JPH1014800A - 風呂用の循環式浄化装置 - Google Patents

風呂用の循環式浄化装置

Info

Publication number
JPH1014800A
JPH1014800A JP8188131A JP18813196A JPH1014800A JP H1014800 A JPH1014800 A JP H1014800A JP 8188131 A JP8188131 A JP 8188131A JP 18813196 A JP18813196 A JP 18813196A JP H1014800 A JPH1014800 A JP H1014800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
fragrance
pipe
bathtub
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8188131A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kojima
広三 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8188131A priority Critical patent/JPH1014800A/ja
Publication of JPH1014800A publication Critical patent/JPH1014800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気が発生したような場合でも、その臭気を
抑えることができ、臭気が気にならず快適な状態でリラ
ックスして入浴でき、入浴効果をより増進できる風呂用
の循環式浄化装置を提供する。 【解決手段】 循環ポンプ5 により浴槽1 内の水を吸水
管7 及び吐出管8 を経て循環させて濾過器10により濾過
し、その濾過後の水を吐出管8 の先端の噴射ノズル11か
ら浴槽1 の水中に噴射するようにした風呂用の循環式浄
化装置において、芳香を発生する芳香発生器25と、この
芳香発生器25で発生した芳香を放出及び停止させる放出
停止手段24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中濾過方式又は
汲み上げ濾過方式等を採用する風呂用の循環式浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風呂用の循環式浄化装置として、例えば
実開平3−26313号公報に記載の如く、循環ポンプ
により浴槽内の水を吸水管及び吐出管を経て循環させて
濾過器により濾過し、その濾過後の水を吐出管の先端の
噴射ノズルから浴槽の水中に噴射し、この噴射ノズルか
ら水を噴射する時のエジェクター作用により、必要に応
じて外部から空気を吸入し噴射ノズルから気泡を水中に
噴射するようにしたものが提供されている。
【0003】この循環式浄化装置は、循環ポンプ及び濾
過器を装置本体内に内蔵すると共に、この装置本体の下
側突出する吸水管と吐出管とを接続して構成されてい
る。そして、吸水管及び吐出管が浴槽の水中に浸漬させ
た状態で装置本体を浴槽上に設置しておき、循環ポンプ
により浴槽内の水を吸水管を経て装置本体内に汲み上げ
て、装置本体内の濾過器により水を濾過した後、吐出管
の先端の噴射ノズルから浴槽の水中に噴射し、また必要
に応じて噴射ノズルから空気の気泡を水中に噴射するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の循環式浄化装置
は、濾過後の水を噴射ノズルから噴射するだけでなく、
必要に応じて噴射ノズルから水と空気の気泡とを同時に
噴射できるので、浴槽の水内の溶存酸素濃度を大にでき
ると同時に、気泡によるマッサージ効果を期待でき、入
浴効果を増進できる利点がある。
【0005】一方、この種の循環式浄化装置は、濾過器
での物理的濾過、微生物的濾過等を併用して水を濾過
し、浴槽内の水を或る期間に亘って交換せずに使用する
ため、使用開始当初で濾過器内に微生物が十分に繁殖す
る前の時点、或いは濾過器内の洗浄不足によって浄化能
力が極端に低下した時等の限られた条件下では、浴槽の
水に若干の臭気が発生する場合がある。
【0006】また浴槽の水に問題がない場合でも、浴室
は気密度が非常に高く、高温・高湿度状態にあるため、
特に梅雨時から夏場にかけては、浴室全体に微かな臭気
が発生することもある。しかし、従来の循環式浄化装置
は、この臭気対策は全く講じられていない。本発明は、
このような従来の課題に鑑み、臭気が発生したような場
合でも、その臭気を抑えることができ、臭気が気になら
ず快適な状態でリラックスして入浴でき、入浴効果をよ
り増進できる風呂用の循環式浄化装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、循環ポンプ5 により浴槽1 内の水を吸水管7 及び吐
出管8 を経て循環させて濾過器10により濾過し、その濾
過後の水を吐出管8 の先端の噴射ノズル11から浴槽1 の
水中に噴射するようにした風呂用の循環式浄化装置にお
いて、芳香を発生する芳香発生器25と、この芳香発生器
25で発生した芳香を放出及び停止させる放出停止手段24
とを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、噴射ノズル11から水を噴射する時の
エジェクター作用によって、芳香発生器25で発生した芳
香を空気と共に水中に噴射するように供給管26を設けた
ものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、供給管26を含む空気供給系34
の途中に、この空気供給系34を開閉する開閉弁24と芳香
発生器25とを直列に設けたものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
の何れかに記載の発明において、循環ポンプ5 を内蔵す
る装置本体2 を浴槽1 上に配置し、この装置本体2 の外
部に芳香発生器25を着脱自在に設けたものである。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、装置本体2 の下側に吸
水管7 と吐出管8 とを接続すると共に、これら吸水管7
及び吐出管8 の間に芳香発生器25を設けたものである。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5
の何れかに記載の発明において、装置本体2 の下面に供
給管26用の接続部21を設け、この接続部21に開閉弁24と
芳香発生器25とを着脱自在に設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1乃至図6は本発明の第1
の実施形態を例示する。図1及び図2において、1 は浴
槽、2 は装置本体で、この装置本体2 は取り付けベース
3 を介して浴槽1の隅部等に装着されている。装置本体2
内にはモータ4 付きの循環ポンプ5 とヒーター6 とが
組み込まれている。
【0014】装置本体2 には、装置本体2 の底面から下
方に延びる吸水管7 と吐出管8 とが下側から接続され、
その吸水管7 の下端部に第1逆止弁9 と濾過器10とが、
また吐出管8 の下端に噴射ノズル11が夫々接続されてい
る。吸水管7 、吐出管8 、第1逆止弁9 、濾過器10及び
噴射ノズル11は浴槽1 内の隅部に配置されており、第1
逆止弁9 、濾過器10及び噴射ノズル11は浴槽1 の水中に
浸漬されている。
【0015】装置本体2 は中空状であって、図3及び図
4に示すように、胴部12と、胴部12の下側に装着された
底板13と、胴部12の上側に着脱自在に装着された上蓋14
とを備えている。底板13は、図5に示すように、底板13
に固定されたナット15と、取り付けベース3 に下方から
挿通されてナット15に螺合するねじ16とによって、取り
付けベース3 に着脱自在に固定されている。
【0016】底板13には、図2乃至図5に示すように、
筒状の吸水管接続部17と吐出管接続部18とが前部側の左
右に一体に形成されている。そして、吸水管接続部17に
は吸水管7 が、吐出管接続部18には吐出管8 が夫々下側
から着脱自在に接続されている。
【0017】底板13の吸水管接続部17と吐出管接続部18
との間の前側には、図3乃至図5に示す如く、前後に離
間して第1吸引管接続部19と第2吸引管接続部20とが上
側に突出するように一体に形成されると共に、その第1
吸引管接続部19と連通する供給管接続部21が下側に突出
するように一体に形成されている。
【0018】第1吸引管接続部19及び第2吸引管接続部
20には、図5に示すように、吸引管22が上側から着脱自
在に接続されている。取り付けベース3 には、第2吸引
管接続部20と対応して空隙23が形成されており、この空
隙23内の空気を第2吸引管接続部20の開口端側から吸引
すると共に、その吸引時には取り付けベース3 で遮蔽し
て浴槽1 内の水を入り難くしている。
【0019】供給管接続部21には、開閉弁24と芳香発生
器25とが上下に直列状に連通して下側から着脱自在に接
続され、芳香発生器25は供給管26を介して噴射ノズル11
に接続されている。開閉弁24は、芳香発生器25で発生し
た芳香を放出及び停止する放出停止手段を構成するため
のものであって、供給管接続部21に下側から着脱自在に
接続された接続管27と、接続管27の中途部に一体に形成
され且つ前側が開放した弁容器28と、弁容器28内に横軸
心回りに回動自在に嵌め込まれた弁本体29と、弁本体29
の側部に一体に形成された回動操作用の摘まみ30とから
構成されている。弁本体29は筒状であって、接続管27の
内径と略同径の開口が開けられており、この弁本体29の
回動操作により開閉弁24が開閉するようになっている。
【0020】なお、吸引管22、供給管26、開閉弁24等に
よって空気供給系34が構成されている。芳香発生器25
は、弁管の下端部に下側から着脱自在に接続された芳香
容器31と、この芳香容器31内に充填された芳香体32と、
芳香容器31の開口側に着脱自在に螺合された盲蓋33とを
備え、その芳香容器31の下側に供給管26が着脱自在に接
続されている。芳香容器31内は開閉弁24及び供給管26に
