JPH10175307A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JPH10175307A JPH10175307A JP33787896A JP33787896A JPH10175307A JP H10175307 A JPH10175307 A JP H10175307A JP 33787896 A JP33787896 A JP 33787896A JP 33787896 A JP33787896 A JP 33787896A JP H10175307 A JPH10175307 A JP H10175307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- print head
- printing
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インクの付着固形化やインク塊の発生を防止し
て円滑なインク供給と印字運転を可能とする。 【解決手段】回転可能なドラム１０の外周面１１に保持
された印字媒体Ｍに印字ヘッド２００からインクジェッ
トし文字・画像等を印字可能に形成し、インクタンク２
１３をインク供給手段２１０を介して印字ヘッド２００
から離れた位置に配設するとともに、インク供給手段２
１０をインクタンク２１３と印字ヘッド２００との間で
インク循環可能に形成した。また、インク循環経路中の
加熱手段２２０を用いてインク温度をコントロール可能
とした。
て円滑なインク供給と印字運転を可能とする。 【解決手段】回転可能なドラム１０の外周面１１に保持
された印字媒体Ｍに印字ヘッド２００からインクジェッ
トし文字・画像等を印字可能に形成し、インクタンク２
１３をインク供給手段２１０を介して印字ヘッド２００
から離れた位置に配設するとともに、インク供給手段２
１０をインクタンク２１３と印字ヘッド２００との間で
インク循環可能に形成した。また、インク循環経路中の
加熱手段２２０を用いてインク温度をコントロール可能
とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能なドラム
の外周面に保持された印字媒体に印字ヘッドからインク
ジェットして文字・画像等を印字するインクジェットプ
リンタに関する。
の外周面に保持された印字媒体に印字ヘッドからインク
ジェットして文字・画像等を印字するインクジェットプ
リンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】各色用ノズルユニットからなる図４に示
す印字ヘッド２００を行方向の全長に渡って往復移動さ
せかつその各往動中に印字して１行印字をし、１行印字
後に印字媒体（普通紙，ＯＨＰ用紙等）Ｍを列方向に１
行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシリアル型のイン
クジェットプリンタに比較して大幅な印字高速化を図れ
かつ多数枚に渡って連続印字運転可能であるとともに、
いわゆるレーザープリンタに比較して大幅な小型化を図
れるインクジェットプリンタが本出願人から提案（例え
ば、特願平８−２９６９５７号）されている。
す印字ヘッド２００を行方向の全長に渡って往復移動さ
せかつその各往動中に印字して１行印字をし、１行印字
後に印字媒体（普通紙，ＯＨＰ用紙等）Ｍを列方向に１
行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシリアル型のイン
クジェットプリンタに比較して大幅な印字高速化を図れ
かつ多数枚に渡って連続印字運転可能であるとともに、
いわゆるレーザープリンタに比較して大幅な小型化を図
れるインクジェットプリンタが本出願人から提案（例え
ば、特願平８−２９６９５７号）されている。
【０００３】すなわち、図２において、ドラム１０は一
定の周速度で回転可能でありかつその外周面１１に印字
媒体Ｍを保持可能である。このドラム１０の回転（Ｙ）
方向には印字ヘッド２００が配設されている。したがっ
て、行方向（紙面に垂直方向）の全長に一体型あるいは
行方向に複数の印字ヘッド要素を並べた一体的な印字ヘ
ッド２００を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分
だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体Ｍに各色用イン
クジェットノズル２０７からインクを吹付けて行方向印
字させるとともに、インクジェットノズル間ピッチの往
