JPH10160845A - シンチレーションファイバ束の劣化診断装置およびその劣化診断方法、並びに放射線の深部線量測定装置の校正装置 - Google Patents

シンチレーションファイバ束の劣化診断装置およびその劣化診断方法、並びに放射線の深部線量測定装置の校正装置

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JPH10160845A
JPH10160845A JP8324258A JP32425896A JPH10160845A JP H10160845 A JPH10160845 A JP H10160845A JP 8324258 A JP8324258 A JP 8324258A JP 32425896 A JP32425896 A JP 32425896A JP H10160845 A JPH10160845 A JP H10160845A
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light
fiber bundle
scintillation fiber
scintillation
radiation
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JP8324258A
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English (en)
Inventor
Eisaku Teratani
英作 寺谷
Kunio Madono
邦雄 真殿
Kazunori Ikegami
和律 池上
Hiroshi Nishizawa
博志 西沢
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンチレーションファイバ束の放射線による
劣化を診断する。 【解決手段】 光源1から光2をシンチレーションファ
イバ4で構成されたシンチレーションファイバブロック
5の端面全面に照射し、各シンチレーションファイバ4
を透過する光2と、光2の紫外線成分によってシンチレ
ーションファイバ4から発光される光とが合成され像6
となる。この像6は像計測器7により計測された像6の
形状信号及び出力輝度信号となり、この信号は像処理装
置8により表示装置9の画面上で画像及び輝度分布とし
て表示される。この計測方法でシンチレーションファイ
バブロックが放射線の照射を受けていないときまたは放
射線の照射に対して劣化していないときに得られる光の
像と、上記シンチレーションファイバブロックが放射線
を受けた後の光の像とを比較して劣化を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンチレーション
ファイバ束の劣化診断装置及び劣化診断方法、並びに、
重イオン粒子線、軽粒子線、電子線、X線等の放射線の
深部線量を測定する深部線量測定装置の校正装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のNaIシンチレータの
劣化診断及び校正装置を示す構成図である。図11にお
いて、10は放射線、11は光電子増倍管、12は計測
器、13は標準線源、14はNaIシンチレータ、15
は増幅器である。
【0003】次に動作について説明する。 (1)放射線10をNaIシンチレータ14に照射す
る。 (2)放射線10を照射されたNaIシンチレータ14
はシンチレーション光を発生する。 (3)このシンチレーション光は、光電子倍増管11に
より電気信号に変換され、変換された電気信号は増幅器
15により増幅される。 (4)増幅された電気信号は計測器12に送信され、計
測器12は受信した電気信号によりNaIシンチレータ
14が受けた放射線量を測定する。
【0004】そして、上記装置は、標準線源13を用い
ることによりNaIシンチレータ14の劣化診断装置・
校正装置としても使用することができる。つまり、標準
線源により照射する放射線の線量を常に一定に保ち、計
測器12からの出力変動を観測することによってNaI
シンチレータ14の劣化診断を行うことができる。ま
た、その結果から、NaIシンチレータ14を校正する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は上述のよ
うに構成されているので、NaIシンチレータシンチレ
ータに代わって複数のシンチレーションファイバが密集
したシンチレーションファイバブロックを用いる場合
は、以下の問題があり、各々のシンチレーションファイ
バの劣化診断・校正は不可能であった。
【0006】(1)NaIシンチレータ14と同様な接
続をシンチレーションファイバに対して行うと信号の伝
送損失が生じる。 (2)全てのシンチレーションファイバを光電子増倍管
に接続するのは困難であり、複雑となる。 (3)標準線源13による放射線10をシンチレーショ
ンファイバブロックに照射しても、全てのシンチレーシ
ョンファイバに均一な線量を照射できない。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、シンチレーションファイバブロッ
クのシンチレーションファイバ一本毎の劣化を診断し、
また、放射線の深部線量測定装置を校正することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るシンチレーションファイバ束の劣
