JPH10176905A - 光沢を有する球冠状突起の撮像,位置特定方法およびシステム - Google Patents

光沢を有する球冠状突起の撮像,位置特定方法およびシステム

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JPH10176905A
JPH10176905A JP8339696A JP33969696A JPH10176905A JP H10176905 A JPH10176905 A JP H10176905A JP 8339696 A JP8339696 A JP 8339696A JP 33969696 A JP33969696 A JP 33969696A JP H10176905 A JPH10176905 A JP H10176905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光沢を有する球冠状突起の外周縁を正確に特定
し得る撮像システムを得る。 【解決手段】撮像システム44は、照明装置40と撮像
装置42とを備え、これらは電子部品12を吸着する吸
着ノズル10とは電子部品12を挟んで反対側に設けら
れている。照明装置40は、4つの光束放射器50を備
えており、吸着ノズル10の中心線のまわりに等角度間
隔で設けられている。各光束放射器50は、電子部品1
2の表面16に対して傾斜させられている。光束放射器
50からの平行光は表面16に形成された半田ボール3
0の基部に照射され、その基部の各光束放射器50と対
向する部分によって光がほぼ垂直な方向に反射されるこ
とにより、半田ボール30の、外周縁が明確な像が撮像
装置42により撮像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップの
半田ボールやプリント基板の基準マークのように、平面
から突出し、表面が光沢を有する球冠状の突起の撮像に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップチップの半田ボールやプリント
基板の基準マークは、一般に半田により形成され、多く
は、半球未満の球冠またはそれに近い形状の突起(これ
らを球冠状突起と総称する)として形成される。フリッ
プチップにおいては、半田ボールがフリップチップの裏
面(裏側の表面)の多数の格子点にそれぞれ形成され、
ボールグリッドアレイとされるのであり、プリント基板
においては、プリント基板の複数の角部に半田がスポッ
ト状に盛り上げられて基準マークとされるのである。
【0003】フリップチップを回路基材に装着する際に
は、吸着ノズル等の部品保持具にフリップチップを保持
させ、回路基材のフリップチップ装着箇所の上方位置ま
で搬送させ、部品保持具と回路基材とを接近させてフリ
ップチップを回路基材に装着することが行われている。
このフリップチップの回路基材に対する装着位置の精度
を向上させるために、部品保持具に保持されたフリップ
チップのボールグリッドアレイを撮像装置により撮像
し、得られた像に基づいて、フリップチップの部品保持
具による保持位置誤差を演算し、その保持位置誤差を解
消するように、部品保持具と回路基材との相対位置決め
を行うことが行われている。
【0004】また、回路部品をプリント基板に装着する
際、装着位置の精度を高めるためには、上記のように部
品保持具による回路部品の保持位置誤差を検出して補正
するのみならず、回路基材の位置決め誤差も検出して補
正することが望ましい。そこで、プリント基板について
は、上記のように複数の基準マークを設け、その基準マ
ークを撮像装置により撮像することにより、プリント基
板の位置決め誤差を検出することが行われている。
【0005】しかし、半田ボールや基準マークの撮像は
必ずしも容易ではない。これらは半田により形成され、
表面が光沢を有しているため、部分的に強い反射光が生
じ易く、半田ボールや基準マークの外周縁が明確な像を
取得することが困難であるからである。この問題を解決
するために、従来から、半田ボールや基準マークの全表
面にできる限り均等に光を照射し得る照明の工夫がなさ
れてきているが、未だ完全なものは得られていない。以
上は、半田ボールや基準マークを例として説明したが、
これら以外の光沢を有する球冠状突起の撮像についても
