JPH10148699A - 運転計画作成装置 - Google Patents

運転計画作成装置

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JPH10148699A
JPH10148699A JP32119896A JP32119896A JPH10148699A JP H10148699 A JPH10148699 A JP H10148699A JP 32119896 A JP32119896 A JP 32119896A JP 32119896 A JP32119896 A JP 32119896A JP H10148699 A JPH10148699 A JP H10148699A
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curve
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JP32119896A
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Atsuhiko Koizumi
敦彦 小泉
Makoto Eriguchi
誠 江里口
Yuji Kobayashi
裕司 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの誤操作や煩雑な操作を解消す
る。 【解決手段】 コメント入力モード選択部11は、入力
装置からコメント入力モードを指定したときのみコメン
ト入力許可信号を出力しコメント入力位置判定処理部1
2は、コメント入力許可信号が入力しているとき、オペ
レータによって指定入力されたコメントの位置情報を特
定し、コメント位置情報を出力する。コメント入力部1
3は、コメント位置情報が入力したとき必要とするコメ
ントを入力し、コメントデータ記憶部14へコメントと
コメント位置情報とを記憶する。コメント表示部15
は、コメントデータ記憶部14から必要なコメントとコ
メント位置情報を取り込んで出力装置に表示される運転
計画曲線に加えてコメントを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トにおいて運転計画を作成する運転計画作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントでは、プラントを起
動するに当たり、プラントの起動の手順とタイムスケジ
ュールを定めるため、プラントの起動計画である運転計
画を作成している。
【0003】図7は、この種の運転計画を作成するため
の運転計画作成装置の構成図を示し、運転計画作成装置
は入出力装置1と運転計画曲線描画処理部2と運転計画
データ記憶部3とからなっている。運転計画作成装置で
は運転計画曲線描画処理部2によって運転計画データ記
憶部3から必要な運転計画データを取り込んで入出力装
置1へ表示し、この入出力装置1と作成員との対話処理
によって運転計画を作成するようになっている。
【0004】この運転計画は、図8に示すように、通常
原子炉起動などの起点となる時刻の12時間程度前か
ら、時間軸を横軸に、電気出力、タービン回転数、復水
器真空度、原子炉圧力、炉水温度、溶存酸素濃度、ター
ビンバイパス弁開度等のプラント状態を表すプラントデ
ータを縦軸に示し、各プラントデータの推移のグラフと
したものである。そして、運転計画には、プラント起動
上のイベントである脱気運転開始、原子炉起動、臨界、
原子炉モードスイッチ切り換えや運転、タービン起動、
発電機併入などのプラントイベントを実施する日時をコ
メントとして時間軸上に記載している。
【0005】この運転計画は、さらに、実際にプラント
が起動して行くに従い、プラントデータの実績を記入
し、計画と実際の起動とのずれの監視や、起動の進捗状
態の確認を行えるようになっている。このように利用さ
れている運転計画をCRT等に表示することは従来から
可能であったが、作成の効率が悪いことや変更が容易で
ないなど実用的ではなかった。そのため、従来の運転計
画は手書きで作成されることが多く、また実績の記入も
同じく手書きにて記入されることが多かった。
【0006】ところが、手書きで運転計画を作成した場
合、以下のような問題があり、実用的な運転計画作成装
置が強く求められていた。
【0007】まず、第1に、運転計画曲線は多くの場
合、過去に作成した運転計画曲線と似通っているが、イ
ベントの日時が異なっているため、多くの場合、プラン
トデータの計画値を含め計画の大部分を書き直す必要が
あり、手書きでは作成に手間と時間がかかる。
【0008】また、第2に、計画立案後実際の計画の起
点となる日時がずれてしまうことがしばしばあるが、こ
の場合手書きのため、計画を再度作成する必要があり、
運転再開の障害にもなりかねなかった。
【0009】また、第3に、プラントデータの実績の記
入は定期的に行う必要があるため、起動中の人手が不足
する中、人員を割り当てる必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用的
な運転計画作成装置の実現にも、次のような課題があっ
た。
【0011】まず、第1に、プラント起動上のイベント
を示すコメントは注目すべきイベントの違い設備の違い
等により起動毎に異なり、又イベント間の時間も一定で
はない。そのため、イベントは計画作成の毎に記入する
必要があり、予め固定のフォーマットとして用意する事
はできない。
【0012】また、第2に、各プラントデータの計画値
はほとんどが曲線であり、ワードプロセッサ等にて作成
するのは手間がかかり、また計画のスケジュール変更に
より傾きが変わるが曲線であるため、修正が容易ではな
い。また計画値はプラント設備の状態により傾向がかわ
るため、本来参考程度に使用するものであり、計画値を
予測計算等で求める機能を追加することはコスト的に見
合わない。
【0013】また、第3に、作成した運転計画をCRT
等に表示させ計画の妥当性を検討することがあるが、検
討中に誤操作等により計画を誤って変更してしまうこと
がある。
