JPH10154907A - 衛星通信用移動局装置 - Google Patents

衛星通信用移動局装置

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JPH10154907A
JPH10154907A JP31204896A JP31204896A JPH10154907A JP H10154907 A JPH10154907 A JP H10154907A JP 31204896 A JP31204896 A JP 31204896A JP 31204896 A JP31204896 A JP 31204896A JP H10154907 A JPH10154907 A JP H10154907A
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JP
Japan
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antenna
reception level
azimuth
rotation
driving
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JP31204896A
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English (en)
Inventor
Yuji Masuyama
祐士 増山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に衛星方位を精度良く捕捉するための
衛星通信用移動局装置を得る。 【解決手段】 初期捕捉動作として、一定速度でアンテ
ナを駆動した状態で得られる受信レベルを移動平均処理
により平滑化及び平滑化微分し、受信レベル平滑化微分
値がゼロクロスしたときの角度をゼロクロス前後の値を
用いて直線補間により求め、更に平滑化波形と直線補間
により求めた受信レベルピーク位置に対して、最小二乗
法を適用し、受信レベルピークを検出する機能をコント
ローラに持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主に静止衛星を利
用した衛星通信用移動局装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地上系の通信システムを補完する目的と
して新しいサービスを目指して種々の移動体に対する衛
星通信システムが計画されている。例えば、日刊工業新
聞社発行の「移動体通信のはなし」、前田、林 著、p
p194〜195(1991)に示されるような、カナ
ダと米国が共同で進めているMSATシステムなどがあ
る。MSATシステムでは移動局側に無指向性アンテナ
あるいは追尾型アンテナを用いている。
【0003】まず、従来の移動体衛星通信システムにつ
いて説明する。図11は従来の移動体衛星通信システム
の一例を示す図である。図11において1は静止衛星、
2a、2bは固定基地局、3a、3bは静止衛星に対向
している基地局のアンテナ、4a、4bは移動体であ
り、4aは車両、4bは船舶である。5a、5bは移動
体に取り付けられた、後述するアンテナも含む衛星通信
用移動局装置であり、5aは例えば車両4aの屋根に取
り付けられており、車両4aの移動にかかわらずアンテ
ナが常に静止衛星1と対向するように追尾する構成とな
っている。
【0004】図11に示すシステムにおいては、静止衛
星1を介して、固定基地局2a、2bと車両4a、船舶
4b間で通信が行われ、車両4aと船舶4b間において
も静止衛星1を介して通信が行われる。なお、衛星通信
用移動局装置5a、5bの衛星追尾方式としては、角速
度センサによる移動体の進行方向、動揺の補正とステッ
プトラック追尾を併用した方式が良く使われている。
【0005】次に上記した衛星通信用移動局装置5につ
いて説明する。図12は、従来の衛星通信用移動局装置
5の一例を示す概略構成図である。図12において、6
は衛星仰角範囲で所定の利得を有するアンテナ、7はア
ンテナ6にて受信した衛星からの信号より受信レベルの
検出を行う受信機、8はアンテナ6のビーム方向とレー
トセンサーとの関係を検出するゼロ位置検出部、9は後
述するコントローラからの制御信号によりアンテナ6を
駆動する駆動部、10はアンテナ6を含む衛星通信用移
動局装置5が搭載されている移動体のロール方向の変化
を検出するロールレートセンサー、11は上記移動体の
ピッチ方向の変化を検出するピッチレートセンサー、1
2は上記移動体のヨー方向の変化を検出するヨーレート
センサー、13はロールレートセンサー10にて検出し
たロールレート信号、14はピッチレートセンサー11
にて検出したピッチレート信号、15はヨーレートセン
サー12にて検出したヨーレート信号、16は受信レベ
ル、17はアンテナ6のビーム方向とレートセンサーと
の関係を検出した際に出力されるゼロ位置信号、18は
後述するコントローラから駆動部9への制御信号、19
は上記3個のレートセンサー10、11、12にて検出
したレート信号13、14、15と受信機7からの受信
レベル16を使用して衛星方向を捕捉、追尾するために
制御信号18を駆動部9に出力するコントローラであ
る。
【0006】図13は、ステップトラック追尾方法の一
例を示す図である。図13において、20は受信レベル
変化軸、21はアンテナ6の方位角変化軸、22はステ
ップトラック開始点、23はアンテナ6の方位角の変化
による受信レベルの変化を示すカーブ、24は現在位置
での受信レベル、25はステップトラックにより現在位
置からアンテナ6の方位角を時計回り方向に一定角度
(θ)移動したときの受信レベル、26は時計回り方向
に一定角度(θ)移動した位置からアンテナ6の方位角
を反時計回りに一定角度(2θ)駆動したときの受信レ
ベルである。
【0007】次に動作について説明する。装置が起動し
たらゼロ位置検出部8によりアンテナ6のビーム方向と
レートセンサーとの関係が検出される。その後、移動体
の動揺、進行方向の変化に対してアンテナ6のビーム方
向が空間的に一定方向になるように、レートセンサーか
らのレート信号を使用した動揺、旋回補正処理が開始さ
れる。コントローラ19は、まず、後述する初期捕捉を
行い、その後、受信レベル16を使用したステップトラ
ック追尾に遷移し、衛星方向を追尾し続けるように動作
する。また、ステップトラック追尾を開始したら受信レ
ベル16とステップトラック開始点22を逐次比較し、
受信レベル16がステップトラック開始点22以下にな
ったらアンテナ6の駆動を開始し、受信レベル16がス
テップトラック開始点22以上であればアンテナ6の駆
動は行わないようになっている。
【0008】受信レベル16がステップトラック開始点
以下になったら現在位置での受信レベル24を測定した
後、時計回り方向にアンテナ6の方位角を一定角度
(θ)駆動して受信レベルのばらつきを平滑化するため
に一定時間停止し受信レベル25を測定する。その後、
停止位置からアンテナ6の方位角を反時計回り方向に一
定角度(2θ)駆動して受信レベルのばらつきを平滑化
