JPH10149394A - 電子取引方法 - Google Patents

電子取引方法

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JPH10149394A
JPH10149394A JP31038196A JP31038196A JPH10149394A JP H10149394 A JPH10149394 A JP H10149394A JP 31038196 A JP31038196 A JP 31038196A JP 31038196 A JP31038196 A JP 31038196A JP H10149394 A JPH10149394 A JP H10149394A
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data
processing device
product
electronic transaction
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JP31038196A
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Takeshi Teramura
健 寺村
Masaaki Hiroya
政彰 広谷
Junji Ito
淳史 伊藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子現金などの有価データを決済手段とした
電子取引において,代金や商品の不正取得を防止する電
子取引方法を提供する。 【解決手段】 通信ネットワークに、例えば電子現金を
一旦格納しておく仲介サーバを接続する。そして、商品
購入者の端末から商品提供者のサーバに、商品代金とし
て電子現金を送金する場合は、商品購入者の端末から仲
介サーバへの送金と、仲介サーバから商品提供者のサー
バへの送金の二段階に分けて実行する。仲介サーバから
商品提供者のサーバへの送金は、指定期日の超過や商品
購入者の端末が発行した受領書の受信などの所定の決済
条件が成立したときに実行する。 商品購入者が所定の
商品納入日を過ぎても商品を受け取らなかった場合は、
商品購入者の端末は仲介サーバに決済を差し止める命令
を送信する。仲介サーバはこの命令を受信した場合、前
記の決済条件が成立しても商品提供者のサーバへの送金
をしないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワーク上
での取引に関し、特に有価データを用いた商取引を可能
にするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表される情報(通
信)ネットワークインフラの整備が進むにつれて、この
ような通信ネットワーク上で商取引を行なう、いわゆる
電子取引がすでに一部で実用化に至っている。電子取引
は、通常の取引の次の四つの段階、 1)商品提供者と商
品の検索、2)商品の発注、3)商品の物流、及び4)決済の
すべてあるいは一部をネットワーク上で行なうことに特
徴がある。既存の取引形態と比較したときの電子取引の
利点として、距離的な制約に依らず広く取引相手を選択
できること、ネットワークを介し高速に取引を行なえる
こと、取引を電子的に行なうことにより取引管理を容易
に行なえることなどが挙げられる。
【0003】電子取引の課題の一つとして、ネットワー
ク上での決済手段がある。従来の既存の取引では、人と
人との間で直接に金銭を渡すという方法があるが、この
ような決済方法をネットワーク上で実現する技術が求め
られている。電子取引における決済技術として、電子現
金や電子小切手が有望視されている。
【0004】電子現金とは、現金と同等の価値を持つ
「電子データ」である。電子現金は、専用のICカード
に電子化された金銭情報を格納し、専用の端末や機器を
介して2つのICカード間で電子情報を送受信すること
によって価値の移動を実現している。この技術としては
国際公開WO91/16691が知られている。この例
では、電子現金移動の際には直接ICカード同士が相互
認証を行なうようにしている。現金の持つ以下のような
特性、すなわち、決済時の手数料が小額であること、匿
名性があること、使用者への信用供与が不要であること
を活かして、小口決済やプライバシーを保った取引への
適用および若年層による利用が特に有望視されている。
【0005】電子小切手は同様に、小切手と同等の価値
を持つ電子データである。電子小切手の例としては、米
国のコンソーシアムであるFSTC(Financial Services Te
chnology Consortium)のElectronic Checkが知られてい
る(「http://www.fstc.org/index.html」)。この例で
は、小切手の媒体を、従来の紙から電子データで完全に