【0014】また、第4に、運転計画には日時が記載さ
れているため、計画を作成する場合記載されている全て
の日時を修正する必要があり、手間がかかる。
【0015】また、第5に、運転計画は長い場合1週間
以上に及ぶ場合があるが、計画全体の把握を行う場合の
ほかに、1日分や3日分など詳細にスケジュールを確認
する必要があり、表示スパンが固定では実用的ではな
い。
【0016】そこで、本発明では運転計画の作成及び再
立案・修正時に効率的でかつ操作性の優れた運転計画の
作成を行い、またプラントデータの実績を人手を要する
ことなく表示する運転計画作成装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントの主要機器の運転手順を予めタイムスケジュールで
定めるために主要機器の起動/停止の時刻や各主要機器
の状態値の推移をグラフ形式で作成した運転計画曲線を
出力装置へ表示し、運転計画曲線に加えてイベント等の
実施する日時や内容の記述を入力装置からコメントとし
て入力して運転計画を作成する運転計画作成装置におい
て、予め運転計画データを記憶する運転計画データ記憶
部と、この運転計画データ記憶部から取り出した運転計
画データに基づいて出力装置へ運転計画曲線を描画して
表示する運転計画曲線描画処理部と、各種コメントをデ
ータとして記憶するコメントデータ記憶部と、オペレー
タが入力装置からコメント入力モードを指定したときの
みコメントの入力を許可するコメント入力許可信号を出
力するコメント入力モード選択部と、コメント入力許可
信号が入力しているとき、入力装置からオペレータによ
って指定入力されたコメントの位置情報を特定し、コメ
ント入力可能範囲のときコメント位置情報を出力するコ
メント入力位置判定処理部と、このコメント入力位置判
定処理部からコメント位置情報が入力したとき必要とす
るコメントを入力し、コメントデータ記憶部へコメント
とコメント位置情報とを記憶するコメント入力部と、コ
メントデータ記憶部から必要なコメントとコメント位置
情報を取り込んで出力装置に表示される運転計画曲線に
加えてコメントを表示するコメント表示部とを設けるよ
うにしたものである。この手段によれば、オペレータが
予め確認入力したコメント入力モードのときのみコメン
トの入力が許可され、かつ、入力されたコメントが入力
可能範囲のときにコメントが出力装置へ表示される。従
って、従来のように、オペレータが誤ってコメントを入
力するという誤操作が解消され、手順を統一して煩雑な
操作から解放される。また、コメントを記憶しているの
で再度同じ位置に表示することができる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の運転計
画作成装置において、入力装置からオペレータによって
コメント移動モードの指定がされたとき、コメント移動
許可信号を出力するコメント移動モード選択部と、コメ
ント移動許可信号が入力しているとき、出力装置に表示
され運転計画上で指定されたコメントと移動する新たな
位置情報とをコメントデータ記憶部へ記憶させるコメン
ト移動処理部とを付加するようにしたものである。この
手段によれば、オペレータが予めコメント移動モードを
入力したときのみコメントの移動が許可されコメントを
移動させることができる。従って、従来のようにオペレ
ータが誤ってコメントを移動させるという誤操作や煩雑
な手間が解消できる。
【0019】請求項3の発明は、請求項2記載の運転計
画作成装置において、コメント移動処理部からのコメン
トと新たな移動位置情報とを取り込んで、予めコメント
と運転計画曲線とを関連付けて記憶する情報に基づいて
運転計画曲線の変更量を変換出力するコメント計画曲線
連携処理部と、運転計画曲線の変更量に応じて運転計画
データ記憶部に記憶される運転計画データを変更する運
転計画曲線生成部とを付加するようにしたものである。
この手段によれば、位置を変更するコメントとコメント
の移動情報が入力されると予めコメントと運転計画曲線
を関連付けて記憶される情報が参照され運転計画曲線の
変更量が出力される。これによって運転計画データが変
更されて運転計画曲線が変更される。従って、運転計画
曲線の変更が手間を要することなく簡単に正確にでき
る。
【0020】請求項4の発明は、プラントの主要機器の
運転手順を予めタイムスケジュールで定めるために主要
機器の起動/停止の時刻や各主要機器の状態値の推移を
グラフ形式で作成した運転計画曲線を出力装置へ表示
し、運転計画曲線に加えてイベント等の実施する日時や
内容の記述を入力装置からコメントとして入力して運転
計画を作成する運転計画作成装置において、予め運転計
画データを記憶する運転計画データ記憶部と、この運転
計画データ記憶部から取り出した運転計画データに基づ
いて出力装置へ運転計画曲線を描画して表示する運転計
画曲線描画処理部と、運転計画の起点を変更するために
入力装置から入力された運転計画の起点となる日時を取
込み起点日時を設定する一方、運転計画データ記憶部の
運転計画データの日時データを変更する運転計画起点日
時入力部と、この運転計画起点日時入力部によって設定
された起点に基づいて運転計画の時間軸を生成して出力
装置の運転計画時間軸を変更して表示する時間軸生成部
とを設けるようにしたものである。この手段によれば、
運転計画の起点の変更のために運転計画の起点となる日
時が入力されると運転計画データが変更される一方、運
転計画の時間軸が生成され出力装置へ表示される。これ
によって運転計画全体の時間軸を一度に並行移動でき、
個々に日時を修正する手間を不要とすることができる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4記載の運転計
画作成装置において、運転計画起点日時入力部に設定さ
れた起点日時からプラントのプロセスデータを収集する
プラント実績データ収集処理部と、このプラント実績デ
ータ収集処理部により収集されたプロセスデータを記憶
するプラント実績データ記憶部と、入力装置からオペレ
ータの指示により実績曲線の表示または非表示を切り換
えるフラグを表示/非表示フラグテーブルへ設定する実
績表示/非表示切り換え入力部と、フラグテーブルを参
照して表示フラグのときプラント実績データ記憶部から
プラント実績データを取込み実績曲線を生成して出力装
置へ表示させる実績曲線生成表示部とを付加するように
したものである。この手段によれば、運転計画と対比し
てプラントの実績曲線が表示され、表示される実績曲線
を任意に非表示とすることができる。この結果、プラン
トの状況に応じて必要な実績曲線のみを表示でき、視認
性を向上させることができる。
【0022】請求項6の発明は、プラントの主要機器の
運転手順を予めタイムスケジュールで定めるために主要
機器の起動/停止の時刻や各主要機器の状態値の推移を
グラフ形式で作成した運転計画曲線を出力装置へ表示
し、運転計画曲線に加えてイベント等の実施する日時や
内容の記述を入力装置からコメントとして入力して運転
計画を作成する運転計画作成装置において、運転計画の
全表示区間である表示スパンの設定を行う表示スパン設
定情報を出力する表示スパン設定部と、表示スパン設定
情報によって運転計画の表示をスクロールさせて全ての
運転計画を順次表示させるスクロールバー表示部と、予
め運転計画データを記憶する運転計画データ記憶部と、
この運転計画データ記憶部から取り出した運転計画デー
タに基づいて出力装置へ運転計画曲線を描画して表示す
ると共に、表示スパン設定情報が入力したとき運転計画
曲線の再描画をして表示する運転計画曲線描画処理部
と、各種コメントをデータとして記憶するコメントデー
タ記憶部と、オペレータが入力装置からコメント入力モ
ードを指定したときのみコメントの入力を許可するコメ
ント入力許可信号を出力するコメント入力モード選択部
と、コメント入力許可信号が入力しているとき、入力装
置からオペレータによって指定入力されたコメントの位
置情報を特定し、コメント入力可能範囲のときコメント
位置情報を出力するコメント入力位置判定処理部と、こ
のコメント入力位置判定処理部からコメント位置情報が
入力したとき必要とするコメントを入力し、コメントデ
ータ記憶部へコメントとコメント位置情報とを記憶する
コメント入力部と、コメントデータ記憶部から必要なコ
メントとコメント位置情報を取り込んで出力装置に表示
される運転計画曲線に加えてコメントを表示すると共
に、表示スパン設定情報が入力したとき、コメント位置
情報の変更を行って表示するコメント表示部と、入力装
置からオペレータによってコメント移動モードの指定が
されたとき、コメント移動許可信号を出力するコメント
移動モード選択部と、コメント移動許可信号が入力して
いるとき、出力装置に表示され運転計画上で指定された
コメントと移動する新たな位置情報とを出力するコメン
ト移動処理部と、コメント移動処理部からのコメントと
新たな移動位置情報とを取り込んで、予めコメントと運
転計画曲線とを関連付けて記憶する情報に基づいて運転
計画曲線の変更量を変換出力するコメント計画曲線連携
処理部と、運転計画曲線の変更量に応じて運転計画デー
タ記憶部に記憶される運転計画データを変更する運転計
画曲線生成部と、運転計画の起点を変更するために入力
装置から入力された運転計画の起点となる日時を取込み
起点日時を設定する一方、運転計画データ記憶部の運転
計画データの日時データを変更する運転計画起点日時入
力部と、この運転計画起点日時入力部によって設定され
起点に基づいて運転計画の時間軸を生成して出力装置の
運転計画時間軸を変更して表示すると共に、表示スパン
設定情報が入力したとき時間軸の再生成して表示する時
間軸生成部とを設けるようにしたものである。この手段
によれば、オペレータによって表示スパン設定情報が入
力されると運転計画の表示期間が表示スパン設定情報に
応じて変更される。これによって、オペレータは、運転
計画の全体の概要と詳細を確認することができる。そし
て、運転計画の詳細表示を部分的に表示しているとき
は、運転計画をスクロールさせ順次表示させることがで
き、運転計画の把握が容易にできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の第1実施の形態に係わる
運転計画作成装置を示す構成図である。
【0025】図1が従来例を示す図7と異なる主な点
は、コメント入力モード選択部11とコメント入力位置
判定処理部12とコメント入力部13とコメントデータ
記憶部14とコメント表示部15とを追設した点であ
る。
【0026】ここで、コメント入力モード選択部11
は、オペレータが入力装置からコメント入力モードを指
定したときのみコメントの入力を許可するコメント入力
許可信号を出力する。コメント入力位置判定処理部12
は、コメント入力許可信号が入力しているとき、入力装
置からオペレータによって指定入力されたコメントの位
置情報を特定し、コメント入力可能範囲のときコメント
位置情報を出力する。コメント入力部13は、コメント
入力位置判定処理部12からコメント位置情報が入力し
たとき必要とするコメントを入力し、コメントデータ記
憶部14へコメントとコメント位置情報とを記憶する。
コメントデータ記憶部14は、各種コメントをデータと
して記憶する。コメント表示部15は、コメントデータ
記憶部14から必要なコメントとコメント位置情報を取
り込んで出力装置に表示される運転計画曲線に加えてコ
メントを表示する。
【0027】次に、第1実施の形態の作用を説明する。
【0028】まず、入出力装置1とオペレータとの対話
処理によって運転計画データ記憶部3から運転計画デー
タが取出され運転計画曲線描画処理部2により入出力装
置1上に運転計画曲線が描かれる。この状態で入出力装
置1を介してオペレータによってコメント入力モードの
指定がされるとコメント入力許可信号がコメント入力モ
ード選択部11から出力され、さらに、コメント入力位
置判定処理部12へ入力される。
【0029】次に、入出力装置1を用いてオペレータが
画面上でコメントを入力する位置を設定するとコメント
入力位置判定処理部12は設定された入力位置の座標を
読みとり、画面上のどの位置にコメントを入力するのか
判定すると共に、コメント入力モード選択部11からコ
メント入力許可信号が入力されているかの判定をする。
