JPH1017280A - ウインチの乱巻き防止装置 - Google Patents
ウインチの乱巻き防止装置Info
- Publication number
- JPH1017280A JPH1017280A JP19399696A JP19399696A JPH1017280A JP H1017280 A JPH1017280 A JP H1017280A JP 19399696 A JP19399696 A JP 19399696A JP 19399696 A JP19399696 A JP 19399696A JP H1017280 A JPH1017280 A JP H1017280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- winch
- wire
- pin
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title abstract description 8
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 abstract 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
ーンの張力を検出してワイヤの乱巻きを防止する。 〔解決手段〕 空中に主索10と走行索12とを張り掛
け、主索10に機体14を吊支するとともに、走行索1
2を巻き付けた走行ドラム26を駆動して機体14を移
動させ、且つ、ワイヤ34を巻き付けたウインチドラム
30を駆動して荷を吊持する索条式運搬機において、ウ
インチドラム30を駆動するチェーン44の駆動側にチ
ェーン44の張力に応じて進退する検知アーム50を設
け、検知アーム50の一定の進退量でスイッチ58を作
動させてワイヤ34のたるみを検知することを特徴とす
るウインチの乱巻き防止装置。
Description
れるウインチの乱巻き防止装置に関するものである。
に機体を吊支するとともに、走行索を巻き付けた走行ド
ラムを駆動して機体を移動させ、且つ、ワイヤを巻き付
けたウインチドラムを駆動して荷を吊持する索条式運搬
機は知られている(例えば、特願平6−282816
号)。このような索条式運搬機は空中に在って人が寄っ
て即座に点検できないことから、設備機器の不具合は極
力防がなくてはならず、ウインチの場合もしかりであ
る。
も怖い。このため、乱巻きの原因であるワイヤのたるみ
を検知する検知装置を備えているが、前記した先行例で
は、ウインチドラムから巻き出るワイヤのたるみで不具
合を検知していた。即ち、ワイヤの張力が一定以下にな
ると、乱巻きの警告を発していた。
ムから巻き出るワイヤは、ワイヤの巻出し量によってそ
の位置(ドラム中心からの離間距離)が変化することか
ら、マイクロスイッチ等の検知器具との位置関係が変わ
って巻出し量如何によっては正常に作動しないことがあ
る。本発明は、このような課題を解決するものであり、
ワイヤの巻出し量如何にかかかわらず、正常に作動する
乱巻き防止を装置を提供したものである。
は、空中に主索と走行索とを張り掛け、主索に機体を吊
支するとともに、走行索を巻き付けた走行ドラムを駆動
して機体を移動させ、且つ、ワイヤを巻き付けたウイン
チドラムを駆動して荷を吊持する索条式運搬機におい
て、ウインチドラムを駆動するチェーンの駆動側にチェ
ーンの張力に応じて進退する検知アームを設け、検知ア
ームの一定の進退量でスイッチを作動させてワイヤのた
るみを検知することを特徴とするウインチの乱巻き防止
装置を提供する。そして、この検知アームが支軸を中心
に回動可能であり、ばねの引張力によってチェーンに押
しつけられるものである乱巻き防止装置を提供する。
イッチはワイヤの巻出し量に関係しない。又、検知アー
ムはウインチドラムを駆動するチェーンの駆動側に設け
られるものであるから、ワイヤの張力と対応する。この
ことから、ワイヤに一定量のたるみが生ずると、スイッ
チは正確に作動する。
を参照して説明する。図4はこの索条式運搬機の使用状
態を示す説明図であるが、この索条式運搬機は、山林等
における二つの固定点(例えば、強固な樹木)の間に主
索10と走行索12とを上下の配置で張り掛け、主索1
0で機体14を吊支し、走行索12を手繰って移動する
ものである。
図であるが、機体14に前部吊支ローラ16と後部吊支
ローラ18の二つを上方に延ばした状態で取り付け、各
吊支ローラ16、18を主索10に吊架して機体14を
移動自在に吊り下げる。尚、本例では、後部吊支ローラ
18は機体14に固定するが、前部吊支ローラ16は機
体14から水平に延びる伸縮可能な二本の張出アーム2
0を取り付け、この張出アーム20に取り付けてある。
24で動力を伝達される走行ドラム26も取り付けられ
ており、走行索12は走行ドラム26に2〜3回巻回さ
れている。これにより、走行ドラム26を駆動すると、
機体14は移動できることになる。
インチ28は、機体14に設けられるウインチドラム3
0と、張出アーム20の先端に設けられる案内ローラ3
2とからなり、ウインチドラム30からワイヤ34を巻
き出して張出アーム20の先端に取り付けられた案内ロ
ーラ32に巻回して下方に繰り出させている。
スプロケット34とミッション24の出力スプロケット
36との間に二段のチェーン38を張り掛けて行う。ウ
インチドラム30の駆動も、これに併設するスプロケッ
ト40とミッション24の出力スプロケット42との間
にチェーン44を張り掛けて行う(46はテンションプ
ーリ)。
す要部側面図であるが、ウインチドラム30を駆動する
チェーン44の駆動側(ワイヤ34を巻くときの駆動
側)に、支軸48の回りに回動可能な検知アーム50を
設け、検知アーム50の先端にチェーン44に当接する
円板体52を取り付けておく。
突設するとともに、ばね56でピン54を円板体52が
チェーン44に押圧する方向に引っ張っておく。更に、
検知アーム50、即ち、ピン54が一定量チェーン44
側に接近すると、ピン54に当たって作動するスイッチ
58も設けておく。
出るワイヤ34がゆるむと、ウインチドラム30の駆動
に要するトルクが低下してチェーン44もゆるむ。する
と、検知アーム50はばね56で引っ張られ、ピン54
はスイッチ58を作動させ、ワイヤ34のゆるみ、即
ち、その乱巻きを警告する。尚、スイッチ58が作動す
ると、ブザーの鳴音又はウインチドラム30の自動停止
といった適宜な措置が講じられる。
態の一例であり、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。例えば、スイッチの作動はピンによるものに限ら