代替することを目標としており、ICカードを用いて電
子的なサインをする技術を用いている。
【0006】なお、以下本発明では、電子現金や電子小
切手のような、貨幣的な価値を有するデータを「有価デ
ータ」と総称する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有価デ
ータを支払手段とした電子取引において、単に有価デー
タによる決済を行なうという方法では、商品購入者(以
下購入者と略記)か商品提供者(以下提供者と略記)に
よる有価データや商品の持逃げなどの、不正な取引行為
が行われる可能性がある。商取引について合意した後
に、購入者がネットワークを介して有価データを提供者
に支払い、その後商品を物流またはネットワーク経由で
購入者が受領するという方法だと、有価データを受取っ
たのにも関わらず商品を発送しない悪意の提供者が現れ
る恐れがある。逆に、購入者が商品を受取った後に、代
価としての有価データを支払うという方法だと、商品を
受領したにも関わらず有価データを支払わない悪意の購
入者が現れる恐れがある。
【0008】後者の場合、物流業者に代金を受け取りを
委託するということも考えられる。つまり、ネットワー
クを介して電子的に代価の支払をするのではなく、商品
受渡時に購入者が物流業者に代金を支払うという方法で
ある。しかし、このような方法には欠点として、ソフト
ウェアなどの電子的な商品をネットワークを介して送付
する場合には適用できないこと、電子的決済と引き比べ
て最終的な決済までに時間がかかること、代金管理の手
間がかかることが問題である。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、有価データを決済手段とした電子
取引において、代価や商品の不正取得を防止する電子取
引方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、有価デ
ータを格納する手段を有する複数の情報処理装置が通信
ネットワークを介して相互に接続されている電子取引シ
ステムにおいて、商品の購入を要求する第1の情報処理
装置は、少なくとも商品を提供する第2の情報処理装置
の識別子と有価データとを商品及び有価デ−タを第3の
情報処理装置に送信し、第2の情報処理装置から前記有
価データと対応する商品データの受信を待機し、前記商
品データを受信した場合は第2の情報処理装置に商品の
受領書データを送信し、所定の期日を超過しても前記商
品データを受信しない場合は第3の情報処理装置に決済
を差し止める命令を送信し、第3の情報処理装置は、第
1の情報処理装置から少なくとも有価データと第2の情
報処理装置の識別子を受信し、少なくとも前記有価デー
タの金額と第1の情報処理装置の識別子を第2の情報処
理装置に送信し、所定の決済条件が成立したら前記有価
データに関する決済を行い、前記決済条件が成立する前
に決済を差し止める命令を第1の情報処理装置から受信
した場合は前記決済を行わず、第2の情報処理装置は、
第3の情報処理装置から少なくとも前記有価データの金
額と第1の情報処理装置の識別子を受信し、第1の情報
処理装置に商品データを送信し、第1の情報処理装置か
ら商品の受領書データを受信することを特徴とする電子
取引方法によって達成される。
【0011】第2の情報処理装置は、受領書を受け取っ
たあとに代金(有価データ)を受け取ってもよいし、第
4の情報処理装置が第2の情報処理装置の代わりに代金
を受け取ってもよい。ただし、第4の情報処理装置が受
け取る場合には第2の情報処理装置の注文データと第4
の情報処理装置が受け取った代金の対応づけを行うため
の手段を設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本実施例では、商品を電子的なものに限定し、有
価データとして電子現金を例にとり、各情報処理装置が
扱う取引を一例として説明する。また、本実施例では以
下、情報処理装置という用語をサーバと端末の総称とし
て用いる。
【0013】図1は、本発明に関わる情報処理装置であ
る購入者の端末(以下、購入者端末と記す)、提供者の
サーバ(以下、提供者サーバと記す)および仲介者のサ
ーバ(以下、仲介サーバと記す)の三つによって構成さ
れる電子取引システムと、それぞれの情報処理装置の内
部構成および相互関係を表わしたブロック図である。図
には本実施例の電子取引システムを構成するための最小
単位である三つの情報処理装置しか示していないが、実
際には多くの台数が存在する。なお、仲介サーバは十分
に信頼でき、本実施例にて定めた装置構成や処理手順を
逸脱することはないものとする。
【0014】図2は各情報処理装置において使用される
データの構造図である。図3は各情報処理装置の間で送
受信される通信メッセージの一覧表である。図4は購入
者端末における処理手順を具体的に表わしたフローチャ
