en) 2003-03-19 2007-09-18 Ricoh Company Limited Electrophotographic photoreceptor, method for manufacturing the electrophotographic photoreceptor, and image forming apparatus and process cartridge using the electrophotographic photoreceptor
US7341810B2 (en) 2003-09-17 2008-03-11 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoreceptor method of manufacturing electrophotographic photoreceptor, and electrophotographic apparatus and process cartridge using electrophotographic photoreceptor
JP2009042344A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP2009047731A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP2009047728A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
US8252499B2 (en) 2007-03-06 2012-08-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and image forming apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001126965A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体電解コンデンサおよびその製造方法
KR100532914B1 (ko) * 2000-08-21 2005-12-02 삼성전자주식회사 새로운 결정형의 티타늄옥시드 프탈로시아닌, 이의제조방법 및 이를 이용한 전자사진용 유기 감광체 드럼의제조방법
JP2002099103A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体
US7270924B2 (en) 2003-03-19 2007-09-18 Ricoh Company Limited Electrophotographic photoreceptor, method for manufacturing the electrophotographic photoreceptor, and image forming apparatus and process cartridge using the electrophotographic photoreceptor
US7341810B2 (en) 2003-09-17 2008-03-11 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoreceptor method of manufacturing electrophotographic photoreceptor, and electrophotographic apparatus and process cartridge using electrophotographic photoreceptor
US8252499B2 (en) 2007-03-06 2012-08-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and image forming apparatus
JP2009042344A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP2009047731A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP2009047728A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、これを用いた画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3554126B2 (ja) 2004-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0158921B1 (ko) 전자 사진용 감광성 부재, 이를 사용한 전자 사진 장치 및 장치 유닛
JP3554126B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JPH05100464A (ja) 電子写真感光体、それを用いた電子写真装置、装置ユニツト及びフアクシミリ
JP3126889B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2000275889A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2000310871A (ja) 電子写真感光体及びその製造方法、プロセスカートリッジ、電子写真装置
JP2896823B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JP3253205B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置および装置ユニット
JPH1097090A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2004046221A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JPH06295086A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置および装置ユニット
JP2004046222A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP3559671B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3352305B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3840161B2 (ja) 電子写真感光体、電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置、並びに、電子写真感光体の製造方法
JP2801427B2 (ja) 電子写真感光体、それを用いた電子写真装置およびファクシミリ
JPH09319129A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2000206724A (ja) 電子写真感光体、プロセスカ―トリッジ及び電子写真装置
JPH10246997A (ja) 電子写真装置
JP3050673B2 (ja) 電子写真感光体およびそれを有する電子写真装置
JP3684044B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JPH0619176A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JPH06295085A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置および装置ユニット
JP2000310872A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3684043B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040506

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees