JPH10185233A - 空気調和機の空気吸い込み口装置 - Google Patents

空気調和機の空気吸い込み口装置

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Publication number
JPH10185233A
JPH10185233A JP8347539A JP34753996A JPH10185233A JP H10185233 A JPH10185233 A JP H10185233A JP 8347539 A JP8347539 A JP 8347539A JP 34753996 A JP34753996 A JP 34753996A JP H10185233 A JPH10185233 A JP H10185233A
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JP
Japan
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hook
suction
frame
slide
air
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Application number
JP8347539A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Mochizuki
佳彦 望月
Hiroyasu Yoneyama
裕康 米山
Makoto Nagai
誠 長井
Kazuhisa Yagi
一久 八木
Masayuki Abe
眞幸 阿部
Yoshiichi Kikuchi
芳一 菊地
Takeshi Matsumoto
健 松本
Akira Kobayashi
章 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井埋込形空気調和機の空気吸い込み口から
脚立等を用いず床面から手動で降ろし内部のフィルタを
交換できる空気吸い込み口装置を提供する。 【解決手段】 天井裏に設置した空気調和機本体1下に
天井面より露出して取り付けた化粧パネル2の空気吸い
込み口を覆う装置であって、空気吸い込み口にヒンジ1
1を介して取り付け開閉端側にフック8を設けたグリル
3と、グリル3の開度を限定するダンパ4と、グリル3
上面の固定ガイド枠5、固定ガイド5内に2重に収納さ
れたスライド枠6、7からなりグリル3の傾斜にそって
伸縮する2段スライド機構と、最終段スライド枠7内の
エアフィルタ9と、固定ガイド枠5とスライド枠6間及
びスライド枠6、7間の摺動面に押圧された各板バネ
と、スライド枠7先端のフック7bとから構成し、各フ
ック8、7bに鉤付き棒をひっかけてグリル3の開きス
ライド機構を床面近くにおろしてフィルタ交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井面など床面よ
り高く離れた位置に設置される空気調和機の空気吸い込
み口に設置される空気吸い込み口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込形空気調和機を図8に示
す。空気調和機本体1の下面には空気調和機本体1の設
置の際に天井に設けた開口を遮蔽するために、中央に空
気の吸い込み口を、その周囲に吹き出し口を有する化粧
パネル2が取り付けられている。そして化粧パネル2の
吸い込み口には吸い込みグリル3が取り付けられてい
る。吸い込みグリル3は、開閉時の支点となるヒンジ1
1と、開いた状態で保持するためのチェーン3aと、閉
めたときに固定するための爪3bとを有しており、グリ
ル3上面には空気清浄のためのフィルタ9が装着されて
いる。
【0003】このフィルタ9は定期的にまたは一定の使
用時間毎に洗浄のため交換する必要があるが、この作業
は、従来は図8に示すように、人が脚立30の上に登っ
て吸い込みグリル3を開き、フィルタ9を交換していた
ため、手間がかかると共に危険でもあった。また特開平
8−94119ではこの吸い込みグリルの開閉操作をワ
ンタッチでできるトルク調整具付の化粧パネルが提案さ
れているが、脚立上で作業することには変わりなく前記
問題の解決にはならない。一方、例えば特開平6−32
