JPH10172303A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

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Publication number
JPH10172303A
JPH10172303A JP8342642A JP34264296A JPH10172303A JP H10172303 A JPH10172303 A JP H10172303A JP 8342642 A JP8342642 A JP 8342642A JP 34264296 A JP34264296 A JP 34264296A JP H10172303 A JPH10172303 A JP H10172303A
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JP
Japan
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side connector
back cover
lighting circuit
lamp body
battery power
Prior art date
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Pending
Application number
JP8342642A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kusaya
雅弘 草谷
Kazutami Oishi
和民 大石
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10172303A publication Critical patent/JPH10172303A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0064Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
    • B60Q1/007Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb via a removable cap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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    • B60Q1/0088Details of electrical connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電バルブを備えた車輌用前照灯において、
点灯回路への給電が行われているときにはバルブ交換を
行えないようにする。 【解決手段】 ランプボディ12の開口部12a近傍部
位に点灯回路側コネクタ36を固定支持せしめ、バック
カバー38の外周端部の点灯回路側コネクタ36近傍部
位に突出片38cを一体形成する。これにより、点灯回
路側コネクタ36にバッテリ電源側コネクタ104が連
結された状態では、バックカバー38を取外し方向へ回
動させても、突出片38cがバッテリ電源側コネクタ1
04に当接するため、バックカバー38がランプボディ
12から外れることはなく、バルブ交換が不可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車輌用前照灯に関するものであり、特に、放電バル
ブの点灯回路とバッテリ電源との間の配線構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
【0003】上記放電バルブを点灯させるためには、該
放電バルブに高電圧を印加する必要がある。このため、
放電バルブを備えた車輌用前照灯においては、放電バル
ブとバッテリ電源との間に点灯回路を設け、該点灯回路
において電源電圧を20kV程度まで昇圧した後これを
高電圧コードを介して放電バルブに供給するようになっ
ている。
【0004】ところで、一般に、上記放電バルブを収容
するランプボディにはバルブ交換用の開口部が形成され
ており、バルブ交換の際には上記開口部を介して上記放
電バルブの出し入れが行われるようになっているが、バ
ルブ交換時以外は上記開口部はバックカバーにより閉塞
