JPH10177429A - パーソナルコンピュータ - Google Patents
パーソナルコンピュータInfo
- Publication number
- JPH10177429A JPH10177429A JP8352873A JP35287396A JPH10177429A JP H10177429 A JPH10177429 A JP H10177429A JP 8352873 A JP8352873 A JP 8352873A JP 35287396 A JP35287396 A JP 35287396A JP H10177429 A JPH10177429 A JP H10177429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timer
- personal computer
- timer circuit
- host computer
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パーソナルコンピュータ上に存在するバックア
ップ電池等を持ったタイマー回路を簡略化し、パーソナ
ルコンピュータのコスト低減を図ると共に、タイマー回
路への時刻設定を自動化し、操作性を向上する、パーソ
ナルコンピュータの提供。 【解決手段】ホストコンピュータに接続する機能を有す
るパーソナルコンピュータにおいて、パーソナルコンピ
ュータの電源オン時に、ホストコンピュータへの接続
と、ホストコンピュータのタイマーの読み込みを行い、
パーソナルコンピュータ側のタイマー機能を初期設定す
る。
ップ電池等を持ったタイマー回路を簡略化し、パーソナ
ルコンピュータのコスト低減を図ると共に、タイマー回
路への時刻設定を自動化し、操作性を向上する、パーソ
ナルコンピュータの提供。 【解決手段】ホストコンピュータに接続する機能を有す
るパーソナルコンピュータにおいて、パーソナルコンピ
ュータの電源オン時に、ホストコンピュータへの接続
と、ホストコンピュータのタイマーの読み込みを行い、
パーソナルコンピュータ側のタイマー機能を初期設定す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータに関し、特に、タイマー機能を備えたパーソナル
コンピュータにおいて、タイマーを電池等によりバック
アップすることなしにホストコンピュータからの時刻情
報を読み出し設定することで、複雑なバックアップ回路
を不要とし、回路構成を簡略化するパーソナルコンピュ
ータに関する。
ュータに関し、特に、タイマー機能を備えたパーソナル
コンピュータにおいて、タイマーを電池等によりバック
アップすることなしにホストコンピュータからの時刻情
報を読み出し設定することで、複雑なバックアップ回路
を不要とし、回路構成を簡略化するパーソナルコンピュ
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータは多くの
分野で使用されるに至っており、個人が単独で使用する
場合も多いが、更に、インターネットの普及や安価のモ
デムの普及等により、回線に接続しネットワーク経由で
多くの情報を入手するという環境が整ってきている。
分野で使用されるに至っており、個人が単独で使用する
場合も多いが、更に、インターネットの普及や安価のモ
デムの普及等により、回線に接続しネットワーク経由で
多くの情報を入手するという環境が整ってきている。
【０００３】そしてパーソナルコンピュータにおいて
は、アプリケーションソフトウェアで時刻をデータ（例
えばタイムスタンプ情報）として利用しているものが多
い。パーソナルコンピュータには、一般に電池等でバッ
クアップされたタイマー回路が具備されており、アプリ
ケーションソフトウェアはタイマー回路の時刻データを
利用している。
は、アプリケーションソフトウェアで時刻をデータ（例
えばタイムスタンプ情報）として利用しているものが多
い。パーソナルコンピュータには、一般に電池等でバッ
クアップされたタイマー回路が具備されており、アプリ
ケーションソフトウェアはタイマー回路の時刻データを
利用している。
【０００４】図４は、従来のパーソナルコンピュータの
回路構成の概要をブロック図にて示したものである。図
４を参照すると、パーソナルコンピュータは、ＣＰＵ４
０１、ホストコンピュータ等と通信を行うネットワーク
コントローラ４０２、プログラム又は制御データ等を予
め記憶したＲＯＭ（読み出し専用メモリ）４０３、ＲＡ
Ｍ（ランダムアクセスメモリ）４０４、及びＩ／Ｏデバ
イスとの制御を行うＩ／Ｏコントローラ４０５を含み、
これらのメモリ及びコントローラはバス４１０を介して
ＣＰＵ４０１と接続され、更に、Ｉ／Ｏコントローラ４
０５に接続されたタイマー回路４０６、タイマー回路４
０６のバックアップ回路４０７、及びバックアップ用の
電池４０８を備えている。
回路構成の概要をブロック図にて示したものである。図