化診断装置は、シンチレーションファイバ束の端面に光
を照射する光源と、上記光源により上記シンチレーショ
ンファイバ束を透過した光と上記シンチレーションファ
イバ束に発生したシンチレーション光とを受光し、この
受光した光の像を計測する計測手段と、上記シンチレー
ションファイバ束が放射線の照射を受けていないときま
たは放射線の照射に対して劣化していないときに得られ
る光の像と、上記シンチレーションファイバ束が放射線
を受けた後の光の像とを比較して劣化を診断する比較手
段とを備えたしたものである。
【0009】(2)また、シンチレーションファイバ束
の端面に光を照射する光源と、上記光源により上記シン
チレーションファイバ束を透過した光と上記シンチレー
ションファイバ束に発生したシンチレーション光とを受
光し、この受光した光の像を計測する計測手段と、予め
光の透過特性とシンチレーション光の発光特性が計測さ
れた基準のシンチレーションファイバ束と、上記シンチ
レーションファイバ束から得られる光の像と、上記シン
チレーションファイバ束を上記基準のシンチレーション
ファイバ束に置き換えたときに得られる光の像とを比較
して劣化を診断する比較手段とを備えたものである。
【0010】(3)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は少なくとも可視光線領域の光を放出する光
源としたものである。
【0011】(4)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は紫外線を放出する光源としたものである。
【0012】(5)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は発光ダイオードを用いた光源とし、上記発
光ダイオードの前面に光拡散部材を設けたものである。
【0013】(6)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は夜光蛍光塗料を用いた光源としたものであ
る。
【0014】(7)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は写真用のフラッシュランプを用いた光源と
したものである。
【0015】(8)また、上記(1)または(2)にお
いて、光源は液晶バックライトを用いた光源としたもの
である。
【0016】(9)また、上記(1)〜(3),(5)
〜(8)のいずれか1項において、光源の前面に紫外線
領域の光を通過させるバンドパスフィルタを設けたもの
である。
【0017】(10)この発明に係る放射線の深部線量
測定装置の校正装置は、上記(1)〜(8)のいずれか
1項のシンチレーションファイバ束の劣化診断装置を用
いると共に、光源からの光を拡散する部材を備え、比較
手段は、上記光源から上記光拡散部材を通した場合に得
られる光の像と、上記光源から上記光拡散部材を通した
光を深部線量測定用のシンチレーションファイバ束に照
射した場合に得られる光の像とを比較し、その比較結果
から上記シンチレーションファイバ束の放射線の吸収線
量特性を校正するものである。
【0018】(11)また、上記(9)のシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を用い、比較手段は、深
部線量測定用のシンチレーションファイバ束に光源から
光を照射した場合に得られる光の像と基準のシンチレー
ションファイバ束に上記光源から光を照射した場合に得
られる光の像とを比較し、その比較結果から上記シンチ
レーションファイバ束の放射線の吸収線量特性を校正す
るものである。
【0019】(12)この発明に係るシンチレーション
ファイバ束の劣化診断方法は、シンチレーションファイ
バ束が放射線の照射を受けていないときまたは放射線の
照射に対して劣化していないときに、上記シンチレーシ
ョンファイバ束の端面に光を照射して、上記シンチレー
ションファイバ束を透過した光と上記シンチレーション
ファイバ束に発生したシンチレーション光とを受光し、
この受光した光の像を計測する第1の計測工程と、上記
シンチレーションファイバ束が放射線の照射を受けた後
に、この放射線の照射を受けたシンチレーションファイ
バ束の端面に光を照射して、上記放射線の照射を受けた
シンチレーションファイバ束を透過した光と上記放射線
の照射を受けたシンチレーションファイバ束に発生した
シンチレーション光とを受光し、この受光した光の像を
計測する第2の計測工程と、上記第1と第2の計測工程
で得られた計測結果を比較して上記シンチレーションフ
ァイバ束の劣化を診断する比較工程とを含むものであ
る。
【0020】(13)また、シンチレーションファイバ
束の端面に光を照射して、上記シンチレーションファイ
バ束を透過した光と上記シンチレーションファイバ束に
発生したシンチレーション光とを受光し、この受光した
光の像を計測する第1の計測工程と、予め光の透過特性
とシンチレーション光の発光特性が計測された基準のシ
ンチレーションファイバ束に光を照射して、上記基準の
シンチレーションファイバ束を透過した光と上記基準の
シンチレーションファイバ束に発生したシンチレーショ
ン光とを受光し、この受光した光の像を計測する第2の
計測工程と、上記第1と第2の計測工程で得られた計測