するために一定時間停止し受信レベル26を測定する。
このとき得られた3方向での受信レベル測定値を比較し
て、受信レベル最大の方向にアンテナ6の方位角を向け
ることによりステップトラック追尾を行っている。ステ
ップトラック追尾にてアンテナ6の方位角を駆動する方
向および駆動量はあらかじめコントローラ19に記憶さ
れている。
【0009】次に、初期捕捉について説明する。衛星通
信用移動局装置が通電されると、まず、初期捕捉動作に
より、衛星の位置を検出し、その後追尾動作に移行して
いく。図14はコントローラ19内の従来の初期捕捉動
作の一例を示すフローチャート、図15は図14に示す
フローチャートを説明するためのアンテナ6の方位角の
変化と受信レベルの変化を示した図である。
【0010】図14において27は捕捉のためにアンテ
ナの方位角を一定方向に一回転させる駆動パターンを発
生するステップ、28はアンテナの方位角を基準として
動揺、旋回補正処理を開始するステップ、29はステッ
プ27とステップ28を合成してアンテナ6を実際に駆
動するステップ、30は受信レベルが入力されたか否か
を判断するステップ、31はアンテナ6が空間的に一回
転したか否かを判断するステップ、32は受信レベルを
受信するごとにアンテナの方位角と受信レベルを蓄積す
るステップ、33はアンテナの駆動を停止するステッ
プ、34は蓄積している受信レベルから、最大受信レベ
ルを示すアンテナの方位角を検出するステップ、35は
検出した受信レベルピーク位置にアンテナ6を駆動し、
初期捕捉を完了するステップである。
【0011】図15において36はアンテナ6を駆動し
たときに、受信機7より出力される受信レベル、37は
アンテナ6を空間的に一回転させたときに得られた受信
レベルの最大点であり、捕捉完了位置である。図におい
て他図と同一番号は同一のものである。
【0012】次に、初期捕捉の動作について説明する。
コントローラ19は、初期捕捉を開始するとステップ2
7で初期捕捉のためのアンテナ駆動パターンを発生し、
ステップ28の動揺補正処理を行いながら、ステップ2
9にてアンテナ6を一定方向に一回転駆動する。ステッ
プ30で受信されているかどうかを判断し、ステップ3
2でアンテナの方位角と受信レベル36を蓄積する。ス
テップ31でアンテナ6が空間的に一回転したことを検
出したら、ステップ33でアンテナ6の駆動を停止し、
蓄積している受信レベル36の中から、受信レベル最大
点37をステップ34で求める。その後、ステップ35
にて、ステップ34で求めた方位角に、アンテナ6を駆
動して初期捕捉完了とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星通信用移動
局装置は以上のように構成されており、初期捕捉開始か
ら初期捕捉完了までの時間を短くするために、アンテナ
の駆動速度を速くすると、受信レベルのサンプリング角
度が大きくなり、精度の良い受信レベルデータが得られ
なくなる。逆に、精度の良い受信レベルデータを得るた
めには、アンテナの駆動速度を遅くしなければならなか
った。また、アンテナを一回転駆動するだけでは、角速
度センサの誤差を精度よく補正することができなかっ
た。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、初期捕捉のためのアンテナ駆
動速度を落とすことなく、高精度かつ、容易に初期捕捉
が可能な衛星通信用移動局装置を得ることを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明による衛星通
信用移動局装置は、コントローラ内で、移動体の動揺、
及び旋回運動に対しては、動揺、旋回補正処理でアンテ
ナのビーム方向が空間的に一定方向を示すようにし、ま
た衛星を捕捉するために、アンテナの方位角を一定速度
で一回転させる初期捕捉駆動パターンを発生するステッ
プと、駆動部にアンテナの方位角の等速の駆動量を制御
信号として出力するステップと、受信レベルが入力され
たか否かを判断するステップと、アンテナが空間的に一
回転したか否かを判断するステップと、アンテナの方位
角の変化により得られる受信レベルと受信レベルが得ら
れたときのアンテナの方位角を蓄積するステップと、ア
ンテナの駆動を停止するステップと、蓄積している受信
レベルから、最大受信レベルを示すアンテナの方位角を
検出するステップと、最大受信レベル近傍で最小二乗法
により受信レベルピークを算出するステップと、算出し
た最大受信レベルピーク位置にアンテナを駆動し、初期
捕捉を完了するステップからなる初期捕捉動作をするよ
うにしたものである。
【0016】また、第2の発明による衛星通信用移動局
装置は、コントローラ内で、衛星を捕捉するために、適
当な受信レベル最小値を最大ピークレベルとして初期化
設定するステップと、アンテナの方位角を一定速度で一
回転させる初期捕捉駆動パターンを発生するステップ
と、移動体の動揺、及び旋回運動に対して、アンテナの
ビーム方向が空間的に一定方向を示すように動揺、旋回
補正処理を発生させるステップと、駆動部にアンテナの
方位角の駆動量を制御信号として出力するステップと、
受信レベルが入力されたか否かを判断するステップと、
アンテナの方位角の変化により得られる受信レベルと受
信レベルが得られたときのアンテナの方位角を蓄積する
ステップと、駆動パターン発生中に取得した受信レベル
を平滑化するステップ及び、平滑化微分するステップ
と、平滑化微分値がゼロより小さいか否かを判断するス
テップと、一回前の平滑化微分値がゼロ以上か否かを判
断するステップと、平滑化微分出力値がゼロクロスした
方位角を直線補間により求めるステップと、その時のピ
ークレベルを最小二乗法により求めるステップと、現在
までに取得した初期捕捉駆動パターン中の最大ピークレ
ベルと最新のピークレベルを比較するステップと、初期
捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転したことを
判断するステップと、アンテナの方位角の駆動を停止す
るステップと、アンテナの方位角が一回転する間に得ら
れた最大ピークレベルの位置にアンテナを駆動し、初期
捕捉を完了するステップからなる初期捕捉動作をするよ
うにしたものである。
【0017】また、第3の発明による衛星通信用移動局
装置は、コントローラ内で、衛星を捕捉するために、ア
ンテナの方位角を一定速度で一回転させる初期捕捉駆動
パターンを発生するステップと、移動体の動揺、及び旋
回運動に対して、アンテナのビーム方向が空間的に一定
方向を示すように動揺、旋回補正処理を発生させるステ
ップと、駆動部にアンテナの方位角の駆動量を制御信号
として出力するステップと、受信レベルが入力されたか
否かを判断するステップと、アンテナの方位角の変化に
より得られる受信レベルと受信レベルが得られたときの
アンテナの方位角を蓄積するステップと、アンテナ方位
角の駆動が一回転目か否かを判断するステップと、初期
捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転したことを
