JPH10137698A - 空調機内の洗浄装置並び送風ファン着脱装置及び送 風ファン着脱出入口及び送風ファン誘導装置及び車 輪付き送風ファン及び該誘導装置 - Google Patents

空調機内の洗浄装置並び送風ファン着脱装置及び送 風ファン着脱出入口及び送風ファン誘導装置及び車 輪付き送風ファン及び該誘導装置

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JPH10137698A
JPH10137698A JP8310062A JP31006296A JPH10137698A JP H10137698 A JPH10137698 A JP H10137698A JP 8310062 A JP8310062 A JP 8310062A JP 31006296 A JP31006296 A JP 31006296A JP H10137698 A JPH10137698 A JP H10137698A
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shaft
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detachable
heat exchanger
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Masayuki Matsuoka
賢行 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアコン等の空調機内の熱交換器の熱交換室内
に付着した汚れを洗浄するためのに室内機の吹出口部を
取り外した後、送風ファンが簡易に着脱可能となり、尚
かつ熱交換室内や送風ファンが洗浄可能である空調機内
の洗浄装置並び送風ファン着脱装置及び送風ファン着脱
出入口及び送風ファン誘導装置及び車輪付き送風ファン
及び該送風ファン誘導装置を提供する。 【解決手段】吹出口部を取り外した室内機(1)であっ
て、熱交換室(5)内に有する送風ファン(6)を着脱
するときに、送風ファン(6)が筐体(2)や熱交換器
(4)にぶつからないように、且つ着脱しやすいように
熱交換器(4)を任意形状又は任意状態にして、着脱出
入り口(7)を設け、送風ファン(6)の回転軸(1
4)の一端軸は、前記筐体(2)内に内設された着脱自
在支持部により回転自在に支持され、前記回転軸(1
4)の他端軸は、ファンモ−タ−のモ−タ−シャフトに
同軸的に着脱可能となるようにモ−タ−シャフト着脱自
在取付部により取り付ける空調機内の洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン等の空調
機内の熱交換器の裏面により区切られた熱交換室内に付
着した汚れ、カビ、埃、悪臭等を除去又は洗浄するため
に室内機の吹出口部を取り外した後、送風ファンが簡易
に着脱可能となり、尚かつ熱交換室内や送風ファンが洗
浄可能である空調機内の洗浄装置並び送風ファン着脱装
置及び送風ファン着脱出入口及び送風ファン誘導装置及
び車輪付き送風ファン及び該誘導装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内機の洗浄にはオ−バ−ホ
−ルや、もっと簡易なもので壁に据え付けられたままの
室内機を防水カバ−で覆い熱交換器や熱交換室内の水洗
いを行うものは既に知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術において、エ
アコン等の室内機内部は埃が付着しやすく、その上、熱
交換器のプレ−トフィンは構造的に水滴が付着しカビが
発生する。また、カビの繁殖は異臭の発生のみならず、
室内機の運転時、吹出口からカビの胞子が飛散し、人体
にとって不衛生で健康を害するおそれがあり、アトピ−
や喘息発作の一因として指摘されていた。また、室内機
を設置している部屋での喫煙は、上述の室内機内の埃や
カビにタバコ臭が吸着し、上述の吹出口から埃やカビと
一緒にタバコ臭による悪臭を放つ。
【0004】このように、埃やカビ、それらに吸着した
タバコ臭は、熱交換器以外に熱交換室内の壁面、送風フ
ァン、吹出口部のル−バ−や露受皿にも付着しており、
特に送風ファンには、著しいカビ汚染がみられる。ま
た、熱交換室や送風ファンには防カビ剤が塗布されてい
るが、使い始めてから2年間はカビ汚染が非常に少ない
が、3年以上経つと防カビ剤の効果が薄れてカビ汚染が
増加する傾向が一般に認められている。
【0005】このような事情により、室内機において、
前面パネルは着脱可能となるように取り付けられている
ので、前面パネルを取り外して外側に露出している熱交
換器の前面の部分的な洗浄は家庭内で行うことができ
た。しかし、熱交換器の裏面と筐体により仕切られた熱
交換室や送風ファン、露受皿、ル−バ−等の全体的な洗
浄は、送風ファン、露受皿、ル−バ−の取り外しが面倒
で手間がかかりあまり行われていないのが現状である。
【0006】上述の全体的な洗浄は、通常業者によって
行われている。その代表的な方法にオ−バ−ホ−ルがあ
り、作業をスム−ズに行うために、室内機を壁から取り
外す。その後、室内機の各部品を分解し、洗浄後再び部
品の組み立てを行い壁に取り付けるので、大変な手間を
要し、業者以外の素人にはオ−バ−ホ−ルの作業は困難
である。又、前述の作業に対して、洗浄作業費の手数料
を支払うため洗浄依頼者にとって不経済であり、余り洗
浄依頼は行われていないのが実状である。
【0007】その他、上述のオ−バ−ホ−ルよりも簡単
な洗浄方法として、壁に据え付けられたままで室内機を
防水カバ−で覆い熱交換器や熱交換室内を水が噴射する
細長い棒状の道具を使用して洗浄することは行われてい
た。しかし、このような洗浄では、室内機内の洗浄は不
十分で、特に送風ファンの表面にこびり付いている被洗
浄物を除去することは不可能である。本発明は、上記欠
点を解決するためになされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明である空調機内の洗浄装置において
は、筐体2の下方に配管収納溝3を有する筐体2と熱交
換器4、8、9、10、11、12、13とをもって区
切った熱交換室5を設け、該熱交換室5内に有する送風
ファン6を着脱するときに、該送風ファン6の着脱出入
り口7の前部に有する室内機1の各部品を取り外した室
内機1であって、前記熱交換室5内に有する送風ファン
6を着脱するときに、前記送風ファン6が前記筐体2や
前記熱交換器4、8、9、10、11、12、13にぶ
つからないように、且つ着脱しやすいように前記熱交換
器4、8、9、10、11、12、13を任意形状又は
任意状態に設けることによって、前記熱交換器4、8、
9、10、11、12、13の下方と前記筐体2の下方
との間を挟む着脱出入り口7の最短間隔が少なくとも前
記送風ファン6の直径よりも大きくなるように前記着脱
出入り口7を設ける。そして、送風ファン着脱装置は、
前記送風ファン6の回転軸14の一端軸15、15a、
15bが、前記筐体2内に内設された着脱自在支持部1
6、16a、16b、16c、16d、16e、16
f、16gにより回転自在に支持され、前記回転軸14
の他端軸17、17aは、ファンモ−タ−のモ−タ−シ
ャフト18、18aに同軸的に着脱可能となるようにモ
−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aにより取り
付けた構成よりなる。そして、熱交換器8、9、10、
11、12、13の形状又は状態は、熱交換器8を斜め
に傾け下方に広がるように設けたり、熱交換器9の下方
を外側に屈曲させたり、熱交換器10の下方を直角形状
に形成させたり、熱交換器11の下方を外側に略四半分
円形状に湾曲させたり、熱交換器13の下方を直角形状
に屈曲せさ、さらに先端を外側に屈曲させることにより
送風ファン6の着脱出入り口7を広げる効果を有する。
又、配管収納溝3aが送風ファン6の下方に、且つ着脱
出入り口7に入り込まないように形成する。又は、送風
ファン6の垂直直径の底点から頂点を越えて垂直直径の
上方の延長線上の範囲の中から任意点を選択し、任意点
以下の前面に熱交換器部分を有さない熱交換器12を設
ける。又は、配管収納溝3の横に送風ファン6が水平且
つ配管収納溝3に対して平行になるように装着され、該
送風ファン6の前面に全部若しくは、ほとんど熱交換器
部分を有さないように送風ファン着脱出入口を設けたり
することも上述と同様に効果的である。そして、送風フ
ァン着脱装置の着脱自在支持部16は、送風ファン6の
回転軸14の一端軸15を回転自在に枢支する枢支部2
1、21aを一端に有する摺動軸23、23aを設け、
筐体2の内壁2aに突設した中空支持部24に、前記摺
動軸23、23aの他端が左右動自在に嵌挿され、前記
中空支持部24の側部33に該中空部25内に通ずる縦
長溝孔26を設け、該縦長溝孔26から挿通して締付け
螺子27の先端部が前記摺動軸23、23aの雌ねじ溝
28に位置し螺設する構成よりなる。又は、中空支持部
24の該中空部25内に弾性体37を設けた着脱自在支
持部16aでもよい。さらに、前記着脱自在支持部16
aの締付け螺子27の代わりに、つまみ部38を摺動軸
23、23aの側壁より突設させた着脱自在支持部16
bが好ましい。又、その他の着脱自在支持部16cとし
て、送風ファン6の回転軸14の一端軸15aを回転自
在に枢支する中空枢支部21bを一端に有する中空摺動
軸23bを設け、筐体2の内壁2aに突設した支持部2
4aに、前記中空摺動軸23bの他端が左右動自在に嵌
挿され、前記中空摺動軸23bの側部から挿通して締付
け螺子27の先端部が前記支持部24aの溝47に位置
する構成よりなるものでもよい。又、回転軸14の一端
軸15bを、該一端軸15bの側面51より回転自在に
支える軸受52を筐体2に設け、該軸受52との間に回
転自在に回転軸14の一端軸15bを挟むように挟持支
持体53を筐体2に着脱可能となるように取り付けた着
脱自在支持部16dでもよい。又、一端軸15bを右方
向から透孔57に回転自在に貫通軸承する該透孔57を
有する透孔軸承体58を設け、該透孔軸承体58を筐体
2に取り付けるか、あるいは筐体2に回動自在に枢着す
る構成よりなる着脱自在支持部16eでもよい。又、筐
体2より突設した支持部24bに窪み溝95を設け、該
窪み溝95内に軸受75aを設け、該軸受75a内を一