結果を比較して上記シンチレーションファイバ束の劣化
を診断する比較工程とを含むものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示す模
式図であり、1は光源、2は光源1からの光、4はシン
チレーションファイバ、5はシンチレーションファイバ
4をバンドル化したシンチレーションファイバブロッ
ク、6は光シンチレーションファイバブロック5を透過
してきた光2とシンチレーションファイバブロック5で
発光された光との合成された像、7は像6を計測する計
測手段である像計測器、8は像計測器7から信号を入力
し計測された像6を処理するための像処理装置、9は像
処理装置8から信号を入力し画像及び輝度分布を画面に
表示する表示装置である。
【0022】次に動作について説明する。光源1から光
2をシンチレーションファイバブロック5の端面全面に
照射すると、各シンチレーションファイバ4を透過する
光2と、光2の紫外線成分によってシンチレーションフ
ァイバ4から発光される光とが合成され像6となり、像
計測器7側に出力される。
【0023】この像6を像計測器7により計測し、計測
された像6の形状信号及び出力輝度信号を像処理装置8
により表示装置9に表示できる信号に変換し、この信号
に基づいて表示装置9は画像及び輝度分布を画面に表示
する。
【0024】画像および輝度分布の画面を図2に示す。
シンチレーションファイバの1本毎に光の強弱(出力輝
度信号)が表示され、全体が像(形状信号)となり輝度
分布で表される。
【0025】上記の操作を、放射線を照射されていない
シンチレーションファイバブロック5または劣化してい
ないシンチレーションファイバブロック5に対して行う
ことにより、各シンチレーションファイバ4の形状信号
及び出力輝度信号の初期値を得ることができる。
【0026】その後、シンチレーションファイバブロッ
ク5に放射線が照射され、この照射を受けたシンチレー
ションファイバブロック5に対しても同様な操作を行
い、そこで得られた形状信号及び出力輝度信号を上記初
期値と比較することにより、各シンチレーションファイ
バ4の劣化診断を容易に行うことができる。
【0027】この比較動作を説明する。図3は図2の画
面のA−Aの部分の位置の輝度分布(出力輝度信号の分
布状態)である。初期値と放射線照射を受けた後の出力
輝度信号とを比較することによりその差が大きいと劣化
が大きいと診断される。画面上にこの差(劣化分)のみ
を表示することもできる。
【0028】また、初期値、放射線照射後の値、劣化
分、劣化の度合い(比率)などを画面上のディジタル表
示することもできる。また、図2の2次元表示上に図3
の出力輝度信号をZ軸で表示した3次元表示も現在の画
像処理技術で容易にできる。
【0029】ここで、電子線・X線などの軽粒子線によ
って照射されたシンチレーションファイバブロック5の
劣化は、発光率の劣化より透過率の劣化の方が著しいの
で、光2は可視領域の任意な波長の光を用いて劣化診断
を行うことができる。
【0030】しかし、重粒子線においては、透過率の劣
化に加え発光率の劣化もあるので、光2を紫外線領域と
して、発光率と透過率を含めた劣化診断を行う。この場
合、紫外線照射によりシンチレーションファイバ内で発
光率に応じて発光し、その光は透過率に応じて端面まで
透過し、この透過した光の像が受光されるので、発光率
と透過率とを併せた劣化診断ができる。
【0031】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の
形態を示す模式図であり、1−1aはシンチレーション
ファイバブロック5の端面と同じ大きさ又はそれ以上の
大きさのプレート、1−1bはプレート1−1a上に敷
き詰められた複数のLED発光体、3はLED発光体1
−1bによって発光される光を拡散する光拡散硝子、1
6はバンドパスフィルターである。
【0032】次に動作について説明する。プレート1−
1a上に配置された各LED発光体1−1bからの発光
は、光拡散硝子3により拡散され、光2は広く均一な光
量を持つ光となる。但し重粒子線に対しては光2はバン
ドパスフィルターを通すことにより紫外線とする。
【0033】従って、シンチレーションファイバブロッ
ク5の全てのシンチレーションファイバ4に対して一定
量の光を安定に照射することができ、シンチレーション
ファイバブロック5の劣化を精度良く診断できる。
【0034】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の
形態を示す模式図であり、1−2はプレート1−1a上
に均一に塗布された夜光蛍光塗料である。
【0035】次に動作について説明する。プレート1−
1a上に配置された夜光蛍光塗料1−1bから発光によ
り光2は広く均一な光量を持つ光となる。但し重粒子線
による劣化に対しては光2はバンドパスフィルターを通
すことにより紫外線とする。
【0036】従って、シンチレーションファイバブロッ
ク5の全てのシンチレーションファイバ4に対して一定
量の光を安定に照射することができ、シンチレーション
ファイバブロック5の劣化を精度良く且つ簡単に診断で
きる。
【0037】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の
形態を示す模式図であり、1−3は一般に写真撮影に用
