JP4493061B2 - 電動機内蔵油圧ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸心上にタンデム配置された電動機とポンプユニットとを共通のハウジング内に収納した電動機内蔵油圧ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平9−88807号公報に開示されているように、油浸型電動機と油圧ポンプユニットとを軸心上にタンデム配置して同軸結合し、共通ハウジング内で油圧ポンプユニットから生じるドレン油を油浸型電動機の内部に導いてから外部に排出するようにして、電動機をポンプドレン油で冷却する方式の電動機内蔵油圧ポンプは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ポンプユニットからのドレン油で内蔵電動機を油浸冷却する方式の電動機内蔵油圧ポンプは、その構成上、冷却対象の電動機コイルが冷却媒体である作動油に直接触れているので、冷却効率は良好であるが、作動油に水分が混入した場合や作動油自体が水性系作動油である場合には電動機内で電気的な短絡などの障害が生じる恐れがあるだけでなく、回転中の電動機内で生じる金属質の微小異物が作動油に混入するきらいがあるのでドレン油の再循環にフィルター処理が不可欠であり、フィルターの頻繁な交換をはじめ、油圧システムの保守に余分な手間がかかる難点がある。
【0004】
また、従来の電動機内蔵油圧ポンプでは電動機が油浸型構成であって据付姿勢が固定的に定まっており、利用対象の機械における据付箇所に制限があるほか、作動油リザーバータンクとの配管接続が必要であるので、据付部における或る程度の構造の複雑化を覚悟する必要がある。
【0005】
本発明の主な課題は、これら従来技術の難点に鑑み、内蔵電動機の冷却と電動機の回転に基づく作動油の汚染の防止とを同時に果たすことができ、しかも水分の混入した作動油や水性系作動油を給排しても内蔵電動機の電気的トラブルを生じることのない電動機内蔵油圧ポンプを提供することである。また、据付姿勢の選択の自由度を増加し、或いはリザーバータンクとの配管接続を省略可能とすることも本発明の別の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上述主要課題を解決するために、タンデム配置された電動機とポンプユニットとを共通のハウジング内に収納した電動機内蔵油圧ポンプにおいて、前記ハウジングを内部に電動機の固定子を取り付けた電動機フレームとしての直方体外形の金属製筒体とし、該筒体内の電動機側の空間をポンプユニットの内部空間に対してシール機構により大気雰囲気空間として分離し、金属製筒体には周壁内に少なくとも一つの作動油収容室を設け、この作動油収容室には外部からの戻り油を受け入れる通路とポンプユニットのサクションポートに通じる通路とを連通せしめ、前記ハウジングの隣接する2面に、エアブリーザと油面計測窓とを交換可能に装着できる兼用の孔を設け、これらの孔は補助タンク装着時に該補助タンクと前記作動油収容室との連通に利用できることを特徴とするものである。
【0007】
ここで、シール機構とは、電動機の回転をポンプユニットのローターに円滑に伝達し、且つポンプユニットの内部空間から電動機側の空間への油洩れを阻止するあらゆる回転伝達可能な油洩れ封止機構を意味する。シール機構の具体例としては、例えば電動機とポンプユニットの回転軸が一本軸の共通シャフトである場合には、電動機とポンプユニットとの間のポンプユニットケース内軸受に隣接配置された環状オイルシールを挙げることができ、また電動機の回転シャフトとポンプユニットのローター回転シャフトとが分離した別シャフトである場合には、電動機の回転シャフトの先端に設けたカップリングソケットの内周面に磁石を配置し、このソケットに径方向間隙を介して挿入されたポンプユニットのローター回転シャフトの端部にも対応する磁石を配置し、両磁石の間の環状間隙を介してローター回転シャフトの端部をシールキャップで覆って、このシールキャップの開口縁をポンプユニットのケース側に封着固定した油洩れシール付きマグネットカップリングなどを挙げることができる。
【0008】
