JPH1016240A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置

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JPH1016240A
JPH1016240A JP17760896A JP17760896A JPH1016240A JP H1016240 A JPH1016240 A JP H1016240A JP 17760896 A JP17760896 A JP 17760896A JP 17760896 A JP17760896 A JP 17760896A JP H1016240 A JPH1016240 A JP H1016240A
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ink jet
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jet head
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JP17760896A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Shuzo Matsumoto
修三 松本
Tomoaki Nakano
智昭 中野
Yoshihisa Ota
善久 太田
Taeko Murai
妙子 村井
Shinichi Tsunoda
慎一 角田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルカバーとノズル形成部材との接着強
度、密着性が十分でない。 【解決手段】 ノズルカバー3はノズルプレート23の
非撥水処理面26に接着剤28で接着接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッド及びインクジェット記録装置に関し、特にノズルカ
バーを備えたインクジェットヘッド及びこのインクジェ
ットヘッドを記録ヘッドに用いるインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録時の振
動、騒音が殆どなく、特にカラー化が容易なことから、
コンピュータ等のデジタル処理装置のデータを出力する
プリンタの他、ファクシミリやコピー機等にも用いられ
るようになっている。このようなインクジェット記録装
置に用いられるインクジェットヘッドは、圧電素子、発
熱抵抗体等のアクチュエータ素子を記録信号に応じて駆
動することによってノズルからインク滴を吐出飛翔させ
ることによって記録媒体上に画像記録を行なうものであ
る。
【0003】このようなインクジェットヘッドとして、
例えば特開昭63−5949号公報に記載されているよ
うに、インク流路を形成したヘッドボディ上にノズル形
成部材を積層して、更にノズル形成部材の表面に接着剤
でノズルカバーを被せた構造にして、ノズル面をワイピ
ングや紙擦れ等による外力から保護するようにしてい
る。
【0004】また、特開平6−255099号公報に記
載されているように、ヘッドケース内に収納したアクチ
ュエータ素子を有する駆動ユニット上にアクチュエータ
素子で加圧される流路等を形成するインク流路形成部材
を積層し、この流路形成部材上にノズルを形成したノズ
ル形成部材を積層し、さらにノズル形成部材の外周部及
びヘッドケースの側面の一部に嵌合するように一体形成
されたノズル保護部材を、ヘッドケースの側面で固定し
たものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクジェ
ットヘッドは、上述したようにノズルからインクを液滴
化させて吐出飛翔させるため、ノズルの形状、精度等が
インク滴吐出特性に影響を与えると共に、ノズルを形成
しているノズル形成部材の表面の特性がインク滴の噴射
特性に影響を与え、ノズル形成部材表面のノズル周辺部
にインクが付着して不均一なインク溜り(所謂濡れム
ラ)が発生すると、インク滴の吐出方向が曲げられた
り、インク滴の大きさにバラツキが生じたり、インク滴
の飛翔速度が不安定になる等の不都合が生じる。
【0006】そこで、一般に、インクジェットヘッド自
体にはノズル形成部材表面に撥水処理を施すようにし、
装置側にはインクジェットヘッドのノズル形成部材表面
を弾性部材でワイピングして残留インクや付着物を除去
する信頼性回復機構を備えるようにしている(例えば、
特開平4−357044号公報、特開平6−14360
6号公報等)。
【0007】そのため、上述した従来のインクジェット
ヘッドのようにノズル形成部材の撥水性処理を施した面
にノズルカバーを接着した場合に、十分な接合強度が得
られず、ノズルカバーがワイピングなどによって剥離す
るおそれがある。また、ノズル保護部材をヘッドケース
側面部に接合した場合には、撥水性処理を施した場合に
ノズル面とノズル保護部材との隙間からインクが浸透し
て内部に侵入し、電気的接続部に付着するなど電気的な
信頼性を確保することができない。
【0008】また、ノズルカバーやノズル形成部材に導
電性材料を用いた場合、印字中の紙擦れなどで静電気が
蓄積されて、この静電気がインクやインク流路形成部材
を介してアクチュエータ素子に流れ、アクチュエータ素
子の劣化を生じることがある。さらに、ノズルカバーを
ノズル形成部材に接着剤で接合する場合の組付作業性を
向上することが要求される。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ノズルカバーとノズル形成部材との接着強度、密