動中にドラム１０の回転を利用しつつ列方向印字させる
ことができる。つまり、行方向印字と列方向印字とを同
時的に進行可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
定の周速度で回転可能でありかつその外周面１１に印字
媒体Ｍを保持可能である。このドラム１０の回転（Ｙ）
方向には印字ヘッド２００が配設されている。したがっ
て、行方向（紙面に垂直方向）の全長に一体型あるいは
行方向に複数の印字ヘッド要素を並べた一体的な印字ヘ
ッド２００を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分
だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体Ｍに各色用イン
クジェットノズル２０７からインクを吹付けて行方向印
字させるとともに、インクジェットノズル間ピッチの往
動中にドラム１０の回転を利用しつつ列方向印字させる
ことができる。つまり、行方向印字と列方向印字とを同
時的に進行可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
【０００４】また、上記従来シリアル型インクジェット
プリンタの図４に示すインク供給手段２１０Ｐつまりイ
ンクカセット２１３（フィルタ２１４）を印字ヘッド２
００と一体的に組込んだ構造と異なり、印字ヘッド２０
０を形成する各色用ノズルユニットと当該各色用インク
タンク（インクカセット）２１３とが離れた位置に配設
されているので、印字ヘッド２００を軽くでき行方向の
往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印字高
速化を助長するとともに、各色用インクタンク（インク
カセット）２１３の容量を大幅に拡大できるので、例え
ば５００枚以上の連続印字運転ができるわけである。
プリンタの図４に示すインク供給手段２１０Ｐつまりイ
ンクカセット２１３（フィルタ２１４）を印字ヘッド２
００と一体的に組込んだ構造と異なり、印字ヘッド２０
０を形成する各色用ノズルユニットと当該各色用インク
タンク（インクカセット）２１３とが離れた位置に配設
されているので、印字ヘッド２００を軽くでき行方向の
往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印字高
速化を助長するとともに、各色用インクタンク（インク
カセット）２１３の容量を大幅に拡大できるので、例え
ば５００枚以上の連続印字運転ができるわけである。
【０００５】これらを実現化するために、ドラム１０の
一方（図２で右）側には媒体給送手段６０と媒体供給手
段９０とが設けられ、他方（図２で左）側には媒体剥離
手段１４０と媒体排出搬送手段１６０と方向切換手段１
９０とが設けられている。
一方（図２で右）側には媒体給送手段６０と媒体供給手
段９０とが設けられ、他方（図２で左）側には媒体剥離
手段１４０と媒体排出搬送手段１６０と方向切換手段１
９０とが設けられている。
【０００６】媒体給送手段６０は、カセット給送手段７
１および手差給送手段６１のいずれか一方から選択的に
１枚ずつ印字媒体Ｍを給送できる。媒体供給手段９０
は、給送されて来た印字媒体Ｍを所定のタイミングでド
ラム１０側へ給送する。媒体剥離手段１４０は印字後印
字媒体Ｍをドラム１０から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段１６０は剥離された印字媒体Ｍを図２で左方向に排出
搬送する。方向切換手段１９０は排出トレイ１９２およ
び上部排出トレイ１９３のいずれかに選択切換する。
１および手差給送手段６１のいずれか一方から選択的に
１枚ずつ印字媒体Ｍを給送できる。媒体供給手段９０
は、給送されて来た印字媒体Ｍを所定のタイミングでド
ラム１０側へ給送する。媒体剥離手段１４０は印字後印
字媒体Ｍをドラム１０から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段１６０は剥離された印字媒体Ｍを図２で左方向に排出
搬送する。方向切換手段１９０は排出トレイ１９２およ
び上部排出トレイ１９３のいずれかに選択切換する。
【０００７】かくして、印字媒体Ｍの給送，供給，保
持，印字，剥離，排出搬送を連続して行えるから、１分
間に例えば２０枚以上のＡ４サイズについて多色カラー
印字することができる。
持，印字，剥離，排出搬送を連続して行えるから、１分
間に例えば２０枚以上のＡ４サイズについて多色カラー
印字することができる。
【０００８】ここに、インク供給手段２１０は、図３に
示す如く、離隔配設された印字ヘッド２００とインクタ
ンク２１３（フィルタ２１４）とをインク供給チューブ
２１５で接続しかつその途中に供給ポンプ２１６を設
け、この供給ポンプ２１６を用いて印字ヘッド２００内
の各インクバッファ２０６へ供給している。また、印字
運転中には、供給ポンプ２１６とインク供給チューブ２
１５との係合を解き、印字のために使用したインク量だ
けインク供給チューブ２１５を介した毛細管現象を利用
して印字ヘッド２００（２０６）へ供給する。
示す如く、離隔配設された印字ヘッド２００とインクタ
ンク２１３（フィルタ２１４）とをインク供給チューブ
２１５で接続しかつその途中に供給ポンプ２１６を設
け、この供給ポンプ２１６を用いて印字ヘッド２００内
の各インクバッファ２０６へ供給している。また、印字
運転中には、供給ポンプ２１６とインク供給チューブ２
１５との係合を解き、印字のために使用したインク量だ
けインク供給チューブ２１５を介した毛細管現象を利用
して印字ヘッド２００（２０６）へ供給する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印字運転が
休むことなく連続されることはあまりないばかりか、比
較的に長期に渡って不使用状態が続く場合がある。いず
れにしても、インク流れがない状態が長引くと、インク
タンク２１３内のフィルタ２１４によりインク塊等は除
去されるものの、特にインク供給チューブ２１５，イン
クバッファ２０６内の内壁面にインク付着固形化が生じ
たり、インク塊が生じて浮遊し易くなる。これを放置す
ると、円滑印字が阻害されかつノズル目詰りやインク不
吐出によりドット欠けの原因ともなる。
休むことなく連続されることはあまりないばかりか、比
較的に長期に渡って不使用状態が続く場合がある。いず
れにしても、インク流れがない状態が長引くと、インク
タンク２１３内のフィルタ２１４によりインク塊等は除
去されるものの、特にインク供給チューブ２１５，イン
クバッファ２０６内の内壁面にインク付着固形化が生じ
たり、インク塊が生じて浮遊し易くなる。これを放置す
ると、円滑印字が阻害されかつノズル目詰りやインク不
吐出によりドット欠けの原因ともなる。
【００１０】本発明の目的は、インクの付着固形化やイ
ンク塊の発生を防止して円滑なインク供給と印字運転を
安定して行えるインクジェットプリンタを提供すること
にある。
ンク塊の発生を防止して円滑なインク供給と印字運転を
安定して行えるインクジェットプリンタを提供すること
にある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、回転
可能なドラムの外周面に保持された印字媒体に印字ヘッ
ドからインクジェットし文字・画像等を印字可能に形成
し、インクタンクをインク供給手段を介して印字ヘッド
から離れた位置に配設可能に形成するとともにインク供
給手段をインクタンクと印字ヘッドとの間でインク循環
可能に形成した、ことを特徴とする。
可能なドラムの外周面に保持された印字媒体に印字ヘッ
ドからインクジェットし文字・画像等を印字可能に形成
し、インクタンクをインク供給手段を介して印字ヘッド
から離れた位置に配設可能に形成するとともにインク供
給手段をインクタンクと印字ヘッドとの間でインク循環
可能に形成した、ことを特徴とする。
【００１２】かかる発明では、例えば印字中断時には、
インク供給手段をインクタンクと印字ヘッドとの間でイ
ンクを循環させるように切替える。したがって、インク
は、例えばインク供給チューブ，インク戻しチューブを
介して連通されたインクタンクおよび印字ヘッドを含む
インク循環経路中を循環する。したがって、インク流れ
が止切れないので、例えば印字ヘッド内のインクの付着
固定形化やインク塊の発生を防止できるからインク供給
を円滑に行えかつ印字運転を安定して行える。
インク供給手段をインクタンクと印字ヘッドとの間でイ
ンクを循環させるように切替える。したがって、インク
は、例えばインク供給チューブ，インク戻しチューブを
介して連通されたインクタンクおよび印字ヘッドを含む
インク循環経路中を循環する。したがって、インク流れ
が止切れないので、例えば印字ヘッド内のインクの付着
固定形化やインク塊の発生を防止できるからインク供給
を円滑に行えかつ印字運転を安定して行える。
【００１３】また、請求項２の発明は、インク循環経路
中に前記インクの温度を高める加熱手段が設けられてい
るインクジェットプリンタである。
中に前記インクの温度を高める加熱手段が設けられてい
るインクジェットプリンタである。
【００１４】かかる発明では、例えば使用環境温度やイ