ートである。 図6は購入者クレーム処理6009の手順を
詳細に表わしたフローチャートである。 図5および図
7はそれぞれ仲介サーバおよび提供者サーバにおける処
理手順を具体的にあらわしたフローチャートである。
【0015】<情報処理装置構成の説明>次に、図1に
基づいて各情報処理装置の構成について説明する。
【0016】購入者端末10、提供者サーバ20および仲介
サーバ30は基本的には同じ構成であり、通信ネットワー
クと接続しデータを他の情報処理装置と送受信を行なう
通信処理部(1101、1201、1301)と、表示装置や入力装置を
介してユーザとの間でデータの入出力を行なって電子現
金の入力と保持と出力を制御する有価データ(電子現
金)処理部(1105、1205、1305)と、記憶部(1104、1204、130
4)と、タイマー部(1106、1206、1306)とを有する。タイマ
ー部には時間データが保持され、この時間データは時間
の経過とともに一定の割合で増加させられる。
【0017】なお、提供者サーバ20の有価データ(電子
現金)処理部1205は実施形態によっては省略が可能であ
る。詳しくは後述する。
【0018】<通信処理フローの一般的な説明>通信ネ
ットワークを介し、情報処理装置間でデータの送受信を
行なう場合の処理フローは次のようになる。まず、送信
する側の情報処理装置は、記憶部から通信処理部に送信
データと受信側の情報処理装置のアドレスをロードす
る。次に通信処理部はアドレスで指定された受信側の情
報処理装置に向けて送信データを送信する。受信側の情
報処理装置の通信処理部はこのデータを受信し、さらに
記憶部に記憶する。なお、データの送受信に関しては、
暗号技術などを利用して、データの秘匿、データの改竄
防止、通信相手の認証を行なうことが望ましい。秘匿、
改竄防止、認証の技術としては、例えば「太田和夫、黒
澤馨、渡辺治、「情報セキュリティの科学」、講談社ブ
ルーバックス(1995)」に公知例がある。
【0019】<データの内容の説明>次に、図2に基づ
いて各情報処理装置に保持されるデータの内容を説明す
る。
【0020】<取引発注情報3110の説明>取引発注情報
3110は複数個のデータ項目から構成され,購入者端末10
の記憶部1304に保持される。それぞれのデータ項目の内
容を図2のa)に基づいて、次に説明する。
【0021】取引ID3111は通信ネットワーク上で取引を
一意に特定するための識別子である。たとえば、購入者
端末10が一意に付加する番号と、購入者端末10の識別子
の組で構成する。購入者端末識別子31115は通信ネット
ワーク上で購入者端末を一意に特定する識別子である。
提供者サーバ識別子3112は通信ネットワーク上で提供者
サーバを一意に特定する識別子である。商品内容3113は
商品についての発注内容である。商品名称,商品型番お
よび数量などをこの項目に記載する。納入日3114は購入
者端末が商品を受信する日時の期限である。決済条件31
15は仲介サーバが決済処理を実行するための条件であ
る。つまり、決済条件が満たされたときにはじめて、仲
介サーバは決済処理を実行する。決済条件には、データ
の受信に依存するものと、時間の超過に依存するもの
の、二つの種類がある。前者としては、商品受領書の受
信がある。後者としては、固定の期日、周期的な期日
(毎月20日など)および仲介サーバ30が電子現金を受信
してから一定期間後の期日のいずれかの指定期日の超過
がある。
【0022】<仲介情報3210の説明>仲介情報3210は複
数個のデータ項目から構成され、仲介サーバ30の記憶部
1304に保持される。データ項目の内容を図2のb)
に基づいて、次に説明する。
【0023】受信電子現金金額3211は購入者端末10から
仲介サーバ30に送信される電子現金の金額を表わす。購
入者端末識別子3212は前記電子現金を送信した購入者端
末10をネットワーク上で一意に特定する識別子である。
取引発注情報3110の内容は、前記と同様である。つま
り、ネットワーク経由で購入者端末10から仲介サーバ30
に送信される取引発注情報3110をそのまま利用する。
【0024】<提供者情報3310の説明>提供者情報3310
は提供者サーバ20の記憶部1204に保持される。内容は、
仲介サーバ30から送信される仲介情報3210と同じであ
る。
【0025】<通信メッセージの内容>次に、図3に基
づいて、各情報処理装置の間で送受信される通信メッセ
ージの内容を説明する。通信メッセージはすべて、デー
タ部と、情報処理装置がメッセージを識別するための識
別子部(MSGID n)の二つの部位を含む。次にそれぞれ
のメッセージについて送信元となる情報処理装置ごとに
詳しく説明する。
【0026】<購入者端末10が送信する通信メッセージ
>発注メッセージ4101は、商品の発注を目的として送信
される。このメッセージのデータ部には、取引ID3111