されて、ランプボディ内への塵埃等の侵入を防止するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような放電バル
ブを備えた車輌用前照灯においては、バルブ交換時、ユ
ーザの手の指が上記開口部を介してランプボディ内へ挿
入されて上記高電圧コードあるいは放電バルブ接続用の
ソケット等に触れることとなる。その際、仮に、上記放
電バルブに対する給電が行われている状態のままである
とすれば、上記高電圧コードが破損していたような場合
あるいは上記ソケットの端子部に指が触れてしまった場
合には、ユーザが高電圧に曝されてしまうこととなる。
【0006】したがって、上記高電圧の発生源である上
記点灯回路への給電が行われているときにはバルブ交換
を行えないようにすることが望ましい。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、放電バルブを備えた車輌用前照灯に
おいて、点灯回路への給電が行われているときにはバル
ブ交換を行えないようにすることができる車輌用前照灯
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、点灯回路へ
の給電が行われるのは点灯回路側コネクタにバッテリ電
源側コネクタが連結されているときのみであることに鑑
み、上記バックカバーに所定の突出片を設けて、上記コ
ネクタ連結がなされている状態では上記バックカバーを
取外し不可能な構成とし、もって上記上記目的達成を図
るようにしたものである。
【0009】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、放電バルブと、この放電バルブを保持するリ
フレクタと、このリフレクタを収容するとともに、該リ
フレクタのバルブ保持部の近傍に上記放電バルブを交換
するための開口部が形成されたランプボディと、上記開
口部を閉塞するようにして上記ランプボディに取り付け
られたバックカバーと、上記放電バルブに接続されて該
放電バルブを点灯させる点灯回路と、この点灯回路に接
続された、バッテリ電源側コネクタと連結可能な点灯回
路側コネクタと、を備えた車輌用前照灯において、上記
点灯回路側コネクタが、上記ランプボディにおける上記
開口部の近傍部位に固定支持されており、上記ランプボ
ディに対する上記バックカバーの取付けが、該バックカ
バーを上記開口部に当接させて該開口部の中心軸線回り
に回動させることにより行われており、上記バックカバ
ーの外周端部における上記点灯回路側コネクタの近傍部
位に、上記中心軸線に対して半径方向外方へ突出する突
出片が設けられており、上記点灯回路側コネクタに上記
バッテリ電源側コネクタが連結された状態で上記バック
カバーを取り外し方向へ回動させたとき、上記突出片が
上記バッテリ電源側コネクタに当接して該バックカバー
が上記ランプボディから外れてしまうのを阻止するよう
に構成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、点灯回路側コネクタにバッテリ電源側コネク
タが連結された状態では、バックカバーを取外し方向へ
回動させても、該バックカバーの外周端部に設けられた
突出片が上記バッテリ電源側コネクタに当接して該バッ
クカバーが上記ランプボディから外れてしまうのを阻止
するようになっているので、高電圧発生源である上記点
灯回路への給電が行われているときには上記バックカバ
ーを取り外すことができず、バルブ交換を行うことが不
可能となる。
【0011】このように、本願発明によれば、放電バル
ブを備えた車輌用前照灯において、点灯回路への給電が
行われているときにはバルブ交換を行えないようにする
ことができる。そして、これによりユーザに不測の危害
が及ぶおそれをなくすことができ、ユーザ保護の十全を
図ることができる。
【0012】ところで、一般に、上記点灯回路側コネク
タおよび上記バッテリ電源側コネクタの一側面部には、
これら両コネクタが連結されたときに該連結状態を保持
するためのロック機構が設けられるが、このような場合
には、請求項2に記載したように、上記点灯回路側コネ
クタの上記ランプボディに対する支持姿勢を、上記連結
状態において上記一側面部が上記半径方向外方を向くよ
うに設定すれば、次のような作用効果を得ることができ
る。すなわち、バルブ交換を行う際には、上記ロック機
構を解除して上記点灯回路側コネクタから上記バッテリ
電源側コネクタを引き抜くことが必要となるが、上記ロ
ック機構は上記ランプボディの上記開口部周辺において
