JPH10164350A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH10164350A
JPH10164350A JP8316239A JP31623996A JPH10164350A JP H10164350 A JPH10164350 A JP H10164350A JP 8316239 A JP8316239 A JP 8316239A JP 31623996 A JP31623996 A JP 31623996A JP H10164350 A JPH10164350 A JP H10164350A
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JP
Japan
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received image
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JP8316239A
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English (en)
Inventor
Koji Mizukami
浩司 水上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信画像を見易いように記録紙に記録できる
ようにする。 【解決手段】 制御部1は、受信画像から複数の有効画
像領域を選択し、記録部4によってその選択した各有効
画像領域内の画像をそれぞれ異なる記録紙に記録し、表
示操作部3からの設定入力に応じて上記機能を有効にす
るか否かを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信画像1ページ中の有効画像領
域の副走査方向の長さと記録紙の副走査方向の長さとに
基づいて、有効画像領域内の画像を1ページの記録紙内
に収まるように、その有効画像領域の画像の先端側と後
端側に余白データを挿入して記録する通信装置(例え
ば、特開平3−99579号公報参照)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の通信装置では、受信画像1ページ中の有効画像
領域が記録紙の副走査方向の長さよりも短いときには、
その有効画像領域内の画像を1ページの記録紙内に収ま
るように記録することはできるが、有効画像領域内の画
像に冗長な画情報が入っており、その画像の先端側と後
端側に余白データを挿入すると記録紙の副走査方向の長
さを超えてしまう場合には有効画像領域内の画像を分割
して異なる記録紙に記録してしまうことになるので、受
信画像が見難くなるという問題があった。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、受信画像を見易いように記録紙に記録できるよ
うにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、受信画像を記録紙に記録する通信装置に
おいて、上記受信画像から複数の有効画像領域を選択す
る有効画像領域選択手段と、その手段によって選択した
各有効画像領域内の画像をそれぞれ異なる記録紙に記録
する有効画像領域別記録手段と、上記各手段の機能を有
効にするか否かを選択する手段を設けたものである。
【0006】また、特定の相手先とその特定の相手先か
らの受信画像に対して加工するか否かを登録する手段
と、その手段によって登録された特定の相手先とその特
定の相手先からの受信画像に対して加工するか否かの指
定を対応させて記憶する手段と、上記受信画像の相手先
と上記記憶された特定の相手先とを比較し、その比較結
果が一致し、且つ上記特定の相手先からの受信画像に対
して加工する指定が記憶されているとき、上記有効画像
領域選択手段と上記有効画像領域別記録手段の機能を有
効にさせる制御手段を設けるとよい。
【0007】さらに、特定時間と該特定時間内の受信画
像に対して加工するか否かを登録する手段と、その手段
によって登録された特定時間とその特定時間内の受信画
像に対して加工するか否かを対応させて記憶する手段
と、上記受信画像の受信時間と上記記憶された特定時間
とを比較し、上記受信時間が前記特定時間内であり、且
つ上記特定時間内の受信画像に対して加工する指定が記
憶されているとき、上記有効画像領域選択手段と上記有