この結果、コメント入力許可信号が入力されていると判
定をすると、判定された位置情報がコメント表示部15
に送られ入出力装置1に表示される。
【0030】このとき、コメント入力位置が、入力可能
範囲であればオペレータはコメント入力部13を用いて
コメントを入力する。入力されたコメントは、コメント
入力部13により、コメント入力位置判定処理部12か
ら送られたコメントを追加する日時と共にコメントデー
タ記憶部14へ保存され、コメント表示部15により入
出力装置1に表示される。
【0031】このように第1実施の形態によれば、コメ
ント入力モード選択部11は装置のモードをコメント入
力が可能となるモードに切り換える。そして、コメント
入力モードが選択されているとき、コメント入力位置判
定処理部12が、コメント入力しようとしている位置を
判定し、入力されたコメントの表示位置が決定され、コ
メント表示部15によって、コメント入力部13にてオ
ペレータが入力したコメントを画面上のオペレータが指
定した位置へ表示することができる。また、コメントの
入力が完了したとき、コメントデータ記憶部14が入力
されたコメント及び、コメント入力位置判定処理部12
が判定した位置データを保存することによって、装置停
止後再起動した場合にも停止前に入力したコメントを同
位置に再現することができる。
【0032】従って、従来の運転計画作成装置のよう
に、オペレータが入出力装置1により運転計画の現在点
などを指し示すことがしばしば行われることがあるが、
そのときにオペレータが誤ってコメントを入力してしま
うなど、誤操作を解消することができる。
【0033】図2は、本発明の第2実施の形態に係わる
運転計画作成装置の構成図である。
【0034】図2が図7の従来例と異なる主な点は、コ
メント入力モード選択部11とコメント入力位置判定処
理部12とコメント入力部13とコメントデータ記憶部
14とコメント表示部15とコメント移動モード選択部
21とコメント移動処理部22とを追設した点であり、
第2実施の形態は、コメント移動モード選択部21とコ
メント移動処理部22とを設けた点に特徴を有する。
【0035】ここで、コメント移動モード選択部21
は、コメント移動モードのときコメント移動許可信号を
出力する。コメント移動処理部22は、コメント移動許
可信号が入力しているとき、出力装置に表示され運転計
画上で指定されたコメントと移動する新たな位置情報と
をコメントデータ記憶部14へ記憶させる。
【0036】次に、第2実施の形態の作用を説明する。
【0037】まず、第1実施の形態と同様に、入出力装
置1とオペレータとの対話処理によって運転計画データ
記憶部3から運転計画データが取出され運転計画曲線描
画処理部2により入出力装置1に運転計画曲線が描かれ
る。この状態で入出力装置1を介してオペレータによっ
てコメント入力モードが指定されるとコメント入力許可
信号がコメント入力モード選択部11から出力され、コ
メント入力位置判定処理部12へ入力される。
【0038】次に、オペレータがコメントを入力する位
置を設定するとコメント入力位置判定処理部12がコメ
ント入力許可信号を入力し、かつ、コメントの入力可能
範囲のとき、その位置情報がコメント表示部15を介し
て入出力装置1へ表示される。この状態で、コメント入
力部13からオペレータがコメントを入力するとコメン
トデータ記憶部14へ記憶されると共に、コメント表示
部15を介して入出力装置1へコメントが表示される。
【0039】ここで、オペレータが入出力装置1からコ
メント移動モードの指定を行うとコメント移動モード許
可信号がコメント移動モード選択部21から出力されコ
メント移動処理部22へ入力される。コメント移動処理
部22では、入出力装置1からオペレータが移動させる
コメントを選択して移動位置を指定するとコメントと移
動位置情報とがコメントデータ記憶部14とコメント表
示部15とを介して入出力装置1へ表示される。
【0040】このように第2実施の形態によれば、コメ
ント移動モード選択部21を設けることにより、オペレ
ータがコメント移動モードを指定した場合にのみコメン
ト移動処理を行うことで、オペレータの誤操作を防止
し、実用的なコメント移動機能を実現した。すなわち、
既存の運転計画に変更が生じイベントの発生時刻が変更
になった場合、入出力装置1を用いて移動するコメント
をコメント画面上で選択し、コメント移動処理部22に
よりコメントをコメント画面上の任意の位置に移動する
ことができる。コメント移動処理部22は新しく設定さ
れたコメントの位置情報からコメント表示日時をコメン
トデータ記憶部14に保存する。コメント表示部15は
新たに設定された位置でコメントを入出力装置1に表示
する。
【0041】従って、従来のように、運転計画作成装置
では、オペレータが入出力装置1により運転計画の現在
点などを指し示すことがしばしば行われることがあるが
運転計画作成装置でコメントが入力可能である場合、オ
ペレータが誤ってコメントを移動してしまうなどの誤操
作や操作の煩雑さを解消することができる。
【0042】図3は、本発明の第3実施の形態に係わる
運転計画作成装置の構成図である。
【0043】図3が図7の従来例と異なる主な点は、コ
メント入力モード選択部11とコメント入力位置判定処
理部12とコメント入力部13とコメントデータ記憶部
14とコメント表示部15とコメント移動モード選択部
21とコメント移動処理部22とを追設した点であり、
第2実施の形態は、コメント移動モード選択部21とコ
メント移動処理部22とコメント計画曲線連携処理部3
1と運転計画曲線生成部32とを設けた点に特徴を有す
る。
【0044】ここで、コメント計画曲線連携処理部31
は、コメント移動処理部22からのコメントと新たな移
動位置情報とを取り込んで、予めコメントと運転計画曲
線とを関連付けて記憶する情報に基づいて運転計画曲線
の変更量を変換出力する。運転計画曲線生成部32は、
運転計画曲線の変更量に応じて運転計画データ記憶部3
に記憶される運転計画データを変更する。
【0045】次に、第3実施の形態の作用を説明する。
【0046】まず、第2実施の形態と同様に、入出力装
