JPH10147208A - 電源遮断装置 - Google Patents

電源遮断装置

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JPH10147208A
JPH10147208A JP32089696A JP32089696A JPH10147208A JP H10147208 A JPH10147208 A JP H10147208A JP 32089696 A JP32089696 A JP 32089696A JP 32089696 A JP32089696 A JP 32089696A JP H10147208 A JPH10147208 A JP H10147208A
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JP
Japan
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circuit
airbag
power supply
short
control signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32089696A
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English (en)
Inventor
Masaru Jinno
勝 神野
Kiyotaka Yamaguchi
清孝 山口
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のエアバッグが展開された後に、電源を
遮断する電源遮断装置を提供する。 【解決手段】 駆動回路17への制御信号により、エア
バッグインフレータ12の点火装置に通電される。通電
により点火剤に着火して火災が伝播するガス発生剤から
多量の窒素ガスが発生し、エアバッグが瞬時に展開され
る。また、通電制御用トランジス19はベースに印加さ
れる制御信号により導通し、作動回路9に通電されてリ
レー8が作動する。リレー8が作動することにより、短
絡回路7がオンして短絡電流が流れる。この短絡電流に
よりフュージブルリンク3が溶断して、バッテリ電源回
路4を遮断する。フュージブルリンク3は、溶断に要す
る時間が通常のヒューズよりも長いから、車両のエアバ
ッグが確実に展開された後にバッテリ電源回路4が遮断
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエアバッグが展
開された後に、電源を遮断する電源遮断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両の安全を確保するため、衝突時等に
電源を遮断して回路短絡による火災の発生を防止する電
源遮断装置が、特開平6−227335号公報及び特開
平6−321027号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−22733
5号に開示された電源遮断装置は、機械的な加速度セン
サやオン・オフスイッチ等をバッテリに付加若しくは内
蔵したものである。従って、電源遮断装置の封止を確実
にして雨水等の浸入を防止するとともに、経年により各
機械的部品の初期の機能や性能が損なわれないようにす
る必要があって実用性に乏しい。また、特開平6−32
1027号公報に開示された電源遮断装置は、電池より
流れている電流値と、実際に動作していて機器で使用さ
れている電流値の総計を算出し、この電流値を比較して
障害が生じていると判定されたとき電池より流れる電流
を遮断するようにしたものである。しかしながら、衝突
により車両に搭載したエアバッグが展開するような緊急
時においては、エアバッグが確実に展開した後、電源を
遮断してしまうことが、乗員及び車両の安全確保のため
には望ましい。本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、車両のエアバッグが展開された後に、電源を遮断す
る電源遮断装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電源遮断装置は、電源と、エアバッグイン
フレータと、前記電源に接続したエアバッグインフレー
タへの電源回路と、衝撃に基づく所定の減速度を検出し
て、前記電源回路をオン状態にするセーフィングセンサ
と、加速度の大きさに対応した電気信号を発生するエア
バッグセンサと、該エアバッグセンサの電気信号に基づ
いて所定の演算を実施する制御回路と、前記エアバッグ
インフレータの点火装置に通電させる駆動回路と、前記
電源に前記電源回路と並列に接続した短絡回路と、該短
絡回路に流れる短絡電流により溶断して前記電源を遮断
するフュージブルリンクとからなり、前記制御回路の演
算値が予め設定された値を越えたとき出力される制御信
号により、前記駆動回路及び短絡回路を駆動して、エア
バッグ展開後に前記電源を遮断するようにしたことを特
徴とする。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記構成の電源遮断装置によれ
ば、衝突や衝撃により車両が減速するとともに、急激に
加速度変化が発生して制御回路の演算値が設定値を越え
た場合に、該制御回路から出力される制御信号により、
駆動回路及び短絡回路が駆動されると、エアバッグイン
フレータの点火装置に通電されてエアバッグが展開する
とともに、短絡回路に流れる短絡電流によりフュージブ
ルリンクが溶断して電源が遮断される。フュージブルリ
ンクは、溶断に要する時間が通常のヒューズよりも長い
から、車両のエアバッグが確実に展開された後に電源が
遮断できて衝突時の乗員及び車両の安全性が一層高まる
