JPH10180339A - ロール型ストリップ拭取り装置 - Google Patents

ロール型ストリップ拭取り装置

Info

Publication number
JPH10180339A
JPH10180339A JP9216072A JP21607297A JPH10180339A JP H10180339 A JPH10180339 A JP H10180339A JP 9216072 A JP9216072 A JP 9216072A JP 21607297 A JP21607297 A JP 21607297A JP H10180339 A JPH10180339 A JP H10180339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
wiping
back pressure
rolls
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9216072A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael G Sendzimir
ジー.センジミアー マイケル
John W Turley
ダブリュ.ターレイ ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sojitz Corp
T Sendzimir Inc
Original Assignee
Nissho Iwai Corp
T Sendzimir Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissho Iwai Corp, T Sendzimir Inc filed Critical Nissho Iwai Corp
Publication of JPH10180339A publication Critical patent/JPH10180339A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids
    • B21B45/0281Cleaning devices removing liquids removing coolants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids
    • B21B45/0284Cleaning devices removing liquids removing lubricants

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拭取りロールに吸収された液を絞り出す背圧
ロールを備え、従来技術の短所を解消し且つその性能を
改良する。 【解決手段】 本発明の金属ストリップの表面から潤滑
および冷却液のような液を拭取るための装置は、ストリ
ップの上・下表面を拭取る上側・下側拭取りロールを備
える。これら拭取りロールはそれぞれに金属コアとこれ
に被せられる多孔質弾性カバーとで構成される。上側・
下側拭取りロールのそれぞれに対し少なくとも1つの上
側・下側背圧ロールを備えている。背圧ロールは、拭取
りロールを支持し、拭取りロールをストリップ表面に対
し押圧し、ストリップ表面の、拭取りロールのロール間
隙の進入端の個所に液ビードを形成させ、そして、拭取
りロールとの接触区域で拭取りロールに係合し、その接
触区域の進入端の個所に、多孔質拭取りロール・カバー
から絞り出された液のビードを形成させる。それらビー
ドの液を除去する吸引組立体を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップ材料の
表面から液を拭取るためのロール型拭取り装置に関し、
特に、拭取りロール(wipingまたはwiper
roll)が多孔質の弾性のカバーを有し、これに蓄積
された液を1つまたはそれ以上の背圧ロール(back
−upまたはbacking roll)で圧搾し、真
空力で除去するような拭取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の冷間圧延においては、普通、圧延
ロールとこれによって圧延されるストリップの潤滑と冷
却を行うために大量の液の供給を必要とする。圧延され
る製品の変形のエネルギーは熱として現われる。ストリ
ップとロールの温度が過剰に高くなるのを避けるために
その熱は冷却液によって除去しなければならない。変形
の割合が大きければ熱の発生率も高くなり、それだけ大
きな流量の冷却液が必要になる。例えば127cm(5
0インチ)幅のステンレス鋼を圧延するセンジミア・ミ
ル(Sendzimir mill)では典型的には毎
分約3800リットル(1000ガロン)の流量の冷却
液を使用する。
【0003】一般的にその冷却媒質は油をベースとする
ものであり、そして使用される典型的な種類としてはス
トレートの鉱物油、および、鉱物油またはヤシ油のよう
な植物油をベースとする水/油エマルジョン(通常約5
%から12%の油を含む)がある。また普通、油に、膜
強度を大きくするための極圧(EP)添加物、防酸化、
防錆化合物(水/油エマルジョンの場合)、防泡化合物
等の化学添加物が加えられる。
【0004】圧延工程に続いてストリップはしばしば、
その表面に冷却液(または添加物)が残留しているのを
殆んどまたは全く必要としない工程へ移送される。例え
ばコイルがバッチ焼なましされる場合、表面の油は「ス
ティッカ(stickers)」(コイルの隣合うラッ
プどうしが一緒にくっつく)や「ステイニング(sta
ining)」(冷却液内の不純物または添加物による
ストリップ表面の変色)の原因になる。場合によっては
ストリップが次の工程へ移送される前に洗浄されること
もある。しかしこの場合その洗浄によってストリップの
処理工程に追加のコストが掛かることになる。従って洗
浄の必要を無くすまたは少なくすることは非常に価値の
