JPH10162518A - 磁気ヘッド用サスペンションおよびそれを用いた磁気記憶装置 - Google Patents

磁気ヘッド用サスペンションおよびそれを用いた磁気記憶装置

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JPH10162518A
JPH10162518A JP8317508A JP31750896A JPH10162518A JP H10162518 A JPH10162518 A JP H10162518A JP 8317508 A JP8317508 A JP 8317508A JP 31750896 A JP31750896 A JP 31750896A JP H10162518 A JPH10162518 A JP H10162518A
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plate
suspension
magnetic
load
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JP8317508A
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Haruhide Takahashi
治英 高橋
Shuichi Sugawara
秀一 菅原
Masaaki Matsumoto
真明 松本
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Hitachi Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4853Constructional details of the electrical connection between head and arm
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、位置決め精度の向上した磁気
ヘッド用サスペンション及びそれを用いた磁気記憶装置
を提供することにある。 【解決手段】磁気ヘッド用サスペンション100は、第
1の板材110と、第2の板材120とから構成されて
いる。第1の板材の110一端には、磁気ヘッドスライ
ダを支持するジンバル部160が形成され、その中央部
には、磁気ヘッドスライダを磁気記録媒体に押し付ける
押し付け荷重を加えるための荷重曲げ部118が形成さ
れ、その表面上には、信号を伝送するための導体が形成
されている。第2の板材120は、第1の板材110の
荷重曲げ部116よりもジンバル部160から離れた位
置に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド用サス
ペンションおよびそれを用いた磁気記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ヘッド用サスペンションは、
一般的に、磁気ヘッドスライダが揺動の自由度をもつよ
うに、比較的薄い材料で作られたジンバル部に接着され
ている。そして、ジンバル部に固定された磁気ヘッドス
ライダに押し付け荷重を加えるために、ジンバル部は、
途中に折曲げ部を有するロードアームに固定され、ディ
ンプル部によって支持されている構成となっている。
【0003】また、従来の磁気ヘッド用サスペンション
としては、例えば、特開平6−215513号公報に記
載されているように、ジンバル部とロードアームを一体
化し、磁気ヘッドへの信号線を表面上に一体化した磁気
ヘッド用サスペンションがある。ジンバル部とロードア
ームを一体化した磁気ヘッド用サスペンションではスラ
イダの揺動の自由度を与え、ジンバル剛性を小さくする
ために、サスペンション全体を薄板で構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジンバ
ル部とロードアームが別の部材で構成された従来の磁気
ヘッド用サスペンションにおいては、ジンバル部をディ
ンプル部で支持する構造であるため、ディンプル部にお
いて、ジンバル部がロードアームに対して変位し、その
結果、磁気ヘッドスライダの位置決めが精度よくできな
いという問題があった。
【0005】一方、ジンバル部とロードアームを一体化
した磁気ヘッド用サスペンションにおいては、ジンバル
部とロードアームの相対変位の問題はないが、以下に説
明するように、面内剛性に低下によって位置決め精度が
低下するという問題があった。即ち、一体化した磁気ヘ
ッド用サスペンションにおいては、スライダの揺動の自
由度を与え、ジンバル剛性を小さくするために、サスペ
ンション全体を薄板で構成している。しかし、ジンバル
部の剛性を低減するためにサスペンション全体を薄板で
構成しているため、磁気ヘッド用サスペンションの面内
剛性が低く、押しつけ荷重が加えられたときに、サスペ
ンションが面外方向に変形し、位置決めの精度が劣化す