比較的スペースに余裕のある上記半径方向外方側に位置
しているため、その解除作業を容易に行うことができ
る。
【0013】また、請求項3に記載したように、上記バ
ックカバーにおける上記点灯回路側コネクタの近傍部位
に、上記バッテリ電源側コネクタに給電するワイヤハー
ネスを係止するための係止部を形成するようにすれば、
次のような作用効果を得ることができる。すなわち、車
体への灯具組付けの際、上記点灯回路側コネクタに上記
バッテリ電源側コネクタを連結するとともに上記係止部
に上記ワイヤハーネスを予め係止しておくことにより、
その後、ユーザが、上記点灯回路側コネクタから上記バ
ッテリ電源側コネクタを引き抜き、上記ランプボディか
ら上記バックカバーを取り外して、バルブ交換を行った
後、仮に、上記ランプボディに上記バックカバーを取り
付けるのを忘れて上記点灯回路側コネクタに上記バッテ
リ電源側コネクタを連結しようとしても、そのワイヤハ
ーネスに上記バックカバーがぶら下がっているので、ユ
ーザは上記バックカバーの取付けを忘れていることに容
易に気づくこととなり、これにより、上記ランプボディ
に上記バックカバーが取り付けられていない状態での上
記点灯回路側コネクタへの上記バッテリ電源側コネクタ
の連結を効果的に防止することができる。
【0014】この場合において、請求項4に記載したよ
うに、上記係止部を上記突出片に形成するようにすれ
ば、スペースの有効利用を図ることができる。
【0015】また、請求項5に記載したように、上記バ
ックカバーの外周端部における上記バッテリ電源側コネ
クタに関して上記突出片とは反対側の部位に、上記半径
方向外方へ突出する第2の突出片を設け、上記係止部を
この第2の突出片に形成するようにしてもよい。このよ
うにすることにより、灯具周辺における上記ワイヤハー
ネスの引き回しの自由度を高めることができる。この場
合において、上記係止部をこの第2の突出片のみなら
ず、上記突出片にも形成しておくようにすれば、上記ワ
イヤハーネスを上記いずれかの係止部に選択的に係止す
ることが可能となる。また、上記第2の突出片を設ける
ことにより、該第2の突出片と上記突出片を、上記バッ
テリ電源側コネクタを上記点灯回路側コネクタへ連結す
る際のガイド部材として機能させることもでき、これに
より上記バッテリ電源側コネクタの連結作業の容易化を
図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用前照灯を示す側断面図であり、図2は、そのII方向矢
視図であり、図3は、図2のIII 方向矢視図であり、図
4は、図3のIV方向矢視図である。
【0018】図1に示すように、本実施形態に係る前照
灯10は、ランプボディ12とレンズ14とで形成され
る空間内にリフレクタ16が上下方向および左右方向に
傾動可能に設けられてなっている。
【0019】上記リフレクタ16は、その光軸上に放電
バルブ(メタルハライドバルブ)18が取り付けられて
おり、その前方を覆うようにしてシェード20が設けら
れている。さらにリフレクタ16の前方にはエクステン
ション22が設けられている。
【0020】上記放電バルブ18は、その点灯のために
高電圧を必要とするため、バルブソケット24および高
圧コード26を介して点灯回路ケース28内に収容され
た点灯回路30に一旦接続された後、給電コード32を
介して点灯回路側コネクタ36に接続されている。上記
点灯回路ケース28は、ブラケット34を介して上記ラ
ンプボディ12の底面部に取り付けられている。
【0021】上記ランプボディ12の後面部には、バル
ブ交換用の円形の開口部12aが形成されており、さら
にこの開口部12aを閉塞するようにしてバックカバー
38が取り付けられている。このバックカバー38の外
周部にはOリング40が取り付けられており、また上記
外周部の前面側の複数箇所には断面L字形のフック38
aが形成されている。一方、上記ランプボディ12の開
口部12aの内周面には、上記各フック38aに対応す
る複数箇所が切り欠かれた環状フランジ部12bが形成
されている。そして、上記ランプボディに対する上記バ
ックカバー38の取付けは、上記Oリング40を上記環
状フランジ部12bに押しつけるようにして該バックカ
バー38を上記開口部12aの後端面に当接させて該開
口部12aの中心軸線A回りに時計回り方向に回動さ
せ、該バックカバー38の各フック38aを上記環状フ
ランジ部12bに係合させることにより行われるように
なっている。上記バックカバー38の後面には、上記回