端軸15bが回転自在に支える構成よりなる着脱自在支
持部16fでもよい。又、筐体2より突設した支持部2
4bに窪み溝95を設け、該窪み溝95内に軸受75を
設け、該軸受75内を一端軸15bが回転自在に支え、
前記一端軸15bを上方から回転自在に挟む上方軸受片
83bを有する回転軸枢支体83の一端を支持部24b
の軸受75から右側の側壁面24dに回動自在に枢着
し、前記回転軸枢支体83の他端が着脱可能となるよう
に着脱手段により取り付けた構成よりなる着脱自在支持
部16gでもよい。さらに、送風ファン着脱装置のモ−
タ−シャフト着脱自在取付部19は、送風ファン6の回
転軸14の他端軸17の先端部59とファンモ−タ−の
モ−タ−シャフト18の先端部60とを同軸的に嵌合さ
せ、どちらか一方の先端部59、60に磁力を付与し、
他方の先端部60、59を磁性体又は前記磁力に対して
異極吸着する磁力を付与した構成よりなる。又、回転軸
14の他端軸17aの先端部59aか、若しくは、モ−
タ−シャフト18aの先端部60aのどちらか一方の先
端部59a、60aを滑らかになるように丸く形成し、
他方において、先端部60aか若しくは先端部59aの
どちらか一方の先端部60a、59aに中空部61を設
け、他端軸17aとモ−タ−シャフト18aとは中空部
61内で左右動自在に嵌挿され、前記中空部61を有し
たどちらか一方の先端部60a、59aの外周部62に
板バネ63の一端を鋲着し、他端より突設した先端65
の丸い係止片64を外周部62の透孔66に挿通して係
止片64の先端65が、他端軸17aかモ−タ−シャフ
ト18aのどちらか一方の外周部67の滑らかな被係止
窪み溝68に係止された構成よりなるモ−タ−シャフト
着脱自在取付部19aでもよい。上記のように、送風フ
ァン着脱装置は、着脱自在支持部16、16a、16
b、16c、16d、16e、16f、16gとモ−タ
−シャフト着脱自在取付部19、19aとの組み合わせ
により構成される。さらに、空調機内の洗浄装置の応用
例として、筐体2の下方に配管収納溝3を有する筐体2
と熱交換器4、8、9、10、11、12、13とをも
って区切った熱交換室5を設け、該熱交換室5内に有す
る送風ファン6を着脱するときに、該送風ファン6の着
脱出入り口7の前部に有する室内機1の各部品を取り外
した室内機1であって、前記熱交換室5内に有する送風
ファン6を着脱するときに、前記送風ファン6が前記筐
体2や前記熱交換器4、8、9、10、11、12、1
3にぶつからないように且つ着脱しやすいように、前記
送風ファン6の回転軸14の両端軸15、15a、15
b、17、17aが通る道筋に沿うように、前記送風フ
ァン6、回転軸14を誘導するための熱交換室5内の壁
面5aから突設した任意形状の誘導部69、70、69
a、70a、69b、70bを設け、該誘導部69、7
0、69a、70a、69b、70bは前記両端軸1
5、15a、15b、17、17aが通る道筋を挟むよ
うに両誘導部体71、72、73、74、71a、72
a、73a、74a、71b、72b、73b、74b
を等間隔にお互いを上下に対向させる送風ファン誘導装
置を設ける。さらに前記等間隔は、それぞれの前記両端
軸15、15a、15b、17、17aの直径と略同じ
になるように設け、前記の回転軸14の一端軸15、1
5a、15bは、一方の前記誘導部体72、72a、7
2bの奥部の軸受75、75aに嵌まるように回転自在
に支え、前記回転軸14の他端軸17、17aも同様に
支え、該他端軸17、17aが、ファンモ−タ−のモ−
タ−シャフト18、18aに同軸的に着脱可能となるよ
うにモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aによ
り取り付けた空調機内の洗浄装置でもよい。又、上記の
洗浄装置に着脱自在支持部16、16a、16b、16
c、16d、16f、16gを設けてもよい。そして、
送風ファン誘導装置の応用例として、誘導部69、70
の形状が略S字形状に形成されている。又は、誘導部6
9a、70aが熱交換室5の側壁5bと略S字形状に一
体に形成されている。又、送風ファン誘導装置の他の応
用例として、誘導部69、70、69a、70aのレ−
ル78上を、上方の誘導部体71b、73bがレ−ル部
79、80に、下方の誘導部体72b、74bがレ−ル
部79a、80aに形成されてなる誘導部69b、70
bを設ける。そして、車輪付き送風ファンは、送風ファ
ン6の回転軸14の両端軸15、15a、15b、1
7、17aに車輪76、77を設ける。そして、誘導部
69b、70bの上方の誘導部体71b、73bと下方
の誘導部体72b、74bの各レ−ル部79、80、7
9a、80a間に、前記車輪付き送風ファン81の車輪
76、77を回動自在に挟み、回転軸14が前記誘導部
69b、70bに対して直角に、前記両誘導部体71
b、72b、73b、74bの間に突き出るように挟ん
で、前記車輪付き送風ファン81が前記誘導部69b、
70bの各レ−ル部79、80、79a、80a上を着
脱移動可能となる構成を特徴とする車輪付き送風ファン
の誘導装置でもよい。又、回転軸14の一端軸15a、
15bが誘導部体72、72a、72bの軸受75に回
転自在に支え、前記一端軸15a、15bを上方から回
転自在に挟む上方軸受片83bを有する回転軸枢支体8
3の一端を誘導部体72、72a、72bの軸受75か
ら右側の側壁面84aを回動自在に枢着し、前記回転軸
枢支体83の他端が着脱可能となるように着脱手段によ
り取り付けた構成よりなる回転軸枢支装置を空調機内の
洗浄装置に有してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】上記のように構成された空調機内
の洗浄装置は、着脱出入り口7の前部に有する室内機1
の各部品を取り外した後、熱交換室5内の送風ファン6
を後の実施例において取付、取外又は使用方法を詳述す
る各種送風ファン着脱装置から取り外す。そして、第1
図に示すように送風ファン6が熱交換室5内から着脱出
入り口7を通るのに送風ファン6を水平に配管収納溝3
の斜面部3bに沿うように抜き取る。若しくは、第27
図に示すように送風ファン6の左右どちらか一方の端を
前斜め下方に傾けて抜き取ってもよい。さらに、送風フ
ァン6を取り外した後、熱交換室5内には、必要に応じ
てブラシ、雑巾、掃除機の吸い口チュ−ブ等が入る空間
ができるので、熱交換室5内や熱交換器の裏面を前記の
清掃用具を使って洗浄することができる。又、取り外し
た送風ファン6の表面に付着した汚れをブラシ等を使っ
て洗浄する。そして、洗浄した送風ファン6を取り付け
るには、前述の取り外しとは逆の過程で、着脱出入り口
7の入り口部に対して平行になるように送風ファン6を
配置してから、斜面部3bに沿うように着脱出入り口7
にはめ込み、送風ファン6の回転軸14の両端軸15、
15a、15b、17、17aが送風ファン着脱装置に
装着される位置に来たときに、該装置に装着する。若し
くは、送風ファン6のどちらか一方の端から着脱出入り
口7内に挿入後、斜めになった送風ファン6の他方の端
を上に持ち上げるように着脱出入り口7内に入り込ませ
送風ファン6を水平にし、送風ファン着脱装置に装着さ
せる位置に持ってきて送風ファン6を装着させる。この
とき、送風ファン6のどちらか一方の端である、例え
ば、他端軸17、17aをモ−タ−シャフト着脱自在取
付部19、19aに装着してから、他方の端である一端
軸15、15a、15bを着脱自在支持部16、16
a、16b、16c、16d、16e、16f、16g
に装着する。又、場合によっては逆からでも装着は可能
である。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。第
1〜9図において、空調機の室内機1の筐体2の裏面の
下方に補助配管やドレンホ−ス等を収納する断面V字形
状の配管収納溝3を有する筐体2と熱交換器4、8、
9、10、11、12、13とをもって区切る。そし
て、前記の区切られた空間には、空調機1の作動時に前
記熱交換器4、8、9、10、11、12、13のチュ
−ブ内の冷媒とチュ−ブ外の外気との間をチュ−ブを通
して熱の移動が起こり、冷気や熱気が篭もる略箱枠形状
の熱交換室5が設けられている。そして、該熱交換室5
内に前記の冷気や熱気を室内機1外に送風するための長
円筒形状をしたクロスファン、クロスフロ−ファン等の
遠心式のシロッコ・ファンである送風ファン6を着脱す
るときに、該送風ファン6の着脱の出入りに必要とされ
る空間であり、前記熱交換器4、8、9、10、11、
12、13の下方と前記筐体2の下方との間を挟む着脱
出入り口7の前部に有する前記室内機1の各部品を取り
外す。このとき、前記の各部品の一部である前面パネル
を取り外す。その後、前記各部品の他部であるル−バ−
や露受皿も同様に取り外す。この場合、第31図に示す
ように自動風向式のル−バ−1aが露受皿1bと一体に
形成された吹出口部を有するエアコン等の空調機の機種
が知られており、前記吹出口部はねじにより着脱可能と
なるように取り付けられている。又、第27図に示すよ
うに筐体2の左側には左の側壁5bを挟んで余空間部2
cが設けられており、筐体2の右側には右の側壁5bを
挟んで電装部2bが設けられている。又、側壁5bには
正面から切り欠いた切欠部5cが設けられている。さら
に、電装部2b内にはファンモ−タ−が設けられてい
る。そして、上述のような熱交換器4、8、9、10、
11、12、13と着脱出入り口7が露出した室内機1
からなる空調機内の洗浄装置及び該送風ファン着脱出入
口の実施例1、2について以下詳述する。
【0011】実施例1 第1図に示される本実施例は、請求項1又は2記載によ
る実施例について詳述したものである。熱交換器4は、
長手方向は水平に且つ短辺方向は重力に対して平行にな
るように配置した板形状に形成されている。又、熱交換
器4は、送風ファン6の直径Dが一定である場合、本実
施例の熱交換器の中で最短間隔Tが最も最少となる熱交
換器である。そして、熱交換室5内に有する送風ファン
6を着脱するときに、送風ファン6が筐体2や前記熱交
換器4にぶつからないように、且つ着脱しやすいように
設けるためには、着脱出入り口7の最短間隔Tが少なく
とも送風ファン6の直径Dよりも大きくなるように設け
る必要がある。このようにするには、前記最短間隔Tを
長くしたり、すなわち、熱交換器4を前面に平行移動さ
せるように配置する。あるいは送風ファン6の直径Dを
小さくしたり、又は、配管収納溝3の着脱出入り口7へ
の突出を少し抑えたりすれば簡易に送風ファン6の着脱
に必要とされる着脱出入り口7の空間を確保することが
可能となる。
【0012】実施例2 本実施例は、請求項3、4、5、6又は7記載による実
施例1の熱交換器の応用例又は変形例をまとめて述べた
ものである。第2図に示される実施例では、板形状の熱
交換器8の断面形状が斜めに傾け下方に広がるように設
けられている。又、第3図に示される実施例では、熱交
換器9の断面形状の下方を外側にく字形状に屈曲されて
いる。又、第4図に示される実施例では、熱交換器10
の断面形状の下方が直角形状に形成されている。又、第
5図に示される実施例では、熱交換器11の断面形状の
下方を外側に略四半分円形状に湾曲されている。又、第
6図に示される実施例では、熱交換器13の断面形状の
下方を直角形状に屈曲せさ、さらに先端を外側にく字形
状に屈曲されている。いずれの実施例も、送風ファン6
の装着位置は、熱交換器裏面の下方、若しくは屈曲部内
に熱交換室5の奥の壁面5aに対して水平平行に送風フ
ァン着脱装置に装着されている。
【0013】第28、29図に示すように上記熱交換器
9、10、11、13の製造方法は、該熱交換器9、1
0、11、13の各形状に合わせて材質がアルミニウム
やアルミニウム合金から成り板形状のプレ−トフィン9
1の外周をプレス加工する。例えば、第3図に示すよう
に、熱交換器9はく字形状のプレ−トフィン91に形成
する。他の熱交換器も同様である。そして、任意数枚の
同形状のプレ−トフィン91同士を外周形状に合わせて
プレ−トフィン91の表面91aに対して平行になるよ
うに1mm程度の間隔で等間隔に並べる。並べられてい
る全てのプレ−トフィン91の表面91aに、該表面9
1aに対して垂直になるようにチュ−ブを挿通させるた
めのチュ−ブの挿通孔92を任意数個設ける。該挿通孔
92の中から隣接した二孔を選び、長U字形状チュ−ブ
93の開口した両先端から前記二孔に挿通させる(実
際、この二孔の間隔は長U字形状チュ−ブ93の両先端
の間隔と同じである)。全てのプレ−トフィン91に前
記長U字形状チュ−ブ93の挿通後、該長U字形状チュ
−ブ93の一端の開口部93aの外周縁と短U字形状チ
ュ−ブ片94の一端の開口部94aの外周縁同士とを溶
着させ、該短U字形状チュ−ブ片94を介して、該短U
字形状チュ−ブ片94の他端の開口部94aの外周縁と
前記長U字形状チュ−ブ93に隣接した挿通孔92に既
に挿通済みの他の長U字形状チュ−ブ93の一端の開口
部93aの外周縁同士も同様に溶着させる。このような
要領で、他の全ての長U字形状チュ−ブ93と他の全て
の短U字形状チュ−ブ片94とにより連結されたチュ−
ブは、U字形状で且つ長い波状ウェブを形成し、チュ−
ブ内を冷媒が所定の方向に流動する。そして、熱交換器
は、前記の波状ウェブ形状をしたチュ−ブと、該チュ−
ブに対して垂直に並び、且つ該チュ−ブを挿通した任意
数枚のプレ−トフィンから構成される。又、前面パネル
90、90a、90b、90c、90d、90、90e
は上記熱交換器4、8、9、10、11、12、13の
各種形状に合わせて形成される。
【0014】実施例3 本実施例は、請求項8、9、10記載による送風ファン
6の位置や配管収納溝3aや熱交換器12に特徴を有し
た実施例をまとめて述べたものである。第7図に示され
る実施例では、前記熱交換器4が設けられており、配管
収納溝3aが送風ファン着脱装置に装着された送風ファ
ン6(送風ファン6の装着位置は、熱交換器4裏面の下
方に熱交換室5の奥の壁面5aに対して水平平行に装着
されている)の下方に、且つ着脱出入り口7に入り込ま
ないように筐体2の裏面下方に断面コ字形状に形成され
ている。又、第8図に示される実施例は、送風ファン6
の垂直直径dの底点bから頂点tを越えて垂直直径dの
上方の延長線上の範囲の中から任意点xを選択し、任意
点x以下の前面に熱交換器部分を有さない熱交換器12
を設ける。すなわち、熱交換器の下方を切り取ることを
意味する。例えば、配管収納溝3の上方に送風ファン6
が送風ファン着脱装置に装着され、該送風ファン6の前
面に全部若しくは、ほとんど熱交換器部分を有さないも
のである。又、第9図に示される実施例にも前記熱交換
器4が設けられており、配管収納溝3の横に送風ファン
6が水平且つ配管収納溝3に対して平行になるように送
風ファン着脱装置に装着され、該送風ファン6の前面に
全部若しくは、ほとんど熱交換器部分を有さないので、
着脱出入り口7内の着脱されやすい位置に送風ファン6
が常時装着されている。又、本実施例でいう「ほとん
ど」とは、送風ファン6の上部の前面に多少熱交換器部
分があってもよいという意味である。
【0015】以下の第10〜19図に示す実施例は、請
求項11の送風ファン着脱装置を示すもので、送風ファ
ン6の回転軸14の一端軸15、15a、15bは、筐
体2内に内設された後に詳述する着脱自在支持部16、
16a、16b、16c、16d、16e、16f、1
6gにより回転自在に支持され、前記回転軸14の他端
軸17、17aは、ファンモ−タ−のモ−タ−シャフト
18、18aに同軸的に着脱可能となるように後に詳述
するモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aによ
り取り付けられている。以下に詳述するように、送風フ
ァン着脱装置は着脱自在支持部とモ−タ−シャフト着脱
自在取付部の組み合わせにより、複数の送風ファン着脱
装置を構成することが可能となるので、それらの中から
任意に送風ファン着脱装置を選ぶことができる。
【0016】実施例4 第10(a)図に示される本実施例は、請求項12記載
による着脱自在支持部16を詳述したものである。送風
ファン6の回転軸14の一端軸15の先端は、前記回転
軸14の中心軸に対して同心円状に円形の凹所20が設
けられている。該凹所20内に同軸的且つ回転自在に枢
支する枢支部21を一端に有し材質が金属や合成樹脂か
ら成る円柱形状に形成された摺動軸23を設ける。そし
て、筐体2の余空間部2c内の左側面部の内壁2aに突
設した金属又は合成樹脂等の硬質な材質で筒管形状に形
成された中空支持部24の中空部25内に、前記摺動軸
23の他端が左右動自在に嵌挿される。さらに、前記中
空支持部24の側部33に該中空部25内に通ずる縦長
溝孔26を設け、該縦長溝孔26から挿通して締付け螺
子27の先端部34が前記摺動軸23の略他端方向に位
置する雌ねじ溝28に螺設する。又、前記中空支持部2
4は熱交換室5の左の側壁5bの切欠部5cをくぐり抜
け熱交換室5内に突出するように設けられている。この
とき、縦長溝孔26が熱交換室5内側に設けられていれ
ば、側壁5bに阻止されずに余裕をもって手で締付け螺
子27は縦長溝孔26内を左右動自在に移動させること
ができる。若しくは、切欠部5cに手を入れる空間があ
れば、多少であれば縦長溝孔26が余空間部2c内側に
設けられてもよい。又は、一端軸15が切欠部5cをく
ぐり抜け余空間部2c内に突出すれば、着脱自在支持部
16(以下詳述する着脱自在支持部16a、16bも同
様である)全体を余空間部2c内に設けてもよい。
【0017】そして、送風ファン6を該着脱装置に装着
するときは、基本的に送風ファン6の他端軸17、17
aを後に詳述するモ−タ−シャフト着脱自在取付部1
9、19aに取り付けてから、送風ファン6の一端軸1
5を着脱自在支持部16に装着する。又、送風ファン6
を該着脱装置から取り外すときは、一端軸15を着脱自
在支持部16から取り外してから、他端軸17、17a
をモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aから取
り外す。第10A、10B図に示すように、さらに詳し
く、着脱自在支持部16の取付、取外又は使用状態を説
明すると、締付け螺子27の螺子部29の径30が頭3
1より小さく、且つ縦長溝孔26の溝孔幅が頭31より
小さく径30とほぼ接し、摺動軸23が中空部25内を
左右動自在に摺動すると同時に締付け螺子27の螺子部
29も縦長溝孔26内を左右動自在に移動することがで
きる。そして、先端部34が雌ねじ溝28から外れない
程度にドライバ−を頭31にやって締付け螺子27を弛
めることもできる。又は、指先で頭31をつまみ持ち、
回転させながら弛めるのが好ましい。指で弛めてから頭
31を指で持ちながら指を左方向に移動させると、指か
らの力でもって締付け螺子27を介して摺動軸23に連
動し、第10(b)図に示すように摺動軸23を中空部
25内で左軸方向に摺動させて、摺動軸23全体をほぼ
中空部25内に引き込ませることができる。このとき、
送風ファン6が着脱自在支持部16とモ−タ−シャフト
18、18aとの間を回転軸14の中心軸に対して同軸
的且つ直線的に並ぶ空間ができる。次に、枢支部21と
凹所20とが同軸的に嵌まる位置に、片手で持った送風
ファン6を着脱出入り口7から入れて持ってくると、送
風ファン6の回転軸14の中心軸と摺動軸23の中心軸
とが一致し、直線的に並ぶ(このとき、送風ファン6全
体は熱交換室5の奥の壁面5aに対して水平平行であ
る)。このとき同時に、他端軸17、17aもモ−タ−
シャフト18、18aの取り付ける位置にくるので、送
風ファン6の他端軸17、17aを後に詳述するモ−タ
−シャフト着脱自在取付部19、19aに取り付けてか
ら、さらに、もう一方の手で締付け螺子27から摺動軸
23を右軸方向に摺動させて中空部25内から突出し、
締付け螺子27の螺子部29が縦長溝孔26の右端26
aの所で止められて枢支部21と凹所20とが同軸的に
嵌まり、回転自在に枢支される(このとき、枢支部21
から右方向に対する凹所20への力は螺子部29が右端
26aで止められて、ほとんど加わらない)。そして、
締付け螺子27を締め付けたときに頭31の底部31a
が縦長溝孔26の両側の側部33に圧接し、それと同時
に摺動軸23が固定される。又、前述とは逆に、着脱出
入り口7内に手を入れて送風ファン6を手で持ちながら
支え、もう一方の手の指で締付け螺子27を弛め、その
指で頭31を持ち摺動軸23を左軸方向に摺動させれ
ば、摺動軸23の枢支部21は凹所20から外れ、送風
ファン6を着脱自在支持部16から取り外すことができ
る。そして、他端軸17、17aをモ−タ−シャフト着
脱自在取付部19、19aから取り外す。