ある目的となるのである。さらに、表面に油の付いたス
トリップのコイル巻きは、特にストリップが軽ゲージの
ものである場合には、コイルの「テレスコーピング(t
elescoping)」が起り易いので危険である。
「テレスコーピング」というのは、コイルの隣合うラッ
プどうしが相互に軸方向にずれて滑ることをいう技術用
語である。それによって圧延ミルから出てくるストリッ
プは脇の方へ押しやられ、そこでミルを故障させる。ス
トリップ表面の油はまたストリップ厚さ測定装置の測定
精度に悪影響を及ぼす。
【0005】それらの理由によって、冷間圧延ミルに、
そのミルから出てくるストリップの表面から油を、普通
はそのストリップがストリップ厚さゲージに達する前に
拭取る機能をもったストリップ・ワイパを備えることが
一般的になっている。
【0006】米国特許第4,551,878号は、この
特許の公開の時期に通常的に使用されていた様々な型式
のストリップ・ワイパを記載している。それらの型式は
(1)バー・ワイパ、(2)空気流型ワイパ、および
(3)ロール・ワイパである。ロール・ワイパは一般的
に2ロール・ワイパと3ロール・ワイパであり、その両
方の型式とも金属(普通鋼またはブロンズ)のロールを
使用している。
【0007】1985年以来、拭取りロールが、ストリ
ップのプロファイル形状により容易に合わさる多孔質の
弾性の(例えばスポンジのような)材料のカバーを金属
のコア上に被せて構成されるごとき、通常は2ロール型
の、しかし場合によっては3ロール型のストリップ・ワ
イパが数多く世界中で設置されるようになっている。
【0008】カバー材料が多孔質であることが重要であ
る。様々な硬度のポリウレタンのカバー材料について試
験が行われ、そしてそこで知られたこととして、そのカ
バーとストリップとの間に流動的な油膜が作られ易く、
従って摩擦が無くなり、そこでストリップが拭取りロー
ル間を通過していくときそれらロール(軸受に装架され
ている)が回転せず、このためそれらロールがストリッ
プの拭取りを良好に行わないだけでなく、カバー内に金
属片が入りこんでいたりした場合にはストリップを疵付
けることもある。多孔質カバーの使用は流動油膜の形成
を防止すると思われるが、その理由は多分、流動圧力が
生じ始めると、それによって油がカバー内へ押込まれる
からであろう。
【0009】市販で入手できる多孔質弾性材料は普通、
3M Co.(3M BrandMill Roll
s.3M Abrasion Division)から
発売されているもののような、またArmstrong
Koverkwick(ピッツバーグ)からToho
“NON−TEX”roll coveringsの商
品名で発売されているような不織布で作られている。
【0010】一般的に、多孔質弾性材料のカバーを被せ
たロールを使用するストリップ・ワイパは、特にストリ
ップから水/油エマルジョンを拭取る場合には極めて良
好に機能する。しかし多くのミルで冷却液として使用さ
れている鉱物油を拭取る場合にはあまり好く機能しな
い。その理由は多分、油の表面張力が水より小さく、そ
して拭取りロールのストリップから液を除去する効率
が、表面張力に強く支配される毛管作用に少なくとも部
分的に依存するからであろう。
【0011】そのようなワイパの機能を高める試みとし
て米国特許第4,769,924号は、半径方向の孔を
備えた中空の管状のコアの使用を教示する。そのコアの
中に真空が作られ、これによって、多孔質カバーに吸収
された液がコア内へ吸引され、そして真空発生装置によ
り除去される。
【0012】そのような方法は状況によっては好く機能
するが、しかし圧延工程において作られる特殊な汚染物
(例えば細かい金属の粒子)が存在する場合、ロールの
多孔質カバーは非常に効果的なフィルタとして作用し
て、油がカバーの外表面からコアへと流れていくときそ
れらの汚染物を捕捉し、そこでそのフィルタはそのよう
な粒子で目詰りを生じ、従って真空が働かなくなるよう
になってしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の主要な
目的は、従来技術のストリップ拭取り装置の上述のよう
な問題点を克服する、改良されたロール型ストリップ拭
取り装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明によれ
ば、金属コアに多孔質弾性カバーを被せて構成されるロ
ールを使用する改良された拭取り装置において、その改
良点として、各拭取りロールごとに少なくとも1つの金
属の背圧ロールが備えられ、この背圧ロールは拭取りロ
ールを支持することと、多孔質ロール・カバーに吸収さ
れた油を絞り出すための締付け地点(pinch po
int)を作ることとの機能を有し、また、ロール間の
ロール間隙の前方、締付け地点の進入部でストリップ上
に溜まっている油を除去する吸引装置が備えられるごと
き拭取り装置が提供される。背圧ロールはさらに負荷に
よる変形を少なくできるという利点を備え、それは拭取
りロールの金属コアよりも大きく作ることができ、従っ
て拭取りロールを、背圧ロールを備えない場合よりも小
さく作ることができるからである。そこで拭取りロール
はより効果的になり、またより低価格で作ることができ
るようになるという別の利点も備える。
【0015】
【発明の実施形態】図1と図2は従来技術の2ロール拭
取り装置を示す。この従来技術の装置は上側の拭取りロ
ール8と下側の拭取りロール9を備える。上側拭取りロ
ール8は多孔質弾性カバー11aをコア12上に装着し
て構成される。下側拭取りロール9は多孔質弾性カバー
11bをコア13上に装着して構成される。それら上下
ロール8と9のコア12と13は、上側ロール8のコア
12のように中実のコアにしてもよいし、あるいはまた
下側ロール9のコア13のように中空のコアにすること
もできる。図面ではコア13が小孔14を備え、そこで
回転継手20とパイプ21により真空を供給することに
