JPH10186017A - 非コヒーレントdllを利用したgps信号受信装置 - Google Patents

非コヒーレントdllを利用したgps信号受信装置

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JPH10186017A
JPH10186017A JP9300864A JP30086497A JPH10186017A JP H10186017 A JPH10186017 A JP H10186017A JP 9300864 A JP9300864 A JP 9300864A JP 30086497 A JP30086497 A JP 30086497A JP H10186017 A JPH10186017 A JP H10186017A
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signal
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satellite
unit
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JP9300864A
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Kaishoku Kin
海 植 金
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SK Hynix Inc
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Hyundai Electronics Industries Co Ltd
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Publication date
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/01Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音に強く、中間周波数にて信号を処理しう
る非コヒーレントDLLを利用してC/Aコードを同期
させることで、GPS衛星の固有コードを除去するGP
S信号受信装置を提供すること。 【解決手段】 遅延、進相、及び正常の衛星コードを生
成する衛星コード発生部と、生成した衛星コードと中間
周波数に変換された衛星信号との相関を求める相関部
と、その相関信号と局部発振器出力信号とを混合する混
合部と、その混合信号をフィルタリングする帯域フィル
タ部と、その出力信号の包絡線検波を行う包絡線検波部
と、遅延及び進相衛星コードのそれそれ前記の各部を経
て得た2つの検波信号の差分を求める減算部と、その差
分信号をフィルタリングするループフィルタ部と、その
出力電圧を制御用電圧として、衛星コード発生部のクロ
ック信号を出力する電圧制御発振器とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGPS信号受信装置
に係り、特にNon −coherent(以下、非コヒーレントと
言う)DLL(Delay Lock Loop) 方式を利用してGPS
信号を受信する非コヒーレントDLLを利用したGPS
信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、GPS(Global Positioning Sy
stem) は米軍が発射した24個の人工衛星と地上の制御
局と使用者の移動局とから構成されるシステムであり、
移動局と3個以上の衛星との距離を計測することによ
り、移動局の平面上の位置を把握することができる。
【0003】GPSで位置を測定しようとすると、4つ
ののGPS衛星の電波を同時に受信して各衛星に割り当
てられたコードパターンを解読する必要がある。GPS
衛星から発信されている電波は乱数的な暗号の形態なの
で、受信する時は乱数表に相当するコード情報を参照し
ながら信号内容を解読する。GPS衛星から送信されて
くる電波はPRNコード(Pseudo Random Noise Code)で
あって、PSK(PhaseShift Keying)変調によってスペ
クトル拡散(Spectrum Spread)された信号である。PR
NコードパターンにはC/A(Coarse and Access)コー
ドとP(Precision)コードという2種類がある。C/A
コードは公開されているが、Pコードは機密に扱われて
いる。
【0004】GPSから送信される信号は1.5GHz
帯のL1搬送波と1.2GHzのL2搬送波を用いる。
GPS衛星から受信した信号は、2次ダウンコンバージ
ェンし、その信号のうちC/Aコードを逆拡散させるこ
