JP3530320B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3530320B2 JP27482296A JP27482296A JP3530320B2 JP 3530320 B2 JP3530320 B2 JP 3530320B2 JP 27482296 A JP27482296 A JP 27482296A JP 27482296 A JP27482296 A JP 27482296A JP 3530320 B2 JP3530320 B2 JP 3530320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常送信で用いら
れるサブアドレスとパスワード、およびポーリング受信
で用いられるセレクティブポーリングとセレクティブポ
ーリング用パスワードを相手先に送ることができるファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のファクシミリ装置の概略
構成を示したブロック図である。図の21はファクシミ
リの全体制御を行うファクシミリ制御部であり、制御プ
ログラムが格納されたROM部やデータを一時的に格納
するRAM部(いずれも図示せず)を備えている。そし
て、このファクシミリ制御部21には、電話回線22を
通じて伝送される信号の変復調を行うファクシミリモデ
ム部23、画像データに基づいて記録紙に印字を行う印
字部24、セットされた図示しない原稿の画像を読み取
る読取部25、テンキーやワンタッチキーや各種の機能
キーが配備される操作部26、相手先番号などを表示す
る表示部27、及び相手先番号を登録する相手先番号記
憶部28が接続されている。
【0003】ところで、ファクシミリ装置におけるG3
規格では、新たな機能として、通常送信で用いられるサ
ブアドレスとパスワード、およびポーリング受信で用い
られるセレクティブポーリングとセレクティブポーリン
グ用パスワードを相手先に送る機能を定めている。規定
事項は、これらのデータ長としてそれぞれ最大20桁の
数字コードを与えることができることや、相手先番号
(ファクシミリ番号)に付加されるといったことであ
り、これらの具体的な使用形態については定めておら
ず、どのように利用するかはファクシミリメーカーに委
ねられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より、相手先番号
の登録/読出を行うために前述の相手先番号記憶部28
を備え、前記操作部26のワンタッチキー、短縮キー、
或いは、電話帳機能などにより、相手先番号をそのまま
テンキー入力する手間を省けるようになっているが、上
記のサブアドレス、パスワード、セレクティブポーリン
グ、及びセレクティブポーリング用パスワードの全てが
一つの相手先番号に付加されるのでは、前記メモリとし
て大きな容量が必要になるからファクシミリ装置は割高
になる。また、テンキーを用いて相手先を入力する際に
上記のサブアドレス、パスワード、セレクティブポーリ
ング、及びセレクティブポーリング用パスワードの全て
を逐一入力しなければならないとするのでは、操作が煩
わしいものとなる。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、一つの相
手先に対して通常送信とポーリング受信の双方を行うこ
とが比較的稀であるということに着目し、操作性の向上
およびメモリ消費の削減を図ったファクシミリ装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のファクシミリ
装置は、通常送信で用いられるサブアドレスとパスワー
ド、およびポーリング受信で用いられるセレクティブポ
ーリングとセレクティブポーリング用パスワードを相手
先に送るために相手先番号に対応させて予めメモリ登録
が行えるようにしたファクシミリ装置において、キー操
作に応じてメモリに予め登録されている相手先番号およ
びこの相手先番号に対応して登録されているデータを読
み出す手段と、通常送信とポーリング受信のいずれが選
択されたかを判断する判断手段と、通常送信が選択され
たのに前記読み出されたデータがセレクティブポーリン
グとして認識されている場合、又は、ポーリング受信が
選択されたのに前記読み出したデータがサブアドレスと
して認識されている場合には警告を行う警告手段と、を
備えていることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】上記の構成であれば、サブアドレスおよび
パスワードとして入力されているデータが、ポーリング
受信動作においてセレクティブポーリングおよびセレク