るという問題があった。
【0006】本発明の目的は、位置決め精度の向上した
磁気ヘッド用サスペンション及びそれを用いた磁気記憶
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、板材により形成され、その一端に設けら
れた磁気ヘッドスライダを支持するジンバル部と、その
中央部に形成された上記磁気ヘッドスライダを磁気記録
媒体に押し付ける押し付け荷重を加えるための荷重曲げ
部と、その表面上に形成された信号を伝送するための導
体とを有し、その他端をベースプレートを介してキャリ
ッジにより固定支持される磁気ヘッド用サスペンション
において、上記荷重曲げ部の位置よりも上記他端側の上
記板材の板厚を、上記荷重曲げ部の位置よりも上記一端
側の上記板材の板厚よりも厚くしたものであり、かかる
構成により、磁気ヘッド用サスペンションの位置決め精
度を向上し得るものとなる。
【0008】上記磁気ヘッド用サスペンションにおい
て、好ましくは、上記板材は、板厚の薄い第1の板材
と、第1の板材よりも板厚の厚い第2の板材から構成さ
れ、上記第1の板材に上記ジンバル部及び上記荷重曲げ
部を形成するとともに、上記第1の板材の上記荷重曲げ
部よりも上記ジンバル部から離れた位置に、上記第2の
板材を固定するようにしたものであり、かかる構成によ
り、板厚の異なるサスペンションを容易に形成し得るも
のとなる。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
は、回転可能なディスク記録媒体と、回動可能であると
ともに、キャリッジにベースプレートを介して固定され
た磁気ヘッド用サスペンションからなる位置決め装置と
を有し、上記磁気ヘッド用サスペンションは、板材によ
り形成され、その一端に設けられた磁気ヘッドスライダ
を支持するジンバル部と、その中央部に形成された上記
磁気ヘッドスライダを磁気記録媒体に押し付ける押し付
け荷重を加えるための荷重曲げ部と、その表面上に形成
された信号を伝送するための導体とを有し、その他端を
ベースプレートを介してキャリッジにより固定支持され
る磁気記憶装置において、上記磁気ヘッド用サスペンシ
ョンは、上記荷重曲げ部の位置よりも上記他端側の上記
板材の板厚を、上記荷重曲げ部の位置よりも上記一端側
の上記板材の板厚よりも厚くしたものであり、かかる構
成により、磁気記憶装置の位置決め精度を向上し得るも
のとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を用いて、本発
明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペンションの構
成及び本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペン
ションを用いる磁気記憶装置の構成について説明する。
最初に、図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態によ
る磁気ヘッド用サスペンションの構成について説明す
る。図1は、本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サ
スペンションの底面側から見た斜視図であり、図2は、
本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペンション
の平面図であり、図3は、本発明の一実施形態による磁
気ヘッド用サスペンションの側面図であり、図4は、図
2のA−A’における部分断面図である。
【0011】図1において、本実施形態による磁気ヘッ
ド用サスペンション100は、第1の板材110と、第
2の板材120とから構成されている。第2の板材12
0は、第1の板材110にスポット溶接される。さら
に、ベースプレート130が、第2の板材120を介し
て、第1の板材110に溶接される。ベースプレート1
30は、後述するように、磁気ヘッド用サスペンション
100を磁気記憶装置のキャリッジに固定するのに用い
られる。
【0012】第1の板材110は、厚さ20μmから4
0μmで略均一の厚みの板材を用いる。ここでは、厚さ
25μmのステンレス鋼板を用いている。第1の板材1
10の先端には、磁気ヘッドスライダ取付部150が形
成されている。
【0013】第1の板材110の表面には、導体層14
0がパターニングされて形成されている。導体層140
は、磁気ヘッド用サスペンション100の先端の磁気ヘ
ッドスライダ取付部150の位置から磁気ヘッド用サス
ペンション100の後端のベースプレート130の近傍
の位置まで形成されている。導体層140は、第1の板
材110に対して絶縁されている。絶縁構造について
は、図4を用いて後述する。導体層は、磁気ヘッド用サ
スペンション100の先端の磁気ヘッドスライダ取付部
150に固定される磁気ヘッドスライダに設けられた磁