判断するステップと、アンテナの方位角が、最初の一回
転をする間に得られた受信レベルから、最大レベル、そ
のときの位置及び、時間を検出するステップと、二回転
目の間に得られた受信レベルから最大レベル、そのとき
の位置及び、時間を算出するステップと、アンテナの方
位角の駆動を停止するステップと、一回転目と二回転目
の受信レベルピーク位置の誤差を検出し、角速度センサ
の基準誤差を算出するステップと、角速度センサの基準
誤差を補正した二回目の受信レベルピーク位置を算出す
るステップと、角速度センサの基準誤差を補正した二回
目の受信レベルピーク位置にアンテナを駆動し、初期捕
捉を完了するステップからなる初期捕捉動作をするよう
にしたものである。
【0018】また、第4の発明による衛星通信用移動局
装置は、コントローラ内で、衛星を捕捉するために、ア
ンテナの方位角を一定速度で一回転させる初期捕捉駆動
パターンを発生するステップと、移動体の動揺、及び旋
回運動に対して、アンテナのビーム方向が空間的に一定
方向を示すように動揺、旋回補正処理を発生させるステ
ップと、駆動部にアンテナの方位角の駆動量を制御信号
として出力するステップと、受信レベルが入力されたか
否かを判断するステップと、アンテナの方位角の変化に
より得られる受信レベルと受信レベルが得られたときの
アンテナの方位角を蓄積するステップと、アンテナ方位
角の駆動が一回転目か否かを判断するステップと、初期
捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転したことを
判断するステップと、アンテナの方位角が、最初の一回
転をする間に得られた受信レベルから、最大レベル、そ
のときの位置及び、時間を検出するステップと、二回転
目の間に得られた受信レベルから最大レベル、そのとき
の位置及び、時間を算出するステップと、最大受信レベ
ル近傍で最小二乗法により受信レベルピークを算出する
ステップと、最小二乗法で得られた、一回転目の受信レ
ベルピーク位置及び、時間を記憶するステップと、最小
二乗法で得られた、二回転目の受信レベルピーク位置及
び、時間を記憶するステップと、アンテナの方位角の駆
動を停止するステップと、一回転目と二回転目の受信レ
ベルピーク位置の誤差を検出し、角速度センサの基準誤
差を算出するステップと、角速度センサの基準誤差を補
正した二回目の受信レベルピーク位置を算出するステッ
プと、角速度センサの基準誤差を補正した二回目の受信
レベルピーク位置にアンテナを駆動し、初期捕捉を完了
するステップからなる初期捕捉動作をするようにしたも
のである。
【0019】また、第5の発明による衛星通信用移動局
装置は、コントローラ内で、衛星を捕捉するために、適
当な受信レベル最小値を最大ピークレベルとして初期化
設定するステップと、アンテナの方位角を一定速度で一
回転させる初期捕捉駆動パターンを発生するステップ
と、移動体の動揺、及び旋回運動に対して、アンテナの
ビーム方向が空間的に一定方向を示すように動揺、旋回
補正処理を発生させるステップと、駆動部にアンテナの
方位角の駆動量を制御信号として出力するステップと、
受信レベルが入力されたか否かを判断するステップと、
アンテナの方位角の変化により得られる受信レベルと受
信レベルが得られたときのアンテナの方位角を蓄積する
ステップと、駆動パターン発生中に取得した受信レベル
を平滑化するステップ及び、平滑化微分するステップ
と、平滑化微分値がゼロより小さいか否かを判断するス
テップと、一回前の平滑化微分値がゼロ以上か否かを判
断するステップと、平滑化微分出力値がゼロクロスした
方位角を直線補間により求めるステップと、その時のピ
ークレベルを最小二乗法により求めるステップと、現在
までに取得した初期捕捉駆動パターン中の最大ピークレ
ベルと最新のピークレベルを比較するステップと、アン
テナ方位角の駆動が一回転目か否かを判断するステップ
と、初期捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転し
たことを判断するステップと、最小二乗法で得られた、
一回転目の受信レベルピーク位置及び、時間を記憶する
ステップと、最小二乗法で得られた、二回転目の受信レ
ベルピーク位置及び、時間を記憶するステップと、アン
テナの方位角の駆動を停止するステップと、一回転目と
二回転目の受信レベルピーク位置の誤差を検出し、角速
度センサの基準誤差を算出するステップと、角速度セン
サの基準誤差を補正した二回目の受信レベルピーク位置
を算出するステップと、角速度センサの基準誤差を補正
した二回目の受信レベルピーク位置にアンテナを駆動
し、初期捕捉を完了するステップからなる初期捕捉動作
をするようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1のコン
トローラ19の動作を示すフローチャートである。ま
た、図2は、実施の形態1を説明するためのアンテナ6
の方位角の変化と受信レベルの変化を示した図である。
【0021】図1において、38は駆動パターン発生中
に取得した受信レベルから最小二乗法によりピークレベ
ルを計算するステップ、図2において、39は、最小二
乗法によって得られた、二次曲線近似の受信レベルパタ
ーン、40はステップ39で得られた受信レベルパター
ンのピーク点、41はピークレベル40のときの方位角
である。図1、図2において、他図と同一番号は同一の
ものを示す。
【0022】次に動作について説明する。コントローラ
19は、初期捕捉を開始するとステップ27で初期捕捉
のためのアンテナ駆動パターンを発生し、ステップ28
の動揺・旋回補正処理を行いながら、ステップ29に
て、アンテナ6を一定方向に一回転等速駆動する。ステ
ップ30で受信されているかどうかを判断し、ステップ
32でアンテナ6の方位角と受信レベル36を蓄積す
る。ステップ31でアンテナ6が空間的に一回転したこ
とを検出したら、ステップ33でアンテナ6の駆動を停
止し、蓄積している受信レベル36の中から、受信レベ
ル最大点37をステップ34で求める。ステップ38で
は、受信レベル最大点37を中心に適当に前後数点の受
信レベルデータを用いて、最小二乗法により、受信レベ
ルパターン39を推定し、そのときのピーク値40及
び、ピークのときの方位角41を算出する。図2では、
一例として、アンテナ6の受信レベルパターンを二次曲
線に近似している。その後、ステップ35にて、ステッ
プ38で求めた方位角に、アンテナ6を駆動して初期捕
捉完了とする。
【0023】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2のコントローラ19の動作を示すフローチャート
である。また、図4(a)(b)は、実施の形態2を説
明するためのアンテナ6の方位角の変化と受信レベルの
変化を示した図である。
【0024】図3において、38は適当な受信レベル最
小値を最大ピークレベルとして初期化設定するステッ
プ、39はアンテナの方位角を一定速度で一回転させる
初期捕捉駆動パターンを発生するステップ、40は移動
体の動揺、及び旋回運動に対して動揺、旋回補正処理を
行うステップ、41は駆動部9にアンテナ6の方位角の