効果を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は電源遮断装置1の概略ブロック図
である。本実施形態の電源遮断装置1は、エアバッグシ
ステムと組み合わせて構成されている。エアバッグシス
テムは、エアバッグコンピュータ11によりエアバッグ
インフレータ12を制御し、衝突時にエアバッグを展開
させるようにしたものである。バッテリ2及びフュージ
ブルリンク3を直列に介装したバッテリ電源回路4に
は、各種電装品用電源回路5、イグニッション回路6及
びバッテリ電源回路4の短絡回路7が並列に接続されて
いる。短絡回路7には、リレー8が介装されている。そ
して、該リレー8の作動回路9が、エアバッグコンピュ
ータ11に接続されている。
【0007】エアバッグインフレータ12は、エアバッ
グを展開させるためのガスを瞬時に発生させるもので、
点火装置、伝火剤及びガス発生剤等(何れも図示しな
い)から構成されている。エアバッグコンピュータ11
は、バックアップ電源13、制御回路14、セーフィン
グセンサ15、エアバッグセンサ16、駆動回路17、
エアバッグインフレータ12への電源回路18及び通電
制御用トランジスタ19等から構成される。バックアッ
プ電源13は、上記各種電装品用電源回路5及びイグニ
ッション回路6に接続されるとともに、衝突時電源系が
故障した場合に放電して、エアバッグシステムに電源を
供給したり、低下した電源電圧を昇圧したりする。制御
回路14は、CPU、記憶素子及びインターフェース等
から構成され、エアバッグセンサ16からの電気信号に
基づいて所定の演算を実施して制御信号を出力する。
【0008】セーフィングセンサ15は、衝撃により設
定された以上の減速度が加わると、上記エアバッグイン
フレータ12への電源回路18をオン状態にする。エア
バッグセンサ16は、ピエゾ素子を用いて加速度の大き
さに対応した電気信号をは制御回路14に入力する。駆
動回路17は、制御回路14からの制御信号により駆動
され、エアバッグインフレータ12の点火装置に通電す
る。また、通電制御用トランジスタ19は、そのコレク
タにリレー8の作動回路9が接続されている。そして、
制御回路14の制御信号により導通すると、作動回路9
が通電されてリレー8が作動する。
【0009】上記構成の電源遮断装置1の作動を説明す
る。衝突時の衝撃により設定された以上の減速度が加わ
ると、セーフィングセンサ15がエアバッグインフレー
タ12への電源回路18をオン状態にする。そして、エ
アバッグセンサ16から加速度の大きさに対応した電気
信号が制御回路14に入力される。この電気信号に基づ
いて制御回路14が所定の演算を実施する。演算値が予
め設定した値を越えると、制御回路14から駆動回路1
7と通電制御用トランジス19に対してそれぞれ制御信
号が出力される。
【0010】駆動回路17への制御信号により、エアバ
ッグインフレータ12の点火装置に通電される。通電に
より点火装置内のフィラメントが加熱されて点火剤に着
火するとともに、火災が伝播するガス発生剤から多量の
窒素ガスが発生し、エアバッグが瞬時に展開される。ま
た、通電制御用トランジス19はベースに印加される制
御信号により導通し、作動回路9が通電されてリレー8
が作動する。リレー8が作動することにより、短絡回路
7がオンして短絡電流が流れる。この短絡電流によりフ
ュージブルリンク3が溶断して、バッテリ電源回路4を
遮断する。
【0011】上記フュージブルリンク3は、溶断に要す
る時間が通常のヒューズよりも長いから、車両のエアバ
ッグが確実に展開された後にバッテリ電源回路4が遮断
される。従って、衝突時の乗員の安全を確実するエアバ
ッグシステムの作動を確保できるとともに、衝突後に電
源供給が継続されることにより発生する車両の不具合を
確実な防止できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源遮断装置1の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1...電源遮断回路 2...バッテリ 3...フュージブルリンク 4...バッテリ電源回路 7...短絡回路 8...リレー 11...エアバッグコンピュータ 12...エアバッグインフレータ 14...制御回路 15...セーフィングセンサ 16...エアバッグセンサ 17...駆動回路 18...電源回路 19...通電制御用トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、エアバッグインフレータと、前
    記電源に接続したエアバッグインフレータへの電源回路
    と、衝撃に基づく所定の減速度を検出して、前記電源回
    路をオン状態にするセーフィングセンサと、加速度の大
    きさに対応した電気信号を発生するエアバッグセンサ
    と、該エアバッグセンサの電気信号に基づいて所定の演
    算を実施する制御回路と、前記エアバッグインフレータ
    の点火装置に通電させる駆動回路と、前記電源に前記電
    源回路と並列に接続した短絡回路と、該短絡回路に流れ
    る短絡電流により溶断して前記電源を遮断するフュージ
    ブルリンクとからなり、 前記制御回路の演算値が予め設定された値を越えたとき
    出力される制御信号により、前記駆動回路及び短絡回路
    を駆動して、エアバッグ展開後に前記電源を遮断するよ
    うにしたことを特徴とする電源遮断装置。
JP32089696A 1996-11-15 1996-11-15 電源遮断装置 Withdrawn JPH10147208A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040203