動操作を容易に行うことができるようにするための複数
のフィン38bが放射状に形成されている。
【0022】図2、3および4に示すように、上記点灯
回路側コネクタ36は、金属製のL字形ブラケット42
を介して上記ランプボディ12における開口部12aの
下方近傍部位に、後方向きの姿勢で固定支持されてい
る。すなわち、上記L字形ブラケット42は、上記ラン
プボディ12と一体形成された台座12cにネジ44に
より固定されている。上記台座12cの上端部は上記L
字形ブラケット42に沿って後方へ突出しており、これ
により上記L字形ブラケット42の位置決めを行うよう
になっている。そして、上記点灯回路側コネクタ36の
側面部に形成された細孔36aを上記L字形ブラケット
42に差し込むことにより、上記固定支持を行うように
なっている。その際、上記L字形ブラケット42に切り
起こし形成された爪42aが上記点灯回路側コネクタ3
6の側面部に形成された矩形窓36bに係合して、上記
固定支持を確実ならしめるようになっている。なお、上
記固定支持状態において、上記点灯回路側コネクタ36
は、その後端縁が上記開口部12aの後端面よりも前方
に位置するようになっている。
【0023】図4に示すように、上記点灯回路側コネク
タ36は、バッテリ電源(図示せず)にワイヤハーネス
102を介して接続されたバッテリ電源側コネクタ10
4と連結されるようになっているが、これらコネクタ3
6、104の下端面には、両コネクタが連結されたとき
に該連結状態を保持するロック機構Lが設けられてい
る。すなわち、上記点灯回路側コネクタ36の下端面に
は、クリップ挿入穴36cが形成されており、このクリ
ップ挿入穴36cには、後方側が斜面になった係合突起
36dが形成されている。一方、上記バッテリ電源側コ
ネクタ104の下端面には、クリップ104aが形成さ
れており、このクリップ104aには、矩形孔104b
が形成されている。そして、上記点灯回路側コネクタ3
6に上記バッテリ電源側コネクタ104を連結する際、
上記クリップ104aが上記クリップ挿入穴36cに挿
入され、その先端部が上記係合突起36dを乗り越え
て、その矩形孔104bが上記係合突起36dと係合
し、これにより、上記両コネクタ36、104の連結状
態を保持する上記ロック機構Lとして機能するようにな
っている。なお、上記係合状態は、上記クリップ104
aを上方へ押圧することにより解除することができるよ
うになっている。
【0024】上記バックカバー38の外周下端部には、
上記点灯回路側コネクタ36(および該点灯回路側コネ
クタ36に連結された上記バッテリ電源側コネクタ10
4)の左右に隣接するようにして下方へ延びる1対の突
出片38c、38dが、該バックカバー38と一体で形
成されている。これら突出片38c、38dは左右対称
形状に形成されており、各突出片38c、38dには、
係止孔38e、38fが各々形成されている。
【0025】上記突出片38cは、上記点灯回路側コネ
クタ36に上記バッテリ電源側コネクタ104が連結さ
れた状態で上記バックカバー38を取外し方向(反時計
回り方向)へ回動させたとき、すぐに上記バッテリ電源
側コネクタ36に当接し、これにより該バックカバー3
8が上記ランプボディ12から外れてしまうのを阻止す
るようになっている。
【0026】図3(a)に示すように、もう一方の突出
片38dの上記係止孔38fには、上記ワイヤハーネス
102における上記バッテリ電源側コネクタ104の近
傍部位に取り付けられたファスナ106が係止されるよ
うになっている。このファスナ106は、そのベルト部
106aにおいて上記ワイヤハーネス102に巻き付け
固定されており、その脚部106bにおいて上記係止孔
38fに挿入固定されるようになっている。
【0027】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0028】図3(b)および4に示すように、上記点
灯回路側コネクタ36に上記バッテリ電源側コネクタ1
04が連結された状態では、上記バックカバー38を取
外し方向へ回動させても、該バックカバー38の外周端
部に設けられた突出片38が上記バッテリ電源側コネク
タ104に当接して該バックカバー38が上記ランプボ
ディ12から外れてしまうのを阻止するようになってい
るので、高電圧発生源である上記点灯回路104への給
電が行われているときには上記バックカバー38を取り
外すことができず、バルブ交換を行うことが不可能とな
る。
【0029】すなわち、本実施形態によれば、放電バル