着性を向上し、又はインクシール性能を向上し、或いは
アクチュエータ素子を静電気から保護し、若しくはコス
トの低減、組付作業性を向上することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェットヘッドは、ノズルを形成
したノズル形成部材の表面に撥水処理を施したインクジ
ェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部と
このヘッドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズ
ルカバーと前記ノズル形成部材の周縁部の非撥水処理面
とを接合した構成とした。
【0011】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル
形成部材の非撥水処理面は前記ノズルカバーの開口部か
ら露出しない領域に設けられている構成とした。
【0012】請求項3のインクジェットヘッドは、上記
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
非撥水処理面を化学的、機械的又は電気的に粗面化した
構成とした。
【0013】請求項4のインクジェットヘッドは、ノズ
ルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェットヘ
ッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘッ
ドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズルカバー
は前記ノズル形成部材の周縁部と駆動ユニットを構成し
ている部材と接合した構成とした。
【0014】請求項5のインクジェットヘッドは、ノズ
ルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェットヘ
ッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘッ
ドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズルカバー
は弾性変形で前記ノズル形成部材と密着している構成と
した。
【0015】請求項6のインクジェットヘッドは、ノズ
ルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェットヘ
ッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘッ
ドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズルカバー
は他の部材と接合する接合剤が耐液性を有するエポキシ
系接着剤からなる構成とした。
【0016】請求項7のインクジェット記録装置は、ノ
ズルを形成したノズル形成部材を有するインクジェット
ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、前記
インクジェットヘッドには前記ノズル形成部材の周縁部
とこのヘッドの側面を覆う導電性部材からなるノズルカ
バーを備え、装置本体側には非印字領域で前記インクジ
ェットヘッドのノズルカバーを電気的に接地する除電手
段を備えた構成とした。
【0017】請求項8のインクジェット記録装置は、上
記請求項7のインクジェット記録装置において、前記除
電手段は、前記ノズル形成部材のノズル面のインクを拭
き取るワイパー部材を導電性部材で形成してなる構成と
した。
【0018】請求項9のインクジェット記録装置は、上
記請求項7又は8のインクジェット記録装置において、
前記除電手段は、前記ノズル形成部材のノズル面に密着
させる吸引キャップを導電性部材で形成してなる構成と
した。
【0019】請求項10のインクジェット記録装置は、
上記請求項7乃至9のいずれのインクジェット記録装置
において、前記除電手段は、前記ノズルカバー及びノズ
ル形成部材に非接触状態で除電する除電ブラシからなる
構成とした。
【0020】請求項11のインクジェットヘッドは、ノ
ズルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェット
ヘッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘ
ッドの側面を覆う熱収縮部材からなるノズルカバーを備
えた構成とした。
【0021】請求項12のインクジェットヘッドは、ノ
ズルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェット
ヘッドにおいて、前記ノズル形成部材がヘッドの側面を
覆う形状をなしている構成とした。
【0022】請求項13のインクジェットヘッドは、ノ
ズルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェット
ヘッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘ
ッドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズルカバ
ーの4つの側面の長さが異なる構成とした。
【0023】請求項14のインクジェットヘッドは、ノ
ズルを形成したノズル形成部材を備えたインクジェット
ヘッドにおいて、前記ノズル形成部材の周縁部とこのヘ
ッドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズルカバ
ーをヘッド側面で仮固定する手段を備えた構成とした。
