JPH10138767A - 電気自動車のバッテリートレイ固定構造 - Google Patents

電気自動車のバッテリートレイ固定構造

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JPH10138767A
JPH10138767A JP8301397A JP30139796A JPH10138767A JP H10138767 A JPH10138767 A JP H10138767A JP 8301397 A JP8301397 A JP 8301397A JP 30139796 A JP30139796 A JP 30139796A JP H10138767 A JPH10138767 A JP H10138767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery tray
electric vehicle
bolt
fixing structure
stud bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP8301397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Furuhashi
一能 古橋
Hiromasa Minami
宏昌 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP8301397A priority Critical patent/JPH10138767A/ja
Publication of JPH10138767A publication Critical patent/JPH10138767A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車のサイドフレームに容易にバッテ
リートレイを固定する。 【解決手段】 電気自動車の車体の下部に配設されてい
るサイドフレーム6には、溶接ナット10,10aが溶
着されている。バッテリー2を収容しているバッテリー
トレイ4には、溶接ナットの取付位置に対応してボルト
孔11,11aが形成されている。溶接ナット10,1
0aのうち任意の溶接ナット10aには、位置決め用の
スタッドボルト13を螺着し、バッテリートレイ4をサ
イドフレーム6に固定する際、初めにスタッドボルト1
3をボルト孔11aに通し、バッテリートレイ4の位置
決めをし、次いでボルト12を溶接ナット10螺着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車のバッ
テリートレイをサイドフレームに固定するときに、バッ
テリートレイの位置決めを容易に行うための電気自動車
のバッテリートレイ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は周知の通り、通常のエンジ
ン車と異なり、多数のバッテリーを積載している。図7
は、電気自動車1にバッテリー2を取付けるために、電
気自動車1をリフト3で持ち上げている状態を示す。図
8に示すように、バッテリー2は、バッテリートレイ4
に収容された状態でリフター3aでリフト3に移動さ
れ、電気自動車1の車体1aの底部からメインフレーム
に固定する。図9は、そのメインフレーム5の全体を示
す。メインフレーム5は、一対のサイドフレーム6を車
体の左右両下側部に沿って設け、上記バッテリートレイ
4がサイドフレーム6に固定される。
【0003】図10は、バッテリートレイ4をサイドフ
レーム6に取付けるときの取付方法を示し、図11はそ
の一部を示す拡大図である。図に示すように、バッテリ
ートレイ4は、その両側部に設けたフランジ9がサイド
フレーム6の下部に固定されて取付けられる。サイドフ
レーム6の内底壁には、サイドフレーム6の前後方向に
数カ所並ぶ溶接ナット10を溶着している。他方、バッ
テリートレイ4のフランジ9には、各溶接ナット10に
対応する部位にボルト孔11が開けられている。そし
て、各溶接ナット10とボルト孔11の位置合わせをし
てから、各ボルト12を溶接ナット10に締結し、バッ
テリートレイ4はサイドフレーム6に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、バッ
テリートレイの取付けは、電気自動車をリフトで持上げ
て、車体の下にバッテリートレイを載せたリフターを配
置して行う。しかし、サイドフレームに固定した溶接ナ
ットとバッテリートレイに形成したボルト孔の位置合わ
せをすることは難しい。例えば、サイドフレームの形状
を工夫し、溶接ナットの位置を上方から見えるようにし
ても、車体のサイドパネルの陰にサイドフレームが隠
れ、溶接ナットを見ることはできない。また、溶接ナッ
トを下方から見ようとしても、リフターが障害となって
バッテリートレイのボルト孔を見ることができない。
【0005】したがって、車体床下のサイドフレームの