ンク性状（粘度や表面張力）によっては、加熱手段を用
いてインク循環経路中のインクを高める。したがって、
請求項１の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、
さらにインク固定形化を一段と防止できるとともにイン
ク粘度や流動性を良好に維持できるのでインク供給の一
層の円滑化を図れる。
ンク性状（粘度や表面張力）によっては、加熱手段を用
いてインク循環経路中のインクを高める。したがって、
請求項１の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、
さらにインク固定形化を一段と防止できるとともにイン
ク粘度や流動性を良好に維持できるのでインク供給の一
層の円滑化を図れる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、回転
可能なドラム１０の外周面１１に保持された印字媒体Ｍ
に印字ヘッド２００からインクジェットし文字・画像等
を印字可能に形成し、図１に示す如くインクタンク２１
３をインク供給手段２１０を介して印字ヘッド２００か
ら離れた位置に配設可能に形成するとともに、各インク
供給手段２１０を当該各インクタンク２１３と当該各色
用ノズルユニットからなる印字ヘッド２００との間をイ
ンク循環可能に形成されている。
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、回転
可能なドラム１０の外周面１１に保持された印字媒体Ｍ
に印字ヘッド２００からインクジェットし文字・画像等
を印字可能に形成し、図１に示す如くインクタンク２１
３をインク供給手段２１０を介して印字ヘッド２００か
ら離れた位置に配設可能に形成するとともに、各インク
供給手段２１０を当該各インクタンク２１３と当該各色
用ノズルユニットからなる印字ヘッド２００との間をイ
ンク循環可能に形成されている。
【００１６】なお、回転可能なドラム１０（外周面１
１），印字ヘッド２００およびこれらの関係を含む全体
的構成は、先提案（図２）に示したインクジェットプリ
ンタと同じとされた場合について説明する。但し、図２
の場合と共通する部分についてはそれらの説明を簡略化
または省略する。
１），印字ヘッド２００およびこれらの関係を含む全体
的構成は、先提案（図２）に示したインクジェットプリ
ンタと同じとされた場合について説明する。但し、図２
の場合と共通する部分についてはそれらの説明を簡略化
または省略する。
【００１７】図１において、印字ヘッド２００は、イン
クバッファ２０６と連通された多数のインクジェットノ
ズル２０７を有する各色（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｂ）用のノズル
ユニット（図１では、例えばシアンＣのみを示した。）
から形成され、図２に示す印字媒体Ｍの行方向（紙面に
垂直方向）に例えば１／７５インチだけ往復移動可能で
ある。
クバッファ２０６と連通された多数のインクジェットノ
ズル２０７を有する各色（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｂ）用のノズル
ユニット（図１では、例えばシアンＣのみを示した。）
から形成され、図２に示す印字媒体Ｍの行方向（紙面に
垂直方向）に例えば１／７５インチだけ往復移動可能で
ある。
【００１８】インク供給手段２１０は、印字ヘッド２０
０から離れた位置に配設されたインクタンク２１３と印
字ヘッド２００（インクバッファ２０６）とを接続（連
通）するインク供給チューブ２１５，インクタンク２１
３からインクバッファ２０６へインクを加圧供給するた
めの供給ポンプ２１６，インクバッファ２０６とインク
タンク２１３とを接続（連通）するインク戻しチューブ
２１７および開閉弁２１８とから形成されている。した
がって、開閉弁２１８を開きかつ供給ポンプ２１６を駆
動すれば、インクタンク２１３と印字ヘッド２００との
間でインクを循環させることができる。
０から離れた位置に配設されたインクタンク２１３と印
字ヘッド２００（インクバッファ２０６）とを接続（連
通）するインク供給チューブ２１５，インクタンク２１
３からインクバッファ２０６へインクを加圧供給するた
めの供給ポンプ２１６，インクバッファ２０６とインク
タンク２１３とを接続（連通）するインク戻しチューブ
２１７および開閉弁２１８とから形成されている。した
がって、開閉弁２１８を開きかつ供給ポンプ２１６を駆
動すれば、インクタンク２１３と印字ヘッド２００との
間でインクを循環させることができる。
