JPH10174195A - ディジタル補聴器、及びその補聴処理方法 - Google Patents

ディジタル補聴器、及びその補聴処理方法

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JPH10174195A
JPH10174195A JP8329354A JP32935496A JPH10174195A JP H10174195 A JPH10174195 A JP H10174195A JP 8329354 A JP8329354 A JP 8329354A JP 32935496 A JP32935496 A JP 32935496A JP H10174195 A JPH10174195 A JP H10174195A
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hearing aid
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者にとって聞き取りやすい音声を出力す
ること。 【解決手段】 入力手段102の入力データを分析する
分析手段103と、該分析結果を入力する制御手段10
5と、前記入力手段102及び前記制御手段105から
の出力データを入力する聴覚補償手段104と、聴覚補
償処理を行った前記データを入力する出力手段106と
を含み、予めフィッティング装置109から利用者と健
聴者との聴力特性を記憶する記憶手段107と、利用者
の最も聞き取りやすい音圧範囲を記憶するゲイン算出用
記憶手段111とを有していることを特徴とするディジ
タル補聴器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感音性難聴を対象と
するディジタル信号処理を用いたディジタル補聴器、及
びその補聴処理方法に属する。
【0002】
【従来の技術】聴覚障害すなわち難聴は、大きく伝音性
難聴と感音性難聴の二種類に分けることができる。
【0003】伝音性難聴は外耳・中耳・蝸牛窓・前庭窓
のいずれか、又はその全てになんらかの障害が生じ、伝
送特性が変化するために起こる聴覚障害であり、単純に
入力音を増幅することで克服が可能である。
【0004】一方、感音性難聴は内耳から皮質聴覚野に
至る部位に器質性の障害があると考えられる聴覚障害で
あり、内耳等の異常により、音を知覚すること自身がで
きにくくなっている状態のことを示す。この原因として
は、蝸牛の有毛細胞先端の不動毛の欠落や、音声を伝達
する神経の障害などがある。また老人性難聴もこの中に
含まれる。感音性難聴は、従来の単純な増幅器のみで構
成されている補聴器では克服が困難であり、近年、複雑
な信号処理の可能なディジタル補聴器が注目され始めて
いる。感音性難聴の症状は様々で個人差も大きいが、主
な症状の一つにラウドネスの補充(リクルートメント)
現象がある。
【0005】これは、図13に音圧レベル及び周波数の
関係で示すように、聴取することのできる最小レベル
(最小可聴値、HTL;Hereing Thresh
oldLevel)が上昇し、最大レベル(最大可聴
値、UCL;UnComfortable Lece
l)はあまり変化せず、健聴者に比し可聴範囲(聴野)
が狭くなる現象である。なお、最大可聴値はわずかなが
ら小さくなる場合が多い。すなわち、小さい音は聞き取
りにくく、大きい音は健聴者と同じような大きさに聞こ
える現象である。
【0006】そのため、補聴器などで小さい音を聞き取
らせるために増幅すると、大きい音が入力された時、出
力音は最大可聴値を越え、不快なレベルになり聞き取れ
なくなる。
【0007】したがって、小さい音に対しては大きなゲ
インで増幅する必要があり、大きい音に対しては小さい
ゲインで増幅する必要がある。なお、前記聴力の変化が
周波数毎に異なっていることも特徴の一つである。
【0008】前記感音性難聴の対策として、以下に示す
2つの例が挙げられる。従来技術1として、特開平3−
284000号公報があり、ここでは、入力音のダイナ
ミックレンジを狭くなった難聴者の可聴範囲内に圧縮し
ている。
【0009】図14(a)〜図14(e)にこの方法を
用いた補聴器の聴覚補償処理方法を示す。
【0010】図14(a)は横軸を音圧、縦軸をラウド
ネスとしている。音圧とは音の物理量であり、ラウドネ
スとはある音圧の音を人が聞いた時に感じる大きさ、す
なわち、感覚量である。実線で表す曲線が健聴者にとっ
ての音圧とラウドネスの関係であり、点線で表す曲線が
感音性難聴者にとっての音圧とラウドネスの関係であ
る。
【0011】図15(a)から分かるように,ある一定
の音圧の音を健聴者と難聴者に聞かせた場合、健聴者の
方が難聴者よりも大きく感じる。また、聞かせる音圧を
難聴者の最小可聴閾値よりも小さくすると、健聴者には
聞こえても、難聴者には聞こえなくなる。
【0012】上記健聴者と難著者が等しいラウドネスと
感じる音圧の関係を示した物が図14(b)である。縦
軸、横軸をそれぞれ難聴者に対する音圧レベル、健聴者
に対する音圧レベルとしている。難聴者と健聴者にとっ
て同じ大きさと感じる音は、音圧が小さいほどその差は
大きく、音圧が大きくなるにつれ、その差は小さくな
る。ここで点線で表示されている物は、健聴者同士を比
較した物で、そのため、音圧の上昇は線形になってい
る。
【0013】図14(b)において、健聴者に対する音
圧レベルを入力、難聴者に対する音圧レベルを出力と考
えると図14(c)のように点線と実線の差をゲインと
して、補聴器が入力音を増幅すると、難聴者が入力音を
健聴者と同じ大きさの音に感じることが可能となる。
【0014】図14(d)に前述のようにして求まるゲ
インと入力音圧の関係を示す。入力音圧が小さい時には
ゲインは大きくなり、入力音圧が大きくなるにつれ、ゲ
インが小さくなることが分かる。
【0015】図14(e)に健聴者と利用者のラウドネ
ス曲線と入力音の強さから算出する補聴器のゲインの算
出方法の概念図を示す。縦軸はラウドネスレベル[ph
on]、横軸は入力音の音圧レベル[dB]である。実
線が健聴者のラウドネス曲線を、点線が利用者のラウド
ネス曲線を示している。図14(e)は入力音を、健聴
者と利用者がそれぞれどのくらいの大きさの音として聞
いているかを表す。例をあげると健聴者にとってc′の
大きさに聞こえる音はcの音圧の音であり、一方難聴者
にとってc′の大きさに聞こえる音はc″の音圧の音で
ある。即ち、cの音圧の音をc″の音圧になるまで増幅
し、難聴者に聞かせると、健聴者がcの音を聞いている
のと同じ大きさに聞こえるようになる。補聴器のゲイン
は前記cをc″にするものである。
【0016】図14(e)に示されるラウドネス曲線の
図は縦軸、横軸ともに対数のため、式(1)からゲイン
が算出される。
【0017】G=c″−c 式(1) ここでGはゲインを、c″は難聴者に聞かせる音の強さ
を、cは入力音の強さを表す。式(1)よりc″とcの
差が大きいほどゲインも大きくなることが分かる。
【0018】また、従来技術2として特開平2−132
300号公報があり、ここでは、入力音をパルス密度変
調により、ディジタルでの制御が可能な信号に変換し、
前記パルス密度変調した入力信号のパルス密度を変更す
ることで、利得を制御している。図15にこの構成図を
示す。
【0019】入力音はマイクロフォン201、プリアン
プ203を通して入力され、パルス密度変調回路204
でディジタル制御が可能なパルス密度変調信号に変調さ
れる。パルス密度変調信号は、ディジタル利得可変回路
205により利得が与えられ、更に、出力制限回路20
6にて大きすぎる場合にパルス密度を調整される。出力
制限回路206では最大出力設定端子で予め設定された
パルス密度と入力信号のパルス密度を比較し、制御を行
っている。ディジタル利得可変回路205と出力制限回
路206により、増幅され、出力制限されたパルス密度
変調信号は、復調回路207でアナログ信号に復調さ
れ、パワーアンプ208、レシーバ209により出力さ
れる。
【0020】また、利得が与えられたパルス密度変調信
号はパルス密度検出回路210に入力され、ディジタル
制御回路211に、パルス密度の情報が渡される。ディ
ジタル制御回路211では、パルス密度と2つの設定値
から入力信号に対する利得を求め、ディジタル利得可変
回路205と出力制限回路206を制御する。
【0021】ディジタル制御回路211での利得の算出
は、予め利得制御開始出力設定端子で設定されたパルス