とにより、該当衛星の固有コードを除去して望む情報を
得ることができる。
【0005】GPS衛星信号はスペクトル拡散方式を用
いるので、その性質上同期されていない状態では全然通
信し得ない。よって、非同期状態でC/Aコードを速い
時間内に同期させるべきである。C/Aコードを速い時
間内に除去して同期させる能動形同期回路の代表的な形
態には3種の形態がある。
【0006】Coherent Delay Lock Loopは受信された信
号から搬送波を除去した状態でコード間を相関させて基
本信号を復調する。米国特許第5,600,656号公
報にCoherent Delay Lock Loopを利用してGPS信号を
受信する装置が開示されている。従来の装置は、ionosp
heric layer によって遅延するC/Aコードの遅延時間
をL1帯域とL2帯域のPコードの間の遅延時間を利用
して修正する。
【0007】τ−dithering Loopは相関器が1つの回路
で簡単に構成されて先信号と後信号を時分割して受信信
号を復調する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなCoherent Delay Lock Loopは中間周波数の信号処理
が不可能であり、τ−dithering Loopは1つの相関器だ
けを利用するので回路構成が簡単であるが、先信号と後
信号を時分割して信号処理をするので熱雑音に対する耐
性が弱く、DLLに比べて6dBの相関損失が発生する
という短所がある。
【0009】従って、τ−dithering LoopとCoherent D
elay Lock Loopの短所を持ってないNon −coherent Del
ay Lock Loopを利用してGPS信号を受信する装置が必
要である。
【0010】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めのもので、その目的は、雑音に強く、且つ中間周波信
号を処理しうる非コヒーレントDLLを利用してC/A
コードを同期させることにより、GPS衛星の固有コー
ドを除去する非コヒーレントDLLを利用したGPS信
号受信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるGSP信号受信装置は、所定周波数の
クロック信号の入力を受けて所定ビット遅延、進相、及
び正常の衛星コードを発生する衛星コード発生部と、前
記衛星コード発生部から発生された所定ビット遅延、進
相、及び正常衛星コードと前記GPS衛星から受信され
て低い周波数に変換された中間周波数信号をそれぞれ相
関させる相関部と、前記相関部から出力される互いに位
相が異なる信号を局部発振器から発生された信号とそれ
ぞれ混合する混合部と、前記混合部から出力される信号
を設定帯域にそれぞれフィルタリングする帯域フィルタ
部と、前記帯域フィルタ部から出力される信号の包絡線
をそれぞれ検波する包絡線検波部と、前記遅延及び進相
衛星コードを前記中間周波数信号とそれぞれ相関させて
ぞれぞれ混合部、帯域フィルタ部、及び包絡線検波部を
経て得た2つの信号を互いに減算する減算部と、前記減
纂部から出力される信号をフィルタリングするループフ
ィルタ部と、前記ループフィルタ部から出力される信号
の入力を受けて、その電圧値による発振信号を前記衛星
コード発生部のクロック信号として出力する電圧制御発
振器とから構成されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
による非コヒーレントDLLを利用したGPS信号受信
装置の構成を示すブロック図である。電力分配部10は
GPS衛星から受信されて低い周波数に変換された中間
周波数信号IFの入力を受けて3等分に電力分配して出
力する。衛星コード発生部30は電圧制御発振器20か
ら所定周波数のクロック信号の入力を受けて所定ビット
(例えば、1/2ビット)遅延(delay) コード(LAT
E)、所定ビット進相(leading) コード(EARL
Y)、及び正常衛星コード(MEDIUM)を発生させ
る。
【0013】相関部40は第1相関器41、第2相関器
42、及び第3相関器43から構成されている。第1相
関器41は電力分配部10から出力される3等分電力分
配された中間周波数信号と衛星コード発生部30で発生
された正常コード(MEDIUM) を相関させて(corre
late) 出力し、第2相関器42は電力分配部10から出
力される3等分電力分配された中間周波数信号と衛星コ
ード発生部30から発生された所定ビット進相コード
(EALRY) を相関させて出力し、第3相関器43は
電力分配部10から出力される3等分電力分配された中
間周波数信号と衛星コード発生部30から発生された所
定ビット遅延コード(LATE) を相関させて出力す
る。
【0014】混合部60は第1混合器61、第2混合器