ティブポーリング用パスワードとして扱われてしまう誤
り、及び、その逆に、セレクティブポーリングおよびセ
レクティブポーリング用パスワードとして入力されてい
るデータが、通常送信においてサブアドレスおよびパス
ワードとして扱われてしまう誤りを防止することができ
る。
【0014】前記警告手段にて警告が発せられた場合に
それまでの処理をキャンセルしてスタンバイ状態に移行
させる制御手段を備えていてもよい。これによれば、自
動的に操作のやり直しをユーザに促すことになり、使い
勝手が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
【0016】図1は、この実施の形態のファクシミリ装
置の概略構成を示したブロック図である。図中、1はフ
ァクシミリの全体制御を行うファクシミリ制御部であ
り、制御プログラムが格納されたROM部およびデータ
を一時的に格納するRAM部(いずれも図示せず)を備
えている。そして、このファクシミリ制御部1には、フ
ァクシミリ装置の基本的要素を成す構成部分、即ち、電
話回線2を通じて伝送される信号の変復調を行うファク
シミリモデム部3、画像データに基づいて記録紙に印字
を行う印字部4、セットされた図示しない原稿の画像を
読み取る読取部5、テンキーやワンタッチキーや各種の
機能キーが配備される操作部6、及び相手先番号や操作
指示文などを表示する表示部7が接続されている。
【0017】更に、上記のファクシミリ制御部1には、
この発明の実施の形態にかかる構成部分として、通常送
信/ポーリング受信判定部8、警告制御部9、相手先記
憶部10、サブアドレス/セレクティブポーリング登録
チェック部11、及び音声発生部12が接続されてい
る。
【0018】相手先記憶部10には、従来と同様の形式
で、ワンタッチキーや短縮キーなどに対応して相手先番
号が登録される他、この相手先番号の付加情報として、
通常送信で用いられるサブアドレスとパスワード、およ
びポーリング受信で用いられるセレクティブポーリング
とセレクティブポーリング用パスワードのいずれか一方
の組を登録することもできるようになっている。登録の
ための具体的操作内容については、図2のフローチャー
トを用いて後述する。
【0019】サブアドレス/セレクティブポーリング登
録チェック部11は、前記の相手先記憶部10から読み
出した相手先番号に付加されているデータが、サブアド
レスを示すものなのかセレクティブポーリングを示すも
のなのかをチェックするようになっている。このチェッ
クは、前記登録時の操作状況から得られる情報にて行う
ことができる。
【0020】通常送信/ポーリング受信判定部8は、通
常送信とポーリング受信のいずれが選択されたのかを判
断する機能部分である。一般に、通常送信は、相手先番
号の入力(ワンタッチキー等による入力も含む)とスタ
ートキーの操作により実行され、ポーリング受信は、相
手先番号の入力(ワンタッチキー等による入力も含む)
とポーリングキーの操作とスタートキーの操作により実
行される。上記の操作状況から通常送信かポーリング受
信かを判断することができる。
【0021】ファクシミリ制御部1は、通常送信/ポー
リング受信判定部8から通常送信が選択されたとの情報
を得たときには、サブアドレスの入力を促すための表示
データを前記表示部7に与える一方、ポーリング受信が
選択されたとの情報を得たときには、セレクティブポー
リングの入力を促すための表示データを前記表示部7に
与えるようになっている。具体的内容については図4の
フローチャートを用いて後述する。
【0022】警告制御部9は、通常送信とポーリング受
信のいずれが選択されたかを示す情報を前記の判定部8
から得るとともに、前記のサブアドレス/セレクティブ
ポーリング登録チェック部11からチェック情報を得
る。そして、通常送信が選択されたのに前記読み出され
たデータがセレクティブポーリングとして認識されてい
る場合、又は、ポーリング受信が選択されたのに前記読
み出したデータがサブアドレスとして認識されている場
合には警告情報をファクシミリ制御部1に送出するよう
になっている。
【0023】ファクシミリ制御部1は、警告制御部9か
ら警告情報を得たときには、警告の音声を発生させるた
めの信号を前記の音声発生部12に与えるとともに、警
告文となる表示データを前記表示部7に与えるようにな
っている。更に、このように警告を発するとともに、そ
れまでの処理をキャンセルしてスタンバイ状態に移行す
る制御を行うようになっている。
【0024】次に、図2のフローチャートを用いてワン
タッチキー或いは短縮キーなどに対応させて相手先番号
並びに付加情報を登録するための動作の説明を行う。ま