密度と入力信号のパルス密度を比較し、入力信号のパル
ス密度が前記設定値を越えていれば、利得を下げ始め、
設定値に満たない場合は、利得を上げ始め、予め利得設
定端子で設定された利得に戻し始める。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】技術技術1の場合、音
圧レベルが小さいほど入力音に対するゲインが大きくな
る。その結果、本来ならば聞こえなくとも良い周囲の微
小なノイズを非常に大きなゲインで増幅することにな
り、聴覚補償処理を行った入力音は、無音部に非常に大
きなゲインで増幅されたノイズを含むため、時間方向の
マスキングにより後続の音声が利用者にとって聞き取り
にくくなる。
【0023】技術技術2の場合、周波数帯域毎に大きく
異なる難聴者の聴力特性が考慮されていない。また、各
周波数帯域毎に個別に利得を設定できない。その結果、
各周波数帯域毎に聴力が異なる難聴者にとっては、難著
者の聞こえない周波数帯域での利得が小さく、難聴者が
聞こえる周波数帯域での利得が大きすぎる。その結果十
分な聞き取りを得ることができなくなる場合がある。
【0024】それ故に本発明の課題は、利用者にとって
聞き取りやすい音声を出力するディジタル補聴器を提供
することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力音
をディジタルデータに変換する入力手段と、該入力手段
の入力データを分析する分析手段と、該分析手段によっ
て分析した結果を入力する制御手段と、前記入力手段の
入力データ及び前記制御手段からの出力データを入力す
る聴覚補償手段と、該聴覚補償手段で前記入出力データ
に対し聴覚補償処理を行った前記データを入力する出力
手段とを含み、利用者にとって最も聞き取りやすい音圧
レベルに入力音のダイナミックレンジを圧縮し出力する
ためのフィッティング装置と、予め該フィッティング装
置から利用者と健聴者との聴力特性を記憶しかつ前記制
御手段に接続した記憶手段と、前記利用者の最も聞き取
りやすい音圧範囲を記憶するよう前記制御手段に接続し
たゲイン算出用記憶手段とを有していることを特徴とす
るディジタル補聴器が得られる。
【0026】また、本発明によれば、入力音をディジタ
ルデータに変換し、該ディジタルデータを分析し、難聴
者の聴力データ、語音明瞭度検査の結果か求めた難聴者
にとって最もよく聴こえる音圧レベルと、前記ディジタ
ルデータの分析結果からディジタルデータのゲインとを
算出し、前記ディジタルデータに対し補聴処理を行い、
音として補聴処理された入力音を出力するディジタル補
聴器の補聴処理方法において、予めフィッティング装置
から利用者と健聴者の聴力特性が記憶手段に該利用者の
最も聞き取りやすい音圧範囲がゲイン算出用記憶手段に
記憶し、ゲイン算出用記憶手段に記憶されるデータを前
記利用者の最も聞き取りやすい音圧レベルとし、前記入
力音が入力手段によってディジタルデータに変換され、
前記分析手段によって聴覚補償手段に送られ、分析結果
が制御手段に送られ、該制御手段は入力データの分析結
果、利用者の聴力データから聴覚補償手段で必要とされ
る各周波数帯域毎の増幅率を決定し、該聴覚補償手段に
増幅率のデータを送り、入力データと増幅率のデータを
得た聴覚補償手段は入力データに対し聴覚補償処理を行
い、出力手段に処理した入力データを送ることを特徴と
するディジタル補聴器の補聴処理方法が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディジタル補聴器
及びその補聴処理方法の第1の実施の形態例を示してい
る。以下に図1をもとに基本的な補聴器の動作を説明す
る。
【0028】本発明におけるディジタル補聴器は感音性
難聴の利用者を対象としている。そのため聴覚補償処理
は、小さい入力音は大きなゲインで、大きい入力音は小
さなゲインで増幅し、健聴者に比し狭くなった利用者の
聴野に入力音のダイナミックレンジを圧縮しなければな
らない。以下では圧縮処理を補聴処理と呼ぶ。
【0029】また、聴覚補償処理で用いられるゲインの
変化特性は利用者の聴力特性と同様に各周波数帯域毎に
異なり、ゲインは入力音の強さと、利用者の聴力特性に
よって決定される。この方法で入力信号に対するゲイン