【0018】実施例5 第11図に示される本実施例は、請求項13、14記載
による実施例4の応用例である着脱自在支持部16a、
16bを詳述したものである。着脱自在支持部16a
は、前述の実施例4の着脱自在支持部16に弾性体37
を装着したものであり、さらに詳しくは、中空支持部2
4の該中空部25内の底部に突子35を設け、摺動軸2
3の他端にも突子36を設け、該両突子35、36に発
条等の弾性体37の両端を嵌めて中空部25内に装着す
る。このままの締付け螺子27を設けたままでも使用で
きる。さらに、着脱自在支持部16bは前記弾性体37
を装着した状態で、前記締付け螺子27の代わりに、縦
長溝孔26内を左右動自在に移動し、且つ右端26aで
引っ掛かり止まる円柱形状や角柱形状のつまみ部38を
摺動軸23の略他端側の側壁に突設させる。本実施例で
も、使用方法や使用状態は実施例4と同様であるが、つ
まみ部38は締め付けや弛めを必要とせず、摺動軸が左
右動自在に摺動することができる。又、中空部25内に
弾性体37を装着することにより、摺動軸23の右軸方
向への摺動が弾性体37の弾性力により滑らかに素早く
移動可能となる。又、摺動軸23を右軸方向に摺動させ
て締付け螺子27の螺子部29又はつまみ部38が縦長
溝孔26の右端26aの所で止められて枢支部21と凹
所20とが同軸的に嵌まり回転自在に枢支されるが、螺
子部29又はつまみ部38が縦長溝孔26の右端26a
の所で止められるので、弾性体37の弾性力が右方向に
加わっても、もうこれ以上摺動軸23が右軸方向に摺動
しないので、枢支部21と凹部20が嵌まるときの枢支
部21の凹部20への圧力はほとんど存在しない。又、
着脱自在支持部16bにおいて、締付け螺子27の代わ
りにつまみ部38を設けたので、締付け螺子27の締め
付け時間や弛める時間を要せず摺動軸の左右軸方向への
摺動が容易となる。
【0019】又、第10A図に示すように、送風ファン
6の回転時に、回転しながら凹所20の内周壁40と接
触する枢支部21の外周壁41との接触摩擦の抵抗によ
る騒音を除去する手段として、ゴムやメタルゴム等の弾
性体に前記騒音を吸収させるのが好ましく、それを達成
するための摺動軸の構成を以下に詳述する。図10Aに
示す摺動軸23aは、枢支部21aと前記中空支持部2
4へ嵌挿する嵌挿部39との二つの部分から成る。そし
て、ゴムやメタルゴム等の弾性体で形成された円柱形状
の枢支部21aの中空部内を断面T字形状(立体的には
キノコ形状である)に形成した係止溝部42を合成樹脂
又は金属等の硬質素材で形成された円柱形状の嵌挿部3
9の一端に突設した断面T字形状(立体的にはキノコ形
状である)の被係止凸部43に圧入し、又は圧入による
接触部分を接着剤で接着されて一本の棒状の摺動軸23
aを構成することができる。そして、嵌挿部39の側部
には前記雌ねじ溝28又は前記つまみ部38を有する。
【0020】又、第10B図に示すものは、棒状の摺動
軸23の材質を全部金属又は合成樹脂等の硬質素材にし
た場合の騒音吸収手段として、送風ファン6の方の側の
前記凹所20全体を前記弾性体にするか、又は凹所20
の内周壁40にゴムやメタルゴム等の弾性体で形成され
た凹形状の中空弾性体45を装着させて該中空部46内
で枢支部21を回転自在に枢支させることもできる。
【0021】実施例6 第12図に示される本実施例は、請求項15記載による
実施例4の変形例の着脱自在支持部16cを詳述したも
のである。送風ファン6の回転軸14の一端軸15aは
金属又は合成樹脂等の硬質素材であって円柱形状の棒状
であり、先端は丸く角部を有さずに且つ滑らかに形成さ
れていることが好ましい。そして、該一端軸15aを同
軸的且つ回転自在に中空部25a内に枢支する中空枢支
部21bを一端に有するゴムやメタルゴム等の弾性体や
金属、合成樹脂等で形成され両端が開口した円柱形状の
中空部25aを有する筒管形状の中空摺動軸23bを設
ける。さらに、筐体2の余空間部2c内の左側面部の内
壁2aに突設した金属又は合成樹脂等の硬質素材で形成
された円柱形状の棒状である支持部24aに、前記中空
摺動軸23bの他端が左右動自在に中空部25a内に嵌
挿される。そして、前記中空摺動軸23bの側部の雌ね
じ透孔23cから螺設しながら挿通して締付け螺子27
の先端部34が前記支持部24aの側部の凹形状の溝4
7に位置する構成よりなる。又、凹形状の溝47は支持
部24aの側部に一箇所に設けられてもよいが、円柱形
状をした支持部24aの円周を沿うように円周を一周す
る凹形状の溝47を設ける方が締付け螺子27の先端部
34が一箇所の凹形状の溝47より探す手間が省け好ま
しい。又、前記中空支持部24aは熱交換室5の左の側
壁5bの切欠部5cをくぐり抜け熱交換室5内に突出す
るように設けられている。そして、中空摺動軸23bが
左軸方向に摺動したときは、中空摺動軸23bが切欠部
5cをくぐり抜け、中空摺動軸23bのほぼ全体若しく
は、半分位が余空間部2c内に引きこもる。又、切欠部
5c内に手を入れる空間があるので、締付け螺子27が
該切欠部5c内を左右動自在に移動できる。又は、実施
例4と同様に、一端軸15aが切欠部5c内をくぐり抜
け余空間部2c内に突出すれば、着脱自在支持部16c
全体を余空間部2c内に設けてもよい。
【0022】本発明を使用するときは、第12A図に示
すように、まず始めに雌ねじ透孔23cから外れない程
度に締付け螺子27の頭31を指で回しながら締付け螺
子27を弛める(ドライバ−等の道具を使用して弛める
ことも可能であるが、指で弛めるのが好ましい)。そし
て、先端部34が溝47から外れて雌ねじ透孔23c内
に引っ込んだ状態にしておけば、中空摺動軸23bが左
右動自在に摺動することができる。そこで、第12
(b)図に示すように、頭31を指で持ちながら中空摺
動軸23bを左軸方向に支持部24aに嵌まったまま摺
動させると支持部24aの先端24cが現れる。このと
きも実施例4と同様に、送風ファン6が着脱自在支持部
16cとモ−タ−シャフト18、18aとの間を回転軸
14と同軸的且つ直線的に並ぶ空間ができる。そして、
送風ファン6を手で持ち、送風ファン6の中心軸と中空
摺動軸23bの中心軸が一致し直線的に並ぶように、一
端軸15aと中空枢支部21bとが同軸的に嵌まる位置
に送風ファン6を持ってくる(このとき、送風ファン6
全体は熱交換室5の奥の壁面5aに対して水平平行であ
る)。このとき同時に、他端軸17、17aもモ−タ−
シャフト18、18aの取り付ける位置にくるので、送
風ファン6の他端軸17、17aを後に詳述するモ−タ
−シャフト着脱自在取付部19、19aに取り付けてか
ら、もう一方の手を使って、指で頭31を持ちながら中
空摺動軸23bを右軸方向に摺動させて、先端部34が
溝47の位置に来たところで、締付け螺子27を締め付
け中空摺動軸23bが固定される。それと同時に、中空
枢支部21bと一端軸15aとが中空部25a内で同軸
的に嵌まり、回転自在に枢支される。又、送風ファン6
を該着脱装置から取り外すときは、前述と同様に締付け
螺子27を弛め、指で頭31を持ちながら中空摺動軸2
3bを左軸方向に摺動させれば、中空枢支部21bは一
端軸15aから外れ、送風ファン6を着脱自在支持部1
6cから取り外すことができる。その後、他端軸17、
17aを後に詳述するモ−タ−シャフト着脱自在取付部
19、19aから取り外せばよい。又、第12A図に示
されるように、中空摺動軸23bを金属や合成樹脂等の
硬質素材で形成した場合、該中空摺動軸23b内の中空
部25a内の中空周壁48に、ゴムやメタルゴム等の弾
性体で形成された両端が開口し、且つ中空摺動軸23b
と全長が同一である弾性中空体49の外周壁50とを接
着剤で着接させて装着すれば、送風ファン6の金属又は
合成樹脂等で形成された一端軸15aが弾性中空体49
の中空部49a内で回転自在に枢支されるので、回転に
よる騒音を前記弾性体に吸収させることができる。
【0023】実施例7 第13図に示される本実施例は、請求項16記載による
他の着脱自在支持部16dの実施例を詳述したものであ
る。回転軸14の一端軸15bは金属又は合成樹脂等の
硬質素材からなる円柱形状の棒状であって、該一端軸1
5bの側面51より湾曲形状面で回転自在に支えるゴム
やメタルゴム等の弾性体により形成された湾曲形状の軸
受52を筐体2の熱交換室5内の奥の壁面5a(熱交換
室5の壁面5aや側壁5bは、筐体2と合成樹脂で一体
成型されているので、広い意味で壁面5aや側壁5bも
筐体2の一部となる)より突設させる。そして、該軸受
52との間に回転自在に一端軸15bをU字形状部53
aで挟むようにゴムやメタルゴム等の弾性体や合成樹脂
等で形成されたU字形状の挟持支持体53の一端をL字
形状に形成し、該一端を一端軸15aの上方に筐体2の
壁面5aにねじ54で固着させる。さらに、他端もL字
形状に形成し、該他端を一端軸15bの下方に着脱可能
となるように、締付け螺子で壁面5aに取り付けたり、
磁石や引っ掛ける機構を備えた掛止具55により取り付
けてもよい。又、第14図に示すように、挟持支持体5
3の他端をく字形状に下方に入り込み且つ斜めに傾ける
ように設け、締付け螺子で取り付けたり、磁石や引っ掛
ける機構を備えた掛止具55により取り付けてもよい。
前述のように傾けたのは、着脱出入り口7内に手やドラ
イバ−等の道具で前記締付け螺子や掛止具55まで伸ば
し取り付け取り外すのに、ちょうどよい角度になるから
である。
【0024】本実施例を使用するときは、第13A図に
示すように、着脱出入り口7内に手を入れて手(ドライ
バ−等の道具を使用して前記締付け螺子を弛めることも
可能であるが、手で弛めるのが好ましい)を締付け螺子
や前記掛止具55まで伸ばして挟持支持体53の他端を
取り外した状態にする。このとき、挟持支持体53の一
端はねじ54に固着され、挟持支持体53は前記弾性体
や合成樹脂等の可撓性を有する材質で形成されているた
め固着したL字形状の一端の直角部を中心に上下に動
く。そして、片方の手で送風ファン6を持ちながら支
え、他端軸17、17aを後述するモ−タ−シャフト着
脱自在取付部19、19aに取り付けてから、回転軸1
4の一端軸15bの側面51を軸受52の湾曲形状面に
密着させる。このとき、送風ファン6は水平で、且つ熱
交換室5内の奥の壁面5aに対して平行である。さら
に、もう一方の手で挟持支持体53の他端を下に移動さ
せて前記締付け螺子や掛止具55で取り付ける。このと
き、一端軸15bは軸受52と挟持支持体53のU字形
