JP2002063532A - 注文決済システム - Google Patents

注文決済システム

Info

Publication number
JP2002063532A
JP2002063532A JP2001155644A JP2001155644A JP2002063532A JP 2002063532 A JP2002063532 A JP 2002063532A JP 2001155644 A JP2001155644 A JP 2001155644A JP 2001155644 A JP2001155644 A JP 2001155644A JP 2002063532 A JP2002063532 A JP 2002063532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
server
seller
purchaser
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001155644A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tamatsu
雅晴 玉津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANETSUKUSU SYST KK
Original Assignee
ANETSUKUSU SYST KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANETSUKUSU SYST KK filed Critical ANETSUKUSU SYST KK
Priority to JP2001155644A priority Critical patent/JP2002063532A/ja
Priority to US09/867,592 priority patent/US20020007323A1/en
Priority to EP01113389A priority patent/EP1162580A3/en
Publication of JP2002063532A publication Critical patent/JP2002063532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/02Payment architectures, schemes or protocols involving a neutral party, e.g. certification authority, notary or trusted third party [TTP]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/02Payment architectures, schemes or protocols involving a neutral party, e.g. certification authority, notary or trusted third party [TTP]
    • G06Q20/023Payment architectures, schemes or protocols involving a neutral party, e.g. certification authority, notary or trusted third party [TTP] the neutral party being a clearing house
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/04Payment circuits
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0609Buyer or seller confidence or verification
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0613Third-party assisted
    • G06Q30/0617Representative agent
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0633Lists, e.g. purchase orders, compilation or processing
    • G06Q30/0635Processing of requisition or of purchase orders
    • G06Q30/0637Approvals

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインショッピングで、決済機関が仲立
ちし、販売者、購入者を認証することにより両者が安全
に取引できる注文決済システムの提供。 【解決手段】 オンラインショッピングにおいて、購入
者の情報機器3は販売者のサーバ2を参照し(S1
0)、注文情報を得た後、必要な情報を決済機関のサー
バ5に送信する(S11)。決済機関のサーバ5は、そ
の情報を基に、あらかじめ用意してある購入者の信用度
の情報を参照し、購入の可能な場合にのみ、販売者のサ
ーバ2に注文情報を送信する(S12)。決済機関のサ
ーバ5は販売者の信用度ランクにより販売者に対する決
済期間を定め、その期間内に購入者から申し立てがない
ときに決済を行なうことにより安全性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品、サービス、情報
などの販売を通信ネットワークを利用して行なうことが
できるオンラインショッピングにおいて、購入者が安全
にショッピングができるとともに、販売者も決済機関が
仲立ちして購入者を認証することにより安心して販売で
きるようにした注文決済システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オンラインショッピングは、通信
ネットワークを利用することにより、販売者の所まで出
向くことなく、商品、サービス及び情報等を購入できる
システムとして周知である。
【0003】図11は従来のオンラインショッピングの
構成例を示す図である。この図11において、オンライ
ンショッピング101は、販売者のサーバ1021 ,1
02 2 ,1023 ,…と、購入者のコンピュータなどの
情報機器1031 ,1032,1033 ,…とが通信ネ
ットワーク104を介して接続された形態をとってい
て、購入者の情報機器103n が販売者のサーバ102
m に接続されることにより、商品、サービス及び情報等
を購入できるようにしたシステムである。なお、添え字
n,mは購入者、販売者が特定されたことを意味してい
る。
【0004】図12は、上述したオンラインショッピン
グにおける決済の仕方を説明するための図である。購入
者は、コンピュータなどの自己の情報機器103を販売
者のサーバ102に接続し、販売者のホームページを参
照し(図12のS200)、欲しい商品、サービスある
いは情報等がある場合、例えば商品名、商品コード、数
量などの注文情報を入力し、かつ、クレジットカードや
デビットカードで決済する場合には、クレジットカード
番号あるいはデビットカード番号などの決済情報を入力
し、さらに、自分の住所、氏名、電話番号などの送付先
情報を入力し、それらの情報を送信する(図12のS2
01)。販売者は、クレジットカードやデビットカード
の有効性を確かめ、場合によっては購入者に電話して注
文を確認した上で、商品等の発送・売上を行う。その
後、販売者は、販売者のサーバ102からクレジットカ
ード会社、銀行またはプロバイダーなどの決済機関のサ
ーバ105に対して決済情報を送信し(図12のS20
2)、決済機関に売上の請求を行うというものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のオン
ラインショッピングでは、認証・信用や決済の面で様々
な問題があるので、以下、それらを説明する。詳細は後
述するが、オンラインショッピングで決済する場合、振
込み、代引き、コンビニエンスストアでの代金及び品物
等の授受、クレジットカードの利用といった方法を選択
できる。
【0006】〔振込による決済について〕販売者にとっ
ては、先払いの振込の場合には、先払いであるので支払
が確実であるが、購入者側から見ると、販売者が確実に
商品等を送ってくれるのかどうか等の不安がある。逆
に、後払いの振込の場合には、販売者側からみると、購
入者が確実に振り込んでくれるか等の不安がある。
【0007】〔代引きによる決済について〕代引きの場
合は、商品と支払が引き換えになるために、利用者、オ
ンライン商店共に危険性は少ないが、代引きは利用料金
が高い他に、受け取りには在宅する必要があり、集合住
宅で普及している受け取リポストが利用できない他に、
商品が予想より早く付いた場合など、お金の持ち合わせ
が無くて商品の受け取りが手間取ってしまう、という欠
点があった。
【0008】〔コンビニエンスストアによる決済につい
て〕コンビニエンスストアでの授受は、代引きによる決
済による欠点を解消できるものの、購入者がコンビニエ
ンスストアまで出向かなくてはならないという欠点があ
った。また、コンビニエンスストア側では保管場所を確
保しなければならないといった欠点があり、購入者にと
っては保管料や手数料を支払わなければならないといっ
た不都合がある。
【0009】〔その他〕上記の代引き決済、あるいは、
コンビニエンスストアによる決済の場合には、商品購入
には有効であるが、サービスや情報を購入したい場合に
は対応できなかった。
【0010】〔クレジットカードによる決済について〕
上述した決済に対して、クレジットカードを利用する決
済は、最も広く利用されている。このクレジットカード
を利用する場合、クレジット番号を販売者に送信する必
要性があり、次のような欠点があった。 (1)第三者にクレジット番号を盗まれて、不正に使用
される危険性がある。これは、通信回線をカード情報が
流れる時のみならず、販売者にクレジットカード番号を
登録して、その後は、簡単な操作で注文ができるように
なっている方式の場合に、販売者のサーバがハッカーに
よりハッキングされることにより、カード番号が外部に
流出してしまう可能性もあった。 (2)販売者自体もしくは販売者の従業員が悪質で、販
売者や従業員自身で、または、他人を使ってクレジット
番号を不正使用するという危険性があった。 (3)一方で、販売者側からみると、そのカード自体が
不正に使用されているかもしれないために、カードの確
認が必ず必要となるが、注文を受け付ける時点と売上を
計上する時点が異なるために、完全に不正を排除するこ
とが仕組み上、困難であった。
【0011】そこで、第三者にクレジット番号を盗まれ
ることを防止するための方策として暗号化や認証といっ
た方法が用いられている。暗号化方式としては、SSL