を算出するには難聴者と健聴者のラウドネス曲線の比較
が必要となる。
【0030】ところが、前記ラウドネス曲線を測定する
ためには多くの工数がかかり、また被験者に対する負荷
が非常に大きい。そこで、ラウドネス曲線を使用せず、
語音明瞭度検査の結果から入力音に対するゲインを算出
できるようにすることが本発明の特徴である。
【0031】本発明では、まずマイクロフォン101か
ら取り込まれた入力音をディジタルデータに変換しディ
ジタルデータを分析し、各周波数帯域毎のパワーを求め
る。次に難聴者の聴力データ、語音明瞭度検査の結果か
求めた難聴者にとって最もよく聴こえる音圧レベルと、
前記ディジタルデータの分析結果からディジタルデータ
のゲインを算出する。
【0032】最後にゲインを用いてディジタルデータに
対し補聴処理を行い、再度アナログデータに変換し、音
として補聴処理された入力音が出力される。
【0033】本発明の第1の実施の形態例では、補聴器
100には予めフィッティング装置109から利用者と
健聴者の聴力特性が記憶手段107に、利用者の最も聞
き取りやすい音圧範囲がゲイン算出用記憶手段111に
記憶される。記憶手段107に記憶される聴力データは
健聴者、難聴者のHTLであり、ゲイン算出用記憶手段
111に記憶されるデータは利用者の最も聞き取りやす
い音圧レベルである。
【0034】なお、フィッティング時に、設定に必要な
各周波数毎の利用者の最も聞き取りやすい音圧レベルを
調べておく。マイクロフォン101により取り込まれた
入力音は入力手段102によってディジタルデータに変
換される(以下入力データとする)。入力データは必要
に応じて入力手段102でバッファリングされ、分析手
段103は、聴覚補償手段104に送られる。分析手段
103では入力データがFFT(Fast Fouri
er Transform、高速フーリエ変換)等によ
り分析され、各周波数帯域毎のパワーが算出される(以
下分析結果とする)。分析結果は制御手段105に送ら
れる。制御手段105は入力データの分析結果、利用者
の聴力データ、から聴覚補償手段104で必要とされる
各周波数帯域毎の増幅率を決定し、聴覚補償手段104
に増幅率のデータを送る。入力データと増幅率のデータ
を得た聴覚補償手段104は入力データに対し聴覚補償
処理を行い、出力手段106に処理した入力データを送
る。出力手段106では処理が施されたデータがアナロ
グデータに変換され、イヤフォン108から音として出
力される。
【0035】出力音は図2に示すように、入力音のダイ
ナミックレンジを圧縮した音である。図2は縦軸をラウ
ドネス[phon]、横軸を音圧レベル[dB]とし、
ラウドネスが音圧に比例して増加すると仮定し、健聴者
と難聴者のUCLとHTLをそれぞれ直線で結んだグラ
フであり、健聴者のHTLからUCLまでに相当する入
力音のダイナミックレンジを難聴者の最も聞き取りやす
い音圧範囲に圧縮していることを示す。
【0036】次に、図3を用いて本発明の第2の実施の
形態例について説明する。本発明の第2の実施の形態例
においては、第1の実施の形態例に加えて、利用者の最
も聞き取りやすい音圧レベルを語音明瞭度検査の結果か
ら求める。利用者の最も聞き取りやすい音圧範囲は語音
明瞭度検査において高い正当率を得た複数の検査音を周
波数分析することで、各周波数帯域の聞き取りやすい音
圧レベルを求めることができる。
【0037】図4及び図5は本発明の第3の実施の形態
例を示している。第3の実施の形態例においては、第1
及び第2の実施の形態例に加えて、予め設定した音圧S
以下の入力音を出力しないディジタル補聴器である。
【0038】予めフィッティング装置109から最小音
圧記憶手段112に補聴器が出力する最小音圧レベルを
記憶する。制御手段105は健聴者と難聴者の聴力デー
タと難聴最小音圧記憶手段112はフィッティング装置
109から補聴器が出力する最小音圧レベルを設定され
るのではなく、利用者が最小音圧設定手段113を用い
て、補聴器が出力する最小音圧レベルを設定する。者に
とって最も聞き取りやすい音圧範囲のデータを読み込む
と同時に、補聴処理を行う最小音圧レベルを読み込み、
分析結果が前記最小音圧レベル以下であれば、ゲインを
零とし出力しない。