状部53aとに挟まれて、回転自在に枢支する。送風フ
ァン6を該着脱装置から取り外すときは、前述と同様
に、挟持支持体53の他端を取り外せば、一端軸15b
は着脱自在支持部16dから外れ、その後、他端軸1
7、17aを後に詳述するモ−タ−シャフト着脱自在取
付部19、19aから取り外せばよい。
【0025】実施例8 第15図に示される本実施例は、請求項17記載による
他の着脱自在支持部16eの実施例を詳述したものであ
る。一端軸15bを水平右軸方向から垂直片58bの透
孔57に回転自在に貫通軸承する該透孔57を有するゴ
ムやメタルゴム等の弾性体で垂直片58bと取付片58
cとを直交させてL字形状に形成された透孔軸承体58
を設ける。そして、透孔軸承体58の取付片58cを筐
体2の熱交換室5内の奥の壁面5aに取り付けるか、あ
るいは、ねじ58aにより筐体2の壁面5aの鉛直面に
対して回動自在に少し固めに枢着する。本実施例を使用
するときは、一端軸15bを透孔57に挿入する。しか
し、一端軸15bを水平右軸方向から透孔57に差し込
むことは不可能で、送風ファン6の他端軸17、17a
がモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aにぶつ
かる。そして、ぶつからないようにするには、送風ファ
ン6をやや傾ける必要がある。すなわち、一端軸15b
をやや傾けながら右斜め下方から透孔57に差し込むの
であるが、透孔軸承体58が前記弾性体で形成されてい
るために弾力性を有しているので一端軸15bを傾けな
がら斜め下方から透孔57に差し込むことは可能であ
り、このとき透孔57付近は一端軸15bからの力で変
形する。ここで、第15A図に示すように、透孔57の
右端が円錐形状の溝57cに形成されていることが好ま
しい(透孔57の右開口部57aが溝57cの円錐底面
円周に相当する)。何故ならば、右開口部57aの内径
が一端軸15bの直径と略同一であれば、一端軸15b
を透孔57の右開口部57aに差し込みづらいが、前記
内径を前記直径より大きく円錐形状の溝57cの円錐底
面円周のように広げれば、斜めからの一端軸15bの差
し込みは容易となる。そして、一端軸15bを、さらに
奥に差し込むと、前記円錐形状の頂点部に達し、該頂点
部から前記直径と略同径の透孔57bを設けることによ
り、該透孔57b内で一端軸15bを回転自在に支える
ことができる。次に、一端軸15bを透孔57、57b
内に差し込み左軸方向奥まで摺動させながら、透孔軸承
体58の変形を解き送風ファン6が熱交換室5の壁面5
aに対して水平平行になるように他端軸17、17aを
持ち上げると、他端軸17、17aとモ−タ−シャフト
18、18aとの間には同軸的な隙間ができる。さら
に、一端軸15bを透孔57、57bから抜けない程度
に、一端軸15bを右軸方向に移動させると、後のモ−
タ−シャフト着脱自在取付部19、19aで詳述するよ
うに、他端軸17、17aをモ−タ−シャフト着脱自在
取付部19、19aに取り付ける。
【0026】又、一端軸15bを着脱自在支持部16e
から取り外すときは、他端軸17、17aを後に詳述す
るモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aから取
り外しながら、すなわち、一端軸15bを透孔57、5
7b内を奥へ左軸方向に摺動させながら、他端軸17、
17aをモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19a
から取り外す。そして、送風ファン6を手で下方に力を
加えて透孔57、57b内を、該透孔57、57bの軸
方向に対して右斜め下方に変形させ、一端軸15bを斜
めに傾けながら、一端軸15bを透孔57、57bから
抜くことができる。又、上述のように透孔軸承体58を
あまり変形させずに、一端軸15bをやや傾けながら右
斜め下方から透孔57、57bに差し込み又は抜き取る
手段として、前述の透孔軸承体58の取付片58cを筐
体2の壁面5aの鉛直面に対して回動自在に少し固めに
枢着することにより、透孔57、57bの軸方向は鉛直
面に対して360度回動することができるので、一端軸
15bを傾けながら右斜め下方から透孔57に差し込み
又は抜き取ることが可能になり、透孔軸承体58や透孔
57、57bの変形をあまり要しないですむ。
【0027】実施例9 第16図に示される本実施例は、請求項18記載による
他の着脱自在支持部16fを詳述したものであり、筐体
2の熱交換室5内の奥の壁面5aより突設した略長方形
状の支持部24b(支持部24bの側壁面と側壁5bと
はお互いに平行である)を設ける。該支持部24bの上
面に両側面を貫いてU字形状の窪み溝95を設け、該窪
み溝95内に開放側の隙間75cが上方に向いたC字形
状の軸受75aを設ける。又、該軸受75aはゴムやメ
タルゴム等の弾性体で形成されている。そして、該軸受
75a内を一端軸15bが回転自在に支える。そして、
本実施例を使用するときは、手で送風ファン6を着脱出
入り口7から入れられて、一端軸15bが支持部24b
の軸受75aの開放側の真上に持ってくる。このとき、
送風ファン6は熱交換室5の壁面5aに対して水平平行
である。この状態で、送風ファン6全体を真下に垂直に
下ろすと、一端軸15bが軸受75aの開放側から圧入
され、開放側の隙間75cは一端軸15bの直径より小
さく、隙間75cを挟んで軸受75aの上部の左右に有
する上部軸受片75bは前記弾性体の弾性力により一端
軸15bにぶつかると屈曲し圧入されて軸受75a内に
嵌まり回転自在に支えられる。このときも、送風ファン
6は壁面5aに対して水平平行で、且つ他端軸17、1
7aとモ−タ−シャフト18、18aとの間には同軸的
な隙間ができる。そして、回転軸14を右軸方向に移動
させると、他端軸17、17aが後に詳述するモ−タ−
シャフト着脱自在取付部19、19aに取り付けられ
る。又、一端軸15bを着脱自在支持部16fから取り
外すときは、回転軸14を左軸方向に移動させれば、他
端軸17、17aは後に詳述するモ−タ−シャフト着脱
自在取付部19、19aから外れる。このとき、送風フ
ァン6は壁面5a対して水平平行であり、送風ファン6
全体を真上に垂直に持ち上げると、一端軸15bは上部
軸受片75bの底にぶつかるが屈曲し、軸受75aから
外れる。
【0028】実施例10 第17図に示される本実施例は、着脱自在支持部16f
の応用例である着脱自在支持部16gを詳述したもので
ある。筐体2の熱交換室5内の奥の壁面5aより突設し
た略長方形状の支持部24b(支持部24bの側壁面2
4dと側壁5bとはお互いに平行である)を設ける。該
支持部24bの上面に両側面を貫いてU字形状の窪み溝
95を設け、該窪み溝95内にU字形状の軸受75を設
ける。又、該軸受75はゴムやメタルゴム等の弾性体で
形成されている。そして、該軸受75内を一端軸15b
が回転自在に支える。前記一端軸15bを上方から湾曲
形状面で回転自在に挟む湾曲形状の上方軸受片83bを
有する合成樹脂で形成された回転軸枢支体83の一端を
支持部24bの軸受75から右側の側壁面24dに回動
自在に枢着部86により枢着する。このとき、一端軸1
5bの上部と上方軸受片83bとの接触部分での上方軸
受片83bからの圧力が加わらないようにする。他方、
回転軸枢支体83の他端に着脱可能となるように着脱手
段により取り付ける。すなわち、該他端に圧着凹部84
を設け、支持部24bの軸受75から右側の側壁面24
dの枢着部86から水平一直線方向に位置し、且つ軸受
75から左側の側壁面24dに突設した圧着凸部85に
圧着凹部84が圧入して着脱自在可能となるように取り
付けられる。又、回転軸枢支体83は、略コ字形状に形
成され、その中央部には上方軸受片83bを設け、その
左右には、圧着凹部84と枢着部86とを対向させるよ
うに連結するための連結片83aが設けられている。そ
して、本実施例を使用するときは、一端軸15bが軸受
75に、軸受75aの開放側からの圧入という作業又は
その逆の作業はないが、実施例9の使用方法とほぼ同様
に設置したとき、回転軸枢支体83が枢着部86を中心
に上下動自在に回動するので圧着凹部84を下方に移動
させ、圧着凸部85に圧着させれば、一端軸15bが軸
受75と、該軸受75の上方に位置した上方軸受片83
bとの間に挟まれて回転自在に枢支されることになる。
又、一端軸15bを着脱自在支持部16gから取り外す
ときは、圧着凹部84を圧着凸部85から取り外し、回
転軸枢支体83の圧着凸部85を上方に移動させると、
一端軸15bの上部が上方軸受片83bから開放されて
一端軸15bを取り外すことができる。さらに、その
後、他端軸17、17aを後に詳述するモ−タ−シャフ
ト着脱自在取付部19、19aから外す。又、実施例
9、10の着脱自在支持部16f、16gは熱交換室5
の左の側壁5bの切欠部5cの下方内周部に設けること
もできる。
【0029】実施例11 第18図に示される本実施例は、請求項20記載の磁力
を利用したモ−タ−シャフト着脱自在取付部19を詳述
したものである。送風ファン6の回転軸14の円柱形状
の他端軸17は鉄等の磁性体でできている。そして、他
端軸17の断面形状が凹形状の先端部59とファンモ−
タ−のモ−タ−シャフト18の鉄等の磁性体から成る先
端部60とを同軸的に嵌合させ、どちらか一方の先端部
59、60に磁力を付与する。すなわち、先端部59の
凹形状内の底部に磁石63aを取り付けるか、あるい
は、先端部60の先端面に磁石63aを取り付けること
である。そして、他方の先端部60、59を磁性体であ
るか、又は前記磁力に対して異極吸着する磁力を付与す
ることもできる。すなわち、先端部60の先端面に仮に
N極の磁石63aを取り付ければ、先端部59の凹形状
内の底部にもS極の磁石63aを取り付けることにな
る。又、先端部59、60の嵌合形状は円形状でもよい
が、四角形状又は多角形状でもよい。そして、前記磁石
63aも、この形状に合わせるとよい。又、逆に先端部
60を断面凹形状にし、先端部59を凸形状にすること
もできる。本実施例を使用するときは、手に持ちながら
送風ファン6を熱交換室5の奥の壁面5aに対して水平
平行になるように、且つ他端軸17の先端部59とモ−
タ−シャフト18の先端部60とが同軸的に嵌まる位置
に持ってくる(このとき、先端部59と先端部60との
間には同軸的な隙間がある)。そして、この送風ファン
6の回転軸14を右軸方向に移動させて先端部59と先