駆動量を制御信号として出力するステップ、42は受信
レベル信号16が入力されたか否かを判断するステッ
プ、43はアンテナ6の方位角の変化により得られる受
信レベルと受信レベルが得られたときのアンテナ6の方
位角を蓄積するステップ、44は駆動パターン発生中に
取得した受信レベルを平滑化するステップ、45は駆動
パターン発生中に取得した受信レベルを平滑化微分する
ステップ、46は平滑化微分の値がゼロより小さいか否
かを判断するステップ、47は一回前の平滑化微分の値
がゼロ以上か否かを判断するステップ、48は平滑化微
分出力値がゼロクロスした方位角を直線補間により求め
るステップ、49は平滑化微分出力値がゼロクロスした
ときのピークレベルを最小二乗法で求めるステップ、5
0は現在までに取得した初期捕捉駆動パターン中の最大
ピークレベルと最新のピークレベルを比較するステッ
プ、51は現在までに取得した初期捕捉駆動パターン中
の最新のピークレベルを最大ピークレベルとして、ま
た、そのときの方位角を最大ピークレベルとして設定す
るステップ、52はアンテナ6が空間的に一回転したか
否かを判断するステップ、53はアンテナ6の方位角の
駆動を停止するステップ、54は最大ピークレベルの位
置にアンテナ6の方位角を向けるように駆動部9に制御
信号を出力するステップ、55は受信レベルピーク位置
のときのアンテナ6の方位角を初期捕捉完了位置とする
ステップである。
【0025】図4(a)において、56は現在より6個
前の受信レベルデータLn−6(dB)、57は現在よ
り5個前の受信レベルデータLn−5(dB)、58は
現在より4個前の受信レベルデータLn−4(dB)、
59は現在より3個前の受信レベルデータLn−3(d
B)、60は現在より2個前の受信レベルデータLn−
2(dB)、61は現在より1個前の受信レベルデータ
Ln−1(dB)、62は最新の受信レベルデータLn
(dB)、63はアンテナ6が示す真のアンテナパター
ンである。図4の(b)においては、64は受信レベル
及び受信レベル微分値の変化軸、65は現在より6個前
の平滑化された受信レベルデータLvn−6(dB)、
66は現在より5個前の平滑化された受信レベルデータ
Lvn−5(dB)、67は現在より4個前の平滑化さ
れた受信レベルデータLvn−4(dB)、68は現在
より3個前の平滑化された受信レベルデータLvn−3
(dB)、69は現在より2個前の平滑化された受信レ
ベルデータLvn−2(dB)、70は現在より1個前
の平滑化された受信レベルデータLvn−1(dB)、
71は最新の平滑化された受信レベルデータLvn(d
B)、72は時点n−4での平滑化微分値dLv−4
(dB/sec)、73は時点n−3での平滑化微分値
dLv−3(dB/sec)、74は時点n−4でのア
ンテナ6の方位角Bsn−4(deg)、75は時点n
−3でのアンテナ6の方位角Bsn−3(deg)、7
6は受信レベルの平滑化微分値を線形補間して得られた
直線、77は直線72が方位角の変化軸と交わる点、す
なわちゼロクロス点Bs(deg)、78は最小二乗法
で得られた二次曲線近似の受信レベルパターンである。
図4の(a)(b)において他図と同一番号は同一のも
のである。
【0026】次に動作について説明する。コントローラ
19は初期捕捉を開始すると、ステップ42で適当な受
信レベル最小値を受信レベルの最大値として初期化設定
する。ステップ37で初期捕捉のためのアンテナ方位角
駆動パターンを発生し、ステップ28で動揺、旋回補償
処理を行いながら、ステップ29でアンテナ6を一定方
向に等速駆動する。等速駆動中、ステップ30で受信レ
ベル信号16が受信機7よりコントローラ19に入力さ
れているか否かを判断しながら、ステップ32で受信レ
ベル信号16とそのときのアンテナ6の方位角を蓄積
し、ステップ43で平滑化処理、ステップ44で平滑化
微分処理を行う。ステップ45では、ステップ44で出
力された平滑化微分値がゼロより小さいか否か判断し、
小さい場合、ステップ46で1回前の平滑化微分値がゼ
ロ以上か否かを判断する。ステップ46でYESの判断
がなされた場合、ステップ47で直線補間により平滑化
微分値のゼロクロス点を求め、ステップ38でゼロクロ
ス点近傍で最小二乗法による、受信レベルの二次曲線近
似を行い、受信レベルのピーク値を算出する。ステップ
48で、ステップ38から出力された最新のピークレベ
ル値が、現在までに取得した最大のピークレベルより大
きいか否かを比較し、大きい場合、ステップ49で、最
新のピークレベル検出角度を最大ピークレベル角度に、
最新のピークレベルを最大ピークレベルとして設定す
る。ステップ31でアンテナ6が空間的に一回転したか
否かを判断し、YESの場合、ステップ33でアンテナ
6の方位角駆動を停止し、ステップ35で、ステップ4
9にて設定した方位角にアンテナ6を駆動し、初期捕捉
動作の完了となる。
【0027】次に、ステップ43からステップ49の実
際の処理手段について、図2を用いて説明する。ステッ
プ43で受信レベル、及びそのときの方位角をデータと
して蓄積するが、各データは雑音を含んでおり、図2
(a)の56から62に示す通り、そのままの値を使用
して、真のアンテナパターン63を推定すると精度が悪
くなる。そこで、ステップ44で数1に示す平滑化、ス
テップ45で数2に示す平滑化微分を行い、各データの
雑音を除去する。数1、数2では、一例として、7点の
受信レベル時系列データ56から62(Ln−6,Ln
−5,・・・,Ln−1,Ln)に重み付けをした移動
平均により、平滑化を行っている。平滑化後の受信レベ
ルデータが図4(b)の65から71(Lvn−6,L
nv−5,・・・,Lvn−1,Lvn)に相当する。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】ステップ45で求めたゼロクロス点前後の
平滑化された受信レベルデータ72(dLvn−4)、
データ73(dLvn−3)及び、そのときの方位角デ
ータ74(Bsn−4)、データ75(Bsn−3)を
もとに、ステップ48ではゼロクロス点77(Bs)を
求める。時点n−3とn−4の間で微分波形は線形であ
ると仮定すると、図4(b)の直線76が得られる。こ
の直線76と方位角の変化軸21の交点が、受信レベル
のピーク点37のときの方位角を示すゼロクロス点77
(Bs)となるから、数3により、ゼロクロス点77を
求めることができる。
【0031】
【数3】
【0032】ステップ49では、ステップ48で求めた
ゼロクロス点77前後の平滑化受信レベルデータを用い
て、受信レベルパターン78を推定する。このとき、最
小二乗法により、受信レベルパターンを二次曲線と仮定
して、ゼロクロス点77での受信レベルピーク37を算
出する。
【0033】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3のコントローラ19の動作を示すフローチャート
である。また、図6は、実施の形態3を説明するための
アンテナ6の方位角の変化と受信レベルの変化を示した
図である。
【0034】図5において、72はアンテナ6の駆動が