【0039】一方、分析結果が前記最小音圧レベル以上
であれば、健聴者と難聴者の聴力データと難聴者にとっ
て最も聞き取りやすい音圧範囲のデータから求められる
ゲインを用い、補聴処理を行い、出力する。その結果圧
縮される入力音のダイナミックレンジは図5に示される
ように、設定音圧Sから健聴者のUCLまでの音圧範囲
となり、設定音圧S以下の音圧レベルの入力音は補聴器
から出力されない。
【0040】図6は本発明の第4の実施の形態例を示し
ている。第4の実施の形態例においては、第3の実施の
形態例において、補聴器が出力する最小音圧レベルを利
用者がボリューム等のコントローラを用いて設定するこ
とが可能なディジタル補聴器である。第4の実施の形態
例において最小音圧記憶手段112はフィッティング装
置109から補聴器が出力する最小音圧レベルを設定さ
れるのではなく、利用者が最小音圧設定手段113を用
いて、補聴器が出力する最小音圧レベルを設定する。
【0041】図7は本発明の第5の実施の形態例を示し
ている。第5の実施の形態例においては、第1の実施の
形態例と第2の実施の形態に加えて、予め設定した音圧
L以上の入力音を出力しないディジタル補聴器である。
予めフィッティング装置109から最大音圧記憶手段1
14に補聴器が出力する最大音圧レベルを記憶する。制
御手段105は健聴者と難聴者の聴力データと難聴者に
とって最も聞き取りやすい音圧範囲のデータを読み込む
と同時に、補聴器が出力する最大音圧レベルを読み込
み、分析結果が最大音圧レベル以上であれば、ゲインを
零とし、出力しない。
【0042】一方、分析結果が最大音圧レベル以下であ
れば、健聴者と難聴者の聴力データと難聴者にとって最
も聞き取りやすい音圧範囲のデータから求められるゲイ
ンを用い、補聴処理を行い、出力する。その結果圧縮さ
れる入力音のダイナミックレンジは図8に示されるよう
に、健聴者のHTLから設定音圧Lまでの音圧範囲とな
り、設定音圧L以上の音圧レベルの入力音は補聴器から
出力されない。
【0043】図9は本発明の第6の実施の形態例を示し
ている。第6の実施の形態例においては、第5の実施の
形態例において、補聴器が出力する最大音圧レベルを利
用者がボリューム等のコントローラを用いて、設定する
ことが可能なディジタル補聴器である。第6の実施の形
態例において最大音圧記憶手段114はフィッティング
装置109から補聴器が出力する最大音圧レベルを設定
されるのではなく、利用者が最大音圧設定手段115を
用いて、補聴器が出力する最大音圧レベルを設定する。
【0044】図10は本発明の第7の実施の形態例を示
している。第7の実施の形態例においては、第1の実施
の形態例と第2の実施の形態例において、予め設定した
音圧S以下の入力音と音圧L以上の入力音を出力しない
ディジタル補聴器である。予めフィッティング装置10
9から最小音圧記憶手段112と最大音圧記憶手段11
4に補聴器が出力する最小音圧レベルと最大音圧レベル
を記憶する。制御手段105は健聴者と難聴者の聴力デ
ータと難聴者にとって最も聞き取りやすい音圧範囲のデ
ータを読み込むと同時に、補聴処理を行う最小音圧レベ
ルと最大音圧レベルを読み込み、分析結果が最小音圧レ
ベル以下もしくは、前記最大音圧レベル以上であれば、
ゲインを零とし、出力しない。
【0045】一方、分析結果が前記最小音圧レベル以上
もしくは、前記最大音圧レベル以下であれば、健聴者と
難聴者の聴力データと難聴者にとって最も聞き取りやす
い音圧範囲のデータから求められるゲインを用い、補聴
処理を行い、出力する。その結果圧縮される入力音のダ
イナミックレンジは図11に示されるように、設定音圧
Sから設定音圧Lまでの音圧範囲となり、設定音圧S以
下と設定音圧L以上の音圧レベルの入力音は補聴器から
出力されない。
【0046】図12は本発明の第8の実施の形態例を示
している。第8の実施の形態例においては、第7の実施
の形態例において、補聴器が出力する最小音圧レベルと
最大音圧レベルを利用者がボリューム等のコントローラ
を用いて、設定することが可能なディジタル補聴器であ
る。
【0047】第8の実施の形態例において最小音圧記憶
手段112と最大音圧記憶手段114はフィッティング
装置109から補聴器が出力する最小音圧レベルと最大