【0024】請求項15のインクジェットヘッドは、上
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、前記ヘ
ッドの側面に仮固定用の凸部又は凹部を設けた構成とし
た。
【0025】請求項16のインクジェットヘッドは、上
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、前記ヘ
ッドの側面に前記ノズルカバーを紫外線硬化型接着剤で
仮固定した構成とした。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェットヘッドの第1実施例を示す分解斜視図、図2は同
インクジェットヘッドの要部断面図である。
【0027】このインクジェットヘッドは、駆動ユニッ
ト1と、液室ユニット2と、ヘッドカバー3とを備えて
いる。駆動ユニット1は、セラミック、ガラスエポキシ
樹脂等からなる絶縁性の基板11上に、複数の積層型圧
電素子12を接合して二列配置し、これらの各列の積層
型圧電素子12の周囲を取り囲むヘッドフレーム13を
接合している。また、基板11上には共通電極パターン
14及び個別電極パターン15を設け、共通電極パター
ン14は、ヘッドフレーム13に設けた穴16内に導電
性接着剤を充填することで各パターン部の導通を取って
いる。
【0028】そして、基板11をヘッドホルダ17上に
保持し、ヘッドホルダ17内に保持したヘッド駆動用I
C等を有するPCB基板と駆動ユニット1の圧電素子1
2とをFPCケーブル18を介して接続している。
【0029】液室ユニット2は、金属或いは樹脂の薄膜
からなる振動板21、光感光性樹脂等からなる流路形成
部材22及びノズル孔24を形成した金属、樹脂等から
なるノズル形成部材であるノズルプレート23を積層し
て熱融着して形成している。
【0030】このノズルプレート23の表面には、撥水
性の表面処理を施した撥水処理面25と周縁の撥水処理
を施していない非撥水処理面26とを設けている。この
撥水処理面25と非撥水処理面26は、例えばノズルプ
レート23の周縁部をマスキングした状態でPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)等を含有するニッケル
共析メッキを施することによって、マスキングしていな
い部分にメッキ被膜をからなる撥水処理層を形成し、マ
スキングした部分にメッキ被膜を形成しないことで形成
することができる。
【0031】ノズルカバー3は、ノズルプレート23の
周縁部及びヘッド側面を覆う箱状に形成したものであ
り、ノズルプレート23の撥水処理面25に対応して開
口部27を形成している。そして、このノズルカバー3
はノズルプレート23の非撥水処理面26に接着剤28
で接着接合している。
【0032】このように、ノズル形成部材の周縁部とヘ
ッドの側面を覆うノズルカバーを備えて、ノズルカバー
とノズル形成部材の周縁部の非撥水処理面とを接合した
ので、十分な接着強度を確保することができ、ノズルカ
バー内へのインクの侵入を防ぐことができる。
【0033】ここで、ノズルプレート23の非撥水処理
面26がノズルカバー3の開口部27から露出している
と、ノズルプレート23の表面に付着した不要なインク
を拭き取るためのワイピングの際に、撥水処理面25を
形成している撥水処理層がエッジ部分から剥離するの
で、撥水処理層のエッジがノズルカバー3内に入り込む
ように、すなわち、非撥水処理面26をノズルカバー3
の開口部27から露出しない領域に設けるように撥水処
理面15及び開口部27を形成している。
【0034】これによって、ノズルカバーとノズル形成
部材との間の十分な接着強度を確保することができ、ノ
ズルカバー内へのインクの侵入を防ぐことができると共
に、ワイピングによって撥水処理層が剥離することを防
止でき、信頼性が向上する。
【0035】また、ノズルカバー3をノズルプレート2
3に加圧して接着するが、このときに接着剤がノズル表
面にはみ出すと、インク吐出特性として所要の特性が得
られなくなるので、接着剤28としてはフィルム接着剤
を使用している。フィルム接着剤ははみ出し量の制御が
比較的容易になると共に、ノズルカバー3とノズルプレ
ート23との段差のバラツキを小さくすることができ
る。
【0036】さらに、接着剤28は、ノズルプレート2
3の機械的接合強度を確保し、ノズルカバー内へのイン
クの侵入を防止するためのものであり、量産性、コスト
を考慮すると、耐液性に優れたエポキシ系接着剤を使用
することが好ましく、特に、一液性の加熱硬化型エポキ
シを使用することによって硬化時間を短縮することがで
き、量産性が向上する。
【0037】さらにまた、ノズルカバー3とノズルプレ
ート23との接着強度を向上するために、非撥水処理面
26を化学的、機械的、物理的、或いは電気的に粗して
粗面化することが好ましい。表面を粗す方法としては、
酸処理、ドライエッチング等がある。
【0038】次に、図3は本発明に係るインクジェット
ヘッドの第2実施例を示す要部断面図である。この第2
実施例においては、ヘッドフレーム13上に接着剤28
を塗布して、ノズルカバー3をヘッドフレーム13上面
に接合している。これによって、ノズルプレート23の
周縁部に非撥水処理面を設けることが困難な場合でも、
接着強度を確保することができる。
【0039】図4は本発明に係るインクジェットヘッド
の第3実施例を示す要部断面図である。この第3実施例
においては、ノズルプレート23の非撥水処理面26と
ヘッドフレーム13上に接着剤28を塗布して、ノズル
カバー3をノズルプレート23の周縁部の非撥水処理面