(Secure Socket Layer )という方法があるが、あまり
普及していないのが実情である。SSL(Secure Sock
et Layer)では、例えば第3者機関による認証局に事前
に認証を受けておくことが必要であるが、費用がかかる
上に、面倒で利用者が認証を受けることはまずない。ま
た、認証は、あくまでも本人であるといった意味での認
証であって、オンライン商店の信用度や個人の支払能力
に対する信用度とは全く意味が異なるものである。ま
た、SSL(Secure Socket Layer)はファイヤーウオ
ールを通過できないケースがあるうえに、128ビット
という長い暗号は国によって使用上の問題がある他、コ
ンピュータに対する負荷が大きく暗号化を行わない場合
に比較して処理できるトランザクション量が大幅に減少
する、などといった問題も抱えていた。
【0012】クレジットカード会社側から見ると、不特
定多数の店にクレジット番号が流出してしまうのは、悪
用が心配である他、販売者や購入者が正当に使用してい
るのか疑わしい場合がある。また、クレジットカードの
偽造による相当額の被害が発生している。不正使用によ
る損害は保険によって賄われているが、保険料はクレジ
ット会社が直接的には負担し、間接的には購入者や販売
者が負担しており、クレジット会社の経営を脅かすよう
になってきている。この問題は、デビットカードを使用
する銀行でも、同様の問題を潜在的に抱えている。
【0013】〔プロバイダーによる決済について〕上記
の他に、有料情報の購入では、プロバイダーが代金収納
の代行を行う場合が多いが、この場合は、販売者や購入
者側から見ると、特定のプロバイダーと契約をしなけれ
ば情報利用ができないという欠点があった。
【0014】〔オンラインモールについて〕この他に
は、オンラインモールという方式がある。これは決済性
のある事業体が主体となって、その事業体のホームペー
ジに販売者の情報を載せるものと、モールとしてはホー
ムページの集合であり、決済は前記のような各種の手段
を用いて行なうものとあった。前者は、プロバイダーの
代金収納代行と殆ど大差なく、同様のデメリットを抱え
ていた。後者は、前述のような一般のオンラインショッ
ピングと同様の欠点を抱えていた。
【0015】このように、従来の方法では、購入者、オ
ンライン商店(販売者)、クレジット会社などの決済機
関すべてが不安を抱えながら運用をしていた。しかしな
がら、オンラインショッピングの発展のためには、認証
と支払の確実化が求められていた。
【0016】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、商品、サービス、情報などの販売を通信ネ
ットワークを利用して行なうことができるオンラインシ
ョッピングにおいて、購入者が安全にショッピングがで
きるとともに、販売者も決済機関が仲立ちし購入者を認
証することにより安心して販売できる注文決済システム
を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するため、
請求項1記載の発明に係る注文決済システムは、販売者
のサーバと購入者の情報機器とが通信ネットワークを介
して接続され、商品、サービス及び情報等を購入できる
オンラインショッピングにおいて、前記通信ネットワー
クに決済機関のサーバが接続されていて、前記購入者の
情報機器は、販売者のサーバの販売情報を検索し、必要
な商品、サービス、情報等の購入情報を作成し、その購
入情報を前記決済機関に対して、その購入に対する決済
承認と注文代行を依頼する目的で送信し、前記決済機関
のサーバは、前記購入者が送信した前記購入情報を受信
し、あらかじめ用意してある前記購入者の信用度の情報
を参照し、購入の可能な場合にのみ、前記販売者のサー
バに対して注文情報を送信する手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0018】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明に係る注文決済システムでは、決済機関のサーバ
は、購入者が販売者から入手した購入情報を受信し、あ
らかじめ用意してある前記購入者の信用度の情報を参照
し、購入の可能な場合にのみ、前記販売者のサーバに対
して注文情報を送信する手段を備え、たことを特徴とす
るものである。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項1または
2において、決済機関のサーバは、販売者のランク付け
の情報を参照し、当該ランク付けに基づく支払い猶予期
間を決定し、その支払い猶予期間の期間内に、購入者か
ら申し立てがないときに、前記販売者に代金支払処理を
実行する処理手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかにおいて、決済機関のサーバは、事前に購入者
の電子メールアドレスを登録受付し、前記購入者からの
注文を受けた毎に、あるいは、随時若しくは一定期間毎
に、注文内容を電子メールにて、前記購入者の情報機器
に通知する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項1〜4の
いずれかにおいて、決済機関のサーバは、通信確立の都
度、購入者の情報機器に、認証のための異なるコードを
前記決済機関のサーバから送信し、そのコードが合致し
ていることを確認する手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0022】請求項6記載の発明では、請求項1〜5の
いずれかにおいて、販売者のサーバは、ホームページ上
に、商品、サービス、有料情報のいずれかを含む情報を
掲載できる手段と、決済機関のサーバから送信されてき
た注文情報を含む情報を取り込み、これらの注文情報を
含む情報を基に受注する手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0023】本発明において「販売者のサーバ」とは、
販売者自身が保有し、運用しているサーバのみならず、
外部のサービス会社に委託しているものを含むものであ
る。また、本発明において用いられる「決済機関」の用
語には、銀行、郵便局、保険会社、証券会社、及びクレ
ジット会社、並びにインターネット上に電子モールを開
設し、販売会社の営業情報を表示し、商取引の仲介を行
い、それに伴う決済を行う組織が含まれる。更に、当該
決済機関の委任に基づき、当該決済機関に代わって決済
または決済の仲介を行う「決済代行機関」も本発明の
「決済機関」に含まれる。さらに、本発明において用い
られる「購入者の情報機器」には、コンピュータ、携帯
電話、ハンディターミナルなど、インターネット通信が
可能な現在市場に出回っている機器又は将来出現するで
あろう機器であれば、どのような機器も含まれる。ま
た、本発明における「購入者の信用度の情報」には、ク
レジット会社などにおける与信チェック情報のほか、銀
行の預金残高、郵便局の貯金残高が含まれる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図10を参照して説明する。図1は本発明
の実施の形態に係る注文決済システムの全体構成図であ
る。この図1において、本発明の実施の形態に係る注文
決済システム1は、販売者のサーバ21 ,22 ,23
…と、購入者のコンピュータ等の情報機器(以下「情報
機器」と称す。)31 ,32 ,33 ,…と、決済機関の
サーバ51 ,52 ,53 ,…とが通信ネットワーク4を
介して接続された形態をとっていて、購入者の情報機器
3n が販売者のサーバ2m に接続されることにより、商
品、サービス及び情報等を入手し、購入したいものが決
定したところで、購入者の情報機器3n から注文情報を
決済機関のサーバ5p に送信し、決算機関のサーバ5p
ではあらかじめ設けてある購入者の情報(例えばデータ
ベース等に格納されている購入者の情報)を参照して購
入者の信用度を調査し、購入可能と判断されたときに販
売者のサーバ2m に注文情報を送信できるようにしたシ
ステムである。なお、添え字n,m,pは購入者、販売
者及び決済機関が特定されたことを意味している。ま
た、各販売者のサーバ21 ,22 ,23 ,…、各購入者
の情報機器31 ,32,33,…、及び各決済機関のサー
バ51 ,52 ,53 ,…は、図示しないが、それぞれ通
信機能を備えている。
【0025】図2は、同注文決済システムにおける販売
者のサーバの構成を示す図である。図2において、販売
者のサーバ2は、通信制御手段20と、商品や決済に必
要な情報を格納したデータベース21とからなり、前記
通信制御手段20の制御下に、データベース21内の各
種製品に関するデータをホームページ形式で提供できる
ようになっている。また、販売者のサーバ2は、通信回
線を介して通信ネットワーク4に接続されている。デー
タベース21は、図2に示すように、商品名、商品の画
像データ、商品の仕様書(スペック)、金額、その他の
商品データベース22と、決済するための情報からなる
決済情報データベース23とからなる。決済するための
情報は、例えば金融機関名、当該金融機関の通信先デー
タ、その他からなる。前記通信制御手段20は、外部か
らの要求に応じてデータベース22内のデータをホーム
ページ形式で通信先の購入者の情報機器3に送出できる
機能を備えている。
【0026】図3は、購入者の情報機器がコンピュータ
である場合の構成を示す図である。図3において、購入
者の情報機器3は、通信機能を有するコンピュータ本
体、ディスプレイ、マウス、キーボード等からなる。こ
の購入者のコンピュータ3は、通信制御手段31と、処
理手段32とを備えている。通信制御手段31は、販売
者のサーバ2に接続でき、かつ、決済機関のサーバ5に
も接続できるものである。通信制御手段31は、販売者
のサーバ2と通信し、通信ネットワーク4を介して送ら
れてきた販売情報を含むデータをディスプレイ上に表示
できる。処理手段32は、マウスやキーボードの操作に
より商品等を選択したときに注文内容を確認するために
表示でき、かつ、決済機関を決定したときに購入者本人
のIDやパスワードを入力するための入力画像の表示が
でき、入力があったときにそれらを所定の記憶エリアに
記憶しておくことができる。また、処理手段32は、所
定の記憶エリアに記憶されている決済機関の接続先情報
から決済機関のサーバ5に接続し、かつ、前記記憶エリ
アに注文情報を通信ネットワーク4を介して決済機関の
サーバ5に送信できる機能を有している。
【0027】図4は、決済機関のサーバの構成を示す図
である。図4において、決済機関のサーバ5は、通信制
御手段51と、各種処理手段52と、データベース53
とから構成されている。通信制御手段51は、購入者の
情報機器3からの注文データを受信して所定の記憶エリ
アに記憶させるとともに、注文の受け付けが可能になっ
たときに、販売者のサーバ2に注文情報を送出できる手