いられるフラッシュである。
【0038】次に動作について説明する。フラッシュ1
−3からの発光により光2は広く均一な且つ強度の光量
を持つ光となる。但し重粒子線に対しては光2はバンド
パスフィルターを通すことにより紫外線とする。
【0039】従ってシンチレーションファイバブロック
5の全てのシンチレーションファイバ4に対して一定量
の光を照射することができ、シンチレーションファイバ
ブロック5の劣化を精度良く診断できる。また、光2の
出力が大きいため光2以外のノイズ光の影響を抑えるこ
とができる。
【0040】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の
形態を示す模式図であり、1−4は液晶バックライトで
ある。
【0041】次に動作について説明する。液晶バックラ
イト1−4からの発光により光2は広く均一な光量を持
つ光となる。但し重粒子線に対しては光2はバンドパス
フィルターを通すことにより紫外線とする。
【0042】従って、シンチレーションファイバブロッ
ク5の全てのシンチレーションファイバ4に対して一定
量の光を照射することができ、シンチレーションファイ
バブロック5の劣化を精度良く診断できる。
【0043】実施の形態6.実施の形態1では、シンチ
レーションファイバブロック5が放射線の照射を受けて
いないときまたは放射線の照射に対して劣化していない
ときに得られる光の像と、上記シンチレーションファイ
バブロック5が放射線を受けた後の光の像とを比較する
ようにしたが、この実施の形態は、基準のシンチレーシ
ョンファイバブロックを設けてこの基準値と比較するも
のである。
【0044】この実施の形態を説明する。予め光の透過
特性とシンチレーション光の発光特性が計測された基準
のシンチレーションファイバブロックを設ける。この基
準のシンチレーションファイバブロックに光を照射した
場合の基準の光の像と、被試験体であるシンチレーショ
ンファイバブロックに光を照射した場合の光の像とを比
較し劣化を診断する。
【0045】比較方法は図3に示す方法と同様である
が、図3の初期値に代わって基準値となり、放射線照射
後の値は、放射線照射の有無に拘らず被試験体のシンチ
レーションファイバブロックから得られる値となる。
【0046】実施の形態7.上記の実施の形態はシンチ
レーションファイバブロックの劣化を診断する装置につ
いて説明したが、この実施の形態は、放射線を用いたが
ん治療装置の運転条件を決めるための深部線量を測定す
る深部線量測定装置の校正装置として上記実施の形態1
〜5の劣化診断装置を用いるものである。
【0047】以下、この発明の実施の形態6を図に基づ
いて説明する。図8はこの発明の実施の形態を示す模式
図であり、21は放射線発生装置で、放射線22を発生
する。
【0048】がん治療装置としては、シンチレーション
ファイバブロック5の位置に人体をおき人体の深部(患
部)に放射線を照射して治療を行うが、人体の深部にお
いて照射される放射線の線量を所定の線量にしておく必
要がある。
【0049】このため図8のように、シンチレーション
ファイバブロック5を人体が置かれる位置に置き、放射
線発生装置21から放射線22を発生させ、この放射線
22によりシンチレーションファイバブロック5がシン
チレーション光を発生し、このシンチレーション光が像
6となり、像計測器7で計測される。計測された像6の
形状信号及び出力輝度信号を像処理装置8により放射線
量分布として表示装置9に表示することにより、照射す
る放射線量を決定する。
【0050】ここで放射線によりシンチレーションファ
イバブロック5は放射線の照射により劣化する。この劣
化による放射線量の校正を行うために、前述の各実施の
形態(図1、図4〜図7)で示した劣化診断装置を校正
装置として用い校正を行う。
【0051】図9、図10により具体例を説明する。
(1)図9(a)のように光源1からの光2を半透明の
光拡散部材であるすりガラス17で光を拡散しその光の
像6を像計測器7で受光する。
【0052】(2)次に、図9(b)のように深部線量
測定用のシンチレーションファイバブロック5を配置
し、すりガラス17を透過した光がシンチレーションフ
ァイバブロック5の端面に入射し、シンチレーションフ
ァイバブロック5を透過した光と、シンチレーションフ
ァイバブロック5内で発光したシンチレータ光との合成
した光の像6を像計測器7で受光する。
【0053】(3)上記図9の(a)と(b)で得られ
た光の像を図10のようにして比較する。図10(a)
はシンチレーションファイバブロック5のシンチレーシ
ョンファイバA,B,C,・・・の位置の光量分布を示
すもので、入射光の分布が図9(a)で測定した場合の
光量の分布で、各シンチレーションファイバからの光量
分布が図9(b)で測定した場合の光量分布である。
【0054】(4)この両者の割合を図示のように60
%,40%,80%,70%,・・・とすると、入射光
を100とした場合の各シンチレーションファイバから
の光量分布は図10(b)のようになる。
【0055】(5)図10(c)のように、入射光を1
00とした場合光量と、入射光を100とした場合の各
シンチレーションファイバからの光量との差がハッチン
グで示した部分で補正の対象となる部分であり、この補
正分で補正することにより各シンチレーションファイバ
の校正をすることができる。