ブを備えた車輌用前照灯において、点灯回路への給電が
行われているときにはバルブ交換を行えないようにする
ことができる。そして、これによりユーザに不測の危害
が及ぶおそれをなくすことができ、ユーザ保護の十全を
図ることができる。
【0030】また、図4に示すように、本実施形態にお
いては、上記点灯回路側コネクタ36および上記バッテ
リ電源側コネクタ104が連結されたときに該連結状態
を保持するためのロック機構Lが、両コネクタ36、1
04の下端面側に設けられているので、上記ランプボデ
ィ12の上記開口部12a周辺において比較的スペース
に余裕があり、かつ上記突出片38c、38dが邪魔に
ならない位置で、上記ロック機構Lの解除操作を行うこ
とができる。そして、これにより、バルブ交換時におけ
る、上記点灯回路側コネクタ36からの上記バッテリ電
源側コネクタ104の引抜き作業を容易に行うことがで
きる。
【0031】さらに、本実施形態においては、上記ワイ
ヤハーネス102に取り付けられた上記ファスナ106
を係止するための係止孔38fが上記突出片38dに形
成されているので、次のような作用効果を得ることがで
きる。すなわち、車体への灯具組付けの際、上記点灯回
路側コネクタ36に上記バッテリ電源側コネクタ104
を連結するとともに上記係止孔38dに上記ファスナ1
06を予め係止しておくことにより、その後、ユーザ
が、上記点灯回路側コネクタ36から上記バッテリ電源
側コネクタ104を引き抜き、上記ランプボディ12か
ら上記バックカバー38を取り外して、バルブ交換を行
った後、仮に、上記ランプボディ12に上記バックカバ
ー38を取り付けるのを忘れて上記点灯回路側コネクタ
36に上記バッテリ電源側コネクタ104を連結しよう
としても、そのワイヤハーネス102に上記バックカバ
ー38がぶら下がっているので、ユーザは上記バックカ
バー38の取付けを忘れていることに容易に気づくこと
となり、これにより、上記ランプボディ12に上記バッ
クカバー38が取り付けられていない状態での上記点灯
回路側コネクタ36への上記バッテリ電源側コネクタ1
04の連結を効果的に防止することができる。しかも、
上記係止孔38fが上記突出片38dに形成されている
ことから、スペースの有効利用を図ることができる。
【0032】また、本実施形態においては、上記点灯回
路側コネクタ36の左右両側近傍に1対の突出片38
c、38dが設けられているので、これら突出片38
c、38dを、上記バッテリ電源側コネクタ104を上
記点灯回路側コネクタ36へ連結する際のガイド部材と
して機能させることができ、これにより上記バッテリ電
源側コネクタ104の連結作業の容易化を図ることがで
きる。
【0033】ところで、上記前照灯10は、4輪車用の
前照灯の場合には車体前端部の左右両端部に1対設けら
れることとなる。この場合、本実施形態の前照灯10の
構成をそのまま左右の灯具に適用してもよいことはもち
ろんであるが、上記ランプボディ12に上記バックカバ
ー38を取り付ける際の該上記バックカバー38の回転
方向が左右の灯具で互いに反対方向になるように、上記
ランプボディ12の構造を左右の灯具で異なる構造に設
定しておけば、次のような作用効果を得ることができ
る。すなわち、一方の灯具においては、本実施形態のよ
うに上記突出片38dの係止孔38fに上記ファスナ1
06を係止し、他方の灯具においては、もう一方の突出
片38cの係止孔38eに上記ファスナ106を係止す
るようにすれば、いずれの灯具においても上記実施形態
と同様の作用効果を得ることができのみならず、上記ワ
イヤハーネス102を左右の灯具で対称的に引き回すこ
とができるという効果をも得ることができる。
【0034】なお、上記実施形態においては、上記突出
片38cの係止孔38eに上記ファスナ106を係止す
ることは、上記バックカバー38を取り外し方向へ回転
させたとき該ファスナ106の脚部106bが上記バッ
テリ電源側コネクタ104と干渉してしまうので、この
ような係止は行うことはできないが、上記点灯回路側コ
ネクタ36を上記ファスナ106の脚部106bと干渉
しない位置まで前方側へ変位させて設けることにより、
あるいは、図5(a)に示すように、上記突出片38c
に、上記係止孔38eに代えて係止溝38gを形成する
とともに、図5(b)に示すように、上記ファスナ10
6に、上記脚部106bに代えて上下寸法が十分短いア
ンカ部106cを形成し、上記係止溝38gに上記アン
カ部106cを係止する構造を採用することにより、上
