JPH10176867A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH10176867A
JPH10176867A JP8333584A JP33358496A JPH10176867A JP H10176867 A JPH10176867 A JP H10176867A JP 8333584 A JP8333584 A JP 8333584A JP 33358496 A JP33358496 A JP 33358496A JP H10176867 A JPH10176867 A JP H10176867A
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air conditioner
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野 哲 夫 佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨界温度が90℃以下の冷媒を用いる場合
も、熱交換器の大型化や冷媒封入量の増加を伴うことな
く、優れた運転効率を発揮させる。 【解決手段】 空気調和装置は、圧縮機1、四方弁2、
室外熱交換器3、膨脹弁4、及び室内熱交換器5を冷媒
配管によって順次連結してなる冷凍サイクルを備えてい
る。室外熱交換器3及び室内熱交換器5のうち、当該熱
交換器3及び5が凝縮器となる場合の冷媒流れ方向(各
々破線及び実線の矢印)の下流側に位置する第2室外熱
交換器7及び補助室内熱交換器9の伝熱管70及び90
の径は各々、上流側の第1室外熱交換器6及び主室内熱
交換器8の伝熱管60及び80の径より小さい。このた
め、凝縮器の出口側である第2室外熱交換器7及び補助
室内熱交換器9の伝熱管70及び90において、流速の
増加によって液冷媒の伝熱が促進される。従って、凝縮
器の出口側における冷媒の過冷却度を大きして、冷凍能
力を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨界温度の低い代
替冷媒を用いた空気調和装置における、運転効率向上の
ための熱交換器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置の一般的な冷凍サイ
クルの例が、図12に示されている。図12において、
冷凍サイクルは、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器
3′、膨張弁4、及び室内熱交換器5′を、冷媒配管で
順次連結した構造になっている。そして、図12におい
て、実線の矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示し、
破線の矢印は冷房(又は除湿)運転時の冷媒の流れ方向
を示している。すなわち、この空気調和装置は、上記四
方弁2の切り換えで冷媒の流れ方向を変えることによ
り、暖房運転と冷房(又は除湿)運転とを切り換えるこ
とができるようになっている。
【0003】そして、冷房(又は除湿)運転時において
は、室外熱交換器3′が凝縮器となり、室内熱交換器
5′が蒸発器となる。一方、暖房運転時においては、こ
れと反対に、室外熱交換器3′が蒸発器となり、室内熱
交換器5′が凝縮器となる。また、これらの熱交換器
3′,5′は、それぞれ伝熱管及び多数のフィン(図示
せず)を有し、伝熱管内の冷媒が、空気等の流体と伝熱
管及びフィンを介して熱交換を行うことにより、凝縮又
は蒸発の相変化を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図13には、
R22冷媒と後述するR410A冷媒のP−h(圧力−
エンタルピー)線図であって、両者の2相平衡温度(縦
軸方向)と50℃の飽和蒸気点(横軸方向)とが一致す
るように合成したものが示されている。R22を例にと
って冷媒の一般的な性質について説明すれば、図13に
示すように、凝縮温度がR22の臨界温度Tkx(約96
℃)に近づくに従って、飽和蒸気線(Tkxの右側)と飽
和液線(Tkxの左側)とが接近して、伝熱効率のよい2
相流領域(飽和蒸気線と飽和液線との間)が減少すると
ともに、後述する冷凍効果Qが減少して、運転効率が低
下する。また、凝縮温度が臨界温度Tkxを超えるような
場合は、単相状態の伝熱となって冷媒側の熱伝達率が著
しく低下する。
【0005】すなわち、凝縮温度が臨界温度Tkxに近い
か、又は臨界温度Tkxを超えるような条件では、凝縮器
における凝縮熱交換量の減少によって、空気調和装置等
の冷凍機器の運転効率が悪化してしまう。
【0006】ここで、従来のR22等のHCFC冷媒の
代替冷媒として、より臨界温度の低い、R32(ジフル
オロメタン)とR125(ペンタフルオロエタン)との
混合冷媒を用いる場合について説明する。まず、R32
の臨界温度は約79℃であり、R125の臨界温度は約