26及びヘッドフレーム13上面に接合している。これ
によって、ノズルカバー3の接着強度を大幅に向上する
ことができる。
【0040】図5は本発明に係るインクジェットヘッド
の第4実施例を示す要部断面図である。この第4実施例
においては、ノズルカバー3として同図(a)に示すよ
うに変形させたものを使用して、接着剤28を介してノ
ズルプレート23の周縁部の非撥水処理面26及びヘッ
ドフレーム13上面に接合し、同図(b)に示すように
ノズルカバー3の枠部分3aを弾性変形させて、ノズル
カバー3をノズルプレート13上に密着させている。
【0041】つまり、ノズルプレート23表面のインク
を拭き取るワイピングを行った際に、ノズルカバー3と
ノズルプレート13の段差にバラツキがあると、ワイピ
ング性能が低下し、インクの拭き残しが生じるので、ノ
ズルカバ3ーをノズルプレート13上に密着させて段差
のバラツキを小さくしなければならない。この場合、両
者の部品精度を高くすることによって達成可能である
が、平面度5μm以下で密着させるためにはコストが大
幅に上昇する。そこで、ノズルカバー3の弾性変形を利
用してノズルプレート13表面に密着させることで、段
差のバラツキを低減することができる。
【0042】次に、本発明に係るインクジェット記録装
置の実施例に図6及び図7を参照して説明する。このイ
ンクジェット記録装置においては、ロッド31に摺動可
能に装着したキャリッジにイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のインク滴を吐出するためのインク
ジェットヘッド32及びヘッドにインクを供給するイン
クカートリッジ33とを有する記録ヘッド34Y,34
M,34C,34Kを搭載し、一方、フレーム35,3
5間に用紙を搬送するプラテン36を回転可能に支持し
て、キャリッジを主走査方向に移動させ、用紙を副走査
方向に搬送して記録を行う。
【0043】そして、プラテン36側方の非印字領域に
は、信頼性維持回復機構37を配置している。この信頼
性維持回復機構37は、各記録ヘッド34Y,34M,
34C,34Kのノズル面のインク滴を拭き取るワイパ
ー38及び記録ヘッド34Y,34M,34C,34K
をキャッピングするための吸引キャップ39Y,39
M,39C,39K等を備えている。
【0044】さらに、プラテン35の両側方の非印字領
域には、除電手段としての除電ブラシ40,40を配置
している。これらの除電ブラシ40,40は、図7に示
すように各記録ヘッド34Y,34M,34C,34K
のノズルカバー及びノズルプレートに接触しないように
所定の間隙Dを設ける。この間隙Dは、0.5〜3mm
程度とするのが非接触で記録ヘッドの静電気を確実に除
去する上で効果的である。
【0045】このように構成したので、記録ヘッドが非
印字領域に移動するごとに除電ブラシ40,40によっ
て記録ヘッドのノズルカバーを電気的に接地して、ノズ
ルカバーに紙擦れ等によってたまる静電気を除去するこ
とができ、静電気によるアクチュエータ素子等の誤動
作、損傷を防止することができる。
【0046】このように、非印字領域でインクジェット
ヘッドのノズルカバーを電気的に接地する除電手段を備
えることによって、記録ヘッドのノズルカバーにたまる
静電気を除去することができ、ノズルカバーを導電性材
料で形成したときに、紙擦れ等によってノズルカバーに
静電気が蓄積されて駆動素子(アクチュエータ素子)等
に悪影響を与えることを防止できる。これにより、ノズ
ルカバーを静電気が蓄積され易い導電性材料で形成する
ことが可能になり、機械的強度が大きく、加工性が良
く、耐インク性、耐摩耗性に優れた材料、例えばステン
レスによってノズルカバーを形成できて、コストを低減
することができるようになる。
【0047】また、除電手段としてノズルカバー等に非
接触で静電気を除去する除電ブラシを設けることによっ
て、ノズル面の損傷、ゴミ等の付着、ノズル孔の詰り等
を生じることなく、静電気を除去することができる。さ
らに、除電ブラシを用いることで、配置場所を比較的自
由に選択することができる。
【0048】なお、この実施例において除電ブラシ40
に代えて、又は除電ブラシ40と共に、ノズル面のイン
クを拭き取るワイパー38を導電性材料で形成すること
によって、ノズルカバーを非印字領域で電気的に接地し
て静電気を除去することもできる。また、除電ブラシ4
0に代えて、又は除電ブラシ40と共に、或いはワイパ
ー38に代えて、又はワイパー38と共に、吸引キャッ
プ39Y,39M,39C,39Kを導電性材料で形成
することによって、ノズルカバーを非印字領域で電気的
に接地して静電気を除去することもできる。
【0049】次に、本発明に係るインクジェットヘッド
の第5実施例以下について図8図以降を参照して説明す
る。図8は本発明に係るインクジェットヘッドの第5実
施例を示す斜視図である。このインクジェットヘッド
は、前記第1実施例のノズルカバー3として熱収縮部材
を用いたものである。すなわち、同図(a)に示すよう
に駆動ユニット1及び液室ユニット2を組み付けてなる
ヘッド本体41を熱収縮部材としての熱収縮チューブ4
2内に配置して熱収縮させることによって、同図(b)
に示すようにヘッド本体41の側部及びノズルプレート
23の周縁部を覆う熱収縮チューブからなるノズルカバ
ー43を備えたものである。
【0050】このようにノズル形成部材の周縁部とヘッ
ドの側面を覆う熱収縮部材からなるノズルカバーを備え
ることによって、ノズルカバーを低コストで容易に形成
することができる。
【0051】図9は本発明に係るインクジェットヘッド
の第6実施例を示す斜視図である。このインクジェット