記突出片38cに上記ファスナ106を係止した状態に
おいて上記バックカバー38の取り外しを円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示
す側断面図
【図2】図1のII方向矢視図
【図3】図2のIII 方向矢視図
【図4】図3のIV方向矢視図
【図5】上記実施形態の変形例を示す要部詳細図
【符号の説明】
10 前照灯 12 ランプボディ 12a 開口部 12b 環状フランジ部 12c 台座 14 レンズ 16 リフレクタ 18 放電バルブ 24 プラグ 26 高圧コード 28 点灯回路ケース 30 点灯回路 32 給電コード 34 ブラケット 36 点灯回路側コネクタ 36a 細孔 36b 矩形窓 36c クリップ挿入穴 36d 係合突起 38 バックカバー 38a フック 38b フィン 38c 突出片 38d 突出片(第2の突出片) 38e、38f 係止孔(係止部) 38g 係止溝(係止部) 40 Oリング 42 L字形ブラケット 42a 爪 44 ネジ 102 ワイヤハーネス 104 バッテリ電源側コネクタ 104a クリップ 104b 矩形孔 106 ファスナ 106a ベルト部 106b 脚部 106c アンカ部 A 中心軸線 L ロック機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブと、この放電バルブを保持す
    るリフレクタと、このリフレクタを収容するとともに、
    該リフレクタのバルブ保持部の近傍に上記放電バルブを
    交換するための開口部が形成されたランプボディと、上
    記開口部を閉塞するようにして上記ランプボディに取り
    付けられたバックカバーと、上記放電バルブに接続され
    て該放電バルブを点灯させる点灯回路と、この点灯回路
    に接続された、バッテリ電源側コネクタと連結可能な点
    灯回路側コネクタと、を備えた車輌用前照灯において、 上記点灯回路側コネクタが、上記ランプボディにおける
    上記開口部の近傍部位に固定支持されており、 上記ランプボディに対する上記バックカバーの取付け
    が、該バックカバーを上記開口部に当接させて該開口部
    の中心軸線回りに回動させることにより行われており、 上記バックカバーの外周端部における上記点灯回路側コ
    ネクタの近傍部位に、上記中心軸線に対して半径方向外
    方へ突出する突出片が設けられており、 上記点灯回路側コネクタに上記バッテリ電源側コネクタ
    が連結された状態で上記バックカバーを取外し方向へ回
    動させたとき、上記突出片が上記バッテリ電源側コネク
    タに当接して該バックカバーが上記ランプボディから外
    れてしまうのを阻止するように構成されている、ことを
    特徴とする車輌用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記点灯回路側コネクタおよび上記バッ
    テリ電源側コネクタの一側面部に、これら両コネクタが
    連結されたときに該連結状態を保持するロック機構が設
    けられており、 上記点灯回路側コネクタの上記ランプボディに対する支
    持姿勢が、上記連結状態において上記一側面部が上記半
    径方向外方を向くように設定されている、ことを特徴と
    する請求項1記載の車輌用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記バックカバーにおける上記点灯回路
    側コネクタの近傍部位に、上記バッテリ電源側コネクタ
    に給電するワイヤハーネスを係止するための係止部が形
    成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載
    の車輌用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記係止部が、上記突出片に形成されて
    いる、ことを特徴とする請求項3記載の車輌用前照灯。
  5. 【請求項5】 上記バックカバーの外周端部における上
    記バッテリ電源側コネクタに関して上記突出片とは反対
    側の部位に、上記半径方向外方へ突出する第2の突出片
    が設けられており、 上記係止部が、上記第2の突出片に形成されている、こ
    とを特徴とする請求項3または4記載の車輌用前照灯。
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