1回転目か否かの判断をするステップ、73は一回転目
の受信レベルピーク位置、時間を記憶するステップ、7
4は二回転目の受信レベルピーク位置、時間を記憶する
ステップ、75は角速度センサの基準誤差Δγ(deg
/sec)を算出するステップ、76は二回転目の最大
受信レベルピーク位置を補正するステップである。図6
において、77は一回転目の受信レベルピーク点、78
は一回転目の受信レベルピークのときの方位角Bs1
(deg)、79は二回転目の受信レベルピーク点、8
0は二回転目の受信レベルピークのときの方位角Bs2
(deg)、81は一回転目のピーク位置78と二回転
目のピーク位置80の差である。図5、図6において他
図と同一番号は同一のものである。
【0035】次に動作について説明する。コントローラ
19は、初期捕捉を開始するとステップ27で初期捕捉
のためのアンテナ駆動パターンを発生し、ステップ28
の動揺・旋回補正処理を行いながら、ステップ29に
て、アンテナ6を一定方向に一回転等速駆動する。ステ
ップ30で受信されているかどうかを判断し、ステップ
32でアンテナ6の方位角と受信レベル36を蓄積す
る。ステップ72で一回転目か否か、ステップ31で空
間的に一回転したか否かを判断し、ともにYESの場
合、ステップ73で一回転目の受信レベルピーク位置7
8及び、そのときの時間を記憶する。アンテナ6が二回
転目を終了した場合、すなわち、ステップ72でNO、
ステップ31でYESの判断がなされたときは、ステッ
プ74で二回転目の受信レベルピーク位置79及び、そ
のときの時間を記憶し、ステップ33でアンテナ6の駆
動を停止する。アンテナ6が空間的に一回転していない
ときは、ステップ29に戻り、方位角の等速駆動を継続
する。ステップ75では、ステップ73とステップ74
で得たデータをもとに角速度センサの基準誤差Δγ(d
eg/sec)を算出する。図6において、初期捕捉開
始位置から、一周目の受信レベルピーク位置78に到達
するまでの時間をTd1(sec)、同じく初期捕捉開
始位置から、二周目の受信レベルピーク位置80に到達
するまでの時間をTd2(sec)とすると、角速度セ
ンサの基準誤差Δγ(deg/sec)は、一周目と二
周目の受信レベルピーク位置の差ΔBs(deg)を用
いて、数4で表される。
【0036】
【数4】
【0037】ステップ76では、ステップ75で求めた
角速度センサの基準誤差Δγ(deg/sec)を用い
て、二回転目の受信レベルピーク位置の補正を行う。ア
ンテナ6が初期捕捉を開始してから、二周目を終了する
のに要した時間をT2(sec)とすると、補正された
受信レベルピーク位置Bsm(deg)は、数5で求め
られる。
【0038】
【数5】
【0039】ステップ35では、ステップ76で求めた
方位角に、アンテナ6を駆動して初期捕捉完了とする。
【0040】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4のコントローラ19の動作を示すフローチャート
である。図8は、実施の形態4を説明するためのアンテ
ナ6の方位角の変化と受信レベルの変化を示した図であ
る。
【0041】図7において、82は一回転目の受信レベ
ルピーク及び、そのときの方位角を検出するステップ、
83は二回転目の受信レベルピーク及び、そのときの方
位角を検出するステップである。図において他図と同一
番号のは同一のものであり、ステップ82、ステップ8
3、ステップ38以外は、この発明の実施の形態3のコ
ントローラ19の動作を示すフローチャートと同じであ
る。
【0042】図8において、84は一回転目の受信レベ
ルピーク、85は一回転目の受信レベルピーク84のと
きの方位角、86は二回転目の受信レベルピーク、87
は二回転目の受信レベルピーク86のときの方位角であ
る。図において他図と同一番号は同一のものである。
【0043】次に動作について説明する。ステップ82
からステップ38までの処理及び、ステップ83からス
テップ38までの処理は、実施の形態1のコントローラ
19の動作を示すフローチャート内の、ステップ34か
らステップ38までの処理と同一であり、その他は、実
施の形態3のコントローラ19の動作を示すフローチャ
ートと同じである。
【0044】コントローラ19は、初期捕捉を開始する
とステップ27で初期捕捉のためのアンテナ駆動パター
ンを発生し、ステップ28の動揺・旋回補正処理を行い
ながら、ステップ29にて、アンテナ6を一定方向に一
回転等速駆動する。ステップ30で受信されているかど
うかを判断し、ステップ32でアンテナ6の方位角と受
信レベル36を蓄積する。ステップ72で一回転目か否
か、ステップ31で空間的に一回転したか否かを判断
し、ともにYESの場合、ステップ82で一回転目の受
信レベルピーク及び、そのときの方位角を検出する。ス
テップ38では、受信レベル最大点37を中心に適当に
前後数点の受信レベルデータを用いて、最小二乗法によ
り、受信レベルパターン39を推定し、そのときのピー
ク値84及び、ピークのときの方位角85を算出する。
その後、ステップ73で一回転目の受信レベルピーク位
置78及び、そのときの時間を記憶する。アンテナ6が
二回転目を終了した場合、すなわち、ステップ72でN
O、ステップ31でYESの判断がなされたときは、ス
テップ83で一回転目の受信レベルピーク及び、そのと
きの方位角を検出する。ステップ38では、一回転目の
処理と同様に、受信レベル最大点37を中心に適当に前
後数点の受信レベルデータを用いて、最小二乗法によ
り、受信レベルパターン39を推定し、そのときのピー
ク値86及び、ピークのときの方位角87を算出する。
その後、ステップ74で二回転目の受信レベルピーク位
置79及び、そのときの時間を記憶し、ステップ33で
アンテナ6の駆動を停止する。アンテナ6が空間的に一
回転していないときは、ステップ29に戻り、方位角の
等速駆動を継続する。ステップ75では、ステップ73
とステップ74で得たデータをもとに角速度センサの基
準誤差Δγ(deg/sec)を算出する。算出の方法
は、一回転目の受信レベルピークに到達するまでの時間
をTd1(sec)、二回転目の受信レベルピークに到
達するまでの時間をTd2(sec)とすれば、実施の
形態3と同様となる。ステップ76では、ステップ75
で求めた角速度センサの基準誤差Δγ(deg/se
c)を用いて、二回転目の受信レベルピーク位置の補正
を行う。アンテナ6が初期捕捉を開始してから、二周目
を終了するのに要した時間をT2(sec)とすると、
補正された受信レベルピーク位置Bsm(deg)は、
実施の形態3と同様に求められ、ステップ35で、ステ
ップ76で求めた方位角に、アンテナ6を駆動して初期
捕捉完了とする。
【0045】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5のコントローラ19の動作を示すフローチャート
である。図10は、実施の形態5を説明するためのアン
テナ6の方位角の変化と受信レベルの変化を示した図で
ある。
【0046】図9において、他図と同一番号は同一であ
る。また、ステップ42から、ステップ37、ステップ