と、電子現金と、購入者端末の識別子3115と,提供者サ
ーバの識別子3112と、取引発注情報3110が含まれる。
【0027】購入者クレームメッセージ4102は、納入日
3114を過ぎても購入者端末10が商品を受信しなかったと
きに、決済を差し止めることを目的として送信される。
このメッセージのデータ部には、取引ID3111が含まれ
る。仲介サーバ30は購入者端末に対してこの取引ID3111
に該当する取引の決済を差し止める。
【0028】受領書メッセージ4103は、購入者端末10が
商品を受信したときに送信される。このメッセージのデ
ータ部には、取引ID3111が含まれる。また、このメッセ
ージのデータ部には、第3者によるデータの偽造や、本
人の送信否認を防止するデータ変換を適用する。具体的
には、公開鍵暗号技術を応用した電子署名を付加する方
法がある(太田和夫、黒澤馨、渡辺治、「情報セキュリ
ティの科学」、講談社ブルーバックス(1995))。各情報
処理装置は、このメッセージを取引ID3111に関する商品
の受領書として扱う。
【0029】<仲介サーバ30が送信する通信メッセージ
>発注通知メッセージ4201は、購入者端末10から商品の
発注と電子現金の送信があったことを通知するために、
提供者サーバ20に送信される。このメッセージのデータ
部には、取引ID3111と、その取引に関して仲介サーバ30
が受信した電子現金の金額と、購入者端末の識別子と、
取引発注情報3110が含まれる。
【0030】決済メッセージ4202は、決済を完了させる
ために、提供者サーバ20に送信される。このメッセージ
のデータ部には、取引ID3111と、その取引に関して仲介
サーバ30が受信した電子現金が含まれる。
【0031】発注拒絶通知メッセージ4203は、提供者サ
ーバ20が商品の発注を拒絶したときに、購入者端末10に
発注拒絶の通知と電子現金の返却をするために送信され
る。このメッセージのデータ部には、取引ID3111とその
取引に関して仲介サーバが受信した電子現金が含まれ
る。
【0032】商品転送メッセージ42035は、仲介サーバ3
0が提供者サーバ20から受信した商品を購入者端末10に
転送(送信)するために用いられる。このメッセージ
は、仲介サーバ30が提供者サーバ20から商品転送要求メ
ッセージ43025を受信した場合に、購入者端末10に送信
する。
【0033】受領書要求メッセージ4204は、提供者サー
バ20に対して受領書の送信を要求するために送信され
る。このメッセージのデータ部には、取引ID3111が含ま
れる。
【0034】電子現金返却メッセージ4205は、提供者サ
ーバ20が購入者端末10に商品を送信しなかったときに、
購入者端末10に電子現金を返却するために送信される。
このメッセージのデータ部には、取引ID3111とその取引
に関して仲介サーバが受信した電子現金が含まれる。
【0035】<提供者サーバ20が送信する通信メッセー
ジ>発注拒絶メッセージ4301は、提供者サーバ20が商品
の発注を拒絶するために送信する。このメッセージのデ
ータ部には、取引ID3111が含まれる。
【0036】商品メッセージ4302は、商品を購入者端末
10に送信するために送信される。このメッセージのデー
タ部には、取引ID3111と電子的な商品とが含まれる。商
品転送要求メッセージ43025は、購入者端末10への商品
の転送を仲介サーバに依頼するときに、提供者サーバ20
が送信する。このメッセージのデータ部には、取引ID31
11と商品が含まれる。本実施例では、提供者サーバ20が
商品を購入者端末10に送信したのにも関わらず、購入者
端末10から受領書メッセージ4103を受信できなかったと
きに、商品転送要求メッセージ43025を送信する。
【0037】受領書転送メッセージ4303は、仲介サーバ
30に受領書を転送するために送信する。このメッセージ
のデータ部には、購入者端末10から受信する受領書メッ
セージ4103が含まれる。
【0038】<各情報処理装置における処理の説明>次
に、図4、図5、図6および図7のフローチャートに基
づいて、各情報装置における処理と装置の動作を詳細に
説明する。なお、図中点線となっている通信メッセージ
の記号は、その通信メッセージが必ずしも送信されない
ことを表わす。はじめに、購入者端末10について、次に
仲介サーバ30について、最後に提供者サーバ20について
説明する。
【0039】<購入者端末10における処理の説明>購入
者端末における処理フロ−を図4に示す。以下では、図
2のa)に示す取引発注情報3110を参照して処理が実行
される。
【0040】まずはじめに、購入者端末10は、商品の購
入要求に基づいて発注メッセージ4101を作成し、さらに
それを通信ネットワークを介して仲介サーバ30に送信す
る(ステップ5001)。この処理は、一般の商取引上での商
品発注の処理に該当する。