62、及び第3混合器63から構成されている。各混合
器61,62,63は対応される各相関器41,42,
43から出力される信号と局部発振器50から発せされ
た局部発振信号を混合する。
【0015】帯域フィルタ部70は第1帯域フィルタ7
1、第2帯域フィルタ72、及び第3帯域フィルタ73
から構成されている。各帯域フィルタ71,72,73
は対応される各混合器61,62,63から出力される
信号をフィルタリングして出力する。
【0016】包絡線検波部80は第1包絡線検波器8
1、第2包絡線検波器82、及び第3包絡線検波器83
から構成されている。各包絡線検波器81,82,83
は対応される帯域フィルタ71,72,73から出力さ
れる信号から包絡線を検出して出力する。
【0017】減算器90は第2包絡線検波器82と第3
包絡線検波器83から出力される信号の差を出力する。
ループフィルタ部100は減算器90から出力される信
号の入力を受けて電圧制御発振器20に出力する。電圧
制御発振器20は外部から印加される電圧に比例して発
振周波数が変化する。局部発振器50は相関部60から
出力される信号の周波数を変換するために発進信号を発
生させて混合部60に供給する。
【0018】GPS衛星から送信されてくる電波はアン
テナ(例えば、dipole anntenna helical antenna な
ど) に受信される。アンテナに受信された電波は、その
電力が−130dBm程度で非常に弱いので、高周波増
幅部で増幅され、周波数変換部で低い周波数に変換(dow
n-converted)されて、中間周波数(inntermidiate frequ
ency)(例えば、10.7MHz) が出力される。この
中間周波数(IF) は中心周波数が10.7MHzであ
り、帯域幅が2.048MHzに拡散されている信号で
ある。
【0019】周波数変換部から出力された中間周波数信
号は電力分配部10で均等に3等分されて相関部40の
第1、第2、第3相関器41,42,43に均等に入力
される。第1相関器41は衛星コード発生部30と前記
電力分配部10から衛星コード(C/Aコード) と中間
周波数信号の入力を受けて相関させる。第2相関器42
は1/2ビット進相された衛星コードと中間周波数信号
を相関させ、第3相関器3は1/2ビット遅延した衛星
コードと中間周波数信号を相関させる。
【0020】図2は衛星コード発生部30の一実施の形
態を示す図である。衛星コード発生部30は、2組の1
0段シフトレジスタ31,33と、第1シフトレジスタ
31の中間段(2段から9段まで) と10段の出力を加
算(和) して1段に入力する第1加算器32と、第2シ
フトレジスタ33の中間段(2段から9段) のうち複数
の出力と10段の出力を加算(和) して1段に入力する
第2加算器34と、第2シフトレジスタ33の中間段
(2段から9段まで) のうち2段の出力を取って加算す
る第3加算器35と、第3加算器35の出力と第1シフ
トレジスタ31の出力を加算(和) して出力する第4加
算器36と、電圧制御発振器20から出力されるクロッ
クによって第4加算器36の出力を所定ビット(例え
ば、1/2ビット) 遅延(delay) コード(LATE) 、
所定ビット進相(leading) コード(EARLY) 、及び
正常衛星コード(MEDIUM) に変換して出力する位
相変換部37とから構成される。
【0021】ここで、PRESET端子に入力される、
GPS衛星内の原子時計から出力される時間信号によっ
てシフトレジスタ31,33は1にセットされてスター
トされる。このように生成されたC/Aコードは1.0
23Mbpsビット速度を持ち、コード長は1023ビット
であって、1msの周期のコードが相関部40に入力され
る。即ち、遅延(delay) コード(LATE) は第3相関
器43に入力され、進相(leading) コード(EARL
Y) は第2相関器42に、正常衛星コード(MEDIU
M) は第1相関器41に入力される。
【0022】GPS衛星は現在27個が地球周囲を公転
しており、それぞれは異なるコードを発生させている。
従って、現在受信器の上空を公転する衛星のコードと同
一のコードを探すために、第2シフトレジスタ33の中
間段(2段から9段まで) のうちから任意に或いは順次
2段の出力S1,S2を選択して第3加算器35に入力
する。
【0023】図3は相関器の一実施の形態を示す図であ
る。図3に示すように、各相関器41,42,43は、
衛星コード発生部のC/Aコードを電力分配部10から
出力される中間周波数信号で乗算する乗算器aと、乗算
器aから出力される信号を帯域フィルタリングする帯域
フィルタbとを備えてい。ここで、OPアンプ(JL0
84)は入力バイアス用である。
【0024】第1相関器41乃至第3相関器43は、衛
星コード発生部30からのC/Aコードと電力分配部1
