JPH10164793A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH10164793A JPH10164793A JP31457196A JP31457196A JPH10164793A JP H10164793 A JPH10164793 A JP H10164793A JP 31457196 A JP31457196 A JP 31457196A JP 31457196 A JP31457196 A JP 31457196A JP H10164793 A JPH10164793 A JP H10164793A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- frame
- electric motor
- motor
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水などの冷却用媒体を用いて電動機および駆
動制御回路のパワー素子を合理的に冷却するものであ
る。 【解決手段】 電動機本体１の外枠を構成するフレーム
２に冷却流体が流れる冷却用流路６を形成するととも
に、上記フレーム２の一部で、かつ冷却用流路に近接し
た部位には駆動制御回路１２のパワー素子１１を配置し
たものである。したがって、冷却用流路６を流れる冷却
流体は、電動機本体１で発生した熱をフレーム２を介し
て吸収するとともに、パワー素子１１よりの熱もこの冷
却流体に放出されるものである。
動制御回路のパワー素子を合理的に冷却するものであ
る。 【解決手段】 電動機本体１の外枠を構成するフレーム
２に冷却流体が流れる冷却用流路６を形成するととも
に、上記フレーム２の一部で、かつ冷却用流路に近接し
た部位には駆動制御回路１２のパワー素子１１を配置し
たものである。したがって、冷却用流路６を流れる冷却
流体は、電動機本体１で発生した熱をフレーム２を介し
て吸収するとともに、パワー素子１１よりの熱もこの冷
却流体に放出されるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水などの冷
却媒体を用いて電動機本体を冷却するようにした電動機
に関するものである。
却媒体を用いて電動機本体を冷却するようにした電動機
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種機器が高速，高トルク化するにした
がって、その駆動源となる電動機も大出力のものが要求
される。電動機の大出力化によってその形状が大型とな
るのを抑制するために、通常、水冷式の冷却手段が付加
される。この構成は、電動機本体の外枠を構成するフレ
ームに冷却水が流れる冷却用流水路を形成し、同流水路
を循環流動する水によって放熱を促進するようにしてい
る。
がって、その駆動源となる電動機も大出力のものが要求
される。電動機の大出力化によってその形状が大型とな
るのを抑制するために、通常、水冷式の冷却手段が付加
される。この構成は、電動機本体の外枠を構成するフレ
ームに冷却水が流れる冷却用流水路を形成し、同流水路
を循環流動する水によって放熱を促進するようにしてい
る。
【０００３】またこの種、大出力の電動機ではその駆動
制御回路に発熱量の大なるパワー素子が使用されるのが
一般的である。そのため、従来ではこのパワー素子冷却
用の手段を特別に設けて駆動制御回路の小型化を図って
いる。
制御回路に発熱量の大なるパワー素子が使用されるのが
一般的である。そのため、従来ではこのパワー素子冷却
用の手段を特別に設けて駆動制御回路の小型化を図って
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、電動機およびパワー素子それぞれに冷却
手段を設けていたため、構造的に複雑となり、駆動制御
回路の小型化にも限度があった。
来の構成では、電動機およびパワー素子それぞれに冷却
手段を設けていたため、構造的に複雑となり、駆動制御
回路の小型化にも限度があった。
【０００５】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、簡単な構成により電動機および駆動制御回
路の冷却を合理的に行ったものである。
ものであり、簡単な構成により電動機および駆動制御回
路の冷却を合理的に行ったものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の手段は、電動機本体の外枠を構成するフレー
ムに冷却流体が流れる冷却用流路を形成するとともに、
上記フレームの一部で、かつ冷却用流路に近接した部位
には駆動制御回路のパワー素子を配置したものである。
に本発明の手段は、電動機本体の外枠を構成するフレー
ムに冷却流体が流れる冷却用流路を形成するとともに、
上記フレームの一部で、かつ冷却用流路に近接した部位
には駆動制御回路のパワー素子を配置したものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、電動機本体の外枠を構
成するフレームに冷却流体が流れる冷却用流路を形成す
るとともに、上記フレームの一部で、かつ冷却用流路に
近接した部位には駆動制御回路のパワー素子を配置した
ものである。
成するフレームに冷却流体が流れる冷却用流路を形成す
るとともに、上記フレームの一部で、かつ冷却用流路に
近接した部位には駆動制御回路のパワー素子を配置した
ものである。
【０００８】したがって、冷却用流路を流れる冷却流体
は、電動機本体で発生した熱をフレームを介して吸収す
るとともに、パワー素子よりの熱もこの冷却流体に放出
されるものである。
は、電動機本体で発生した熱をフレームを介して吸収す
るとともに、パワー素子よりの熱もこの冷却流体に放出
されるものである。
【０００９】また冷却用流路を蛇行状に設定すること
で、熱吸収、すなわち、冷却作用を高めることができ
る。
で、熱吸収、すなわち、冷却作用を高めることができ
る。