４を参照すると、パーソナルコンピュータは、ＣＰＵ４
０１、ホストコンピュータ等と通信を行うネットワーク
コントローラ４０２、プログラム又は制御データ等を予
め記憶したＲＯＭ（読み出し専用メモリ）４０３、ＲＡ
Ｍ（ランダムアクセスメモリ）４０４、及びＩ／Ｏデバ
イスとの制御を行うＩ／Ｏコントローラ４０５を含み、
これらのメモリ及びコントローラはバス４１０を介して
ＣＰＵ４０１と接続され、更に、Ｉ／Ｏコントローラ４
０５に接続されたタイマー回路４０６、タイマー回路４
０６のバックアップ回路４０７、及びバックアップ用の
電池４０８を備えている。
【０００５】図４に示すように、従来のパーソナルコン
ピュータにおいては、タイマー回路４０６の周辺にバッ
クアップ回路４０７と電池４０８が設けられている。
ピュータにおいては、タイマー回路４０６の周辺にバッ
クアップ回路４０７と電池４０８が設けられている。
【０００６】ここでタイマー回路を電池でバックアップ
するのは、パーソナルコンピュータが電源断の状態にお
いても正しく時刻をカウントするためである。
するのは、パーソナルコンピュータが電源断の状態にお
いても正しく時刻をカウントするためである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータが回線で結ばれるようになると、ホス
トコンピュータのタイマーから時刻情報を回線を経由し
てパーソナルコンピュータに取り込めば良く、あえて多
くのパーソナルコンピュータにタイマー回路を持たせる
必要はない。
ナルコンピュータが回線で結ばれるようになると、ホス
トコンピュータのタイマーから時刻情報を回線を経由し
てパーソナルコンピュータに取り込めば良く、あえて多
くのパーソナルコンピュータにタイマー回路を持たせる
必要はない。
【０００８】このように、各パーソナルコンピュータ毎
に、タイマー回路のバックアップ用の回路及び電池を設
けることは、むしろ過剰設備であるともいえる。そし
て、この回路を簡略化することでパーソナルコンピュー
タの価格を引き下げることが可能である。
に、タイマー回路のバックアップ用の回路及び電池を設
けることは、むしろ過剰設備であるともいえる。そし
て、この回路を簡略化することでパーソナルコンピュー
タの価格を引き下げることが可能である。
【０００９】また、電池等に使用を避けることができれ
ば、有害物質の廃棄、資源の無駄使いを無くし、資源の
有効利用を図ることも可能である。
ば、有害物質の廃棄、資源の無駄使いを無くし、資源の
有効利用を図ることも可能である。
【００１０】そして、従来のパーソナルコンピュータに
おいては、タイマー回路のバックアップ用の電池の消耗
等により、時刻の遅れ等時刻の乱れが発生するという、
問題点も有している。
おいては、タイマー回路のバックアップ用の電池の消耗
等により、時刻の遅れ等時刻の乱れが発生するという、
問題点も有している。
【００１１】したがって、本発明は、上記知見に基づき
創案されたものであって、その目的は、パーソナルコン
ピュータ上に存在するバックアップ電池等を持ったタイ
マー回路を簡略化し、パーソナルコンピュータのコスト
低減を図ると共に、タイマー回路への時刻設定を自動化
し、操作性を向上する、パーソナルコンピュータを提供
することにある。
創案されたものであって、その目的は、パーソナルコン
ピュータ上に存在するバックアップ電池等を持ったタイ
マー回路を簡略化し、パーソナルコンピュータのコスト
低減を図ると共に、タイマー回路への時刻設定を自動化
し、操作性を向上する、パーソナルコンピュータを提供
することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、バックアップ電源機能付きタイマー回路
による時刻機能を持つホストコンピュータとネットワー
クを介して接続されるパーソナルコンピュータにおい
て、電源投入時に前記ホストコンピュータに接続されて
前記ホストコンピュータのタイマー情報を読み出し、前
記読み出されたタイマー情報に基づき自装置タイマー回
路を初期化設定する手段、を備えたことを特徴とする。
め、本発明は、バックアップ電源機能付きタイマー回路
による時刻機能を持つホストコンピュータとネットワー
クを介して接続されるパーソナルコンピュータにおい
て、電源投入時に前記ホストコンピュータに接続されて
前記ホストコンピュータのタイマー情報を読み出し、前
記読み出されたタイマー情報に基づき自装置タイマー回
路を初期化設定する手段、を備えたことを特徴とする。
【００１３】また、本発明は、電源投入時に、ホストコ
ンピュータに通信接続されて、前記ホストコンピュータ
から受信した時刻情報を自装置のタイマー回路に設定
し、該タイマー回路は該時刻から計時を開始し、前記タ
イマー回路を電源断時にバックアップするための回路を
不要としたことを特徴とする。
ンピュータに通信接続されて、前記ホストコンピュータ
から受信した時刻情報を自装置のタイマー回路に設定