66℃である。そして、R32とR125とを50wt%
ずつ混合したR410Aの臨界温度Tkyは約70〜77
℃であるとされている(図13では約73℃としてい
る)。
【0007】このR410Aを空気調和装置の冷媒とし
て用いる場合、一般に凝縮温度は、35℃から最高周囲
温度条件で65℃まで、標準負荷条件では40〜55℃
で設計される。そして、後者の凝縮温度40〜55℃を
基準とすれば、凝縮温度と臨界温度との差は、R22の
場合で96℃−(40〜55℃)=41〜56℃である
のに対して、R410Aの場合では73℃−(40〜5
5℃)=18〜33℃と、R22の場合の約半分(44
〜59%)の大きさになっている。
【0008】従って、冷媒にR410Aを用いる場合
は、R22を用いる場合に比べて、凝縮温度が臨界温度
に近くなり、熱伝達率が低下し冷凍効果が減少する傾向
が強くなる。そして、このような傾向は、凝縮温度の高
くなる条件(空気温度の高い状態)では、より顕著なも
のとなる。
【0009】ここで、図14には、図13と同様のP−
h線図上における、従来の空気調和装置の冷凍サイクル
の例が示されている。図14に示す冷凍サイクルのう
ち、A→Cx,Cy は凝縮、Cx,Cy →Dx,Dy は膨張、
Dx,Dy →Fは蒸発、F→Aは圧縮の各工程にそれぞれ
対応している。また、ΔTx とΔTy は、それぞれ凝縮
器出口におけるR22とR410Aの過冷却度(=飽和
液温度−凝縮器出口温度)を表している。
【0010】そして、図14から分かるように、R41
0Aでは、高温域(図14の上方の領域)の潜熱がR2
2に比べて小さくなる。このため、両者の過冷却度ΔT
x,ΔTy が同じ大きさであるとすると、R410Aの場
合の冷凍効果(冷媒のエンタルピー変化量)Qy が、R
22の場合の冷凍効果Qx より小さくなり、空気調和装
置の冷凍能力Φ(kJ/h)(=冷凍効果(kJ/kg) ×冷媒循環
量(kg/h))が低下する。
【0011】従って、このようなR410Aを用いる場
合の冷凍能力の低下を補うためには、凝縮器出口におけ
る過冷却度ΔTy を大きくとれるようにすればよいこと
が分かる。そのためには、熱交換器自体を大型化した
り、冷媒封入量を増加させたりする手段が考えられる。
【0012】しかし、これらの手段では、大型化による
コストの増大や、冷媒封入量の増加に伴う圧縮機の信頼
性低下等の問題がある。また、冷媒の液相部分が増加す
るが、この液の単相部分では流速が低い上に、2相変化
を伴う伝熱に比べて熱伝達率が低くなる。このため、全
体としての改善効果は、それ程期待できない。
【0013】以上、従来の空気調和装置においてR41
0A冷媒を用いる場合の問題点について説明したが、こ
のことは、R32、又はR32を含むその他の混合冷媒
や、二酸化炭素、又は二酸化炭素を含む混合冷媒といっ
た、臨界温度が約90℃以下の代替冷媒を用いる場合に
共通する問題点となる。
【0014】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、熱交換器の大型化や冷媒封入量の増加を
伴うことなく、冷凍能力を高め、臨界温度が90℃以下
の冷媒を用いる場合においても、優れた運転効率を発揮
できる空気調和装置を提供することを主目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、少なくと
も、圧縮機、室外熱交換器、膨張機構、及び室内熱交換
器を、冷媒配管で順次連結してなる冷凍サイクルを備
え、前記室外熱交換器と前記室内熱交換器とに、それぞ
れ冷媒の流れる伝熱管を有する空気調和装置において、
冷媒として臨界温度が90℃以下の冷媒を使用し、前記
室外熱交換器と前記室内熱交換器のいずれか一方、又は
両方の伝熱管のうち、当該熱交換器が凝縮器となる場合
の冷媒流れ方向の下流側の一部の伝熱管の断面積を、そ
の他の伝熱管の断面積より小さくしたことを特徴とする
空気調和装置である。
【0016】この第1の手段によれば、当該熱交換器が
凝縮器となる場合の冷媒流れ方向の下流側の一部の伝熱
管において、断面積の減少に伴って液相部分の冷媒の流
速が増加し、乱流効果によって冷媒の伝熱が促進され
る。このことにより、凝縮器の出口側において、液相部
分の冷媒の冷却が促進されるため、冷媒の過冷却度を大
きくとることができる。
【0017】第2の手段は、第1の手段において、前記
室外熱交換器と前記室内熱交換器のいずれか一方、又は
両方は、当該熱交換器が凝縮器となる場合の冷媒流れ方
向の上流側の第1の熱交換器と、この第1の熱交換器と
は熱的に分離された、下流側の第2の熱交換器とを有
し、前記第2の熱交換器の伝熱管の断面積を、前記第1
の熱交換器の伝熱管の断面積より小さくしたものであ
る。
【0018】この第2の手段によれば、第1の手段にお
いて、当該熱交換器が凝縮器となる場合の冷媒流れ方向
の下流側の第2の熱交換器の伝熱管において、第1の手