気トランスデューサに信号を伝送し、また、磁気トラン
スデューサによって検出された信号を磁気記憶装置に伝
送するのに用いられる。
【0014】導体層140のパターニングされた第1の
板材110を、エッチング加工あるいはプレス打抜き加
工することにより、磁気ヘッド用サスペンション100
の平面的な形状を形成する。この加工時に、磁気ヘッド
スライダ取付部150も一体的に形成される。磁気ヘッ
ドスライダ取付部150は、ジンバル部によって支持さ
れているが、その詳細については、図2を用いて後述す
る。
【0015】第2の板材120は、厚さ25μmから1
00μmで略均一の厚みの板材を用いる。ここでは、厚
さ64μmのステンレス鋼板を用いる。第1の板材11
0と同様に、エッチング加工あるいはプレス打抜き加工
することにより、平面的な形状を形成する。
【0016】第1の板材110は、磁気ヘッド用サスペ
ンション100の先端の磁気ヘッドスライダ取付部15
0に近い部分の両側に第1の曲げ部112を有してい
る。また、第1の板材110は、磁気ヘッド用サスペン
ション100の後端のベースプレート130に近い部分
の両側に第2の曲げ部114を有している。さらに、第
1の曲げ部112と第2の曲げ部114の間に、第1の
板材110の長手方向に対して直交して、荷重曲げ部1
16を有している。第1の曲げ部112と第2の曲げ部
114及び荷重曲げ部116は、曲げ加工により形成さ
れる。
【0017】次に、図2を用いて、磁気ヘッド用サスペ
ンション100を背面から見た構成について説明する。
なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。図2
に示すように、磁気ヘッド用サスペンション100の先
端の第1の板材110には、磁気ヘッドスライダ取付部
150が打ち抜き加工等により形成されている。磁気ヘ
ッドスライダ取付部150は、ジンバル部160によっ
て、第1の板材110に支持されている。即ち、磁気ヘ
ッドスライダ取付部150の周囲には、矩形状のビーム
160xが形成されている。矩形状のビーム160xと
磁気ヘッドスライダ取付部150の間は、一対の第1の
ビーム160A,160Bによって連結されている。矩
形状のビーム160と第1の板材110の間は、一対の
第2のビーム160C,160Dによって連結されてい
る。磁気ヘッドスライダ取付部150には、図示しない
磁気ヘッドスライダが取付固定される。
【0018】磁気ヘッドスライダ取付部150に取り付
けられた磁気ヘッドスライダは、一対の第2のビーム1
60C,160Dのねじれによって、CSS(コンタク
ト・スタート・ストップ)方向に回動する。また、磁気
ヘッドスライダは、一対の第1のビーム160A,16
0Bのねじれによって、シーク方向に回動する。即ち、
磁気ヘッドスライダは、矩形のビーム160X及び2対
のビーム160A,160B,160C,160Dによ
って構成されるジンバル部160によって、2方向に回
動可能なように保持されている。
【0019】上述したように、第1の部材110の厚さ
は、25μmである。従って、第1の板材110の剛性
は小さいため、ジンバル部160のねじれ作用によっ
て、磁気ヘッドスライダは、2方向に回動可能に保持す
ることができる。
【0020】第2の板材120は、第1の板材110の
荷重曲げ部116よりも磁気記憶装置のキャリッジへの
固定部側,即ち、第1の板材110の荷重曲げ部116
よりも磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた位置
において、スポット溶接により固定されている。さら
に、ベースプレート130が、第2の板材120を介し
て、第1の板材110に溶接される。ベースプレート1
30は、後述するように、磁気ヘッド用サスペンション
100を磁気記憶装置のキャリッジに固定するのに用い
られる。
【0021】上述したように、第1の部材110の先端
には、ジンバル部160を構成するため、厚さが25μ
mの薄い板材を用いている。その結果、第1の板材11
0の剛性は小さいものである。磁気記憶装置では、起動
および停止時に磁気ヘッドスライダを磁気ディスクと摺
動するコンタクト・スタート・ストップ(CSS)方式
を採用しているが、磁気ヘッドスライダを磁気ディスク
に押しつけるように荷重を加えている。磁気ヘッド用サ
スペンション100に荷重印加した際、サスペンション
を第1の板材110のみで構成すると、第1の板材11
0の剛性は小さいため、面外方向に変形することにな
る。
【0022】それに対して、本実施形態においては、第
1の板材110の荷重曲げ部116よりも磁気ヘッドス
ライダ取付部150から離れた位置において、第1の板
材110に第2の板材120を溶接固定するようにして
いる。第2の板材120としては、厚さ64μmのもの
を使用することにより、磁気ヘッド用サスペンション1