0から出力される中間周波数信号を乗算器(multipier)
aで乗算し、乗算器aの出力信号をバンドパスフィルタ
でフィルタリングして出力する。このとき、衛星コード
発生部30から入力されるC/Aコードと電力分配部1
0から入力される中間周波数信号の同期が一致する場
合、GPS衛星から送信されてくる10.7MHzの信
号と衛星コード発生部30から入力されるC/Aコード
を相関させると、GPS衛星に受信された中間周波数信
号からC/Aコードはデコードされる。
【0025】図6に正常のC/Aコード(MEDIU
M) と中間周波数信号を相関させるとき、相関器から出
力される信号と入力データが示される。従って、各第1
乃至第3相関器41〜43から出力される信号は、中心
周波数が10.7MHの搬送波(carrier) に50bps の
ナビゲーションメッセージが搬送された信号であり、帯
域幅が±3.75KHz の信号である。このような信号
が相関部40から出力されて混合部60に入力される。
図7(A)は非同期時に相関部から出力される信号のス
ペクトルであり、図7(B)は同期時に相関部から出力
される信号のスペクトルである。
【0026】第1相関器41から出力される信号は第1
混合器61に入力され、第2相関器42から出力される
信号は第2混合器62に入力され、第3相関器43から
出力される信号は第3混合器に入力される。各混合器6
1,62,63は局部発振器50から発生された局部発
振信号と対応される各相関器41,42,43から出力
される信号を混合する。即ち、局部発振器50から出力
される10.6MHz局部発振信号と相関部40から出
力される10.7MHz信号は混合部60で混合されて
100KHz差信号と21.3MHz合信号として出力
される。混合部60から出力される100KHz 差信号
と21.3MHz 和信号のうちから100KHz差信号
を帯域フィルタ部70で抽出する。
【0027】図4は帯域フィルタ部の一実施の形態を示
す回路図である。帯域フィルタ部70を構成する3個の
帯域フィルタ71,72,73は0.5dBリプルを持
つChevishev 2次能動フィルタを用いる。混合部60か
ら出力される信号を抵抗R1を通じて演算増幅器401
の反転入力端子(−) に入力し、その演算増幅器401
の出力信号は抵抗R2を通じて反転入力端子(−) に帰
還される。また、演算増幅器401の出力は抵抗R3と
キャパシタC1を通じて演算増幅器402の反転入力端
子(−) に入力され、そして抵抗R4が抵抗R3と接地
との間に接続されてバイアスを形成している。演算増幅
器402の出力は、可変抵抗VR2を通じて、またキャ
パシタC2とキャパシタC1を通じて反転入力端子
(−) に帰還される。同時に演算増幅器402の出力は
可変抵抗VR1を通じて演算増幅器401の反転入力端
子(−) に帰還される。
【0028】混合部60から出力される10.6MHz
局部発振信号と相関部の10.7MHz出力信号の差信
号が、各帯域フィルタ71,72,73によって図8に
示すように、中心周波数100KHz ,帯域幅±1KH
zの信号にフィルタリングされて出力される。帯域フィ
ルタ部70から出力される信号はBPSK信号であり、
100KHz信号がGPS衛星のデータにPSK変調さ
れた信号である。第1帯域フィルタ71から出力される
信号は2次復調されてGPS衛星データを検出するため
に用いられる。
【0029】帯域フィルタ部70から出力される信号は
包絡線検波部80に入力され、第1乃至第3包絡線検波
器81〜83へ第1乃至第3帯域フィルタ71〜73か
らそれぞれ出力される信号の包絡線を検波するようにな
る。即ち、包絡線検波器は全波整流器と平滑器とからな
り、帯域フィルタ部70から出力される信号を全波整流
器で全波整流したのち、平滑器で平滑して直流電圧とな
って出力する。GPS衛星のコードパターンと衛星コー
ド発生部30のコードパターンが一致すると、第1包絡
線検波部81から出力される信号は所定レベル(2V以
上) の直流電圧となり、この電圧は衛星同期ロック(L
OCK) 信号として外部システムに伝達される。また、
GPS衛星のコードパターンと衛星コード発生部30の
コードパターンが一致すると、第2及び第3包絡線検波
部82,83から出力される信号はその差が0Vとな
り、減算器90から出力される2つの信号の誤差電圧は
0となり、ループフィルタ部100へ出力される電圧は
2,5Vとなる。
【0030】図5はループフィルタ部の一実施の形態を
示す図である。
【0031】ループフィルタ部100は急激な減衰特性
を得るために能動2次フィルタを用い、減算器90の出
力信号である誤差電圧に含まれている雑音を除去する役
割を果たす。このように雑音の除去された誤差電圧が電
圧制御発振器20に入力されて発振周波数を制御するよ
うになる。電圧制御発振器20の特性は、基準電圧2.
5Vから1.023MHz周波数を持つ発振信号を出力
し、電圧制御範囲は2〜5Vであり、周波数制御範囲は
±1KHz である。即ち、ループフィルタ部100から
2.5V電圧が出力される場合には電圧制御発振器20
の出力信号は1.023MHz 信号となり、0Vの場合
には1.022MHz となり、5Vの場合には1.02
4MHzとなる。
【0032】たとえGPS衛星から受信した中間周波数
に搬送されるC/Aコードが1023bps でなくても、
電圧制御発振器20に印加される制御電圧を変化させる
ことにより、出力される発振信号の周波数を変化させる
ことができ、この変化された発振信号を衛星コード発生
部30のクロック信号として入力することにより、C/
Aコードの発生速度を中間周波数に搬送されるC/Aコ
ードの速度に合わせることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるGP
S信号受信装置は、非コヒーレントDLLを利用してC
/Aコードを同期させてGPS衛星の固有コードを除去
させることにより、雑音に強くなり、中間周波信号を容
易に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非コヒーレントDLLを利用した
GPS信号受信装置の構成を示すブロック図。
【図2】衛星コード発生部の一実施の形態を示す回路
図。
【図3】相関器(correlator)の一実施の形態を示す回路
図。
【図4】帯域フィルタ部の一実施の形態を示す回路図。
【図5】ループフィルタ部の一実施の形態を示す回路
図。
【図6】正常のC/Aコード(MEDIUM) と中間周
波数信号を相関させる時に相関器から出力される信号と
入力データ。
【図7】図7(A)は非同期時に相関部から出力される
信号のスペクトルであり、図7(B)は同期時に相関部
から出力される信号のスペクトル。
【図8】帯域フィルタ部にフィルタリングされた中心周
波数100KHz、帯域幅±1KHzである信号。
【符号の説明】
10 電力分配部 20 電圧制御発振器 30 衛星コード発生部 40 相関部 50 局部発振器 60 混合部 70 帯域フィルタ部 80 包絡線検波部 90 減算器 100 ループフィルタ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS信号受信装置において、 所定周波数のクロック信号の入力を受けて所定ビット遅
    延、進相、及び正常の衛星コードを発生する衛星コード
    発生部と、 前記衛星コード発生部から発生された所定ビット遅延、
    進相、及び正常の衛星コードと前記GPS衛星から受信
    されて低い周波数に変換された中間周波数信号をそれぞ
    れ相関させる相関部と、 前記相関部から出力される互いに位相が異なる信号を局
    部発振器から発生された信号とそれぞれ混合する混合部
    と、 前記混合部から出力される信号を設定帯域にそれぞれフ
    ィルタリングする帯域フィルタ部と、 前記帯域フィルタ部から出力される信号の包絡線をそれ
    ぞれ検波する包絡線検波部と、 前記遅延及び進相衛星コードを前記中間周波数信号とそ
    れぞれ相関させてぞれぞれ混合部、帯域フィルタ部、及
    び包絡線検波部を経て得た2つの信号を互いに減算する
    減算部と、 前記減算部から出力される信号をフィルタリングするル
    ープフィルタ部と、 前記ループフィルタ部から出力される信号の入力を受け
    て、その電圧値による発振信号を前記衛星コード発生部
    のクロック信号として出力する電圧制御発振器とから構
    成されることを特徴とする非コヒーレントDLLを利用
    したGPS信号受信装置。
  2. 【請求項2】 前記衛星コード発生部は、2組の10段
    シフトレジスタと、前記第1シフトレジスタの中間段と
    その10段の出力を加算(和)して1段に入力する第1
    加算器と、前記第2シフトレジスタの中間段のうち複数
    の出力と10段の出力を加算(和)して1段に入力する
    第2加算器と、前記第2シフトレジスタの中間段のうち
    2段の出力を取ってに加算する第3加算器と、前記第3
    加算器の出力と第1シフトレジスタの出力を加算(和)
    して出力する第4加算器と、前記電圧制御発振器から出
    力されるクロックによって前記第4加算器の出力を所定
    ビット遅延コード、所定ビット進相コード、及び正常衛
