JPH10185972A - アンテナ走査測定装置 - Google Patents

アンテナ走査測定装置

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JPH10185972A
JPH10185972A JP34154596A JP34154596A JPH10185972A JP H10185972 A JPH10185972 A JP H10185972A JP 34154596 A JP34154596 A JP 34154596A JP 34154596 A JP34154596 A JP 34154596A JP H10185972 A JPH10185972 A JP H10185972A
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JP
Japan
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measurement
stage
movement position
measured
predicted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34154596A
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English (en)
Inventor
Takashi Shimura
隆史 志村
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Publication of JPH10185972A publication Critical patent/JPH10185972A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定時間を短縮する。 【解決手段】 モータの回転駆動により測定対象物13
を乗せたステージ12がXY面で連続移動され、センサ
16にモータの回転がパルスPm が検出され、P m はカ
ウンタ17で計数され、その計数方向はセンサ16の回
転方向信号Sで制御され、カウンタ17の計数値がステ
ージ12の測定位置として、クロックごとにラッチ2
1,22,23に順次移される。カウンタ17、ラッチ
21〜23の各出力が計算部24に入力され回帰式によ
り測定器18の測定遅延τ時間後の位置yが予測され、
測定距離間隔ΔyがトリガTr ごとにラッチ33に累積
加算され、ラッチ33の次の測定位置とyとがコンパレ
ータ34で比較され、一致するとトリガTr が発生し測
定器18が測定を開始し、アンテナ14で受信した対象
物13の放射振幅位相を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば電子回路基
板からの不要放射源の測定に利用され、測定対象物を測
定アンテナで2次元走査して測定対象物上における放射
電波の振幅と位相の分布を測定するアンテナ走査測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は測定対象物をXY
移動ステージ上に置き、この測定対象物と対向して、測
定アンテナを固定して設け、ステージをXY面上で移動
させることにより、測定アンテナによる測定対象物の2
次元走査を行っていた。測定対象物上の走査平面内にお
ける等距離間隔おきに測定データを取得する場合、従来
においては各測定点(位置)でステージを停止させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来においては測定位
置ごとにステージを停止させているため、高速移動のス
テージを用いても、移動速度を十分に上げることができ
ず、高速ステージの高速性を生かせない。例えば25c
m×25cmの範囲を等距離間隔で64×64=409
4点の測定データを得る場合、従来においては1回の測
定に80分もの時間を必要とした。
【0004】この発明の目的はアンテナ走査を高速に行
い、測定時間を従来より短縮することができるアンテナ
走査測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によればステー
ジの移動位置が位置測定手段により測定され、その測定
された移動位置を用いて、測定遅延(トリガ遅延)時間
τ後のステージの移動位置が予測手段により予測され、
その予測した移動位置が、ステージの次に測定すべき位
置になると、これを検出して測定指令がトリガ発生手段
により発生される。
【0006】前記予測手段では、一定時間ごとに得られ
る測定移動位置を用いて、時間を変数とする予測移動位
置の回帰式の定数が演算され、その演算した定数をもつ
回帰式に測定遅延時間τを代入して予測移動位置が求め
られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を示す。
XY可動ステージ装置11のステージ12上に測定対象
物13が置かれ、測定対象物13のXY移動面と対向し
て測定アンテナ14が固定される。モータ15の回転駆
動によりステージ12がXY面内を移動される。図では
X方向の往復移動機構のみを示し、図に示していないが
Y方向の往復移動機構も設けられている。
【0008】この発明ではステージ12の移動位置が測
定される。この位置測定手段としてこの実施例ではモー
タ15の回転が回転センサ16で検出される。つまりモ
ータ15の所定の回転、つまりステージ12が所定距離
移動するごとにパルスPm が回転センサ16から出力さ
れると共に、モータ15の回転方向を示す方向信号Sが
出力される。パルスPm はアップダウンカウンタ17に
より計数され、その計数は方向信号Sによりアップカウ
ント又はダウンカウントとされる。ステージ12が正方
向に移動している場合は、カウンタ17はアップカウン
タとして動作し、ステージ12が負方向に移動している
場合はカウンタ17はダウンカウンタとして動作し、カ
ウンタ17の計数値によりステージ12の移動位置が求
まる。
【0009】測定アンテナ14の受信信号は測定器18
で測定されるが、測定器18は測定開始時にリセット、
ヌル測定等の処理が必要なため、測定開始のトリガ信号
(測定指令)Tr が測定器18に加えられてから実際に
測定を開始するまでのトリガ遅延時間(測定遅延時間)
τが存在する。従ってこの発明ではステージ12を連続
的に移動させ、ステージ12の測定移動位置を用いてτ
時間後のステージ12の移動位置を予測し、この予測移
動位置と測定すべき位置が一致したときトリガ信号(測
定指令)Tr を発生させる。