本発明による電動機内蔵油圧ポンプでは、ハウジングが電動機フレームを構成すると共にハウジング内部の電動機部分がポンプユニットの内部空間からシール機構で分離されたドライ空間内にあり、ポンプユニットへ吸引される作動油は、ハウジング周壁内に前記ドライ空間から独立して配置された作動油収容室を通って流れて電動機の回転部分には接触することがないので、回転中の電動機から発生する金属異物が作動油に混入する恐れはなく、また作動油が水分を含んでいたり或いは作動油自体が水性系作動油であったりしても、それによる電動機内部での電気的トラブルの発生もない。しかも本発明の電動機内蔵油圧ポンプでは、ハウジング自体が電動機の冷却のための液冷ジャケットを構成しているので、電動機の冷却は効果的に果たされるものである。この場合、電動機からの発熱は主にその固定子の巻線から生じるが、この固定子はハウジングを構成する金属製筒体に取り付けられているので、固定子巻線からの発熱は金属製筒体に直接的に熱伝導で伝わり、金属製筒体自体の外表面の放熱効果だけでなく、金属製筒体を介して作動油収容室内の作動油に熱伝導で吸収され、効果的な冷却が可能である。
【0009】
ポンプユニットは電動機の回転で駆動されて作動油収容室から吸引した作動油を圧油として吐出し、この圧油はポンプに接続された外部の負荷アクチュエータで仕事をしたのちに戻り油として作動油収容室へ帰ってくる。好ましくは作動油収容室へはポンプユニットからのドレン油も導入され、このドレン油の量は戻り油に比べて僅かであるが、ポンプの作動中は作動油収容室内の作動油に常に流れを起こすには充分であり、従って作動油収容室内の作動油の流れによる電動機の冷却は効果的であり、また例えば冬季などの寒冷時におけるウォーミングアップ運転で作動油の油温を上昇させるのにも有効である。
【0010】
電動機の冷却を更に効果的に行わせるために電動機の回転を利用したファンラジエターを付加することは有効である。この場合、ファンラジエターはハウジング(金属製筒体)の電動機側の端板に沿わせて取り付け、ラジエターファンを電動機の回転軸の端部に直結して回転させる。ラジエター内には作動油収容室に流れる戻り油及びドレン油を通過させ、ファンによる気流で金属製筒体の外側からラジエター内の作動油を空冷する。尚、この場合、ファンラジエターに適当なフード等の気流偏向構造を付加してファンによる気流がハウジング表面に沿って流れるようにしたり、更に加えてハウジング外周面に放熱フィンまたは溝を形成して表面積を増加しておくことは好ましいことである。
【0011】
本発明による電動機内蔵油圧ポンプのハウジングは、内部に電動機の固定子を取り付けた電動機フレームとしての直方体外形の金属製筒体からなり、従ってその回転軸心に直交する断面では、実質的に直方形、好ましくは正方形の外形輪郭と内部の電動機及びポンプユニットの配置のための円形空間との間に4隅でほぼ三角形状の4つの領域があるから、これら領域を作動油収容室形成のために利用可能である。
【0012】
例えば、金属製筒体の正方形断面の外形寸法を約280mm×280mm、内部の電動機等配置空間の内径を約160mm、軸方向長さを約280mmとすると、金属製筒体の周壁内の4隅に対応して形成したほぼ三角形断面形状の4つの空間によって構成した作動油収容室は、合計で約10Lの内容積のリザーバとして利用可能である。更に大きな容量のリザーバが必要な場合は、ハウジングの外形が直方体であることを利用して補助タンクをハウジングに積み重ね装着により増設してもよい。
【0013】
本発明による電動機内蔵油圧ポンプはハウジングが直方体外形であるので、ハウジングの隣接する2面のうちのいずれか一方を選択的に上面とする縦置き配置と横置き配置を選んで据え付けることができ、据え付けスペースに合わせて据え付け姿勢を選択することができる。この場合、好ましくはハウジングのこれら2面にはエアブリーザと油面計測窓を交換可能に装着できる兼用の孔が設けられ、例えば縦置き配置では上面となるほうの面に設けられている孔にエアブリーザを装着して他方の面の孔に油面計測窓を取り付け、これを横置き配置とする場合にはエアブリーザと油面計測窓の装着を入れ替える。同様に補助タンクの装着に際してもこれらの孔の一方が作動油収容室との連通に利用され、この連通に利用された孔に代わってエアブリーザまたは油面計測窓を選択的に装着するための孔が補助タンクにも設けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の一実施例に係る電動機内蔵油圧ポンプの主な構造を一部切欠いて側面方向から示した説明図であり、図2はそのハウジングを背面方向からみて右側半分を横断面で示した半裁説明図である。また図3〜6はこの油圧ポンプの外観をそれぞれ示す正面図、左側面図、背面図、平面図である。
【0015】