端部60とを嵌合させれば、磁力により自動的に結合す
る。又、他端軸17をモ−タ−シャフト着脱自在取付部
19から取り外すときは、送風ファン6を手で持ち左方
向に引っ張り他端軸17を左軸方向に力を加えれば、こ
の力が前記磁力よりも上回り取り外すことができる。
【0030】実施例12 第19図に示される本実施例は、請求項22記載の他の
モ−タ−シャフト着脱自在取付部19aを詳述したもの
である。本実施例では、理解を容易にさせるため、仮に
他端軸17aの先端部59aを滑らかに丸く形成し、モ
−タ−シャフト18aの先端部60aに中空部61を設
けたものとして説明する。すなわち、以下先端部60a
が中空先端部60[a]となる。もちろん、先端部60
aを滑らかに丸く形成し、先端部59aに中空部61を
設けてもよい。そこで、回転軸14の鉄等の硬質素材で
形成される円柱棒状の他端軸17aの先端部59aは滑
らかになるように丸く形成する。そして、前記他端軸1
7aがモ−タ−シャフト18aの中空先端部60[a]
の中空部61内に左右動自在に嵌挿され、前記中空先端
部60[a]の外周部62に板バネ63の一端を鋲着
し、他端より突設した先端65が丸い係止片64がモ−
タ−シャフト18aの外周部62より透孔66内の内壁
に当たらないように余裕をもたせ挿通して係止片64の
先端65が、他端軸17aの外周部67の円周に沿うよ
うに形成された滑らかな角部を有さない円味を帯びた放
物線形状の、円周を一周する被係止窪み溝68に係止さ
れる。
【0031】このような構成により、本実施例を使用す
るときは、すなわち他端軸17aの先端部59aをモ−
タ−シャフト18aの中空先端部60[a]の中空部6
1内に差し込むとき、その差し込みによる外力によっ
て、丸く形成された先端部59aが係止片64の丸く形
成した先端65にぶつかるが共に滑らかなので滑り、板
バネ63が上方に開き板バネ63の弾性力に抗して他端
軸17aが中空部61内の奥に進む。そして、先端65
が外周部67を滑りながら被係止窪み溝68に落っこち
て嵌まる。この嵌まった瞬間とは、上方に開いていた板
バネ63が下方に閉じ復元することであり、係止片64
の先端65が被係止窪み溝68に引っかかり係止され他
端軸17aはモ−タ−シャフト18aに固定される。こ
のとき、他端軸17aの最先端部は、中空部61内の奥
壁61aにぶつかり、もうこれ以上奥に他端軸17aは
進まず、ちょうどこのとき係止片64の先端65が被係
止窪み溝68に係止される位置にいる。さらに、送風フ
ァン6の他端軸17aを抜き取るときは、他端軸17a
を水平左軸方向に引っ張り、その外力が被係止窪み溝6
8から先端65に徐々に加わり板バネ63が上方に開
き、ついには板バネ63の弾性力より大きい前記外力が
加わると、滑らかな被係止窪み溝68が先端65との接
触面で滑り出し他端部17aはモ−タ−シャフト18a
の中空先端部60[a]から外れる。又は、板バネ63
を指で上下動自在に屈曲させて開閉することができるの
で、前述のように外力を与えずに、先端65を被係止窪
み溝68に嵌めたり外したりして、他端軸17aをモ−
タ−シャフト18aから取付取外が可能である。上記の
ように、送風ファン着脱装置は、請求項21又は23記
載のように着脱自在支持部16、16a、16b、16
c、16d、16e、16f、16gとモ−タ−シャフ
ト着脱自在取付部19、19aの組み合わせにより構成
される。
【0032】実施例13 第20図に示される本実施例は、請求項24、26、2
7記載による実施例1の応用例である送風ファン誘導装
置を備えた空調機内の洗浄装置、送風ファン誘導装置を
詳述したものである。筐体2の裏面の下方に配管収納溝
3を有する筐体2と熱交換器4とをもって区切った熱交
換室5を設ける。該熱交換室5内に有する送風ファン6
を着脱するときに、該送風ファン6の着脱出入り口7の
前部に有する室内機1の各部品を取り外した室内機1で
あって、熱交換室5内に有する送風ファン6を着脱する
ときに、筐体2や熱交換器4にぶつからないように且つ
着脱しやすいように、前記送風ファン6の回転軸14の
両端軸15、15a、15b、17、17aが通る道筋
に沿うように、前記送風ファン6、回転軸14を誘導す
るための熱交換室5内の壁面5aから突設した略S字形
状に形成されてなる誘導部69、70を左右対称に設け
る。そして、左の誘導部69と右の誘導部70との間に
は送風ファンが通る。さらに詳しく誘導部69、70の
形状を詳述すると、上方部が平坦で中間部は急下降又は
急傾斜になり、再び下方部は平坦になる。もちろん、誘
導部69、70はS字形状だけに限定されることはな
く、熱交換器の形状又は配置、着脱出入り口7の広さ、
配管収納溝の形状等を考慮することにより誘導部の形状
が決定される。例えば、熱交換器4と壁面5aの間隔が
広くなると、誘導部69、70の中間部は急傾斜にな
る。そして、左の誘導部69の誘導部体71、72と右
の誘導部70の誘導部体73、74は、それぞれ前記両
端軸15、15a、15b、17、17aが通る道筋を
挟むように金属や合成樹脂等の硬質素材で形成された正
断面形状が四角形状でS字形状の棒状部材から成る誘導
部体71、72、73、74を等間隔にお互いを上下に
対向させる。すなわち、上方の誘導部体71、73と下
方の誘導部体72、74をお互いに上下に対向させ、且
つ壁面5aから突設させたものである。そして、前記等
間隔は、それぞれの前記両端軸15、15a、15b、
17、17aの直径は、両端軸15、15a、15b、
17、17aが誘導部体71、72、73、74間をス
ム−ズに移動できる程度に少し余裕をもたせて略同じに
なるように設ける。さらに、第21図に示すように、左
下方の前記誘導部体72の上方部の奥部の平坦なレ−ル
78上面の両側面を貫いてU字形状の窪み溝95内にゴ
ムやメタルゴム等で形成されたU字形状の軸受75を設
ける。そして、前記回転軸14の一端軸15、15a、
15bは軸受75に嵌まるように回転自在に支える。前
記回転軸14の他端軸17、17aも前述と同様に右下
方の誘導部体74の上方部の奥部の平坦なレ−ル78上
面の窪み溝95内にU字形状の軸受75を設け、回転自
在に支え、他端軸17、17aの先端部59、59aが
ファンモ−タ−のモ−タ−シャフト18、18aに同軸
的に着脱可能となるように実施例11、12のモ−タ−
シャフト着脱自在取付部19、19aにより取り付けら
れる。又、誘導部体71、72、73、74の壁面5a
から突設した付根部は、壁面5aに対して直角であるの
で矩折金具(矩折の代わりに三角形状でもよい)を四方
に取り付けることが好ましい。又、本実施例に、熱交換
器4の代わりに、他の熱交換器8、9、10、11、1
2、13を設けてもよい。
【0033】そして、本送風ファン誘導装置を使用する
ときは、第30図に示すように、上方の誘導部体71、
73と下方の誘導部体72、74の下方部の先端部間に
送風ファン6の両端軸15、15a、15b、17、1
7aを嵌める。そして、送風ファン6を両端軸15、1
5a、15b、17、17aがレ−ル78上を滑るよう
に手で押せば、後は自動的に送風ファン6が該着脱装置
に装着される軸受75にまで誘導される。又、本実施例
の空調機内の洗浄装置に請求項25記載による着脱自在
支持部16、16a、16b、16c、16d、16
f、16gを設けてもよい。このとき、着脱自在支持部
16、16a、16b、16c、16d、16f、16
gは、誘導部69と左の側壁5bとの間に設けてもよ
く。若しくは、一端軸15、15a、15bが切欠部5
c内を通り左の側壁5bを越えて余空間部2cに突出す
れば、その突出した先の余空間部2c内に着脱自在支持
部16、16a、16b、16c、16d、16f、1
6gを設けることもできる。そして、前述のように、送
風ファン6の両端軸15、15a、15b、17、17
aが軸受75に嵌まり、回転軸14は左右軸方向に移動
させることができるので、実施例4〜7、9、10と同
様に、まず初めに他端軸17、17aをモ−タ−シャフ
ト着脱自在取付部19、19aに取り付けてから、着脱
自在支持部16、16a、16b、16c、16d、1
6f、16gに取り付ける。又、取り外すときは、その
逆である。又、第22図に示すように、前述の着脱自在
支持部16、16a、16b、16c、16d、16
f、16gを設けずに、着脱自在支持部16fを変形し
て(すなわち、支持部24bが誘導部体72に相当す
る)、軸受75をC字形状の軸受75aに変形すれば、
一端軸15、15a、15bが軸受75aの開放側から
圧入されると、開放側の隙間75cは一端軸15、15
a、15bの直径より小さく、隙間75cを挟んで左右
に有する上部軸受片75bはゴムの弾性力により一端軸
15、15a、15bにぶつかると屈曲し圧入されて軸
受75b内に嵌まり、回転自在に支えられる構成でもよ
い。
【0034】実施例14 第23図に示される本実施例は、請求項32記載による
前記軸受75、75a手段の応用例であり、又、着脱自
在支持部16gの変形例でもある(すなわち、支持部2
4bが誘導部体72、72a、72bに相当する)。以
下詳述すると、下方の誘導部体72、72a、72bの
上方部の奥部の平坦なレ−ル78上面の両側面を貫いて
U字形状の窪み溝95を設ける。該窪み溝95内にゴム
やメタルゴム等で形成されたU字形状の軸受75を設け
る。そして、回転軸14の一端軸15a、15bが前記
軸受75内で回転自在に支えられる。そして、前記一端
軸15a、15bを上方から湾曲形状面で回転自在に挟
む湾曲形状の上方軸受片83bを有する合成樹脂で形成
された回転軸枢支体83の一端を、誘導部体72、72
a、72bの軸受75から右側の側壁面84a(誘導部
体72a、72bでは、熱交換室5の側壁5bに相当す
る)に回動自在に枢着部86により枢着する。このと
き、一端軸15a、15bの上部と上方軸受片83bと
の接触部分での上方軸受片83bからの圧力が加わらな
いようにする。他方、回転軸枢支体83の他端が着脱可
能となるように着脱手段により取り付ける。すなわち、
該他端に圧着凹部84を設け、誘導部体72、72a、
72bの軸受75から右側の側壁面84aの枢着部86
から水平一直線方向に位置し、且つ側壁面84aの軸受
75から左側に突設した圧着凸部85に前記圧着凹部8
4が圧入して着脱自在可能となるように取り付けられ
る。又、回転軸枢支体83の構成は、実施例10の着脱
自在支持部16gと同様である。このように、一端軸1
