JPH10147745A - 光及び熱硬化性組成物 - Google Patents
光及び熱硬化性組成物Info
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- JPH10147745A JPH10147745A JP30196396A JP30196396A JPH10147745A JP H10147745 A JPH10147745 A JP H10147745A JP 30196396 A JP30196396 A JP 30196396A JP 30196396 A JP30196396 A JP 30196396A JP H10147745 A JPH10147745 A JP H10147745A
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Abstract
ィルムとして十分な透明性、耐熱性、耐摩耗性及び機械
的強度を有する硬化樹脂を形成可能な光及び熱硬化性組
成物を提供すること。 【解決手段】 (a−1)アクリルモノマー及び(a−2)
エポキシ化合物からなるモノマー成分と;(b)光重合開
始剤と;(c)エポキシ基と熱反応する硬化剤とを含んで
なる分散媒と;(d)該分散媒中に分散された無機粒子
と;(e)該分散媒及び該無機粒子の双方と反応しうる官
能基を有する無機粒子の表面改質剤とを;含んでなる光
及び熱硬化性組成物。
Description
成物に関し、さらに詳細には、無機粒子及び上記無機粒
子の表面改質剤として作用する表面改質剤を含む光及び
熱硬化性組成物に関する。
表面保護のため種々の樹脂材料が開発されてきた。これ
らの樹脂材料は多くの場合液状の組成物であり、コーテ
ィングやディッピング等の方法で製品の表面に設けられ
る。
く均一に設けることが困難である。また、塗布のために
特別な装置を必要とする。
ては、硬化性フィルムを製品の表面上に設け、それを硬
化させて樹脂層とする方法が知られている。この硬化性
フィルムは、硬化性組成物をフィルム状に成形し、不完
全に硬化させたもので、自立性、物品に対する粘着性及
び硬化性を有する材料である。これは、完全に硬化する
ことにより非粘着性の樹脂層となる。
硬化性と熱硬化性とを併せ持つ光及び熱硬化性組成物を
用いて調製される。つまり、光及び熱硬化性組成物をフ
ィルム状に成形し、これを熱又は光のいずれかにより不
完全硬化させるのである。不完全硬化されたフィルムは
粘着性であり、これが熱硬化して形成された場合は光硬
化性を有し、光硬化して形成された場合は熱硬化性を有
する。
(グリーン、特公昭61−15112号公報)、特開昭6
3−10680号公報(入井ら)には、光及び熱硬化性組
成物としてアクリルモノマーとエポキシ化合物との混合
物が記載されている。
成分が相分離する。その結果、接着剤として用いた場
合、硬化樹脂の接着力は弱くなる。また、成分が相分離
すると硬化樹脂は不透明化するので、被覆組成物として
使用し難い。
には、(a)エポキシ化合物、(b)熱硬化剤及び(c)ラジ
カル重合可能な不飽和基とエポキシ基とを持つモノマー
を含有する光及び熱硬化性組成物が記載されている。さ
らに、特開昭59−43015号公報(米国特許4,5
51,215号)には、(a)エポキシ化合物、(b)ラジ
カル重合可能な不飽和基とカルボキシル基とを持つモノ
マー及び(c)反応促進剤を含む光及び熱硬化性組成物が
記載されている。
分離する問題は生じ難い。しかしながら、光及び熱硬化
後の樹脂の架橋密度が高くなるので、硬化樹脂は脆化
し、曲げ弾性率等の機械的強度が弱くなる。
樹脂の接着力は弱くなる。また、フィルム状に成形され
た場合、表面保護フィルムとして十分な透明性、耐熱
性、耐磨耗性及び機械的強度(たとえば、Tg以上にお
ける高曲げ貯蔵弾性率)を有しない。
題を解決するものであり、その目的とするところは、接
着剤として十分な接着力を有し、表面保護フィルムとし
て十分な透明性、耐熱性、耐摩耗性及び機械的強度を有
する硬化樹脂を形成可能な光及び熱硬化性組成物を提供
することにある。
量70〜700のアクリルモノマー10〜90重量%及
び(a2)分子量100〜2,000のエポキシ化合物90
〜10重量%からなるモノマー成分と、 (b)該アクリルモノマー100重量部に対して0.1〜
5重量部の光重合開始剤と、 (c)該エポキシ化合物100重量部に対して、エポキシ
基と熱反応する硬化剤1〜90重量部とを、含んでなる
分散媒; (d)該分散媒100重量部に対して、該分散媒中に分散
された無機粒子10〜900重量部;及び (e)該無機粒子100重量部に対して、該分散媒及び該
無機粒子の双方と反応しうる官能基を有する無機粒子の
表面改質剤5〜50重量部;を含んでなる光及び熱硬化
性組成物を提供するものであり、そのことにより上記目
的が達成される。
光及び熱硬化性組成物が光及び熱硬化することにより架
橋して形成された非粘着性の樹脂材料をいう。
ーは光硬化型モノマーとして当業者に知られているもの
である。この化合物は、一般に(メタ)アクリロイル基を
分子内に有し、分子量70〜700、好ましくは80〜
600を有する。通常、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステル等が含まれる。
び脂環式炭化水素基から選ばれる環状基を分子内に更に
有することが好ましい。硬化樹脂の透明性及び曲げ貯蔵
弾性率が向上するからである。
の具体例には、アクリロイルモルフォリン、2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピルアクリレート及びフェノ
キシエチルアクリレート等が挙げられる。
は、一般に1〜95重量%、好ましくは2〜90重量%
の量でアクリルモノマー中に含有される。これらの量が
1重量%を下回ると硬化樹脂の透明性または弾性率の向
上効果が低下し、90重量%を上回ると、物品に対する
密着性が低下するおそれがある。
は、親水性アクリルモノマーが無機微粒子の分散安定性
のため望ましい。
えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルア
クリレート、2−メタアクロイルオキシエチル−2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、N,N−ジメチルアク
リルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、アクリ