し、該タイマー回路は該時刻から計時を開始し、前記タ
イマー回路を電源断時にバックアップするための回路を
不要としたことを特徴とする。
【００１４】上記のように構成されてなる本発明によれ
ば、パーソナルコンピュータの電源を投入すると、自動
的に正しい時刻が設定されると共に、電池及び周辺の回
路は不要となり、装置の原価低減を可能としている。
ば、パーソナルコンピュータの電源を投入すると、自動
的に正しい時刻が設定されると共に、電池及び周辺の回
路は不要となり、装置の原価低減を可能としている。
【００１５】また、本発明は、電池等に使用を避けるこ
とで、有害物質の廃棄、資源の無駄使いをなくし、資源
の有効利用に貢献するものである。
とで、有害物質の廃棄、資源の無駄使いをなくし、資源
の有効利用に貢献するものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図１は、本発明の実施の形
態のシステム接続構成を示すブロック図である。図１を
参照すると、複数のパーソナルコンピュータ２０−１〜
２０−ｎは、回線３０を経由して、ホストコンピュータ
１０と接続される。なおホストコンピュータ１０は、バ
ックアップ電源機能付きタイマー回路による時刻機能を
備えている。
を参照して以下に説明する。図１は、本発明の実施の形
態のシステム接続構成を示すブロック図である。図１を
参照すると、複数のパーソナルコンピュータ２０−１〜
２０−ｎは、回線３０を経由して、ホストコンピュータ
１０と接続される。なおホストコンピュータ１０は、バ
ックアップ電源機能付きタイマー回路による時刻機能を
備えている。
【００１７】図２は、本発明の実施の形態の動作を説明
するための流れ図であり、パーソナルコンピュータ２０
の電源投入時にホストコンピュータ１０への接続と時刻
データの取り込み処理の概要を流れ図にて示したもので
ある。
するための流れ図であり、パーソナルコンピュータ２０
の電源投入時にホストコンピュータ１０への接続と時刻
データの取り込み処理の概要を流れ図にて示したもので
ある。
【００１８】図２を参照すると、パーソナルコンピュー
タへの電源投入した（ステップ２０１）際、ハードウェ
ア（ＨＷ）の初期化が行われ（ステップ２０２）、つづ
いて通信プログラムが起動されてホストコンピュータ１
０と接続される（ステップ２０３）。
タへの電源投入した（ステップ２０１）際、ハードウェ
ア（ＨＷ）の初期化が行われ（ステップ２０２）、つづ
いて通信プログラムが起動されてホストコンピュータ１
０と接続される（ステップ２０３）。
【００１９】つづいてホストコンピュータ１０からタイ
マーデータを読み出し、このタイマーデータはパーソナ
ルコンピュータ２０に送信され（ステップ２０４）、パ
ーソナルコンピュータ２０では受信したタイマーデータ
をタイマー回路に設定して（ステップ２０５）、タイマ
ー回路をスタートする（ステップ２０６）。タイマー回
路は設定されたタイマーデータから計時を開始する。
マーデータを読み出し、このタイマーデータはパーソナ
ルコンピュータ２０に送信され（ステップ２０４）、パ
ーソナルコンピュータ２０では受信したタイマーデータ
をタイマー回路に設定して（ステップ２０５）、タイマ
ー回路をスタートする（ステップ２０６）。タイマー回
路は設定されたタイマーデータから計時を開始する。
【００２０】図３は、本発明の一実施例に係るパーソナ
ルコンピュータの回路構成の概要をブロック図にて示し
たものである。図３を参照すると、本実施例に係るパー
ソナルコンピュータは、ＣＰＵ３０１、ホストコンピュ
ータ等と通信を行うネットワークコントローラ３０２、
プログラム又は制御データ等を予め記憶したＲＯＭ（読
み出し専用メモリ）３０３、ＲＡＭ（ランダムアクセス
メモリ）３０４、Ｉ／Ｏデバイスとの制御を行うＩ／Ｏ
コントローラ３０５を備え、これらのメモリ及びコント
ローラはバス３１０を介してＣＰＵ３０１と接続され、
更に、Ｉ／Ｏコントローラ３０５に接続されたタイマー
回路３０６を備えている。
ルコンピュータの回路構成の概要をブロック図にて示し
たものである。図３を参照すると、本実施例に係るパー
ソナルコンピュータは、ＣＰＵ３０１、ホストコンピュ
ータ等と通信を行うネットワークコントローラ３０２、
プログラム又は制御データ等を予め記憶したＲＯＭ（読
み出し専用メモリ）３０３、ＲＡＭ（ランダムアクセス
メモリ）３０４、Ｉ／Ｏデバイスとの制御を行うＩ／Ｏ
コントローラ３０５を備え、これらのメモリ及びコント
ローラはバス３１０を介してＣＰＵ３０１と接続され、
更に、Ｉ／Ｏコントローラ３０５に接続されたタイマー
回路３０６を備えている。
【００２１】図３に示すように、本発明の一実施例に係
るパーソナルコンピュータにおいては、従来必要とされ
ていたタイマー回路周辺のバックアップ回路や電池が省
かれている。そして、本発明の一実施例においては、図
２の流れ図を参照して説明したように、電源投入時（ブ
ート時）に、ホストコンピュータにタイマーデータの読