よりそれら小孔14を通して液を引出すことができる。
いうまでもなく図1と図2は単なる説明図に過ぎない。
実際には上下両方の拭取りロール8と9が中実コア12
を備えるかまたは小孔付き中空コア13を備えるように
され、後者の場合それと一緒に回転ユニオン20とパイ
プ21が備えられてそれぞれの中空コア13を真空源
(図示せず)に結合するようにされよう。
【0016】図1で見られるように、コア12と13は
それぞれのロール・カバー11aと11bの端を超えて
延出し、そして軸受15a、15bと15c、15dが
備えられる。上側ロール8の軸受15aと15bはそれ
ぞれにチョック(chock)16aと16b内に装架
される。同様に下側ロール9の軸受15cと15dはそ
れぞれにチョック16cと16d内に装架される。チョ
ック16aと16cはフレーム状ハウジング18a内に
案内可能に装架され、チョック16bと16dはフレー
ム状ハウジング18b内に案内可能に装架される。下側
ロール9の下側チョック16cと16dはそれぞれにフ
レーム・ハウジング18aと18b内でブロック19a
と19b上に支持される。上側ロール8の上側チョック
16aと16bはそれぞれにシリンダ17aと17bの
ピストンロッド22aと22bに結合される。シリンダ
17aと17bは、上側ロール8、これの軸受15aと
15b、およびチョック16aと16bの組立体を昇降
させて拭取り装置の開閉を行わせ、ストリップ10をロ
ール8と9の間に通させる。上記組立体が昇降するとき
その組立体はチョック16aと16bがハウジング18
aと18b内を摺動することによって案内される。
【0017】操作において、圧延ミル、またはその他の
ストップ10へ液を供給する装置から出てきて拭取りロ
ール8と9の間を通過していくそのストリップに対して
ロール8、9が閉じられる。シリンダ17aと17b
は、拭取りロール8と9をストリップ10に対して堅く
押圧させるに充分な力を加えなければならない。ある実
例としては、ストリップの幅1cm当り約17.9kg
(1インチ当り100ポンド)の力が加えられる。この
結果コア12と13は曲げられる。そこで、ストリップ
10の幅のあらゆる地点で拭取りロール8、9とストリ
ップ10との間の圧力を均等にするためには外側カバー
11aと11bにクラウン(crown、中高)を付け
る研削加工をしなければならない。
【0018】カバー11aと11bの表面の全ての地点
がストリップ10によりストリップの速度で駆動される
のであるから、それらカバーの中央部分は、クラウンが
付けられているのでカバーの両端部分より直径が大きい
ために、より小さい角速度で回転駆動されることにな
る。これによってそれぞれのカバー11aと11bには
捩りトルクが生じる。そこでそれらカバーをキーまたは
接着剤でそれぞれのコアに固定することにより上記捩り
トルクをコアへ移し、こうしてカバーの捩りを防止する
ことが重要である。
【0019】図3、図4、および図5は本発明の1つの
実施形態の2ロール・ワイパを示す。この図3から図5
までに示される構成において、拭取りロール29と30
はそれぞれに金属コア32aと32b(既述したように
中実と中空のいずれにもできる)および多孔質弾性カバ
ー31aと31bを備える。コア32aと32bはそれ
ぞれのカバー31aと31bの長さを超えて延出する。
コア32aは軸受50aと50bを備え、これら軸受は
それぞれにチョック46aと46b内に装架される。コ
ア32bは軸受50cと50dを備え、これら軸受はそ
れぞれにチョック46cと46d内に装架される。拭取
りロール29と30はそれぞれに背圧ロール43aと4
3bによって支持される。上側背圧ロール43aは中空
本体43cとこれの両端に溶接されたスタブ軸44aと
44bを備える。同様に下側背圧ロール43bは中空本
体43dとこれの両端に溶接されたスタブ軸44cと4
4dを備える。上側背圧ロール43aのスタブ軸44a
と44bは転がり(ボールまたはローラ)軸受45aと
45bによって上側背圧ロール・チョック42aと42
b内に装架される。同様に下側背圧ロール43bのスタ
ブ軸44cと44dは転がり(ボールまたはローラ)軸
受45cと45dによって下側背圧ロール・チョック4
2cと42d内に装架される。上下の背圧ロール・チョ
ック42aと42cはフレーム状ハウジング47a内に
案内可能に装架され、その中で自由に上下に摺動でき
る。同様に上下の背圧ロール・チョック42bと42d
はフレーム状ハウジング47b内に案内可能に装架さ
れ、その中で自由に上下に摺動できる。下側背圧ロール
43bのチョック42cと42dは、それぞれのフレー
ム状ハウジング47aと47bによって画成される窓5
1aと51bの底部のスペーサ49aと49b上に着座
する。これらスペーサは、下側背圧ロール・チョック4
2cと42dに設けられた凹部とハウジング47aと4
7bに設けられた凹部との中に嵌合して、ハウジング4
7aと47b内の下側背圧ロール43bの軸心の位置を
決める。上側背圧ロール43aのチョック42aと42
bは油圧シリンダ48aと48bによって昇降される。
シリンダ48aと48bはピストンロッド52aと52
bを有し、これらロッドは保持器53aと53bによっ
てチョック42aと42bに結合される。
【0020】拭取りロール・チョック46a、46b、
46c、および46dはそれぞれに背圧ロール・チョッ
ク42a、42b、42c、および42d内に摺動可能
に装架される。背圧ロール・チョック42a、42b、
42c、および42dはハウジング47aと47b内の
案内可能装架において上下方向にしか動くことができ
ず、また同様に拭取りロール・チョック46a、46
b、46c、および46dは背圧ロール・チョック内の
案内において上下方向にしか動くことができないので、
拭取りロール29と30がストリップ10の動き方向と
平行な水平方向に動かされることはない。
【0021】図3、図4、および図5の拭取り装置の操