【００１９】なお、図１のインク供給手段２１０および
インクタンク２１３は、シアン（Ｃ）用ノズルユニット
（２０６，２０７）についての１台を示す。また、印字
運転中は、開閉弁２１８を閉じるとともに供給ポンプ２
１６とインク供給チューブ２１５との係合を解い（離反
させ）てインクタンク２１３内のインクをインク供給チ
ューブ２１６の毛細管現象を利用してインクバッファ２
０６内に自動的に供給するものと形成されている。
インクタンク２１３は、シアン（Ｃ）用ノズルユニット
（２０６，２０７）についての１台を示す。また、印字
運転中は、開閉弁２１８を閉じるとともに供給ポンプ２
１６とインク供給チューブ２１５との係合を解い（離反
させ）てインクタンク２１３内のインクをインク供給チ
ューブ２１６の毛細管現象を利用してインクバッファ２
０６内に自動的に供給するものと形成されている。
【００２０】加熱手段２２０は、インクタンク２１３内
に取付けられたヒーター２２１とこのヒーター２２１を
ＯＮ−ＯＦＦコントロールおよび発熱容量を切替コント
ロールするためのコントローラ２２２とからなり、イン
ク循環経路（インクタンク２１３−インク供給チューブ
２１５−インクバッファ２０６−インク戻りチューブ２
１７−インクタンク２１３）中のインク温度を高めて設
定温度（範囲）に一定化するものである。なお、ヒータ
ー２２１は、他の位置（例えば、インクバッファ２０６
内）に設けてもよい。
に取付けられたヒーター２２１とこのヒーター２２１を
ＯＮ−ＯＦＦコントロールおよび発熱容量を切替コント
ロールするためのコントローラ２２２とからなり、イン
ク循環経路（インクタンク２１３−インク供給チューブ
２１５−インクバッファ２０６−インク戻りチューブ２
１７−インクタンク２１３）中のインク温度を高めて設
定温度（範囲）に一定化するものである。なお、ヒータ
ー２２１は、他の位置（例えば、インクバッファ２０６
内）に設けてもよい。
【００２１】また、この実施形態では、コントローラ２
２２が温度制御手段２３０からの制御信号でコントロー
ル動作するものとされている。
２２が温度制御手段２３０からの制御信号でコントロー
ル動作するものとされている。
【００２２】この温度制御手段２３０は、インクタンク
２１３内に取付けられた温度センサー２３３と，温度制
御器２３２と，温度設定器２３１とからなり、温度セン
サー２３３で検出されたインク温度が温度設定器２３１
で設定された設定温度（範囲）に一定化させるための発
熱容量コントロール信号およびＯＮ−ＯＦＦコントロー
ル信号を出力可能である。
２１３内に取付けられた温度センサー２３３と，温度制
御器２３２と，温度設定器２３１とからなり、温度セン
サー２３３で検出されたインク温度が温度設定器２３１
で設定された設定温度（範囲）に一定化させるための発
熱容量コントロール信号およびＯＮ−ＯＦＦコントロー
ル信号を出力可能である。
【００２３】かかる実施形態では、印字運転前に、制御
ユニット（図示省略）が開閉弁２１８を開きかつ供給ポ
ンプ２１６を回転駆動させる。インクタンク２１３内の
インクは、インク循環経路（２１３−２１５−２０６−
２１７−２１３）を循環する。したがって、インク流れ
のない状態におけるインクバッファ２０６等の内壁面へ
のインク付着固形化やインク塊の発生を確実に防止する
ことができる。
ユニット（図示省略）が開閉弁２１８を開きかつ供給ポ
ンプ２１６を回転駆動させる。インクタンク２１３内の
インクは、インク循環経路（２１３−２１５−２０６−
２１７−２１３）を循環する。したがって、インク流れ
のない状態におけるインクバッファ２０６等の内壁面へ
のインク付着固形化やインク塊の発生を確実に防止する
ことができる。
【００２４】また、例えば初期に入り込んでいたチュー
ブ（２１５，２１７）内やインクバッファ２０６内の気
泡も除去することができる。インクタンク２１３の空気
抜き孔から外部へ放出できるからである。
ブ（２１５，２１７）内やインクバッファ２０６内の気
泡も除去することができる。インクタンク２１３の空気
抜き孔から外部へ放出できるからである。
【００２５】しかも、加熱手段２２０と温度制御手段２
３０とが働き、インク温度を設定温度（範囲）に一定化
するので、一段とその防止効果を向上できるのみなら
ず、各色インクの粘度等をそれぞれに一定化できかつイ
ンクジェットノズル２０７からのインク滴の形状や大き
さをより均一化できるから一段と高品質印字を安定して
行える。
３０とが働き、インク温度を設定温度（範囲）に一定化
するので、一段とその防止効果を向上できるのみなら
ず、各色インクの粘度等をそれぞれに一定化できかつイ