ロイルモルフォリン、N,N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピルアクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート等のエチレングリコール系の(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
等のグリセリン(メタ)アクリレートエステル類、ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート等のジオール類の(メ
タ)アクリル酸エステル、ネオペンチルジ(メタ)アクリ
レート等が挙げられる。
は水酸基を分子内に有するものである。無機微粒子の分
散安定性が高められ、無機微粒子を高密度で充填可能と
なるからである。また、これらは揮発し難く、臭気によ
る問題が生じ難い。
アクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、4−
ヒドロキシブチルアクリレート、2−メタアクロイルオ
キシエチル−2−ヒドロキシプロピルアクリレート等が
挙げられる。
するアクリルモノマーだけからなっていても良い。水酸
基を分子内に有するアクリルモノマーと他のアクリルモ
ノマーとを組み合わせる場合、水酸基を分子内に有する
アクリルモノマーは、一般的に20〜90重量%、好ま
しくは30〜80重量%の量でアクリルモノマー中に含
有される。これらの量が20重量%を下回ると、無機粒
子の分散性が低下するおそれがあり、90重量%を上回
ると、硬化樹脂の耐水性が低下するおそれがある。
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアク
リルアミド、アクリロイルモルフォリン、N,N−ジメ
チルアミノエチルアクリレート等の様な分子量90〜2
00の、アクリル基を有するN,N−ジ置換アミドであ
り、特に好ましいものはN,N−ジチメルアクリルアミ
ドである。硬化樹脂の透明性が向上するからである。
的に20〜100重量%、好ましくは30〜90重量%
の量でアクリルモノマー中に含有される。これらの量が
20重量%を下回ると透明性の向上効果が低下する傾向
がある。アクリルモノマーがN,N−ジメチルアクリル
アミドだけからなる場合、透明性の向上の点では最も好
ましい。しかしながら、組み合わせる他の材料の種類や
量によっては、硬化樹脂の耐水性が不十分になるおそれ
がある。
し、かつ透明性を効果的に向上させるには、アクリルモ
ノマー中に含有されるN,N−ジメチルアクリルアミド
の量は、30〜90重量%の範囲が好ましい。なお、
N,N−ジメチルアクリルアミドは、エポキシ化合物と
混合して形成した硬化樹脂の透明性の向上効果に特にす
ぐれることから、特に透明性を高めたい場合、無機粒子
を含有させないで用いることができる。
親油性アクリルモノマーであっても、そのアクリルモノ
マー中の含有量が30重量%、好ましくは20重量%を
超えない範囲で、親水性アクリルモノマーと混合して使
用することができる。
シクロペンタニル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル
酸ベンジル、(メタ)アクリル酸フェノキシエチル、トリ
ブロモ(メタ)アクリル酸ベンジル、トリブロモ(メタ)ア
クリル酸フェノキシエチル、(メタ)アクリル酸ビフェニ
ルエトキシ、(メタ)アクリル酸ビフェニルエポキシ、
(メタ)アクリル酸ナフチルエトキシ、(メタ)アクリル酸
フルオレンエポキシ、ジ(メタ)アクリル酸ビスフェノー
ルA、テトラブロモジ(メタ)アクリル酸ビスフェノール
A、エトキシ変性ジ(メタ)アクリル酸ビスフェノール
A、テトラブロモエトキシ変性ジ(メタ)アクリル酸ビス
フェノールA、ジ(メタ)アクリル酸ビスフェノールAエ
ポキシ、エトキシ変性ジ(メタ)アクリル酸ビスフェノー
ルAエポキシ、テトラブロモジ(メタ)アクリル酸ビスフ
ェノールAエポキシ、テトラブロモエトキシ変性ジ(メ
タ)アクリル酸ビスフェノールAエポキシ等が挙げられ
る。
ポキシ基またはエポキシ基の硬化剤と熱反応可能な官能
基を分子内に更に有するアクリルモノマーも、本発明の
アクリルモノマーとして用いうる。このような化合物
は、アクリルモノマーとエポキシ化合物とを直接又は硬
化剤を介して架橋し、両樹脂間の相容性を向上させるた
め、生成物の凝集力を高め、高い接着力を発現させ、硬
化樹脂の透明性を高める相溶化剤として機能する。
タ)アクリル酸、(メタ)アクリロイルオキシエチルフタ
ル酸、(メタ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、アク
リル酸ダイマー及びグリシジル(メタ)アクリレート等を
挙げることができる。
反応可能な官能基を分子内に有するアクリルモノマー
は、一般に1〜30重量%、好ましくは2〜25重量%
の量でアクリルモノマー中に含有される。このアクリル
モノマーの含有量が1重量%を下回ると樹脂同士の相容
性が低下して、硬化樹脂の接着力及び透明性が悪くな
り、30重量%を上回ると硬化樹脂の架橋密度が高くな
るので、脆化し、機械的強度が弱くなる。
であることが望ましい。但し、固体状のものであっても
他のアクリルモノマーに溶解して液状となるものであれ
ば使用できる。
分中に10〜90重量%、好ましくは15〜85重量
%、さらに好ましくは20〜80重量%の量で用いられ
る。光硬化性フィルムを形成する場合、アクリルモノマ
ーの量をエポキシ化合物の量以上にするのが良い。フィ
ルムに自己粘着性を付与し、物品との密着性が向上する
からである。同様の理由から、熱硬化性フィルムを形成
する場合、アクリルモノマーの量をエポキシ化合物の量
以下にするのが良い。
下回ると光硬化させて熱硬化性フィルムを形成した場
合、このフィルムは実用的強度を示さず流動し、また、
熱硬化させて光硬化性フィルムを形成した場合、光硬化
性フィルムは塑性を示さず、物品に対する密着性が悪く
なる。一方、この使用量が90重量%上回ると、光硬化
させて熱硬化性フィルムを形成した場合、このフィルム
は塑性を示さず、物品に対する密着性が悪くなり、ま
た、熱射硬化させて光硬化性フィルムを形成した場合、
このフィルムは実用的強度を示さず流動する。
ノマーの重合を効率的に行うために添加する。その種類
及び使用量は用いるアクリルモノマーの種類及び量に依
存して変化し、その決定法は当業者に周知である。
開始剤として、カンファキノン、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエーテ
ル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンジル、ベン
ゾフェノン、p−メチルベンゾフェノン、ジアセチル、