00の基部の剛性は、略89μmの板厚の板材を使用し
た場合と同等の剛性に高めることができる。従って、磁
気ヘッド用サスペンション100の面内剛性が向上し、
その結果、振動特性が向上する。面内剛性が低い場合に
は、共振周波数が低下し、1次,2次共振によるねじれ
振動も発生するが、面内剛性が向上することにより、共
振周波数も高くなり、ねじれ振動の発生も防止できるも
のとなる。その結果、位置決め精度が向上することとな
る。
【0023】次に、図3を用いて、本実施形態による磁
気ヘッド用サスペンション100の側面形状について説
明する。なお、図1と同一符号は、同一部分を示してい
る。第1の板材110は、磁気ヘッド用サスペンション
100の荷重曲げ部116よりも先端側の両側に第1の
曲げ部112を有している。第1の板材110は、板厚
が25μmの薄い板材を使用しているが、これは、ジン
バル部160を形成するためである。従って、第1の板
材110の先端部に形成されるジンバル部160以外の
部分の剛性が高い方が望ましく、第1の曲げ部112を
設けることにより、第1の板材110の磁気ヘッド用サ
スペンション100の荷重曲げ部116よりも先端側の
剛性を向上することができる。
【0024】また、第1の板材110は、磁気ヘッド用
サスペンション100の荷重曲げ部116よりも後端側
の両側に第2の曲げ部114を有している。従って、第
2の曲げ部114を設けることにより、第1の板材11
0の磁気ヘッド用サスペンション100の荷重曲げ部1
16よりも後端側の剛性をも向上することができる。
【0025】第1の板材110に設けられた第1の曲げ
部112と第2の曲げ部114の間に、第1の板材11
0の長手方向に対して直交して、荷重曲げ部116を設
けてある。荷重曲げ部116は、CSS方式による磁気
ヘッドスライダを磁気ディスクに押しつける際の荷重印
加に用いられる。
【0026】なお、第1の曲げ部112と第2の曲げ部
114及び荷重曲げ部116は、曲げ加工により形成さ
れる。
【0027】次に、図4を用いて、導体層の絶縁構造に
ついて説明する。第1の板材110の表面の内、第2の
板材120が固定される面と反対側の面に、ポリイミド
絶縁層142、導体層140、ポリイミドカバー層14
4が順次パターニングにより積層形成されている。導体
層140は、ポリイミド絶縁層142及びポリイミドカ
バー層144によって、第1の板材110および外部に
対して絶縁され、信号を伝送する導体として用いること
ができる。
【0028】次に、図5を用いて、本発明の一実施形態
による磁気ヘッド用サスペンションを用いる磁気記憶装
置の構成について説明する。図5は、本発明の一実施形
態による磁気ヘッド用サスペンションを用いる磁気記憶
装置の平面図である。
【0029】3.5インチの磁気ディスク装置200
は、回転数7200rpmで回転するスピンドル210
に取り付けられた直径3.5インチの磁気ディスク22
0と、位置決め装置230とから構成されている。
【0030】位置決め装置230は、回動するキャリッ
ジ240と、キャリッジ240の先端に取り付けられた
磁気ヘッド用サスペンション100とから構成されてい
る。磁気ヘッド用サスペンション100は、図1に示し
た構成を有しているものである。
【0031】磁気ディスク220が、7200rpmで
回転することによって、空気の流れが、ディスク記録媒
体の220の円周方向に発生する。磁気ヘッドの固定さ
れた磁気ヘッド用サスペンション100を取り付けた位
置決め装置230は、磁気ヘッドをディスク記録媒体の
220の内周から外周に掛けて形成されている複数のト
ラックの中の所定のトラックに位置付けるために、揺動
運動を行う。
【0032】磁気ヘッドは、磁気ヘッド用サスペンショ
ン100によって、磁気ディスク220上に所定の荷重
で押しつけられている。磁気ディスク220の回転によ
って生じる空気の流れが、磁気ヘッドのスライダと磁気
ディスク220間に入り込むことによって、スライダ
は、磁気ディスク220から数十nmの浮上量で浮上す
る。
【0033】スライダは、位置決め装置230によって
磁気ディスク220上の略20〜46mmの任意の半径
位置で精度よく位置決めされる。スライダに搭載された
磁気ヘッドにより、磁気ディスク220に対して情報の
記録再生が行われる。
【0034】以上説明したように、第1の板材110の
みではサスペンションの面内剛性が不足するが、第2の
板材120を付加することにより、荷重曲げ部116よ
り磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた部分の剛
性を向上させることができ、サスペンション全体の面内
剛性を向上することができる。
【0035】また、荷重曲げ部116を含めそれより磁
気ヘッド取付部150側は、第1の板材110で構成さ
れているため、ジンバル剛性を低減するのに有効となっ
ている。
【0036】さらに、磁気ヘッドスライダの浮上時に付