音圧レベルを設定されるのではなく、利用者が最小音圧
設定手段113と最大音圧設定手段115を用いて、補
聴器が出力する最小音圧レベルと最大音圧レベルを設定
する。
【0048】
【発明の効果】本発明の第1の実施の形態例による効果
は健聴者のHTLからUCLまでの範囲の入力音のダイ
ナミックレンジを、難聴者にとって最も聞き取りのよい
音圧範囲に圧縮する。このため、健聴者に比し聴野の狭
くなった難聴者でも健聴者が聞くことのできる音を聞き
取れることを可能となる。
【0049】本発明の第2の実施の形態例の効果は第1
の実施の形態例の効果に加えて、難聴者にとって最も聞
き取りのよい音圧範囲を語音明瞭度検査の結果から求め
るため、実環境に近い状態での設定が可能となる。
【0050】本発明の第3の実施の形態の効果は第1の
実施の形態例と第2の辞しの形態例の効果に加えて、微
小な入力音を出力しないため、計算量を減らすことが可
能となる。また、予め設定された音圧レベル以下の微小
な音を出力しないため、難聴者が微小な音に悩まされる
ことを減らすことが可能となる。
【0051】本発明の第4の実施の形態例の効果は第1
乃至第3の実施の形態例の効果に加えて、利用者が補聴
器が出力する最小音圧レベルを設定できるため、様々な
周囲雑音下でも、聞きたい音圧レベル以上の入力音のみ
を聞くことを可能となる。
【0052】本発明の第5の実施の形態例の効果は第1
及び第2の実施の形態例の効果に加えて、過大な入力音
を出力しないため、計算量を減らすことが可能となる。
また、予め設定された音圧レベル以上の過大な音を出力
しないため、難聴者が過大な音に悩まされることを減ら
すことが可能となる。
【0053】本発明の第6の実施の形態例の効果は第1
及び第2の実施の形態例の効果と第4の実施の形態例の
効果に加えて、利用者が補聴器が出力する最大音圧レベ
ルを設定できるため、様々な周囲雑音下でも、聞きたい
音圧レベル以下の入力音のみを聞くことを可能となる。
【0054】本発明の第7の実施の形態例の効果は第1
及び第2の発明の効果に加えて、微小な入力音と過大な
入力音を出力しないため、計算量を減らすことが可能と
なる。
【0055】また、予め設定された音圧範囲以外の微小
な音や、過大な音を出力しないため、難聴者が微小な音
もしくは過大な音に悩まされることを減らすことが可能
となる。
【0056】本発明の第8の実施の形態例の効果は第1
及び第2の実施の形態例の効果と第6の実施の形態例の
効果に加えて、利用者が補聴器が出力する音圧範囲を設
定できるため、様々な周囲雑音下でも、聞きたい音圧範
囲の入力音のみを聞くことを可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処理
方法の第1の実施の形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例のラウドネス曲線
を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態例における音圧レベ
ル設定方法をお説明するためのグラフである。
【図4】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処理
方法の第3の実施の形態例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態例のラウドネス曲線
を示すグラフである。
【図6】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処理
方法の第4の実施の形態例を示すブロック図である。
【図7】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処理
方法の第5の実施の形態例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態例のラウドネス曲線
を示すグラフである。
【図9】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処理
方法の第6の実施の形態例を示すブロック図である。
【図10】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処