エオシン、チオニン、ミヒラーズケトン、アセトフェノ
ン、2−クロロチオキサントン、アンスラキノン、クロ
ロアンスラキノン、2−メチルアンスラキノン、α−ヒ
ドロキシイソブチルフェノン、p−イソプロピル−α−
ヒドロキシイソブチルフェノン、α,α'−ジクロル−4
−フェノキシアセトフェノン、1−ヒドロキシ−1−シ
クロヘキシルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2
−フェニルアセトフェノン、メチルベンゾインフォルメ
イト、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−
2−モルフォリノプロベン、ジクロルチオキサントン、
ジイソプロピルチオキサントン、フェニルジスルフィド
−2−ニトロソフルオレン、ブチロイン、アニソインエ
チルエーテル、アゾビスイソブチロニトリル、テトラメ
チルチウラムジスルフィド等を挙げることができる。
ェニルスルホニウム六フッ化アンチモン酸塩等の硫黄系
開始剤、ジフェニルヨードニウム六フッ化アンチモン酸
塩等のヨウ素系開始剤に代表されるオニウム塩が挙げら
れる。これらの1種または2種以上を組み合わせて用い
ることができる。
ルモノマー100重量部に対して0.1〜5重量部、好
ましくは0.2〜4重量部、更に好ましくは0.5〜3重
量部の量で含有される。光重合開始剤の含有量が0.1
重量部を下回ると重合開始効率が小さくなり、5重量部
を上回ると経済的でない上、未反応のものが硬化樹脂の
物性を悪化させる。
目的で光重合促進剤を上記開始剤と併用することができ
る。その代表例としては、トリエチルアミン、トリエタ
ノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール等の第3
級アミン類、トリフェニルフォスフィンで代表されるア
ルキルフォスフィン類、β−チオグリコールで代表され
るチオール類等を挙げることができる。
リルモノマー100重量部に対して0.1〜5重量部、
好ましくは0.2〜4重量部、更に好ましくは0.5〜3
重量部の量で含有される。
化型モノマーとして当業者に知られているものである。
エポキシ化合物は1分子当たり2個以上のエポキシ基を
有し、分子量100〜2,000、好ましくは200〜
1,500、及びエポキシ当量50〜1,000、好まし
くは100〜750を有する。
ーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビス
フェノールSジグリシジルエーテル、テトラブロモビス
フェノールAジグリシジルエーテル、レゾルシノールジ
グリシジルエーテル、フタル酸ジグリシジルエステル、
クレゾールノボラックポリグリシジルエーテル、フェノ
ールノボラックポリグリシジルエーテル、フルオレング
リシジルエーテル、ブタンジオールジグリシジルエーテ
ル、ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、シクロヘ
キサンジオールジグリシジルエーテル、トリメチロール
プロパントリグリシジルエーテル、グリセリンポリグリ
シジルエーテル、エチレン−ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエー
テル等が挙げられる。また、これらの混合物も使用でき
る。
液状であることが望ましいが、固形状のエポキシ化合物
であっても、液状エポキシ化合物及び/又は液状アクリ
ルモノマーと混合することにより液状となるものであれ
ば使用可能である。
中に10〜90重量%、好ましくは15〜85重量%、
さらに好ましくは20〜80重量%の量で用いられる。
回るとアクリロイル基を有する化合物の使用量が多くな
りすぎる。エポキシ化合物の使用量が90重量%を上回
るとアクリロイル基を有する化合物の使用量が少なくな
りすぎる。その結果、光又は熱硬化性フィルムを形成し
た場合に上述の不都合が生じる。
型モノマーの硬化剤として当業者に知られているもので
ある。好ましい硬化剤は1分子当たり2個以上のエポキ
シ基と熱反応する官能基を有し、分子量100〜2,0
00、好ましくは200〜1,500を有する。エポキ
シ基と熱反応する官能基としては、アミノ基、アミド
基、メルカプト基等が挙げられる。
工程中に熱硬化型モノマーの硬化反応が進行してしまう
ので好ましくない。また、著しく反応性が低いものの場
合は硬化に時間がかかり、更には硬化の際、光硬化型モ
ノマーを変質させるほど高い温度を必要とするため好ま
しくない。
水物、フェノール、メルカプタン化合物、第3アミン、
ルイス酸錯体等を用いる。
サメチレンジアミン及びジエチレントリアミンの様な炭
素数4〜20の脂肪族アミン;メタフェニレンジアミ
ン、ジアミノフェニルメタン及びジアミノジフェニルス
ルフォンの様な炭素数6〜20の芳香族アミン;ジシア
ノアミド及び炭素数2〜20のその誘導体;フェニルビ
グアニド(phenyl biguanide)及びフェニルビグアニドオ
キサレートの様な炭素数3〜30の有機酸ヒドラジド
類;BF3−モノエチルアミン錯体及びBF3−ジエチル
アミン錯体の様な炭素数2〜10のBF3錯体類;2−
メチルイミダゾール及び2−フェニルイミダゾールの様
な炭素数4〜30のイミダゾール誘導体;ジアミノマレ
オニトリル及び炭素数4〜20のその誘導体;メラミン
樹脂およびその誘導体;無水フタル酸及び無水ピロメリ
ット酸の様な炭素数8〜40の酸無水物;及びビスマレ
イミド等が挙げられる。
0のアミン誘導体、ジシアンジアミドおよびその誘導体
である。
及びその使用量及び硬化剤の種類に応じて計算され、決
定される。その計算方法は当業者に周知である。
合物100重量部に対して1〜90重量部、好ましくは
2〜85重量部、さらに好ましくは5〜80重量部の量
で用いられる。
化反応が十分に進行せず、90重量%を上回ると熱硬化
反応後に未反応の硬化剤が残存する場合があり、硬化樹
脂の接着性及び力学物性に悪影響を及ぼすので好ましく
ない。
の経費節減のため可能な限り低温で行い、短時間で終了
することが望まれる。更に、加熱不十分により完全な硬
化が達成されないこともあるため、本発明においても必
要に応じて硬化促進剤が添加される。
ミド及び3級アミン等を用いる。硬化促進剤は、本発明
の分散媒中にエポキシ化合物及び硬化剤の合計量100
重量部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜
10重量部の量で用いられる。
エポキシ化合物及び硬化剤等を混合することにより、本
発明の光及び熱硬化性組成物に用いる分散媒が得られ