溶接ナットを斜め下から、バッテリートレイのボルト孔
を斜め上から見て位置決め作業を行っているが、バッテ
リートレイと、サイドフレームを近づけると、斜め方向
からそれらの位置が合っているかの確認ができない。ま
た、そのバッテリートレイの配置場所が合っていたとし
ても、バッテリーの重さで、バッテリートレイが歪み、
溶接ナットの位置とボルト孔の位置がずれてしまうよう
なこともある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、電気自動車のバッテリートレイをサイドフレームに
固定するのに、容易にバッテリートレイの位置決めをす
ることができる電気自動車のバッテリートレイ固定構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車体の両側部の前後方向に延在し、その長
手方向に溶接ナットを並設している一対のサイドフレー
ムと、両側部に形成したフランジの上記ナットに対応す
る部位にボルト孔を設けたバッテリートレイとを備えた
電気自動車のバッテリートレイ固定構造において、上記
溶接ナットのいくつかにスタッドボルトの一端を螺着
し、このスタッドボルトの他端を上記バッテリートレイ
のボルト孔に挿通し、取付用ナットで上記バッテリート
レイを締結している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
による電気自動車のバッテリートレイ固定構造につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来の技術と
同じ構成については、同じ符号を付して説明する。図1
は、スタッドボルト13をバッテリートレイ4の位置決
めのために用い、サイドフレーム6にバッテリトレイ4
を固定する方法である。すなわち、図2のAに示すよう
に、左右サイドフレーム6に溶着している各溶接ナット
のうち、所定箇所の溶接ナット10aにスタッドボルト
13を螺着し、取付ナット14で、バッテリートレイ4
を固定する。
【0009】本実施の形態では、スタッドボルト13を
溶接ナット10aに螺着していることから、図3に示す
ように、スタッドボルト13の先端が、サイドフレーム
6の下部から下方に突出する。よって、バッテリートレ
イ4の位置決めをするときは、斜め上からスタッドボル
ト13の下端と、ボルト孔11aを同時に見ながらそれ
らの位置決めができる。スタッドボルト13の位置は、
図2のAに示すように、バッテリートレイ4の前部及び
後部の真ん中に配分されているので、バッテリートレイ
4がバッテリー2の重さで歪んでいても、スタッドボル
ト13にボルト孔11aを挿通させれば歪が是正され、
スタッドボルト13を螺着させていない他の溶接ナット
10の位置ずれが少なくなり、ボルト12を溶接ナット
10に容易に螺着することができる。図4に、バッテリ
ートレイ4のフランジ9が、サイドフレーム6に固定さ
れている状態を示す。
【0010】図2のB及びCは、スタッドボルトの配置
箇所の例を示す。図2のBは、左右サイドフレーム6の
中央に設けた溶接ナット10aにスタッドボルトを配置
し、サイドフレーム6を接続するクロスメンバー17の
中央部にも溶接ナット10aを配置している。このよう
にして、バッテリートレイの位置合わせをすれば、車体
の前後、左右方向の位置ずれが小さくなり、スタッドボ
ルトを固定していない他の溶接ナットに、ボルトを螺着
するのが容易になる。なお、この例はクロスメンバー1
7にバッテリートレイを取付けるため、バッテリートレ
イの前部及び後部に取付部を設け、ボルト孔を形成する
必要がある。図2のCは、左右サイドフレーム6の溶接
ナット10aに、スタッドボルトを各々1個宛配置し、
スタッドボルトによる位置決め箇所を少なくしている。
【0011】図5は変形例を示し、溶接ナット10の全
てに同じ長さのスタッドボルト13を螺着させ、サイド
フレーム6にバッテリートレイ4を固定するようにして
いる。そして、バッテリートレイ4の位置決めは、各ス
タッドボルト13の下端と、バッテリートレイ4のボル
ト孔11aとで行う。これらが全て一致すれば、バッテ
リートレイ4の位置は正確に決まる。
【0012】図6は他の変形例を示し、全ての溶接ナッ
ト10にスタッドボルトを螺着させているが、溶接ナッ
ト10bが配置されている箇所のみ、他のスタッドボル
ト13よりも長めのスタッドボルト13aを螺着させて
いる。そして、バッテリートレイ4の位置決めは、スタ
ッドボルト13aの下端をボルト孔11bに合わせ、バ
ッテリートレイ4の位置決めをする。次いで、残りのス
タッドボルト13をボルト孔11aに一致するように、
バッテリートレイ4の位置を微調整する。
【0013】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、以上の実施の形態では、スタッドボルトの胴部に、
ボルトがそれ以上くい込まないようにするストッパーを
設けたものを使用したが、スタッドボルトについては、
そのようなストッパーのないものを用いてもいい。但