置1とオペレータとの対話処理によって運転計画データ
記憶部3から運転計画データが取出され運転計画曲線描
画処理部2により入出力装置1に運転計画曲線が描かれ
る。この状態で入出力装置1を介してオペレータによっ
てコメント入力モードが指定されるとコメント入力許可
信号がコメント入力モード選択部11から出力され、コ
メント入力位置判定処理部12へ入力される。
【0047】次に、オペレータがコメントを入力する位
置を設定するとコメント入力位置判定処理部12がコメ
ント入力許可信号を入力し、かつ、コメントの入力可能
範囲のとき、その位置情報がコメント表示部15を介し
て入出力装置1へ表示される。この状態で、コメント入
力部13からオペレータがコメントを入力するとコメン
トデータ記憶部14へ記憶されると共に、コメント表示
部15を介して入出力装置1へコメントが表示される。
【0048】次に、オペレータが入出力装置1からコメ
ント移動モードの指定を行うとコメント移動モード許可
信号がコメント移動モード選択部21から出力されコメ
ント移動処理部22へ入力される。コメント移動処理部
22では、入出力装置1からオペレータが移動させるコ
メントを選択して移動位置を指定するとコメントと移動
位置情報がコメントデータ記憶部14とコメント表示部
15を介して入出力装置1へ表示される。
【0049】ここで、オペレータが運転計画曲線を変更
したい場合、入出力装置1を用いてコメント移動モード
選択部21にてコメント移動モードに設定し、対応する
コメントを選択し、入出力装置1を用いて移動処理を行
う。
【0050】コメント移動処理部22により行われたコ
メントの移動情報に基づき、予め運転計画曲線とコメン
トとの関連を記憶しているコメント計画曲線連携処理部
31により計画曲線の変更量に変換され、運転計画曲線
生成部32によりコメントの移動に対応した運転計画曲
線の移動が行われ、変更された運転計画データが運転計
画データ記憶部3へ保存される。そして、変更された運
転計画データが運転計画データ記憶部3から取出され、
運転計画曲線描画処理部2にて入出力装置1に運転計画
曲線として表示される。
【0051】このように第3実施の形態によれば、運転
計画表示画面の中で、変更したい運転計画曲線に対応す
るコメントを指定し、そのコメントを移動させることに
より、容易に効率的に運転計画曲線の変更を行うことが
できる。
【0052】図4は、本発明の第4実施の形態に係わる
運転計画作成装置の構成図である。
【0053】図4が従来例を示す図7と異なる主な点
は、運転計画起点日時入力部41と時間軸生成部42と
を追設したことである。
【0054】ここで、運転計画起点日時入力部41は、
運転計画の起点を変更するために入力装置から入力され
た運転計画の起点となる日時を取込み起点日時を設定す
る一方、運転計画データ記憶部3の運転計画データの日
時データを変更する。時間軸生成部42は、この運転計
画起点日時入力部41によって設定された起点に基づい
て運転計画の時間軸を生成して出力装置の運転計画の時
間軸を変更して表示する。
【0055】次に、第4実施の形態の作用を説明する。
【0056】まず、オペレータが入出力装置1から、運
転計画の起点となる日時(例えば原子炉起動日時)を設
定すると運転計画起点日時入力部41によって設定され
た日時データが時間軸生成部42へ送られ、生成された
時間軸が入出力装置1に表示される。運転計画起点日時
入力部41では、入力された日時に基づき運転計画デー
タ記憶部3の日時データが変更され、運転計画曲線描画
処理部2により入出力装置1に表示される。
【0057】これにより、従来運転計画を作成・修正す
る場合、プラントイベントに対応するコメントや対応す
る運転計画曲線の日時を一つ一つ変更していたため、操
作が煩雑であったが、イベント間の相対的な間隔が変化
しないことに着目し、運転計画起点日時入力部41を設
けることにより、時間軸や運転計画曲線の日時を自動的
に修正することが可能となった。
【0058】第4実施の形態では、運転計画起点日時入
力部41により運転計画データ記憶部3の日時データの
み変更する構成となっているが、第1実施の形態のコメ
ントデータ記憶部14のコメントデータについても同様
に変更することにより、コメントデータの日時を自動的
に変更することができる。この結果、運転計画の日時の
変更が容易に実施可能となり、効率的に運転計画の作成
・変更ができる。
【0059】図5は、本発明の第5実施の形態に係わる
運転計画作成装置の構成図である。
【0060】図5が従来例を示す図7と異なる主な点
は、運転計画起点日時入力部41と時間軸生成部42と
プラント実績データ収集処理部51とプラント実績デー
タ記憶部52と実績表示/非表示切り換え入力部53と
表示/非表示フラグテーブル54と実績曲線生成表示部
55とを追設したことであり、第5実施の形態は原子力
発電プラント100からプロセスデータを取込み実績曲
線を入出力装置1へ表示する点に特徴を有している。
【0061】ここで、プラント実績データ収集処理部5
1は、運転計画起点日時入力部41に設定された起点日
時からプラントのプロセスデータを収集する。プラント
実績データ記憶部52は、プラント実績データ収集処理
部51により収集されたプロセスデータを記憶する。実
績表示/非表示切り換え入力部53は、入力装置からオ
ペレータの指示により実績曲線の表示または非表示を切
り換える表示または非表示のフラグで表示/非表示フラ
グテーブル54へ設定する。表示/非表示フラグテーブ
ル54は、入力装置からオペレータの指示により実績曲
線表示または非表示を切り換えるフラグを表示または非
表示で保存する。実績曲線生成表示部55は、表示/非
表示フラグテーブル54を参照してフラグ表示のときプ
ラント実績データ記憶部52からプラント実績データを
取込み実績曲線を生成して出力装置へ表示させる。
【0062】次に、第5実施の形態の作用を説明する。
【0063】まず、運転計画起点日時入力部41で指定
された日時に対応する日時(例えば運転計画起点日時の
12日前)からプラント実績データ収集処理部51によ
って、原子力発電プラント100のプロセスデータが取