る。混合の方法は特に限定されず、当業者に周知の方法
を用いうる。例えば、プロペラミキサー等の撹拌機や、
ロールミキサー等の混練機等が挙げられる。
的強度(特に曲げ貯蔵弾性率)及び耐摩耗性を付与する目
的で用いる。従って、硬度の高い無機粒子が好ましい。
好ましい無機粒子としてはシリカ、ジルコニア、アルミ
ナ、チタニア、酸化アンチモン、酸化スズ、酸化ニオ
ブ、酸化鉄、マグネシア、カルシア、イットリア等が挙
げられる。
もできるが、液媒体中にコロイド状に分散されたものを
使用することが好ましい。分散媒中に容易に分散させる
ことができるからである。
長以下、つまり約300nm以下、好ましくは5〜100
nmとする。硬化樹脂の透明性を向上させるためである。
て10〜900重量部、好ましくは20〜800重量
部、さらに好ましくは30〜700重量部の量で本発明
の光及び熱硬化性組成物に用いられる。
と、硬化樹脂の機械的強度及び耐摩耗性が低くなり、ま
た、900重量部を上回ると、硬化樹脂は脆性を示し、
ひび割れを起こしやすくなる。
悪く、硬化時に相分離し易い。これを防止するために、
無機微粒子の表面改質剤を使用することが好ましい。
しい。一般に、分散媒及び無機微粒子の双方と反応しう
る官能基を持つ分子量100〜500の化合物が好適で
ある。この様な物の例としては有機珪素化合物、有機チ
タン化合物及び有機アルミニウム化合物が挙げられる。
ルキル基、フェニル基、炭素数7〜12の置換フェニル
基、炭素数6〜10のグリシジル基、炭素数3〜18の
(メタ)アクリル基、及び炭素数3〜10のアミノ基から
なる群から選択される基であり、x及びyは、x+y=
4を満足する整数である。]で示される。
クロルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(βメトキシエトキシ)シ
ラン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、
γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、N−
β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリクロロ
シラン、メチルジクロロシラン、ジメチルジクロロシラ
ン、トリメチルクロロシラン、フェニルトリクロロシラ
ン、ジフェニルジクロロシラン、メチルトリメトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキ
シシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、デシ
ルトリメトキシシラン等が挙げられる。これらの中では
アクリル基、メタクリル基やエポキシ基を含む物は無機
微粒子とマトリックスの結合を可能とするため特に好ま
しい。
される。
ピルトリイソステアリルチタネート、イソプロピルトリ
オクタノイルチタネート、イソプロピルジアクリルイソ
ステアロイルチタネート、イソプロピルジメタアクリル
イソステアロイルチタネートイソプロピルトリクミルフ
ェニルチタネート等が挙げられる。
は、式
3を満足する整数である。]で示される。
セトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等が挙
げられる。
使用することができる。さらには、これらの表面改質剤
をあらかじめ加水分解して無機微粒子に加えることも可
能である。また、あらかじめ加水分解させ、さらには、
ゲル化しない程度に縮合反応させたものも使用できる。
して5〜50重量部、好ましくは7〜40重量部、さら
に好ましくは10〜30重量部の量で本発明の光及び熱
硬化性組成物に用いられる。
と、硬化樹脂の硬度が低くなり、また、50重量部を上
回って用いても、硬化樹脂の硬度向上に寄与せず製造コ
ストが増大する。
合する前に相互に反応させておくことが好ましい。反応
は、一般に表面改質剤を溶解した溶剤に無機微粒子を加
えて室温(約25℃)〜200℃、好ましく40〜80℃
にて0.5〜48時間、好ましくは1〜24時間攪拌す
ることにより行う。反応温度が室温を下回ると反応に要
する時間が長くなり、200℃を上回ると表面改質剤が
劣化する。
配合することにより本発明の光及び熱硬化性組成物が得
られる。混合の方法は特に限定されず、当業者に周知の
方法を用いうる。例えば、プロペラミキサー等の撹拌機
や、ロールミキサー等の混練機を用いる。
ム状に成形することができる。成形は、一般にキャステ
ィング法、コーティング法、押し出し法等によって行わ
れる。用いる基材に特に制限はないが、あらかじめ剥離
処理が施されたものを使用することが好ましい。基材表
面が構造を有していてもよい。
することが好ましい。0.01mm未満では放射線硬化後
の成形前駆体の取り扱い性が悪く、厚く均一な樹脂層を
形成することが困難となる。一方、10mm以上の厚さで
は、シートや、テープ、更にはフィルムとしての取り扱
いが不便となる。
せると光硬化性フィルムが得られる。熱硬化の条件は、
熱硬化性化合物、硬化剤の量、種類等により制御可能で
ある。一般には、室温(約25℃)〜200℃、好ましく
は40〜180℃で1分間〜24時間、好ましくは5分
間〜5時間加熱する。
後に光照射をして硬化させることにより表面保護層とさ
れる。又は、接着する物体間に挟んだ後に光照射をして
硬化させることにより接着層とされる。硬化条件は、ア
クリルモノマー、開始剤の量、種類により制御可能であ
る。
用いるが、電子線等の比較的高エネルギーの放射線を照
射してもよい。尚、比較的高エネルギーの放射線を用い
る場合は組成物中に光重合開始剤は不要である。
水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセ
ノンランプ、カーボンアーク、メタルハライドランプ等
を挙げることができる。光を照射するときの雰囲気は、
空気または不活性気体であることが好ましい。光の照射
強度は0.1〜100mW/cm2が好ましく、照射量は1
00〜20,000mJ/cm2が好ましい。
述と同様の条件で光硬化させると熱硬化性フィルムが得
られる。熱硬化性フィルムは、物品の表面に乗せた後に
加熱をして硬化させることにより表面保護層とされる。
又は、接着する物体間に挟んだ後に加熱をして硬化させ
ることにより接着層とされる。
するが、本発明はこれらに限定されない。尚、特に断ら
ない限り、配合量は重量部で示す。
(日産化学社「スノーテックスST−O」、固形分20
重量%)50部にフェニルトリメトキシシラン(信越化
学社「KBM103」)2部を攪拌しながら添加し、そ
れを50℃の温度にて1時間撹拌し反応させ、表面改質
剤で処理した無機粒子の分散体を得た。
0部を添加し、ロータリーエバポレーターを用いて水を
減圧除去し、その後、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル(ダウケミカル社「DER−332」)5部を添
加し、ロータリーエバポレーターを用いて、イソプロポ
キシエタノールを減圧除去した。
フォリン2.5部、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプ
ロピルアクリレート1.5部、グリシジルメタクリレー
ト0.5部を撹拌しながら添加し、更に、チバガイギー
社製光重合開始剤「ダロキュア1173」0.04部及
びジシアンジアミド0.65部を添加して良く撹拌し、
光及び熱硬化性組成物を得た。
Tフィルム(帝人「ビューレックスG−50」、50μ
m厚)の剥離処理面の間に得られた組成物を挟み、ナイ
フコーターを用いて厚みが100μmのフィルム状に成
形した。高圧水銀ランプ(Ushio社「UVL−
N」)を用い、積分照射強度900mJ/cm2 の条件
にて、紫外線(UV)を成形したフィルムに照射して熱
硬化性フィルムを得た。
タックを有し、自立性のある固体フィルムであった。
尚、熱硬化性フィルムはエポキシ基及びジシアンジアミ
ドを未反応状態で含有するので熱硬化性を有する。
(長さ76mm×幅26mm)に貼り着け、150℃で
2時間熱硬化させた。その結果、スライドガラスに強固
に接着したフィルム状硬化樹脂が得られた。
測定した。この特性は、動的粘弾性測定装置(レオメト
リックス社「RSAII」)を用い、曲げモードにて測定
された。ガラス転移温度(Tg)は、tanδのピーク
温度から求めた。結果を表1に示す。
こと以外は実施例1と同様にして、フィルム状硬化樹脂
を得、その動的粘弾性特性を測定した。結果を表1に示
す。
曲げ貯蔵弾性率は5.4×1010dyn/cm2 と、比
較例1のもの(Tgは、実施例1とほぼ同じ。)に比べ
て約2倍の値を示す。さらに、特筆すべきは、実施例1
では、Tg以上の温度(180℃)での曲げ貯蔵弾性率
が、室温に比べて遜色のない値(1.2×1010dyn
/cm2 )に維持されていたことである。比較例1で
は、室温の曲げ貯蔵弾性率の値に比べて、180℃にお
ける値が約20分の1まで低下した。
ロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学社「KB
M503」)を用いたこと以外は実施例1と同様にし
て、フィルム状硬化樹脂を得、その動的粘弾性特性を測
定した。結果を表1に示す。
シランはアクリル基を有し、UV重合反応の際に、アク
リルモノマーと反応するので、実施例1に比べて高いT
gと曲げ貯蔵弾性率とを示したと考えられる。
(日産化学社「スノーテックスST−O」、固形分20
重量%)50部にγ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン(信越化学社「KBM403」)2部を攪拌し
ながら添加し、この分散体にイソプロポキシエタノール
50部を更に添加し、ロータリーエバポレーターを用い
て水を減圧除去した。
撹拌して反応させ、表面改質剤で処理した無機粒子の分
散体を得た。
実施例1と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得、その動
的粘弾性特性を測定した。結果を表1に示す。
ランはエポキシ基を有し、熱硬化反応の際に、硬化剤と
反応するので、実施例1に比べて高いTgと曲げ貯蔵弾
性率とを示したと考えられる。
に、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとフ
ェニルトリメトキシシランの1:1混合物を用いること
以外は実施例3と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得
た。このフィルム状硬化樹脂は表面保護フィルムとして
十分な強度を有していた。
に、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとγ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの1:1
混合物を用いること以外は実施例3と同様にしてフィル
ム状硬化樹脂を得、その動的粘弾性特性を測定した。こ
のフィルム状硬化樹脂の動的粘弾性測定の結果を次に示
す。
に示すエポキシ化合物を用い、ジシアンジアミドの量を
表2に示すように変化させること以外は実施例3と同様
にしてフィルム状硬化樹脂を得た。このフィルム状硬化
樹脂は表面保護フィルムとして十分な強度を有してい
た。
化剤を用いること以外は実施例3と同様にして、フィル
ム状硬化樹脂を得た。このフィルム状硬化樹脂は表面保
護フィルムとして十分な強度を有していた。
ド状に分散された五酸化アンチモンゾル(日産化学社
「サンコロイドAME130」、固形分30%)21部
にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1.5
部を攪拌しながら添加し、それを室温にて1時間撹拌し
反応させ、表面改質剤で処理した無機粒子の分散体を得
た。
ルエーテル(ダウケミカル社「DER−332」)3部
を添加し、ロータリーエバポレーターを用いて、メチル
エチルケトンを減圧除去した。
3−フェノキシプロピルアクリレート0.7部、グリシ
ジルメタクリレート0.2部を撹拌しながら添加し、更
に、チバガイギー社製光重合開始剤「ダロキュア117
3」0.02部及びジシアンジアミド0.4部を添加し
て良く撹拌し、光及び熱硬化性組成物を得た。
1と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。このフィル
ム状硬化樹脂はTg80℃及び180℃における曲げ貯
蔵弾性率0.5×1010dyn/cm2を有し、表面保
護フィルムとして十分な強度を有していた。
0μmとすること以外は実施例3と同様にして、熱硬化
性フィルムを得た。
m×幅12.5mmに裁断し、長さ150mm、幅25
mm、厚さ1.6mmの2枚のスチール板の間に長さ方
向を揃えて挟み、2個のクリップで長さ方向の両端から
加圧した。この積層体を180℃のオーブン中に30分
間放置した。
層体の上下のスチール板をそれぞれ逆方向に引っ張り、
引っ張り剪断接着力を測定した。この時の引っ張り速度
は、300mm/分とした。得られた結果を表4に示
す。
動的粘弾性特性及びTgを測定した。結果を表4に示
す。
ール社製ジシアンジアミン誘導体「H−3842」0.