段である。各種処理手段52は、データベース53に記
憶されている購入者用データベース531を参照して購
入者の信用度情報等を調査し、当該信用度情報等を基に
購入金額との関係で注文の可否を決定することができ
る。また、各種処理手段52は、データベース53に記
憶されている販売者用データベース532を参照して販
売者のランク付けを調査し、当該ランク付けに基づいて
支払い猶予期間を決定し、その支払い猶予期間の期間内
に購入者から申し立てがないときに、販売者に支払いを
することができる。データベース53は、購入者用デー
タベース531と、販売者用データベース532とから
なる。
【0028】図5は、上記購入者用データベースの構成
例を示す説明図である。図5において、購入者用データ
ベース531は、例えば、購入者氏名531a、購入者
ID531b、パスワード531c、与信情報531
d、注文内容531e、金額531f、電子メールアド
レス531g、その他から構成されている。
【0029】図6は、上記販売者用データベースの構成
例を示す説明図である。図6において、販売者用データ
ベース532には、会社名532a、接続先情報532
b、ランク付け532c、住所532d、連絡先電話番
号等532e、口座番号532f、その他から構成され
ている。なお、データベースは、暗号化されていること
が好ましい。
【0030】このような構成になる注文決済システムの
動作について図1ないし図6を基に図7ないし図10を
参照して説明する。ここで、図7は当該注文決済システ
ムの大まかな情報の流れを説明するための図である。図
8は当該注文決済システムの情報の流れを詳細に説明す
るための図である。図9は注文情報の画面例を示す図で
ある。図10はパスワード等の入力画面を示す図であ
る。
【0031】〔クレジットカード会社による決済機関〕
まず、クレジットカード会社を決済機関として想定した
場合について述べる。販売者は、特定の仮想商店街(シ
ョッピングモール)に属する必要はなく、自由にホーム
ページの開設を行うことができる。決済機関との事前の
契約は必要であるが、これは従来でもクレジットカード
や振込みを利用する場合には必要であったので、本発明
で特に追加的に必要になるものではない。また、販売者
のサーバ2のホームページ上に、商品や、サービス、有
料情報を掲示して購入者の利用を待つ。
【0032】(商品に対する決済)初めに、商品を購入
する場合の決済について述べる。サービスや情報の場合
の決済は、商品とは若干異なる決済方式となるため、こ
れにについては後述する。まず、購入者は、販売者のサ
ーバ2と購入者の情報機器3とを通信ネットワーク4を
介して接続し、販売者のホームページ等から販売情報
(商品情報)を入手する(図7のS10、図8のS2
0)。購入品目が決定されると、購入者の情報機器3の
処理手段32は所定の処理を実行し、購入者の情報機器
3のディスプレイ上に、例えば、図9に示すような画面
300を表示する。この画面300では、図9に示すよ
うに、「商品名」、「数量」、「金額」、「小計」、
「送料」、「消費税」、「支払い合計」、「支払い方
法」等が表示されている。この画面300は、以下のよ
うに、決済機関のサーバ5に接続されるように変更する
必要がある。この画面300は、決済機関のサーバ5に
接続するための画面情報を隠し項目として内部に保持
し、決済機関のサーバに接続すると情報が渡るようにす
る他、セキュア通信によって渡すといった方式を保有す
る。この情報の中には、販売者を特定するための情報が
不可欠であるが、これは、統一されたコードが附番され
ている場合には、それを使用すればよいが、そのような
コードが無い場合には、決済機関が定めた販売者コード
を、XMLといった形式で決済機関と対応させて隠し項
目として記載しておく、といった方法により可能であ
る。
【0033】ここでは、Aクレジットを指定する場合を
説明する。上記画面300において、Aクレジットをク
リックすると、購入者の情報機器3は、Aクレジットの
ホームページに飛ぶが、実際には、注文一覧の画面にそ
の情報を埋め込むことにより、クリックするのみで決済
機関のサーバ5に飛ぶようにすることが可能となる。こ
こで、ディスプレイ上に表示された画面300を見なが
らマウス等を使用して支払い方法を決定すると、購入者
の情報機器3の処理手段32は、通信ネットワーク4を
介して決済機関のサーバ5に接続する。決済機関のサー
バ5から画面情報が購入者の情報機器3に送られてき
て、購入者の情報機器3のディスプレイ上の画面310
上に、例えば、決済機関のメッセージと、「ユーザーI
D」、「パスワード」等の入力用窓が表示されることに
なる。
【0034】そこで、購入者が、情報機器3のキーボー
ドから、例えば「ユーザーID」、「パスワード」等を
入力し、最終的に確認をして決定ボタンをマウス等によ
りクリックすると(図8のS21)、購入者の情報機器
3の通信制御手段31は、前記画面300に表示されて
いた注文情報を、通信ネットワーク4を介して決済機関
のサーバ5に送信する(図7のS11、図8のS2
2)。この送信を行うことは、購入者と販売者間の商品
等に関する売買契約を決済機関に代行依頼することにな
るとともに、決済機関に対して決済承認を依頼すること
になる。この他に、販売者の画面から決済者(決済機
関)の画面に飛ぶときに注文情報を保持しておきなが
ら、注文情報を決済機関に送信することもできる。この
方法をとる場合は、決済機関は購入者が誰であるか特定
できない状態で注文情報を受け取ることになるが、IP
アドレスなど、購入者の情報機器が有する固有の番号を
決済機関のサーバが保持することで、購入者が後から入
力されるID、パスワードと照合することで、購入者を
最終的に特定することができるので、確実に認証が行な
える。この画面310は、セキユリティを強化する上
で、SSL(Secure Socket Layer)などの暗号を使用
することが好ましい。また、同時に、1回毎に変更にな
るコードを付加することが好ましい。このコードは、セ
ッシヨンが確立される都度、決済機関のサーバ5から新
しいものが送られてくる。これは、毎回異なるコードが
使用されるため、安全性には有利である。また、安全性
を高め、同時に使い易さを高めるために、このコードは
100桁とかの十分に長いコ―ドであり、そのコードを
ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスクに保
存しておくことが好ましい。ハードデイスクに保存する
場合、複数の情報機器を使用している場合に、不便にな
るが、それを回避するためには、同一のユーザーIDに
対して複数のコードを発行するか、または、クレジット
番号一つに対して、複数のユーザーIDを発行して、そ
れ毎にコードを割り振るようにすることで回避が可能と
なる。なお、このコードは、最初に購入者が決済機関に
申請した時に発行される。そのコードを購入者の情報機
器3の中に入れる。決済機関に接続する都度、購入者の
情報機器3は、そのコードを送信する。決済機関のサー
バ5では、そのコードが一致しているか否かを確認し、
一致している場合には認証を可とする。そして、決済機
関のサーバ5は、購入者の情報機器3に新たなコードを
送信する。
【0035】決済機関のサーバ5は、購入者の情報機器
3からのログイン情報が正しいと判定すると、次のよう
な処理を行なう。決済機関のサーバ5の各種処理手段5
2は、まず、データベース53の購入者用データベース
531を参照して購入者の信用度を調査し、かつ、デー
タベース53の販売者用データベース532を参照して
販売者のランク付けを確認した上で(図8のS23)、
購入者の信用度や購入金額との関係や販売者のランク付
け等とで売買契約を締結するのに問題が無ければ(図8
のS24;OK)、保存してある商品購入のための注文
情報を販売者に送信する(図7のS12、図8のS2
5)。この送信を行うことは、購入者と販売者間の売買
契約を行うことを意味し、決済機関はその代行を行うこ
とを意味する。ここで、注文情報には、商品を特定する
番号や、金額のほかに、購入者の住所・氏名、電話番号
などを含み、商品を配送可能な状態とする情報とする。
また、この場合、決済機関は購入者のクレジット番号や
口座番号などを販売者に送信しない。決済や確認のため
の情報としては、決済機関は、注文番号などを販売者に
送信することが好ましい。また、決済機関は購入者に対
しても前記注文番号などを送信することが好ましい。こ
の注文番号は、購入者が販売者に状態を確認する他、商
品の未着などの苦情申し立てに使用するために有効であ
る。
【0036】販売者では、決済機関のサーバ5から送信
されてきた注文情報を販売者のサーバ2に取り込み、こ
れらの注文情報を基に受注とし、商品の場合は、発送を
行う。サービスや情報の場合は、決済機関の注文情報に
基づきサービスや情報の提供を行う。販売者は、必要に
応じて決済機関に対して、受領のメッセージや受注情報
を送信することができ、決済機関は、購入者に対して、
その情報をメールで送信することができる。
【0037】ここで、決済は、決済機関のサーバ5を購
入者からの注文情報が通過する時点で行うことができる
が、万一、販売者からの商品が購入者に届かないとか、
送られてきた商品の品質に問題があるといったトラブル
を防止するために、随時若しくは一定期間後に支払いを
行うようにしてもよい。すなわち、決済機関のサーバ5
の各種処理手段52は、販売者用データベース532を
参照し、販売者のランク付けに応じて、例えば8日、1
6日、1カ月後等の支払い猶予期間を設定することがで
きる。これら支払い設定期間に、購入者等から苦情等が
あれば、決済機関のサーバ5に支払停止を入力し、決済
を中断させて苦情等の状況を確認することができる。こ
れにより、購入者、決済機関の両者共に悪質な販売者に
よる負担を逃れることが可能となる。購入者から苦情等
が有った場合には、販売者と購入者とでの話し合いを基
本とすることが好ましいが、必要に応じて決済機関が販
売者及び購入者間に直接介入することもできる。また、
このような方法をとることにより、販売者が他者を騙っ
てホームページを開設し、購入者に対しては、著名な別
の販売者であるかのようによそおい、決済機関に対して
は、自己の名称を用いて、注文を自己が受けるようにす
る、といった行為に対しても、購入者が商品を受け取っ
て、苦情を申し立てることで、決済が延期されるので、
こういった種類の行為の防止が可能となる。
【0038】このように、本発明の注文決済システムで
は、決済機関のサーバ5から販売者のサーバ2に対して
の注文情報送信時には、クレジットカード番号は送信せ
ず、注文番号といったものを送信しているので、決済機
関から外にクレジット番号が流出することがなく、注文
が行なえる。
【0039】決済機関のサーバ5と販売者のサーバ2と
の間の通信は、第3者の成りすましを防止する目的で、
暗号化するとか、専用線の他、インターネットのVPN
(Virtual Private Network)といった仕組み等、特