効画像領域別記録手段の機能を有効にさせる制御手段を
設けるとよい。
【0008】この発明の請求項1の通信装置によれば、
有効画像領域内の画像中に冗長な画情報が入っている受
信画像は、その冗長な画情報で分割される複数の有効画
像毎に異なるページの記録紙に出力することができ、有
効画像領域内の画像中に冗長な画情報が入っているため
に画像の途中で分割されて記録されるようなことがな
く、受信画像を見易いように記録紙に記録することがで
きる。
【0009】また、この発明の請求項2の通信装置によ
れば、予め登録された特定の相手先からの受信画像に対
してのみ、上述した冗長な画情報で分割される複数の有
効画像毎に異なるページの記録紙に出力することができ
る。
【0010】さらに、この発明の請求項3の通信装置に
よれば、予め登録された特定時間内に受信した受信画像
に対してのみ、上述した冗長な画情報で分割される複数
の有効画像毎に異なるページの記録紙に出力することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態の通信装置の構成を示すブロック図である。こ
の通信装置は、CPU,ROM,RAM等のマイクロコ
ンピュータによって実現される制御部1,送受信制御部
2,表示操作部3,記録部4,メモリ部5,及びタイマ
部6等からなる。
【0012】制御部1は、この装置全体の制御を司ると
共に、この発明にかかわる各種処理を実行する。送受信
制御部2は、公衆回線等の回線と接続して他の通信装置
との画像データのファクシミリ送受信制御を行なう。表
示操作部3は、各種の操作情報を入力するキーを備えた
キーボード等の操作部と、各種の操作情報,作業画面,
メッセージ等を表示するLCD等のディスプレイである
表示部とからなる。記録部4は、受信画像データを記録
紙に印刷記録するレーザプリンタ,インクジェットプリ
ンタ等の印刷装置である。
【0013】メモリ部5は、電話番号や各種検索用テー
ブル等を格納し、メモリダイヤル領域に特定の相手先の
FAX番号とその特定の相手先から受信した画像データ
に対する加工のON/OFFを登録し、受信画像加工開
始時間Ts記憶領域と受信画像加工終了時間Te記憶領
域とによって特定時間とその特定時間内に受信した画像
データに対する加工ON/OFFを登録し、受信画像一
時記憶領域に受信画像データを記憶する。また、図示を
省略するが送信画像データやワンタッチダイヤル登録等
のデータ等も記憶する。
【0014】タイマ部6は、現在時刻等を計測する。ス
キャナ部7は原稿上に記載された各種情報を光学的に読
み取って、その画像データを入力する画像読み取り装置
である。その読み取った画像データは指定した相手先へ
ファクシミリ送信したり、記録部4でコピープリントし
たりすることができる。
【0015】すなわち、上記制御部1等が、受信画像か
ら複数の有効画像領域を選択する有効画像領域選択手段
と、その手段によって選択した各有効画像領域内の画像
をそれぞれ異なる記録紙に記録する有効画像領域別記録
手段と、上記各手段の機能を有効にするか否かを選択す
る手段の機能を果たす。
【0016】また、特定の相手先とその特定の相手先か
らの受信画像に対して加工するか否かを登録する手段
と、その手段によって登録された特定の相手先とその特
定の相手先からの受信画像に対して加工するか否かの指
定を対応させて記憶する手段と、上記受信画像の相手先
と上記記憶された特定の相手先とを比較し、その比較結
果が一致し、且つ上記特定の相手先からの受信画像に対
して加工する指定が記憶されているとき、上記有効画像
領域選択手段と上記有効画像領域別記録手段の機能を有
効にさせる制御手段の機能も果たす。
【0017】さらに、特定時間と該特定時間内の受信画
像に対して加工するか否かを登録する手段と、その手段
によって登録された特定時間とその特定時間内の受信画
像に対して加工するか否かを対応させて記憶する手段
と、上記受信画像の受信時間と上記記憶された特定時間
とを比較し、上記受信時間が前記特定時間内であり、且
つ上記特定時間内の受信画像に対して加工する指定が記
憶されているとき、上記有効画像領域選択手段と上記有
効画像領域別記録手段の機能を有効にさせる制御手段の
機能も果たす。
【0018】次に、この通信装置における待機状態での
動作処理について説明する。この処理は、制御部1が、
待機時に表示操作部3からの入力と送受信制御部2から
のファクシミリ受信時の着呼を監視し、図2のフローチ
ャートに示すように、ステップ(図中「S」で示す)1