ず、ファクシミリ装置を登録受付モードにセットする
(ステップ1)。次に、相手先番号をテンキーを用いて
入力し(ステップ2)、入力完了キーを押す(ステップ
3)。この入力完了キーが押されると、ファクシミリ制
御部1は、前記の表示部7にサブアドレスの入力を促す
ための表示を行わせる(ステップ4)。この表示に応じ
てユーザーがサブアドレスをキー入力する場合(ステッ
プ5)としない場合とがある。入力完了キーが押される
と(ステップ6)、ファクシミリ制御部1はサブアドレ
スが入力されたか否かを判断する(ステップ7)。ここ
で、前記ステップ5でデータ入力がなされた場合には、
そのデータをサブアドレスとして相手先記憶部10に登
録することになる。即ち、この場合にはサブアドレスが
入力されたと判断することになるが、前記ステップ5で
データ入力がされずに入力完了キーが押された場合に
は、ステップ7ではサブアドレスの入力がなされていな
いと判断することになる。
【0025】前記のステップ7においてサブアドレスの
登録がなされていないと判断した場合には、ファクシミ
リ制御部1は、前記の表示部7にセレクティブポーリン
グの入力を促すための表示を行わせる(ステップ8)。
ユーザーはセレクティブポーリングをキー入力し(ステ
ップ9)、入力完了キーを押す(ステップ10)。この
入力完了キーが押されると、ファクシミリ制御部1はス
テップ9で入力されたデータをセレクティブポーリング
として登録することになる。
【0026】ステップ7でYesとされた場合およびス
テップ10を経た後においては、ファクシミリ制御部1
は、前記の表示部7にパスワードの入力を促すための表
示を行わせる(ステップ11)。ユーザーはパスワード
又はセレクティブポーリング用パスワードをキー入力し
(ステップ12)、入力完了キーを押す(ステップ1
3)。この入力完了キーが押されると、ファクシミリ制
御部1はステップ12で入力されたデータを、前記ステ
ップ7でYesとされている場合においては、パスワー
ドとして登録し、前記ステップ7でNoとされている場
合においては、セレクティブポーリング用パスワードと
して登録することになる。そして、登録受付モードを終
了し(ステップ14)、スタンバイ状態に戻る。
【0027】このように、サブアドレスとパスワードの
組、またはセレクティブポーリングとセレクティブポー
リング用パスワードの組のいずれか一組だけがメモリ登
録されることになる。具体的には、最大20桁の数字コ
ードのための記憶領域を一つの相手先番号に対して二領
域確保しておけば良く、かかる領域をサブアドレスとパ
スワードの組、及びセレクティブポーリングとセレクテ
ィブポーリング用パスワードの組で共用する形態となる
から、相手先番号のメモリ登録とともに、サブアドレ
ス、パスワード、セレクティブポーリング、及びセレク
ティブポーリング用パスワードの全てをメモリ登録する
構成、即ち、最大20桁の数字コードを記憶するための
記憶領域を一つの相手先番号に対して四領域確保する場
合に比べて、メモリ消費量を少なくすることが可能とな
る。
【0028】次に、図3のフローチャートを用い、ワン
タッチキーによって相手先を特定して通常送信またはポ
ーリング受信を実行するときの動作、および誤りのある
場合の警告処理について説明する。なお、このフローチ
ャートにおいて、点線枠で示されたステップは、通常送
信動作で行われるステップを示す。
【0029】まず、通常送信の場合には原稿をセットし
(ステップ21)、相手先の番号が登録されているワン
タッチキーを押し(ステップ22)、更にスタートキー
を押す(ステップ23)。ポーリング受信の場合には、
相手先の番号が登録されているワンタッチキーを押すと
ともに(ステップ22)、ポーリング受信を実行させる
ためのキー操作を行う。ここで、上記ワンタッチキーの
操作により、相手先記憶部10から相手先番号とともに
その付加情報としてのサブアドレスとパスワードの組、
或いは、セレクティブポーリングとセレクティブポーリ
ング用パスワードの組のいずれかが読み出されることに
なる。
【0030】通常送信/ポーリング受信判定部8は、通
常送信とポーリング受信のいずれが選択されたかを判断
し(ステップ24)、この判断情報を警告制御部9に与
える。警告制御部9は、前記判断情報が通常送信を示し
ている場合には、前記の読み出した相手先番号の付加情
報がセレクティブポーリングか否かを判断し(ステップ
25)、この判断情報をファクシミリ制御部1に与え
る。ファクシミリ制御部1は、Noという判断を得た場
合には、誤りはないということで通常送信を実行する
(ステップ26)。通常送信の実行後は、動作を終了し
て(ステップ27)、スタンバイ状態に戻る。