【0041】次に、購入者端末10は、仲介サーバ30から
の発注拒絶通知メッセージ4203の受信の有無を判断する
(ステップ5002)。発注拒絶通知メッセージ4203を受信し
た場合は処理を中止する。つまり、取引を中止する。
【0042】発注拒絶通知メッセージ4203を受信してい
ない場合は、次に、タイマ−部1106からの時間デ−タに
基づいて、納入日3114を超過していないかどうかを判断
する(ステップ5003)。超過している場合は,ステップ50
06を実行する。
【0043】超過していない場合は、次に商品の受信を
判断する(ステップ5004)、具体的には、商品メッセージ
4302または商品転送メッセージ42035のいずれかの、受
信の有無を判断する。受信していない場合は、ステップ
5002以降のステップを繰り返す。受信している場合は、
ステップ5005を実行する。
【0044】商品メッセージ4302または商品転送メッセ
ージ42035のいずれかを受信した場合は、受領書メッセ
ージ4103を提供者サーバ識別子3112にて指し示される提
供者サーバ20に送信する(ステップ5005)。その後、購入
者端末10は処理を終了する。
【0045】ステップ5003において納入日3114の超過を
確認した場合は、購入者クレームメッセージ4102を仲介
サーバ30に送信する(ステップ5006)。このメッセージを
発行することによって、商品代価として送信した電子現
金の決済を差し止めを仲介サ−バ30に要求する。
【0046】その後、仲介サーバ30からの電子現金返却
メッセージ4205の受信を待機する(ステップ5007)。電子
現金返却メッセージ4205を受信した後、購入者端末10は
処理を中止する。
【0047】<仲介サーバ30における処理の説明>次
に、仲介サーバ30における処理フローを図5に基づいて
説明する。
【0048】まずはじめに、仲介サーバ30は発注メッセ
ージ4101の受信を待機する(ステップ6002)。発注メッセ
ージ4101を受信したら、それを基にして仲介情報3210と
発注通知メッセージ4201を生成する(ステップ6003)。仲
介情報3210は記憶部1304に保持する。発注通知メッセー
ジ4201は提供者サーバ20に送信する。
【0049】次に、仲介サーバ30は発注拒絶メッセージ
4301の受信の有無を判断する(ステップ6004)。発注拒絶
メッセージ4301を受信していない場合、次に仲介サーバ
30は購入者クレームメッセージ4102の受信の有無を判断
する(ステップ6005)。購入者クレームメッセージ4102を
受信していない場合、次に仲介サーバ30は商品転送要求
メッセージ43025の受信の有無を判断する(ステップ6005
5)。
【0050】商品転送要求メッセージを受信していない
場合は、決済条件3115の成立を判断する(ステップ600
6)。決済条件3115が成立した場合は、決済メッセージ42
02を提供者サーバ20に送信する(ステップ6007)。この
後、仲介サーバ30は処理を終了する。
【0051】ステップ6004において発注拒絶メッセージ
4301を受信した場合は、発注拒絶通知メッセージ4301
を、購入者端末10に送信する(ステップ6008)。該発注拒
絶通知メッセージ4301には、仲介情報3210内のデータで
ある受信電子現金金額3211と同金額の電子現金が含まれ
る。送信先の購入者端末10は仲介情報3210内の購入者端
末識別子3212によって特定される。このステップ6008を
実行した後、仲介サーバ30は処理を中止する。つまり、
該当取引を中止する。
【0052】ステップ6005において購入者クレームメッ
セージ4102を受信していた場合は、購入者クレーム処理
を実行する(ステップ6009)。ステップ6009の詳細は後述
する。 ステップ60055において商品転送要求メッセー
ジ43025を受信していた場合は、仲介サーバ30は商品転
送要求メッセージ43025に基づき商品転送メッセージ420
35を作成し、購入者端末10に送信する(ステップ6010)。
その後、決済メッセージ4202の送信(ステップ6007)を
実行する。
【0053】次に購入者クレーム処理6009の詳細を図6
に基づいて説明する。受領書要求メッセージ4204を提供
者サーバ20に送信する(ステップ7001)。前記提供者サー
バ20は、仲介情報3210内のデータである提供者サーバ識
別子3112で特定する。
【0054】その後、提供者サーバ20からの受領書転送
メッセージ4303の受信を待機する(ステップ7002)。受信
した場合は、ステップ7003を実行する。受信していない
場合はステップ70025を実行する。
【0055】受信待機の状態になってからの経過時間が
所定のしきい値を超過したら、タイムアウトと判定して
ステップ7004を実行する(ステップ70025)。超過してい
ない場合はステップ7002以降の処理を繰り返す。しきい