り込まれプラント実績データ記憶部52に蓄積されてい
る。そして、実績曲線がオペレータによって運転計画起
点日時入力部41に指定した日時に対応した日時(例え
ば運転計画起点日時の12時間前)から、実績曲線生成
表示部55によりプラント実績データ記憶部52に蓄積
されたデータを元に実績曲線が作成され、入出力装置1
に表示される。
【0064】ここで、オペレータによつて実績曲線の表
示が入出力装置1から選択されると、実績表示/非表示
切り換え入力部53によって表示/非表示フラグテーブ
ル54へ表示フラグが設定され実績曲線生成表示部55
を介して該当する実績曲線が入出力装置1へ表示され
る。一方、オペレータにより実績曲線の非表示が入出力
装置1から選択されると実績表示/非表示切り換え入力
部53によつて表示/非表示フラグテーブル54へ非表
示フラグが設定され、実績曲線生成表示部55からの入
出力装置1の該当実績曲線の表示が中止される。
【0065】このように第5実施の形態によれば、実績
表示/非表示切り換え入力部53を設け、オペレータが
この実績表示/非表示切り換え入力部53により、表示
/非表示フラグテーブル54を設定することにより、実
績曲線生成表示部55で生成する実績曲線をオペレータ
が指定したものだけにすることにした。
【0066】運転計画曲線・実績曲線として表示を求め
られるプラントデータは通常8種類程度あり、そのまま
表示したのでは合計16本もの曲線が画面に表示される
ことになり、視認性が極めて悪くなるか、本実施の形態
によって、プラントデータの誤認などの問題を解決する
ことができる。なお、本発明の実施の形態では実績曲線
について実績表示/非表示切り換え入力部53を設けた
が、運転計画曲線やコメントについても同様に実績表示
/非表示切り換え入力部を設けることにより、視認性の
向上を図ることができる。
【0067】図6は本発明の第6実施の形態に係わる運
転計画作成装置の構成図である。
【0068】図6が従来例を示す図7と異なる主な点
は、コメント入力モード選択部11とコメント入力位置
判定処理部12とコメント入力部13とコメントデータ
記憶部14とコメント表示部15とコメント移動モード
選択部21とコメント移動処理部22とコメント計画曲
線連携処理部31と運転計画曲線生成部32と運転計画
起点日時入力部41と時間軸生成部42と表示スパン設
定部61とスクロールバー表示部62とを追設したこと
で、第6実施の形態は、表示スパン設定部61とスクロ
ールバー表示部62を設ける点に特徴を有している。
【0069】ここで、表示スパン設定部61は、運転計
画の全表示区間である表示スパンの設定を行う表示スパ
ン設定情報を出力する。スクロールバー表示部62は、
表示スパン設定情報によって運転計画の表示をスクロー
ルさせて全ての運転計画を順次表示させる。
【0070】次に第6実施の形態の作用を説明する。
【0071】まず、オペレータが表示スパン設定部61
によって、例えば、12日、6日等の全部で4種類の表
示期間の選択を行うと、表示スパン設定部61が選択さ
れた表示期間情報をコメント表示部15と運転計画曲線
描画処理部2と時間軸生成部42とにそれぞれに送られ
る。表示期間情報を受け取ったコメント表示部15と運
転計画曲線描画処理部2と時間軸作成部42とのそれぞ
れは選択された表示期間に対応してコメント表示位置の
再計算、運転計画曲線画面の再生成、時間軸を再生成を
行い、入出力装置1上に再表示する。例えば、表示期間
2日が指定されると入出力装置1の所定画面には当該2
日の運転計画が全体表示される。
【0072】次に、表示期間が入出力装置1の最大表示
期間未満のとき、スクロールバー表示部62によってス
クロールバーの表示がされる。オペレータが入出力装置
1からスクロールバーを操作すると順次運転計画の表示
が移動し、全体の運転計画を把握することができる。例
えば、表示期間が2日で入出力装置1の最大表示期間が
12日とすると2日分相当の運転計画が表示されると共
に、スクロールバーが表示される。このとき、スクロー
ルバーを操作すると順次運転計画が移動表示される。
【0073】このように、第6実施の形態では、スクロ
ールバー表示部62を設け、表示期間が入出力装置1の
最大期間である12日に満たない場合、入出力装置1に
スクロールバーを表示し、このスクロールバーを操作す
ることにより、表示範囲に入っていない部分も確認でき
るようにし、運転計画全体を短い表示スパンで確認でき
る。従って、運転計画の概要と詳細を共に確認すること
ができるが、表示期間変更機能を設けた場合、表示期間
を短く設定した場合、入出力装置1上に計画の全ての期
間を表示することができず、オペレータは運転計画の初
期部分等一部分のみしか確認できないという問題を解消
することができる。
【0074】なお、第6実施の形態では、表示スパン設
定部61はコメント表示部15、時間軸生成部42、運
転計画曲線描画処理部2に表示期間情報を送っている
が、実績曲線生成表示部にもこの情報を送ることによ
り、実績曲線も表示スパンを変更可能である。これによ
り、運転計画及び実績の全体と詳細が容易にかつ漏れな
く確認することができ、運転計画及び実績を正確に作成
・確認することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、オペレータが予め確認入力したコメント入力モー
ドのときのみコメントの入力が許可され、かつ、入力さ
れたコメントが入力可能範囲のときにコメントが出力装
置へ表示するようにしたので、従来のように、オペレー
タが誤ってコメントを入力するという誤操作が解消さ
れ、手順を統一して煩雑な操作から解放され、また、コ
メントを記憶しているので再度同じ位置に表示すること
ができる。
【0076】また、請求項2の発明によれば、オペレー
タが予めコメント移動モードを入力したときのみコメン
トの移動が許可されコメントを移動させることができる
ので、従来のようにオペレータが誤ってコメントを移動
させるという誤操作や煩雑な手間が解消できる。
【0077】また、請求項3の発明によれば、位置を変
更するコメントとコメントの移動情報が入力されると予