5部及びチバガイギー社製光重合開始剤「ダロキュア1
173」0.04部を混合し、得られる均一溶液にダウ
ケミカル社製ビスフェノールAジグリシジルエーテル
4.5部を添加、撹拌して均一溶液とし、光及び熱硬化
性組成物を得た。
1と同様にして、フィルム状硬化樹脂を形成した。この
フィルム状硬化樹脂は、非常に高い透明性を有し、その
光透過率は98%であった。この光透過率は、日本電色
工業(株)製のヘイズメーター「型番:NDH−SEN
SOR」により、ポリメチルメタクリレート(PMM
A)の透過率100%として、測定された値である。
のジメチルアクリルアミド(DMAA)とアクリロイル
モルフォリン(ACMO)の混合物を用いること以外は
実施例29と同様にして、フィルム状硬化樹脂を得、光
透過率を測定した。結果を表5に示す。
モノマーを用いること以外は実施例29と同様にして、
フィルム状硬化樹脂を得た。光透過性は目視評価した。
結果を表6に示す。
と同等の透明性を示した。これに対して、比較例2〜6
は、ジメチルアクリルアミドを含まないので、いずれ
も、不透明または微濁な外観を有する表面保護膜しか得
られなかった。実施例36〜38の硬化樹脂は若干橙色
がかっていたが、透明性は十分に高かった。
(日産化学社「スノーテックスST−O」、固形分20
重量%)200部にフェニルトリメトキシシラン(信越
化学社「KBM103」)10部を攪拌しながら添加
し、それを50℃の温度にて1時間撹拌し反応させ、表
面改質剤で処理した無機粒子の分散体を得た。
0部を添加し、ロータリーエバポレーターを用いて水を
減圧除去し、その後、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル(ダウケミカル社「DER−332」)23部を
添加し、ロータリーエバポレーターを用いて、イソプロ
ポキシエタノールを減圧除去した。
アミド17部、エーシーアール社製ジシアンジアミン誘
導体「H−3842」3部及びチバガイギー社製光重合
開始剤「ダロキュア1173」0.15部を添加して良
く撹拌し、光及び熱硬化性組成物を得た。
29と同様にして、フィルム状硬化樹脂を得た。このフ
ィルム状硬化樹脂は非常に高い透明性を有し、その光透
過率は96%以上であった。
キシプロピルトリメトキシシラン(信越化学社「KBM
503」)を用いること以外は実施例39と同様にし
て、フィルム状硬化樹脂を得た。このフィルム状硬化樹
脂は非常に高い透明性を有し、その光透過率は96%以
上であり、また、室温(25℃)の曲げ貯蔵弾性率は1
2×1010dyn/cm2 であった。
シプロピルトリメトキシシラン(信越化学社「KBM4
03」)を用いること以外は実施例39と同様にして、
フィルム状硬化樹脂を得た。このフィルム状硬化樹脂は
非常に高い透明性を有し、その光透過率は96%以上で
あった。
シプロピルトリメトキシシランとフェニルトリメトキシ
シランの1:1混合物を用いること以外は実施例39と
同様にして、フィルム状硬化樹脂を得た。このフィルム
状硬化樹脂は非常に高い透明性を有し、その光透過率は
96%以上であり、また、表面保護フィルムとして十分
な曲げ強度も有していた。
シプロピルトリメトキシシランとγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランの1:1混合物を用いること
以外は実施例39と同様にして、フィルム状硬化樹脂を
得た。このフィルム状硬化樹脂は非常に高い透明性を有
し、その光透過率は96%以上であり、また、表面保護
フィルムとして十分な曲げ強度も有していた。
に示すエポキシ化合物を用い、ジシアンジアミドの量を
表7に示すように変化させること以外は実施例39と同
様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。これらのフィルム
状硬化樹脂は高い透明性を有し、いずれも光透過率は9
6%以上であり、また、表面保護フィルムとして十分な
曲げ強度も有していた。
化剤を用いること以外は実施例39と同様にして、フィ
ルム状硬化樹脂を得た。このフィルム状硬化樹脂は高い
透明性を有し、いずれも光透過率は96%以上であり、
また、表面保護フィルムとして十分な曲げ強度も有して
いた。
ド状に分散された五酸化アンチモンゾル(日産化学社
「サンコロイドAME130」、固形分30%)21部
にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1.5
部を攪拌しながら添加し、それを室温にて1時間撹拌し
反応させ、表面改質剤で処理した無機粒子の分散体を得
た。
ルエーテル(ダウケミカル社「DER−332」)3.