値は、仲介サーバ30の記憶部1304にあらかじめ保持して
おく。
【0056】ステップ7002において受領書転送メッセー
ジ4303を受信したら、受領書転送メッセージ4303内の受
領書メッセージ4103の正当性を判断する(ステップ700
3)。例えば、受領書メッセージ4103に電子署名が付加し
てある場合は、電子署名の正当性を検証する。検証の方
法としては例えば、「太田和夫、黒澤馨、渡辺治、「情
報セキュリティの科学」、講談社ブルーバックス(199
5)」に記載の公開鍵暗号系を応用する例が知られてい
る.前記の判断7003において、正当と認められた場合
は、決済処理(ステップ6007)に実行を移す。不当だっ
た場合は、購入者端末10への電子現金返却処理(ステッ
プ7004)に実行を移す。
【0057】提供者サーバ20からの受領書の受信におい
て、受領書が不当だった場合またはタイムアウトした場
合は、購入者端末10に電子現金返却メッセージ4205を送
信することによって、購入者端末10に電子現金を返却す
る(ステップ7004)。仲介サーバ30はこの後、処理を中止
する。つまり、提供者が商品を確かに購入者に送信した
という証拠(受領書)を提出できなかった場合は、商品
代金として一時預かっていた電子現金を購入者に返却
し、取引を中止する。正当な受領書が提出された場合
は、決済を行う。
【0058】<提供者サーバ20における処理の説明>次
に、提供者サーバ20における処理フローを図7に基づい
て説明する。提供者サーバ20は仲介サーバ30が送信する
発注通知メッセージ4201の受信を待機する(ステップ800
1)。
【0059】発注通知メッセージ4201を受信したら、発
注通知メッセージ4201内の受信電子現金金額3211が商品
の合計金額と一致するかどうかを判断する(ステップ80
02)。例えば、提供者サーバ20の記憶部1204に商品デー
タベースを保持し、その商品データベースの内容(商品
の価格)と受信電子現金の金額とを比較して判断する方
法がある。不一致の場合は、発注拒絶メッセージ4301を
仲介サーバ30に送信する(ステップ8008)。つまり、購
入者端末10が不当な金額の商品代金(電子現金)を送信
したとみなして、取引の中止を仲介サーバ30に要求す
る。
【0060】発注通知メッセージ4201を正当と判断した
場合は、提供者サーバ20は商品メッセージ4302を購入者
端末10に送信する(ステップ8003)。商品メッセージ4302
を送信してからの経過時間が所定のしきい値を超過した
ら、タイムアウトと判定して商品転送要求処理(ステッ
プ8009)を実行する(ステップ80035)。超過していない
場合は、受領書メッセージ4103の受信判定処理(ステッ
プ8004)を実行する。
【0061】ステップ80035においてタイムアウトと判
定した場合は、仲介サーバ30に商品転送要求メッセージ
43025を送信する(ステップ8009)。このメッセージは仲
介サーバ30に商品データの転送を要求するものであり、
仲介サーバ30はこのメッセージを受信すると、そのメッ
セージ内の商品データを取り出し購入者端末10に前記商
品データを送信する。
【0062】ステップ8004では、受領書メッセージ4103
の受信有無を判定する。受信した場合はステップ8005を
実行する。受信していない場合はステップ80035以降の
処理を繰り返す。
【0063】ステップ8004において受信した受領書メッ
セージ4103に基づいて受領書転送メッセージ4303を作成
し、そのメッセージを仲介サーバ30に送信する(ステッ
プ8005)。ただし、提供者情報3310内のデータ項目であ
る決済条件3115が受領書受信の場合以外は、必ずしも受
領書転送メッセージ4303を送らなくてもよい。
【0064】提供者サーバ20は次に受領書要求メッセー
ジ4204の受信有無を判断する(ステップ8006)。受領書要
求メッセージ4204を受信していない場合は、決済メッセ
ージ受信判断処理(ステップ8007)を実行する。受領書
要求メッセージ4204を受信した場合は、受領書メッセー
ジ転送処理(ステップ8010)を実行する。
【0065】決済メッセージ4202の受信有無を判断する
(ステップ8007)。決済メッセージ4202を受信している場
合は、上記取引が完了したものとして提供者サーバ20は
処理を終了する。決済メッセージ4202を受信していなか
った場合は、ステップ8006以降のステップを繰り返す。
【0066】ステップ8006において受領書要求メッセー
ジ4204を受信した場合は、受領書転送メッセージ4303を
仲介サーバ30に送信し、その後決済メッセージ受信判断
処理(ステップ8007)を実行する(ステップ8010)。
【0067】このように、購入者端末10が商品を受信し
なかった場合、仲介サ−バ30にクレームを発行して決済
を差し止めることによって、提供者が商品を発送せずに
商品代金を取得することを防止できる。また、購入者端