でファクシミリ送信を行なうか否かを判断して、行なう
ならステップ2でファクシミリ送信手続きの動作処理を
行ない、待機状態に戻す。
【0019】また、ステップ1の判断でファクシミリ送
信を行なわないなら、ステップ3でファクシミリ受信を
行なうか否かを判断して、行なうならステップ4でファ
クシミリ受信手続きの動作処理を行ない、待機状態に戻
す。さらに、ステップ3の判断でファクシミリ受信を行
なわないなら、ステップ5で各種パラメータの登録を行
なうか否かを判断して、行なうならステップ6で登録手
続きの動作処理を行ない、待機状態に戻す。
【0020】制御部1は、表示操作部3から予めこの発
明にかかわる受信手続きを選択する操作がされた場合、
後述する処理を実行する。また、この発明にかかわる受
信手続きが選択されなかった場合、通常の受信手続きを
実行する。その通常の受信手続きは公知技術なのでここ
では、その説明を省略する。
【0021】次に、図2のフローチャートに示した、上
記受信手続きの動作処理について説明する。この処理
は、制御部1が、図3に示すように、ステップ11で通
常のファクシミリ受信手続きの処理としてプロトコル制
御及び画像データの受信等の処理を行ない、ステップ1
2で受信画像データを画像メモリ(メモリ部の受信画像
一時記憶領域)に格納し、ステップ13で1ページ分の
受信終了か否かを判断する。
【0022】ステップ13の判断で1ページ分の受信が
終了していなければ、ステップ12へ戻って画像データ
の受信と画像メモリへの格納処理を繰り返し、1ページ
分の受信が終了したら、ステップ14でこの発明にかか
わる有効画像領域検出手続きの動作処理を実行し、ステ
ップ15で上記有効画像領域検出手続きの処理結果に基
づいて同じくこの発明にかかわる有効画像領域の画像を
記録紙にプリントする出力手続きの動作処理を実行し、
ステップ16で全ページの受信終了か否かを判断する。
【0023】ステップ16の判断で全ページの受信が終
了していなければ、次のページの受信画像データについ
てステップ12〜15の処理を繰り返し、全ページの受
信が終了したら、ステップ17で通常のファクシミリ受
信終了手続きの処理としてプロトコル制御及び回線断等
の処理を行ない、待機状態に戻す。
【0024】次に、図3のフローチャートに示した、上
記有効画像領域検出手続きの処理動作について説明す
る。この有効画像領域検出手続きの処理動作が、上記受
信画像から複数の有効画像領域を選択する処理に相当す
る。この処理は、制御部1が、図4のフローチャートに
示すように、ステップ21で全ての変数(n,Cw
(n),Cp,Cb(n),Ca,Ca′等)を初期化
(クリア)し、ステップ22で画像メモリ(メモリ部の
受信画像一時記憶領域)から受信画像データを1ライン
分読み出し、ステップ23でその読み出したラインが全
白データか否かを判断する。
【0025】ステップ23の判断で全白データなら、ス
テップ24で前ライン(全白データと判断したラインの
前に読み出して全白をチェックしたライン)は全白デー
タか否かを判断して、全白データならステップ25でn
に1インクリメントしてステップ26へ進み、全白デー
タでなければそのままステップ26へ進む。ステップ2
6でCw(n)を1インクリメントした後、ステップ2
7で前ライン(現在読み出したライン)の履歴を「全
白」にし(例えば、フラグ「1」を設定する)、ステッ
プ28へ進む。
【0026】一方、ステップ23の判断で読み出したラ
インが全白データでなければ、ステップ35でCb
(n)を1インクリメントし、ステップ36で前ライン
(現在読み出したライン)の履歴を「全白でない」とし
(例えば、フラグ「0」を設定する)、ステップ28へ
進む。
【0027】ステップ28で全画像ライン数:Cpを1
インクリメントした後、ステップ29で全画像データの
ラインを取り出してチェックを終了したか否かを判断し
て、終了していなければ、ステップ22へ戻って残りの
ラインについて上記処理を実行し、終了したらステップ
30へ進む。
【0028】ステップ30では上記変数のカウント値及
び設定フラグを用いて有効画像領域Ca=Cp−{Cw
(0)+Cw(n)}を計算する。この演算式によって
1ページ分の全画像データから最初の全白画像領域と最
後の全白画像領域とを取り除いた領域、すなわち1ペー
ジ内の有効画像領域を求めている。ただし、分割出力を
行なった後は出力済み画像を除去する。
【0029】ステップ30で有効画像領域Caを求める