図示のように、この電動機内蔵油圧ポンプでは、横断面の外形輪郭がほぼ正方形の金属製筒体1と端板2,3とでハウジングを構成し、ハウジング内で両端板によって軸受された一本軸の共通回転シャフト4上には電動機の回転子5とポンプユニットのローター6とをタンデム配置でそれぞれ固定し、また金属製筒体1内面の前記回転子5に対応した位置には電動機の固定子7を直接的に固定し、更に正面側の端板2にはハウジング内に収まるようにポンプユニットのケース8を固定してローター6を囲み、このようにして電動機とポンプユニットが共通のハウジング内に収納された電動機内蔵油圧ポンプとなっている。
【0016】
金属製筒体1は、サイコロ状の立方体外形を有する筒体であり、内部は円筒状の空間となっていて、内面に電動機の固定子7を取り付けた電動機フレームとしてハウジングの周壁を形成している。金属製筒体1内の電動機側の空間は、ポンプユニットのケース8の尾端部内で回転シャフト4に対して装置されたシール機構の一例であるオイルシール9によってポンプユニットのケース8内の空間から分離され、大気雰囲気空間としてある。
【0017】
図2に示されるように、金属製筒体1には周壁内に4つの作動油収容室10a〜10dが設けられ、この作動油収容室には端板2を介して外部からの戻り油を受け入れる通路とポンプユニットのサクションポート及びドレンポートに通じる通路とが連通されている。本実施例における電動機内蔵油圧ポンプのハウジングを構成する金属製筒体1には、回転シャフト4に直交する横断面で見て実質的に正方形の外形輪郭と内部の円筒空間との間に4隅でほぼ三角形状の4つの領域があり、これらの領域が作動油収容室10a〜10dの形成領域として利用されている。
【0018】
尚、本実施例では金属製筒体1の正方形断面の外形寸法は約280mm×280mm、内部の円筒空間の内径は約160mm、軸方向長さは約280mmであり、金属製筒体1の周壁内の4隅に形成したほぼ三角形断面形状の4つの作動油収容室10a〜10dは、合計で約10Lの内容積のリザーバとして利用できるようになっている。
【0019】
ハウジング正面側の端板2はポンプケース8とボルトによるフランジ接合で固定されたポンプカバーであり、このポンプカバーには、図6に見られるように、ハウジング上面側に外部接続用のタンクポート11(正面から見て左側)およびドレンポート12(同じく右側)を、そしてハウジング正面側に吐出しポート13(図3)をそれぞれ備えている。タンクポート11と内部ドレンポートは上部左側の作動油収容室10bに連通し、ポンプユニットのサクションポートは上部右側の作動油収容室10aに連通している。また、ポンプカバー2の正面側にはポンプユニットの吐出量調整ネジ14と圧力調整ネジ15、および上面に表示面を向けた圧力計16は配置されている。尚、ハウジング左側面の中程に装着されているのは主に電動機のための電気配線の端子台ケース17である。
【0020】
端板2には内部で金属製筒体1の上下の作動油収容室10bと10cおよび10aと10dを左右それぞれで連通させる内部通路(図示しない)が設けられ、一方、ハウジング背面側の端板に3は内部で金属製筒体1の下方の左右作動油収容室10cと10dを互いに連通させる内部通路が設けられている。これらの端板2,3の内部通路による各作動油収容室の接続によって、タンクポート11に外部から導かれる戻り油およびポンプユニットの内部ドレン油とが各作動油収容室を順に通過してポンプユニットのサクションポートへ至る一連の経路が形成されている。図示の実施例ではこの経路は作動油収容室10b,10c,10d,10aの順である。
【0021】
図4から最も良く判るように、ハウジング上面には周壁を貫通して作動油収容室10aに通じる注油口兼用の孔があり、この孔には、図示の状態ではエアブリーザ18が着脱可能に装着されている。ハウジングの左側面にも同様に前記孔に対応する位置で周壁を貫通して作動油収容室10bに通じる別の注油口兼用の孔が設けられており、この別の孔には図示の状態では油面計測窓19が着脱可能に装着されている。これらハウジング上面の孔と左側面の孔は、エアブリーザ11と油面計測窓12とを交換可能に装着できる兼用孔であり、また図示の状態でエアブリーザ11が装着されているハウジング上面の孔は後述のように金属製筒体1に補助タンク(20:図10及び図11)を増設したときに補助タンクと作動油収容室10aとの連通を形成する貫通孔としても利用される。
【0022】