末10が商品代金を商品到着前に仲介サーバ30に送ってお
くことによって、購入者が商品代金を払わずに商品を取
得することを防止できる。また、提供者サーバ20が、購
入者端末10への商品の転送を仲介サーバに要求すること
によって、購入者端末10が商品を受け取ったのにも関わ
らず受領書を発行せず不当なクレームを行うことを防止
できる。
【0068】なお、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変形、応用が可能である。例えば、数取引分の
有価データをまとめて仲介サーバ30から提供者サーバ20
に転送するようにしてもよい。このためには、例えば決
済メッセージ4202から有価データを削除し、別プロセス
として有価データの転送をするようにすればよい。有価
データの転送先も、提供者サーバ20に限らず第4の情報
処理装置にしてもよい。第4の情報処理装置としては例
えば、金融機関の管理するサーバなどが考えられる。
【0069】また、仲介サーバ20への送信順序も、必ず
しも有価データが商品に先立つ必要はない。提供者が商
品データを先に仲介サーバに送信した後に、購入者が有
価データを仲介サーバに送信するようにしてもよい。
【0070】図4に示した処理を行なうプログラムは購
入者端末10の記憶部1104に格納されているが、このプロ
グラムを光ディスクやフロッピ−ディスクのような可搬
記憶媒体に格納し、これを記憶部1104に読み込んで実行
することもできる。図5と図6、及び図7に示す処理に
ついても同様である。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、仲
介サーバを設け、そこに商品購入者が商品提供者に送信
する有価データを一時的に停留させ、決済条件が成立し
たときにその有価データを商品提供者へ送信することに
より、電子取引における代金や商品の不正取得を防止で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】各情報処理装置において使用されるデータの内
容を表した図である。
【図3】各情報処理装置の間で送受信される通信メッセ
ージの一覧表である。
【図4】購入者端末における本発明の処理の流れの詳細
図である。
【図5】仲介者端末における本発明の処理の流れの詳細
図である。
【図6】購入者クレーム処理6009の詳細図である。
【図7】提供者サーバにおける本発明の処理の流れの詳
細図である。
【符号の説明】
10:商品購入者の端末、20:商品提供者のサーバ、30:
仲介サーバ、1101:商品購入者の端末の通信処理部、11
04:商品購入者の端末の記憶部、1105:商品購入者の端
末の電子現金処理部、1106:商品購入者の端末のタイマ
ー部、1201:商品提供者のサーバの通信処理部、1204:
商品提供者のサーバの記憶部、1205:商品提供者のサー
バの電子現金処理部、1206:商品提供者のサーバのタイ
マー部、1301:仲介サーバの通信処理部、1304:仲介サ
ーバの記憶部、1305:仲介サーバの電子現金処理部、13
06:仲介サーバのタイマー部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品の購入を要求する第1の情報処理装置は、 少なくとも商品を提供する第2の情報処理装置の識別子
    と所定の納入期日のデータと有価データとを前記商品及
    び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置に送信し、 前記第2の情報処理装置からの商品データの受信を待機
    し、 前記商品データを受信した場合は前記第2の情報処理装
    置に商品の受領書データを送信し、 前記納入期日を超過しても前記商品データを受信しない
    場合は前記第3の情報処理装置に決済を差し止める命令
    を送信することを特徴とする電子取引方法。
  2. 【請求項2】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品及び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置は、 商品の購入を要求する第1の情報処理装置から少なくと
    も商品を提供する第2の情報処理装置の識別子と所定の
    納入期日のデータと有価データとを受信し、 少なくとも前記有価データの金額と第1の情報処理装置
    の識別子と前記納入期日のデータを前記第2の情報処理
    装置に送信し、 所定の決済条件が成立したら前記有価データに関する決
    済を行い、 前記決済条件が成立する前に決済を差し止める命令を前
    記第1の情報処理装置から受信した場合は前記決済を差
    し止めることを特徴とする電子取引方法。