定の相手方に対して秘話性を有する手段を用いて通信す
ることが望ましい。販売者にとっては、その時点で初め
て商談が成立することになるが、その時点では購入者の
与信情報はチェック済みで、決済機関で引き落としにか
かるようになっており、販売者にとっては安心できる注
文情報ということになる。
【0040】また、このような方式を採用しても、何ら
かの方法で、第3者が購入者に成りすまして不正使用す
る可能性が全くないとは言い切れない。こういった被害
を最小限にとどめるために、次のような仕組みとするこ
とができる。すなわち、決済機関のサーバ5の各種処理
手段52は、購入者用データベース531にある電子メ
ールアドレス531gを参照し、注文情報を、あらかじ
め登録してある購入者の電子メールアドレスに対し、注
文がある度に、または、ある程度の期間の注文をまとめ
て、通信ネットワーク4を介して購入者の情報機器3に
送信する(図8のS26)。これにより、第3者が購入
者に成りすましていることを防止できる。
【0041】なお、オンラインシヨッピングでは、画面
を用いてシヨッピングを行なうが、電子メールは全く別
の機能となっている。また、販売者や第3者には、購入
者の電子メールアドレスは分からない。また、電子メー
ルは、パソコンを使用したもののみならず、携帯電話な
ど、メール機能を持ったものであれば、どのような手段
でも良い。
【0042】また、決済機関ならではの認証を高める工
夫も本発明においては可能である。高額商品や換金性の
高い商品などは第3者に不正に狙われがちであるが、そ
のような場合に役立つ。これは、例えば次のようにす
る。すなわち、決済機関にあらかじめ購入者(=契約
者)の秘密性の高い情報を登録しておくのである。例え
ば母親の旧姓などは欧米でもよく使用されている。この
他にも、忘れる可能性が少なくて、第3者に知られにく
い情報はいく種類か考えられる。最も好きな音楽とか映
画など趣味性の高いものでもよい。
【0043】これらは通常、外部には出ない情報である
が、決済機関に事前に登録しておき、購入者が入力した
情報と合わせて照合することにより、認証をより確実に
できる。また、登録してある複数の情報のうち、選択さ
れたものに答えさせることで毎回同じ内容の入力となら
ないように工夫することは好ましい。なお、決済機関の
サーバ5は、購入者の与信枠と信用度の関係で注文を受
け付けることができないときには(図8のS24;N
O)、決済機関のサーバ5から購入者の情報機器3にN
Gの回答をする(図8のS27)。
【0044】(サービスに対する決済)次に、サービ
ス、情報を購入した場合の決済の方法は、商品の購入す
る場合の決済の方法と若干異なる部分があるので、その
部分について特に説明する。サービスに関しては、オン
ラインショピングの時点ですぐに得られるケースは少な
く、ほとんどは、その時点よりも、後で発生するものと
考えられる。例えば、ホテルや交通機関の予約などであ
る。この場合も、販売者のサーバ2と購入者の情報機器
3とを接続し、商品の購入と同様に予約を決めたら、決
済機関のサーバ5に接続を行なう。決済機関のサーバ5
では、商品の場合と同様に、与信のチェックを行って、
販売者に注文情報の送信を行なう。決済は、決済機関に
購入情報が届いた時点で行われる場合もあるが、本発明
の効果を高める上では、サービスが完了した時点から、
前記の一定の猶予期間を置いた後に決済が行われること
が好ましい。購入者にとっては、決済がサービス完了時
点であれば、サービスが完全に履行されることの保証が
されることになる。また、販売者にとっても、決済機関
による承認が行われているので、支払いが確実に行われ
ることが保証されることになる。サービス完了後に決済
を行う場合には、購入者から購入情報が送られてきた時
点では、決済を行わず、注文番号や予約情報、購入者を
特定するための氏名、住所等の情報を送信する。また、
商品の場合と同様に、購入者の情報機器に対して注文番
号を送信することが好ましい。この注文番号により、購
入者は、サービスの履行上で苦情があった場合に申し立
てが簡単に行える。
【0045】販売者は、サービスの完了時に、注文番号
を基にして決済機関のサーバ5に対して決済依頼を行な
う。決済機関のサーバ5は、依頼を受け取ったときに、
商品購入時と同様に、決済を行なう。但し、購入者から
の苦情申し立てが無いことが前提となるのは商品の場合
と同様である。この場合にも、決済機関のサーバ5は、
購入者の情報機器3に対して電子メールで通知すること
が安全性を向上させるうえで望ましい。
【0046】(情報に対する決済)次に、情報の場合の
決済方式を説明する。情報の購入と決済の方式に関して
は、金額が事前に確定する場合と、事後に確定する場合
が存在する。事後に金額が確定する場合とは、情報量や
アクセス時間に応じて課金するなどするものである。
【0047】事前に確定する場合は、音楽配信などが該
当し、事後的に確定する場合は、企業情報や占い、百科
辞典など使用量に応じて課金される場合が該当する。購
入者が販売者のサーバ2にアクセスして、購入したい情
報を探す。目的の情報が見つかった後に、決済機関のサ
ーバ5に接続を行うが、その場合は販売者を特定するだ
けで良い。決済機関に接続する時点で、購入者の情報機
器は目的の販売者と利用限度額を送信する。決済機関の
サーバ5では、利用限度額に対し購入者の与信チェック
を行い、販売者に対して購入者のIPアドレスなど固有
な情報を送信する。購入者は、販売者のサーバ2にアク
セスしなおし、必要な情報の購入を行う。販売者は決済
機関から送られてきた購入者のアドレスにより認証でき
るので確実である。利用限度額を超過する場合は、販売
者から購入者に対して限度であることを通知して終了す
る。この場合は利用限度額が実利用額となる。金額が事
後に確定する場合のように、購入者が利用限度額を残し
て購入を終了する場合は、それまでの利用額が実利用額
となる。販売者のサーバ2から、決済機関のサーバ5に
対して、購入者のアドレスと実利用額を送信して決済を
依頼する。
【0048】しかしながら、上記の方法はIPアドレス
が固定接続の場合は有効であるが、DHCP (Dynamic
Host Configuration Protocol)接続などの場合は、アド
レスが接続の都度変わるので、何回も利用する場合には
対応できない。この場合に対応する方式として、ID方
式が有効である。購入者が販売者のサーバ2をアクセス
した後、決済機関のサーバ5に接続しなおし、利用限度
額の与信チェックを行うまでは同等である。与信チェッ
ク結果が良しとなれば、その後、決済機関はIDを販売
者と購入者に送付する。IDは単一でも良いし、パスワ
ードと組み合わせる形態でも良い。このIDは、購入者
を特定する情報として3者の間で使用される。決済機関
の認証の後、購入者が販売者にアクセスする場合にその
IDを使用する。また、販売者が決済機関に決済を依頼
する場合に、そのIDを使用する。決済機関では、利用
限度額までの決済のみを認めるようにすることで、販売
者の不正を防止できる。
【0049】予め、利用限度額を設定してあるので、そ
れを超過することが無く、万一、販売者が悪意を持って
過大な利用額を請求しようとしても、決済機関では受け
付けることが無い。また、第三者による悪用に対して
も、利用限度額までしか悪用されないので、被害があっ
たとしても最小限度で済む。
【0050】IDは英数字と特殊文字を使用して、8桁
とした場合に、英字26文字、数字10文字、特殊文字
を10種とした場合に、1桁毎に46種類となる。8桁
とした場合には、46の8乗となるので、20兆とおり
となり、必要十分であると考えられるが、パソコンに記
憶させる形のパスワードを組み合わせるのは安全性を増
す上で好ましい。
【0051】以上で、クレジットカードによる商品、サ
ービス、情報の注文決済方式について述べた。上記の説
明では、購入者の情報機器として、コンピュータを例に
とって述べたが、本発明において、購入者の情報機器に
は、コンピュータの他に、携帯電話やハンディターミナ
ルなど、インターネット通信が可能な情報機器であれ
ば、どのような情報機器を用いてもかまわない。
【0052】また、購入者の購入形態として、手動で画
面の検索や決済機関(決済者)への注文情報の送信を行
うように記述してあるが、これらに限らず特殊なプログ
ラムを用いて実現することも可能である。例えば、在庫
管理プログラムの一部に特殊なプログラム(P1)を組
み込んでおき、品目ごとに一定の在庫量を下回ったら発
注を行うような仕組みとする。P1は予め指定してある
ウエブサイトを検索し、最も安いサイトを見けて、その
情報を決済者に送信するようにする。また、他の例とし
ては、特定の歌手のCDを注文したり、特定のコンサー
トの券を注文する場合に、指定の時刻に起動するような
プログラムを組み込んでおくことも可能である。このよ
うにすることで、人手だけでなく、プログラムによる注
文も可能である。購入者は、購入者の情報機器3をシス
テム的に変更する必要は全くない。決済機関から送られ
てきた画面で、販売者に接続することにより、販売者は
情報の送信を行なう。
【0053】事後に金額が確定する場合は、利用完了
後、販売者が購入者に利用金額を通知するとともに、決
済機関に対し決済用に注文番号と金額を通知することに
より、決済を行なう。この場合も、決済機関のサーバ5
から購入者の情報機器3に対して電子メールで通知する
ことが好ましい。
【0054】(デビットカードによる決済)次に、銀行
でのデビットカードを使用した場合について述べるが、
前述のクレジットカードの場合と同様である。クレジッ
トカードの場合は、クレジットカード会社が決済機関と
なり、与信情報に基づいて購入者の購入に対する可否を
判断していたが、銀行の場合は預金残高をもって購入の
可否を判断する。決済機関は購入者から購入情報を受け
取った時点で、購入者口座からは引き落としを行い、販
売者の口座への入金は一定の猶予期間後とする。この期
間の預金は、銀行のいわゆる「別段預金」と呼ばれてい
るものなどを使用し、個別管理が行えることが好まし
い。
【0055】具体的な実現手段としては、販売者の作成
する画面に次のような工夫を加えることにより、実現で
きる。注文する商品を決定後、最終的に確認画面(図9
参照)を送信する。ここで、支払い手段として、クレジ
ットカード会社や銀行の名称を表示するが、図9に示す
画面300には、クレジットカード会社や銀行へ接続す
るための画面情報をあらかじめ保持しておく。購入者が
決済機関を選択すると、図9に示す画面300にあらか
じめ埋め込まれている決済機関の画面情報により決済機
関に接続される。また、図9に示す画面300では、注
文情報(商品名や商品コード、数量、金額、配送料、消
費税、合計金額など)を購入者の情報機器の記憶装置に
書き込んで置く。この情報を決済機関に接続後、購入者
から決済機関へ送信する。送信は、画面上で自動的に、
あるいは、指定することにより、行うことができる。記
憶装置の中の情報は販売者ごとに異なるのではあるが、