理方法の第7の実施の形態例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態例のラウドネス曲
線を示すグラフである。
【図12】本発明のディジタル補聴器、及びその補聴処
理方法の第8の実施の形態例を示すブロック図である。
【図13】感音性難聴を説明するためのの概念図であ
る。
【図14】(a)〜(e)は従来技術1として補聴器の
聴覚補償処理方法を示したグラフである。
【図15】従来技術2として示したディジタル補聴器の
ブロック図である。
【符号の説明】 100 補聴器 101,201 マイクロフォン 102 入力手段 103 分析手段 104 聴覚補償 105 制御手段 106 出力手段 107 記憶手段 108 イヤフォン 109 フィッティング装置 111 ゲイン算出用記憶手段 112 最小音圧記憶手段 113 最小音圧設定手段 114 最大音圧記憶手段 115 最大音圧設定手段 203 プリアンプ 204 パルス密度変調回路 205 ディジタル利得可変回路 206 出力制限回路 207 復調回路 208 パワーアンプ 209 レシーバ HTL 最小可聴閾値 UCL 最大可聴閾値 S 補聴処理を行う最小音圧レベル L 補聴処理を行う最大音圧レベル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、従来技術として特開平2−1923
00号公報があり、ここでは、入力音をパルス密度変調
により、ディジタルでの制御が可能な信号に変換し、前
記パルス密度変調した入力信号のパルス密度を変更する
ことで、利得を制御している。図15にこの構成図を示
す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音をディジタルデータに変換する入
    力手段と、該入力手段の入力データを分析する分析手段
    と、該分析手段によって分析した結果を入力する制御手
    段と、前記入力手段の入力データ及び前記制御手段から
    の出力データを入力する聴覚補償手段と、該聴覚補償手
    段で前記入出力データに対し聴覚補償処理を行った前記
    データを入力する出力手段とを含み、利用者にとって最
    も聞き取りやすい音圧レベルに入力音のダイナミックレ
    ンジを圧縮し出力するためのフィッティング装置と、予
    め該フィッティング装置から利用者と健聴者との聴力特
    性を記憶しかつ前記制御手段に接続した記憶手段と、前
    記利用者の最も聞き取りやすい音圧範囲を記憶するよう
    前記制御手段に接続したゲイン算出用記憶手段とを有し
    ていることを特徴とするディジタル補聴器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディジタル補聴器におい
    て、予め前記フィッティング装置から出力する最小音圧
    レベルを記憶する最小音圧記憶手段を有していることを
    特徴とするディジタル補聴器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディジタル補聴器におい
    て、予め前記フィッティング装置から出力する最小音圧
    レベルを記憶する最小音圧記憶手段と、前記利用者が最
    小音圧レベルを設定する最小音圧設定手段とを有してい
    ることを特徴とするディジタル補聴器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディジタル補聴器におい
    て、予め前記フィッティング装置から最大音圧レベルを
    記憶する最大音圧記憶手段を有していることを特徴とす
    るディジタル補聴器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のディジタル補聴器におい
    て、予め前記フィッティング装置から最大音圧レベルを
    記憶する最大音圧記憶手段と、前記利用者が最最大音圧
    レベルを設定する大音圧設定手段とを有していることを
    特徴とするディジタル補聴器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のディジタル補聴器におい