事情は同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび効果】本発明は、以上の事情を背景として、平面か
ら突出し、表面が光沢を有する球冠状突起の、外周縁が
明確な像を取得し得る撮像方法を得ることを課題として
なされたものである。この課題は、平面から突出し、表
面が光沢を有する球冠状突起の撮像方法を、前記平面に
直角な方向から見た場合に互いに異なるとともに前記平
面に対してそれぞれ傾斜した複数の方向から、球冠状突
起に光を照射することにより、前記平面に直角な方向か
ら球冠状突起を見た場合に、その球冠状突起の前記平面
に隣接した基部の表面の前記複数方向に対向する部分が
他の部分より明るく見えるようにするとともに、球冠状
突起の像を前記平面に直角な方向から撮像装置により撮
像するものとすることにより解決される。
【0007】球冠状突起を上記のように照明して撮像す
れば、球冠状突起の基部の表面の前記複数方向に対向す
る部分が明るい像が取得される。すなわち、球冠状突起
の中央部およびその球冠状突起が形成されている平面
は、比較的暗い領域として撮像され、球冠状突起の基部
の少なくとも複数の部分が特に明るい像として撮像され
るのであり、それら複数の部分の像に基づいて球冠状突
起の外周縁を正確に特定することができる。換言すれ
ば、本発明においては、照明装置による光の複数の照射
方向が、球冠状突起の外周縁を正確に特定するに足る像
が取得できる方向とされるのである。例えば、球冠状突
起の軸線を中心とする一円周を3等分以上に等分する等
分点と軸線とを結ぶ3方向以上(軸線に平行な方向から
見た場合に)から光を当てれば、球冠状突起の基部の表
面のうち、少なくとも3箇所以上について他の部分と峻
別し得る明確な像が得られ、したがって、球冠状突起の
外周縁を正確に特定することができる。なお、球冠状突
起を同心的に囲む円環状の光放射面から光を放射する場
合には、光の照射方向の数が無限大であると考えること
とする。また、球冠状突起の真球度が高い場合には、2
等分の方向から光を照射して得られる2部分の像から球
冠状突起の外周縁を正確に特定することができるが、一
般的には精度が不足し易いため、3等分以上の方向から
光が照射されるようにすることが望ましい。
【0008】本発明の一実施態様は、前記平面が電気回
路構成部材の表面であり、前記球冠状突起が電気回路構
成部材の表面に形成された半田の突起である態様であ
る。電気回路構成部材には、回路部品としての前記フリ
ップチップ、回路基材としての前記プリント基板が含ま
れ、その場合には前記半田ボールや基準マークが球冠状
突起であることになる。前述のように、半田ボールや基
準マークを、それらの外周縁を正確に特定できる状態で
撮像する必要性は高く、本発明によれば、その要求を良
好に満たすことができる。
【0009】本発明の別の実施態様は、前記球冠状突起
が前記平面に分散して多数形成されており、前記平行光
の照射がそれら多数の球冠状突起のうちの複数に対して
同時に行われ、前記撮像がそれら同時に平行光が照射さ
れる複数の球冠状突起について同時に行われる態様であ
る。多数の球冠状突起のすべてが同時に照明され、撮像
されても、一部の球冠状突起のみが同時に撮像されても
よい。後者の場合には、一部ずつの撮像の繰返しにより
すべての球冠状突起が撮像されても、一部のみの撮像で
目的が達せられるのであれば、一部のみで撮像が終了さ
せられてもよい。いずれにしても、多数の球冠状突起が
存在する場合に、それらを1個ずつ撮像する必要はな
く、撮像の能率を向上させることができる。複数の球冠
状突起を同時に照明するための、照明装置については、
後に、発明の実施の形態の項において説明する。
【0010】本発明の別の課題は、光沢を有する球冠状
突起の位置を良好に特定し得る方法を得ることであり、
この課題は、球冠状突起の位置特定方法を、上記いずれ
かの撮像方法により取得された球冠状突起の像に基づい
て、球冠状突起のそれが突設されている平面に平行な方
向における位置を特定する位置特定工程を含むものとす
ることにより解決される。前述のように本発明に係る撮
像方法によれば、球冠状突起の外周縁を正確に特定する
に足る像が取得できるため、その像に基づいて球冠状突
起のそれが突設されている平面に平行な方向の位置を特