本実施例による電動機内蔵油圧ポンプは、ハウジングが電動機フレームを構成すると共にハウジング内部の電動機部分がポンプユニットの内部空間からオイルシール9で分離されたドライ空間内にあり、タンクポート11へ到来する戻り油およびドレン油はハウジング周壁内に前記ドライ空間から独立して配置された各作動油収容室を順に通過して流れてポンプユニットのサクションポートに吸い込まれ、従ってハウジング自体が電動機の冷却のための液冷ジャケットとなる。電動機の発熱は主にその固定子7の巻線から生じるが、この固定子はハウジングを構成する金属製筒体1の内面に取り付けられているので、固定子巻線からの発熱は金属製筒体1に直接的に熱伝導で伝わり、金属製筒体自体の外表面の放熱効果だけでなく、金属製筒体1を介して各作動油収容室内の作動油に熱伝導で吸収され、従って電動機を効果的に冷却することが可能である。またこの場合、作動油は電動機の回転部分に接触することがないので、回転中の電動機から発生する金属異物によって作動油が汚染されることもなく、更には作動油に水分が含まれていたり作動油自体が水性系作動油であったりしても、それによって電動機内部に短絡などの電気的トラブルが生じることもない。
【0023】
ポンプユニットのローター6が電動機の回転子5回転で駆動されるとポンプユニットは作動油収容室から吸引した作動油を吐出しポート13圧油として吐き出し、この圧油はポンプに接続された外部の負荷アクチュエータ(図示せず)で仕事をしたのちに戻り油としてタンクポート11から作動油収容室へ戻ってくる。作動油収容室へはポンプユニットからのドレン油も導入され、このドレン油の量は戻り油に比べて僅かであるが、ポンプの作動中は作動油収容室内の作動油に常に流れを起こすには充分であり、従って作動油収容室内の作動油の流れによる電動機の冷却は効果的であり、また例えば冬季などの寒冷時におけるウォーミングアップ運転で作動油の油温を上昇させるのにも有効である。
【0024】
ハウジング外周面となる金属製筒体1の左右側面には放熱面積を増加するための複数のフィンまたは溝21が形成されているが、電動機の冷却を更に効果的に行わせるために、図7に示すように電動機の回転を利用したファンラジエター22を付加することができる。この場合、ハウジング(金属製筒体)の電動機側の端板3をラジエター装着用の別仕様の端板23に交換すればよく、この端板23にファンラジエター22を沿わせて組み付け、ラジエターのファン24を電動機の回転シャフト4の端部に例えばソケット継手形式で直結して回転させる。端板23は各作動油収容室内をラジエター内に連通させる通路を内蔵し、従って左右の作動油収容室10aと10bおよび10cと10d相互間の接続は端板3に代わってラジエター内で果たされるようになっている。ラジエター内には作動油収容室に流れる戻り油及びドレン油が通過し、ファン24による気流で金属製筒体1の外側からラジエター内の作動油が空冷される。ファンラジエターには発生気流をハウジング外周面に沿って背面側から正面側へ流すように偏向するフード25が装着されており、これによって更に効果的な冷却が可能となっている。この変形実施例の構成を油圧回路図で示せば図8の通りであり、対応する各構成要素には同じ符号を付してある。
【0025】
前述のように、本実施例では金属製筒体1自体で約10Lの容量の作動油収容室を形成しているが、同じハウジングを用いたポンプで更に大きな容量のリザーバが必要な場合は、ハウジングの外形が直方体であることを利用して、図9〜11に示すように補助タンク20をハウジングに積み重ねて装着することによりリザーバを増設することができる。この補助タンク20の上面には、前述の金属製筒体1の上面と左側面にそれぞれ設けられているエアブリーザ18と油面計測窓19を選択的に装着可能な注油口兼用の孔と同じ仕様の孔が設けられており、また補助タンクの底面には、金属製筒体1の上面に重ねられたときに金属製筒体1の上面の孔と接続されて連通口を形成する貫通孔が設けられている。
【0026】
図9および図10は、図1〜6に示した油圧ポンプをそのままの姿勢で利用して金属製筒体1の上面に補助タンク20を積層配置した縦置き姿勢の例であり、金属製筒体1の上面のエアブリーザ18が外された孔によって補助タンク20が作動油収容室10a内と連通され、金属製筒体1の上面にあったエアブリーザ18は補助タンク20の上面の同様の孔(注油口兼用である)に付け替えられている。この補助タンク20は本例では約10Lの容量を持ち、従って合計で約20Lのリザーバ容量を実現している。
【0027】
本発明による電動機内蔵油圧ポンプはハウジングが直方体外形であるので、ハウジングの隣接する2面のうちのいずれか一方を選択的に上面とする縦置き配置と横置き配置を選んで据え付けることができ、据え付けスペースに合わせて据え付け姿勢を選択することができる。このうちの縦置き配置の例は図9及び図10に示した通りであるが、横置き配置の例は図11に示される通りである。