5a、15bが軸受75に設置したとき、回転軸枢支体
83が枢着部86を中心に上下動自在に回動するので圧
着凹部84を下方に移動させ、圧着凸部85に圧着させ
れば、一端軸15a、15bが軸受75と、該軸受75
の上方に位置した上方軸受片83bとの間に挟まれて回
転自在に枢支されることになる。このような回転軸枢支
装置を送風ファン誘導装置に有した空調機内の洗浄装置
に設けてもよい。そして、本実施例を使用するときは、
実施例10の着脱自在支持部16gと同様に使用する。
【0035】実施例15 第25図に示される本実施例は、請求項28記載による
実施例13の変形例を詳述したものである。誘導部69
a、70aが熱交換室5の側壁5bと略S字形状に一体
に形成されている。すなわち、誘導部体71a、72a
が左の側壁5bの誘導部69aを挟んで上方、下方に相
当し、誘導部体73a、74aが右の側壁5bの誘導部
70aを挟んで上方、下方に相当することになる。そし
て、本実施例の空調機内の洗浄装置に請求項25記載に
よる着脱自在支持部16、16a、16b、16c、1
6d、16f、16gを設けてもよい。このとき、着脱
自在支持部16、16a、16b、16c、16d、1
6f、16gは、誘導部69aと左の側壁5bとは一体
に形成されているので、その間に設けることができず、
一端軸15、15a、15bが誘導部69a内を通り左
の側壁5bを越えて余空間部2cに突出する。そして、
その突出した先の余空間部2c内に着脱自在支持部1
6、16a、16b、16c、16d、16f、16g
を設けることが好ましい。又、第22図に示すように、
前述の着脱自在支持部16、16a、16b、16c、
16d、16f、16gを設けずに、実施例13と同様
に着脱自在支持部16fを変形して(すなわち、支持部
24bが誘導部体72aに相当する)、軸受75をC字
形状の軸受75aに変形すれば、一端軸15、15a、
15bが軸受75aの開放側から圧入されると、開放側
の隙間75cは一端軸15、15a、15bの直径より
小さく、隙間75cを挟んで左右に有する上部軸受片7
5bはゴムの弾性力により一端軸15、15a、15b
にぶつかると屈曲し圧入されて軸受75b内に嵌まり、
回転自在に支えられる構成でもよい。又は、実施例14
の回転軸枢支装置でもよい。そして、本実施例の使用方
法は、実施例13と同様である。
【0036】実施例16 第25図に示される本実施例は、請求項29、30、3
1記載による実施例13、15の応用例である車輪付き
送風ファンの誘導装置について詳述したものである。誘
導部69、70、69a、70aのレ−ル78上に、上
方の誘導部体71b、73b(71a、73aでは、左
右の側壁5bの誘導部69a、70aを挟んで上方部に
相当する)の断面形状が逆凹形状のレ−ル部79、80
を、下方の誘導部体72b、74b(72a、74aで
は、左右の側壁5bの誘導部69a、70aを挟んで下
方部に相当する)が凹形状のレ−ル部79a、80aに
それぞれ形成されて成る誘導部69b、70bを設け
る。そして、送風ファン6の回転軸14の両端軸15、
15a、15b、17、17aに環状中空体状の中空部
82内を回動自在に貫入させる車輪76、77を設け
る。さらに、車輪76、77を上方の誘導部体71b、
73bと下方の誘導部体72b、74bの各凹形状のレ
−ル部79、80、79a、80a間に回動自在に挟
み、回転軸14が前記誘導部69b、70bに対して直
角に、前記両誘導部体71b、72b、73b、74b
に当たらないように、且つ両誘導部体71b、72b、
73b、74bの間、すなわち、上方の誘導部体71
b、73bと下方の誘導部体72b、74bとの間に突
き出るように挟んで、送風ファン6が両凹形状のレ−ル
部79、80、79a、80a上を車輪76、77によ
って着脱且つ移動可能となる。このように、送風ファン
6に車輪76、77を付けることにより誘導部69b、
70bをスム−ズに移動可能となる。このとき、第26
図に示すように、奥部の軸受75、75aを必要とせ
ず、上方部の奥部の平坦な凹形状のレ−ル部79a、8
0a上に車輪76、77の下方が嵌まる窪み溝95aが
設けられている。又、車輪76、77が窪み溝95aに
嵌まるとき、回転軸14を突き抜け、且つ回転軸14に
当たらない誘導部体72b、74bの上面に両側面を貫
いてU字形状の窪み溝95を設ける。そして、本実施例
を使用するときは、車輪76、77が窪み溝95a内に
嵌まり、両端軸15、15a、15b、17、17aは
中空部82内を回転軸14の軸方向左右動自在に摺動す
ることができるので実施例13、15と同様に着脱自在
支持部16、16a、16b、16c、16d、16
f、16gやモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、1
9aに着脱する。又、一端軸15、15a、15bの着
脱手段として、一端軸15、15a、15bを前述の実
施例14の回転軸枢支装置を利用してもよい。さらに、
車輪76、77の材質はゴムやメタルゴム等の弾性体が
好ましく、軸受75、75aと同様に、回転軸14の回
転による騒音を前記弾性体に吸収させることができる。
又、レ−ル部79、80を逆凸形状にレ−ル部79a、
80aを凸形状に形成し、車輪76、77の外周レ−ル
接触面を凹形状に形成することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。実施例1の空調機内
の洗浄装置乃至送風ファン着脱出入口においては、最短
間隔Tを長くすることは、すなわち板形状の熱交換器4
を前面に平行移動させることになるので、送風ファン6
の着脱の出入りに必要とされる着脱出入り口7の空間が
大幅に確保される。又、余裕をもって送風ファン6の着
脱が可能となる。さらに、最近の傾向である室内機の奥
行を薄く(実際は、最短間隔Tを短くすることになる)
しても送風ファン6の直径Dを小さくすれば、余裕をも
って送風ファン6の着脱出入りに必要とされる着脱出入
り口7の空間を確保することできる。このように、本発
明の目的である簡易着脱性は十分達せられる。実施例2
の送風ファン着脱出入口においては、熱交換器8、9、
10、11、13の断面形状を変形することにより、送
風ファン6の着脱出入りに必要とされる着脱出入り口7
の空間が広くなるので、送風ファン6の直径Dに影響さ
れることなく送風ファン6の着脱が容易となる。
【0038】実施例3の送風ファン着脱出入口におい
て、送風ファン6の位置や配管収納溝3aや熱交換器1
2の断面形状を変形することにより、送風ファン6の着
脱出入り口7が広くなるのみならず、送風ファン6の前
面に熱交換器部分を有さないので、熱交換器に邪魔され
ずに、且つ送風ファン6の直径Dに影響することなく送
風ファン6の着脱が容易となる。実施例4、5、6、
7、8、9、10、11又は12の送風ファン着脱装置
において、前面パネルとル−バ−、露受皿を取り外せ
ば、オ−バ−ホ−ル等による面倒で複雑な分解を要せ
ず、迅速且つ直接的に送風ファン6の着脱が可能とな
る。さらに、送風ファン6を取り外した後、熱交換室5
内には、必要に応じてブラシ、雑巾、掃除機の吸い口チ
ュ−ブ等が入る空間ができるので、従来困難であった熱
交換室5内や熱交換器の裏面を清掃用具を使って洗浄す
ることができ、取り外した送風ファン6の表面に付着し
た汚れをブラシ等を使って頻繁に洗浄することができ
る。その結果、室内機を設置している室内の空気清浄や
衛生面等の空調環境は改善され、不経済なオ−バ−ホ−
ル等の業者による洗浄依頼は行わずに、家庭内で洗浄が
簡易に行えて常に清潔感を保つことができる。又、前述
のように送風ファン6や熱交換室5内を頻繁に洗浄する
ことができれば、防カビ剤を送風ファン6や熱交換室5
内に塗布しなくてすむし、又逆に、防カビ効果は2年間
位維持されるので防カビ剤を家庭内で定期的に塗布する
こともでき、洗浄回数を減らすこともできる。
【0039】又、特に実施例11、12のモ−タ−シャ
フト着脱自在取付部19、19aにおいて、他端軸1
7、17aの先端部59、59aを右軸方向にモ−タ−
シャフト18、18aの先端部60、60aに嵌合や差
し込むと、磁石あるいは板バネ63の力が働き他端軸1
7、17aがモ−タ−シャフト18、18aに自動的に
取り付けることができる。そして、取り外すときは、引
っ張りや抜き取る力により、磁石あるいは板バネ63に
対して外力が加わり他端軸17、17aはモ−タ−シャ
フト18、18aから外れる。このように、モ−タ−シ
ャフト着脱自在取付部19、19aは従来のドライバ−
や六角レンチを使用したネジによる取付よりも取付取外
に要する時間を省くことができるので、迅速且つ簡易に
着脱が実現できる。
【0040】実施例13の空調機内の洗浄装置乃至送風
ファン誘導装置において、誘導部69、70を設けるこ
とにより、送風ファン6が筐体2や熱交換器に全くぶつ
からずに室内機1外への着脱がさらに容易となる。さら
に、熱交換器4のように着脱出入り口7が最も狭い室内
機1においては、誘導部69、70、69a、70a、
69b、70bを設けることにより、熱交換機4や筐体
2に全く当たらずに送風ファン6の着脱が可能となる。
又、送風ファン6の回転軸14が軸受75に嵌まると、
自動的に一端軸15、15a、15bは着脱自在支持部
16、16a、16b、16c、16d、16f、16
gに装着される位置に来るし、他端軸17、17aも同
様にモ−タ−シャフト着脱自在取付部19、19aに装
着される位置に来る。又、軸受75をC字形状の軸受7
5aに変形すれば、着脱自在支持部16、16a、16
b、16c、16d、16f、16gを設けずにすむ
し、一端軸15、15a、15bの運転時の回転による
上方への振動を、開放側の隙間75cを挟んで左右に有
する上部軸受片75bがゴムの弾性力により抑える。
又、騒音も吸収することができる。実施例14の回転軸
枢支装置においても、着脱自在支持部16、16a、1
6b、16c、16d、16f、16gを必要とせず
に、C形状の軸受75aの上部軸受片75bと同様に、
上方軸受片83bが送風ファン6の一端軸15、15
a、15bの運転時の回転による上方への振動を抑える
ことができる。実施例15の送風ファン誘導装置におい
て、誘導部69a、70aが熱交換室5の左右の側壁5
bと一体に形成されているので、補強体を必要とせず誘
導部を補強することができ、誘導部69a、70aの強