加される磁気ヘッド用サスペンションの等価質量は、荷
重曲げ位置から磁気ヘッドスライダに近い部分の影響が
大きいので、この部分を小さくしていることで等価質量
を小さくし、磁気ヘッドスライダの浮上追従性を向上し
ている。
【0037】本実施形態によれば、磁気ヘッド用サスペ
ンション及びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度
を向上することができるものである。
【0038】次に、図6〜図8を用いて、本発明の第2
の実施形態による磁気ヘッド用サスペンションの構成に
ついて説明する。図6は、本発明の第2の実施形態によ
る磁気ヘッド用サスペンションの底面図であり、図7
は、本発明の第2の実施形態による磁気ヘッド用サスペ
ンションの平面図であり、図8は、図7のB−B’にお
ける部分断面図である。なお、図1と同一符号は、同一
部分を示している。
【0039】図7において、本実施形態による磁気ヘッ
ド用サスペンション100Aは、第1の板材110A
と、第2の板材120Aとから構成されている。第2の
板材120Aは、第1の板材110Aに接着剤により固
定される。接着構造については、図8を用いて後述す
る。さらに、ベースプレート130が、第2の板材12
0Aを介して、第1の板材110Aに溶接される。ベー
スプレート130は、磁気ヘッド用サスペンション10
0Aを磁気記憶装置のキャリッジに固定するのに用いら
れる。
【0040】第1の板材110Aは、厚さ20μmから
40μmで略均一の厚みの板材を用いる。ここでは、厚
さ25μmのステンレス鋼板を用いている。第1の板材
110Aの先端には、磁気ヘッドスライダ取付部150
が打ち抜き加工により形成されている。磁気ヘッドスラ
イダ取付部150は、ジンバル部160によって、第1
の板材110Aに支持されている。
【0041】第1の板材110Aの表面には、導体層1
40がパターニングされて形成されている。導体層14
0は、磁気ヘッド用サスペンション100Aの先端の磁
気ヘッドスライダ取付部150の位置から磁気ヘッド用
サスペンション100Aの後端のベースプレート130
の近傍の位置まで形成されている。導体層140は、第
1の板材110Aに対して絶縁されている。絶縁構造に
ついては、図8を用いて後述する。導体層140は、磁
気ヘッド用サスペンション100Aの先端の磁気ヘッド
スライダ取付部150に固定される磁気ヘッドスライダ
に設けられた磁気トランスデューサに信号を伝送し、ま
た、磁気トランスデューサによって検出された信号を磁
気記憶装置に伝送するのに用いられる。
【0042】導体層140のパターニングされた第1の
板材110Aを、エッチング加工あるいはプレス打抜き
加工することにより、磁気ヘッド用サスペンション10
0Aの平面的な形状を形成する。この加工時に、磁気ヘ
ッドスライダ取付部150も一体的に形成される。磁気
ヘッドスライダ取付部150は、ジンバル部160によ
って支持されている。
【0043】第2の板材120Aは、厚さ25μmから
100Aμmで略均一の厚みの板材を用いる。ここで
は、厚さ64μmのステンレス鋼板を用いる。第1の板
材110Aと同様に、エッチング加工あるいはプレス打
抜き加工することにより、平面的な形状を形成する。
【0044】第1の板材110Aは、磁気ヘッド用サス
ペンション100Aの先端の磁気ヘッドスライダ取付部
150に近い部分の両側に第1の曲げ部112を有して
いる。また、第1の曲げ部112よりも磁気ヘッドスラ
イダ取付部150から離れた位置に、第1の板材110
Aの長手方向に対して直交して、荷重曲げ部116を有
している。第1の曲げ部112及び荷重曲げ部116
は、曲げ加工により形成される。
【0045】さらに、第2の板材120Aは、その両側
に、第2の曲げ部122Aを有している。第2の曲げ部
122Aは、図1に示した実施形態における第2の曲げ
部に相当するものであるが、本実施形態においては、第
2の板材120Aに形成している。第2の曲げ部122
Aは、曲げ加工により形成される。
【0046】次に、図7を用いて、磁気ヘッド用サスペ
ンション100Aを背面から見た構成について説明す
る。なお、図6と同一符号は、同一部分を示している。
第2の板材120Aは、第1の板材110Aの荷重曲げ
部116よりも磁気記憶装置のキャリッジへの固定部
側,即ち、第1の板材110Aの荷重曲げ部116より
も磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた位置にお
いて、接着剤により固定されている。さらに、ベースプ
レート130が、第2の板材120Aを介して、第1の
板材110Aに溶接される。ベースプレート130は、
磁気ヘッド用サスペンション100Aを磁気記憶装置の
キャリッジに固定するのに用いられる。
【0047】上述したように、第1の部材110Aの先
端には、ジンバル部160を構成するため、厚さが25
μmの薄い板材を用いている。その結果、第1の板材1
10Aの剛性は小さいものである。磁気記憶装置では、
起動および停止時に磁気ヘッドスライダを磁気ディスク
と摺動するコンタクト・スタート・ストップ(CSS)
方式を採用しているが、磁気ヘッドスライダを磁気ディ
スクに押しつけるように荷重を加えている。磁気ヘッド
用サスペンション100Aに荷重印加した際、サスペン
ションを第1の板材110Aのみで構成すると、第1の
板材110Aの剛性は小さいため、面外方向に変形する
ことになる。
【0048】それに対して、本実施形態においては、第
1の板材110Aの荷重曲げ部116よりも磁気ヘッド
スライダ取付部150から離れた位置において、第1の
板材110Aに第2の板材120Aを溶接固定するよう
にしている。第2の板材120Aとしては、厚さ64μ
mのものを使用することにより、磁気ヘッド用サスペン
ション100Aの基部の剛性は、略89μmの板厚の板
材を使用した場合と同等の剛性に高めることができる。
従って、磁気ヘッド用サスペンション100Aの面内剛
性が向上し、その結果、振動特性が向上する。面内剛性
が低い場合には、共振周波数が低下し、1次,2次共振
によるねじれ振動も発生するが、面内剛性が向上するこ
とにより、共振周波数も高くなり、ねじれ振動の発生も
防止できるものとなる。その結果、位置決め精度が向上
することとなる。
【0049】第1の板材110Aは、磁気ヘッド用サス
ペンション100Aの荷重曲げ部116よりも先端側の
両側に第1の曲げ部112を有している。第1の板材1
10Aは、板厚が25μmの薄い板材を使用している
が、これは、ジンバル部160を形成するためである。
従って、第1の板材110Aの先端部に形成されるジン
バル部160以外の部分の剛性が高い方が望ましく、第
1の曲げ部112を設けることにより、第1の板材11
0Aの磁気ヘッド用サスペンション100Aの荷重曲げ
部116よりも先端側の剛性を向上することができる。
【0050】また、第2の板材120Aは、その両側に
第2の曲げ部122Aを有している。従って、第2の曲
げ部122Aを設けることにより、第2の板材110A
の磁気ヘッド用サスペンション100Aの荷重曲げ部1
16よりも後端側の剛性を向上することができる。第2
の板材120Aは、64μmのものを用いており、この
第2の板材120Aに第2の曲げ部122Aを形成する
ことにより、磁気ヘッド用サスペンション100Aの剛
性を、図1に示した磁気ヘッド用サスペンションに比べ
て高くすることができる。従って、振動特性をさらに改
善することができる。
【0051】また、第1の板材110Aに、第1の板材
110Aの長手方向に対して直交して、荷重曲げ部11
6を設けてある。荷重曲げ部116は、CSS方式によ
る磁気ヘッドスライダを磁気ディスクに押しつける際の
荷重印加に用いられる。
【0052】次に、図8を用いて、導体層の絶縁構造に
ついて説明する。第1の板材110Aの表面の内、第2
の板材120Aが固定される面と反対側の面に、ポリイ
ミド絶縁層142、導体層140、ポリイミドカバー層
144が順次パターニングにより積層形成されている。
導体層140は、ポリイミド絶縁層142及びポリイミ
ドカバー層144によって、第1の板材110Aおよび
外部に対して絶縁され、信号を伝送する導体として用い
ることができる。
【0053】さらに、第1の板材110Aと第2の板材
120Aは、接着剤170によって、接着固定されてい
る。
【0054】以上説明したように、第1の板材110A
のみではサスペンションの面内剛性が不足するが、第2
の板材120Aを付加することにより、荷重曲げ部11
6より磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた部分
の剛性を向上させることができ、サスペンション全体の
面内剛性を向上することができる。
【0055】また、荷重曲げ部116を含めそれより磁
気ヘッド取付部150側は、第1の板材110Aで構成
されているため、ジンバル剛性を低減するのに有効とな
っている。
【0056】さらに、磁気ヘッドスライダの浮上時に付
加される磁気ヘッド用サスペンションの等価質量は、荷
重曲げ位置から磁気ヘッドスライダに近い部分の影響が
大きいので、この部分を小さくしていることで等価質量
を小さくし、磁気ヘッドスライダの浮上追従性を向上し
ている。
【0057】本実施形態によれば、磁気ヘッド用サスペ
ンション及びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度
をさらに向上することができるものである。
【0058】次に、図9を用いて、本発明の第3の実施
形態による磁気ヘッド用サスペンションの構成について
説明する。図9は、本発明の第3の実施形態による磁気
ヘッド用サスペンションの底面図である。なお、図6と
同一符号は、同一部分を示している。