連通しており、この芳香容器31内に芳香体32が交換可能
に充填されている。
【0021】芳香体32は、芳香を発生する芳香剤を適当
な含浸材に含浸させたものである。なお、芳香剤には、
入浴者にリラックス感を与えるもの、開放感を与えるも
の、清涼感を与えるもの、爽快感を与えるもの、或いは
森林浴効果を奏すべく天然木材から抽出した芳香性エキ
ス等が適当である。
【0022】循環ポンプ5 は、図3に示すように、装置
本体2 内で底板13上に固定されている。この循環ポンプ
5 は下側の中心部に吸込口35が、側面に吐出口37が夫々
設けられている。循環ポンプ5 は吸込口35が管継ぎ手36
を介して吸水管接続部17に、吐出口37が逆U字状の接続
管38、ヒーター保持筒39等を介して吐出管接続部18に夫
々接続されている。ヒーター保持筒39内には、その中を
通過する水を加熱するようにヒーター6 が設けられてい
る。
【0023】接続管38には、循環ポンプ5 から吸水管7
側の全体に呼び水を給水し得るように、呼び水管40、第
2逆止弁41を介して上蓋14の中央部に形成された呼び水
給水用の給水口42に接続されている。第2逆止弁41は、
呼び水の給水時に給水口42から循環ポンプ5 への呼び水
の給水を可能にし且つ循環ポンプ5 から給水口42側への
吐出水の流れを阻止するためのものである。
【0024】給水口42は、漏斗を挿入して呼び水を給水
するためのもので、この給水口42に漏斗を挿入した時
に、その下端部で第2逆止弁41を下方に押し広げるよう
になっている。なお、給水口42内には、呼び水の給水後
に密閉するための密閉栓43が上側から挿脱自在に挿入さ
れている。
【0025】噴射ノズル11は濾過後の水を浴槽1 内に噴
射するためのもので、濾過器10の上側近傍に配置されて
いる。噴射ノズル11は供給管26に接続されており、開閉
弁24を開放した時に、エジェクター作用により空隙23側
の空気と、芳香発生器25で発生した芳香とを供給管26を
経て吸引して浴槽1 の水の中に気泡状に噴射するように
なっている。
【0026】第1逆止弁9 は、浴槽1 内への水の逆流を
阻止するためのものであって、吸水管7 はこの第1逆止
弁9 を介して濾過器10に接続されている。濾過器10は、
図1に示すように、装置本体2 の下方で浴槽1 の隅部に
配置されると共に、水中で吸水管7 の下端部の第1逆止
弁9 に対して下側から着脱自在に接続されている。濾過
器10は、中空状の濾過ケース44内に3個の簀の子45,46,
47を介して繊維濾過層48と粒状濾過層49とが着脱自在に
上下に装填されている。
【0027】濾過ケース44には下端に濾過入口50が形成
され、その濾過入口50に、水中の毛髪、ゴミ等を除去す
るヘアーキャッチャー51が着脱自在に装着されている。
粒状濾過層49は、通水性及び可撓性を有する収納袋に多
数の粒状の濾過材を充填したものである。濾過材には、
麦飯石、天然ゼオライト、アルミナ、砂等をパウダー状
にして混合し、3〜5mm程度の球状としたものを焼結
して多孔質状に形成した遠赤外線放射性のセラミックボ
ール等が用いられており、水が粒状濾過層49を通過する
ときに、水中の微細なゴミや有機物、臭気等を分解及び
吸収して除去すると共に、ミネラル分を溶出して水を弱
アルカリ性にするようになっている。
【0028】繊維濾過層48は、粒状濾過層49を通過した
微細なゴミ、有機物等を最終的に除去し濾過するための
もので、通水性及び可撓性を有する収納袋に細長い長繊
維を方向が揃わないようにランダムに纏めて充填してい
る。即ち、繊維濾過層48は、例えば数十本から数百本程
の多数本の長繊維を撚らずに紐状に束ねて無撚り紐を構
成し、この無撚り紐を所定長さだけ綛状に巻いた後、無
撚り紐の方向が揃わないようにランダムにほぐして纏め
た状態で収納袋に装填している。
【0029】次に循環式浄化装置の使用状態について説
明する。循環ポンプ5 及びヒーター6 等を内蔵した装置
本体2 は、取り付けベース3 を介して浴槽1 の隅部上に
固定する。そして、装置本体2 の下側に吸水管7 及び吐
出管8 を接続し、この吸水管7 と吐出管8 とを浴槽1 内
の隅部に位置させると共に、吸水管7 の下端側に第1逆
止弁9 を介して濾過器10を接続した後、濾過器10及び第
1逆止弁9 が十分に浸かるレベルまで浴槽1 内に水を入
れる。
【0030】運転に際しては、給水口42から循環ポンプ
5 及び吸水管7 に呼び水を給水した後、循環ポンプ5 を
起動する。すると循環ポンプ5 が浴槽1 内の水を濾過器
10、第1逆止弁9 、吸水管7 等を経て装置本体2 側に汲
み上げた後、その水を接続管38等を経て噴射ノズル11か
ら浴槽1 の水中に噴射して、浴槽1 内の水を順次循環さ
せながら、濾過器10により浴槽1 内の水を濾過する。こ
の時、ヒーター6 に通電すれば、ヒーター6 により浴槽
1 内の水を加熱し設定温度に保温できる。
【0031】この運転中に摘まみ30を操作して開閉弁24
を開けると、噴射ノズル11から水を噴射する際のエジェ
クター作用により、吸引管22を経て装置本体2 の下側か
ら外部の空気を吸入する。そして、この空気は開閉弁24
を経て芳香発生器25を通過し、この時に芳香発生器25内