めコメントと運転計画曲線を関連付けて記憶される情報
が参照され運転計画曲線の変更量が出力され運転計画デ
ータが変更されて運転計画曲線を変更するので、運転計
画曲線の変更が手間を要することなく簡単に正確にでき
る。
【0078】また、請求項4の発明によれば、運転計画
の起点の変更のために運転計画の起点となる日時が入力
されると運転計画データが変更される一方、運転計画の
時間軸を生成して出力装置へ表示するので、運転計画全
体の時間軸を一度に並行移動でき、個々に日時を修正す
る手間を不要とすることができる。
【0079】また、請求項5の発明によれば、運転計画
と対比してプラントの実績曲線を表示し、表示する実績
曲線を任意に非表示とすることができるのでプラントの
状況に応じて必要な実績曲線のみを表示でき、視認性を
向上させることができる。
【0080】また、請求項6の発明によれば、オペレー
タによって表示スパン設定情報が入力されると運転計画
の表示期間が表示スパン設定情報に応じて変更できるの
で、オペレータは、運転計画の全体の概要と詳細を確認
することができる。そして、運転計画の詳細表示を部分
的に表示しているときは、運転計画をスクロールさせ順
次表示させることができ、運転計画の把握が容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図2】本発明の第2実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図3】本発明の第3実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図4】本発明の第4実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図5】本発明の第5実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図6】本発明の第6実施の形態の運転計画作成装置を
示す構成図である。
【図7】従来の運転計画作成装置を示す構成図である。
【図8】運転計画の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入出力装置 2 運転計画曲線描画処理部 3 運転計画データ記憶部 4 コメント入力部 5 コメントデータ 11 コメント入力モード選択部 12 コメント入力位置判定処理部 13 コメント入力部 14 コメントデータ記憶部 15 コメント表示部 21 コメント移動モード選択部 22 コメント移動処理部 31 コメント計画曲線連携処理部 32 運転計画曲線生成部 41 運転計画起点日時入力部 42 時間軸生成部 51 プラント実績データ収集処理部 52 プラント実績データ記憶部 53 実績表示/非表示切り換え入力部 54 表示/非表示フラグテーブル 55 実績曲線生成表示部 61 表示スパン設定部 62 スクロールバー表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの主要機器の運転手順を予めタ
    イムスケジュールで定めるために主要機器の起動/停止
    の時刻や各主要機器の状態値の推移をグラフ形式で作成
    した運転計画曲線を出力装置へ表示し、運転計画曲線に
    加えてイベント等の実施する日時や内容の記述を入力装
    置からコメントとして入力して運転計画を作成する運転
    計画作成装置において、 予め運転計画データを記憶する運転計画データ記憶部
    と、 この運転計画データ記憶部から取り出した運転計画デー
    タに基づいて出力装置へ運転計画曲線を描画して表示す
    る運転計画曲線描画処理部と、 各種コメントをデータとして記憶するコメントデータ記
    憶部と、 オペレータが入力装置からコメント入力モードを指定し
    たときのみコメントの入力を許可するコメント入力許可
    信号を出力するコメント入力モード選択部と、 前記コメント入力許可信号が入力しているとき、入力装
    置からオペレータによって指定入力されたコメントの位
    置情報を特定し、コメント入力可能範囲のときコメント
    位置情報を出力するコメント入力位置判定処理部と、 このコメント入力位置判定処理部からコメント位置情報
    が入力したとき必要とするコメントを入力し、前記コメ
    ントデータ記憶部へコメントとコメント位置情報とを記
    憶するコメント入力部と、 前記コメントデータ記憶部から必要なコメントとコメン
    ト位置情報を取り込んで出力装置に表示される運転計画
    曲線に加えてコメントを表示するコメント表示部とを備
    えることを特徴とする運転計画作成装置。
  2. 【請求項2】 入力装置からオペレータによってコメン
    ト移動モードの指定がされたとき、コメント移動許可信
    号を出力するコメント移動モード選択部と、 前記コメント移動許可信号が入力しているとき、出力装
    置に表示され運転計画上で指定されたコメントと移動す
    る新たな位置情報とを前記コメントデータ記憶部へ記憶
    させるコメント移動処理部とを付加することを特徴とす
    る請求項1記載の運転計画作成装置。
  3. 【請求項3】 前記コメント移動処理部からのコメント
    と新たな移動位置情報とを取り込んで、予めコメントと
    運転計画曲線とを関連付けて記憶する情報に基づいて運
    転計画曲線の変更量を変換出力するコメント計画曲線連
    携処理部と、 前記運転計画曲線の変更量に応じて運転計画データ記憶
    部に記憶される運転計画データを変更する運転計画曲線
    生成部とを付加することを特徴とする請求項2記載の運
    転計画作成装置。
  4. 【請求項4】 プラントの主要機器の運転手順を予めタ
    イムスケジュールで定めるために主要機器の起動/停止
    の時刻や各主要機器の状態値の推移をグラフ形式で作成
    した運転計画曲線を出力装置へ表示し、運転計画曲線に
    加えてイベント等の実施する日時や内容の記述を入力装
    置からコメントとして入力して運転計画を作成する運転