まちまちであると決済機関で情報として扱うことが困難
になるため、XML形式のようなフォーマットにし、タ
グも固定的なものとすることが好ましい。
【0056】〔実施の形態の効果〕上述した本発明の実
施の形態に係る注文決済システムによれば、上述したよ
うに構成したので、次のような作用効果を奏するもので
ある。 (1)通信ネットワーク4上にクレジットカード番号や
銀行口座番号が伝送されないため、番号を盗まれること
がなくなる。 (2)通信ネットワーク4にクレジットカード番号や銀
行口座番号が伝送されないため、カード偽造を防止でき
る。 (3)購入者を決済機関が認証するため、販売者から見
て安心な購入者と取引ができる。 (4)販売者は決済機関において認証されているため、
購入者から見て安心できる上に、決済まで一定の期間を
おいてあるので、その間にクレームをあげることができ
るため、安心して購入することができる。また、決済機
関にとっても、不良販売者を排除できる。 (5)購入がある都度、または、随時若しくは一定期間
ごとに購入情報を購入者に電子メールで通知することよ
り、第3者による不正な利用の早期発見が可能になり、
被害を最小限にとどめることができる。 (6)決済機関のサーバ5は、通信確立の都度、購入者
の情報機器に、認証のための異なるコードを決済機関の
サーバから送信し、そのコードが合致していることを確
認するようにしたので、確実に相手を確認でき、決済の
安定性が増加する。
【0057】なお、上述した注文決済システムでは、販
売者のサーバ2の商品データベース22及び決済情報デ
ータベース23を図2のように示したが、これに限定さ
れるものではなく、各種の方式のものを採用できる。ま
た、図5で示す購入者用データベース531及び図6で
示す販売者用データベース532もこれに限定されるも
のではなく、各種の方式のものが採用できる。同様に、
図9の画面300及び図10の画面310も、これに限
定されるものではなく、各種の方式の画面を採用できる
ことはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、販売者のサーバと購入者の情報機器とが通信
ネットワークを介して接続され、商品、サービス及び情
報等を購入できるオンラインショッピングにおいて、前
記通信ネットワークに決済機関のサーバが接続されてい
て、前記購入者の情報機器は、販売者のサーバの販売情
報を検索し、必要な商品、サービス及び情報等の購入情
報を作成し、その購入情報を決済機関のサーバに対し
て、その購入に対する決済承認と注文代行を依頼する目
的で送信し、前記決済機関のサーバは、前記購入者が送
信した前記購入情報を受信し、あらかじめ用意してある
前記購入者の信用度の情報を参照し、購入の可能な場合
にのみ、販売者のサーバに対して前記注文情報を送信す
るようにしたので、以下の効果を奏する。 (1)通信ネットワーク上にクレジットカード番号や銀
行口座番号が伝送されないため、番号を盗まれることが
なくなる。 (2)通信ネットワーク上にクレジットカード番号や銀
行口座番号が伝送されないため、カード偽造を防止でき
る。 (3)クレジットカード番号や銀行口座番号が販売者に
渡らないため、販売者自身による乱用や、販売者に対す
るハッカーによる悪用から、守ることができる。 (4)購入者を決済機関が認証するため、販売者からみ
て安心な購入者と取引ができる。
【0059】請求項2記載の発明によれば、購入者が情
報機器を介して送った購入情報を決済機関のサーバで受
信し、決済機関のサーバにより前記購入者の信用度の情
報を参照して、購入の可能な場合にのみ、前記販売者の
サーバに対して注文情報を送信するようにしたので、以
下の効果を奏する。 (1)通信ネットワーク上にクレジットカード番号や銀
行口座番号が伝送されないため、番号を盗まれることが
なくなる。 (2)通信ネットワーク上にクレジットカード番号や銀
行口座番号が伝送されないため、カード偽造を防止でき
る。 (3)クレジットカード番号や銀行口座番号が販売者に
渡らないため、販売者自身による乱用や、販売者に対す
るハッカーによる悪用から、守ることができる。 (4)購入者を決済機関が認証するため、販売者からみ
て安心な購入者と取引ができる。 (5)決済機関において、決済承認を行なう場合、決済
機関に登録してある購入者自身の詳細な情報を利用して
本人確認を行うことができるので、不正利用に対する認
証の確実性が増す。 (6)購入者は、決済機関の定めるユーザーID、パス
ワードを使用すれば良いので、販売者毎に異なるユーザ
ーIDやパスワードを使用する必要が無く、利便性が増
す。販売者毎に異なるユーザーID、パスワードを使用
する場合は、記憶するのが難しく、手帳などに記載しな
ければならないので、セキュリティを守るのが難しくな
るが、決済機関のユーザーID、パスワードの場合は、
記憶することが可能である。
【0060】請求項3記載の発明によれば、決済機関の
サーバは、販売者のランク付けの情報を参照し、当該ラ
ンク付けに基づく支払い猶予期間を決定し、その支払い
猶予期間の期間内に、購入者から申し立てがないとき
に、販売者に代金支払処理を実行するので、購入者から
見ても安心できる上に、決済まで一定の期間をおいて、
その間に苦情等をあげることができるため、購入者は商
品等を安心して購入することができる。また、決済機関
にとっても、不良販売者を排除できる。
【0061】請求項4記載の発明によれば、決済機関の
サーバに購入者が事前に自己の電子メールアドレスを登
録しておき、決済機関のサーバは、購入者からの注文を
受けた毎に、あるいは、随時若しくは一定期間毎に、注
文内容を電子メールにて、購入者の情報機器に通知する
ので、第3者による不正な利用の早期発見が可能にな
り、被害を最小限にとどめることができる。
【0062】請求項5記載の発明によれば、決済機関の
サーバは、通信確立の都度、購入者の情報機器に、認証
のための異なるコードを決済機関のサーバから送信し、
そのコードが合致していることを確認するので、確実に
相手を確認でき、決済の安定性が増加する。
【0063】請求項6記載の発明によれば、販売者のサ
ーバのホームページ上に、商品やサービス、有料情報を
掲載でき、しかも、決済機関のサーバから送信されてき
た注文情報を取り込み、これらの注文情報を基に受注と
することができるので、安心して注文を受けることがで
きる。また、ショッピングモールに加入しなくても、確
実な決済情報が得られるため、費用が最小限ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る注文決済システムの
全体構成図である。
【図2】同注文決済システムにおける販売者のサーバの
構成を示す図である。
【図3】同注文決済システムにおける購入者のコンピュ
ータの構成を示す図である。
【図4】同注文決済システムにおける決済機関のサーバ
の構成を示す図である。
【図5】同注文決済システムにおける決済機関のサーバ
の購入者用データベースの構成例を示す説明図である。
【図6】同注文決済システムにおける決済機関のサーバ
の販売者用データベースの構成例を示す説明図である。
【図7】同注文決済システムの大まかな情報の流れを説
明するための図である。
【図8】同注文決済システムの情報の流れを詳細に説明
するための図である。
【図9】同注文決済システムにおける注文情報の画面の
構成例を示す図である。
【図10】同注文決済システムにおけるパスワード等の
入力画面の構成例を示す図である。
【図11】従来のオンラインショッピングの構成例を示
す図である。
【図12】従来のオンラインショッピングにおける決済
の仕方を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 注文決済システム 2、21 ,22 ,23,… 販売者のサーバ 3、31 ,32 ,33,… 購入者のコンピュータ 4 通信ネットワーク 5、51 ,52 ,53,… 決済機関のサーバ 20 通信制御手段 21 データベース 22 商品データベース 23 決済情報データベース 32 処理手段 51 通信制御手段 52 各種処理手段 53 データベース 531 決済機関の購入者用データベース 532 決済機関の販売者用データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月12日(2001.6.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項6記載の発明では、請求項1〜5の
いずれかにおいて、販売者のサーバは、ホームページ上
に、商品、サービス、有料情報のいずれかを含む情報を
掲載できる手段と、決済機関のサーバから送信されてき
た注文情報を含む情報を取り込み、これらの注文情報を
含む情報を基に受注する手段とを備えたことを特徴とす
るものである。また、請求項7記載の発明の注文決済シ
ステムでは、販売者のサーバと購入者の情報機器とが通
信ネットワークを介して接続され商品、サービス及び情
報等を購入できるオンラインショッピングにおいて、前
記通信ネットワークに決済機関のサーバが接続されてい
て、前記購入者の情報機器は、前記販売者のサーバの販
売情報を検索し、必要な商品、サービス及び情報等の購
入情報を作成し、その購入情報を決済機関に対して、そ
の購入に対する決済承認と注文代行を依頼する目的で送
信することを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】請求項6記載の発明によれば、販売者のサ
ーバのホームページ上に、商品やサービス、有料情報を
掲載でき、しかも、決済機関のサーバから送信されてき
た注文情報を取り込み、これらの注文情報を基に受注と
することができるので、安心して注文を受けることがで
きる。また、ショッピングモールに加入しなくても、確
実な決済情報が得られるため、費用が最小限ですむ。
た、請求項7記載の発明によれば、購入者は、販売者の
サーバの販売情報を検索し、必要な商品、サービス及び
情報等の購入情報を作成し、その購入情報を決済機関に
対して、その購入に対する決済承認と注文代行を依頼す
る目的で送信するので、購入者側からみて、クレジット
カード番号や銀行口座番号が販売者に渡らないため、販
売者自身による乱用や、販売者に対するハッカーによる
悪用から、守ることができる。また、購入者を決済機関
が認証するため、販売者側からみて安心な購入者と取引
ができ、取引の安全性が確保されることになる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売者のサーバと購入者の情報機器とが
    通信ネットワークを介して接続され商品、サービス及び
    情報等を購入できるオンラインショッピングにおいて、 前記通信ネットワークに決済機関のサーバが接続されて
    いて、 前記購入者の情報機器は、前記販売者のサーバの販売情
    報を検索し、必要な商品、サービス及び情報等の購入情