段の場合と同様、断面積の減少に伴って液相部分の冷媒
の流速が増加し、乱流効果によって冷媒の伝熱が促進さ
れる。
【0019】また、第2の熱交換器が、当該熱交換器が
凝縮器となる場合の冷媒流れ方向の上流側の第1の熱交
換器とは熱的に分離されているので、第1の熱交換器か
らの伝熱を防いで、第2の熱交換器を低温に保つことが
できる。このことにより、凝縮器の出口側における液相
部分の冷媒の冷却が、さらに促進される。
【0020】第3の手段は、第2の手段において、前記
第2の熱交換器は、前記第1の熱交換器に対して風上側
に位置するものである。
【0021】この第3の手段によれば、第2の手段にお
いて、第2の熱交換器を、第1の熱交換器に対してより
低温の空気で冷却することができるので、凝縮器の出口
側における液相部分の冷媒の冷却が、より一層促進され
る。
【0022】第4の手段は、第3の手段において、空気
調和装置の運転を制御する制御手段を更に備え、少なく
とも前記室内熱交換器は、前記第1の熱交換器と前記第
2の熱交換器とを有し、前記膨張機構は、電子膨張弁を
有し、前記制御手段は、前記室内熱交換器が蒸発器とな
る空気調和装置の除湿運転時において、前記室内熱交換
器の冷媒流れ方向の上流側となる第2の熱交換器内で冷
媒の蒸発が終了するよう、前記圧縮機の運転周波数と前
記電子膨張弁の弁開度とを制御するものである。
【0023】この第4の手段によれば、第3の手段にお
いて、室内熱交換器が蒸発器となる空気調和装置の除湿
運転時に、室内熱交換器の冷媒流れ方向の上流側となる
第2の熱交換器の伝熱管において、伝熱が促進される。
【0024】このことにより、第2の熱交換器内で冷媒
の蒸発が終了しやすくなり、第1の熱交換器における冷
媒の過熱を効果的に促進することができる。このため、
室内熱交換器において、風上側の第2の熱交換器によっ
て除湿された空気が、風下側の第1の熱交換器によって
冷却されないようにし、空調空気の温度低下を効果的に
抑制することができる。
【0025】第5の手段は、第1乃至第4の手段のいず
れかにおいて、臨界温度が90℃以下の冷媒として、R
32、若しくはR32を含む混合冷媒、又は、二酸化炭
素、若しくは二酸化炭素を含む混合冷媒を用いたもので
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図11は本発明に
よる空気調和装置の実施の形態を示す図である。なお、
図1に示す本発明の実施の形態において、図12に示す
従来例と同一の構成部分には同一符号を付して説明す
る。また、図5に示す本発明の実施の形態のP−h線図
上の冷凍サイクルにおいて、図14に示す従来例のP−
h線図上の冷凍サイクルに対応する部分には同一符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0027】[第1の実施形態]まず、図1乃至図5に
より本発明の第1の実施形態について説明する。図1に
おいて、空気調和装置は、圧縮機1、四方弁2、室外熱
交換器3、電子膨脹弁4、及び室内熱交換器5を冷媒配
管によって順次連結してなる冷凍サイクルを備えてい
る。このうち、室外熱交換器3は、第1室外熱交換器
(第1の熱交換器)6と第2室外熱交換器(第2の熱交
換器)7とから成り、室内熱交換器5は、主室内熱交換
器(第1の熱交換器)8と補助室内熱交換器(第2の熱
交換器)9とから成っている。
【0028】なお、上記冷媒には、HFC冷媒のR32
(ジフルオロメタン)とR125(ペンタフルオロエタ
ン)とを50wt%ずつ混合したR410A(臨界温度約
73℃)が用いられている。
【0029】また、図1において、実線の矢印は暖房運
転時の冷媒の流れ方向を示し、破線の矢印は冷房(又は
除湿)運転時の冷媒の流れ方向を示している。すなわ
ち、この空気調和装置は、上記四方弁2の切り換えで冷
媒の流れ方向を変えることにより、暖房運転と冷房(又
は除湿)運転とを切り換えることができるようになって
いる。
【0030】そして、冷房(又は除湿)運転時において
は、室外熱交換器3が凝縮器となり、室内熱交換器5が
蒸発器となる。一方、暖房運転時においては、これと反
対に、室外熱交換器3が蒸発器となり、室内熱交換器5
が凝縮器となる。従って、室外熱交換器3が凝縮器とな
る冷房(又は除湿)運転時においては、冷媒の流れ方向
(破線の矢印)に対して第1室外熱交換器6が上流側、
第2室外熱交換器7が下流側となる。また、室内熱交換
器5が凝縮器となる暖房運転時においては、冷媒の流れ
方向(実線の矢印)に対して主室内熱交換器8が上流
側、補助室内熱交換器9が下流側となる。
【0031】また、空気調和装置は、制御部(制御手
段)50を備え、この制御部50は、四方弁2と電子膨
張弁4に接続されるとともに、インバータ回路52を介
して圧縮機1に接続されている。そして、制御部50
は、四方弁2の切り換えと電子膨張弁4の弁開度の制御
を行うとともに、インバータ回路52を介して圧縮機1