と、ステップ31でその有効画像領域Caと予め設定し
た規定値Paとを比較し、Ca≦Paか否かを判断す
る。この規定値Paは1ページの受信画像データ中の副
走査方向の有効画像領域である。
【0030】ステップ31の判断でCa≦Paでなけれ
ば、ステップ32へ進んで新たに有効画像領域Ca′を
計算する。この演算では、Ca′=Cb(0)+Cw
(1)+Cb(1)+……+Cw(m)+Cb(m)に
なる変数:mの中で、Ca′≦Paになる最大のmを求
める。ただし、分割出力を行なった後は出力済みの画像
を除去する。
【0031】また、ステップ31の判断でCa≦Paな
ら、そのままステップ33へ進む。ステップ33では、
画像書き換え部(メモリ部の受信画像一時記憶領域)に
画像データを書き込む。
【0032】この処理は、画像メモリの該当する画像デ
ータから上記有効画像領域Ca又はCa′の画像データ
を読み出し、記録紙1ページ分に記録する分割画像とし
て画像メモリ(受信画像一時記憶領域)に書き込む。そ
の際、分割画像を記録紙中の所定の位置(例えば、中
央)に配置して記録するために、上記ラインのチェック
時に得られた変数に基づいて分割画像の先端側の余白と
後端側の余白を作る余白データを付加すると良い。
【0033】ステップ33の処理の後、ステップ34で
1ページ分の全画像データの分割出力が終了したか否か
を判断して、終了しなければステップ31へ戻って上述
した同様の処理を繰り返し、終了したらこの有効画像領
域検出手続きの処理を終了する。
【0034】次に、図3のフローチャートに示した、上
記出力手続きの動作処理について説明する。制御部1
は、メモリ部5の画像書き換え部に記憶されている画像
データ、1ページ分の有効画像領域の画像から分割した
複数の有効画像領域の画像データを読み出して記録部4
へ送り、記録部4は各有効画像領域の画像データを異な
る記録紙にそれぞれプリント出力する。
【0035】次に、特定の相手先からの受信画像データ
と、特定時間内に受信した受信画像データのみに上記有
効画像領域検出手続き処理と出力手続き処理の加工を実
行する場合の処理について説明する。
【0036】この場合、予め特定の相手先と加工の有
無、及び特定時間と加工の有無を登録する必要がある。
【0037】この処理は、制御部1が表示操作部3の入
力を監視し、図5のフローチャートに示すように、ステ
ップ41で受信画像データを加工(この加工は、上記有
効画像領域検出手続き処理と出力手続き処理を施す処理
を示す)する時間帯(特定時間)の入力か否かを判断す
る。ステップ41の判断で入力でなければ、ステップ4
4へ進む。
【0038】ステップ41の判断で入力なら、ステップ
42で加工開始時間Tsを入力して受信画像加工開始時
間Ts領域に記憶し、ステップ43で加工終了時間Te
を入力して受信画像加工終了時間Te領域に記憶し、ス
テップ44へ進む。ここでは、オペレータは、表示操作
部3から特定時間として加工開始時間Tsと加工終了時
間Teを入力する。そして、このTs〜Teで示される
時間帯が上記特定時間を示し、この加工開始時間Tsと
加工終了時間Teが登録されていることが加工を実行す
るON設定でもある。
【0039】ステップ44では加工電話番号(この電話
番号は上記有効画像領域検出手続き処理と出力手続き処
理を施す対象の相手先を示す)の入力か否かを判断し
て、入力でなければ、この登録処理を終了し、入力なら
ステップ45で加工電話番号(相手先のFAX番号)を
入力し、リダイヤル領域に記憶して登録し、この登録処
理を終了する。
【0040】ここでは、オペレータは、表示操作部3か
ら加工電話番号として特定の相手先のFAX番号を入力
する。そして、この加工電話番号が登録されていること
が加工を実行するON設定でもある。
【0041】なお、上記ON設定を別に行なってON/
OFFのフラグを設定するようにすれば、上記加工時間
帯と加工電話番号とを登録しておいて、オペレータが必
要に応じてそれらのON/OFFを切り替えるようにす
れば、ON/OFFの設定作業のみで済み、その都度登
録作業を行なうような煩雑な作業を軽減することができ
る。
【0042】次に、この通信装置において、上記登録処
理によって予め特定の相手先と加工の有無、及び特定時
間と加工の有無を設定したときの受信手続き処理につい
て説明する。
【0043】この処理は、制御部1が、図6のフローチ
ャートに示すように、ステップ51で通常のファクシミ
リ受信手続きの処理としてプロトコル制御及び画像デー