作において、ストリップ10が拭取りロール29と30
の間に通され、そしてそのストリップは、油圧シリンダ
48aと48bが背圧ロール43aと43bを介して作
用することによりそれら拭取りロール29と30によっ
て圧搾(squeeze)される。ストリップの幅1c
m当り約17.9kg(1インチ当り100ポンド)の
圧搾力が加えられる。進入してくるストリップ10はこ
れの上下両表面に液のコーティングを有しており、そし
て拭取りロール29と30に対する油圧シリンダ48a
と48bの圧搾作用が拭取りロール29と30の多孔質
カバー31aと31bをストリップ10に対し、そして
また背圧ロール43aと43bに対して圧縮させる。
【0022】それによって2つの効果が生じる。その第
1は拭取りロール29と30がダムとして働き、このダ
ムは、ストリップ上の液が両拭取りロール間のロール間
隙を通過するのを妨げることである。この結果、ストリ
ップ10の上下両表面のロール間隙の進入側の個所に液
のビード38aと38bが作られる(図4参照)。第2
の効果として、拭取りロール29と30の多孔質カバー
31aと31bに吸収された液がそれらカバーに対する
背圧ロール43aと43bの圧力により圧搾されて絞り
出され、これにより拭取りロールのカバー31a、31
bと背圧ロール43a、43bとの間の接触区域の進入
側に液のビード33aと33bが作られる(図4参
照)。
【0023】ビード38aと38bの液を除去するため
にそれぞれに吸引ヘッダ39aと39bが使用される。
これらヘッダ39aと39bは拭取りロール・カバー3
1a、31bの全長と背圧ロール43a、43bの本体
部分43c、43dの全長に亘って延在する。ヘッダ3
9aと39bはそれぞれに内部流れチャンネル40aと
40bを備え、これらチャンネルは外部の真空源(図示
せず)に接続される。ヘッダ39aの全長に沿って一連
のスロットまたは孔41aが備えられ、これらの孔を通
して真空源の作用によりビード38aの液が外気と一緒
に流れチャンネル40a内へかつ真空源に向って吸引さ
れる。図4に示されるようにヘッダ39bも同様に一連
のスロットまたは孔41bを備え、前記のスロットまた
は孔41aと同じ働きをする。
【0024】また同じくビード33aと33bの液を除
去するためにそれぞれ吸引ヘッダ34aと34bが使用
される。これらヘッダ34aと34bは拭取りロール・
カバー31a、31bの全長と背圧ロール43a、43
bの本体部分43c、43dの全長に亘って延在する。
ヘッダ34aと34bはそれぞれに内部流れチャンネル
35aと35bを備え、これらチャンネルは外部の真空
源(図示せず)に接続される。ヘッダ39aと39bの
場合と同様にヘッダ34aと34bはそれぞれにその全
長に沿って一連のスロットまたは孔36aと36bが備
えられ、これらの孔を通して真空源の作用によりビード
33aと33bの液が外気と一緒に流れチャンネル35
aと35b内へ吸引され、真空源の方へ向かう。
【0025】図3では図面の複雑を避けるために下側の
吸引ヘッダ34bだけが示されている。同図で解かるよ
うに吸引ヘッダ34bは背圧ロール本体43dと拭取り
ロー・カバー31bとの全長に亘って延在する。ヘッダ
34bの一方の端からパイプ56が延び、そのヘッダの
内部流れチャンネル35bを外部の真空源(図示せず)
に接続する。
【0026】図3で解かるようにストリップ10の両側
部で上側と下側の拭取りロール・カバー31aと31b
の間に間隙55aと55bが存在する。従来技術の拭取
りロールの問題点の1つは、液がそれら間隙55aと5
5bを通過して、拭取りロール・カバー31aと31b
の外表面上に堆積することである。この堆積した液は場
合によってはストリップ10の縁部の方へ移動してい
き、拭取り装置から出てストリップ縁部に望ましくない
ビードを形成する。
【0027】本発明の拭取り装置においては、拭取りロ
ール29と30のカバー31aと31bに対して背圧ロ
ール43aと43bが圧搾作用していることによって、
上記のような表面液が背圧ロールと拭取りロール間の接
触区域を通過することはできず、液はビード38aと3
8bに蓄積され、そしてここから液は既述のようにマニ
ホルド39aと39bの真空作用によって吸出される。
こうしてストリップの両側部で拭取りロール・カバー3
1aと31bの外表面に液が堆積することは防止され、
従ってストリップ10の縁部における拭取り効果が著し
く改良されるのである。
【0028】本発明の他の実施形態が図6に簡略化した
形の断面図で示される。この実施形態においては、背圧
ロール43aと43bの代りに、相互に実質的に同等な
上側と下側のクラスタ(clusters)が使用され
る。上側クラスタは中間ロール62と63および3組の
キャスタ・ベアリング64を含む。キャスタ・ベアリン
グは中間ロールの幅に沿ってある間隔ごとに離間して設
けられ、そしてキャリア65内に装架される。このキャ
リア65はバネ66を介して上側フレーム67に装架さ
れる。上側フレーム67は油圧シリンダ(図示せず)に
よって下側フレーム67aに対して昇降させることがで
き、これによりストリップが通される両拭取りロール間
の間隙が作られる。エラストマ・シール68による追加
の緘封が行われる。このシール68は、拭取り組立体に
進入してくるストリップ10の表面上の液が中間ロール
62と63の上方へ飛び散り、従って拭取りロール29
を迂回してしまうのを防止する。これらの特徴は、共通
所有の米国特許第4,551,878号および第4,8
43,673号に記載のものと同様であり、それら特許
の内容はここで参照にされるものである。下側クラスタ
が上側クラスタと実質的に同等であることは理解されよ
う。従って同じ部品は同じ符号番号に「a」を付けて指
示する。そこで下側クラスタは中間ロール62aと63
aおよび3組のキャスタ・ベアリング64aを含む。キ
ャスタ・ベアリング中間ロールの幅に沿ってある間隔ご