3565においては吸い込みグリルを電動モータとワイ
ヤを用いてリモコン等の操作で手元位置まで昇降させる
装置が提案されている。この構造の昇降装置は、実際、
実用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記自動昇降の化粧パ
ネルを取り付けた空気調和機は脚立が不要になり高所作
業も不要になったことで、前述の問題点に対しては非常
に有効であったが、以下の点で問題がある。まず、電動
モータを使用しているため停電時にはフィルタ交換がで
きない点である。停電時に限らず、一般に空気調和機の
サービスメンテナンス時には装置の元電源を切ってから
実施するように指導しており、こうした場合にも段取り
をうまくやらないと昇降装置を作動できなくなるという
不便さがあった。また、この昇降用のモータの故障の場
合に吸い込みグリルを開けることもできずモータの交換
もままならなかった。更に一般的にこうした電動モータ
を用いた装置では従来の構造品に対してかなりの高額に
なり、年数回の作業のためにしては高価であるといわざ
るを得ない。
【0005】本発明は、こうした問題点を解決するため
になされたもので、天井埋込形空気調和機の空気吸い込
み口から床面近くまで手動で降ろことができ、そこで内
部のフィルタを交換できる空気吸い込み口装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の空気調和機の空気吸い込み口装置
(以後、本発明の第1の空気吸い込み口装置というよう
に略す)は、天井裏に設置された空気調和機本体の下部
に天井面より露出して取り付けられた化粧パネルに形成
された空気吸い込み口を覆う空気吸い込み口装置であっ
て、空気吸い込み口にヒンジを介して開閉可能に取り付
けられ開閉端側にフックを設けた吸い込みグリルと、こ
の吸い込みグリルの開閉を緩衝するとともにその開度を
限定するダンパと、吸い込みグリル上面に固定された固
定ガイド枠及びこの固定ガイド内に多重に収納され互い
に摺動可能な複数スライド枠からなり吸い込みグリルが
開いて形成される傾斜にしたがい伸縮する複数段スライ
ド機構と、複数のスライド枠のうち最終段スライド枠内
に装着されたフィルタと、固定ガイド枠とこの固定ガイ
ドに接するスライド枠のいずれに取り付けられこれら固
定ガイド枠とスライド枠間の摺動面に押圧された板バネ
と、互いに接するスライド枠のいずれかに取り付けられ
これら両スライド枠間の摺動面に押圧された板バネと、
最終段スライド枠の先端部に設けたフックと、から構成
され、吸い込みグリルのフックに鉤付き棒をひっかけて
吸い込みグリルの開閉を、また最終段スライド枠のフッ
クに鉤付き棒をひっかけて複数段スライド機構の伸縮
を、それぞれ床面から手動で行うことを特徴とする。
【0007】第1の空気吸い込み口装置において、固定
ガイド枠とスライド枠との間の板バネが接触して移動す
る面、及び互いに接するスライド枠間の板バネが接触し
て移動する面に、スライド方向に適宜位置に突起を設け
ることが好ましい。これら突起により、エアフィルタを
装着した最終段スライド枠を床面から適宜高さに確実に
留めることができ、エアフィルタの交換作業などを容易
に行うことができる。
【0008】本発明の第2の空気吸い込み口装置は、第
1の空気吸い込み口装置における複数段スライド機構や
その機構内に用いられた板バネの代わりに、吸い込みグ
リル上面に元端が固定され吸い込みグリルの開度で形成
される傾斜にしたがい伸縮するように平行配列された2
本の伸縮自在シャフトと、この伸縮自在シャフト先端部
に搭載したフィルタ枠とを採用したもので、鉤付き棒を
用いて床面から手動で吸い込みグリルを開閉し伸縮自在
シャフトを伸縮させることによりフィルタ枠を昇降させ
るものである。
【0009】また、本発明の第3の空気吸い込み口装置
は、第1の空気吸い込み口装置における複数段スライド
機構内に用いられた板バネの代わりに、固定ガイド枠と
この固定ガイドに接するスライド枠を組み合わせるレー
ル及び車輪と、互いに接するスライド枠を組み合わせる
レール及び車輪と、ガイド元端部に取り付けられワイヤ
を引き戻し方向に付勢し、所望の位置で一旦停止可能に
収納するワイヤケースと、ワイヤケースから延び先端が
最終段スライド枠に取り付けられたワイヤとを用いるも