ヘッドは、上記各実施例のような平板状(プレート状)
のノズル形成部材ではなく、ヘッドの側面を覆う箱型形
状に形成したノズル形成部材44を備えたものである。
このようにすれば、ノズルカバーが不要になり、部品点
数が削減できる。
【0052】図10は本発明に係るインクジェットヘッ
ドの第7実施例におけるノズルカバーを示す斜視図であ
る。このノズルカバー45は、相対する2つの側面45
a,45bと他の相対する2つの側面45c,45dと
の長さを異ならせて形成している。このようにすれば、
ノズルカバー45をヘッドに装着する際の作業性が向上
する。なお、この場合、各側面毎に長さを異ならせるこ
ともできるが、この実施例のように直交する面の長さを
異ならせれば十分である。
【0053】図11は本発明に係るインクジェットヘッ
ドの第8実施例を示す斜視図、図12は同インクジェッ
トヘッドの模式的断面図である。このインクジェットヘ
ッドは、ヘッド側面に仮固定用凸部46を設け、ノズル
カバー47に凸部46に係合する孔部48を形成したも
のである。このようにすれば、ノズルカバー47をノズ
ルプレート23に接着する際に接着剤が硬化するまで治
具によって固定する必要がなくなり、ノズルカバー47
の固定作業性が向上する。
【0054】この場合、ノズルカバー47を引っ掛ける
ときの弾性を得る方法としては、前述した図5に示すよ
うなノズルカバーの弾性を利用する方法と、ヘッドホル
ダの凹部にノズルカバーの凸部を引っ掛ける方法があ
る。
【0055】また、ここではノズルカバーとヘッドとを
機械的に仮固定しているが、側面の数箇所(2ヵ所又は
4ヵ所が好ましい)に紫外線硬化型接着剤を塗布してヘ
ッド側面とノズルカバーとを仮固定することもでき、こ
のようにしても同様の効果を得ることができる。さら
に、機械的仮固定としてはノズルカバー47の内側面に
凸部を設け、ヘッド側面に凹部を設けることによって行
うこともできる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェットヘッドによれば、ノズル形成部材の周縁部とこ
のヘッドの側面を覆うノズルカバーを備え、このノズル
カバーとノズル形成部材の周縁部の非撥水処理面とを接
合した構成としたので、ノズルカバーとノズル形成部材
の接着強度を確保することができ、ノズルカバー内部へ
のインクの浸透などを防止することができる。
【0057】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、ノ
ズル形成部材の非撥水処理面はノズルカバーの開口部か
ら露出しない領域に設けられている構成としたので、ノ
ズルカバーとノズル形成部材の接着強度を確保すること
ができ、ノズルカバー内部へのインクの浸透などを防止
することができると共に、ワイピングによるノズル表面
の撥水処理部の剥離を防止できる。
【0058】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、非撥水処理面を化学的、機械的又は電気的に粗面化
した構成としたので、ノズルカバーとノズル形成部材の
接着強度をさらに向上し、ノズルカバー内部へのインク
の浸透などをより確実に防止することができる。
【0059】請求項4のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
ノズルカバーを備え、このノズルカバーはノズル形成部
材の周縁部と駆動ユニットを構成している部材と接合し
た構成としたので、ノズル形成部材周縁部に非撥水部分
がない場合でもノズルカバーとノズル形成部材の接着強
度を確保することができ、ノズルカバー内部へのインク
の浸透などを防止することができる。
【0060】請求項5のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
ノズルカバーを備え、このノズルカバーは弾性変形でノ
ズル形成部材と密着している構成としたので、ノズル形
成部材とノズルカバーが密着して段差のバラツキが少な
くなり、ワイピング性能の低下を防止することができ
る。
【0061】請求項6のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
ノズルカバーを備え、このノズルカバーは他の部材と接
合する接合剤が耐液性を有するエポキシ系接着剤からな
る構成としたので、ノズル形成部材とノズルカバーの接
着強度を確保でき、ノズルカバー内へのインクの浸透な
どを防止できると共に、低コスト化、組立て性の向上を
図れ、量産性を向上することができる。
【0062】請求項7のインクジェット記録装置によれ
ば、インクジェットヘッドにはノズル形成部材の周縁部
とこのヘッドの側面を覆う導電性部材からなるノズルカ
バーを備え、装置本体側には非印字領域でインクジェッ
トヘッドのノズルカバーを電気的に接地する除電手段を
備えた構成としたので、インクジェットヘッドの静電気
を除去することができ、アクチュエータ素子の破損等を
防止できる。
【0063】請求項8のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項7のインクジェット記録装置において、
除電手段は、ノズル形成部材のノズル面のインクを拭き
取るワイパー部材を導電性部材で形成してなる構成とし
たので、インクジェットヘッドの静電気を除去すること
ができ、アクチュエータ素子の破損等を防止できると共
に、部品点数を削減してコストの低減を図ることができ
る。
【0064】請求項9のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項7又は8のインクジェット記録装置にお