【００１０】また冷却用流路の内部に突出するようにフ
レームより放熱用の突出部を形成して放熱面積を増大さ
せている。
レームより放熱用の突出部を形成して放熱面積を増大さ
せている。
【００１１】さらに電動機本体を円形に、フレームを四
角状にそれぞれ形状設定し、このフレームの対角部分に
冷却用流路を形成した。こうすることによって、冷却用
流路の形成が容易にできることとなる。
角状にそれぞれ形状設定し、このフレームの対角部分に
冷却用流路を形成した。こうすることによって、冷却用
流路の形成が容易にできることとなる。
【００１２】
【実施例】以下その発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
つ説明する。
【００１３】図１〜３において、円形に設定された電動
機本体１はその周囲がほぼ四角形状のフレーム２で覆わ
れている。上記フレーム２は外周フレーム枠材３と、そ
の前後を閉塞する蓋部材４，５とから構成されており、
主に外周フレーム枠材３の対角部分の肉厚部分に冷却用
流路６が軸方向に形成されている。
機本体１はその周囲がほぼ四角形状のフレーム２で覆わ
れている。上記フレーム２は外周フレーム枠材３と、そ
の前後を閉塞する蓋部材４，５とから構成されており、
主に外周フレーム枠材３の対角部分の肉厚部分に冷却用
流路６が軸方向に形成されている。
【００１４】蓋部材４，５には上記冷却用流路６を蛇行
状に連絡する連通路（図示せず）が設けてあって、水な
どの冷却流体が一方の入口７から冷却用流路６に流入
し、次いで蛇行状に流動した後、出口８より排出される
ようにしてある。また上記フレーム２からは冷却用流路
６内に突出する形で放熱用の多数の突出部９が流体の流
れ方向と平行になるように一体成形してある。
状に連絡する連通路（図示せず）が設けてあって、水な
どの冷却流体が一方の入口７から冷却用流路６に流入
し、次いで蛇行状に流動した後、出口８より排出される
ようにしてある。また上記フレーム２からは冷却用流路
６内に突出する形で放熱用の多数の突出部９が流体の流
れ方向と平行になるように一体成形してある。
【００１５】フレーム２の一面、本実施例の場合は上面
には、電動機の駆動制御器１０が取り付けられている。
この駆動制御器１０はパワー素子１１を含む駆動制御回
路１２をケース１３に内設したものである。さらに述べ
ると、パワー素子１１は、フレーム２に接するケース１
３の底板に取り付けられている。
には、電動機の駆動制御器１０が取り付けられている。
この駆動制御器１０はパワー素子１１を含む駆動制御回
路１２をケース１３に内設したものである。さらに述べ
ると、パワー素子１１は、フレーム２に接するケース１
３の底板に取り付けられている。
【００１６】上記の構成において、水などの冷却流体は
一方の入口７から冷却用流路６に流入し、次いで蛇行状
に流動した後、出口８より排出されるのであるが、この
流動過程で電動機本体１およびパワー素子１１からの熱
が流体に吸収されることとなる。したがって、電動機本
体１およびパワー素子１１の過熱が防止されるものであ
る。
一方の入口７から冷却用流路６に流入し、次いで蛇行状
に流動した後、出口８より排出されるのであるが、この
流動過程で電動機本体１およびパワー素子１１からの熱
が流体に吸収されることとなる。したがって、電動機本
体１およびパワー素子１１の過熱が防止されるものであ
る。
【００１７】そして、冷却用流路６が蛇行状に形成され
ていること、および、多数の突出部９がフレーム２より
形成されていることにより、上記流体への熱移動が効率
的に行われる。
ていること、および、多数の突出部９がフレーム２より
形成されていることにより、上記流体への熱移動が効率
的に行われる。
【００１８】
【発明の効果】このように本発明は、電動機本体の外枠
を構成するフレームに冷却流体が流れる冷却用流路を形
成するとともに、上記フレームの一部で、かつ冷却用流
路に近接した部位には駆動制御回路のパワー素子を配置
したものであるから、冷却用流路を流れる冷却流体は、
電動機本体で発生した熱をフレームを介して吸収すると
ともに、パワー素子よりの熱もこの冷却流体に放出され
るものである。したがって、冷却構成の簡素化が促進で
き、全体的な小型化を図ることができるものである。
を構成するフレームに冷却流体が流れる冷却用流路を形
成するとともに、上記フレームの一部で、かつ冷却用流
路に近接した部位には駆動制御回路のパワー素子を配置
したものであるから、冷却用流路を流れる冷却流体は、
電動機本体で発生した熱をフレームを介して吸収すると
ともに、パワー素子よりの熱もこの冷却流体に放出され
るものである。したがって、冷却構成の簡素化が促進で
き、全体的な小型化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す電動機の斜視図
【図２】同電動機の断面図
【図３】同電動機の冷却用流路構成を示す斜視図
１ 電動機本体 ２ フレーム ６ 冷却用流路 ９ 突出部 １１ パワー素子 １２ 駆動制御回路
Claims (4)
- 【請求項１】電動機本体の外枠を構成するフレームに冷
却流体が流れる冷却用流路を形成するとともに、上記フ
レームの一部で、かつ冷却用流路に近接した部位には駆
動制御回路のパワー素子を配置した電動機。 - 【請求項２】冷却用流路を蛇行状に設定した請求項１記
載の電動機。 - 【請求項３】冷却用流路の内部に突出するようにフレー
ムより放熱用の突出部を形成した請求項１または２記載
の電動機。 - 【請求項４】電動機本体を円形に、フレームを四角状に
それぞれ形状設定し、このフレームの対角部分に冷却用
流路を形成した請求項１〜３のいずれか１項記載の電動