で発生する芳香と共に供給管26から噴射ノズル11側へと
移動し、濾過後の水と一緒に噴射ノズル11から浴槽1 の
水中に噴射する。
【0032】このため、開閉弁24を開状態にしておけ
ば、噴射ノズル11は、芳香を含んだ空気の気泡を浴槽1
の水中に連続的に噴射でき、これによって浴槽1 の水中
の溶存酸素濃度を大にできると共に、その気泡によって
入浴者に適度なマッサージ効果を与えることができる。
しかも浴槽1 の水中に噴射する気泡には空気の他に芳香
が含まれており、その芳香によって入浴者に爽快感、清
涼感、リラックス感、又は森林浴効果を与える等、入浴
効果を著しく増進することができる。
【0033】また浴槽1 の水中に、芳香を含む空気を噴
射するため、浴槽1 内の水の汚れ等による臭気、浴室内
の黴等による臭気を芳香によって抑えることができ、微
かな臭気が発生するような状況の下でも、その臭気を気
にすることなく快適に入浴することができる。更に空気
と共に芳香を噴射ノズル11から噴射させるため、芳香発
生器25で発生した芳香のみを浴槽1 の水中に噴射する場
合に比較して、空気によって芳香を適度に希薄化するこ
とが可能であり、微香性の芳香を噴射する等、芳香の濃
度を適度に抑えることも可能である。
【0034】摘まみ30を操作して開閉弁24を閉じると、
エジェクター作用による空気の吸入が停止し、供給管26
を経て噴射ノズル11側への空気の供給が止まるので、芳
香発生器25で発生した芳香の噴射も同時に停止する。従
って、入浴者の嗜好に応じて、必要な時に必要な時間だ
け芳香を出せば良く、芳香体32の無駄な消費も防止でき
る。
【0035】芳香発生器25内の芳香体32を消費した場合
には、その芳香容器31の盲蓋33を外して芳香体32を交換
しても良いし、芳香発生器25を開閉弁24と供給管26との
間から取り外して交換しても良い。この場合、芳香発生
器25は装置本体2 の下側の開閉弁24に着脱自在に接続し
ているため、芳香体32又は芳香発生器25の交換を容易に
行うことができる。装置本体2 の下側の取り付けベース
3 に、第2吸引管接続部20と対応して空隙23があり、こ
の空隙23内の空気を第2吸引管接続部20から吸入してい
るため、芳香発生器25内に水が入り難くなり、水の侵入
による芳香体32のロスを少なくできる。
【0036】また芳香発生器25は開閉弁24と共に装置本
体2 の外部に設けて、交換時の作業を容易にしているに
も拘わらず、その位置が装置本体2 の下側であって、左
右両側に配置された吸水管7 と吐出管8 との間で、これ
ら吸水管7 及び吐出管8 と前後方向の略同一位置の近傍
にあるため、芳香発生器25、開閉弁24が邪魔になること
もなく、全体をコンパクトに構成できると同時に、吸水
管7 と吐出管8 とによって芳香発生器25、開閉弁24を保
護できる利点がある。
【0037】更に芳香発生器25、開閉弁24が装置本体2
の外部にあるため、装置本体2 内に組み込む場合に比較
して組み立て等も容易であり、製作コストを低減でき
る。しかも装置本体2 の下面に供給管26用の接続部21が
あり、この接続部21に開閉弁24と芳香発生器25とを着脱
自在に接続しているため、開閉弁24と芳香発生器25とを
安定良く容易に取り付けることができる。
【0038】図7及び図8は本発明の第2の実施形態を
例示し、開閉弁24と芳香発生器25とを一体に構成したも
のである。この場合にも第1の実施形態と同様に実施す
ることが可能である。なお、本発明は、この実施形態に
限定されるものではなく、例えば濾過器10を装置本体22
内に収容する汲み上げ濾過方式の循環式浄化装置に適用
しても、本発明の目的は十分に達成し得る。
【0039】また実施形態では、空気供給系34の中途部
に芳香発生器25を設けているが、空気供給系34と別に芳
香発生器25を設け、夫々に開閉弁24を設けても良い。更
に開閉弁24、芳香発生器25は、装置本体2 内に組み込ん
でも良い。また実施形態では、芳香体32として固体を例
示しているが、液体を芳香容器31に充填して用いても良
い。その他、本発明の請求の範囲内での種々の設計変更
及び修正を加え得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、循環
ポンプ5 により浴槽1 内の水を吸水管7 及び吐出管8 を
経て循環させて濾過器10により濾過し、その濾過後の水
を吐出管8 の先端の噴射ノズル11から浴槽1 の水中に噴
射するようにした風呂用の循環式浄化装置において、芳
香を発生する芳香発生器25と、この芳香発生器25で発生
した芳香を放出及び停止させる放出停止手段24とを備え
ているので、必要に応じて芳香発生器25から芳香を放出
できる。従って、浴槽1 内の水に臭気が発生したような
場合等でも、その臭気を抑えることができ、臭気が気に
ならず快適な状態でリラックスして入浴でき、入浴効果
をより増進できる利点がある。
【0041】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の本発明において、噴射ノズル11から水を噴射
する時のエジェクター作用によって、芳香発生器25で発
生した芳香を空気と共に水中に噴射するように供給管26