【0028】
横置き配置の場合には、端板2と3(または端板23)はそのままの姿勢で金属製筒体1だけを回転シャフト4周りに90度倒して今までの上面を右側面に、今までの左側面を上面とする向きに組み替える。従って、図1〜図6でエアブリーザ18の装着されていた孔は補助タンク20との接続用の孔となり、油面計測窓19の装着されていた孔には代わりにエアブリーザ18が装着され(注油口兼用である)、縦置き配置の場合にエアブリーザが装着された補助タンク20の上面の孔に油面計測窓19が装着される。
【0029】
図12にシール機構の別の例を示す。この変形実施例では、電動機の回転シャフト4aとポンプユニットのローター回転シャフト4bとが分離した別シャフトの構成であり、電動機の回転シャフト4aの先端にはカップリングソケット26が設けられ、その内周面には周方向に分割された複数の磁石片27aが固定されている。
【0030】
ポンプケース8の端部では外側の軸受28がカップリングソケット26の先端部を軸受し、また内側の軸受29がローター回転シャフト4bを軸受している。ソケット4aには径方向間隙を介してポンプユニットのローター回転シャフト4bが挿入され、その端部にも前記磁石片27aに対応して、但し異なる数で周方向に分割された複数の磁石片27bが固定されている。両磁石片27a,27bは間に環状間隙を介して磁気吸引力により回転トルクの伝達を行うマグネットカップリングを構成し、これにより電動機の回転シャフト4aによるポンプユニットのローター回転シャフト4bの回転駆動が行われる。
【0031】
ローター回転シャフト4bの端部はポンプケース8の外部に突き出ているが、その外側はシールキャップ30で油密に覆われている。シールキャップ30は有底円筒形状で開口縁に外側へ広がるフランジ部を有する非磁性材、例えばステンレス鋼、銅合金、或いはプラスチック製のものであり、両磁石片27a,27b間の磁気吸引力を損なうことなく充分な機械的強度で油洩れを封止する厚さを備えている。このシールキャップ30の開口縁はポンプケース8の端面に封着固定されており、従ってシールキャップ30は非回転部分であり、その周壁部は両磁石片27a,27b間の環状間隙内に位置して、外側と内側の各磁石片27a,27bとは相対回転可能な関係にある。
【0032】
尚、以上の各実施例及び変形例は本発明の典型的な実施形態を示すだけのものであり、これ以外の当業者に自明な変形は本発明の技術的範疇に属するものと理解すべきである。例えば金属製筒体1の側面に図9〜11に示すようにリターンフィルターユニット32を取り付けたり、或いはまた、ポンプユニットが端板2側に集約配置されていることを利用してポンプカバー側の端板の外面に各種の油圧制御弁や油圧調整弁および切換弁並びにマニホールドなどを集積配置したり、油圧ポンプを電気的に制御するために必要な吐出量センサー、例えばポンプユニットがピストンポンプである場合には斜板の傾転角を検出するポテンショメータや、或いは吐出圧を電気信号で出力する圧力センサーなどをポンプカバーに組み込んだりすることは勿論可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明による電動機内蔵油圧ポンプではハウジングが電動機フレームを構成すると共にハウジング内部の電動機部分がポンプユニットの内部空間からシール機構で分離されたドライ空間内にあり、ポンプユニットへ吸引される作動油はハウジング周壁内に前記ドライ空間から独立して配置された作動油収容室を通って流れて電動機の回転部分には接触することがないので、回転中の電動機から発生する金属異物が作動油に混入する恐れはなく、また作動油が水分を含んでいたり或いは作動油自体が水性系作動油であったりしても、それによる電動機内部での電気的トラブルの発生もない。しかもハウジング自体が電動機の冷却のための液冷ジャケットを構成しているので、電動機からの発熱は金属製筒体自体の外表面の放熱効果だけでなく、金属製筒体を介して作動油収容室内の作動油に熱伝導で吸収され、従って作動油収容室内の作動油の流れと相まって電動機を効果的に冷却することが可能である。
【0034】
また、電動機の冷却を更に効果的に行わせるために電動機の回転を利用したファンラジエターを付加することもでき、作動油収容室に流れる戻り油及びドレン油をラジエター内に通過させ、ファンによる気流で金属製筒体の外側からラジエター内の作動油を空冷することにより、一層効果的な冷却を果たすことが可能である。