とに離間して設けられ、そしてキャリア65a内に装架
される。キャリア65aはバネ66aを介して下側フレ
ーム67aに装架される。下側クラスタはシール68と
同様なエラストマ・シール68aを備える。
【0029】多孔質弾性拭取りロール・カバー31aと
31bは、これに沿ったある間隔ごとに離間したキャス
タ・ベアリングで支持するには柔軟すぎるので、拭取り
ロール29と30の支持は硬い鋼の中間ロール62、6
3、62a、および63aを使って行うことが必要にな
る。中間ロール62と63は拭取りロール29のカバー
31aと同じ長さであり、中間ロール62aと63aは
拭取りロール30のカバー31bと同じ長さである。こ
れによって中間ロールは拭取りロールの連続的な支持を
行う。既述のように中間ロール62と63および中間ロ
ール62aと63aはそれぞれの組のキャスタ・ベアリ
ング64および64aによって支持される。この結果、
拭取りロール29と30および中間ロール62、63、
62a、および63aは水平方向の平面と垂直方向の平
面との中で完全に支持される。最も重要なこととして、
図6の実施形態の構造では、図3、図4、および図5の
実施形態の場合よりもより小さい(従ってより効果的
な)拭取りロールの使用が可能になる。
【0030】図6の実施形態において、マニホルド39
aと39bは図4のマニホルド39aと39bに同じ働
きをする。マニホルド34aと34bはそれぞれにビー
ド33aと33bを除去をする。ビード33aは拭取り
ロール29と支持ロール63の間に形成される。またマ
ニホルド34bは拭取りロール30と支持ロール63a
の間に形成されるビード33bを除去する。各拭取りロ
ールは2つずつの支持ロールを備えているが、拭取りロ
ール・カバー31aと31bに圧搾力を加えるのは主と
して送出側の支持ロール63と63aであることに留意
すべきである。その圧搾力によって、拭取りロール・カ
バーに吸収されていた液は絞り出され、液ビード33a
と33bを形成し、これらビードの液は吸引マニホルド
34aと34bによって除去される。
【0031】本発明は、ここに図示した実施形態以外
に、本発明の精神から外れることなく、なお様々な変化
形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の2ロール・ワイパ組立体の一部を断
面で示した立面図である。
【図2】図1の2−2線における簡略化された断面図で
ある。
【図3】本発明のロール型ストリップ拭取り装置の1つ
の実施形態の一部を断面で示した立面図である。
【図4】図3の4−4線における簡略化された断面図で
ある。
【図5】図3の装置の左端面図である。
【図6】本発明のロール型ストリップ拭取り装置の他の
実施形態の簡略化された断面図である。
【符号の説明】
10 ストリップ 29 拭取りロール 30 拭取りロール 31 多孔質弾性カバー 32 コア 33 液ビード 34 吸引ヘッダ 38 液ビード 39 吸引ヘッダ 42 チョック 43 背圧ロール 45 軸受 46 チョック 47 ハウジング 48 油圧シリンダ 49 スペーサ 50 軸受 62 中間ロール 63 中間ロール 64 キャスタ・ベアリング 65 キャリア 66 バネ 67 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ダブリュ.ターレイ アメリカ合衆国コネチカット州オックスフ ォード,パイン ストリート 14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に向けられた金属ストリップの上下
    表面から液を拭取るためのロール組立体において、この
    ロール組立体は、間にロール間隙を形成する1対の上側
    と下側の拭取りロールを包含し、これら拭取りロール
    は、これらの軸心が該ストリップの平面に平行に且つス
    トリップを横断する方向に延在するようにしてストリッ
    プの上側と下側とに装架され、前記上下の拭取りロール
    はそれぞれ金属のコア上の多孔質弾性のカバーで構成さ
    れ、該ロール組立体はまた、前記拭取りロールのそれぞ
    れに対して少なくとも1つの背圧ロールを包含し、この
    背圧ロールは、前記拭取りロールそれぞれの多孔質弾性
    カバーの長さと実質的に等しい長さの本体を有し、各拭
    取りロールの前記少なくとも1つの背圧ロールは、その
    拭取りロールの背圧ロールとの接触区域に圧力を加えて
    その拭取りロールそれぞれを前記ストリップの隣接表面
    に対して押付け、そして、その拭取りロールそれぞれの
    多孔質カバーに吸取られた液を圧搾して、前記背圧ロー
    ルと拭取りロールとの間の接触区域の進入側にその圧搾
    された液のビードを形成し、そしてその液ビード各々に
    隣接してそこから液を除去するための吸引組立体を包含
    する、ロール組立体。
  2. 【請求項2】 前記両拭取りロール間のロール間隙の進
    入側で前記ストリップの上下表面に形成される液のビー
    ドから液を除去する追加の吸引組立体を備える請求項1
    記載のロール組立体。
  3. 【請求項3】 前記ロール組立体が、前記上側拭取りロ
    ールのための2つの上側背圧ロールと、前記下側拭取り
    ロールのための2つの下側背圧ロールとを含み、前記上
    下の背圧ロールは、前記上下の拭取りロールそれぞれの
    多孔質弾性カバーと実質的に等しい長さの本体を有し、
    前記ロール組立体はまた、前記上側背圧ロールの幅に沿
    って相互に間隔を置いて設けられる、前記上側背圧ロー
    ルのための3組の上側キャスタ・ベアリングと、前記下
    側背圧ロールの幅に沿って相互に間隔を置いて設けられ
    る、前記下側背圧ロールのための3組の下側キャスタ・
    ベアリングとを含み、前記上下の背圧ロールは、前記上
    下の拭取りロールの背圧ロールとの接触区域に圧力を加
    えて前記上下拭取りロールを前記ストリップの上下表面
    に対して押付け、そして前記上側対の内の前方の背圧ロ
    ールと前記下側対の内の前方の背圧ロールとが前記上下
    の拭取りロールの前記多孔質弾性カバーに吸取られた液
    をそれぞれ圧搾するようにさせ、この圧搾された液は前
    記接触区域の進入側にビードを形成し、そして前記ロー
    ル組立体はまた、その各々の液ビードに隣接してそこか
    ら液を除去する吸引組立体を含む、請求項1記載のロー
    ル組立体。
  4. 【請求項4】 前記両拭取りロール間のロール間隙の進
    入側で前記ストリップの上下表面に形成される液のビー
    ドから液を除去する追加の吸引組立体を含む請求項3記
    載のロール組立体。
  5. 【請求項5】 前記液が、鉱物油と水/油エマルジョン
    とで成るクラスから選択される潤滑および冷却液であ
    る、請求項2記載のロール組立体。
  6. 【請求項6】 前記上側と下側の背圧ロールがそれぞれ
    第1と第2の軸状の端部において終端し、それら上下背
    圧ロールの第1と第2端のための減摩軸受を有する第1
    と第2の上側と下側のチョックが備えられ、その第1の
    上下の背圧ロール・チョックは第1のフレーム状のハウ
    ジング内に装架されかつその中で垂直に動くことがで
    き、第2の上下の背圧ロール・チョックは第2のフレー
    ム状のハウジング内に装架されかつその中で垂直に動く
    ことができ、前記下側背圧ロールの第1と第2チョック
    は前記第1と第2ハウジング内で通常的にスペーサ上に
    載って前記下側背圧ロールを適正に位置決めし、前記上
    側背圧ロールの第1と第2チョックはそれぞれ油圧シリ
    ンダのピストンに取付けられ、それらシリンダはそれぞ
    れの前記ハウジングの頂部に装架され、そこで前記シリ
    ンダにより前記上側背圧ロールを前記ハウジング内で上
    昇および下降させることができ、前記上側と下側の拭取
    りロールの前記コアがそれぞれのカバーを超えて延出し
    かつ前記上下拭取りロールの第1と第2の端部を提供
    し、前記上下拭取りロールの前記第1と第2端のための
    軸受を有する第1と第2の上側と下側のチョックが備え
    られ、前記上側拭取りロールの前記第1と第2チョック
    はそれぞれに前記上側背圧ロールの前記第1と第2チョ
    ック内に摺動可能に装架され、前記下側拭取りロールの
    前記第1と第2チョックはそれぞれに前記下側背圧ロー
    ルの前記第1と第2チョック内に摺動可能に装架され
    る、請求項2記載のロール組立体。
  7. 【請求項7】 前記ストリップが前記拭取りロールによ
    って圧搾力を加えられ、そして前記拭取りロール・カバ
    ーが、前記背圧ロールを介して作用する前記油圧シリン
    ダによって前記背圧ロールと前記ストリップに対して圧
    縮される、請求項6記載のロール組立体。
  8. 【請求項8】 前記上側拭取りロールと上側背圧ロール
    との間の前記接触区域と、前記下側拭取りロールと下側
    背圧ロールとの間の前記接触区域との進入側の前記液ビ
    ード、および、前記両拭取りロール間のロール間隙の進
    入側の前記ストリップの上下表面の前記液ビードのため
    の前記吸引組立体が、その各ビードのための細長い吸引
    ヘッダを包含し、各々の吸引ヘッダはそれぞれ隣接の拭
    取りロール・カバーの長さと等しい長さを有し、各々の
    吸引ヘッダに長手方向の内部流れチャンネルが設けられ
    かつ真空源に接続され、各吸引ヘッダはこれの全長に沿
    って1列に並んだ複数個の開口を有し、該開口を通して
    前記液ビードからの液が外気と一緒に前記流れチャンネ
    ル内へかつ前記真空源に向って吸引される、請求項2記
    載のロール組立体。
  9. 【請求項9】 前記圧搾力が前記ストリップ幅1cm当
    り17.9kg(100pounds per inc
    h)のオーダである、請求項7記載のロール組立体。
  10. 【請求項10】 前記上側拭取りロールと前記上側背圧
    ロールとの間の接触区域と、前記下側拭取りロールと前
    記下側背圧ロールとの間の接触区域との進入側の前記液
    ビード、および、前記両拭取りロール間のロール間隙の
    進入側の前記ストリップの上下表面の液ビードのための
    前記吸引組立体が、各ビードのための細長い吸引ヘッダ
    を備え、該吸引ヘッダはそれぞれ隣接の拭取りロール・
    カバーの長さと等しい長さを有し、各吸引ヘッダに長手
    方向の内部流れチャンネルが設けられかつ真空源に接続
    され、各吸引ヘッダはその全長に沿って1列に並んだ複
    数個の開口を有し、これら開口を通して前記隣接した液
    ビードからの液が外気と一緒に前記流れチャンネル内へ
    かつ前記真空源に向って吸引される、請求項7記載のロ
    ール組立体。
  11. 【請求項11】 前記液が、鉱物油と水/油エマルジョ
    ンとで成るクラスから選択される潤滑および冷却液であ
    る、請求項9記載のロール組立体。
  12. 【請求項12】 前記液が、鉱物油と水/油エマルジョ
    ンとで成るクラスから選択される潤滑および冷却液であ
    る、請求項4記載のロール組立体。
  13. 【請求項13】 前記上側背圧ロールと前記上側の3組
    のキャスタ・ベアリングが上側クラスタを包含し、前記
    下側背圧ロールと前記下側の3組のキャスタ・ベアリン
    グが前記上側クラスタと実質的に同等な下側クラスタを
    包含し、前記上側3組のキャスタ・ベアリングが上側キ
    ャリア内に装架され、前記下側3組のキャスタ・ベアリ