の運転周波数を制御するようになっている。
【0032】次に、図2には空気調和装置の室内機の横
断面が示されている。図2において、室内機は、上記室
内熱交換器5を構成する主室内熱交換器8及び補助室内
熱交換器9の他に、横流型の室内ファン15と、これら
の各室内熱交換器8, 9及び室内ファン15を覆う前面
パネル10とを有している。
【0033】また、主室内熱交換器8は、室内ファン1
5の前方に位置し円弧状断面を有する前方熱交換器8a
と、室内ファン15の後上方に位置する上方熱交換器8
bとから成り、室内ファン15を囲むように逆V字状に
なっている。また、補助室内熱交換器9は上方熱交換器
8bに対して、その上方側(風上側)に重なり合うよう
に配置されている。
【0034】また、前面パネル10には、前方熱交換器
8aに対応する前面吸込グリル12と、補助室内熱交換
器9及び上方熱交換器8bに対応する上面吸込グリル1
3とが設けられている。また、前面パネル10の前下方
部分には空調空気の吹出口11が設けられ、この吹出口
11にルーバ14が設けられている。
【0035】そして、室内ファン15の回転により、室
内空気が前面吸込グリル12及び上面吸込グリル13か
ら吸い込まれるようになっている。このうち、前面吸込
グリル12から吸い込まれた室内空気は、前方熱交換器
8aを通り、上面吸込グリル13から吸い込まれた室内
空気は、補助室内熱交換器9を通ってから上方熱交換器
8bを通り、ともに空調空気として吹出口11から吹き
出されるようになっている。
【0036】ここで、図1及び図2に示すように、主室
内熱交換器8及び補助室内熱交換器9は、それぞれ冷媒
の流れる伝熱管80及び90を有している。そして、補
助室内熱交換器9の伝熱管90の径(断面積)は、主室
内熱交換器8の伝熱管80の径(断面積)より小さくな
っている。
【0037】また、図2に示すように、主室内熱交換器
8は、前方熱交換器8a及び上方熱交換器8bを構成す
るフィン82a及びフィン82bであって、互いに間隔
をおいて積層した多数の板状フィン82a, 82bを有
している。一方、補助室内熱交換器9は、主室内熱交換
器8のフィン82a, 82bとは分離した、同様の多数
の板状フィン92を有している。すなわち、補助室内熱
交換器9は、主室内熱交換器8とは熱的に分離されてい
る。
【0038】次に、図3及び図4には、空気調和装置の
室外機が示されている。図3及び図4において、室外機
は、上記室外熱交換器3を構成する第1室外熱交換器6
及び第2室外熱交換器7の他に、室外ファン25と、こ
れらの各室外熱交換器6, 7及び室外ファン25を覆う
室外機キャビネット20とを有している。また、室外機
は、図3に示すように上記圧縮機1を収納するととも
に、図1に示す上記四方弁2、電子膨張弁4、制御部5
0、及びインバータ回路52を内蔵している。
【0039】ここで、上記第1室外熱交換器6は、室外
機キャビネット20の裏面板21に対応する正面部6a
と、この正面部6aの左端(圧縮機1の配置位置とは反
対側の一端)から室外機キャビネット20の左側板23
に対応して延びる左側面部6bとを有している。また、
第2室外熱交換器7は、室外機キャビネット20の裏面
板21に対応する平板形状をなすとともに、第1室外熱
交換器6の正面部6aに対向して、その外側(風上側)
に平行に重なり合うように配置されている。また、上記
室外ファン25は、室外機キャビネット20の表面板2
2に対応して配置されている。
【0040】また、室外機キャビネット20の裏面板2
1及び左側板23には、それぞれ外気吸入口が形成さ
れ、室外機キャビネット20の表面板22には、室外フ
ァン25に対応する吹出口22a(図4参照)が形成さ
れている。
【0041】そして、室外ファン25の回転により、室
外機キャビネット20の裏面板21及び左側板23の外
気吸入口から、室外空気が吸い込まれるようになってい
る。このうち、裏面板21側の吸入口から吸い込まれた
室外空気は、第2室外熱交換器7を通ってから第1室外
熱交換器6の正面部6aを通り、左側板23側の吸入口
から吸い込まれた室外空気は、第1室外熱交換器6の左
側面部6bを通り、ともに表面板22の吹出口22aか
ら吹き出されるようになっている。
【0042】ここで、図1及び図4に示すように、第1
室外熱交換器6及び第2室外熱交換器7は、それぞれ冷
媒の流れる伝熱管60, 70を有している。そして、第
2室外熱交換器7の伝熱管70の径(断面積)は、第1
室外熱交換器6の伝熱管60の径(断面積)より小さく
なっている。
【0043】また、図4に示すように、第1室外熱交換
器6は、互いに間隔をおいて積層した多数の板状フィン
62を有している。一方、第2室外熱交換器7は、第1
室外熱交換器6のフィン62とは分離した、同様の多数
の板状フィン72を有している。すなわち、第1室外熱
交換器6と第2室外熱交換器7とは熱的に分離されてい
る。
【0044】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用効果について説明する。本実施形態によれば、室
外熱交換器3が凝縮器となる冷房運転時には、冷媒流れ
方向の下流側の第2室外熱交換器7の伝熱管70におい
て、上流側の第1室外熱交換器6の伝熱管60に対する
断面積の減少に伴って、冷媒の流速が増加し、乱流効果
によって液相部分の冷媒の伝熱が促進される。このこと
により、凝縮器(室外熱交換器)3の出口側における液
相部分の冷媒の冷却が促進される。
【0045】この場合、室外熱交換器3の第2室外熱交
換器7が、室外熱交換器3が凝縮器となる場合の冷媒流
れ方向の上流側の第1室外熱交換器6とは熱的に分離さ
れているので、第2室外熱交換器7からの伝熱を防い
で、第2室外熱交換器7を低温に保つことができる。ま
た、第2室外熱交換器7が第1室外熱交換器6の正面部
6aに対して風上側に位置しているので、第2室外熱交
換器7を第1室外熱交換器6に対してより低温の空気で
冷却することができる。
【0046】以上のことにより、冷房運転時における凝
縮器(室外熱交換器)3の出口側において、液相部分の
冷媒の冷却が効果的に促進されるため、冷媒の過冷却度
を従来より大きくとることができる。
【0047】一方、室内熱交換器5が凝縮器となる暖房
運転時には、冷媒流れ方向の下流側の補助室内熱交換器
9の伝熱管90において、上流側の主室内熱交換器8の
伝熱管80に対する断面積の減少に伴って、冷媒の流速
が増加し、乱流効果によって液相部分の冷媒の伝熱が促
進される。
【0048】この場合、室内熱交換器3の補助室内熱交
換器9が、室内熱交換器5が凝縮器となる場合の冷媒流
れ方向の上流側の主室内熱交換器8とは熱的に分離され
ているので、主室内熱交換器8からの伝熱を防いで、補
助室内熱交換器9を低温に保つことができる。また、補
助室内熱交換器9が主室内熱交換器8の上方熱交換器8
bに対して風上側に位置しているので、補助室内熱交換
器9を主室内熱交換器8の上方熱交換器8bに対してよ
り低温の空気で冷却することができる。
【0049】以上のことにより、暖房運転時における凝
縮器(室内熱交換器)5の出口側において、液相部分の
冷媒の冷却が効果的に促進されるため、冷媒の過冷却度
を従来より大きくとることができる。
【0050】そして、図5に示すように、冷媒にR41
0Aを用いる場合において、凝縮器の出口側における冷
媒の過冷却度ΔTy ′を従来の過冷却度ΔTy より大き
くとることにより、冷凍効果Qy ′を従来の冷凍効果Q
y より大きくし、空気調和装置の冷凍能力Φ(kJ/h)(冷
凍効果(kJ/kg) ×冷媒循環量(kg/h))を高めることがで
きる。このため、冷媒に臨界温度の低いR410Aを用
いる場合であっても、熱交換器3, 5の大型化や冷媒封
入量の増加を伴うことなく、冷房運転時と暖房運転時の
両方において、優れた運転効率を発揮することができ
る。
【0051】次に、室内熱交換器5が蒸発器となる除湿
運転時における、空気調和装置の動作について説明す
る。図1において、制御手段50は、空気調和装置の除
湿運転時に、室内熱交換器5の冷媒流れ方向(破線の矢
印)の上流側となる補助室内熱交換器9内で冷媒の蒸発
が完了するような制御を行う。すなわち、制御手段50
は、圧縮機1の運転周波数を段階的に所定の最低運転周
波数(例えば9Hz)まで低下させて冷媒の吐出量を絞る
と同時に、補助室内熱交換器9内で冷媒の蒸発が完了
し、主室内熱交換器8では冷媒が過熱域となるように、
電子膨張弁4を制御する。
【0052】具体的には、主室内熱交換器8の温度Tc
と補助室内熱交換器9の温度Tj との差ΔTcj=Tc −
Tj が、圧縮機1の運転周波数に比例する所定値ΔTcj
1 となり、かつ温度Tj が吸込空気の露点温度以下とな
るよう、電子膨張弁4の弁開度が制御される。また、同
時に制御手段50は、吹出口11から吹き出される風が
短絡的に前面吸込グリル12に吸い込まれるように、ル
ーバ14を水平方向よりも上方に回動させ、室内ファン
15の回転を低速に保持する。
【0053】次に、このように制御される除湿運転時に
おける作用効果について説明する。室内熱交換器5にお
いて、補助室内熱交換器9の伝熱管90は、主室内熱交
換器8の伝熱管80に比べて、断面積が小さいために冷
媒の流速が増加する。このことにより、空気調和装置の
除湿運転時に、室内熱交換器5の冷媒流れ方向の上流側
となる補助室内熱交換器9の伝熱管90において、乱流
効果によって液相部分の伝熱が促進される。従って、補
助室内熱交換器9内で冷媒の蒸発が完了しやすくなり、
上述したような主室内熱交換器8における冷媒の過熱を
効果的に促進することができる。
【0054】このため、室内熱交換器5において、風上
側の補助室内熱交換器9によって除湿された空気が、風
下側の主室内熱交換器8の上方熱交換器8bによって冷
却されないようにし、空調空気の温度低下を効果的に抑
制することができる。すなわち、室温をほとんど低下さ
せない快適な除湿運転を、極めて効果的に行うことがで
きる。
【0055】[第2の実施形態]次に、図6により、本
発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態
は、上記第1の実施形態の主室内熱交換器8及び補助室
内熱交換器9に代えて、主室内熱交換器8A及び補助室
内熱交換器9Aを用いたものであり、その他の構成は図
1乃至図4に示す上記第1の実施形態と同様である。
【0056】図6に示すように、本実施形態の主室内熱
交換器8Aは、その上方熱交換器8b′が補助室内熱交
換器9Aと一体に形成されている。すなわち、上方熱交
換器8b′と補助室内熱交換器9Aとは、多数の板状フ
ィン84を共有している。ただし、上方熱交換器8b′
と補助室内熱交換器9Aとの間は、各板状フィン84に
形成された複数の熱分離スリットS1によって、熱的に
分離されている。
【0057】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
と同様の作用効果が得られるとともに、主室内熱交換器
8Aの上方熱交換器8b′が補助室内熱交換器9Aと一
体に形成されているので、室内熱交換器5(図1参照)
全体の製造コストを低減することができる。
【0058】[第3の実施形態]次に、図7により本発
明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、
上記第1の実施形態の主室内熱交換器8及び補助室内熱
交換器9に代えて、主室内熱交換器8B及び補助室内熱
交換器9Bを用いたものであり、その他の構成は図1乃
至図4に示す上記第1の実施形態と同様である。
【0059】図7に示すように、本実施形態の主室内熱
交換器8Bは、その上方熱交換器8b″が補助室内熱交
換器9Bと一体に形成されている。すなわち、上方熱交
換器8b″と補助室内熱交換器9Bとは、多数の板状フ
ィン82bを共有しているが、両者8b″, 9Bの間
は、各板状フィン82bに形成された複数の熱分離スリ
ットS2によって、熱的に分離されている。
【0060】この場合、本実施形態の上方熱交換器8
b″は、上記第1の実施形態の上方熱交換器8bが厚さ
方向(空気通過方向)に2段に並べられた伝熱管80を
有しているのに対して、その半分の1段に並べられた伝
熱管80を有している。そして、一体となった上方熱交
換器8b″と補助室内熱交換器9Aの全体の形状・寸法
は、上記第1の実施形態の上方熱交換器8bとほぼ同じ
形状・寸法となっている。
【0061】すなわち、本実施形態は、見方を変えれ
ば、上記第1の実施形態の上方熱交換器8bの風上側の
伝熱管80を、より径の細い伝熱管90に変え、フィン
82bの伝熱管90に対応する部分と伝熱管80に対応
する部分との間に熱分離スリットS2を設けることによ
り、上記第1の実施形態の上方熱交換器8bの一部を補
助室内熱交換器9Bとしたものと考えることもできる。
【0062】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用効果について説明する。本実施形態によれば、主
室内熱交換器8Bの容量が上記第1の実施形態の主室内
熱交換器8の容量より若干少なくはなるが、上記第1の
実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、室内熱
交換器5(図1参照)全体のコスト低減とコンパクト化
を図ることができる。
【0063】[第4の実施形態]次に、図8により本発
明の第4の実施形態について説明する。図8に示す本実
形態は、上記第1の実施形態の主室内熱交換器8及び補
助室内熱交換器9に代えて、主室内熱交換器8C及び補
助室内熱交換器9Cを用いたものであり、その他の構成
は図1乃至図4に示す上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0064】図8に示すように、本実施形態の主室内熱
交換器8Cは、その前方熱交換器8a′が補助室内熱交
換器9Cと一体に形成されている。すなわち、前方熱交
換器8a′と補助室内熱交換器9Cとは、多数の板状フ
ィン82aを共有しているが、両者8a′, 9Cの間
は、各板状フィン82aに形成された複数の熱分離スリ
ットS3によって、熱的に分離されている。
【0065】この場合、本実施形態の前方熱交換器8
a′は、上記第1の実施形態の前方熱交換器8aの厚さ
方向(空気通過方向)に2段に並べられた伝熱管80の
うち、風上側の段の一部の伝熱管80に代えて、より径
の細い伝熱管90を設けた形になっている。そして、一
体となった前方熱交換器8a′と補助室内熱交換器9C
の全体の形状・寸法は、上記第1の実施形態の前方熱交
換器8aとほぼ同じ形状・寸法となっている。
【0066】すなわち、本実施形態は、見方を変えれ
ば、上記第1の実施形態の前方熱交換器8aの風上側の