    て、予め前記フィッティング装置から最小音圧レベルを
    記憶する最小音圧記憶手段と、最大音圧レベルを記憶す
    る最大音圧記憶手段とを有していることを特徴とするデ
    ィジタル補聴器。
  7. 【請求項7】 入力音をディジタルデータに変換し、該
    ディジタルデータを分析し、難聴者の聴力データ、語音
    明瞭度検査の結果か求めた難聴者にとって最もよく聴こ
    える音圧レベルと前記ディジタルデータの分析結果から
    ディジタルデータのゲインとを算出し、前記ディジタル
    データに対し補聴処理を行い、音として補聴処理された
    入力音を出力するディジタル補聴器の補聴処理方法にお
    いて、 予めフィッティング装置から利用者と健聴者の聴力特性
    が記憶手段に該利用者の最も聞き取りやすい音圧範囲が
    ゲイン算出用記憶手段に記憶し、該ゲイン算出用記憶手
    段に記憶されるデータを前記利用者の最も聞き取りやす
    い音圧レベルとし、前記入力音が入力手段によってディ
    ジタルデータに変換され、前記分析手段によって聴覚補
    償手段に送られかつ分析結果が制御手段に送られ、該制
    御手段は入力データの分析結果、利用者の聴力データか
    ら聴覚補償手段で必要とされる各周波数帯域毎の増幅率
    を決定し、該聴覚補償手段に増幅率のデータを送り、入
    力データと増幅率のデータを得た前記聴覚補償手段は入
    力データに対し聴覚補償処理を行い、出力手段に処理し
    た入力データを送ることを特徴とするディジタル補聴器
    の補聴処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディジタル補聴器におい
    て、語音明瞭度検査の結果から前記利用者の正解率が最
    も高い音圧レベルを各周波数帯域毎に算出し、入力音の
    ダイナミックレンジを前記音圧レベルに圧縮し出力する
    ことを特徴とするディジタル補聴器の補聴処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載のディジタル補聴器
    の補聴処理方法において、微小な入力音に関して、予め
    設定した音圧以下の入力音を除き出力することを特徴と
    するディジタル補聴器の補聴処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のディジタル補聴器の補
    聴処理方法において、前記利用者がボリューム等を操作
    することで、補聴器が出力し始める最小音圧を設定する
    ことを特徴とするディジタル補聴器の補聴処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項7又は8記載のディジタル補聴
    器において、過大な入力音に関して、予め設定した音圧
    以上の入力音を除き出力するいことを特徴とするディジ
    タル補聴器の補聴処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のディジタル補聴器の
    補聴処理方法において、利用者がボリューム等を操作す
    ることで、補聴器が出力する最大音圧を設定することを
    特徴とするディジタル補聴器の補聴処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項7又は8記載のディジタル補聴
    器の補聴処理方法において、微小な入力音に関して、予
    め設定した音圧以下の入力音を、また過大な入力音に関
    して、予め設定した音圧以上の入力音を除き出力するこ
    とを特徴とするディジタル補聴器の補聴処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のディジタル補聴器の
    補聴処理方法において、前記利用者がボリューム等を操
    作することで、音圧範囲を設定することを特徴とするデ
    ィジタル補聴器の補聴処理方法。
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