    ングが下側キャリア内に装架され、前記上下のキャリア
    は前記ストリップに向って偏倚されたばねである、請求
    項4記載のロール組立体。
  14. 【請求項14】 前記上側拭取りロールと前記上側背圧
    ロールとの間の接触区域と、前記下側拭取りロールと前
    記下側背圧ロールとの間の接触区域との進入側の液ビー
    ト、および、前記両拭取りロール間のロール間隙の進入
    側の前記ストリップの上下表面の前記液ビードのための
    前記吸引組立体が、その各ビードのための細長い吸引ヘ
    ッダを包含し、該吸引ヘッダはそれぞれ隣接の拭取りロ
    ール・カバーの長さと等しい長さを有し、各吸引ヘッダ
    の内部に長手方向の内部流れチャンネルが設けられ、か
    つ真空源に接続され、吸引ヘッダはこれの全長に沿って
    1列に並んだ複数個の開口を有し、これら開口を通して
    前記液ビードの液が外気と一緒に前記流れチャンネル内
    へかつ前記真空源に向って吸引される、請求項4記載の
    ロール組立体。
  15. 【請求項15】 前記上側背圧ロールと前記上側の3組
    のキャスタ・ベアリングが上側クラスタを包含し、前記
    下側背圧ロールと前記下側の3組のキャスタ・ベアリン
    グが前記上側クラスタと実質的に同等な下側クラスタを
    包含し、前記上側3組のキャスタ・ベアリングが上側キ
    ャリア内に装架され、前記下側3組のキャスタ・ベアリ
    ングが下側キャリア内に装架されている、請求項14記
    載のロール組立体。
JP9216072A 1996-09-11 1997-08-11 ロール型ストリップ拭取り装置 Ceased JPH10180339A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US712390 1996-09-11
US08/712,390 US5737796A (en) 1996-09-11 1996-09-11 Roll type strip wiping system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10180339A true JPH10180339A (ja) 1998-07-07

Family

ID=24861913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9216072A Ceased JPH10180339A (ja) 1996-09-11 1997-08-11 ロール型ストリップ拭取り装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5737796A (ja)
JP (1) JPH10180339A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109380A1 (ja) * 2005-04-12 2006-10-19 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery, Inc. 圧延機及び圧延方法
KR100903632B1 (ko) * 2002-07-12 2009-06-18 주식회사 포스코 강판 탈지 설비의 스와프 제거 장치
CN104646440A (zh) * 2015-01-28 2015-05-27 山东钢铁股份有限公司 一种冷轧带钢表面乳化液清除装置及方法
KR20200072120A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 주식회사 포스코 드레싱 장치 및 이의 작동 방법

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3354923B2 (ja) 1998-10-26 2002-12-09 三菱重工業株式会社 液状物のワイパー装置
US6598261B2 (en) * 2001-09-04 2003-07-29 Paul C. Howard Printing process web cleaner
KR100851866B1 (ko) * 2002-05-31 2008-08-13 주식회사 포스코 워크롤의 방청유 도포 장치
US7055675B2 (en) 2002-12-04 2006-06-06 3M Innovative Properties Company Conveyor belt cleaning system
US6959503B2 (en) * 2003-06-13 2005-11-01 P.C.T. Systems, Inc. Method and apparatus for removing liquid from substrate surfaces using suction
CN102228909B (zh) * 2011-04-26 2013-04-03 上海艾科液压技术有限公司 不锈钢冷轧***及不锈钢冷轧的擦拭***
CN104324956B (zh) * 2014-08-28 2016-04-27 山西太钢不锈钢股份有限公司 Sms廿辊轧机轧制油挤干辊
CN105318667A (zh) * 2015-11-24 2016-02-10 江苏大力神科技股份有限公司 一种彩涂干燥装置
FR3056419B1 (fr) * 2016-09-27 2018-10-12 Fives Dms Dispositif d'essorage d'une bande metallique
BE1025125B1 (fr) 2017-09-04 2018-10-31 Centre de Recherches Métallurgiques asbl-Centrum voor Research in de Metallurgie vzw Essuyeur sans contact et installation industrielle comportant un tel essuyeur