定すれば、高精度で特定することができる。
【0011】本発明の更に別の課題は、平面から突出
し、表面が光沢を有する球冠状突起を撮像するに適した
撮像システムを得ることであり、この課題は、撮像シス
テムを、(a) 前記平面に直角な方向から見た場合に互い
に異なるとともに前記平面に対してそれぞれ傾斜した複
数の方向から、前記球冠状突起に平行光を照射する照明
装置であって、その平行光の前記平面に対する傾斜角
が、平行光が球冠状突起の前記平面に隣接した基部の表
面の前記複数方向に対向する部分により前記平面にほぼ
直角な方向に反射される角度である照明装置と、(b) 球
冠状突起の像を前記平面に直角な方向から撮像する撮像
装置とを含むものとすることにより解決される。
【0012】上記構成の照明装置により球冠状突起を照
明すれば、前記平面に直角な方向から球冠状突起を見た
場合に、その球冠状突起の前記平面に隣接した基部の表
面の前記複数方向に対向する部分が他の部分より明るく
見える状態となる。したがって、この状態の球冠状突起
を前記平面に直角な方向から撮像装置により撮像すれ
ば、外周縁が他の部分と明確に区別可能な球冠状突起の
像が得られる。
【0013】
【発明の補足説明】本発明は各請求項に記載の上記態様
の外に、下記の態様でも実施可能である。実施の態様
は、便宜上、請求項と同じ形式の実施態様項として記載
する。 (1)前記球冠状突起が、前記平面上において互いに直
交する2つの直線群の交点である多数の格子点の各々に
形成されており、前記平行光の照射方向が、前記平面に
直角な方向から見た場合に、前記2つの直線群のいずれ
に対しても傾斜した方向である請求項3に記載の球冠状
突起の撮像方法。この撮像方法によれば、後に発明の実
施形態の項において説明するように、1つの球冠状突起
の影が、すぐ隣の球冠状突起の表面にかかって、それの
完全な撮像を妨げる事態の発生を回避することが容易に
なる。 (2)前記平行光の照射方向の前記平面に対する傾斜角
が、1つの球冠状突起の影が、その1つ以外の球冠状突
起の表面にかからない大きさに選定されている請求項3
または実施態様項1に記載の球冠状突起の撮像方法。 (3)前記多数の球冠状突起がフリップチップの裏面に
形成されたボールグリッドアレイである請求項3,実施
態様項1,2のいずれか1つに記載の球冠状突起の撮像
方法。 (4)前記電気回路構成部材が回路基材であり、前記球
冠状突起がその回路基材の表面に形成された基準マーク
である請求項2に記載の球冠状突起の撮像方法。 (5)請求項4の球冠状突起の位置特定方法により特定
された球冠状突起の位置に基づいて、その球冠状突起を
有する回路部品の吸着ノズルによる保持位置を特定する
保持位置特定工程を含む回路部品の保持位置特定方法。 (6)前記照明装置が、平行光の平板状の光束を放射す
る平板状光束放射器を3個以上備え、それら3個以上の
平板状光束放射器が前記平面に対する一法線のまわりに
前記平面に対して傾斜して配設されたものである請求項
5に記載の撮像システム。平板状光束放射器としては、
例えば、後に発明の実施形態の項において説明するよう
に、断面形状が矩形である導管と、その導管の出口近傍
に配設されたスリットとを含み、スリットを通過したほ
ぼ平行な光線のみを放射するものや、直線状の光源と、
その光源から半径方向に放射される光を平行光に変換す
るレンズとを含むものや、直線状の光源と、その光源か
ら半径方向に放射される光を反射して平行光に変換する
反射器とを含むものや、上記レンズおよび反射器の少な
くとも一方と前記スリットとを含むもの等が好適であ
る。平板状光束放射器は等角度間隔またはそれに近い状
態で配設されることが望ましい。 (7)前記平板状光束放射器が4個である実施態様項6
に記載の撮像システム。 (8)前記照明装置が、中心線が前記平面に直角である
一円錐面の各母線に平行な光線の、その円錐面とその円
錐面に平行な別の円錐面とによって画定される円錐筒状
を成す光束を放射する円錐筒状光束放射器を含むもので
ある請求項5に記載の撮像システム。円錐筒状光束放射
器としては、例えば、リングライトと、そのリングライ
トからの光を反射してほぼ円錐筒状光束とする反射器と
を含むものが好適である。これに、円錐筒状の導光器
(出口近傍に円環状スリットが配設されたものであるこ
とが望ましい)を組み合わせれば一層好適な円錐筒状光