タの受信等の処理を行ない、ステップ52で受信画像デ
ータを画像メモリ(メモリ部の受信画像一時記憶領域)
に格納し、ステップ53で1ページ分の受信終了か否か
を判断する。
【0044】ステップ53の判断で1ページ分の受信が
終了していなければ、ステップ52へ戻って画像データ
の受信と画像メモリへの格納処理を繰り返し、1ページ
分の受信が終了したら、ステップ54へ進む。
【0045】ステップ54ではメモリ部の受信画像加工
開始時間Ts領域,受信画像加工終了時間Te領域,メ
モリダイヤル領域を参照して受信画像加工ON/OFF
調査を行ない、ステップ55でメモリ部に加工時間帯又
は加工電話番号が登録されているかに基づいて、受信し
た画像データに対してこの発明にかかわる有効画像領域
検出手続きと出力手続きを行なうか否かを判断する。
【0046】ステップ55の判断で加工を行なうなら、
ステップ56でこの発明にかかわる有効画像領域検出手
続きの動作処理を実行し、ステップ57で上記有効画像
領域検出手続きの処理結果に基づいて同じくこの発明に
かかわる有効画像領域の画像を記録紙にプリントする出
力手続きの動作処理を実行し、ステップ58で全ページ
の受信終了か否かを判断する。
【0047】また、ステップ55の判断で加工を行なわ
ない(加工時間帯及び加工電話番号が登録されていない
状態)とき、ステップ57へ進んで通常の出力手続きを
行なって、ステップ58へ進む。
【0048】ステップ58の判断で全ページの受信が終
了していなければ、次のページの受信画像データについ
てステップ52〜57の処理を繰り返し、全ページの受
信が終了したら、ステップ59で通常のファクシミリ受
信終了手続きの処理としてプロトコル制御及び回線断等
の処理を行ない、待機状態に戻す。
【0049】次に、図6のフローチャートに示した、上
記受信画像加工ON/OFF調査手続きの動作処理につ
いて説明する。この処理は、制御部1が、図7のフロー
チャートに示すように、ステップ61でタイマ部の現在
時刻Tnを取得して加工開始時刻Tsと比較し、現在時
刻Tn≧加工開始時刻Tsか否かを判断する。
【0050】ステップ61の判断でTn≧Tsなら、ス
テップ62で現在時刻Tnと加工終了時刻Teとを比較
し、現在時刻Tn≦加工終了時刻Teか否かを判断し
て、Tn≦Teなら、ステップ65で「受信画像データ
の加工を行なう」と判断し、この手続きを終了する。
【0051】ステップ61の判断でTn≧Tsでないと
き、又はステップ62の判断でTn≦Teでないとき、
ステップ63でファクシミリ受信した相手先の受信相手
先電話番号(FAX番号)とメモリダイヤル領域に登録
された特定の相手先の登録電話番号(加工電話番号)と
を比較し、受信相手先電話番号と登録電話番号が一致す
るか否かを判断する。
【0052】ステップ63の判断で受信相手先電話番号
と登録電話番号が一致しなければ、ステップ65の処理
を行ない、受信相手先電話番号と登録電話番号が一致し
たら、ステップ64で「受信画像データの加工を行なわ
ない」と判断して、この処理を終了する。
【0053】そして、この受信画像加工ON/OFF調
査手続きで、「受信画像データの加工を行なう」と判断
したら、上記有効画像領域検出手続きと出力手続きの処
理を実行し、「受信画像データの加工を行なわない」と
判断したら、通常の出力手続きを実行する。
【0054】次に、受信画像データの有効画像領域の画
像を、上記処理によって複数の有効画像領域の画像に分
割したときの一例について説明する。図8に示すよう
に、受信画像データ10の副走査方向について、有効画
像領域D内の画像が規定値Paよりも長いとき、その画
像中の冗長な画情報(分割画像11と12の間の全白ラ
イン画像)に基づいて有効画像領域DaとDbとを求
め、その有効画像領域DaとDbの画像に分割し、それ
ぞれの画像データを異なる記録紙にプリントする。
【0055】このようにして、受信画像の有効画情報の
中に冗長名画情報が入っている場合でも、複数の有効な
画像毎にページ分割してそれぞれ異なる記録紙に分けて
プリントできるので、見易い記録画像を得ることができ
る。
【0056】また、例えば、特定の相手先である引取り
銀行から伝票の受信画像を受信するとき、各伝票を自動
的にA4版の記録紙に分割してプリントすることによ
り、受信画像を予め設定したサイズの用紙に記録してフ
ァイリングすることができる。
【0057】さらに、例えば、特定時間として営業時間
内に受信した注文票等の短原稿は全てA4版の記録紙に