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2234153A (en) * 1939-02-16 1941-03-04 United Eng Foundry Co Method and apparatus for manufacturing metallic strip
US2472596A (en) * 1946-05-17 1949-06-07 Eastman Kodak Co Removal of excess liquid from wet film
US2953952A (en) * 1956-02-29 1960-09-27 Kaiser Aluminium Chem Corp Apparatus for cleaning rolls
US3398022A (en) * 1962-09-18 1968-08-20 Maust Hedwig Method of continuously cleaning rolls in the processing of coil, sheet and plate material
US4551878A (en) * 1984-12-03 1985-11-12 Turley John W Strip wiping system
US4769924A (en) * 1985-05-17 1988-09-13 Toray Industries, Inc. Liquid absorbing apparatus
JPH02270656A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Zexel Corp 車輌用安全装置の制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100903632B1 (ko) * 2002-07-12 2009-06-18 주식회사 포스코 강판 탈지 설비의 스와프 제거 장치
WO2006109380A1 (ja) * 2005-04-12 2006-10-19 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery, Inc. 圧延機及び圧延方法
JP2006289444A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc 圧延機及び圧延方法
CN104646440A (zh) * 2015-01-28 2015-05-27 山东钢铁股份有限公司 一种冷轧带钢表面乳化液清除装置及方法
KR20200072120A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 주식회사 포스코 드레싱 장치 및 이의 작동 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US5737796A (en) 1998-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10180339A (ja) ロール型ストリップ拭取り装置
EP0094104B1 (en) Rolling mill and method for rolling a sheet material
JPH0418924B2 (ja)
US4653303A (en) Apparatus for continuously brushing and lubricating rolls of rolling mills for flat rolled products
DE69832961T2 (de) Verfahren zum nachweis von verunreinigung und/oder beschädigung auf einer durch einen walzenspalt laufenden fläche in einer papier- oder papierveredelungsmaschine
CA1068137A (en) Rolling mill
US5970771A (en) Continuous spiral motion system for rolling mills
CN116213468A (zh) 一种冷轧张力辊在线除尘装置
US3511065A (en) Sealing device
JPH01289503A (ja) 熱間圧延方法及び熱間圧延装置
JPS6057401B2 (ja) 多段圧延機構を有する圧延機
JP2896316B2 (ja) 棒線材仕上圧延機のカバー装置
JPH0230082Y2 (ja)
CN217888805U (zh) 折叠刀清理润滑装置
US3455136A (en) Means for surface conditioning metal strip
CN219880684U (zh) 一种带状金属材表面吸油机构
JP2820572B2 (ja) ワイパ装置
CN220461754U (zh) 一种钢卷反弯装置及具有该反弯装置的开卷机
CN214699188U (zh) 一种矫直机支撑辊密封结构
CN220046887U (zh) 一种易于更换过滤结构的防毒面具
CN221414548U (en) Bending die for sheet metal part
EP0542832A1 (en) Twin roll casting
CN204364967U (zh) 一种改进的压滤机
JP3315633B2 (ja) 金属ストリップの冷間圧延機
JPH06126304A (ja) 圧延機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060929

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20070119