42部を添加し、ロータリーエバポレーターを用いて、
メチルエチルケトンを減圧除去した。
アミド2.52部、チバガイギー社製光重合開始剤「ダ
ロキュア1173」0.02部及びジシアンジアミド
0.37部を添加して良く撹拌し、光及び熱硬化性組成
物を得た。
29と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。このフィ
ルム状硬化樹脂は光透過率90%を有していた。
(日産化学社「スノーテックスST−O」、固形分20
重量%)200部にフェニルトリメトキシシラン(信越
化学社「KBM103」)10部を攪拌しながら添加
し、それを50℃にて1時間撹拌し反応させ、表面改質
剤で処理した無機粒子の分散体を得た。
リレート28部を添加し、ロータリーエバポレーターを
用いて、水を減圧除去した。
グリシジルエーテル(ダウケミカル社「DER−33
2」)10部、2−メチルペンタメチレンジアミン(デ
ュポン社製「Dytek A」)2部、チバガイギー社
製光重合開始剤「ダロキュア1173」0.06を添加
して良く撹拌し、光及び熱硬化性組成物を得た。
Tフィルム(帝人「ビューレックスG−50」、50μ
m厚)の剥離処理面の間に得られた組成物を挟み、ナイ
フコーターを用いて厚みが100μmのフィルム状に成
形した。成形された組成物を80℃で1時間加熱し、光
硬化性フィルムを得た。得られたフィルムは表面に適度
なタックを有し、自立性があり、柔軟かつ無色透明な固
体フィルムであった。尚、光硬化性フィルムはメタクリ
ロイル基を未反応状態で含有するので光硬化性を有す
る。
キシエチルメタクリレートは分子内に水酸基を有し低揮
発性である。従って、光硬化性フィルムを常温(約25
℃)にて保存した場合でも、約1月間その光硬化性は低
下しなかった。さらに光硬化性フィルムを約0℃にて保
存すれば、約半年間光硬化性の低下を防ぐことができ
る。
ト板(長さ76mm×幅26mmの平面寸法を有す
る。)に貼り着け、高圧水銀ランプ(Ushio社「U
VL−N」)を用い、積分照射強度900mJ/cm2
の条件にて光硬化させた。その結果、ポリカーボネート
板上にフィルム状硬化樹脂が形成された。
あり、光透過率は98%であった。また、これは、表面
保護フィルムとして十分な曲げ強度を有していた。
キシプロピルトリメトキシシラン(信越化学社「KBM
503」)を用いること以外は実施例56と同様にし
て、フィルム状硬化樹脂を得た。得られたフィルム状硬
化樹脂は無色透明であり、光透過率は98%であった。
また、これは、表面保護フィルムとして十分な曲げ強度
を有していた。
シプロピルトリメトキシシラン(信越化学社「KBM4
03」)を用いること以外は実施例56と同様にして、
フィルム状硬化樹脂を得た。得られたフィルム状硬化樹
脂は無色透明であり、光透過率は98%であった。ま
た、これは、表面保護フィルムとして十分な曲げ強度を
有していた。
シプロピルトリメトキシシランとフェニルトリメトキシ
シランの1:1混合物を用いること以外は実施例56と
同様にして、フィルム状硬化樹脂を得た。得られたフィ
ルム状硬化樹脂は無色透明であり、表面保護フィルムと
して十分な曲げ強度を有していた。
シプロピルトリメトキシシランとγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランの1:1混合物を用いること
以外は実施例56と同様にして、フィルム状硬化樹脂を
得た。得られたフィルム状硬化樹脂は無色透明であり、
表面保護フィルムとして十分な曲げ強度を有していた。
に示すエポキシ化合物を用い、2−メチルペンタメチレ
ンジアミンの量を表9に示すように変化させること以外
は実施例56と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。
これらのフィルム状硬化樹脂は無色透明であり、表面保
護フィルムとして十分な曲げ強度を有していた。
示す種類及び量の硬化剤を用いること以外は実施例56
と同様にして、フィルム状硬化樹脂を得た。これらのフ
ィルム状硬化樹脂は無色透明であり、表面保護フィルム
として十分な曲げ強度を有していた。
分散されたシリカゾル(日産化学社「スノーテックスI
PA−ST」、固形分30重量%)130部にγ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学社
「KBM503」)10部を攪拌しながら添加し、それ
を50℃にて24時間撹拌し反応させ、表面改質剤で処
理した無機粒子の分散体を得た。
ルエーテル(ダウケミカル社「DER−332」)10
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)
22.4部及びエチレングリコールジメタクリレート
(1G)5.6部を添加し、ロータリーエバポレーター
を用いて、イソプロピルアルコールを減圧除去した。
チレンジアミン(デュポン社製「Dytek A」)2
部、チバガイギー社製光重合開始剤「ダロキュア117
3」0.06部を添加して良く撹拌し、光及び熱硬化性
組成物を得た。
56と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。このフィ
ルム状硬化樹脂は無色透明であり、表面保護フィルムと
して十分な曲げ強度を有していた。
物を用いること以外は実施例75と同様にしてフィルム
状硬化樹脂を得た。これらのフィルム状硬化樹脂は無色
透明であり、表面保護フィルムとして十分な曲げ強度を
有していた。
び熱硬化性組成物中のシリカ粒子の含有割合を種々に変
化させたこと以外は実施例75と同様にして、フィルム
状硬化樹脂を調製した。表12において、シリカ粒子の
含有量は固形分を基準に表されている。これらの表面保
護フィルムは無色透明であり、表面保護フィルムとして
十分な曲げ強度を有していた。
摩耗性を次のようにして評価した。図1に示すように、
まず、フィルム状硬化樹脂を表面上に設けた基板1を床
面に対して45度傾けて置き、床面から約75cm上方
から、落砂装置2を用いてフィルム状硬化樹脂の表面に
所定量の石英砂3(和光純薬工業社製「石英砂」)を連
続して落とす。硬化樹脂表面の砂が落下した部分のヘイ
ズ値を測定して、落砂前後のヘイズ値の差から耐摩耗性
の良否を判定した。
ズ値の変化が大きく、落砂後のヘイズ値が落砂前に比べ
て20%を超えた場合をNG、20%未満の場合をOK
とした。また、落砂量は10g、20g、および50g
と変化させた。比較のため、硬質プラスチックの例とし
て、ポリカーボネート(PC)とポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)を合わせて評価した。結果を以下の表
13に示す。本例の表面保護フィルムは、上記硬質プラ
スチックに比べて高い耐摩耗性を示すことが明らかであ
る。
び熱硬化性組成物中のビスフェノールAジグリシジルエ
ーテルと2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの比率
を種々に変化させたこと以外は実施例75と同様にし
て、フィルム状硬化樹脂を調製した。表14において、
シリカ粒子の含有量は固形分を基準に表されている。こ
れらの表面保護フィルムは無色透明であり、表面保護フ
ィルムとして十分な曲げ強度を有していた。
ド状に分散された五酸化アンチモンゾル(日産化学社
「サンコロイドAME130」、固形分30%)130
部にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン10
部を攪拌しながら添加し、それを60℃にて24時間撹
拌し反応させ、表面改質剤で処理した無機粒子の分散体
を得た。
ルエーテル(ダウケミカル社「DER−332」)7部
を添加し、ロータリーエバポレーターを用いて、メチル
エチルケトンを減圧除去した。
チルメタクリレート19部、2−メチルペンタメチレン
ジアミン(デュポン社製「Dytek A」)1.2部
及びチバガイギー社製光重合開始剤「ダロキュア117
3」0.04部を添加して良く撹拌し、光及び熱硬化性
組成物を得た。
56と同様にしてフィルム状硬化樹脂を得た。このフィ
ルム状硬化樹脂は無色透明であり、表面保護フィルムと
して十分な曲げ強度を有していた。
護フィルムとして十分な透明性、耐熱性、耐摩耗性及び
機械的強度を有する硬化樹脂を形成可能な光及び熱硬化
性組成物が提供された。
明性、耐摩耗性、耐熱性を利用して各種金属、ガラス、
セラミックス、耐熱性プラスチック等の表面保護、及び
これらの材料閑の接着などに有効である。また、この組
成物から調製される光硬化性又は熱硬化性フィルムは
0.01〜10mmの厚みを有するため、凹凸がある表面
を被覆、又は接着する場合でも、その隙間を埋めて保
護、又は接着することが可能である。
法を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 (a)(a1)分子量70〜700のアクリル
モノマー10〜90重量%及び(a2)分子量100〜2,
000のエポキシ化合物90〜10重量%からなるモノ
マー成分と、 (b)該アクリルモノマー100重量部に対して0.1〜
5重量部の光重合開始剤と、 (c)該エポキシ化合物100重量部に対して、エポキシ
基と熱反応する硬化剤1〜90重量部とを、含んでなる
分散媒; (d)該分散媒100重量部に対して、該分散媒中に分散
された無機粒子10〜900重量部;及び (e)該無機粒子100重量部に対して、該分散媒及び該
無機粒子の双方と反応しうる官能基を有する無機粒子の
表面改質剤5〜50重量部;を含んでなる光及び熱硬化
性組成物。 - 【請求項2】 前記表面改質剤が、式 【化1】Si(R)x(OR)y または Si(R)x(Cl)y [式中、Rは、それぞれ独立して、炭素数1〜18のア
ルキル基、フェニル基、炭素数7〜12の置換フェニル
基、炭素数6〜10のグリシジル基、炭素数3〜18の
(メタ)アクリル基、及び炭素数3〜10のアミノ基から
なる群から選択される基であり、x及びyは、x+y=
4を満足する整数である。]で示される有機珪素化合物
である、請求項1記載の光及び熱硬化性組成物。 - 【請求項3】 前記アクリルモノマーが、エポキシ基ま
たは硬化剤と熱反応可能な官能基を分子内に更に有する
アクリルモノマーを、1〜30重量%の量で含有する、
請求項1記載の光及び熱硬化性組成物。 - 【請求項4】 前記エポキシ基または硬化剤と熱反応可
能な官能基を分子内に更に有するアクリルモノマー以外
のアクリルモノマーが、芳香環、複素環、及び脂環式炭
化水素基から選ばれる環状基を分子内に更に有する請求
項3記載の光及び熱硬化性組成物。 - 【請求項5】 前記アクリルモノマーが、水酸基を分子
内に更に有するアクリルモノマーを、20〜90重量%
の量で含有する、請求項1記載の光及び熱硬化性組成
物。 - 【請求項6】 前記アクリルモノマーが、N,N−ジメ
チルアクリルアミドを20〜100重量%の量で含有す
る請求項1記載の光及び熱硬化性組成物。 - 【請求項7】 請求項1記載の光及び熱硬化性組成物を
フィルム状に成形し、光硬化させることにより得られる
熱硬化性フィルム。 - 【請求項8】 請求項1記載の光及び熱硬化性組成物を
フィルム状に成形し、熱硬化させることにより得られる
光硬化性フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30196396A JPH10147745A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 光及び熱硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30196396A JPH10147745A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 光及び熱硬化性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147745A true JPH10147745A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17903239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30196396A Pending JPH10147745A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 光及び熱硬化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10147745A (ja) |
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