ンクジェットノズル２０７からのインク滴の形状や大き
さをより均一化できるから一段と高品質印字を安定して
行える。
【００２６】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、回転可能なド
ラムの外周面に保持された印字媒体に印字ヘッドからイ
ンクジェットし文字・画像等を印字可能に形成し、イン
クタンクをインク供給手段を介して印字ヘッドから離れ
た位置に配設可能に形成するとともにインク供給手段を
インクタンクと印字ヘッドとの間でインク循環可能に形
成されているので、インク流れが止切れないから例えば
印字ヘッド内のインクの付着固定形化やインク塊の発生
を確実に防止できる。したがって、インク供給を円滑に
行えかつ印字運転を安定して行える。
ラムの外周面に保持された印字媒体に印字ヘッドからイ
ンクジェットし文字・画像等を印字可能に形成し、イン
クタンクをインク供給手段を介して印字ヘッドから離れ
た位置に配設可能に形成するとともにインク供給手段を
インクタンクと印字ヘッドとの間でインク循環可能に形
成されているので、インク流れが止切れないから例えば
印字ヘッド内のインクの付着固定形化やインク塊の発生
を確実に防止できる。したがって、インク供給を円滑に
行えかつ印字運転を安定して行える。
【００２７】また、請求項２の発明によれば、インク循
環経路中にインクの温度を高める加熱手段が設けられて
いるので、請求項１の発明の場合と同様な効果を奏し得
る他、さらにインク固定形化を一段と確実に防止できる
とともにインク粘度や流動性を良好に維持できるのでイ
ンク供給の一層の円滑化を図れる。
環経路中にインクの温度を高める加熱手段が設けられて
いるので、請求項１の発明の場合と同様な効果を奏し得
る他、さらにインク固定形化を一段と確実に防止できる
とともにインク粘度や流動性を良好に維持できるのでイ
ンク供給の一層の円滑化を図れる。
【図１】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図２】先提案インクジェットプリンタの全体構成を説
明するための図である。
明するための図である。
【図３】同じく、インク供給手段を説明するための図で
ある。
ある。
【図４】従来インクジェットプリンタのインク供給手段
を説明するための図である。
を説明するための図である。
１０ ドラム １１ 外周面 ２００ 印字ヘッド ２０６ インクバッファ ２０７ インクジェットノズル ２１０ インク供給手段 ２１３ インクタンク ２１４ フィルタ ２１５ インク供給チューブ ２１７ インク戻りチューブ ２１８ 開閉弁 ２２０ 加熱手段 ２２１ ヒーター ２２２ コントローラ ２３０ 温度制御手段 ２３１ 温度設定器 ２３２ 温度制御器 ２３３ 温度センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 回転可能なドラムの外周面に保持された
印字媒体に印字ヘッドからインクジェットし文字・画像
等を印字可能に形成し、インクタンクをインク供給手段
を介して印字ヘッドから離れた位置に配設可能に形成す
るとともにインク供給手段をインクタンクと印字ヘッド
との間でインク循環可能に形成した、ことを特徴とする
インクジェットプリンタ。 - 【請求項２】 インク循環経路中に前記インクの温度を
高める加熱手段が設けられている請求項２記載のインク
ジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33787896A JPH10175307A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33787896A JPH10175307A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175307A true JPH10175307A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18312849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33787896A Pending JPH10175307A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175307A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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