【0031】一方、ファクシミリ制御部1は、Yesと
いう判断を得た場合には、警告の音声を発生させるため
の信号を前記の音声発生部12に与えるとともに、警告
文をなす表示データを前記表示部7に与え、更に、それ
までの処理をキャンセルする(ステップ28)。このキ
ャンセルにより、動作は終了し(ステップ27)、スタ
ンバイ状態に移行する。
【0032】通常送信/ポーリング受信判定部8がステ
ップ24でポーリング受信であると判断した場合は、こ
の判断情報を警告制御部9に与える。警告制御部9は、
ポーリング受信が選択されたと判断した場合において
は、前記の読み出した相手先番号の付加情報がサブアド
レスか否かを判断し(ステップ29)、この判断情報を
ファクシミリ制御部1に与える。ファクシミリ制御部1
は、Noという判断を得た場合には、誤りはないという
ことでポーリング受信を実行する(ステップ30)。ポ
ーリング受信の実行後は、動作を終了して(ステップ2
7)、スタンバイ状態に戻る。
【0033】一方、ファクシミリ制御部1は、Yesと
いう判断を得た場合には、警告の音声を発生させるため
の信号を前記の音声発生部12に与えるとともに、警告
文をなす表示データを前記表示部7に与え、更に、通常
送信のための動作をキャンセルする(ステップ28)。
このキャンセルにより、動作は終了し(ステップ2
7)、スタンバイ状態に移行する。
【0034】このように、通常送信が選択されたのに、
ステップ23のワンタッチキー操作で読み出された相手
先番号の付加情報がセレクティブポーリングである場
合、又は、ポーリング受信が選択されたのに、ステップ
23のワンタッチキー操作で読み出された相手先番号の
付加情報がサブアドレスである場合には、警告が発せら
れることになる。従って、サブアドレスおよびパスワー
ドとして入力されているデータが、ポーリング受信動作
において、セレクティブポーリングおよびセレクティブ
ポーリング用パスワードとして扱われる誤り、及び、そ
の逆に、セレクティブポーリングおよびセレクティブポ
ーリング用パスワードとして入力されているデータが、
通常送信において、サブアドレスおよびパスワードとし
て扱われる誤りを防止することができる。
【0035】また、前記警告が発せられた場合にそれま
での動作の実行をキャンセルしてスタンバイ状態に移行
するので、自動的に操作のやり直しをユーザに促すこと
になり、使い勝手が向上する。
【0036】次に、図4のフローチャートを用い、サブ
アドレス、パスワード、セレクティブポーリング、及び
セレクティブポーリング用パスワードが予め登録されて
いない場合における通常送信またはポーリング受信を実
行するときの動作について説明する。なお、このフロー
チャートにおいて、点線枠で示されたステップは、通常
送信動作で行われるステップを示す。
【0037】まず、通常送信の場合には原稿をセットし
(ステップ31)、テンキーを用いて相手先の番号を入
力し(ステップ32)、入力完了キーを押す(ステップ
33)。ポーリング受信の場合には、ステップ31は不
要であり、ポーリング受信を実行させるためのキー操作
を行った後、上記と同様に、テンキーを用いて相手先の
番号を入力し(ステップ32)、入力完了キーを押す
(ステップ33)。
【0038】通常送信/ポーリング受信判定部8は、通
常送信とポーリング受信のいずれが選択されたかを判断
し(ステップ34)、この判断情報をファクシミリ制御
部1に与える。ファクシミリ制御部1は、ステップ34
で通常送信であるとの判断情報を得た場合、表示部7に
サブアドレスの入力を促すための表示を行わせる(ステ
ップ35)。ユーザーは、表示に従ってサブアドレスを
キー入力し(ステップ36)、入力完了キーを押す(ス
テップ39)。この入力完了キーが押されると、ファク
シミリ制御部1は、ステップ36で入力されたデータを
サブアドレスとして認識することになる。一方、ステッ
プ34でポーリング受信であるとの判断情報を得た場
合、表示部7にセレクティブポーリングの入力を促すた
めの表示を行わせる(ステップ37)。ユーザーは、表
示に従ってセレクティブポーリングをキー入力し(ステ
ップ38)、入力完了キーを押す(ステップ39)。こ
の入力完了キーが押されると、ファクシミリ制御部1は
ステップ38で入力されたデータをセレクティブポーリ
ングとして認識することになる。
【0039】次に、ファクシミリ制御部1は、前記の表
示部7に、パスワードの入力を促すための表示を行わせ
る(ステップ40)。ユーザーはパスワード又はセレク
ティブポーリング用パスワードをキー入力し(ステップ
41)、入力完了キーを押す(ステップ42)。この入
力完了キーが押されると、ファクシミリ制御部1はステ
ップ41で入力されたデータを、前記ステップ34で通
常送信と判断されている場合にはパスワードとして認識
し、前記ステップ34でポーリング受信と判断されてい
る場合には、セレクティブポーリング用パスワードとし
て認識することになる。
【0040】その後にスタートキーが押されると(ステ
ップ42)、ファクシミリ制御部1は、前記のステップ
34で得られた判断情報に基づいて通常送信かポーリン
グ受信かを判断し(ステップ43)、通常送信であれ
ば、通常送信を実行し(ステップ44)、ポーリング受
信であれば、ポーリング受信を実行し(ステップ4
5)、実行後は動作を終了し(ステップ46)、スタン
バイ状態に戻る。
【0041】このように、サブアドレスとパスワード、
及びセレクティブポーリングとセレクティブポーリング
用パスワードの入力を受け付けるモードを設定し、これ
らのうちいずれか一方の組の入力がなされた場合には入
力受付モードを終了する、即ち、ステップ35とステッ
プ37が択一的に実行されるとともにステップ41以降
に新たに入力を促す画面を表示することはしないから直
ちに通常送信またはポーリング受信の処理に移行するこ
とができる。従って、通常送信およびポーリング受信の
いずれにおいても前記のサブアドレス、パスワード、セ
レクティブポーリング、及びセレクティブポーリング用
パスワードの全ての入力が要求されることはなく、全て
の入力が要求される場合に比べると、入力の手間が略半
分となるから使い勝手が向上することになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通常送信およびポーリング受信のいずれにおいても
サブアドレス、パスワード、セレクティブポーリング、
及びセレクティブポーリング用パスワードの全ての入力
或いは登録が要求される場合の操作上の煩わしさやメモ
リ消費量の増大を回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のファクシミリ装置の概
略構成を示したブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態のワンタッチキー或いは
短縮キーなどに対応させて相手先番号並びにサブアドレ
ス等を登録する動作を示したフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態のワンタッチキーによっ
て相手先を特定して通常送信またはポーリング受信を実
行するときの動作および誤りのある動作に対する警告処
理を示したフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態のサブアドレス等が予め
登録されていない場合における通常送信またはポーリン
グ受信を実行するときの動作を示したフローチャートで
ある。
【図5】従来のファクシミリ装置の概略構成を示したブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ制御部 6 操作部 7 表示部 8 通常送信/ポーリング受信判定部 9 警告制御部 10 相手先記憶部 11 サブアドレス/セレクティブポーリング登録チェ
ック部 12 音声発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常送信で用いられるサブアドレスとパス
    ワード、およびポーリング受信で用いられるセレクティ
    ブポーリングとセレクティブポーリング用パスワードを
    相手先に送るために相手先番号に対応させて予めメモリ
    登録が行えるようにしたファクシミリ装置において、 キー操作に応じてメモリに予め登録されている相手先番
    号およびこの相手先番号に対応して登録されているデー
    タを読み出す手段と、通常送信とポーリング受信のいず
    れが選択されたかを判断する判断手段と、通常送信が選
    択されたのに前記読み出されたデータがセレクティブポ
    ーリングとして認識されている場合、又は、ポーリング
    受信が選択されたのに前記読み出したデータがサブアド
    レスとして認識されている場合には警告を行う警告手段
    と、を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記警告手段にて警告が発せられた場合に
    それまでの処理をキャンセルしてスタンバイ状態に移行
    させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項
    に記載のファクシミリ装置。
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