分割して出力することもできるので、予め決めたサイズ
の記録紙で伝票に統一して整理することができる。
【0058】なお、この発明は通信回線を介してデータ
通信を行なうパーソナルコンピュータ等の端末装置に適
用すれば、データ通信によって受信した画像データが1
ページ分の大きさを超えるときには、そのページ大の有
効画像に分割して記憶したり、プリント出力したりする
こともできる。
【0059】また、この発明は、定型紙に対して受信画
像を記録出力するファクシミリ装置等の通信装置のみな
らず、ロール紙などの不定型の記録紙に対して受信画像
を記録出力するファクシミリ装置等の通信装置にも適用
することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る通信装置によれば、受信画像を見易いように記録紙に
記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した通信装置の待機状態での動作処理
を示すフローチャートである。
【図3】図1に示した通信装置の受信手続きの動作処理
を示すフローチャートである。
【図4】図3に示した有効画像領域検出手続きの詳細な
動作処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した通信装置の登録手続きの動作処理
を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した通信装置の他の受信手続きの動作
処理を示すフローチャートである。
【図7】図6に示した受信画像加工ON/OFF調査手
続きの動作処理を示すフローチャートである。
【図8】受信画像の有効画像領域を示す説明図である。
【符号の説明】
1:制御部 2:送受信制御部 3:表示操作部 4:記録部 5:メモリ部 6:タイマ部 7:スキャナ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画像を記録紙に記録する通信装置に
    おいて、 前記受信画像から複数の有効画像領域を選択する有効画
    像領域選択手段と、該手段によって選択した各有効画像
    領域内の画像をそれぞれ異なる記録紙に記録する有効画
    像領域別記録手段と、上記各手段の機能を有効にするか
    否かを選択する手段とを設けたことを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信装置において、 特定の相手先と該特定の相手先からの受信画像に対して
    加工するか否かを登録する手段と、該手段によって登録
    された特定の相手先と該特定の相手先からの受信画像に
    対して加工するか否かの指定を対応させて記憶する手段
    と、前記受信画像の相手先と前記記憶された特定の相手
    先とを比較し、その比較結果が一致し、且つ前記特定の
    相手先からの受信画像に対して加工する指定が記憶され
    ているとき、前記有効画像領域選択手段と前記有効画像
    領域別記録手段の機能を有効にさせる制御手段を設けた
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の通信装置におい
    て、 特定時間と該特定時間内の受信画像に対して加工するか
    否かを登録する手段と、該手段によって登録された特定
    時間と該特定時間内の受信画像に対して加工するか否か
    を対応させて記憶する手段と、前記受信画像の受信時間
    と前記記憶された特定時間とを比較し、前記受信時間が
    前記特定時間内であり、且つ前記特定時間内の受信画像
    に対して加工する指定が記憶されているとき、前記有効
    画像領域選択手段と前記有効画像領域別記録手段の機能
    を有効にさせる制御手段を設けたことを特徴とする通信
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8634101B2 (en) 2006-06-23 2014-01-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method applicable to the image forming apparatus, and control program

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