ので、鉤付き棒をそれぞれのフックにひっかけて吸い込
みグリルの開閉及び複数段スライド機構の伸縮を、床面
から手動で行うことにより、エアフィルタを装着した最
終段スライド枠を昇降させるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1
である空気調和機の空気吸い込み口装置(以下、空気調
和機の空気吸い込み口装置を空気吸い込み口装置と略
す)の全体構成と、この装置に装着したフィルタの交換
作業の状態を示す。天井埋込形空気調和機本体1の下面
に取り付けられた化粧パネル2には、四角形パネル状の
吸い込みグリル3の収まる空気吸い込み口2aと、その
空気吸い込み口2a周囲に吹き出し口2bがある。吸い
込みグリル3は、その一辺に空気吸い込み口2aと結合
するためのヒンジが、また開閉側の辺にはフック3cが
取り付けられいる。フック3cにかぎ状の先端部を有す
る長尺の棒(鉤付棒)をひっかけて引くことにより、吸
い込みグリル3がヒンジ11を支点にして下方に開く。
また化粧パネル2の吸い込み口2a内面と吸い込みグリ
ル3をつないでエアダンパ4が取り付けられている。エ
アダンパ4は吸い込みグリル3が開くときのスピード緩
衝のために設けられ、その各端がそれぞれ支点12、1
3に回転自在に取り付けられている。この支点の位置は
使用するエアダンパ4の寸法と吸い込みグリル3の開度
とから決められている。ここではグリル3の開度は水平
から60度の開度が設定されている。このようにダンパ
を採用することにより、吸い込みグリル急激な開放によ
る支点部の損傷や解放時のショックによるフィルタから
のほこりの飛散を抑えることができる。
【0011】図1ではエアダンパ4が伸びきった状態が
示されている。吸い込みグリル3の開度はフィルタ交換
の作業性が良いということでここでは60度を選定して
いるが、化粧パネル側の支点12の位置を、またはエア
ダンパの寸法を変えることによりその開度は、天井高さ
に合わせて自由に選べる。
【0012】吸い込みグリル3からこのグリル面に沿っ
て斜め下方に伸びる複数段スライド機構は、2段動作式
であり、吸い込みグリル3に固定された固定ガイド5
と、固定ガイド5から引き出されるスライドガイド6
と、スライドガイド6から引き出されるフィルタ取付け
スライド7とから構成されている。このようなスライド
機構を用いれば、フィルタ9を取り付けたフィルタ取付
けスライド7を作業者の胸元まで下して、脚立に乗らな
くてもフィルタ9の取り外し取付けができる。
【0013】図2に示すように、固定ガイド5、スライ
ドガイド6及びフィルタ取付けスライド7は、それぞれ
四角形の枠体であり、スライド方向と直交する前後辺及
びスライド方向に延びる両側辺は板ないし断面L形のL
型材、断面コの字形の溝型材等により構成されている。
そして固定ガイド5内にスライドガイド6が摺動自在
に、またスライドガイド6内にフィルタ取付けスライド
7が摺動自在に、収納されている。フィルタ取付けスラ
イド7の先端面には略L字断面のフック8が設けられて
いる。フック8はL字材の1片がスライド7の先端面に
回転するようにねじ止めされており、スライド機構の収
納時にフック8下端部の爪が固定ガイド5に形成された
穴5aにはまり込み、複数段スライド機構はロックされ
る。L字材の他片には穴が形成され、この穴に鉤付棒を
ひっかけてフック8を回転させることにより、複数段ス
ライド機構のロック/アンロックを行う。またアンロッ
ク時に鉤付棒を引くまたは押すことにより、フィルタ取
付けスライド7及びスライドガイド6をスライドさせ
る。
【0014】またフィルタ取付けスライド7には、図1
に示すように、フィルタ9の固定のための爪7aがあ
り、スライド時にフィルタ9がはずれることがないよう
に工夫されている。また、化粧パネル2の吸い込み口2
a内枠と吸い込みグリル3にはお互いの対する面に固定
用の磁石21と鉄素材の板22が対をなして取り付けら
れているので、開閉操作がワンタッチで出来るようにな
っている。すなわち、開くときには磁力による保持力以
上の力で引っ張ってやることで吸い込みグリル3は自重
でゆっくりと開いてくる。一方、閉じるときには所定位
置までしまいこんでやることで磁力により保持すること
が出来る。
【0015】図3は固定ガイド5とスライドガイド6の