し、この場合は溶接ナット10の上部にめくら蓋をかぶ
せ、それをスタッドボルトの上端部に当接させてストッ
パーにする。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、溶
接ナットにスタッドボルトを螺着するようにしたので、
バッテリートレイのボルト孔をメインフレームに合わせ
ることができる。よって、バッテリートレイの位置決め
が容易にでき、バッテリートレイの固定を容易に行うこ
とができる。また、サイドフレームの外観形状がガソリ
ン自動車と殆ど変わらず、ガソリン自動車と電気自動車
を同じラインで生産することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による電気自動車のバッテ
リートレイ固定構造の側面図である。
【図2】Aは、本発明の実施の形態による電気自動車の
バッテリートレイ固定構造の溶接ナットにスタッドボル
トを螺合させる位置を示す平面図である。Bは、その変
形例である。Cは、他の変形例である。
【図3】本発明の実施の形態による電気自動車のバッテ
リートレイ固定構造の溶接ナットにスタッドボルトが螺
合している状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態による電気自動車のバッテ
リートレイ固定構造によってバッテリートレイがサイド
フレームに取付けられている状態を示す正断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態による電気自動車のバッテ
リートレイ固定構造の変形例を示す側面図である。
【図6】本発明の実施の形態による電気自動車のバッテ
リートレイ固定構造の他の変形例を示す側面図である。
【図7】電気自動車の下方にバッテリートレイを配置し
ている状態を示す側面図である。
【図8】電気自動車のバッテリートレイを示す斜視図で
ある。
【図9】電気自動車のメインフレームを示す斜視図であ
る。
【図10】従来の電気自動車のバッテリートレイ固定構
造の側面図である。
【図11】従来の電気自動車のバッテリートレイ固定構
造のサイドフレームに固定した溶接ナットにボルト孔を
合わせようとしている状態を示す斜視図である
【符号の説明】
1 電気自動車 2 バッテリー 4 バッテリートレイ 6 サイドフレーム 9 フランジ 10,10a,10b 溶接ナット 11,11a,11b ボルト孔 13 スタッドボルト 14 取付ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の両側部の前後方向に延在し、その
    長手方向に溶接ナットを並設している一対のサイドフレ
    ームと、両側部に形成したフランジの上記ナットに対応
    する部位にボルト孔を設けたバッテリートレイとを備え
    た電気自動車のバッテリートレイ固定構造において、上
    記溶接ナットのいくつかにスタッドボルトの一端を螺着
    し、このスタッドボルトの他端を上記バッテリートレイ
    のボルト孔に挿通し、取付用ナットで上記バッテリート
    レイを締結したことを特徴とする電気自動車のバッテリ
    ートレイ固定構造。
  2. 【請求項2】 上記溶接ナットの全てにスタッドボルト
    の一端を螺着してなる請求項1に記載の電気自動車のバ
    ッテリートレイ固定構造。
  3. 【請求項3】 上記スタッドボルトの他端側のねじ部の
    長さを、2種の異なる長さのものを用いてなる請求項1
    または請求項2に記載の電気自動車のバッテリートレイ
    固定構造。
JP8301397A 1996-11-13 1996-11-13 電気自動車のバッテリートレイ固定構造 Pending JPH10138767A (ja)

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JP (1) JPH10138767A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014155995A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 三洋電機株式会社 電池パック及び締結構造体
JP2022057805A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 本田技研工業株式会社 車両

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US9577233B2 (en) 2013-03-29 2017-02-21 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery pack and fastening structure
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