一部の伝熱管80を、より径の細い伝熱管90に変え、
フィン82aの伝熱管90に対応する部分と伝熱管80
に対応する部分との間に熱分離スリットS3を設けるこ
とにより、上記第1の実施形態の前方熱交換器8aの一
部を補助室内熱交換器9Cとしたものと考えることもで
きる。
【0067】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用効果について説明する。本実施形態によれば、主
室内熱交換器8Cの容量が上記第1の実施形態の主室内
熱交換器8の容量より若干少なくはなるが、上記第1の
実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、室内熱
交換器5(図1参照)全体のコスト低減とコンパクト化
を図ることができる。
【0068】[第5〜第7の実施形態]次に、図9乃至
図11により、本発明の第5乃至第7の実施形態につい
て説明する。図9乃至図11に示す第5乃至第7の実施
形態は、図3に示す上記第1の実施形態の室外機の第1
室外熱交換器6又は第2室外熱交換器7に代えて、第1
室外熱交換器6A若しくは6B、又は第2室外熱交換器
7A若しくは7Bを設けたものである。そして、その他
の構成は図1乃至図4に示す上記第1の実施形態、又は
図6乃至図8に示す上記第2乃至第4の実施形態と同様
である。
【0069】まず、図9に示す第5の実施形態の室外機
は、図3に示す上記第1の実施形態の室外機の第1室外
熱交換器6に代えて、第1室外熱交換器6Aを設けたも
のである。この第1室外熱交換器6Aは、室外機キャビ
ネット20の裏面板21に対応するとともに第2室外熱
交換器7に対して風下側に位置する正面部6aと、この
正面部6aの左右両端から、それぞれ室外機キャビネッ
ト20の左右両側板23, 24に対応すると共に延びる
左右の側面部6b, 6cとを有している。また、第1室
外熱交換器6Aの右側面部6cに対応すると共に、室外
機キャビネット20の右側板24にも、外気吸入口が形
成されている。
【0070】次に、図10に示す第6の実施形態の室外
機は、図3に示す上記第1の実施形態の室外機の第1室
外熱交換器6に代えて、第1室外熱交換器6Bを設ける
とともに、同じく第2室外熱交換器7に代えて、第2室
外熱交換器7Aを設けたものである。このうち、第1室
外熱交換器6Bは、上記第1の実施形態の第2室外熱交
換器7と同様、室外機キャビネット20の裏面板21に
対応する平板形状をなしている。
【0071】また、第2室外熱交換器7Aは、室外機キ
ャビネット20の裏面板21に対応するとともに第1室
外熱交換器6Bに対して風上側に位置する正面部7a
と、この正面部7aの左端から室外機キャビネット20
の左側板23に対応して延びる左側面部7bとを有して
いる。
【0072】次に、図11に示す第7の実施形態の室外
機は、図10に示す上記第6の実施形態の室外機の第2
室外熱交換器7Aに代えて、第2室外熱交換器7Bを設
けたものである。この第2室外熱交換器7Bは、室外機
キャビネット20の裏面板21に対応するとともに第1
室外熱交換器6Bに対して風上側に位置する正面部7a
と、この正面部7aの左右両端から、それぞれ室外機キ
ャビネット20の左右両側板23, 24に対応して延び
る左右の側面部7b, 7cとを有している。また、第2
室外熱交換器7Bの右側面部7cに対応して、上記第5
の実施形態と同様、室外機キャビネット20の右側板2
4にも、外気吸入口が形成されている。
【0073】なお、以上の第5乃至第7の実施形態にお
いて、図4に示す上記第1の実施形態の場合と同様、第
1室外熱交換器6A, 6Bは伝熱管60を有し、第2室
外熱交換器7, 7A, 7Bは、第1室外熱交換器6A,
6Bの伝熱管60より径(断面積)の小さい伝熱管70
を有している。
【0074】次に、このような構成よりなる上記第5乃
至第7の実施形態の作用効果について説明する。第5乃
至第7のいずれかの実施形態によれば、上記第1の実施
形態と同様の作用効果が得られるとともに、上記第1の
実施形態の室外機に対して、室外熱交換器3(図1参
照)全体の容量や、第1室外熱交換器6, 6A, 6Bと
第2室外熱交換器7, 7A, 7Bとの容量バランス等を
変えて、これらを調節することができる。
【0075】なお、以上の実施形態において、冷媒とし
てR410Aを用いる場合について説明したが、本発明
はこれに限られるものではなく、冷媒としてR32(ジ
フルオロメタン)、若しくはR32を含む混合冷媒、又
は、二酸化炭素、若しくは二酸化炭素を含む混合冷媒等
の臨界温度が90℃以下の冷媒を用いても、同様の作用
効果を得ることができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、凝縮器における液相部
分の冷媒の冷却が促進されるため、冷媒の過冷却度を大
きくとることにより、冷凍効果を従来より大きくし、空