【0059】図9において、本実施形態による磁気ヘッ
ド用サスペンション100Bは、図6に示した実施形態
の磁気ヘッド用サスペンションとは、第1の板材110
Bの形状を異ならせている。即ち、第1の板材110B
は、図6に示した第1の板材に比べて、その全長を短く
している。第1の板材110Bと第2の板材120A
は、溶接により固定される。
【0060】第1の板材110Bの全長を短くすること
によって、第1の板材110Bが軽量になり、その結
果、磁気ヘッド用サスペンション100B自体の軽量化
が図れている。従って、磁気ヘッド用サスペンション及
びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度をさらに向
上することができるものである。
【0061】以上説明したように、第1の板材110B
のみではサスペンションの面内剛性が不足するが、第2
の板材120Bを付加することにより、荷重曲げ部11
6より磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた部分
の剛性を向上させることができ、サスペンション全体の
面内剛性を向上することができる。
【0062】また、荷重曲げ部116を含めそれより磁
気ヘッド取付部150側は、第1の板材110Bで構成
されているため、ジンバル剛性を低減するのに有効とな
っている。
【0063】さらに、磁気ヘッドスライダの浮上時に付
加される磁気ヘッド用サスペンションの等価質量は、荷
重曲げ位置から磁気ヘッドスライダに近い部分の影響が
大きいので、この部分を小さくしていることで等価質量
を小さくし、磁気ヘッドスライダの浮上追従性を向上し
ている。
【0064】本実施形態によれば、磁気ヘッド用サスペ
ンション及びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度
をさらに向上することができるものである。
【0065】次に、図10を用いて、本発明の第4の実
施形態による磁気ヘッド用サスペンションの構成につい
て説明する。図10は、本発明の第4の実施形態による
磁気ヘッド用サスペンションの底面図である。なお、図
9と同一符号は、同一部分を示している。
【0066】図10において、本実施形態による磁気ヘ
ッド用サスペンション100Cは、図9に示した実施形
態の磁気ヘッド用サスペンションとは、第1の板材11
0Cの形状を異ならせている。即ち、第1の板材110
Cは、図9に示した第1の板材に比べて、さらに、その
全長を短くしている。そして、導体層140Cの端部の
信号取出し位置も変更している。第1の板材110Bと
第2の板材120Aは、溶接により固定される。
【0067】第1の板材110Cの全長を短くすること
によって、第1の板材110Cが軽量になり、その結
果、磁気ヘッド用サスペンション100C自体の軽量化
が図れている。従って、磁気ヘッド用サスペンション及
びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度をさらに向
上することができるものである。
【0068】また、図9に示した第1の板材に比べて、
その全長が短くなっているため、導体層140Cのパタ
ーン面積を小さくすることができる。第1の板材110
Cは、厚さ25μmの大きな板材から多数個が型抜き形
成されるが、板材を小型化することにより、パターン面
積を小さくできるため、製造コストを低減することがで
きる。
【0069】以上説明したように、第1の板材110C
のみではサスペンションの面内剛性が不足するが、第2
の板材120Cを付加することにより、荷重曲げ部11
6より磁気ヘッドスライダ取付部150から離れた部分
の剛性を向上させることができ、サスペンション全体の
面内剛性を向上することができる。
【0070】また、荷重曲げ部116を含めそれより磁
気ヘッド取付部150側は、第1の板材110Cで構成
されているため、ジンバル剛性を低減するのに有効とな
っている。
【0071】さらに、磁気ヘッドスライダの浮上時に付
加される磁気ヘッド用サスペンションの等価質量は、荷
重曲げ位置から磁気ヘッドスライダに近い部分の影響が
大きいので、この部分を小さくしていることで等価質量
を小さくし、磁気ヘッドスライダの浮上追従性を向上し
ている。
【0072】本実施形態によれば、磁気ヘッド用サスペ
ンション及びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度
をさらに向上することができるものである。
【0073】また、製造コストを低減することができ
る。
【0074】なお、以上の説明では、第1の板材の基部
側に第2の板材を固定して、磁気ヘッド用サスペンショ
ンのキャリッジへの取付側の厚さを厚くして、剛性を高
めるようにしていたが、1枚の板材で形成することも可
能である。即ち、例えば、厚さ89μmの板材を用意