    星コードに変換して出力する位相変換部とから構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の非コヒーレントDL
    Lを利用したGPS信号受信装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延及び進相ビットは1/2ビット
    であることを特徴とする請求項1記載の非コヒーレント
    DLLを利用したGPS信号受信装置。
  4. 【請求項4】 前記相関器は、前記衛星コード発生部か
    ら入力されるC/Aコードと前記電力分配部から出力さ
    れる中間周波数信号を乗算する乗算器と、前記乗算器か
    ら出力される信号を帯域フィルタリングする帯域フィル
    タ部とから構成されることを特徴とする請求項1記載の
    非コヒーレントDLLを利用したGPS信号受信装置。
  5. 【請求項5】 帯域フィルタ部を構成する3つの帯域フ
    ィルタは0.5dBリプルを持つChevishev 2次能動フ
    ィルタであることを特徴とする請求項1記載の非コヒー
    レントDLLを利用したGPS信号受信装置。
  6. 【請求項6】 前記帯域フィルタ部は、前記対応される
    混合器から出力される信号を第1抵抗を通じて反転電入
    力端子に入力し、その出力を第2抵抗を通じて反転端子
    に入力する第1演算増幅器と、前記第1演算増幅器の出
    力を第3抵抗と第1キャパシタを通じて反転入力端子に
    入力し、その出力を第2可変抵抗を通じて、そして第1
    キャパシタと第2キャパシタを通じて反転入力端子
    (−)に軌還する第2演算増幅器と、前記第3抵抗と接
    地との間に連結されてバイアスを構成する第4抵抗と、
    前記第2演算増幅器の出力を第1演算増幅器の反転入力
    端子に軌還する第1可変抵抗器とから構成されることを
    特徴とする請求項1記載の非コヒーレントDLLを利用
    したGPS信号受信装置。
  7. 【請求項7】 前記包絡線検波器は、前記帯域フィルタ
    部から出力される信号を電波整流する電波整流器と、前
    記電波整流器から出力される信号を平滑化する平滑器と
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の非コヒ
    ーレントDLLを利用したGPS信号受信装置。
  8. 【請求項8】 前記第3加算器は第2シフトレジスタの
    中間段のうち任意に或いは順次2段の出力を選択して加
    算することを特徴とする請求項2記載の非コヒーレント
    DLLを利用したGPS信号受信装置。
  9. 【請求項9】 GPS信号受信装置において、 前記GPS衛星から受信されて低い周波数に変換された
    中間周波数信号の入力を受けて3等分に電力分配する電
    力分配部と、 所定周波数のクロック信号の入力を受けて所定ビット遅
    延、進相、及び正常の衛星コードを発生する衛星コード
    発生部と、 前記衛星コード発生部から発生された所定ビット遅延、
    進相、及び正常の衛星コードと前記GPS衛星から受信
    されて低い周波数に変換された中間周波数信号をそれぞ
    れ相関させる相関部と、 前記相関部から出力される互いに位相の異なる信号を局
    部発振器から発生された信号とそれぞれ混合する混合部
    と、 前記混合部から出力される信号を設定帯域にそれぞれフ
    ィルタリングする帯域フィルタ部と、 前記帯域フィルタ部から出力される信号の包絡線をそれ
    ぞれ検波する包絡線検波部と、 前記遅延及び進相衛星コードを前記中間周波数信号とそ
    れぞれ相関させてそれぞれ混合部、帯域フィルタ部、及
    び包絡線検波部とを経て得た2つの信号を互いに減算す
    る減算部と、 前記減算部から出力される信号をフィルタリングするル
    ープフィルタ部と、 前記ループフィルタ部から出力される信号の入力を受け
    てその電圧値による発振信号を前記衛星コード発生部の
    クロック信号として出力する電圧制御発振器とから構成
    されることを特徴とする非コヒーレントDLLを利用し
    たGPS信号受信装置。
JP9300864A 1996-11-30 1997-10-31 非コヒーレントdllを利用したgps信号受信装置 Pending JPH10186017A (ja)

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