    報を作成し、その購入情報を前記決済機関に対して、そ
    の購入に対する決済承認と注文代行を依頼する目的で送
    信し、 前記決済機関のサーバは、前記購入者が送信した前記購
    入情報を受信し、あらかじめ用意してある前記購入者の
    信用度の情報を参照し、購入の可能な場合にのみ、前記
    販売者のサーバに対して注文情報を送信する手段を備え
    たことを特徴とする注文決済システム。
  2. 【請求項2】 決済機関のサーバは、購入者が販売者か
    ら入手した購入情報を受信し、あらかじめ用意してある
    前記購入者の信用度の情報を参照し、購入の可能な場合
    にのみ、前記販売者のサーバに対して注文情報を送信す
    る手段を備え、たことを特徴とする注文決済システム。
  3. 【請求項3】 決済機関のサーバは、販売者のランク付
    けの情報を参照し、当該ランク付けに基づく支払い猶予
    期間を決定し、その支払い猶予期間の期間内に、購入者
    から申し立てがないときに、前記販売者に代金支払処理
    を実行する処理手段を備えたことを特徴とする請求項1
    または2記載の注文決済システム。
  4. 【請求項4】 決済機関のサーバは、事前に購入者の電
    子メールアドレスを登録受付し、前記購入者からの注文
    を受けた毎に、あるいは、随時若しくは一定期間毎に、
    注文内容を電子メールにて、前記購入者の情報機器に通
    知する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の注文決済システム。
  5. 【請求項5】 決済機関のサーバは、通信確立の都度、
    購入者の情報機器に、認証のための異なるコードを前記
    決済機関のサーバから送信し、そのコードが合致してい
    ることを確認する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の注文決済システム。
  6. 【請求項6】 販売者のサーバは、ホームページ上に、
    商品、サービス及び有料情報のいずれかを含む情報を掲
    載できる手段と、 決済機関のサーバーから送信されてきた注文情報を含む
    情報を取り込み、これらの注文情報を含む情報を基に受
    注とする手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の注文決済システム。
JP2001155644A 2000-06-05 2001-05-24 注文決済システム Pending JP2002063532A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155644A JP2002063532A (ja) 2000-06-05 2001-05-24 注文決済システム
US09/867,592 US20020007323A1 (en) 2000-06-05 2001-05-31 Order placement and payment settlement system
EP01113389A EP1162580A3 (en) 2000-06-05 2001-06-01 Order placement and payment settlement system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167069 2000-06-05
JP2000-167069 2000-06-05
JP2001155644A JP2002063532A (ja) 2000-06-05 2001-05-24 注文決済システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063532A true JP2002063532A (ja) 2002-02-28

Family

ID=26593283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155644A Pending JP2002063532A (ja) 2000-06-05 2001-05-24 注文決済システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020007323A1 (ja)
EP (1) EP1162580A3 (ja)
JP (1) JP2002063532A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145616A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Nec Corp 販売システム、サーバ装置および販売方法
WO2004104882A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Hidejiro Kasagi 電話受け付けによるカード予約決済システム
JP2010537280A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 アリババ グループ ホールディング リミテッド 従来の小売りに適する電子商取引の方法、システム、及び装置
WO2011148873A1 (ja) * 2010-05-25 2011-12-01 日本電気株式会社 電子財布による、ネットワーク上での決済手段管理方法、決済手段管理装置及び決済手段管理プログラム
WO2012140872A1 (ja) 2011-04-12 2012-10-18 パナソニック株式会社 サーバ連携システム
WO2019130778A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 株式会社ブイシンク 無人店舗システム
JP2021077400A (ja) * 2021-02-02 2021-05-20 株式会社Nttドコモ 情報処理装置および決済方法

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016295A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Nec Corp オンラインショッピング方法及びそのシステム並びにプログラム
JP2003132284A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Hitachi Ltd クレジット決済方法及び債権管理システム
US7979348B2 (en) 2002-04-23 2011-07-12 Clearing House Payments Co Llc Payment identification code and payment system using the same
US7912792B2 (en) * 2002-07-12 2011-03-22 Vendavo, Inc. Systems and methods for making margin-sensitive price adjustments in an integrated price management system
JP2004258897A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Fujitsu Ltd 匿名電子決済システム及び方法、並びに匿名配送システム及び方法
US7835974B2 (en) * 2003-05-15 2010-11-16 Cantor Index, LLC. System and method for managing risk associated with product transactions
US7996297B2 (en) * 2003-05-15 2011-08-09 Cantor Index, Llc System and method for providing access to and managing account activity for an online account
US8001039B2 (en) * 2003-05-15 2011-08-16 Cantor Index, Llc System and method for establishing and providing access to an online account
US8799121B2 (en) 2003-05-15 2014-08-05 Cantor Index, Llc System and method for managing trading order requests
US7925577B2 (en) 2003-05-15 2011-04-12 Cantor Index Llc System and method for establishing and providing access to various types of online accounts
US7716113B2 (en) * 2003-05-15 2010-05-11 Cantor Index, Llc System and method for providing an intermediary for a transaction
US8725607B2 (en) 2004-01-30 2014-05-13 The Clearing House Payments Company LLC Electronic payment clearing and check image exchange systems and methods
US20050278227A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-15 Niel Esary Systems and methods of managing price modeling data through closed-loop analytics
US7640198B1 (en) 2004-05-28 2009-12-29 Vendavo, Inc. System and method for generating and displaying indexed price modeling data
US20060004861A1 (en) * 2004-05-28 2006-01-05 Albanese Michael J System and method for displaying price modeling data
US8458060B2 (en) * 2004-05-28 2013-06-04 Vendavo, Inc. System and method for organizing price modeling data using hierarchically organized portfolios
US20060026093A1 (en) * 2004-08-02 2006-02-02 Quixtar Investments, Inc. System and method for providing financing over the internet
US7613626B1 (en) 2004-08-09 2009-11-03 Vendavo, Inc. Integrated price management systems with future-pricing and methods therefor
US8396814B1 (en) 2004-08-09 2013-03-12 Vendavo, Inc. Systems and methods for index-based pricing in a price management system
US20060031179A1 (en) * 2004-08-09 2006-02-09 Vendavo, Inc. Systems and methods for making margin-sensitive price adjustments in an integrated price management system
US7587367B2 (en) * 2004-12-31 2009-09-08 Ebay Inc. Method and system to provide feedback data within a distributed e-commerce system
JP4715509B2 (ja) 2005-12-28 2011-07-06 富士通株式会社 個人情報証明方法及び個人情報証明システム
US20070185855A1 (en) * 2006-01-26 2007-08-09 Hiten Shah Method of Analyzing Link Popularity and Increasing Click-Through Ratios
US20090259522A1 (en) * 2006-05-02 2009-10-15 Jamie Rapperport System and methods for generating quantitative pricing power and risk scores
US20080126264A1 (en) * 2006-05-02 2008-05-29 Tellefsen Jens E Systems and methods for price optimization using business segmentation
US8301487B2 (en) * 2006-05-02 2012-10-30 Vendavo, Inc. System and methods for calibrating pricing power and risk scores
US20070294192A1 (en) * 2006-05-15 2007-12-20 Tellefsen Jens E Systems and methods for price setting and triangulation
US7680686B2 (en) * 2006-08-29 2010-03-16 Vendavo, Inc. System and methods for business to business price modeling using price change optimization
US20080114684A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-15 Chuck Foster Termination of transactions
US8060437B2 (en) * 2006-10-31 2011-11-15 International Funding Partners Llc Automatic termination of electronic transactions
US20080103966A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Chuck Foster System and/or method for dynamic determination of transaction processing fees
US7904355B1 (en) 2007-02-20 2011-03-08 Vendavo, Inc. Systems and methods for a revenue causality analyzer
US8412598B2 (en) 2008-02-06 2013-04-02 John Early Systems and methods for a causality analyzer
CN101676943A (zh) * 2008-09-16 2010-03-24 阿里巴巴集团控股有限公司 物流公司货款资金实时清算方法及其***
US20130030924A1 (en) 2011-07-28 2013-01-31 American Express Travel Related Services Company, Inc. Systems and methods for generating and using a digital pass
US20130041776A1 (en) * 2011-08-11 2013-02-14 Robert Peter SCHUNEMANN Cash payment apparatus, system and method
US20130317976A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Ebay, Inc. Proxy Shopper Payments
CA3124250C (en) * 2014-09-12 2022-08-02 10353744 Canada Ltd. Electronic certificate-based transaction system
US11295308B1 (en) 2014-10-29 2022-04-05 The Clearing House Payments Company, L.L.C. Secure payment processing
RU2572430C1 (ru) * 2014-12-02 2016-01-10 Игорь Вадимович Бреев Система платежно-коммуникационных связей для дистанционного обслуживания клиентов
US11694168B2 (en) 2015-07-01 2023-07-04 The Clearing House Payments Company L.L.C. Real-time payment system, method, apparatus, and computer program
US11042882B2 (en) 2015-07-01 2021-06-22 The Clearing House Payments Company, L.L.C. Real-time payment system, method, apparatus, and computer program
US11436577B2 (en) 2018-05-03 2022-09-06 The Clearing House Payments Company L.L.C. Bill pay service with federated directory model support

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249253A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Fujitsu Ltd 通信システムおよびアクセス応答装置およびアクセス要求装置
JPH10149338A (ja) * 1996-09-20 1998-06-02 I O Data Kiki:Kk ネットワークシステムおよび取引方法
JPH10149394A (ja) * 1996-11-21 1998-06-02 Hitachi Ltd 電子取引方法
JPH10207962A (ja) * 1996-11-19 1998-08-07 Toppan Printing Co Ltd ネットワークを用いた商品販売システム及び電子決済システム
JPH10289267A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Sony Corp 情報管理装置および方法、並びに情報管理システム
JPH113387A (ja) * 1997-02-06 1999-01-06 Fujitsu Ltd 決済システム
JPH1145507A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Toshiba Corp 情報再生装置、認識装置、情報処理システム
JPH1153444A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Hitachi Software Eng Co Ltd 電子現金による通信販売方法およびシステム
JPH11143953A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Just Syst Corp オンライン課金システム,オンライン課金システムに適用されるサーバシステム,オンライン課金システムに適用される端末装置,オンライン課金システムにおける課金方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH11175622A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Keizo Nishi 電子決済システム及び電子決済処理装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5426281A (en) * 1991-08-22 1995-06-20 Abecassis; Max Transaction protection system
JP3133243B2 (ja) * 1995-12-15 2001-02-05 株式会社エヌケーインベストメント オンラインショッピングシステム
US6415264B1 (en) * 1997-07-08 2002-07-02 Walker Digital, Llc System and method for determining a posting payment amount
US6108639A (en) * 1996-09-04 2000-08-22 Priceline.Com Incorporated Conditional purchase offer (CPO) management system for collectibles
US5903721A (en) * 1997-03-13 1999-05-11 cha|Technologies Services, Inc. Method and system for secure online transaction processing
US6477513B1 (en) * 1997-04-03 2002-11-05 Walker Digital, Llc Method and apparatus for executing cryptographically-enabled letters of credit
EP1003139B1 (en) * 1997-04-30 2008-07-16 Visa International Service Association System and method for loading a stored-value card.
US7051001B1 (en) * 1998-08-27 2006-05-23 Citibank, N.A. System and method for merchant function assumption of internet checking and savings account transactions
WO2000075888A1 (en) * 1999-06-03 2000-12-14 Global Payment Advisors An automated payment system for execution and settlement of network purchase transactions
US6466917B1 (en) * 1999-12-03 2002-10-15 Ebay Inc. Method and apparatus for verifying the identity of a participant within an on-line auction environment
US6446045B1 (en) * 2000-01-10 2002-09-03 Lucinda Stone Method for using computers to facilitate and control the creating of a plurality of functions

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249253A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Fujitsu Ltd 通信システムおよびアクセス応答装置およびアクセス要求装置
JPH10149338A (ja) * 1996-09-20 1998-06-02 I O Data Kiki:Kk ネットワークシステムおよび取引方法
JPH10207962A (ja) * 1996-11-19 1998-08-07 Toppan Printing Co Ltd ネットワークを用いた商品販売システム及び電子決済システム
JPH10149394A (ja) * 1996-11-21 1998-06-02 Hitachi Ltd 電子取引方法
JPH113387A (ja) * 1997-02-06 1999-01-06 Fujitsu Ltd 決済システム
JPH10289267A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Sony Corp 情報管理装置および方法、並びに情報管理システム
JPH1145507A (ja) * 1997-07-24 1999-02-16 Toshiba Corp 情報再生装置、認識装置、情報処理システム
JPH1153444A (ja) * 1997-08-08 1999-02-26 Hitachi Software Eng Co Ltd 電子現金による通信販売方法およびシステム
JPH11143953A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Just Syst Corp オンライン課金システム,オンライン課金システムに適用されるサーバシステム,オンライン課金システムに適用される端末装置,オンライン課金システムにおける課金方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH11175622A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Keizo Nishi 電子決済システム及び電子決済処理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145616A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Nec Corp 販売システム、サーバ装置および販売方法
WO2004104882A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Hidejiro Kasagi 電話受け付けによるカード予約決済システム
JP2010537280A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 アリババ グループ ホールディング リミテッド 従来の小売りに適する電子商取引の方法、システム、及び装置
WO2011148873A1 (ja) * 2010-05-25 2011-12-01 日本電気株式会社 電子財布による、ネットワーク上での決済手段管理方法、決済手段管理装置及び決済手段管理プログラム
JPWO2011148873A1 (ja) * 2010-05-25 2013-07-25 日本電気株式会社 電子財布による、ネットワーク上での決済手段管理方法、決済手段管理装置及び決済手段管理プログラム
WO2012140872A1 (ja) 2011-04-12 2012-10-18 パナソニック株式会社 サーバ連携システム
US9253177B2 (en) 2011-04-12 2016-02-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Authentication system, information registration system, server, program, and authentication method
WO2019130778A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 株式会社ブイシンク 無人店舗システム
JP2021077400A (ja) * 2021-02-02 2021-05-20 株式会社Nttドコモ 情報処理装置および決済方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1162580A2 (en) 2001-12-12
US20020007323A1 (en) 2002-01-17
EP1162580A3 (en) 2003-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002063532A (ja) 注文決済システム
RU2438172C2 (ru) Способ и система для осуществления двухфакторной аутентификации при транзакциях, связанных с заказами по почте и телефону
US7366702B2 (en) System and method for secure network purchasing
EP1221146B1 (en) Secure and efficient payment processing system
TW548564B (en) Methods and apparatus for conducting electronic commerce
US20220270087A1 (en) Asset trading system enabling transparent trading history management
US20160125403A1 (en) Offline virtual currency transaction
US8396810B1 (en) Centralized authorization and fraud-prevention system including virtual wallet for network-based transactions
CN108292398A (zh) 利用增强的持卡人认证令牌
JP2004511028A (ja) 情報を安全に収集、格納、及び送信する方法及びシステム
US20010029485A1 (en) Systems and methods enabling anonymous credit transactions
US20020128981A1 (en) Method and system for facilitating secure customer financial transactions over an open network
US20090013182A1 (en) Centralized Identification and Authentication System and Method
US20080319913A1 (en) Anonymous online payment systems and methods
US20140012758A1 (en) Secure and efficient payment processing system
WO2001069549A1 (en) Payment authorisation method and apparatus
KR20070007044A (ko) 온라인 인증 서비스 방법
EA005835B1 (ru) Безопасная система онлайнового платежа
JP2002297939A (ja) 取引認証方法、取引認証システム及び取引認証プログラム
US20040068465A1 (en) Electric commerce credit processing method and electric commerce system
JP2005512225A (ja) 埋込コンテンツの自動化された権利管理及び支払いシステム
JP2005115597A (ja) カード管理システムおよびカード情報の管理方法
JP2002175418A (ja) 資産管理サービスの方法及び資産管理サービスシステム
KR20010000805A (ko) 인터넷 전자 상거래에서의 개선된 신용카드 결제 시스템및 결재 방법
KR20010091165A (ko) 신용카드결재의 온라인 인증시스템 및 방법