28、ステップ29、ステップ30、ステップ32、ス
テップ43、ステップ44、ステップ45、ステップ4
6、ステップ47、ステップ38、ステップ48、ステ
ップ49までの処理は、実施の形態2のコントローラ1
9の動作を示すフローチャートと同じであり、その他の
ステップは、実施の形態3のコントローラ19の動作を
示すフローチャート同じである。図10において、88
は平滑化された受信レベルデータであり、他図と同一番
号は同一である。
【0047】次に動作について説明する。コントローラ
19は初期捕捉を開始すると、ステップ42で適当な受
信レベル最小値を受信レベルの最大値として初期化設定
する。ステップ37で初期捕捉のためのアンテナ方位角
駆動パターンを発生し、ステップ28で動揺、旋回補償
処理を行いながら、ステップ29でアンテナ6を一定方
向に等速駆動する。等速駆動中、ステップ30で受信レ
ベル信号16が受信機7よりコントローラ19に入力さ
れているか否かを判断しながら、ステップ32で受信レ
ベル信号16とそのときのアンテナ6の方位角を蓄積
し、ステップ43で、平滑化受信レベルデータ88を出
力する。その後、ステップ44で平滑化微分処理を行
う。ステップ45では、ステップ44で出力された平滑
化微分値がゼロより小さいか否か判断し、小さい場合、
ステップ46で1回前の平滑化微分値がゼロ以上か否か
を判断する。ステップ46でYESの判断がなされた場
合、ステップ47で直線補間により平滑化微分値のゼロ
クロス点を求め、ステップ38でゼロクロス点近傍で最
小二乗法による、受信レベルの二次曲線近似を行い、受
信レベルのピーク値を算出する。ステップ48で、ステ
ップ38から出力された最新のピークレベル値が、現在
までに取得した最大のピークレベルより大きいか否かを
比較し、大きい場合、ステップ49で、最新のピークレ
ベル検出角度を最大ピークレベル角度に、最新のピーク
レベルを最大ピークレベルとして設定する。ステップ7
2で一回転目か否か、ステップ31で空間的に一回転し
たか否かを判断し、ともにYESの場合、ステップ73
で一回転目の受信レベルピーク位置及び、そのときの時
間を記憶する。アンテナ6が二回転目を終了した場合、
すなわち、ステップ72でNO、ステップ31でYES
の判断がなされたときは、ステップ74で二回転目の受
信レベルピーク位置及び、そのときの時間を記憶し、ス
テップ33でアンテナ6の駆動を停止する。アンテナ6
が空間的に一回転していないときは、ステップ29に戻
り、方位角の等速駆動を継続する。ステップ75では、
ステップ73とステップ74で得たデータをもとに角速
度センサの基準誤差Δγ(deg/sec)を算出す
る。算出の方法は、一回転目の受信レベルピークに到達
するまでの時間をTd1(sec)、二回転目の受信レ
ベルピークに到達するまでの時間をTd2(sec)と
すれば、実施の形態3と同様となる。ステップ76で
は、ステップ75で求めた角速度センサの基準誤差Δγ
(deg/sec)を用いて、二回転目の受信レベルピ
ーク位置の補正を行う。アンテナ6が初期捕捉を開始し
てから、二周目を終了するのに要した時間をT2(se
c)とすると、補正された受信レベルピーク位置Bsm
(deg)は、実施の形態3と同様に求められ、ステッ
プ35で、ステップ76で求めた方位角に、アンテナ6
を駆動して初期捕捉完了となる。
【0048】
【発明の効果】第1及び、第2の発明によれば受信レベ
ルを最小二乗法により推定するので、アンテナの駆動速
度を落とすことなく、精度よくかつ、容易に衛星を捕捉
できる効果がある。
【0049】また、第3の発明によれば、初期捕捉駆動
パターン中の一周目と二周目の受信レベルピークを用い
て、角速度センサ自身が持つ基準誤差を取り除くことが
できるので、精度よくかつ、容易に衛星を捕捉できる効
果がある。
【0050】また、第4及び、第5の発明によれば、初
期捕捉駆動パターン中の一周目と二周目の受信レベルを
最小二乗法で推定し、それらを用いて、角速度センサ自
身が持つ基準誤差も取り除くことができるので、アンテ
ナの駆動速度を落とすことなく、精度よくかつ、容易に
衛星を捕捉できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図2】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態1の動作を説明する図である。
【図3】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態2の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態2の動作を説明する図である。
【図5】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態3の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態3の動作を説明する図である。
【図7】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態4の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態4の動作を説明する図である。
【図9】 この発明による衛星通信用移動局装置の実施
の形態5の動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】 この発明による衛星通信用移動局装置の実
施の形態5の動作を説明する図である。
【図11】 従来の移動体通信システムの一例を示す図
である。
【図12】 従来の衛星通信用移動局装置の構成図であ
る。
【図13】 従来の衛星通信用移動局装置のステップト
ラック追尾を説明する図である。
【図14】 従来の衛星通信用移動局装置の初期捕捉動
作の流れを示すフローチャートである。
【図15】 従来の衛星通信用移動局装置の初期捕捉動
作を説明する図である。
【符号の説明】
1 静止衛星、2a 固定基地局、2b 固定基地局、
3a 固定基地局用アンテナ、3b 固定基地局用アン
テナ、4a 車両、4b 船舶、5a 衛星通信用移動
局装置、5b 衛星通信用移動局装置、6 アンテナ、
7 受信機、8ゼロ位置検出部、9 駆動部、10 ロ
ールレートセンサー、11 ピッチレートセンサー、1
2 ヨーレートセンサー、13 ロールレート信号、1
4 ピッチレート信号、15 ヨーレート信号、16
受信レベル信号、17 ゼロ位置信号、18 制御信
号、19 コントローラ、20 受信レベル変化軸、2
1アンテナの方位角変化軸、22 ステップトラック開
始点、23 アンテナの方位角方向の変化に対する受信
レベルの変化軌跡、24 現在の受信レベル、25 時
計回り方向の受信レベル、26 反時計回り方向の受信
レベル、27 アンテナ方位角駆動パターン発生ステッ
プ、28 動揺、旋回補正処理ステップ、29 アンテ
ナ方位角駆動ステップ、30 受信レベル受信判断ステ
ップ、31一回転判断ステップ、32 受信レベル、ア
ンテナの方位角記憶ステップ、33 アンテナ方位角強
制駆動停止ステップ、34 受信レベルピーク位置検出
ステップ、35 アンテナの方位角駆動ステップ、36
受信レベル、37 受信レベルピーク点、38 最小
二乗法による受信レベルピーク算出ステップ、39最小
二乗法による受信レベルパターン、40 受信レベルパ
ターンのピーク点、41 受信レベルパターンのピーク
点での方位角、42 最大ピークレベル初期化設定ステ
ップ、43 受信レベル平滑化処理ステップ、44 受
信レベル平滑化微分処理ステップ、45 受信レベル平
滑化微分値とゼロの比較ステップ、46 一回前の受信
レベル平滑化微分値とゼロの比較ステップ、47 直線
補間処理によるピーク検出角度算出ステップ、48 最
大ピークレベルと最新ピークレベル比較ステップ、49
最大ピークレベル及び、そのときの方位角を再設定す
るステップ、50 現在より6個前の受信レベルデータ
Ln−6、51 現在より5個前の受信レベルデータL
n−5、52 現在より4個前の受信レベルデータLn
−4、53 現在より3個前の受信レベルデータLn−
3、54 現在より2個前の受信レベルデータLn−
2、55 現在より1個前の受信レベルデータLn−
1、56 最新の受信レベルデータLn、57 真のア
ンテナ受信レベルパターン、58 受信レベル及び受信
レベル微分値の変化軸、59 現在より6個前の平滑化
受信レベルデータLvn−6、60 現在より5個前の
平滑化受信レベルデータLvn−5、61 現在より4
個前の平滑化受信レベルデータLvn−4、62 現在
より3個前の平滑化受信レベルデータLvn−3、63
現在より2個前の平滑化受信レベルデータLvn−2、
64 現在より1個前の平滑化受信レベルデータLvn
−1、65 最新の平滑化受信レベルデータLvn、6
6 時点n−4での平滑化微分値dLvn−4、67
時点n−3での平滑化微分値dLvn−3、68 時点
n−4でのアンテナ方位角Bsn−4、69 時点n−
3でのアンテナ方位角Bsn−3、70 受信レベルの
平滑化微分値を線形補間して得られた直線、71 ゼロ
クロス点、72 一回転目か否か判断するステップ、7
3 一回転目の受信レベルピーク、位置、時間記憶ステ
ップ、74 二回転目の受信レベルピーク、位置、時間
記憶ステップ、75 角速度センサ基準誤差算出ステッ
プ、76 二回転目の受信レベルピーク位置補正処理ス
テップ、77 一回転目の受信レベルピーク点、78
一回転目の受信レベルピークを与えるアンテナ方位角B
s1、79 二回転目の受信レベルピーク点、80 二
回転目の受信レベルピークを与えるアンテナ方位角Bs
2、81 一回転目と二回転目の受信レベルピーク方位
角の差ΔBs、82 一回転目の受信レベルピーク、位
置検出ステップ、、83 二回転目の受信レベルピー
ク、位置検出ステップ、84 一回転目の受信レベルピ
ーク、85 一回転目の受信レベルピーク方位角、86
二回転目の受信レベルピーク、87 二回転目の受信
レベルピーク方位角、88 平滑化受信レベルデータ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星仰角範囲で所定の利得を有するアン
    テナと、このアンテナで受信した電波の受信レベルを検
    出する受信機と、上記アンテナが搭載されている移動体
    の角速度信号を検出する角速度センサと、上記アンテナ
    を方位角方向で駆動する駆動部と、上記角速度信号と受
    信レベルから、上記アンテナを衛星方位角方向に対向さ
    せるために、上記駆動部に制御信号を出力するコントロ
    ーラを有する衛星通信用移動局装置において、上記コン
    トローラ内で、移動体の動揺、及び旋回運動に対して
    は、動揺、旋回補正処理でアンテナのビーム方向が空間
    的に一定方向を示すようにし、また衛星を捕捉するため
    に、アンテナの方位角を一定速度で一回転させる初期捕
    捉駆動パターンを発生するステップと、駆動部にアンテ
    ナの方位角の等速の駆動量を制御信号として出力するス
    テップと、受信レベルが入力されたか否かを判断するス
    テップと、アンテナが空間的に一回転したか否かを判断
    するステップと、アンテナの方位角の変化により得られ
    る受信レベルと受信レベルが得られたときのアンテナの
    方位角を蓄積するステップと、アンテナの駆動を停止す
    るステップと、蓄積している受信レベルから、最大受信
    レベルを示すアンテナの方位角を検出するステップと、
    最大受信レベル近傍で最小二乗法により受信レベルピー
    クを算出するステップと、算出した最大受信レベルピー
    ク位置にアンテナを駆動し、初期捕捉を完了するステッ
    プからなる初期捕捉動作をすることを特徴とする衛星通
    信用移動局装置。
  2. 【請求項2】 上記コントローラ内で、衛星を捕捉する
    ために、適当な受信レベル最小値を最大ピークレベルと
    して初期化設定するステップと、アンテナの方位角を一
    定速度で一回転させる初期捕捉駆動パターンを発生する
    ステップと、移動体の動揺、及び旋回運動に対して、ア
    ンテナのビーム方向が空間的に一定方向を示すように動
    揺、旋回補正処理を発生させるステップと、駆動部にア
    ンテナの方位角の駆動量を制御信号として出力するステ
    ップと、受信レベルが入力されたか否かを判断するステ
    ップと、アンテナの方位角の変化により得られる受信レ
    ベルと受信レベルが得られたときのアンテナの方位角を
    蓄積するステップと、駆動パターン発生中に取得した受
    信レベルを平滑化するステップ及び、平滑化微分するス
    テップと、平滑化微分値がゼロより小さいか否かを判断
    するステップと、一回前の平滑化微分値がゼロ以上か否
    かを判断するステップと、平滑化微分出力値がゼロクロ
    スした方位角を直線補間により求めるステップと、その
    時のピークレベルを最小二乗法により求めるステップ
    と、現在までに取得した初期捕捉駆動パターン中の最大
    ピークレベルと最新のピークレベルを比較するステップ
    と、初期捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転し
    たことを判断するステップと、アンテナの方位角の駆動
    を停止するステップと、アンテナの方位角が一回転する
    間に得られた最大ピークレベルの位置にアンテナを駆動
    し、初期捕捉を完了するステップからなる初期捕捉動作
    をすることを特徴とする請求項1記載の衛星通信用移動
    局装置。
  3. 【請求項3】 衛星仰角範囲で所定の利得を有するアン
    テナと、このアンテナで受信した電波の受信レベルを検
    出する受信機と、上記アンテナが搭載されている移動体
    の角速度信号を検出する角速度センサと、上記アンテナ
    を方位角方向で駆動する駆動部と、上記角速度信号と受
    信レベルから、上記アンテナを衛星方位角方向に対向さ
    せるために、上記駆動部に制御信号を出力するコントロ
    ーラを有する衛星通信用移動局装置において、上記コン
    トローラ内で、衛星を捕捉するために、アンテナの方位
    角を一定速度で一回転させる初期捕捉駆動パターンを発
    生するステップと、移動体の動揺、及び旋回運動に対し
    て、アンテナのビーム方向が空間的に一定方向を示すよ
    うに動揺、旋回補正処理を発生させるステップと、駆動
    部にアンテナの方位角の駆動量を制御信号として出力す
    るステップと、受信レベルが入力されたか否かを判断す
    るステップと、アンテナの方位角の変化により得られる
    受信レベルと受信レベルが得られたときのアンテナの方
    位角を蓄積するステップと、アンテナ方位角の駆動が一
    回転目か否かを判断するステップと、初期捕捉開始位置
    からアンテナの方位角が一回転したことを判断するステ
    ップと、アンテナの方位角が、最初の一回転をする間に
    得られた受信レベルから、最大レベル、そのときの位置
    及び、時間を検出するステップと、二回転目の間に得ら
    れた受信レベルから最大レベル、そのときの位置及び、
    時間を算出するステップと、アンテナの方位角の駆動を
    停止するステップと、一回転目と二回転目の受信レベル
    ピーク位置の誤差を検出し、角速度センサの基準誤差を
    算出するステップと、角速度センサの基準誤差を補正し
    た二回目の受信レベルピーク位置を算出するステップ
    と、角速度センサの基準誤差を補正した二回目の受信レ
    ベルピーク位置にアンテナを駆動し、初期捕捉を完了す
    るステップからなる初期捕捉動作をすることを特徴とす
    る衛星通信用移動局装置。
  4. 【請求項4】 上記コントローラ内で、衛星を捕捉する
    ために、アンテナの方位角を一定速度で一回転させる初
    期捕捉駆動パターンを発生するステップと、移動体の動
    揺、及び旋回運動に対して、アンテナのビーム方向が空
    間的に一定方向を示すように動揺、旋回補正処理を発生
    させるステップと、駆動部にアンテナの方位角の駆動量
    を制御信号として出力するステップと、受信レベルが入
    力されたか否かを判断するステップと、アンテナの方位
    角の変化により得られる受信レベルと受信レベルが得ら
    れたときのアンテナの方位角を蓄積するステップと、ア
    ンテナ方位角の駆動が一回転目か否かを判断するステッ
    プと、初期捕捉開始位置からアンテナの方位角が一回転
    したことを判断するステップと、アンテナの方位角が、
    最初の一回転をする間に得られた受信レベルから、最大
    レベル、そのときの位置及び、時間を検出するステップ
    と、二回転目の間に得られた受信レベルから最大レベ
    ル、そのときの位置及び、時間を算出するステップと、
    最大受信レベル近傍で最小二乗法により受信レベルピー
    クを算出するステップと、最小二乗法で得られた、一回
    転目の受信レベルピーク位置及び、時間を記憶するステ
    ップと、最小二乗法で得られた、二回転目の受信レベル
    ピーク位置及び、時間を記憶するステップと、アンテナ
    の方位角の駆動を停止するステップと、一回転目と二回
    転目の受信レベルピーク位置の誤差を検出し、角速度セ
    ンサの基準誤差を算出するステップと、角速度センサの
    基準誤差を補正した二回目の受信レベルピーク位置を算
    出するステップと、角速度センサの基準誤差を補正した
    二回目の受信レベルピーク位置にアンテナを駆動し、初
    期捕捉を完了するステップからなる初期捕捉動作をする
    ことを特徴とする請求項3記載の衛星通信用移動局装
    置。
  5. 【請求項5】 上記コントローラ内で、衛星を捕捉する
    ために、適当な受信レベル最小値を最大ピークレベルと
    して初期化設定するステップと、アンテナの方位角を一
    定速度で一回転させる初期捕捉駆動パターンを発生する
    ステップと、移動体の動揺、及び旋回運動に対して、ア
    ンテナのビーム方向が空間的に一定方向を示すように動
    揺、旋回補正処理を発生させるステップと、駆動部にア
    ンテナの方位角の駆動量を制御信号として出力するステ
    ップと、受信レベルが入力されたか否かを判断するステ
    ップと、アンテナの方位角の変化により得られる受信レ
    ベルと受信レベルが得られたときのアンテナの方位角を
    蓄積するステップと、駆動パターン発生中に取得した受
    信レベルを平滑化するステップ及び、平滑化微分するス
    テップと、平滑化微分値がゼロより小さいか否かを判断
    するステップと、一回前の平滑化微分値がゼロ以上か否
    かを判断するステップと、平滑化微分出力値がゼロクロ
    スした方位角を直線補間により求めるステップと、その
    時のピークレベルを最小二乗法により求めるステップ
    と、現在までに取得した初期捕捉駆動パターン中の最大
    ピークレベルと最新のピークレベルを比較するステップ
    と、アンテナ方位角の駆動が一回転目か否かを判断する
    ステップと、初期捕捉開始位置からアンテナの方位角が
    一回転したことを判断するステップと、最小二乗法で得
    られた、一回転目の受信レベルピーク位置及び、時間を
    記憶するステップと、最小二乗法で得られた、二回転目
    の受信レベルピーク位置及び、時間を記憶するステップ
    と、アンテナの方位角の駆動を停止するステップと、一
    回転目と二回転目の受信レベルピーク位置の誤差を検出
    し、角速度センサの基準誤差を算出するステップと、角
    速度センサの基準誤差を補正した二回目の受信レベルピ
    ーク位置を算出するステップと、角速度センサの基準誤
    差を補正した二回目の受信レベルピーク位置にアンテナ
    を駆動し、初期捕捉を完了するステップからなる初期捕
    捉動作をすることを特徴とする請求項3記載の衛星通信
    用移動局装置。
JP31204896A 1996-11-22 1996-11-22 衛星通信用移動局装置 Pending JPH10154907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005328529A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Agilent Technol Inc 電子回路を較正するシステム及び方法

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JP2005328529A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Agilent Technol Inc 電子回路を較正するシステム及び方法

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