を設けているので、芳香発生器25で発生した芳香を出す
ための特別な装置が不要であり、構造を簡単にできる。
しかも、芳香を空気と共に水中に噴射ノズル11から噴射
するため、空気によって芳香を適度に希薄化することが
可能であり、微香性の芳香を噴射する等、芳香の濃度を
適度に抑えることも可能である。
【0042】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の本発明において、供給管26を含む空気
供給系34の途中に、この空気供給系34を開閉する開閉弁
24と芳香発生器25とを直列に設けているので、空気供給
系34を芳香の供給用として利用できると共に、開閉弁24
を芳香の放出及び停止用に利用でき、装置全体の構造を
簡単にできる。
【0043】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1〜3の何れかに記載の本発明において、循環ポンプ5
を内蔵する装置本体2 を浴槽1 上に配置し、この装置本
体2の外部に芳香発生器25を着脱自在に設けているの
で、芳香発生器25の交換等が容易になると共に、使用時
にも邪魔になり難い位置に芳香発生器25を容易に配置で
きる。
【0044】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1〜4の何れかに記載の本発明において、装置本体2 の
下側に吸水管7 と吐出管8 とを接続すると共に、これら
吸水管7 及び吐出管8 の間に芳香発生器25を設けている
ので、芳香発生器25を吸水管7 と吐出管8 とによって保
護できる。
【0045】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1〜5の何れかに記載の本発明において、装置本体2 の
下面に供給管26用の接続部21を設け、この接続部21に開
閉弁24と芳香発生器25とを着脱自在に設けているので、
開閉弁24と芳香発生器25とを安定良く容易に取り付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す全体の斜視図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す風呂用の循環式
浄化装置の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す装置本体内部の
断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す装置下部の正面
図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す装置下部の断面
図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す装置下部の正面
図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 装置本体 5 循環ポンプ 7 吸水管 8 吐出管 10 濾過器 11 噴射ノズル 21 接続部 24 開閉弁(放出停止手段) 25 芳香発生器 26 供給管 34 空気供給系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプ(5) により浴槽(1) 内の水を
    吸水管(7) 及び吐出管(8) を経て循環させて濾過器(10)
    により濾過し、その濾過後の水を吐出管(8)の先端の噴
    射ノズル(11)から浴槽(1) の水中に噴射するようにした
    風呂用の循環式浄化装置において、芳香を発生する芳香
    発生器(25)と、この芳香発生器(25)で発生した芳香を放
    出及び停止させる放出停止手段(24)とを備えたことを特
    徴とする風呂用の循環式浄化装置。
  2. 【請求項2】 噴射ノズル(11)から水を噴射する時のエ
    ジェクター作用によって、芳香発生器(25)で発生した芳
    香を空気と共に水中に噴射するように供給管(26)を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の風呂用の循環式浄
    化装置。
  3. 【請求項3】 供給管(26)を含む空気供給系(34)の途中
    に、この空気供給系(34)を開閉する開閉弁(24)と芳香発
    生器(25)とを直列に設けたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の風呂用の循環式浄化装置。
  4. 【請求項4】 循環ポンプ(5) を内蔵する装置本体(2)
    を浴槽(1) 上に配置し、この装置本体(2) の外部に芳香
    発生器(25)を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の風呂用の循環式浄化装置。
  5. 【請求項5】 装置本体(2) の下側に吸水管(7) と吐出
    管(8) とを接続すると共に、これら吸水管(7) 及び吐出
    管(8) の間に芳香発生器(25)を設けたことを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の風呂用の循環式浄化装