  3. 【請求項3】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品を提供する第2の情報処理装置は、 商品及び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置から
    少なくとも商品の購入を要求する第1の情報処理装置の
    識別子と所定の納入期日のデータと前記有価データの金
    額とを受信し、 前記第1の情報処理装置に商品データを送信し、 前記第1の情報処理装置から商品の受領書データを受信
    することを特徴とする電子取引方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電子取引方法において、 前記第1の情報処理装置から商品の受領書データを受信
    した後に、 前記第3の情報処理装置から所定の有価データを受信す
    ることを特徴とする電子取引方法。
  5. 【請求項5】請求項1から3に記載の前記第1と第2と
    第3の情報処理装置から構成される電子取引システム。
  6. 【請求項6】請求項1、2および4に記載の前記第1と
    第2と第3の情報処理装置から構成される電子取引シス
    テム。
  7. 【請求項7】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品の購入を要求する第1の情報処理装置は、 少なくとも商品を提供する第2の情報処理装置の識別子
    と所定の納入期日のデータと有価データとを前記商品及
    び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置に送信し、 前記第3の情報処理装置から、前記有価データと対応す
    る商品データの受信を待機することを特徴とする電子取
    引方法。
  8. 【請求項8】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品及び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置は、 商品の購入を要求する第1の情報処理装置から少なくと
    も商品を提供する第2の情報処理装置の識別子と所定の
    納入期日のデータと有価データとを受信し、 少なくとも前記有価データの金額と前記第1の情報処理
    装置の識別子と前記納入期日のデータを前記第2の情報
    処理装置に送信し、 前記第2の情報処理装置から商品データを受信し、 前記第1の情報処理装置に前記商品データを送信し、 その後に有価データに関する決済を行うことを特徴とす
    る電子取引方法。
  9. 【請求項9】貨幣価値を有する有価データを格納する手
    段を有する複数の情報処理装置が通信ネットワークを介
    して相互に接続されている電子取引システムにおいて、
    商品を提供する第2の情報処理装置は、 商品及び有価デ−タを仲介する第3の情報処理装置から
    少なくとも前記有価データの金額と商品の購入を要求す
    る第1の情報処理装置の識別子と所定の納入期日のデー
    タを受信し、 前記第1の情報処理装置に商品データを送信することを
    特徴とする電子取引方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の電子取引方法において、 前記第3の報処理装置に商品データを送信した後に第3
    の情報処理装置から所定の有価データを受信することを
    特徴とする電子取引方法。
  11. 【請求項11】請求項7から9に記載の前記第1と第2
    と第3の情報処理装置から構成される電子取引システ
    ム。
  12. 【請求項12】請求項7、8および10に記載の前記第
    1と第2と第3の情報処理装置から構成される電子取引
    システム。
  13. 【請求項13】請求項1、2または8に記載のいずれか
    の電子取引方法において、 前記第2の情報処理装置から前記第3の情報処理装置へ
    の有価データの送信して決済することを特徴とする電子
    取引方法。
  14. 【請求項14】請求項1、2または8に記載のいずれか
    の電子取引方法において、 前記第2の情報処理装置から第4の情報処理装置への有
    価データの送信して決済することを特徴とする電子取引
    方法。
  15. 【請求項15】請求項2に記載の電子取引方法におい
    て、 決済条件を、前記第1の情報処理装置が送信する決済許
    可情報の受信とすることを特徴とする電子取引方法。
  16. 【請求項16】請求項2に記載の電子取引方法におい
    て、 決済条件を、特定の期日の超過とすることを特徴とする
    電子取引方法。
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