気調和装置の冷凍能力を高めることができる。このた
め、臨界温度が90℃以下の冷媒を用いる場合において
も、熱交換器の大型化や冷媒封入量の増加を伴うことな
く、優れた運転効率を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の第1の実施形態に
おける、冷凍サイクル及び回路構成の要部を示すブロッ
ク図。
【図2】図1に示す空気調和装置の室内機の横断面図。
【図3】図1に示す空気調和装置の室外機の水平断面
図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【図5】図1に示す空気調和装置の作用を示す図であっ
て、R410A冷媒のP−h線図における冷凍サイクル
を示す図。
【図6】本発明による空気調和装置の第2の実施形態に
おける、室内機の横断面図。
【図7】本発明による空気調和装置の第3の実施形態に
おける、室内機の横断面図。
【図8】本発明による空気調和装置の第4の実施形態に
おける、室内機の横断面図。
【図9】本発明による空気調和装置の第5の実施形態に
おける、室外機の水平断面図。
【図10】本発明による空気調和装置の第6の実施形態
における、室外機の水平断面図。
【図11】本発明による空気調和装置の第7の実施形態
における、室外機の水平断面図。
【図12】従来の空気調和装置における、冷凍サイクル
の構成を示すブロック図。
【図13】R22冷媒とR410A冷媒のP−h線図で
あって、両者の二相平衡温度(縦軸方向)と50℃の飽
和蒸気点(横軸方向)とが一致するように合成した図。
【図14】図13と同様のR22冷媒及びR410A冷
媒のP−h線図上における、従来の空気調和装置の冷凍
サイクルの例を示す図。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 室外熱交換器 4 電子膨張弁(膨張機構) 5 室内熱交換器 6, 6A, 6B 第1室外熱交換器(第1の熱交換器) 7, 7A, 7B 第2室外熱交換器(第2の熱交換器) 8, 8A, 8B, 8C 主室内熱交換器(第1の熱交換
器) 8a, 8a′ 前方熱交換器 8b, 8b′, 8b″ 上方熱交換器 9, 9A, 9B, 9C 補助室内熱交換器(第2の熱交
換器) 50 制御部(制御手段) 60, 70, 80, 90 伝熱管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、圧縮機、室外熱交換器、膨張
    機構、及び室内熱交換器を、冷媒配管で順次連結してな
    る冷凍サイクルを備え、前記室外熱交換器と前記室内熱
    交換器とに、それぞれ冷媒の流れる伝熱管を有する空気
    調和装置において、 冷媒として臨界温度が90℃以下の冷媒を使用し、 前記室外熱交換器と前記室内熱交換器のいずれか一方、
    又は両方の伝熱管のうち、当該熱交換器が凝縮器となる
    場合の冷媒流れ方向の下流側の一部の伝熱管の断面積
    を、その他の伝熱管の断面積より小さくしたことを特徴
    とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】前記室外熱交換器と前記室内熱交換器のい
    ずれか一方、又は両方は、当該熱交換器が凝縮器となる
    場合の冷媒流れ方向の上流側の第1の熱交換器と、この
    第1の熱交換器とは熱的に分離された、下流側の第2の
    熱交換器とを有し、前記第2の熱交換器の伝熱管の断面
    積を、前記第1の熱交換器の伝熱管の断面積より小さく
    したことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】前記第2の熱交換器は、前記第1の熱交換
    器に対して風上側に位置することを特徴とする請求項2
    記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】空気調和装置の運転を制御する制御手段を
    更に備え、少なくとも前記室内熱交換器は、前記第1の
    熱交換器と前記第2の熱交換器とを有し、前記膨張機構
    は、電子膨張弁を有し、前記制御手段は、前記室内熱交
    換器が蒸発器となる空気調和装置の除湿運転時におい
    て、前記室内熱交換器の冷媒流れ方向の上流側となる第
    2の熱交換器内で冷媒の蒸発が終了するよう、前記圧縮
    機の運転周波数と前記電子膨張弁の弁開度とを制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】前記冷媒として、R32、若しくはR32
    を含む混合冷媒、又は、二酸化炭素、若しくは二酸化炭
    素を含む混合冷媒を用いたことを特徴とする請求項1乃
    4のいずれかに記載の空気調和装置。
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