    置。
  6. 【請求項6】 装置本体(2) の下面に供給管(26)用の接
    続部(21)を設け、この接続部(21)に開閉弁(24)と芳香発
    生器(25)とを着脱自在に設けたことを特徴とする請求項
    1〜5の何れかに記載の風呂用の循環式浄化装置。
JP8188131A 1996-06-28 1996-06-28 風呂用の循環式浄化装置 Pending JPH1014800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188131A JPH1014800A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 風呂用の循環式浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188131A JPH1014800A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 風呂用の循環式浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014800A true JPH1014800A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16218281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8188131A Pending JPH1014800A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 風呂用の循環式浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1014800A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224464A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Aideisu:Kk アロマセラピー効果の香り放出する容器
KR100865631B1 (ko) * 2008-04-30 2008-10-27 장기봉 피톤치드 방출장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224464A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Aideisu:Kk アロマセラピー効果の香り放出する容器
KR100865631B1 (ko) * 2008-04-30 2008-10-27 장기봉 피톤치드 방출장치
WO2009134000A1 (en) * 2008-04-30 2009-11-05 Gi Bong Jang Apparatus for discharging phytoncide

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101242799A (zh) 喷雾装置
KR20210151505A (ko) 공기청정 기능 및 바이러스 사멸 기능을 포함하는 워터 분사방식의 공기정화장치
JPH1014800A (ja) 風呂用の循環式浄化装置
JPH10109088A (ja) 肌用水調製器
JP2000288054A (ja) 気泡発生装置
KR100771212B1 (ko) 피톤치드 휘산 장치
KR20090123109A (ko) 마이크로 버블 발생모듈을 이용한 족욕 및 반신욕기의 순환시스템
JPH0331376Y2 (ja)
KR200144129Y1 (ko) 수족관을 이용한 공기정화 및 가습장치
JP3092712B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
KR200442227Y1 (ko) 피톤치드 휘산기가 부설된 티슈 공급장치
KR20050014089A (ko) 훈증장치가 구비된 비데
JP2854247B2 (ja) 循環温浴器
JPH07185574A (ja) 浴湯の循環調整装置
JPH0847610A (ja) 浴湯の調整装置
KR102265428B1 (ko) 수족관용 박스여과기
JP4094096B2 (ja) 身体洗浄装置
JPH073244Y2 (ja) 浴水循環装置
JP3017958B2 (ja) 入浴用気体噴出装置
KR20240085771A (ko) 향균기능의 아로마 가습기
JPH0432104Y2 (ja)
US20060090251A1 (en) Fluid delivery system for a water tub using a removeable chemical carrier
JP2002361268A (ja) マイナスイオン発生装置
JP2568420Y2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH04349998A (ja) 一般家庭用浴槽の湯水滅菌・濾過装置