【0035】
また、本発明による電動機内蔵油圧ポンプのハウジングは内部に電動機の固定子を取り付けた電動機フレームとしての直方体外形の金属製筒体からなり、従ってその回転軸心に直交する断面では、実質的に直方形、好ましくは正方形の外形輪郭と内部の電動機及びポンプユニットの配置のための円形空間との間に4隅でほぼ三角形状の4つの領域があるから、これら領域を作動油収容室のために利用してコンパクトな外形でリザーバを備えた電動機内蔵油圧ポンプとすることが可能であるほか、更に大きな容量のリザーバが必要な場合は、ハウジングの外形が直方体であることを利用して補助タンクをハウジングに積み重ね装着により増設することもでき、この場合は直方体外形のハウジングの隣接する2面のうちのいずれか一方を選択的に上面とする縦置き配置と横置き配置を選んで据え付けることができ、据え付けスペースに合わせて据え付け姿勢を選択することができるという利点も得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電動機内蔵油圧ポンプの主な構造を一部切欠いて側面方向から示した説明図である。
【図2】図1に示す電動機内蔵油圧ポンプのハウジングを背面方向からみて右側半分を横断面で示した半裁説明図である。
【図3】同実施例による電動機内蔵油圧ポンプの外観を示す正面図である。
【図4】同実施例による電動機内蔵油圧ポンプの外観を示す左側面図である。
【図5】同実施例による電動機内蔵油圧ポンプの外観を示す背面図である。
【図6】同実施例による電動機内蔵油圧ポンプの外観を示す平面図である。
【図7】ファンラジエターを付加した変形実施例による電動機内蔵油圧ポンプを示す左側面図である。
【図8】同変形実施例の構成を油圧回路記号で示した回路図である。
【図9】補助タンクを増設して縦置き配置とした例を示す側面図である。
【図10】同じく補助タンク増設時の縦置き配置の場合の正面図である。
【図11】補助タンクを増設して横置き配置とした場合の正面図である。
【図12】シール機構の別の例を示す変形実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
1:金属製筒体(ハウジング)
2:端板(ポンプカバー)
3:端板(電動機カバー)
5:回転子(電動機)
7:固定子(電動機)
8:ポンプケース(ポンプユニット)
9:オイルシール(シール機構)
10a〜10d:作動油収容室
18:エアブリーザ
19:油面計測窓
20:補助タンク
22:ファンラジエター
24:ファン
26:カップリングソケット
27a,27b:磁石片
30:シールキャップ
Claims (4)
- タンデム配置された電動機とポンプユニットとを共通のハウジング内に収納した電動機内蔵油圧ポンプにおいて、前記ハウジングが内部に電動機の固定子を取り付けた電動機フレームとしての直方体外形の金属製筒体からなり、該筒体内の電動機側の空間がポンプユニットの内部空間に対してシール機構により大気雰囲気空間として分離され、前記金属製筒体には周壁内に少なくとも一つの作動油収容室が設けられており、該作動油収容室には外部からの戻り油を受け入れる通路とポンプユニットのサクションポートに通じる通路とが連通され、前記ハウジングの隣接する2面に、エアブリーザと油面計測窓とを交換可能に装着できる兼用の孔を設け、これらの孔は補助タンク装着時に該補助タンクと前記作動油収容室との連通に利用できることを特徴とする電動機内蔵油圧ポンプ。」
- 電動機の回転軸に連結されたファンを有するファンラジエターがハウジングの電動機側の端板に取り付けられ、ファンラジエター内には作動油収容室に流れる戻り油及びドレン油を通過させてファンによる気流で金属製筒体の外側からラジエター内の作動油を空冷するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電動機内蔵油圧ポンプ。
- 作動油収容室が金属製筒体の周壁内の4隅に対応して形成したほぼ三角形断面形状の4つの空間によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機内蔵油圧ポンプ。
- 作動油収容室と連通する補助タンクがハウジングに積み重ね装着によって増設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機内蔵油圧ポンプ。
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