束放射器となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1において10は電子部品保持
装置の吸着ノズルであり、電気回路構成部材としての電
子部品12を部品供給装置から取り出して図示しない回
路基材としてのプリント基板に装着する。電子部品12
は、プリント基板上に塗布されたペースト状半田あるい
はフラックスによりそのプリント基板に仮付けされる。
そのため、吸着ノズル10は、プリント基板に接合され
る側の平面である表面16とは反対側の表面18を吸着
ノズル10でバキュームによって吸着するものとされて
いる。
【0015】電子部品保持装置については公知のもので
あるため、その構成を以下に概略的に説明し、図示を省
略するものとする。電子部品保持装置は、水平面内にお
いて互いに直交するX方向とY方向とに移動させられる
可動部材を備えている。この可動部材はサーボモータ等
により駆動され、水平面内の任意の位置に高精度に位置
決めされるようになっている。また、可動部材には、駆
動装置により上下方向に移動させられる昇降部材が取り
付けられており、この昇降部材に部品装着ヘッドが垂直
軸線まわりに回転可能に保持されている。部品装着ヘッ
ドは、吸着ノズル10を備えている。本実施形態におい
て、電子部品12は吸着ノズル10に水平に保持されて
プリント基板支持装置により水平に支持されたプリント
基板に装着されるのであって、表面16は水平面であ
り、この表面16に直角な方向は垂直方向である。
【0016】吸着ノズル10は、ノズル本体(図示省
略)とノズル本体に軸方向に摺動可能に嵌合された吸着
管20とを備えている。吸着管20は、ノズル本体の通
路を経て図示しない回転バルブ,ホースおよび電磁方向
切換弁等を経てバキューム源に接続されており、電磁方
向切換弁の切換えにより吸着管20にバキュームが供給
され、あるいは遮断されるようになっている。
【0017】電子部品12は、平行六面体を成し、表面
16に露出した複数の電極上に、表面に光沢を有する球
冠状突起としての半田ボール30が形成されたフリップ
チップである。半田ボール30はほぼ半球の球冠を成
し、図3にその一部を示すように、表面16上において
互いに直交する2つの直線群の交点である多数の格子点
の各々に形成されてボールグリッドアレイを構成してい
る。この半田ボール30が前記プリント基板の半田に接
合されるのである。
【0018】電子部品12に対して吸着管20とは反対
側には、半田ボール30に光を照射する照明装置40
と、その半田ボール30の像を撮像する撮像装置42と
が設けられている。また、撮像装置42は図示しない制
御装置に接続されている。これら照明装置40,撮像装
置42および制御装置が撮像システム44を構成してい
る。撮像装置42は、レンズ系および固体撮像素子を備
えたCCDカメラであり、吸着管20が撮像装置42の
真上に位置決めされた状態において、電子部品12の表
面16と対向するように設けられ、半田ボール30の像
を垂直な方向から撮像する。
【0019】照明装置40は、複数(図示の例では4
個)の光束放射器50を備えており、図3に示すよう
に、電子部品12の表面16側を垂直な方向から見た場
合に吸着管20の中心線のまわりに互いに90°間隔を
隔てて対向する状態で設けられている。つまり、これら
光束放射器50は、電子部品12の表面16に対する一
法線まわりに等角度間隔で設けられていることになる。
さらに、各光束放射器50は、表面16に対して傾斜さ
せられている。この傾斜の角度については後に説明す
る。
【0020】図5に示すように、光束放射器50の導管
52は断面形状が矩形で内面の反射率が低い角筒であ
り、その出口近傍にはスリット54が形成されている。
導管52内には直線状の光源56が配設されており、導
管52の出口とは反対側の端部には凹面から成る反射器
58が設けられている。したがって、光源56から半径
方向に放射された光は反射器58に反射されて平行光に
変換され、スリット54を通過して電子部品12に向か
って平行光として放射される。本実施形態における光束
放射器50は平板状光束放射器の一例なのである。
【0021】光束放射器50の上記傾斜角は、光束放射
器50からの平行光が、半田ボール30における表面1
6に隣接した基部60(図4参照)の光束放射器50の
照射方向に対向する部分により、ほぼ垂直な方向に反射
される角度に設定され、さらに、この傾斜角は、1つの
半田ボール30の影が、それ以外の半田ボール30の表
面にかからない大きさに選定されている。したがって、
照明装置40により半田ボール30に平行光が照射され
ている状態を垂直な方向から見た場合、図4に示すよう
に、半田ボール30の基部60の照射方向に対向する部
分が他の部分より明るく見える。本実施形態において
は、複数(4個)の光束放射器50により電子部品12
に複数の方向(4方向)から光が照射されることによ
り、各半田ボール30の中央部および表面16が比較的
暗い領域として撮像され、半田ボール30の基部60の
4つの部分が特に明るい像として撮像される。したがっ
て、それら4つの明るい部分の像に基づいて半田ボール
30の外周縁を正確に特定できる。基部60の表面の垂
直方向に対する角度が小さいため、特に明るい像として
撮像される部分の表面16からの距離がある程度変化し
ても、表面16に直角な方向から見た場合の位置の変化
が小さいことは、外周縁の位置、ひいては半田ボール3
0の位置を精度良く特定する上で好都合である。
【0022】以上のように構成された電子部品保持装置
は、部品供給装置から電子部品12を受け取って前記プ
リント基板に装着するものであり、部品の受取位置と装
着位置との間に照明装置40および撮像装置42が設け
られていて、撮像装置42により検出された電子部品1
2の保持位置誤差が補正された上で電子部品12がプリ
ント基板に装着される。電子部品12の受取り時には、
吸着管20が部品供給装置中の受け取るべき電子部品1
2の上方に位置決めされた状態において前記昇降部材が
下降させられることにより吸着ノズル10が下降させら
れて吸着管20が電子部品12の表面18に当接させら
れる。この状態において吸着管20がバキューム源に連
通させられ、電子部品20を吸着する。
【0023】その後、昇降部材が上昇させられ、前記可
動部材が移動させられて吸着管20が撮像装置42の真
上に位置決めされる。そして、以下に説明する撮像方法
および位置特定方法により電子部品12の複数の半田ボ
ール30が撮像され、それら半田ボール30の位置が特
定される。まず照明装置40の各光束放射器50から電
子部品12に平行光が照射されることにより、表面16
に形成された半田ボール30の基部60の各光束放射器
50に対向する部分に光が照射され、その反射光が撮像
装置42の固体撮像素子面に電子部品12の表面16
(ボールグリッドアレイ)の像を結ぶ。なお、本実施形
態においては、電子部品12の複数の半田ボール30の
全てが同時に照明,撮像される。撮像装置42はこの像
を中間調データまたは二値化データに変換し、前記制御
装置に出力する。制御装置ではそのデータに基づいて、
位置特定工程において、電子部品12に形成された各半
田ボール30の、表面16に平行な方向における位置を
特定し、保持位置特定工程において、この特定された各
半田ボール30の位置に基づいて電子部品12の吸着管
20による保持位置を特定する。そして、実際の電子部
品12の像のデータと制御装置自身のメモリに予め記憶
させられている電子部品12の正規の像、すなわち電子
部品12が正規の位置に保持された場合の表面16にお
ける各半田ボール30の位置を示す像のデータとを比較
し、電子部品12のX,Y両方向における位置誤差(中
心位置誤差)および軸線まわりの位置誤差(回転位置誤
差)がそれぞれ演算される。
【0024】このように位置特定が行われた後、電子部
品12は装着位置に移動させられるのであるが、その
際、上記中心位置誤差が、吸着ノズル10のX方向およ
びY方向の停止位置を補正することによって補正され、
上記回転位置誤差が前記部品装着ヘッドの回転により補
正される。これら中心位置誤差および回転位置誤差が解
消されることにより、吸着管20が電子部品装着位置に
位置決めされた状態では、プリント基板と電子部品12
とは装着に適した相対位置となっている。そして、昇降
部材が下降させられ、吸着管20に保持された電子部品
12がプリント基板の所定の位置に押し付けられ、ペー
スト状半田,フラックス等によって仮付けされる。その
状態で前記電磁方向切換弁の切換えにより吸着管20が
大気に連通させられることによって、電子部品12が解
放され、その後、吸着管20が上昇すれば電子部品12
はプリント基板上に残る。電子部品12の装着が完了す
るのである。
【0025】本実施形態によれば、半田ボール30の外
周縁を特定するに足る像が取得でき、その像に基づいて
半田ボール30の位置を高精度で特定することができる
ため、電子部品12のプリント基板に対する装着位置の
精度を向上させることができる。さらに、電子部品12
における複数の半田ボール30が同時に撮像されるた
め、撮像の能率が向上する。
【0026】複数の半田ボールを同時に照明する照明装
置については、以下の図6ないし図8に概略的に示す各
形態のうちのいずれかを選択して上記実施形態に適用す
ることも可能である。図6に示す照明装置100は、出
口近傍にスリット102を備えた矩形断面の導管104
と、導管104内に配設された直線状の光源106と、
スリット102と光源106との間に配設されたレンズ
108とを備えている。光源106から放射される半径
方向の光が、レンズ108により平行光に変換されてス
リット102を通過して放射されるのである。また、図
7において、照明装置200は、矩形断面を有し長手方
向に長い導管202を備え、導管202の出口近傍には
スリット204が形成されている。導管202内におい
てスリット204から隔たった位置には直線状の光源2
06が配設されている。光源206からは半径方向に光
が放射されるが、照明装置200はスリット204を通
過したほぼ平行な光線のみを外部に放射する。以上図6
および図7に示す各照明装置100,200はそれぞれ
平板状光束放射器の一例である。
【0027】図8に示す照明装置300は円錐筒状光束
放射器の一例である。この照明装置300において、導
光器302は、中心線が電子部品12の表面16に対し
て垂直である円錐面とその円錐面に平行な別の円錐面と
によって画定される中空の截頭円錐筒状を成している。
導光器302内にはリングライト304が配設され、導
光器302の出口近傍には円環状のスリット306が形
成されている。
【0028】また、本発明における照明装置を、ケーシ
ングとケーシング内に配設された複数の光ファイバとを
備える構成とし、光源からの光がそれら光ファイバによ
り伝達されて電子部品に向かって平行光が放射されるよ
うにすることも可能である。
【0029】上記実施形態においては、照明装置による
光の照射方向が4方向とされていたが、照明装置を光束
放射器を3個以上備える構成とし、半田ボールの軸線を
中心とする一円周を3等分以上に等分する等分点と軸線
とを結ぶ3方向以上(軸線に平行な方向から見た場合
に)から光を当てれば、半田ボールの基部の表面のう
ち、少なくとも3箇所以上について他の部分と峻別し得
る明確な像が得られ、したがって、半田ボールの外周縁
を正確に特定することができる。なお、図8に示す実施
形態のように電子部品12を同心的に囲む円環状の光放
射面から光を放射する場合には、光の放射方向の数が無
限大であると考えることとする。また、光の放射方向間
隔を等角度間隔とすることは不可欠ではない。
【0030】また、照明装置の平行光の照射方向を、電
子部品の平面に直角な方向から見た場合に、上記実施形
態において説明した格子点を構成する2つの直線群のい
ずれに対しても傾斜した方向とすることも可能である。
このようにすれば、照明装置の電子部品の平面に対する
傾斜角を小さくしても、1つの球冠状突起の影がすぐ隣
の球冠状突起の表面にかかることを防止でき、球冠状突
起のより基端に近い部分からの反射光の方向が電子部品
の表面に直角となり、球冠状突起のより基端に近い部分
の像を得ることができる。
【0031】上記実施形態においては、吸着ノズル10
がX方向,Y両方向および上下方向に移動し、プリント
基板が位置固定に設けられていたが、吸着ノズルがX方
向および上下方向に移動し、回路基板がY方向に移動す
るものとしてもよく、あるいは回路基板がX方向および
Y方向に移動し、吸着ノズルが一軸線の回りを旋回して
定位置に停止し、上下方向のみに移動する形態の電子部
品保持装置に本発明を適用することもできる。吸着ノズ
ルと回路基板とが電子部品の装着に必要な相対移動を行
う装置に本発明を適用することができるのである。
【0032】また、電気回路構成部材を回路基材である