【0056】入射光が均一の場合は、図10(b)の光
量分布が得られ、図(c)のように補正し校正を行う。
【0057】実施の形態8.この実施の形態は、深部線
量測定装置の校正装置としてシンチレーションファイバ
束の放射線の吸収線量特性を校正する場合に、実施の形
態6で用いた基準のシンチレーションファイバブロック
を用いてこの基準値と比較するものである。
【0058】図示しないが、予め光の透過特性とシンチ
レーション光の発光特性が計測された基準のシンチレー
ションファイバブロックに光源からの光を照射した場合
に得られる光の像と、深部線量測定用のシンチレーショ
ンファイバブロックに光源から光を照射した場合に得ら
れる光の像とを比較することにより、その補正分が導出
され、その補正分で補正することにより校正することが
できる。
【0059】実施の形態9.上記の実施の形態ではシン
チレーションファイバブロック(シンチレーションファ
イバ束)の劣化診断について説明したが、線状や棒状の
シンチレータを多数配列したものにも適用でき、これも
シンチレーションファイバブロック(シンチレーション
ファイバ束)の範疇に入れている。
【0060】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、シンチレーショ
ンファイバ束が放射線の照射を受けていないときまたは
放射線の照射に対して劣化していないときに得られる光
の像と、上記シンチレーションファイバ束が放射線を受
けた後の光の像とを比較するようにしたので、この比較
によりシンチレーションファイバ束の劣化を診断するこ
とができる。
【0061】(2)また、基準のシンチレーションファ
イバ束に放射線を照射した場合に得られる光の像と光源
から光を照射した場合に得られる光の像とを比較するよ
うにしたので、この比較によりシンチレーションファイ
バ束の劣化を診断することができる。
【0062】(3)また、シンチレーションファイバ束
の無い場合と有る場合に得られる光の像とを比較するよ
うにしたので、この比較により放射線の深部線量測定装
置に用いるシンチレーションファイバ束の放射線の吸収
線量特性を校正することができる。
【0063】(4)また、シンチレーションファイバ束
に光を照射した場合に得られる光の像と基準のシンチレ
ーションファイバ束に光を照射した場合に得られる光の
像とを比較したので、この比較により放射線の深部線量
測定装置に用いるシンチレーションファイバ束の放射線
の吸収線量特性を校正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による形状信号と出
力輝度信号を画像表示した図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による形状信号と出
力輝度信号の要部を表示した図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による放射線の深度
線量測定装置の模式図である。
【図9】 この発明の実施の形態6によるシンチレーシ
ョンファイバ束の劣化診断装置を示す模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による光量分布示
す図である。
【図11】 従来のNaIシンチレータの劣化診断及び
校正装置を示す構成図である。
【符号の説明】 1 光源、 1−1a プレート、
1−1b LED発光体、 1−2 夜光蛍光塗
料、1−3 フラッシュ、 1−4 液晶バッ
クライト、2 光、 3 光拡散
硝子、4 シンチレーションファイバ、5 シンチレー
ションファイバブロック、(シンチレーションファイバ
束) 6 像、 7 像計測器、8 像
処理装置、 9 表示装置、10 放射
線、 11 光電子増倍管、12 計測
器、 13 標準線源、14 NaIシ
ンチレータ、 15 増幅器、16 バンドパスフィ
ルター、 21 放射線発生装置、22 放射線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沢 博志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンチレーションファイバ束の端面に光
    を照射する光源と、上記光源により上記シンチレーショ
    ンファイバ束を透過した光と上記シンチレーションファ
    イバ束に発生したシンチレーション光とを受光し、この
    受光した光の像を計測する計測手段と、上記シンチレー
    ションファイバ束が放射線の照射を受けていないときま
    たは放射線の照射に対して劣化していないときに得られ
    る光の像と、上記シンチレーションファイバ束が放射線
    を受けた後の光の像とを比較して劣化を診断する比較手
    段とを備えたシンチレーションファイバ束の劣化診断装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は少なくとも可視光
    線領域の光を放出する光源としたシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は紫外線を放出する
    光源としたシンチレーションファイバ束の劣化診断装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は発光ダイオードを