    計画作成装置において、 予め運転計画データを記憶する運転計画データ記憶部
    と、 この運転計画データ記憶部から取り出した運転計画デー
    タに基づいて出力装置へ運転計画曲線を描画して表示す
    る運転計画曲線描画処理部と、 運転計画の起点を変更するために入力装置から入力され
    た運転計画の起点となる日時を取込み起点日時を設定す
    る一方、前記運転計画データ記憶部の運転計画データの
    日時データを変更する運転計画起点日時入力部と、 この運転計画起点日時入力部によって設定された起点に
    基づいて運転計画の時間軸を生成して出力装置の運転計
    画時間軸を変更して表示する時間軸生成部とを備えるこ
    とを特徴する運転計画作成装置。
  5. 【請求項5】 前記運転計画起点日時入力部に設定され
    た起点日時からプラントのプロセスデータを収集するプ
    ラント実績データ収集処理部と、 このプラント実績データ収集処理部により収集されたプ
    ロセスデータを記憶するプラント実績データ記憶部と、 入力装置からオペレータの指示により実績曲線の表示ま
    たは非表示を切り換えるフラグを表示/非表示フラグテ
    ーブルへ設定する実績表示/非表示切り換え入力部と、 前記フラグテーブルを参照して表示フラグのときプラン
    ト実績データ記憶部からプラント実績データを取込み実
    績曲線を生成して出力装置へ表示させる実績曲線生成表
    示部とを付加することを特徴とする請求項4記載の運転
    計画作成装置。
  6. 【請求項6】 プラントの主要機器の運転手順を予めタ
    イムスケジュールで定めるために主要機器の起動/停止
    の時刻や各主要機器の状態値の推移をグラフ形式で作成
    した運転計画曲線を出力装置へ表示し、運転計画曲線に
    加えてイベント等の実施する日時や内容の記述を入力装
    置からコメントとして入力して運転計画を作成する運転
    計画作成装置において、 前記運転計画の全表示区間である表示スパンの設定を行
    う表示スパン設定情報を出力する表示スパン設定部と、 前記表示スパン設定情報によって運転計画の表示をスク
    ロールさせて全ての運転計画を順次表示させるスクロー
    ルバー表示部と、 予め運転計画データを記憶する運転計画データ記憶部
    と、 この運転計画データ記憶部から取り出した運転計画デー
    タに基づいて出力装置へ運転計画曲線を描画して表示す
    ると共に、前記表示スパン設定情報が入力したとき運転
    計画曲線の再描画をして表示する運転計画曲線描画処理
    部と、 各種コメントをデータとして記憶するコメントデータ記
    憶部と、 オペレータが入力装置からコメント入力モードを指定し
    たときのみコメントの入力を許可するコメント入力許可
    信号を出力するコメント入力モード選択部と、 前記コメント入力許可信号が入力しているとき、入力装
    置からオペレータによって指定入力されたコメントの位
    置情報を特定し、コメント入力可能範囲のときコメント
    位置情報を出力するコメント入力位置判定処理部と、 このコメント入力位置判定処理部からコメント位置情報
    が入力したとき必要とするコメントを入力し、前記コメ
    ントデータ記憶部へコメントとコメント位置情報とを記
    憶するコメント入力部と、 前記コメントデータ記憶部から必要なコメントとコメン
    ト位置情報を取り込んで出力装置に表示される運転計画
    曲線に加えてコメントを表示すると共に、前記表示スパ
    ン設定情報が入力したとき、コメント位置情報の変更を
    行って表示するコメント表示部と、 入力装置からオペレータによってコメント移動モードの
    指定がされたとき、コメント移動許可信号を出力するコ
    メント移動モード選択部と、 前記コメント移動許可信号が入力しているとき、出力装
    置に表示され運転計画上で指定されたコメントと移動す
    る新たな位置情報とを出力するコメント移動処理部と、 前記コメント移動処理部からのコメントと新たな移動位
    置情報とを取り込んで、予めコメントと運転計画曲線と
    を関連付けて記憶する情報に基づいて運転計画曲線の変
    更量を変換出力するコメント計画曲線連携処理部と、 前記運転計画曲線の変更量に応じて運転計画データ記憶
    部に記憶される運転計画データを変更する運転計画曲線
    生成部と、 運転計画の起点を変更するために入力装置から入力され
    た運転計画の起点となる日時を取込み起点日時を設定す
    る一方、前記運転計画データ記憶部の運転計画データの
    日時データを変更する運転計画起点日時入力部と、 この運転計画起点日時入力部によって設定され起点に基
    づいて運転計画の時間軸を生成して出力装置の運転計画
    時間軸を変更して表示すると共に、前記表示スパン設定
    情報が入力したとき時間軸の再生成して表示する時間軸
    生成部とを備えることを特徴する運転計画作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071834A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力供給計画作成システム及び電力供給計画の作成方法
JP2010218574A (ja) * 2010-06-01 2010-09-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 交通信号制御分析装置

Cited By (2)

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JP2007071834A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力供給計画作成システム及び電力供給計画の作成方法
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