【0010】前記予測位置は時間tを変数とする移動位
置yの下記回帰式により求める。 y=a0 +a1 t+a2 2 +…+am m (1) この式(1)の定数ai (i=0,1,…,m)は時刻
k における測定移動位置yk のn個(0n)か
ら、下記の行列式を解くことにより求める。
【0011】
【数1】 式(1)式(2)の演算を実行するため、クロック発生
器19からのクロックによりカウンタ17の計数値がラ
ッチ21,22,23へ順次移される。カウンタ17の
出力y3 、ラッチ21,22,23の各y2 1 0
回帰式計算部24が入力されて、更に遅延時間τが回帰
式計算部24へ与えられて式(1)が演算され、τ時間
後の時間(t+τ)でのステージ12の予測移動位置が
求められる。図1では4個の測定位置yk から予測位置
を求めたが、過去の測定移動位置としては1個以上あれ
ばよい。例えば1個のラッチ21のみを用いる場合は、
2個の位置データ(yk ,tk )は(y0 ,0),(y
1 ,t1 )となり、1次の回帰式で予測位置yを求める
ことになる。この時の定数ai は次式で求める。
【0012】 時間τ後の予測位置yは次の回帰式で求まる。
【0013】 y=a0 +a1 τ (4) 式(3)、式(4)を実行する回帰式計算部24をハー
ドウェアで構成すると図2Aに示すように積和演算で容
易に実現できる。つまりラッチ21の出力y0が符号反
転器26で極性が反転され、カウンタ17の出力y1
加算器27で加算され、その加算結果a1 とτとが乗算
器28で乗算され、その乗算結果にラッチ21の出力y
0 =a0 が加算器29で加算されて予測位置yが得られ
る。
【0014】この実施例は、測定位置、予測位置は共に
ステージの出発点を基準として求めたものであり、この
予測位置yが、次の測定位置と一致すると、トリガ信号
rを発生させる。つまり、測定間隔距離Δyが符号反
転器31を介して加算器32へ供給され、符号反転器3
1は回転センサ16からの方向信号Sにより、ステージ
12が正方向に移動している場合は、符号反転作用が停
止され、ステージ12が負方向に移動している時のみ、
符号反転され、つまり−Δyが加算器32へ供給され
る。加算器32はラッチ33の出力、つまり次の測定位
置とを加算し、その加算値はトリガ信号Tr の発生ごと
にラッチ33にラッチされる。つまりトリガ信号Tr
とに符号反転器31の出力(Δy又は−Δy)が、ラッ
チ33の出力に対し累積加算される。
【0015】ラッチ33の示す次の測定位置と回帰式計
算部24のτ時間後の予測位置とがコンパレータ34で
比較され、両者の差が0、または差の符号が反転した時
にコンパレータ34からトリガ信号Tr を発生する。よ
って測定器18の測定が開始され、またラッチ33は次
の測定位置を示すようにデータが更新される。XYステ
ージ装置11のモータ15による駆動制御は制御部35
により行われる。
【0016】図2Bにこの発明の他の実施例を示し、図
1と対応する部分に同一符号を付けてある。この例では
測定ごとに、ステージ12の測定移動位置及び予測移動
位置yは共にゼロとされる。つまり測定ごとにその測定
位置が次の測定位置に対する基準位置とされる。このた
めトリガ信号Tr によりカウンタ17はリセットされ
る。回帰式計算部24からの予測位置yと符号反転器3
1からのΔy又は−Δyとがコンパレータ34で比較さ
れる。従って図1に示した構成に対し、加算器32、ラ
ッチ33が不要となる。
【0017】何れの実施例においてもステージ12に測
定アンテナ14を置き、測定対象物13を固定してもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ス
テージ12を連続的に移動させ、次に測定すべき位置よ
りも測定遅延(トリガ遅延)時間τ前に移動位置を予測
してトリガ信号Tr を発生させるようにしているから、
ステージ12を測定位置ごとに停止させることなく連続
的に移動させ、高速ステージの高速性を生かすことがで
き、1つの測定対象物に対する測定時間を著しく短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aは図1中の回帰式計算部24の具体例を示す
図、Bはこの発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物とその測定対象物よりの電波
    を受信する測定アンテナとの一方を固定し、他方をステ
    ージに取付け、 上記ステージを移動させて、上記測定対象物を上記測定
    アンテナで2次元走査して測定を行うアンテナ走査測定
    装置において、 上記ステージの移動位置を測定する手段と、 上記測定した移動位置を用いて、測定遅延(トリガ遅
    延)時間τ後の上記ステージの移動位置を予測する予測
    手段と、 上記予測した移動位置が、上記ステージの次に測定すべ
    き位置になると、これを検出して測定指令を発生するト
    リガ発生手段と、 を具備することを特徴とするアンテナ走査測定装置。
  2. 【請求項2】 上記予測手段は一定時間ごとに得られる
    上記測定移動位置を用いて、時間を変数とする予測移動
    位置の回帰式の定数を演算する手段と、上記演算した定
    数をもつ上記回帰式に上記測定遅延時間τを代入して予
    測移動位置を演算する手段よりなることを特徴とする請
    求項1記載のアンテナ走査測定装置。
  3. 【請求項3】 上記測定移動位置及び上記予測移動位置
    はそれぞれ上記ステージの出発点を基準としたものであ
    り、 上記測定指令の発生ごとに測定間隔距離を累積加算する
    手段を備え、 上記トリガ発生手段は上記累積加算値と上記予測移動位
    置との一致を検出する手段であることを特徴とする請求
    項1又は2記載のアンテナ走査測定装置。
  4. 【請求項4】 上記測定移動位置及び上記予測移動位置
    は、測定ごとに基準をゼロとしたものであり、 上記トリガ発生手段は測定間隔距離と、上記予測移動位
    置との一致を検出する手段であることを特徴とする請求
    項1又は2記載のアンテナ走査測定装置。
JP34154596A 1996-12-20 1996-12-20 アンテナ走査測定装置 Withdrawn JPH10185972A (ja)

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Cited By (2)

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Effective date: 20040302