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31457196A JPH10164793A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31457196A JPH10164793A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164793A true JPH10164793A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18054892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31457196A Pending JPH10164793A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164793A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000065230A1 (fr) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Yuken Kogyo Kabushiki Kaisya | Pompe hydraulique à moteur électrique intégré |
| DE102006035696A1 (de) * | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Temic Automotive Electric Motors Gmbh | Maschinengehäuse einer elektrischen Maschine |
| CN103107630A (zh) * | 2011-11-10 | 2013-05-15 | 株式会社安川电机 | 旋转电机 |
| DE102014016171A1 (de) * | 2014-11-03 | 2016-02-11 | Audi Ag | Elektrische Antriebseinrichtung |
| WO2022007426A1 (zh) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | 南京涵曦月自动化科技有限公司 | 一种真空电子束炉用自动铸锭控制*** |
| US11289980B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-03-29 | Nidec Corporation | Motor |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31457196A patent/JPH10164793A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000065230A1 (fr) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Yuken Kogyo Kabushiki Kaisya | Pompe hydraulique à moteur électrique intégré |
| EP1179677A1 (en) * | 1999-04-22 | 2002-02-13 | Yuken Kogyo Kabushiki Kaisha | Hydraulic pump with built-in electric motor |
| EP1179677A4 (en) * | 1999-04-22 | 2002-09-04 | Yuken Kogyo Co Ltd | HYDRAULIC PUMP WITH BUILT-IN ELECTRIC MOTOR |
| US6592336B1 (en) | 1999-04-22 | 2003-07-15 | Yuken Kogyo Kabushiki Kaisha | Hydraulic pump with a built-in electric motor |
| JP4493061B2 (ja) * | 1999-04-22 | 2010-06-30 | 油研工業株式会社 | 電動機内蔵油圧ポンプ |
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| CN103107630A (zh) * | 2011-11-10 | 2013-05-15 | 株式会社安川电机 | 旋转电机 |
| JP2013106365A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Yaskawa Electric Corp | 回転電機 |
| DE102014016171A1 (de) * | 2014-11-03 | 2016-02-11 | Audi Ag | Elektrische Antriebseinrichtung |
| CN105576904A (zh) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | 奥迪股份公司 | 电驱动装置 |
| EP3016254A3 (de) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | Audi Ag | Kühlung einer elektrischen antriebseinrichtung |
| US11289980B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-03-29 | Nidec Corporation | Motor |
| WO2022007426A1 (zh) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | 南京涵曦月自动化科技有限公司 | 一种真空电子束炉用自动铸锭控制*** |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040526 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |