JPH10160077A - パイプと鋳型との間の連結 - Google Patents

パイプと鋳型との間の連結

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JPH10160077A
JPH10160077A JP9304382A JP30438297A JPH10160077A JP H10160077 A JPH10160077 A JP H10160077A JP 9304382 A JP9304382 A JP 9304382A JP 30438297 A JP30438297 A JP 30438297A JP H10160077 A JPH10160077 A JP H10160077A
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mold
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ハウジングの円錐形部分とパイプとの間のク
ランピングリングをばねの動作位置で支えるばねと相互
に作用し、パイプと、このパイプを包囲するクランピン
グリングの援助を具える鋳型との間の連結を提供するこ
と。 【解決手段】 クランピングリングはウェッジのように
ハウジング１０を有するパイプ１８を支える。クランピ
ングリング２０は、軸線方向ｘのクランピングリング上
で作用するばね部材３０によりウェッジ機能位置で保持
される。このばね部材３０はクランピングリング上に作
用する応力がなくても圧縮応力状態で閉ざすことができ
る。パイプ１８と鋳型１２との間の連結を構築するため
には、ハウジング１０を通過するロッキングクリップ３
２がハウジング１０から引き抜かれてばね部材３０を弛
ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの回りにあ
り且つ一端で円錐形に先細るハウジング内に配列され、
ハウジングの円錐形部分とパイプとの間のクランピング
リングをばねの動作位置で支えるらせん状のばねと相互
に作用するクランピングリングの援助を有するパイプと
鋳型との間の連結に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】このような連結は、公開公報ＤＥ３５２
５５０２により開示されており、シーリングを施す差し
込み式プラグのパイプジョイントとして設計される。
【０００３】このような既知の既知のクランピング連結
は、使用されるクランプ応力が制御不可能か或いは困難
を伴い、その結果もし過剰な応力が作用するとこの連結
は損傷を受けるか或いは破壊されることさえあり、又も
し作用する応力が不十分であると漏れのあるものとな
る。
【０００４】更にこのような連結の解除は複雑であり、
時には特別な工具を使用することによってのみ可能であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明は、作
用させるクランプ応力を規定した方法で設定することの
できる冒頭に示した型式の連結を提供する目的を基礎と
するものである。更に、連結の解除は容易且つ迅速にな
されるものとする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する方法
は、本発明により明細書前文に示したような連結を基礎
として、ハウジングが２つの位置間を移動できるロッキ
ングメンバを有し、際立つ位置においては圧縮ばねとし
てデザインされたらせん形のばねの進路に突き出し、圧
縮された圧縮ばね用のストップ（stop) を形成し且つク
ランピングリング上にばねが作用することを阻止する
が、第２位置においては際立つ構成部材が圧縮ばねを救
助し、ばねが俄に弛むことが可能となることを特徴とす
る。
【０００７】クランピングリングを停止させるために突
然及び俄に緩められる圧縮応力を加えられた圧縮ばねの
使用により、予め規定された応力が明確に使用できる。
圧縮ばねはロッキングクリップの動作により著しく容易
に解除され、それにより解除される予め規定されたばね
応力はいかなる方法にも影響されない。
【０００８】好適な圧縮ばねを選択することにより、使
用する応力が正確に決定され、連結されるべき部分に適
合される。
【０００９】実際の連結は、パイプとハウジングとの間
のクランピングリングの援助により生じ、連結部分が簡
単に鋳型から分離できるので、起こり得るクランプ連結
のいかなる解除にも問題は無く、その理由は連結の好適
な形状により、パイプを包囲するハウジング、クランピ
ングリング及び鋳型が、固定部材の援助により回転可能
且つ解除可能に鋳型上に固定されるからである。この固
定部材は簡単な動作で解除でき、そうすると鋳型は除去
でき、クランピングリングは剥き出しとなる。
【００１０】本発明の他の様相は、次に図面によってよ
り詳細に説明する好適な実施例の記載により明示する。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１によれば、管状ハウジング１
０は鋳型１２の端部に亘り掛合し、更に以下により詳細
に示すように、固定部材１４により前記部分に固着され
る。
【００１２】ハウジング１０は、鋳型１２から離間した
その端部に、ハウジング１０の自由端に向かって円錐形
に先細る内壁１６を有する。ハウジング１０のこの円錐
形に先細る部分には、円錐形の内壁１６に一致する円錐
形外周表面２２を有するクランピングリング２０が挿入
される。クランピングリング２０の内表面２４に、クラ
ンピングリング２０の回りを放射状に延びる形成突出物
２６を具える。クランピングリング２０上に配置される
ものは、軸線方向に動作するスリットであり、その外周
面に亘り付加的に配置される。これらのスリット（図面
には示さない）が、クランピングリング２０の放射方向
の圧縮性を助ける。
【００１３】鋳型１２と接するハウジング１０の部分に
おいて、軸線方向に配置されるものは、らせん形の圧縮
ばね３０である。この圧縮ばね３０の一端は、鋳型１２
の端部２８に接して位置し、他端でロッキングクリップ
３２にプレストレス付加の下において接しており、この
ロッキングクリップ３２はハウジング１０内の開口３４
を通過する。
【００１４】パイプ１８は、このパイプが鋳型１２と接
触するまで、クランピングリング２０及び圧縮ばね３０
がパイプ１８を包囲するようにハウジング１０に挿入さ
れる。
【００１５】パイプ１８の内壁上に配置されるものは、
支持スリーブ３６である。パイプ１８の端部に亘り掛合
する支持スリーブ３６上のフランジ３８は、パイプ１８
がハウジング１０に圧入されるときに、型端により損傷
を受けることから鋳型１２に挿入されるシーリングリン
グ４０を保護する。
【００１６】図３及び図４は固定部材１４のデザイン及
びハウジング内での固着部材の位置決めを示したもので
ある。
【００１７】固定部材１４は２個の全く同じ部分１４ａ
及び１４ｂから構成され、薄い材料でできた共に連結し
合うポイント１５から離れた環状フォーム内では、ある
程度は膨張できる。外周部分５０から内部に放射状に突
き出たキャッチメンバ４２は、固定部材１４が固定され
るときにハウジング１０内のスリット状開口４６を通過
する。この取り付け位置において、固定部材１４はハウ
ジング１０上に放射状に延びるグルーブ４８内に挿入さ
れ、キャッチメンバ４２は鋳型１２内に配置された放射
状に動作するグルーブ４４と掛合する。この選択された
配置により、ハウジング１０は回転可能な方法で鋳型１
２上に固定され、その結果パイプ１８が鋳型１２に連結
される前に、拘束クリップ（arresting clip) ３２は動
作を援助する位置に回転できる。
【００１８】組立体及びこの連結の動作原理は図１によ
り以下により詳細に説明する。
【００１９】第１に、クランピングリング２０がハウジ
ング１０に導入され、拘束クリップ３２がハウジング１
０内の開口３４に挿入される。圧縮ばね３０を固定した
後に、このばねはハウジング１０を鋳型１２上に押しつ
けることにより圧縮される。固定部材１４を固定するこ
とにより、ハウジング１０は鋳型１２上に固定され、そ
の結果圧縮ばね３０は鋳型１２の端部２８と際立つクリ
ップ３２との間のプレストレス付加位置に保持される。
【００２０】パイプ１８をハウジング１０へ押しつけた
後に、際立つクリップ３２はハウジング１０から引き抜
かれる。このとき、圧縮ばね３０は、クランピングリン
グ２０の端部の隣接した環状リム２１に対して直接近づ
き且つハウジング１０の円錐状に先細る内壁１６に接し
て圧縮するまで、弛緩する。同時に、軸方向に配置した
スリットにより援助されたクランピングリング２０は、
放射状に圧縮され、即ちこのリングの直径は小さくな
り、その結果、クランピングリング２０の内表面２４か
ら突き出した形成突出物２６はパイプ１８の表面内に連
結部材として押込められる。クランピングリング２０の
放射方向圧縮性により、何らの問題も無しにパイプ外径
の交差の差を補償することが可能である。
【００２１】圧縮ばね２０の規定されたプレストレス付
加により、そのくさび締め作用位置でクランピングリン
グ２０に作用するばね応力は予め決定され、連結に課さ
れた用件に従ってセットすることができる。
【００２２】クランピングリング２０のクランプ応力は
圧縮ばね３０の過剰な応力により保持される。この連結
に張力を負荷した状態の下では、クランピングリング２
０はハウジング１０の円錐形の内壁１６に対して付加的
に押当てられ、これによりクランピングリング２０放射
状に圧縮され、その結果パイプ１８に対してより強力に
押圧されさえもする。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による連結の部分的な長手方向断面を示
したものである。
【図２】図１の連結の端面図である。
【図３】図１の連結のハウジング部分の部分的な長手方
向断面図である。
【図４】図１のＡ−Ａ断面に沿って図１の連結の固定部
材の断面図である。
【符号の説明】
１０ 環状ハウジング １２ 鋳型 １４ 固定部材 １４ａ １４ｂと同一部分 １４ｂ １４ａと同一部分 １５ 連結点 １６ 内壁 １８ パイプ ２０ クランピングリング ２１ 環状リム ２２ 外周表面 ２４ 内表面 ２６ 形成突出物 ２８ 端部 ３０ らせん状圧縮ばね ３２ ロッキングクリップ ３４ 開口 ３６ スリーブ ３８ フランジ ４０ シーリングリング ４２ キャッチメンバ ４４ グルーブ ４６ スリット状開口 ４８ グルーブ ５０ 外周部分
フロントページの続き (72)発明者 ミシェール バンベルガー ドイツ連邦共和国 78262 ガイリンゲン トロッテンヴェーク ６ (72)発明者 ベルンド クリング ドイツ連邦共和国 78244 ゴットマディ ンゲン イム タル 15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 パイプ（１８）の回りにあり且つ一端で
    円錐形に先細るハウジング（１０）内に配列され、ハウ
    ジング（１０）の円錐形部分とパイプ（１８）との間の
    クランピングリング（２０）をばねの動作位置で支える
    らせん状のばねと相互に作用するクランピングリング
    （２０）の援助を有するパイプ（１８）と鋳型（１２）
    との間の連結において、ハウジング（１０）が２つの位
    置間を移動できるロッキングメンバ（３２）を有し、圧
    縮ばね（３０）としてデザインされたらせん形のばねの
    進路に突き出す拘束位置においては、圧縮された圧縮ば
    ね（３０）用のストップ（stop) を形成し且つクランピ
    ングリング（２０）上に前記ばねが作用することを阻止
    するが、第２位置においては拘束構成部材（３２）が圧
    縮ばね（３０）を開放して、そのばねを俄に緩むさせる
    ことを特徴とする連結。
  2. 【請求項２】 圧縮ばね（３０）が、ハウジング（１
    ０）上に配置されるストップ（２８）に抗してクランピ
    ングリング（２０）から離間したばねの端部で支持され
    ることを特徴とする請求項１に記載の連結。
  3. 【請求項３】 際立つ構成部材がロッキングクリップ
    （３２）としてデザインされ、開口（３４）内に案内さ
    れ、その結果この構成部材が圧縮ばね（３０）の軸線方
    向に対して直角をなして前後動できることを特徴とする
    請求項１及び２に記載の連結。
  4. 【請求項４】 パイプ（１８）と、鋳型（１２）と同様
    にクランピングリング（２０）を包囲するハウジング
    （１０）が、固定構成部材（１４）の援助により回転可
    能且つ開放可能に鋳型（１２）上に円錐形に先細る部分
    から離間した鋳型の端部で固定されることを特徴とする
    請求項１に記載の連結。
  5. 【請求項５】 固定連結部材（１４）が２個の同一且つ
    膨張可能な部分（１４ａ、１４ｂ）及び外周部分（５
    ０）を有しての部分は、内部に突出したキャッチ構成部
    材（４２）を有し、この部材はハウジング（１０）内の
    スリット状開口（４６）を通過し、かつハウジング（１
    ０）上に放射状に延びるグルーブ（４４）に掛合するこ
    とを特徴とする請求項３に記載の連結。
  6. 【請求項６】 クランピングリング（２０）がパイプ
    （１８）に面するリングの内表面（２４）上に連結部材
    （２６）を形成する突出物を有することを特徴とする請
    求項１乃至５に記載の連結。
  7. 【請求項７】 互いに放射状に押し合うようにデザイン
    されたクランピングリング（２０）が、外周面の回りに
    配置された軸線方向スリットを有することを特徴とする
    請求項１乃至６に記載の連結。
JP30438297A 1996-11-07 1997-11-06 パイプと鋳型との間の連結 Expired - Lifetime JP3170567B2 (ja)

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CA (1) CA2218801A1 (ja)
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IL (1) IL122074A (ja)
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