    用いた光源とし、上記発光ダイオードの前面に光拡散部
    材を設けたシンチレーションファイバ束の劣化診断装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は夜光蛍光塗料を用
    いた光源としたシンチレーションファイバ束の劣化診断
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は写真用のフラッシ
    ュランプを用いた光源としたシンチレーションファイバ
    束の劣化診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシンチレーションファ
    イバ束の劣化診断装置おいて、光源は液晶バックライト
    を用いた光源としたシンチレーションファイバ束の劣化
    診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜2,4〜7のいずれか1項に
    記載のシンチレーションファイバ束の劣化診断装置おい
    て、光源の前面に紫外線領域の光を通過させるバンドパ
    スフィルタを設けたシンチレーションファイバ束の劣化
    診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のシ
    ンチレーションファイバ束の劣化診断装置おいて、予め
    光の透過特性とシンチレーション光の発光特性が計測さ
    れた基準のシンチレーションファイバ束を設けると共
    に、比較手段は、被試験用のシンチレーションファイバ
    束から得られる光の像と、この被試験用のシンチレーシ
    ョンファイバ束を上記基準のシンチレーションファイバ
    束に置き換えたときに得られる光の像とを比較して劣化
    を診断する手段としたシンチレーションファイバ束の劣
    化診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    シンチレーションファイバ束の劣化診断装置を用いると
    共に、光源からの光を拡散する部材を備え、比較手段
    は、上記光源から上記光拡散部材を通した場合に得られ
    る光の像と、上記光源から上記光拡散部材を通した光を
    深部線量測定用のシンチレーションファイバ束に照射し
    た場合に得られる光の像とを比較し、その比較結果から
    上記シンチレーションファイバ束の放射線の吸収線量特
    性を校正する手段とした放射線の深部線量測定装置の校
    正装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のシンチレーションフ
    ァイバ束の劣化診断装置を用い、比較手段は、深部線量
    測定用のシンチレーションファイバ束に光源から光を照
    射した場合に得られる光の像と基準のシンチレーション
    ファイバ束に上記光源から光を照射した場合に得られる
    光の像とを比較し、その比較結果から上記シンチレーシ
    ョンファイバ束の放射線の吸収線量特性を校正する手段
    とした放射線の深部線量測定装置の校正装置。
  12. 【請求項12】 シンチレーションファイバ束が放射線
    の照射を受けていないときまたは放射線の照射に対して
    劣化していないときに、上記シンチレーションファイバ
    束の端面に光を照射して、上記シンチレーションファイ
    バ束を透過した光と上記シンチレーションファイバ束に
    発生したシンチレーション光とを受光し、この受光した
    光の像を計測する第1の計測工程と、上記シンチレーシ
    ョンファイバ束が放射線の照射を受けた後に、この放射
    線の照射を受けたシンチレーションファイバ束の端面に
    光を照射して、上記放射線の照射を受けたシンチレーシ
    ョンファイバ束を透過した光と上記放射線の照射を受け
    たシンチレーションファイバ束に発生したシンチレーシ
    ョン光とを受光し、この受光した光の像を計測する第2
    の計測工程と、上記第1と第2の計測工程で得られた計
    測結果を比較して上記シンチレーションファイバ束の劣
    化を診断する比較工程とを含むことを特徴とするシンチ
    レーションファイバ束の劣化診断方法。
  13. 【請求項13】 シンチレーションファイバ束の端面に
    光を照射して、上記シンチレーションファイバ束を透過
    した光と上記シンチレーションファイバ束に発生したシ
    ンチレーション光とを受光し、この受光した光の像を計
    測する第1の計測工程と、予め光の透過特性とシンチレ
    ーション光の発光特性が計測された基準のシンチレーシ
    ョンファイバ束に光を照射して、上記基準のシンチレー
    ションファイバ束を透過した光と上記基準のシンチレー
    ションファイバ束に発生したシンチレーション光とを受
    光し、この受光した光の像を計測する第2の計測工程
    と、上記第1と第2の計測工程で得られた計測結果を比
    較して上記シンチレーションファイバ束の劣化を診断す
    る比較工程とを含むことを特徴とするシンチレーション
    ファイバ束の劣化診断方法。
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