み出しを要求してこれを受信し、タイマー回路３０６に
設定してスタートさせる処理プログラムを追加するだけ
でよい。
るパーソナルコンピュータにおいては、従来必要とされ
ていたタイマー回路周辺のバックアップ回路や電池が省
かれている。そして、本発明の一実施例においては、図
２の流れ図を参照して説明したように、電源投入時（ブ
ート時）に、ホストコンピュータにタイマーデータの読
み出しを要求してこれを受信し、タイマー回路３０６に
設定してスタートさせる処理プログラムを追加するだけ
でよい。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイマー回路のバックアップ回路や電池を削除すること
で、パーソナルコンピュータを構成する部品点数を削減
しコスト低減を達成すると共に、電源投入時にホストコ
ンピュータから正しい時刻データをセットするため、常
に正確な時間が設定できるという効果を奏する。
タイマー回路のバックアップ回路や電池を削除すること
で、パーソナルコンピュータを構成する部品点数を削減
しコスト低減を達成すると共に、電源投入時にホストコ
ンピュータから正しい時刻データをセットするため、常
に正確な時間が設定できるという効果を奏する。
【００２３】また、本発明によれば、タイマー回路のバ
ックアップ用の電池の消耗による、時刻の乱れを防ぐと
いう利点も有する。
ックアップ用の電池の消耗による、時刻の乱れを防ぐと
いう利点も有する。
【図１】本発明の一実施例におけるホストコンピュータ
とパーソナルコンピュータの接続関係を示す図である。
とパーソナルコンピュータの接続関係を示す図である。
【図２】本発明の一実施例の動作を説明するための流れ
図である。
図である。
【図３】本発明の一実施例に係るパーソナルコンピュー
タの回路構成の概要を示すブロック図である。
タの回路構成の概要を示すブロック図である。
【図４】従来のパーソナルコンピュータの回路構成の概
要を示すブロック図を示す図である。
要を示すブロック図を示す図である。
１０ ホストコンピュータ ２０−１〜２０−ｎ パーソンルコンピュータ ３０ 回線（ネットワーク） ３０１、４０１ ＣＰＵ ３０２、４０２ ネットワークコントローラ ３０３、４０３ ＲＯＭ ３０４、４０４ ＲＡＭ ３０５、４０５ Ｉ／Ｏコントローラ ３０６、４０６ タイマー回路 ４０７ バックアップ回路 ４０８ 電池
Claims (2)
- 【請求項１】バックアップ電源機能付きタイマー回路に
よる時刻機能を持つホストコンピュータとネットワーク
を介して接続されるパーソナルコンピュータにおいて、 電源投入時に前記ホストコンピュータに接続されて前記
ホストコンピュータのタイマー情報を読み出し、前記読
み出されたタイマー情報に基づき自装置タイマー回路を
初期化設定する手段、を備えたことを特徴とするパーソ
ナルコンピュータ。 - 【請求項２】電源投入時に、ホストコンピュータに通信
接続され、前記ホストコンピュータから受信した時刻情
報を自装置のタイマー回路に設定し、 該タイマー回路は該時刻から計時を開始し、 前記タイマー回路を電源断時にバックアップするための
回路を不要としたことを特徴とするパーソナルコンピュ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352873A JPH10177429A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | パーソナルコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8352873A JPH10177429A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | パーソナルコンピュータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10177429A true JPH10177429A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18427039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8352873A Pending JPH10177429A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | パーソナルコンピュータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10177429A (ja) |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8352873A patent/JPH10177429A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990713 |