し、この板材の先端部のみをハーフエッチングにより、
厚さ25μmの板材に加工することにより、上述した実
施形態に示したものと同様の構成の磁気ヘッド用サスペ
ンションを作成することが可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッド用サスペン
ション及びそれを用いた磁気記憶装置の位置決め精度を
向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペ
ンションの底面側から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペ
ンションの平面図である。
【図3】本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペ
ンションの側面図である。
【図4】図2のA−A’における部分断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による磁気ヘッド用サスペ
ンションを用いる磁気記憶装置の平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態による磁気ヘッド用サ
スペンションの底面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による磁気ヘッド用サ
スペンションの平面図である。
【図8】図7のB−B’における部分断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態による磁気ヘッド用サ
スペンションの底面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態による磁気ヘッド用
サスペンションの底面図である。
【符号の説明】
100…磁気ヘッド用サスペンション 110…第1の板材 112,114,122…曲げ部 116…荷重曲げ部 120…第2の板材 130…ベースプレート 140…導体層 142…絶縁層 144…カバー絶縁層 150…磁気ヘッドスライダ取付部 160…ジンバル部 170…接着層 200…磁気ディスク装置 210…スピンドル 220…磁気ディスク 240…キャリッジ 230…位置決め装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材により形成され、その一端に設けら
    れた磁気ヘッドスライダを支持するジンバル部と、その
    中央部に形成された上記磁気ヘッドスライダを磁気記録
    媒体に押し付ける押し付け荷重を加えるための荷重曲げ
    部と、その表面上に形成された信号を伝送するための導
    体とを有し、その他端をベースプレートを介してキャリ
    ッジにより固定支持される磁気ヘッド用サスペンション
    において、 上記荷重曲げ部の位置よりも上記他端側の上記板材の板
    厚を、上記荷重曲げ部の位置よりも上記一端側の上記板
    材の板厚よりも厚くしたことを特徴とする磁気ヘッド用
    サスペンション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ヘッド用サスペンシ
    ョンにおいて、 上記板材は、板厚の薄い第1の板材と、第1の板材より
    も板厚の厚い第2の板材から構成され、 上記第1の板材に上記ジンバル部及び上記荷重曲げ部を
    形成するとともに、 上記第1の板材の上記荷重曲げ部よりも上記ジンバル部
    から離れた位置に、上記第2の板材を固定したことを特
    徴とする磁気ヘッド用サスペンション。
  3. 【請求項3】 回転可能なディスク記録媒体と、回動可
    能であるとともに、キャリッジにベースプレートを介し
    て固定された磁気ヘッド用サスペンションからなる位置
    決め装置とを有し、 上記磁気ヘッド用サスペンションは、板材により形成さ
    れ、その一端に設けられた磁気ヘッドスライダを支持す
    るジンバル部と、その中央部に形成された上記磁気ヘッ
    ドスライダを磁気記録媒体に押し付ける押し付け荷重を
    加えるための荷重曲げ部と、その表面上に形成された信
    号を伝送するための導体とを有し、その他端をベースプ
    レートを介してキャリッジにより固定支持される磁気記
    憶装置において、 上記磁気ヘッド用サスペンションは、上記荷重曲げ部の
    位置よりも上記他端側の上記板材の板厚を、上記荷重曲
    げ部の位置よりも上記一端側の上記板材の板厚よりも厚
    くしたことを特徴とする磁気記憶装置。
JP8317508A 1996-11-28 1996-11-28 磁気ヘッド用サスペンションおよびそれを用いた磁気記憶装置 Pending JPH10162518A (ja)

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