ず、検知アーム自体によってもよい。又、チェーンに当
接する円板体は回転可能なものにしてもよいし、更に、
当接させておくものは円板体状のものに限らない。
インチドラムを駆動するチェーンの駆動側に設けられる
ものであるから、ワイヤの張力と対応し、ワイヤに一定
量のゆるみが生ずると、ワイヤの巻出し量とは無関係に
スイッチは正確に作動する。従って、乱巻きによるワイ
ヤの外れや破損といった事態を確実に防ぎ、安全にウイ
ンチ作業ができる。
側面図である。
る。
る。
説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 空中に主索と走行索とを張り掛け、主索
に機体を吊支するとともに、走行索を巻き付けた走行ド
ラムを駆動して機体を移動させ、且つ、ワイヤを巻き付
けたウインチドラムを駆動して荷を吊持する索条式運搬
機において、ウインチドラムを駆動するチェーンの駆動
側にチェーンの張力に応じて進退する検知アームを設
け、検知アームの一定の進退量でスイッチを作動させて
ワイヤのたるみを検知することを特徴とするウインチの
乱巻き防止装置。 - 【請求項2】 検知アームが支軸を中心に回動可能であ
り、ばねの引張力によってチェーンに押しつけられるも
のである請求項1記載のウインチの乱巻き防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19399696A JP3765621B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ウインチの乱巻き防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19399696A JP3765621B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ウインチの乱巻き防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1017280A true JPH1017280A (ja) | 1998-01-20 |
JP3765621B2 JP3765621B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=16317245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19399696A Expired - Fee Related JP3765621B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ウインチの乱巻き防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3765621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103774901A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-05-07 | 江苏普腾停车设备有限公司 | 钢丝绳松绳检测装置 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP19399696A patent/JP3765621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103774901A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-05-07 | 江苏普腾停车设备有限公司 | 钢丝绳松绳检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3765621B2 (ja) | 2006-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5988596A (en) | Cable foul sensor device for winches | |
KR102079986B1 (ko) | 활차의 부하물 추락방지장치 | |
JPH1017280A (ja) | ウインチの乱巻き防止装置 | |
GB2211809A (en) | A braking apparatus for a passenger conveyor | |
JP2011121742A (ja) | エレベーターの制動装置 | |
CN115257661A (zh) | 无轨胶轮车失速保护装置 | |
KR100490331B1 (ko) | 엘리베이터용 조속기 | |
JP4266468B2 (ja) | センサ付き金車 | |
CN109367547B (zh) | 一种矿用遥控自驾式无极绳牵引装置 | |
CN219751568U (zh) | 一种适用于电梯的断绳主动监测装置 | |
CN217321986U (zh) | 带式输送机自动张紧装置 | |
CN220827173U (zh) | 绞车钢索防错乱装置 | |
KR101429739B1 (ko) | 주낙용 연승장치 | |
CN217917903U (zh) | 无轨胶轮车失速保护装置 | |
JPH08208188A (ja) | クレーンの過巻き防止装置 | |
JPH0439806A (ja) | 昇降装置 | |
JPH05797A (ja) | 電動昇降装置 | |
US20220371861A1 (en) | Control method for controlling lifting of a hanging load in case of emergency stop | |
JP3339476B2 (ja) | ウインチにおける巻緩み回避装置 | |
JP4757996B2 (ja) | フック接地検出装置 | |
JP2008074558A (ja) | エレベーター用昇降制限装置の動作試験装置 | |
JP2551120Y2 (ja) | ケーブル巻揚機 | |
JPH08282806A (ja) | 自動倉庫用スタッカクレーン | |
JPH0328778Y2 (ja) | ||
JPH07196285A (ja) | 索条式運搬機の自動停止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050729 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |