JPH10153749A - 表示装置および表示方法 - Google Patents
表示装置および表示方法Info
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- JPH10153749A JPH10153749A JP8313215A JP31321596A JPH10153749A JP H10153749 A JPH10153749 A JP H10153749A JP 8313215 A JP8313215 A JP 8313215A JP 31321596 A JP31321596 A JP 31321596A JP H10153749 A JPH10153749 A JP H10153749A
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Abstract
ペクト比が16:9の映画やドラマなどである場合、デ
ィスプレイ装置4では、ユーザから、例えば15m程度
の遠い位置に、大きな虚像が形成される。また、映像
が、NTSC方式の、アスペクト比が4:3のテレビジ
ョン信号のものである場合、ディスプレイ装置4では、
ユーザから、例えば3m程度の比較的近い位置に、中間
の大きさの虚像が形成される。映像が、ハイビジョン放
送によるものか、またはNTSC方式のものであるか
は、例えば、テレビジョン信号の同期信号に基づいて判
定される。
Description
示方法に関し、特に、映像の虚像の提供に際し、その虚
像までの距離、大きさ、または方向を、映像に対応して
変化させることにより、その映像に適した形で虚像を提
供することができるようにする表示装置および表示方法
に関する。
て、例えば、HMD(Head Mounted Display)などが実
現されている。
ンズに近い位置にある場合に、その物体側にできるもの
で、その形成原理については、例えば、「レンズの科学
入門(上)」、小倉敏布、朝日ソノラマ社や、「光
学」、村田和美、サイエンス社などに、その詳細が記載
されている。
像を拡大して虚像を形成するレンズと、そのレンズの焦
点距離より近い位置に配置されたディスプレイパネル
(例えば、液晶ディスプレイなど)を含んで構成され
る。ユーザは、HMDを頭部に装着し、ディスプレイパ
ネルに表示された映像をレンズを介して見ることで、そ
の虚像を観賞することができる。
置としては、HMDの他、例えば、HUD(Head Up Di
splay)やビデオカメラなどがある。
や、航空機の操縦などの何らかの作業をしながら、必要
な情報が虚像で提供される。従って、HUDは、例え
ば、映画などの映像を、純粋に観賞する用途に適したも
のとはいえない。
に示すように、ビューファインダを覗くことにより、そ
の内蔵するディスプレイパネルの表示が接眼レンズで拡
大されて形成される虚像を見ることができる。しかしな
がら、ビューファインダでは、虚像を片眼でしか見るこ
とができないため、ビデオカメラは、HUDと同様に、
映画などの映像を、純粋に観賞する用途に適したものと
はいえない。
像を観賞させる場合、例えば、虚像が形成されるユーザ
からの距離などは、映像によって変化させるのが好まし
い。
ン信号のように、アスペクト比が4:3の映像について
は、その虚像をユーザから近い位置に、また、例えば、
いわゆるハイビジョン放送のテレビジョン信号のよう
に、アスペクト比が16:9の横長の映像については、
その虚像をユーザから遠い位置に、それぞれ形成した方
が、ユーザに臨場感を感じさせることができ、さらに、
虚像を観賞することによる疲労感も少なくなる。
たものであり、映像に適した形で虚像を提供することが
できるようにするものである。
置は、拡大光学系により形成される虚像の、ユーザから
の距離を変化させる距離変化手段と、映像に対応して、
距離変化手段を制御する制御手段とを備えることを特徴
とする。
して、拡大光学系により形成される虚像の、ユーザから
の距離を変化させることを特徴とする。
により形成される虚像の大きさを変化させる大きさ変化
手段と、映像に対応して、大きさ変化手段を制御する制
御手段とを備えることを特徴とする。
応して、拡大光学系により形成される虚像の大きさを変
化させることを特徴とする。
系により形成される虚像の方向を変化させる方向変化手
段と、映像に対応して、方向変化手段を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
応して、拡大光学系により形成される虚像の方向を変化
させることを特徴とする。
離変化手段は、拡大光学系により形成される虚像の、ユ
ーザからの距離を変化させ、制御手段は、映像に対応し
て、距離変化手段を制御するようになされている。
像に対応して、拡大光学系により形成される虚像の、ユ
ーザからの距離を変化させるようになされている。
きさ変化手段は、拡大光学系により形成される虚像の大
きさを変化させ、制御手段は、映像に対応して、大きさ
変化手段を制御するようになされている。
映像に対応して、拡大光学系により形成される虚像の大
きさを変化させるようになされている。
方向変化手段は、拡大光学系により形成される虚像の方
向を変化させ、制御手段は、映像に対応して、方向変化
手段を制御するようになされている。
映像に対応して、拡大光学系により形成される虚像の方
向を変化させるようになされている。
供システムの一実施の形態の構成を示している。この虚
像提供システムにおいては、臨場感ある虚像を、その映
像に適した形で提供し、さらにユーザがリラックスした
状態で観賞することができるようになされている。
た状態に保持する、例えば、椅子やソファなどで、ユー
ザは、そこに腰掛けることでリラックスした状態に保持
されるようになされている。
部には、ユーザがそこに座ったときに、そのユーザの頭
部を覆うように構成された、例えば、半球状の装置固定
部2が設けられている。この装置固定部2は、回転ピン
3によってユーザ保持機構1に支持されており、さら
に、この回転ピン3を中心として、上下方向に回動する
ようにするようになされている。なお、装置固定部2
は、上方向に回動したときは所定の位置で、また、下方
向に回動したときは、ユーザ保持機構1に保持されてい
るユーザの頭部に接触しないような位置で、それぞれロ
ック(係止)されるようになされている。
に回動することで、ユーザ保持機構9に容易に腰掛ける
ことができる。また、ユーザ保持機構9から容易に立ち
上がることができる。
プレイ装置4が組み込まれている。即ち、ディスプレイ
装置4は、ユーザがユーザ保持機構1に保持された状態
において、装置固定部2が下方向に回動されてロックさ
れたときに、ユーザのほぼ前方(正面)に位置するよう
に、装置固定部2の内部に組み込まれている。
例えば液晶ディスプレイなどで構成される小型のディス
プレイパネル14(14Lおよび14R)(表示手段)
と、そのディスプレイパネル14に表示された映像を拡
大することにより虚像を形成し、ユーザの左眼と右眼と
で観察される虚像を、空間上同一の位置に配置する拡大
光学系としてのレンズ13(13Lおよび13R)を有
しており、これにより、ユーザに対して、所定の映像を
拡大した虚像を提供するようになされている。
構成され、システムに所定の処理を行わせるときに操作
される。
(Electrochromic Display)などの光の透過率が可変な
素子(以下、適宜、透過率可変素子という)などで構成
されており、あるいは、また、透明な部材に、液晶シャ
ッタなどを組み込んで構成されており、この透過率可変
素子や液晶シャッタなどを制御するときに、操作部5は
操作される。従って、ユーザは、操作部5を操作するこ
とにより、装置固定部2の透過率を変化させ、これによ
り、外部の景色(状況)を見たり、あるいは、外部の景
色が目に入らないようにすることなどができる。
よって形成される虚像の、ユーザからの距離、その大き
さ、方向を設定するときなどにも操作される。
においては、例えば、ユーザがユーザ保持機構1に保持
された状態で、操作部5を操作すると、例えば、図示せ
ぬTV(Television)チューナで受信された、NTSC
方式のテレビジョン信号や、ハイビジョン放送のテレビ
ジョン信号、またはコンピュータが出力する映像信号な
どがディスプレイ装置4に供給され、それに対応する映
像が、ディスプレイパネル14Lおよび14Rに表示さ
れる。
表示された映像は、レンズ13Lまたは13Rによりそ
れぞれ拡大され、その拡大された映像としての光それぞ
れが、ユーザの左眼または右眼に入射する。これによ
り、ディスプレイパネル14Lまたは14Rに表示され
た映像の虚像が、ユーザの左眼または右眼でそれぞれ観
察される。
に供給される映像に対応して、その虚像の、ユーザから
の距離や大きさなどを変化させる。即ち、映像が、例え
ば、ハイビジョン放送による、アスペクト比が16:9
の映画やドラマなどである場合、ディスプレイ装置4で
は、ユーザから、例えば15m程度の遠い位置に、大き
な虚像が形成される。
アスペクト比が4:3のテレビジョン信号のものである
場合、ディスプレイ装置4では、ユーザから、例えば3
m程度の比較的近い位置に、中間の大きさの虚像が形成
される。なお、このとき、ディスプレイ装置4には、い
わゆるワイドテレビ(ワイドテレビジョン受像機)のよ
うに、映像のアスペクト比を、4:3から16:9に変
化させて、その虚像を提供させるようにすることも可能
である。
どの情報処理装置の出力画面である場合、ディスプレイ
装置4では、ユーザから、例えば0.5m程度の非常に
近い位置に、比較的小さい虚像が形成される。
その映像に適した形で提供される。
マなどの映像については、その虚像を、ユーザから遠い
位置に、かつ大きく形成することで、臨場感や、距離
感、そして迫力のある映像を提供することができる。
4:3のテレビジョン信号などの映像については、その
虚像を、ユーザから比較的近い位置に、かつ中間の大き
さに形成することで、ユーザが、視覚的に違和感を感じ
ない映像を提供することができる。その結果、例えば、
眼精疲労の程度を低減することが可能となる。
の出力画面などの映像については、その虚像を、ユーザ
から非常に近い位置に、かつ比較的小さく形成すること
で、ユーザが、コンピュータなどの操作をしやすい映像
を提供することができる。その結果、例えば、作業効率
を向上させることが可能となる。
は、ユーザ保持機構1に保持されているので、非常にリ
ラックスした状態で、虚像を観賞することができる。
部5を操作することで、その頭部を覆っている装置固定
部2の透過率を変化させることができる。従って、例え
ば、透過率を低くした場合、外部からの光のほとんどが
遮断されるため、ユーザは、虚像空間に没頭することが
できる。また、透過率を高くした場合、ユーザは、周囲
の状況を確認しながら、虚像を観賞すること、即ち、周
囲の状況(景色)を、虚像に重ねて観察(確認)するこ
とができる。さらに、透過率を適切な値とすることで、
明るさのバランスのとれた虚像と、外部の景色とを観察
することができる。そして、この場合、ユーザは、外部
が見えないことによる不安(閉塞感)を感じることな
く、虚像を観賞することができる(ユーザに開放感を与
えることができる)。一方、例えば、透過率を徐々に下
げていった場合、ユーザは、現実の世界から虚像空間に
没入していく感覚を享受することができる。
スピーカが設けられており、そこに供給される映像に付
随する音声がある場合には、その音声がスピーカから出
力されるようになされている。
する。
の光学系の構成例を示している。なお、図2は、ディス
プレイ装置4を、ユーザ保持機構1に保持されたユーザ
の頭上から見た場合の構成例を示している。
4は、映像を拡大することにより虚像を形成するための
拡大光学系として、光軸の異なる左眼用の光学系である
(を構成する)レンズ13Lと右眼用の光学系であるレ
ンズ13Rとを有している。
または左眼に対して、ディスプレイパネル14Rまたは
14Lに表示された映像を拡大することにより得られる
虚像RまたはLをそれぞれ提供するための同一特性の凸
レンズで、これらは同一平面上に配置されている。即
ち、レンズ13Rおよび13Lは、その主平面どうしが
一致するように配置されている。
は、レンズ13Rまたは13Lの主点をそれぞれ表して
おり、F1またはF2は、レンズ13Rまたは13Lの
焦点をそれぞれ表している。また、Oは、主点O1とO
2との間の中点を表している。
は、その中心点(例えば、ディスプレイパネル14R,
14Lが長方形状をしている場合において、その長方形
の対角線の交点など)が、中点Oと焦点F1またはF2
それぞれとを結ぶ直線OF1またはOF2上にそれぞれ
位置し、かつ両者が同一平面上に位置するように配置さ
れている。
4によれば、ディスプレイパネル14Rまたは14Lに
表示された映像が、レンズ13Rまたは13Lで拡大さ
れ、この拡大された映像に対応する光が右眼または左眼
にそれぞれ入射することにより、その映像に対応する虚
像が、右眼または左眼で観察される。即ち、レンズ13
Rまたは13Lによって形成される虚像RまたはLが、
右眼または左眼それぞれで観察される。
察される虚像は、別々の光学系であるレンズ13Rまた
は13Lでそれぞれ形成されるが、これらの虚像は、3
次元空間において、同一の位置に配置される。即ち、ユ
ーザの左眼と右眼とで観察される虚像は、空間上同一の
位置に配置される。
えば、いま、主点O2からO1の方向をd軸とするとと
もに、レンズ13Lの光軸方向(主点O2から焦点F2
の方向)をs軸とする。そして、ディスプレイパネル1
4Lの中心点をM1とし、そのsd平面における座標を
(s1,d1)とするとともに、レンズ13Lが形成す
る虚像Lの中心点をM1’とし、そのsd平面における
座標を(s1’,d1’)とする。さらに、焦点F1と
F2との間の中点をO’とする。
パネル14Rまたは14Lは同一平面内にあり、かつそ
の中心点が、直線OF1またはOF2上にあるから、デ
ィスプレイパネル14Rおよび14Lは、レンズ13R
および13Lの主平面(これも、上述したように同一平
面内にある)から等距離にある。従って、虚像Rおよび
Lも同一平面内にあるから、この虚像RおよびLの中心
点が、いずれも、中点OとO’とを結ぶ直線OO’上に
あれば、虚像RおよびLは同一位置にあることになる。
の中心点M1(s1,d1)は、直線OF2上にあるこ
とから、次式が成立する。
ンズ13Lの焦点距離を表す。
一直線上にあることから、次式が成立する。
直線OO’上にある。
13Rが構成する光学系とは、直線OO’に対して対称
であり、従って、虚像Rの中心点も、直線OO’上にあ
る。
面内にあり、かつ、それらの中心点が、いずれも直線O
O’上にあるので、虚像RおよびLは同一位置にあるこ
とになる。
致させた状態で、即ち、リラックスした状態で(無理な
く)、虚像を観察することができる。
ネル14Rまたは14Lそれぞれは、その中心点が、直
線OF1またはOF2上を、同一平面内に含まれるよう
に同期して移動するようになされており、これにより、
虚像RおよびLが形成される位置が、ユーザの近くから
無限遠まで移動される(ユーザから虚像RおよびLまで
の距離が変化される)。ディスプレイパネル14Rおよ
び14Lの移動は、例えば、ステッピングモータなどで
構成される虚像距離制御用モータ25(図3、図5)に
より行われるようになされている。また、ディスプレイ
パネル14Rまたは14Lそれぞれは、焦点F1または
F2よりも、レンズ13R側または13L側の範囲を移
動するようになされている。これは、前述したように、
物体の虚像を観察するためには、その物体が、焦点距離
よりレンズに近い位置にある必要があるからである。
4Rを、レンズ13Lおよび13Rに近い位置または遠
い位置に移動することにより、虚像LおよびRは、ユー
ザから近い位置または遠い位置にそれぞれ移動する。
距離は、理論的には、レンズ13LおよびRと、ディス
プレイパネル14LおよびRとの間の距離によって変化
させることができるので、ディスプレイパネル14Lお
よび14Rではなく、レンズ13Lおよび13Rを移動
させることによって変化させることも可能である。
3Lおよび13Rを拡大光学系として用いたが、ディス
プレイ装置4は、凸レンズの他、例えば、凹面鏡などを
用いて構成することも可能である。
は、レンズ13Lおよびディスプレイパネル14Lによ
って、右眼に観察させる虚像は、レンズ13Rおよびデ
ィスプレイパネル14Rによって、それぞれ独立に形成
される。従って、このディスプレイ装置4によれば、2
次元の(平面的な)虚像の他、立体的な虚像も提供する
ことが可能である。即ち、例えば、両眼視差を利用した
立体映像の左眼用の映像または右眼用の映像を、ディス
プレイパネル14Lまたは14Rに表示することによっ
て、ユーザには、立体的な虚像を提供することができ
る。
例を示す斜視図である。
(主点)どうしの距離が、例えば、人間の左眼と右眼と
の平均的な距離となるような間隔で、底面パネル16に
取り付けられている。底面パネル16は、左下のフレー
ムスペーサ11Cと、右下のフレームスペーサ11Dと
に固定されている。
よび11Dの他、左上のフレームスペーサ11Aおよび
右上のフレームスペーサ11Bを挟むように、正面パネ
ル12および背面パネル15が設けられており、この正
面パネル12と背面パネル15との間の上部中央には、
虚像距離制御用モータ25を固定しているモータ取り付
け部24が設けられ、正面パネル12および背面パネル
15に固定されている。虚像距離制御用モータ25は、
回転することにより、ネジの切ってあるモータシャフト
26を上下方向に移動させるようになされている。
背面パネル15、および底面パネル16を透明にしてあ
るが、これは、ディスプレイ装置4の構成を図示するた
めであり、これらは、必ずしも、透明な部材で構成する
必要はない。
れる空間には、ディスプレイパネル14Lおよび14R
が取り付けられたパネルホルダ18が設けられている。
け部19Lおよび19Rを有しており、このパネル取り
付け部19Lまたは19Rに、ディスプレイパネル14
Lまたは14Rが、その表示画面がレンズ13Lまたは
13Rに対向するようにそれぞれ取り付けられている。
そして、パネル取り付け部19Lまたは19Rは、パネ
ルホルダ18のシャフト20Lまたは20Rに沿って、
その左側または右側の所定の範囲を、水平方向(図3で
は、レンズ13Lおよび13Rの主平面と平行な方向)
にそれぞれ移動することができるようになされている。
9Rの手前側には、ピン23Lまたは23Rがそれぞれ
設けられており、このピン23Lまたは23Rは、正面
パネル12に設けられたフレーム溝21Lまたは21R
にそれぞれ通されている。
は、図2で説明した直線OF2またはOF1にそれぞれ
沿って、左上がり(右下がり)の方向または右上がり
(左下がり)の方向に設けられている。
レーム溝21Lまたは21Rと同様に、フレーム溝22
Lまたは22Rがそれぞれ設けられている。そして、パ
ネル取り付け部19Lまたは19Rの奥側には、ピン2
3Lまたは23Rとそれぞれ同様にピン(図示せず)が
設けられており、パネル取り付け部19Lまたは19R
に設けられたピンそれぞれは、背面パネル15のフレー
ム溝22Lまたは22Rに通されている。
方向に移動すると、パネル取り付け部19Lまたは19
Rは、ピン23Lまたは23Rがフレーム溝21L(2
2L)または21R(22R)にそれぞれ沿って移動す
ることにより、シャフト20Lまたは20Rに沿って、
左または右にそれぞれ移動する。また、パネルホルダ1
8が全体として下方向に移動すると、パネル取り付け部
19Lまたは19Rは、ピン23Lまたは23Rがフレ
ーム溝21L(22L)または21R(22R)にそれ
ぞれ沿って移動することにより、シャフト20Lまたは
20Rに沿って、右または左にそれぞれ移動する。
移動に連動して、ディスプレイパネル14Lまたは14
Rは、フレーム溝21L(22L)または21R(22
R)にそれぞれ沿って移動、即ち、図2で説明したよう
に直線OF2またはOF1上それぞれを、同一平面内に
含まれるように移動する。
が設けられており、この中心板27には、モータシャフ
ト26の一端が取り付けられている。従って、パネルホ
ルダ18は、モータシャフト26とともに上下する。即
ち、虚像距離制御用モータ25が回転することで、ディ
スプレイパネル14Lまたは14Rは、直線OF2また
はOF1上それぞれを、同一平面内に含まれるように移
動する。
ー17が、背面パネルに対して斜めになるように、背面
パネル15と底面パネル16との境界部分に固定されて
いる。このハーフミラー17は、手前の面が反射面とな
っている。
4においては、ディスプレイパネル14Lまたは14R
に映像が表示され、レンズ13Lまたは13Rでそれぞ
れ拡大される。レンズ13Lまたは13Rで得られた拡
大映像は、ハーフミラー17で反射され、ユーザの左眼
または右眼にそれぞれ入射する。これにより、ユーザの
眼球において、虚像が観察される。また、外部からの光
は、ハーフミラー17の反射面と反対側の面を透過する
ことにより、ユーザの左眼および右眼に入射し、これに
より、ユーザの眼球において、外部の景色が観察され
る。
し、これにより、ディスプレイパネル14Lまたは14
Rが、直線OF2またはOF1上それぞれを移動するこ
とによって、ユーザが観察する虚像は、図1で説明した
ように、そのユーザから種々の距離に形成される。
び13Rで得られた拡大映像を、ハーフミラー17で反
射して、ユーザの眼球に入射させるようにしたが、ハー
フミラー17を設けずに、レンズ13Lおよび13Rで
得られた拡大映像を、直接、ユーザの眼球に入射させる
ようにすることも可能である。但し、この場合、ディス
プレイパネル14Rおよび14Lが、ユーザの正面に位
置することになる。従って、装置固定部2(図1)が光
を透過しても、ディスプレイパネル14Rおよび14L
によって視野を遮られるため、その遮られた視野の範囲
に相当する外部の状況(景色)を確認することは困難と
なる。
原理を示している。
ネル14(14Lおよび14R)は、充分大きな表示領
域を有するもので、そこに表示する映像の大きさを、同
図(B),(C)に影を付して示すように、大きくした
り、または小さくしたりすることで、虚像の大きさが変
化されるようになされている。
位置を移動させるとともに(図3)、そこに表示する映
像の大きさを変化させることで(図4)、図1で説明し
たように、ユーザに対して、虚像を、ユーザから適切な
距離の位置に、かつ適切な大きさ(画角)で提供するこ
とが可能となる。
によるものである場合、ディスプレイパネル14を、レ
ンズ13から離れた位置に移動するとともに、その映像
を、図4(B)に示したように、ディスプレイパネル1
4全体に表示すれば、図5に示すように、画角の広い、
その横と縦との比が16:9の大きな虚像を形成するこ
とができる。また、映像が、例えば、NTSC方式のテ
レビジョン信号のものである場合、ディスプレイパネル
14を、レンズ13に近い位置に移動するとともに、そ
の映像を、図4(C)に示したように、ディスプレイパ
ネル14の中央部分の一部に表示すれば、図5に示すよ
うに、画角の狭い、その横と縦との比が4:3の比較的
小さな虚像を形成することができる。
電気的構成例を示している。
段)は、映像信号を受信し、信号処理することにより、
その映像信号が、例えば、ハイビジョン放送のもの、N
TSC方式のテレビジョン信号、またはコンピュータの
信号のうちのいずれであるかを認識するようになされて
いる。そして、映像信号処理用コンピュータ41は、そ
の認識結果に対応して、形成する虚像の、ユーザからの
距離を制御するための虚像距離信号またはその虚像の大
きさを制御するための大きさ制御信号を生成し、虚像距
離制御用コンピュータ42または表示制御部44に、そ
れぞれ供給するようになされている。また、映像信号処
理用コンピュータ41は、受信した映像信号を、表示制
御部44に供給するようにもなされている。
は、基本的には、受信した映像信号から、左眼用と右眼
用のものを生成して出力するようになされているが、左
眼用と右眼用とに区別されている映像信号を受信した場
合には、それらの映像信号を、そのまま出力するように
なされている。
信号処理用コンピュータ41からの虚像距離信号を受信
し、その虚像距離信号に対応して、モータ駆動回路43
に与えるべき制御信号としての虚像距離制御信号を生成
するようになされている。この虚像距離制御信号は、虚
像距離制御用コンピュータ42からモータ駆動回路43
に供給されるようになされている。
ンピュータ42からの虚像距離制御信号にしたがって、
虚像距離制御用モータ25(距離変化手段)を回転駆動
するようになされている。さらに、モータ駆動回路43
は、操作部5が操作されることにより供給される操作信
号にもしたがって、虚像距離制御用モータ25を回転駆
動するようになされている。なお、モータ駆動回路43
は、虚像距離制御信号と操作信号との両方が供給された
場合、そのうちの一方である、例えば、操作信号を優先
させるようになされている。
変化手段)は、映像信号処理用コンピュータ41から供
給される大きさ制御信号にしたがって、同じく映像信号
処理用コンピュータ41から供給される左眼用と右眼用
の映像信号の横および縦の長さを制限し(拡大または縮
小し)、ディスプレイパネル14Lと14Rにそれぞれ
供給して表示させるようになされている。さらに、表示
制御部44は、操作部5が操作されることにより供給さ
れる操作信号にもしたがって、映像信号を拡大または縮
小するようになされている。なお、表示制御部44も、
モータ駆動回路43と同様に、大きさ制御信号と操作信
号との両方が供給された場合、そのうちの一方である、
例えば、操作信号を優先させるようになされている。
その動作について説明する。なお、図7のフローチャー
トは、図6の映像信号処理用コンピュータ41の処理を
示している。
信号を受信すると、ステップS1,S3、またはS5に
おいて、その映像信号が、NTSC方式のものか、ハイ
ビジョン放送によるものか、またはコンピュータの信号
かどうかを判定し、ステップS2,S4,S6,S7に
おいて、その判定結果に対応した制御を行う。
における判定は、例えば、映像信号に含まれる水平同期
信号または垂直同期信号を検出し、その水平同期周波数
または垂直同期周波数が何Hzであるかに基づいて行わ
れる。
て、受信した映像信号がNTSC方式のものかどうかが
判定される。ステップS1において、映像信号がNTS
C方式のものであると判定された場合、ステップS2に
進み、NTSC方式に対応する虚像距離信号または大き
さ制御信号が、虚像距離制御用コンピュータ42または
表示制御部44にそれぞれ出力されるとともに、左眼用
および右眼用の映像信号が、表示制御部44に出力さ
れ、処理を終了する。
点において虚像が形成される距離(以下、現在距離とい
う)を認識しており、虚像距離信号を受信すると、虚像
距離信号に対応する距離と、現在距離との差分を演算す
る。そして、その差分値が0でない場合、その差分値だ
け、虚像を移動させるのに必要な、虚像距離制御用モー
タ25の回転量に対応する虚像距離制御信号を生成し、
モータ駆動回路43に供給する。モータ駆動回路43で
は、虚像距離制御信号にしたがって、虚像距離制御用モ
ータ25が回転駆動され、これにより、ディスプレイパ
ネル14Lおよび14Rが、所定の位置(ユーザから、
虚像距離信号に対応する距離だけ離れた位置)に移動さ
れる。
号にしたがって、左眼用または右眼用の映像信号が拡大
または縮小され、ディスプレイパネル14Lまたは14
Rにそれぞれ供給される。
離信号に対応した距離だけ離れた位置に、かつ大きさ制
御信号に対応した大きさに形成される。即ち、いまの場
合、虚像距離信号および大きさ制御信号は、NTSC方
式に対応したものであるから、図1で説明したように、
虚像は、ユーザから比較的近い位置に、かつ中程度の大
きさに形成される。
NTSC方式のものでないと判定された場合、ステップ
S3に進み、映像信号がハイビジョン放送によるものか
どうかが判定される。ステップS3において、映像信号
がハイビジョン放送によるものであると判定された場
合、ステップS4に進み、ハイビジョン放送に対応する
虚像距離信号または大きさ制御信号が、虚像距離制御用
コンピュータ42または表示制御部44にそれぞれ出力
されるとともに、左眼用および右眼用の映像信号が、表
示制御部44に出力され、処理を終了する。
が、ユーザから、虚像距離信号に対応した距離だけ離れ
た位置に、かつ大きさ制御信号に対応した大きさに形成
される。即ち、いまの場合、虚像距離信号および大きさ
制御信号は、ハイビジョン放送に対応したものであるか
ら、図1で説明したように、虚像は、ユーザから遠い位
置に、かつ大きく形成される。
ハイビジョン放送によるものでないと判定された場合、
ステップS5に進み、映像信号がコンピュータ用のもの
かどうかが判定される。ステップS5において、映像信
号がコンピュータ用のものであると判定された場合、ス
テップS6に進み、コンピュータに対応する虚像距離信
号または大きさ制御信号が、虚像距離制御用コンピュー
タ42または表示制御部44にそれぞれ出力されるとと
もに、左眼用および右眼用の映像信号が、表示制御部4
4に出力され、処理を終了する。
が、ユーザから、虚像距離信号に対応した距離だけ離れ
た位置に、かつ大きさ制御信号に対応した大きさに形成
される。即ち、いまの場合、虚像距離信号および大きさ
制御信号は、コンピュータに対応したものであるから、
図1で説明したように、虚像は、ユーザから非常に近い
位置に、かつ小さく形成される。
がコンピュータ用のものでないと判定された場合、ステ
ップS7に進み、デフォルトの虚像距離信号または大き
さ制御信号が、虚像距離制御用コンピュータ42または
表示制御部44にそれぞれ出力されるとともに、左眼用
および右眼用の映像信号が、表示制御部44に出力さ
れ、処理を終了する。
号または大きさ制御信号は、例えば、NTSC方式に対
応するものと同一にされており、従って、この場合、虚
像は、ユーザから比較的近い位置に、かつ中程度の大き
さに形成される。
供するようにしたので、ユーザに臨場感を感じさせるこ
とができ、また、虚像を観賞することによる疲労感を低
減することができる。
レイ装置4が、ユーザを保持するユーザ保持機構1と一
体化した虚像提供システムに適用した場合について説明
したが、本発明は、その他、例えば、HMDその他の虚
像により映像を提供する装置に適用可能である。
に対応して、虚像が形成される距離や大きさを変化させ
るようにしたが、その他、これらの距離や大きさ(さら
には、後述する虚像の方向)は、例えば、映像の内容に
対応して変化させるようにすることも可能である。即
ち、例えば、映像をパターン認識(画像認識)などする
ことにより、映像が、風景または人物のうちのいずれを
表示するものであるかを連続的に認識し、風景の場合に
は、遠い位置に大きな虚像を形成し、人物の場合には、
比較的に近い位置に、ある程度の大きさの虚像を形成す
るようにすることなどが可能である。この場合、例え
ば、風景のシーンでは、その風景の虚像が、遠い位置に
大きく形成され、ユーザに対して、その風景の中に、実
際にいるかのような取り囲み感を与えることが可能とな
る。さらに、例えば、人物がアップで表示されているシ
ーンでは、その人物の虚像が、比較的に近い位置に、あ
る程度の大きさで形成され、その人物の表情などを明確
に確認することが可能となる。
のアスペクト比を検出し、その検出結果にしたがって変
化させるようにすることなども可能である。即ち、例え
ば、アスペクト比が16:9の場合には、遠い位置に大
きな虚像を形成し、4:3の場合には、比較的近い位置
に中程度の大きさの虚像を形成するようにすることなど
が可能である。
る映像は、全体的に拡大または縮小する他、その一部の
みを拡大または縮小することが可能である。さらに、映
像の横または縦方向のうちのいずれか一方向のみを拡大
または縮小し、これにより、映像のアスペクト比を所望
の値に変換するも可能である。例えば、映像が風景を表
示するものである場合、その横方向のみを拡大し、横長
の虚像を形成することにより、ユーザに対して、上述し
たような取り囲み感を与えることができる。
と、その大きさを、映像に対応して変化させるようにし
たが、その他、例えば、虚像が形成される方向も、映像
に対応して変化させることが可能である。これは、例え
ば、図8に示すように、ディスプレイパネル14に映像
を表示する領域(同図において、斜線を付してある部
分)の位置を、表示制御部44に変化させるようにする
ことによって実現することができる。
像に対応して変化させるのは、例えば、何らかの作業を
しながら、虚像を観賞する場合などに有用である。
適用した場合において、料理番組の虚像を観賞しなが
ら、実際に料理を行うときには、虚像が形成される方向
を、中央から、左上、右上、左下、または右下などに変
化させることにより、ユーザは、虚像であるレシピなど
を見ながら、正面方向において、確実に作業をすること
が可能となる。即ち、虚像を、正面方向(中央)から移
動させることによって、正面方向の視界が良くなり、安
全、確実に作業をすることが可能となる。
信号処理用コンピュータ41に、映像に、料理名などの
文字が含まれるかどうかをパターン認識させることによ
って判断することが可能である。あるいは、また、映像
に付随する音声を音声認識し、その音声認識結果に、料
理名やその材料などが含まれるかどうかによって判断し
たり、さらに、番組のテレビジョン信号に、その番組の
内容を表す情報を重畳して放送するようにし、その情報
に基づいて判断したりすることなどが可能である。そし
て、料理番組である場合には、例えば、映像信号処理用
コンピュータ41に、映像を、左上方向などの、ユーザ
の正面方向ではない方向に表示するように、表示制御部
44を制御させるようにすれば良い。
て、虚像までの距離などを変化させるようにしたが、こ
れは、上述したように、ユーザが、操作部5を操作する
ことにより変化させることも可能である。
離などとの関係は、図1で説明したものに限定されるも
のではない。
6に記載の表示方法によれば、映像に対応して、拡大光
学系により形成される虚像の、ユーザからの距離が変化
される。また、請求項7に記載の表示装置および請求項
12に記載の表示方法によれば、映像に対応して、拡大
光学系により形成される虚像の大きさが変化される。さ
らに、請求項13に記載の表示装置および請求項18に
記載の表示方法によれば、映像に対応して、拡大光学系
により形成される虚像の方向が変化される。従って、映
像に適した形で虚像を提供することが可能となる。
形態の外観を示す図である。
示す図である。
図である。
の図である。
の図である。
ブロック図である。
を説明するためのフローチャートである。
するための図である。
ン, 4 ディスプレイ装置, 5 操作部, 11A
乃至11D フレームスペーサ, 12 正面パネル,
13L,13R レンズ, 14L,14R ディス
プレイパネル,15 背面パネル, 16 底面パネ
ル, 17 ハーフミラー, 18 パネルホルダ,
19L,19R パネル取り付け部, 20L,20R
シャフト, 21L,21R,22L,22R フレ
ーム溝, 23L,23R ピン, 24 モータ取り
付け部, 25 虚像距離制御用モータ, 26 シャ
フト, 27 中心板, 41 映像信号処理用コンピ
ュータ, 42 虚像距離制御用コンピュータ, 43
モータ駆動回路, 44 表示制御部
Claims (18)
- 【請求項1】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系と、 前記拡大光学系により形成される前記虚像の、ユーザか
らの距離を変化させる距離変化手段と、 前記映像に対応して、前記距離変化手段を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記映像の同期信号に
対応して、前記距離変化手段を制御することを特徴とす
る請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記映像の内容に対応
して、前記距離変化手段を制御することを特徴とする請
求項1に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記拡大光学系により形成される前記虚
像の、ユーザからの距離を変化させるときに操作される
操作手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記
載の表示装置。 - 【請求項5】 前記拡大光学系は、ユーザの左眼と右眼
とで観察される前記虚像を、空間上同一の位置に配置す
ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項6】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系とを備える表示装置の表示方法
であって、 前記映像に対応して、前記拡大光学系により形成される
前記虚像の、ユーザからの距離を変化させることを特徴
とする表示方法。 - 【請求項7】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系と、 前記拡大光学系により形成される前記虚像の大きさを変
化させる大きさ変化手段と、 前記映像に対応して、前記大きさ変化手段を制御する制
御手段とを備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記映像の同期信号に
対応して、前記大きさ変化手段を制御することを特徴と
する請求項7に記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記映像の内容に対応
して、前記大きさ変化手段を制御することを特徴とする
請求項7に記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記拡大光学系により形成される前記
虚像の大きさを変化させるときに操作される操作手段を
さらに備えることを特徴とする請求項7に記載の表示装
置。 - 【請求項11】 前記拡大光学系は、ユーザの左眼と右
眼とで観察される前記虚像を、空間上同一の位置に配置
することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。 - 【請求項12】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系とを備える表示装置の表示方法
であって、 前記映像に対応して、前記拡大光学系により形成される
前記虚像の大きさを変化させることを特徴とする表示方
法。 - 【請求項13】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系と、 前記拡大光学系により形成される前記虚像の方向を変化
させる方向変化手段と、 前記映像に対応して、前記方向変化手段を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項14】 前記制御手段は、前記映像の同期信号
に対応して、前記方向変化手段を制御することを特徴と
する請求項13に記載の表示装置。 - 【請求項15】 前記制御手段は、前記映像の内容に対
応して、前記方向変化手段を制御することを特徴とする
請求項13に記載の表示装置。 - 【請求項16】 前記拡大光学系により形成される前記
虚像の方向を変化させるときに操作される操作手段をさ
らに備えることを特徴とする請求項13に記載の表示装
置。 - 【請求項17】 前記拡大光学系は、ユーザの左眼と右
眼とで観察される前記虚像を、空間上同一の位置に配置
することを特徴とする請求項13に記載の表示装置。 - 【請求項18】 映像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された映像を拡大することにより虚
像を形成する拡大光学系とを備える表示装置の表示方法
であって、 前記映像に対応して、前記拡大光学系により形成される
前記虚像の方向を変化させることを特徴とする表示方
法。
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