いて、除電手段は、ノズル形成部材のノズル面に密着さ
せる吸引キャップを導電性部材で形成してなる構成とし
たので、インクジェットヘッドの静電気を除去すること
ができ、アクチュエータ素子の破損等を防止できると共
に、部品点数を削減してコストの低減を図ることができ
る。
【0065】請求項10のインクジェット記録装置によ
れば、上記請求項7乃至9のいずれのインクジェット記
録装置において、除電手段は、ノズルカバー及びノズル
形成部材に非接触状態で除電する除電ブラシからなる構
成としたので、インクジェットヘッドの静電気を除去す
ることができ、アクチュエータ素子の破損等を防止でき
る。
【0066】請求項11のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
熱収縮部材からなるノズルカバーを備えた構成としたの
で、ノズルカバーを低コストで容易に形成することがで
きる。
【0067】請求項12のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材がヘッドの側面を覆う形状をなして
いる構成としたので、ノズルカバーが不要になり、部品
点数が少なくなってコストを低減できる。
【0068】請求項13のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
ノズルカバーを備え、このノズルカバーの4つの側面の
長さが異なる構成としたので、ノズルカバーの装着作業
が容易になって組付作業性が向上する。
【0069】請求項14のインクジェットヘッドによれ
ば、ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う
ノズルカバーを備え、このノズルカバーをヘッド側面で
仮固定する手段を備えた構成としたので、ノズルカバー
を装着する際の固定治具が不要になり組付作業性が向上
する。
【0070】請求項15のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、
ヘッドの側面に仮固定用の凸部又は凹部を設けた構成と
したので、ノズルカバーを装着する際の固定治具が不要
になり組付作業性が向上し、組立て作業時間の短縮、コ
スト低減を図ることができる。
【0071】請求項16のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、
前記ヘッドの側面に前記ノズルカバーを紫外線硬化型接
着剤で仮固定した構成としたので、ノズルカバーを装着
する際の固定治具が不要になり組付作業性が向上し、固
定を確実にできるので接着の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットヘッドの第1実施
例を示す分解斜視図
【図2】同インクジェットヘッドの要部断面図
【図3】本発明に係るインクジェットヘッドの第2実施
例を示す要部断面図
【図4】本発明に係るインクジェットヘッドの第3実施
例を示す要部断面図
【図5】本発明に係るインクジェットヘッドの第4実施
例を示す要部断面図であり、(a)はノズルカバー装着
途中の状態、(b)は装着後の状態を示す断面図
【図6】本発明に係るインクジェット記録装置の要部説
明図
【図7】図6の要部拡大説明図
【図8】本発明に係るインクジェットヘッドの第5実施
例を示す斜視図であり、(a)はノズルカバー装着途中
の状態、(b)は装着後の状態を示す断面図
【図9】本発明に係るインクジェットヘッドの第6実施
例におけるノズル形成部材の斜視図
【図10】本発明に係るインクジェットヘッドの第7実
施例におけるノズルカバーの斜視図
【図11】本発明に係るインクジェットヘッドの第8実
施例を示す斜視図
【図12】同実施例を示す模式的断面図
【符号の説明】 1…駆動ユニット、2…液室ユニット、3…ノズルカバ
ー、23…ノズルプレート、25…撥水処理面、26…
非撥水処理面、28…接着剤、38…ワイパー、40…
除電ブラシ、43,45,47…ノズルカバー、44…
ノズル形成部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 善久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村井 妙子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 角田 慎一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルを形成したノズル形成部材の表面
    に撥水処理を施したインクジェットヘッドにおいて、前
    記ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノ
    ズルカバーを備え、このノズルカバーと前記ノズル形成
    部材の周縁部の非撥水処理面とを接合したことを特徴と
    するインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、前記ノズル形成部材の非撥水処理面は前記ノ
    ズルカバーの開口部から露出しない領域に設けられてい
    ることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    ヘッドにおいて、前記非撥水処理面を化学的、機械的又
    は電気的に粗面化したことを特徴とするインクジェット
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 ノズルを形成したノズル形成部材を備え
    たインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部材
    の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノズルカバーを備
    え、このノズルカバーは前記ノズル形成部材の周縁部と
    駆動ユニットを構成している部材と接合したことを特徴
    とするインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 ノズルを形成したノズル形成部材を備え
    たインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部材
    の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノズルカバーを備
    え、このノズルカバーは弾性変形で前記ノズル形成部材
    と密着していることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 ノズルを形成したノズル形成部材の表面
    に撥水処理を施したインクジェットヘッドにおいて、前
    記ノズル形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノ
    ズルカバーを備え、このノズルカバーは他の部材と接合
    する接合剤が耐液性を有するエポキシ系接着剤からなる
    ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 ノズルを形成したノズル形成部材を有す
    るインクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装
    置において、前記インクジェットヘッドには前記ノズル
    形成部材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う導電性部材
    からなるノズルカバーを備え、装置本体側には非印字領
    域で前記インクジェットヘッドのノズルカバーを電気的
    に接地する除電手段を備えたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のインクジェット記録装
    置において、前記除電手段は、前記ノズル形成部材のノ
    ズル面のインクを拭き取るワイパー部材を導電性部材で
    形成してなることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載のインクジェット
    記録装置において、前記除電手段は、前記ノズル形成部
    材のノズル面に密着させる吸引キャップを導電性部材で
    形成してなることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録装置において、前記除電手段は、前記
    ノズルカバー及びノズル形成部材に非接触状態で除電す
    る除電ブラシからなることを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  11. 【請求項11】 ノズルを形成したノズル形成部材を備
    えたインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部
    材の周縁部とこのヘッドの側面を覆う熱収縮部材からな
    るノズルカバーを備えたことを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  12. 【請求項12】 ノズルを形成したノズル形成部材を備
    えたインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部
    材がヘッドの側面を覆う形状をなしていることを特徴と
    するインクジェットヘッド。
  13. 【請求項13】 ノズルを形成したノズル形成部材を備
    えたインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部
    材の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノズルカバーを備
    え、このノズルカバーの4つの側面の長さが異なること
    を特徴とするインクジェットヘッド。
  14. 【請求項14】 ノズルを形成したノズル形成部材を備
    えたインクジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部
    材の周縁部とこのヘッドの側面を覆うノズルカバーを備
    え、このノズルカバーをヘッド側面で仮固定する手段を
    備えたことを特徴とするインクジェットヘッド。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のインクジェットヘ
    ッドにおいて、前記ヘッドの側面に仮固定用の凸部又は
    凹部を設けたことを特徴とするインクジェットヘッド。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のインクジェットヘ
    ッドにおいて、前記ヘッドの側面に前記ノズルカバーを
    紫外線硬化型接着剤で仮固定したことを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
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