プリント基板とし、球冠状突起をそのプリント基板上に
設けられた基準マークとする形態で本発明を適用するこ
とも可能である。プリント基板上の複数の基準マークを
撮像装置により撮像することにより、プリント基板の位
置決め誤差を検出するのである。そして、電子部品の保
持位置誤差とプリント基板の位置決め誤差とが合わせて
補正されるようにすれば、電子部品のプリント基板への
装着位置精度を高めることができる。その他、特許請求
の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて種
々の変更、改良を施した形態で本発明を実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である撮像システムを示す
斜視図である。
【図2】上記撮像システムの正面(一部断面)図であ
る。
【図3】上記撮像システムの平面図である。
【図4】上記撮像システムにより撮像される球冠状突起
を示す平面図である。
【図5】上記撮像システムの照明装置の要部を示す正面
断面図である。
【図6】本発明の別の実施形態である撮像システムの照
明装置の要部を示す正面断面図である。
【図7】本発明のさらに別の実施形態である撮像システ
ムの照明装置の要部を示す正面断面図である。
【図8】本発明のさらに別の実施形態である撮像システ
ムの照明装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
12 電子部品 16 表面 30 半田ボール 40 照明装置 42 撮像装置 44 撮像システム 100 照明装置 200 照明装置 300 照明装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面から突出し、表面が光沢を有する球
    冠状突起を撮像する方法であって、 前記平面に直角な方向から見た場合に互いに異なるとと
    もに前記平面に対してそれぞれ傾斜した複数の方向か
    ら、前記球冠状突起に光を照射することにより、前記平
    面に直角な方向から球冠状突起を見た場合に、その球冠
    状突起の前記平面に隣接した基部の表面の前記複数方向
    に対向する部分が他の部分より明るく見えるようにする
    とともに、球冠状突起の像を前記平面に直角な方向から
    撮像装置により撮像することを特徴とする光沢を有する
    球冠状突起の撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記平面が電気回路構成部材の表面であ
    り、前記球冠状突起が電気回路構成部材の表面に形成さ
    れた半田の突起であることを特徴とする請求項1に記載
    の球冠状突起の撮像方法。
  3. 【請求項3】 前記球冠状突起が前記平面に分散して多
    数形成されており、前記平行光の照射がそれら多数の球
    冠状突起のうちの複数に対して同時に行われ、前記撮像
    がそれら同時に平行光が照射される複数の球冠状突起に
    ついて同時に行われることを特徴とする請求項1または
    2に記載の球冠状突起の撮像方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の撮像方法により撮像された球冠状突起の像に基づい
    て、球冠状突起の前記平面に平行な方向における位置を
    特定する位置特定工程を含むことを特徴とする球冠状突
    起の位置特定方法。
  5. 【請求項5】 平面から突出し、表面が光沢を有する球
    冠状突起を撮像する撮像システムであって、 前記平面に直角な方向から見た場合に互いに異なるとと
    もに前記平面に対してそれぞれ傾斜した複数の方向か
    ら、前記球冠状突起に平行光を照射する照明装置であっ
    て、その平行光の前記平面に対する傾斜角が、平行光が
    球冠状突起の前記平面に隣接した基部の表面の前記複数
    方向に対向する部分により前記平面にほぼ直角な方向に
    反射される角度である照明装置と、 球冠状突起の像を前記平面に直角な方向から撮像する撮
    像装置とを含むことを特徴とする光沢を有する球冠状突
    起の撮像システム。
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