摺動部の拡大図であり、図4は図3のIV−IV断面図であ
る。ここでは、固定ガイド5の側辺部材はコの字形の溝
型材で構成されており、その型材のウェブ(縦材)には
長穴のガイド溝15がスライド方向に形成されている。
一方、固定ガイド5の溝型材に収納されたスライドガイ
ド6の側辺部材も溝型材からなり、この側変部材には、
固定ガイド5のガイド溝15に接して摺動する板バネ1
0を保持するケース14がネジ23、ナット24によっ
て取り付けられている。また固定ガイド5のガイド溝1
5には板バネ10の摺動を一旦停止させる小突起16が
所定間隔をもって形成されている。板バネ10はガイド
溝15で変形を受けバネ力が発生しているので、スライ
ドガイド6の滑りに対して摺動抵抗を生じ、スライドガ
イド6の急激な滑り出しを抑制している。また、等間隔
に設けられた小突起16部では板バネ10の変形量がさ
らに大きくなるので滑り出しに対して抵抗が増える。す
なわち、小突起16はいわゆるストッパであり任意の小
突起部でスライドガイド6を適宜止めることが出来る。
上記のように固定ガイド5とスライドガイド6との間に
設けた摺動部は、スライドガイド6とフィルタ取付けス
ライド7との間にも同様に設けている。すなわち、スラ
イドガイド6側に板バネ10を保持するケース14を取
付け、フィルタ取付けスライド7側にガイド溝15を形
成している。
【0016】図5は本発明の実施の形態2を示す図であ
る。この空気吸い込み口装置は、実施の形態1における
と同様に摺動部を介して組み合わされた固定ガイド5及
びスライドガイド6を備えているが、スライドガイド6
へフィルタ9を取り付ける機構を実施の形態1とは異に
している。ここではスライドガイド6の側辺部材にスラ
イド方向に延びるガイド溝6aを形成し、一方、フィル
タ9を納めたフィルタ取付け枠18に突起9aを設け、
スライドガイド6のガイド溝6aにフィルタ取付け枠1
8の突起9aを挿入して、フィルタ取付け枠18が摺動
するようになっている。突起9aの頭部は、ガイド溝6
aに入る軸部より径が大きいので、ガイド溝6a終端に
突起9aの頭部を通す挿入穴を設けている。
【0017】図6は本発明の実施の形態3を示す図であ
る。この空気吸い込み口装置は、実施の形態1に示した
固定ガイド5、スライドガイド6、フィルタ取付けスラ
イド7の代わりに多段の伸縮自在シャフト17を用いて
いる。すなわち、吸い込みグリル3上面に伸縮自在シャ
フト17の元端を取付け、このシャフト17の先端部上
にはフィルタ取付け枠18を具備している。伸縮自在シ
ャフト17は元端側を小径の管とし、先端側にいくにつ
れて順次大径の管で構成することにより、伸縮自在シャ
フトを縮めた時にフィルタ取付け枠18を吸い込みグリ
ル3上面に納めることができる。
【0018】図7は本発明の実施の形態4を示す図であ
る。この空気吸い込み装置では、複数段スライドガイド
は、それぞれ車輪とガイドレールを介して結合された固
定ガイド5、スライドガイド6及びフィルタ取付けスラ
イド7から構成されている。ここでは、固定ガイド5の
側辺部材に車輪を、スライドガイド6の側辺部材にガイ
ドレールを設けて、両者を組み合わせている。またスラ
イドガイド6の側辺部材にガイドレールを、フィルタ取
付けスライド7に車輪を設けて、両者を組み合わせてい
る。固定ガイド5元端側の後辺部材内面にコイル状板バ
ネを利用した巻き戻し可能なワイヤ19aを収納したワ
イヤケース19が取り付けられている。そのワイヤ19
aの先端はフィルタ取付けスライド7に、そのスライド
方向に自由に引き出せるように、取り付けられている。
なお、ワイヤ19aを収納したワイヤケース19は市販
品を利用する。
【0019】ワイヤ19aは所定長さ引き出されたとき
には、その位置でワイヤケース19内に内蔵されたカム
機構により一旦停止させることができ、さらにもう一度
引き出し方向に少し引くことによりコイル状板ばねの力
で元のワイヤケース19内に戻されるようになってい
る。
【0020】本実施の形態では、コイル状板バネのバネ
力は吸い込みグリル3を開いた時にフィルタ9及び各ス
ライド6、7の自重で滑り出さない程度に調整されてい
る。フィルタ取付けスライド7に前端設けられたフック
7bに鉤付き棒をひっかけて所定の位置まで引きずり下
ろして一旦停止させ、その状態でフィルタ9の交換作業
を行う。その後、フック7bをもってワイヤ19aを引
き出し方向にさらに引っ張ることで一旦停止が解除さ
れ、軽い補助力のみでワイヤ19aは引き戻され、それ
につれてスライドガイド6及びフィルタ取付けスライド
7は上昇し、そして固定ガイド5内に収納される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、天井裏に設置した空気
調和機の空気吸い込み口装置を、空気吸い込み口にヒン
ジを介して取り付けた吸い込みグリルと、その吸い込み
グリル上に設置するフイルタを装着した枠を先端に取り
付けた多段スライド機構または伸縮自在シャフトとから
構成し、吸い込みグリルの開閉、および多段スライド機
構または伸縮自在シャフトの引き出し/押し込みを、鉤
付き棒を用いて床面から手動で行うようにしたので、フ
ィルターの交換時には作業者は脚立等に登ることなく、
フィルターを床面近くまで下降させて、フィルター交換
作業、点検等を安全にかつ容易に行うことができる。ま
た空気吸い込み口装置を手動で操作し、電動モータ等を
用いないので、停電あるいは元電源を切った状態でも何
等問題なくフィルタ交換作業、点検を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の空気吹き出し口装置の
全体構成を示す図である。
【図2】実施の形態1に関わる2段動作のスライド機構
を示す図である。
【図3】実施の形態1にかかる固定ガイドとスライドガ
イド間の摺動部の構成を示す詳細図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかる複数段スライド
機構を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態3にかかる伸縮自在シャフ
トを用いた空気吹き出し口装置を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態4にかかる複数段スライド
機構を示す斜視図である。
【図8】従来の天井埋込形空気調和機でのフィルタ交換
作業を説明する図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 化粧パネル 2a 空気吸い込み口 3 吸い込みグリル 3c フック 4 エアダンパ 5 固定ガイド 6 スライドガイド 7 フィルタ取付けスライド 7a 爪 7b フック 8 フック 9 フィルタ 9a 突起 10 板バネ 11 ヒンジ 12 支点 13 支点 14 板バネケース 15 ガイド溝 16 小突起 17 伸縮自在シャフト 17a シャフト先端部 18 フィルタ取付け枠 19 ワイヤケース 19a ワイヤ 21 磁石 22 鉄素材の板 23 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 誠 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 八木 一久 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 阿部 眞幸 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 菊地 芳一 静岡県清水市梅田町1番26号 東海システ ム株式会社内 (72)発明者 松本 健 静岡県清水市梅田町1番26号 東海システ ム株式会社内 (72)発明者 小林 章 静岡県清水市山原10−1 ミツマル株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏に設置された空気調和機本体の下
    部に天井面より露出して取り付けられた化粧パネルに形
    成された空気吸い込み口を覆う空気調和機の空気吸い込
    み口装置において、前記空気吸い込み口にヒンジを介し
    て開閉可能に取り付けられ開閉端側にフックを設けた吸
    い込みグリルと、該吸い込みグリルの開閉を緩衝すると
    ともにその開度を限定するダンパと、前記吸い込みグリ
    ル上面に固定された固定ガイド枠及び該固定ガイド内に
    多重に収納され互いに摺動可能な複数スライド枠からな
    り前記吸い込みグリルが開いて形成される傾斜にしたが
    い伸縮する複数段スライド機構と、複数のスライド枠の
    うち最終段スライド枠内に装着されたフィルタと、前記
    固定ガイド枠と該固定ガイドに接する前記スライド枠の
    いずれに取り付けられこれら固定ガイド枠とスライド枠
    間の摺動面に押圧された板バネと、互いに接する前記ス
    ライド枠のいずれかに取り付けられこれら両スライド枠
    間の摺動面に押圧された板バネと、前記最終段スライド
    枠の先端部に設けたフックと、から構成され、前記吸い
    込みグリルのフックに鉤付き棒をひっかけて該吸い込み
    グリルの開閉を、また前記最終段スライド枠のフックに
    鉤付き棒をひっかけて前記複数段スライド機構の伸縮
    を、それぞれ床面から手動で行うことを特徴とする空気
    調和機の空気吸い込み口装置。
  2. 【請求項2】 前記固定ガイド枠と前記スライド枠との
    間の板バネが接触して移動する面、及び前記互いに接す
    るスライド枠間の板バネが接触して移動する面に、スラ
    イド方向に適宜位置に突起を設けた請求項1に記載の空
    気調和機の空気吸い込み口装置。
  3. 【請求項3】 天井裏に設置された空気調和機本体の下
    部に天井面より露出して取り付けられた化粧パネルに形
    成された空気吸い込み口を覆う空気調和機の空気吸い込
    み口装置において、前記空気吸い込み口にヒンジを介し
    て開閉可能に取り付けられ開閉端側にフックを設けた吸
    い込みグリルと、該吸い込みグリルの開閉を緩衝すると
    ともにその開度を限定するダンパと、前記吸い込みグリ
    ル上面に元端が固定され前記吸い込みグリルが開いて形
    成される傾斜にしたがい伸縮するように平行配列された
    2本の伸縮自在シャフトと、該伸縮自在シャフト先端部
    に搭載したフィルタ枠と、該フィルタ枠内に装着された
    フィルタと、該フィルタ枠の先端部に設けたフックと、
    から構成され、前記吸い込みグリルのフックに鉤付き棒
    をひっかけて該吸い込みグリルの開閉を、また前記フィ
    ルタ枠のフックに鉤付き棒をひっかけて前記伸縮自在シ
    ャフトの伸縮を、それぞれ床面から手動で行うことを特
    徴とする空気調和機の空気吸い込み口装置。
  4. 【請求項4】 天井裏に設置された空気調和機本体の下
    部に天井面より露出して取り付けられた化粧パネルに形
    成された空気吸い込み口を覆う空気調和機の空気吸い込
    み口装置において、前記空気吸い込み口にヒンジを介し
    て開閉可能に取り付けられ開閉端側にフックを設けた吸
    い込みグリルと、該吸い込みグリルの開閉を緩衝すると
    ともにその開度を限定するダンパと、前記吸い込みグリ
    ル上面に固定された固定ガイド枠及び該固定ガイド内に
    多重に収納され互いに摺動可能な複数スライド枠からな
    り前記吸い込みグリルが開いて形成される傾斜にしたが
    い伸縮する複数段スライド機構と、前記複数のスライド
    枠のうち最終段スライド枠内に装着されたフィルタと、
    前記固定ガイド枠と該固定ガイドに接する前記スライド
    枠を組み合わせるレール及び車輪と、互いに接する前記
    スライド枠を組み合わせるレール及び車輪と、前記ガイ
    ド元端部に取り付けられワイヤを引き戻し方向に付勢し
    かつ所望の位置で一旦停止可能に収納するワイヤケース
    と、該ワイヤケースから延び先端が前記最終段スライド
    枠に取り付けられたワイヤと、前記最終段スライド枠の
    先端部に設けたフックとから構成され、前記吸い込みグ
    リルのフックに鉤付き棒をひっかけて該吸い込みグリル
    の開閉を、また前記最終段のスライド枠のフックに鉤付
    き棒をひっかけて前記複数段スライド機構の伸縮を、そ
    れぞれ、床面から手動で行うことを特徴とする空気調和
    機の空気吸い込み口装置。
JP8347539A 1996-12-26 1996-12-26 空気調和機の空気吸い込み口装置 Pending JPH10185233A (ja)

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