度が増す。実施例16の車輪付き送風ファンの誘導装置
において、送風ファン6に車輪76、77を付けること
により、車輪76、77が誘導部69b、70bの各凹
形状のレ−ル部79、80、79a、80a上を回動自
在にスム−ズに移動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調機内の洗浄装置の要部断面図
【図2】熱交換器8に特徴を有する空調機内の断面図
【図3】熱交換器9に特徴を有する空調機内の断面図
【図4】熱交換器10に特徴を有する空調機内の断面図
【図5】熱交換器11に特徴を有する空調機内の断面図
【図6】熱交換器13に特徴を有する空調機内の断面図
【図7】配管収納溝3aに特徴を有する空調機内の断面
【図8】熱交換器12に特徴を有する空調機内の断面図
【図9】送風ファン6の位置に特徴を有する空調機内の
断面図
【図10】(a)、(b)着脱自在支持部16の断面図
【図10A】摺動軸23aの拡大断面図
【図10B】摺動軸23の拡大断面図
【図11】(a)、(b)着脱自在支持部16aと16
bの断面図
【図12】(a)、(b)着脱自在支持部16cの断面
【図12A】中空摺動軸23bの拡大断面図
【図13】着脱自在支持部16dの取付状態の斜視図
【図13A】着脱自在支持部16dの取外状態の斜視図
【図14】着脱自在支持部16dの断面図
【図15】着脱自在支持部16eの斜視図
【図15A】着脱自在支持部16eの断面部を有する平
面図
【図16】着脱自在支持部16fの側面図
【図17】着脱自在支持部16gの側面図
【図18】モ−タ−シャフト着脱自在取付部19の断面
【図19】モ−タ−シャフト着脱自在取付部19aの断
面図
【図20】誘導部69、70を備えた空調機内の洗浄装
置の要部斜視図
【図21】軸受75の側面図
【図22】軸受75aの側面図
【図23】回転軸枢支装置の側面図
【図24】誘導部69a、70aを備えた空調機内の洗
浄装置の要部斜視図
【図25】車輪付き送風ファンの誘導装置の断面図
【図26】窪み溝95、95aの側面図
【図27】室内機1及び送風ファン6の使用状態の斜視
【図28】熱交換器の分解平面図
【図29】熱交換器の分解斜視図
【図30】誘導部69、70を備えた空調機内の洗浄装
置の要部断面図
【図31】着脱出入り口7の前部に有する吹出口部の着
脱状態斜視図
【符号の説明】
1 室内機 2 筐体 2a 内壁 3、3a 配管収納溝 4、8、9、10、11、12、13 熱交換器 5 熱交換室 5a 壁面 5b 側壁 6 送風ファン 7 着脱出入り口 14 回転軸 15、15a、15b 一端軸 16、16a、16b、16c、16d、16e、16
f、16g着脱自在支持部 17、17a 他端軸 18、18a モ−タ−シャフト 19、19a モ−タ−シャフト着脱自在取付部 21、21a 枢支部 21b 中空枢支部 23、23a 摺動軸 23b 中空摺動軸 24 中空支持部 24a、24b 支持部 24d 側壁面 25 中空部 26 縦長溝孔 27 締付け螺子 28 雌ねじ溝 37 弾性体 38 つまみ部 47 溝 51 側面 52 軸受 53 挟持支持体 57 透孔 58 透孔軸承体 59、60、59a、60a 先端部 62 外周部 63 板バネ 64 係止片 65 先端 66 透孔 67 外周部 68 被係止窪み溝 69、70、69a、70a、69b、70b 誘導部 71、72、73、74、71a、72a、73a、7
4a、71b、72b、73b、74b 誘導部体 75、75a 軸受 78 レ−ル 79、80、79a、80a レ−ル部 76、77 車輪 81 車輪付き送風ファン 83 回転軸枢支体 83a 側壁面 83b 上方軸受片 84a 側壁面 95 窪み溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 空調機内の洗浄装置並び送風ファン着脱装置及び送 風ファン着脱出 入口及び送風ファン誘導装置及び車 輪付き送風ファン及び該誘導装 置

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体(2)の下方に配管収納溝(3)を有
    する筐体(2)と熱交換器(4、8、9、10、11、
    12、13)とをもって区切った熱交換室(5)を設
    け、該熱交換室(5)内に有する送風ファン(6)を着
    脱するときに、該送風ファン(6)の着脱出入り口
    (7)の前部に有する室内機(1)の各部品を取り外し
    た室内機(1)であって、前記熱交換室(5)内に有す
    る送風ファン(6)を着脱するときに、前記送風ファン
    (6)が前記筐体(2)や前記熱交換器(4、8、9、
    10、11、12、13)にぶつからないように、且つ
    着脱しやすいように前記熱交換器(4、8、9、10、
    11、12、13)を任意形状又は任意状態に設けるこ
    とによって、前記熱交換器(4、8、9、10、11、
    12、13)の下方と前記筐体(2)の下方との間を挟
    む着脱出入り口(7)の最短間隔が少なくとも前記送風
    ファン(6)の直径よりも大きくなるように前記着脱出
    入り口(7)を設け、前記送風ファン(6)の回転軸
    (14)の一端軸(15、15a、15b)は、前記筐
    体(2)内に内設された着脱自在支持部(16、16
    a、16b、16c、16d、16e、16f、16
    g)により回転自在に支持され、前記回転軸(14)の
    他端軸(17、17a)は、ファンモ−タ−のモ−タ−
    シャフト(18、18a)に同軸的に着脱可能となるよ
    うにモ−タ−シャフト着脱自在取付部(19、19a)
    により取り付けたことを特徴とする空調機内の洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】筐体(2)の下方に配管収納溝(3)を有
    する筐体(2)と熱交換器(4、8、9、10、11、
    12、13)とをもって区切った熱交換室(5)を設
    け、該熱交換室(5)内に有する送風ファン(6)を着
    脱するときに、該送風ファン(6)の着脱出入り口
    (7)の前部に有する室内機(1)の各部品を取り外し
    た室内機(1)であって、前記熱交換室(5)内に有す
    る送風ファン(6)を着脱するときに、前記送風ファン
    (6)が前記筐体(2)や前記熱交換器(4、8、9、
    10、11、12、13)にぶつからないように、且つ
    着脱しやすいように前記熱交換器(4、8、9、10、
    11、12、13)を任意形状又は任意状態に設けるこ
    とによって、前記熱交換器(4、8、9、10、11、
    12、13)の下方と前記筐体(2)の下方との間を挟
    む着脱出入り口(7)の最短間隔が少なくとも前記送風
    ファン(6)の直径よりも大きくなるように前記着脱出
    入り口(7)を設けたことを特徴とする送風ファン着脱
    出入口。
  3. 【請求項3】熱交換器(8)を斜めに傾け、下方に広が
    るように設けたことを特徴とする請求項2の送風ファン
    着脱出入口。
  4. 【請求項4】熱交換器(9)の下方を外側に屈曲させた
    ことを特徴とする請求項2の送風ファン着脱出入口。
  5. 【請求項5】熱交換器(10)の下方を直角形状に形成
    したことを特徴とする請求項2の送風ファン着脱出入
    口。
  6. 【請求項6】熱交換器(11)の下方を外側に略四半分
    円形状に湾曲させることを特徴とする請求項2の送風フ
    ァン着脱出入口。
  7. 【請求項7】熱交換器(13)の下方を直角形状に屈曲
    せさ、さらに先端を外側に屈曲させることを特徴とする
    請求項2の送風ファン着脱出入口。
  8. 【請求項8】配管収納溝(3a)が送風ファン(6)の
    下方に、且つ着脱出入り口(7)に入り込まないように
    形成されたことを特徴とする請求項2の送風ファン着脱
    出入口。
  9. 【請求項9】送風ファン(6)の垂直直径の底点から頂
    点を越えて垂直直径の上方の延長線上の範囲の中から任
    意点を選択し、任意点以下の前面に熱交換器部分を有さ
    ない熱交換器(12)を設けたことを特徴とする請求項
    2の送風ファン着脱出入口。
  10. 【請求項10】配管収納溝(3)の横に送風ファン
    (6)が水平且つ配管収納溝(3)に対して平行になる
    ように装着され、該送風ファン(6)の前面に全部若し
    くは、ほとんど熱交換器部分を有さないことを特徴とす
    る請求項2の送風ファン着脱出入口。
  11. 【請求項11】送風ファン(6)の回転軸(14)の一
    端軸(15、15a、15b)は、筐体(2)内に内設
    された着脱自在支持部(16、16a、16b、16
    c、16d、16e、16f、16g)により回転自在
    に支持され、前記回転軸(14)の他端軸(17、17
    a)は、ファンモ−タ−のモ−タ−シャフト(18、1
    8a)に同軸的に着脱可能となるようにモ−タ−シャフ
    ト着脱自在取付部(19、19a)により取り付けたこ
    とを特徴とする送風ファン着脱装置。
  12. 【請求項12】送風ファン(6)の回転軸(14)の一
    端軸(15)を回転自在に枢支する枢支部(21、21
    a)を一端に有する摺動軸(23、23a)を設け、筐
    体(2)の内壁(2a)に突設した中空支持部(24)
    に、前記摺動軸(23、23a)の他端が左右動自在に
    嵌挿され、前記中空支持部(24)の側部(33)に該
    中空部(25)内に通ずる縦長溝孔(26)を設け、該
    縦長溝孔(26)から挿通して締付け螺子(27)の先
    端部が前記摺動軸(23、23a)の雌ねじ溝(28)
    に位置し螺設する構成よりなる着脱自在支持部(16)
    を有する請求項11の送風ファン着脱装置。
  13. 【請求項13】中空支持部(24)の該中空部(25)
    内に弾性体(37)を設けたことを特徴とする請求項1
    2の送風ファン着脱装置。
  14. 【請求項14】締付け螺子(27)の代わりに、つまみ
    部(38)を摺動軸(23、23a)の側壁より突設さ
    せたことを特徴とする請求項13の送風ファン着脱装
    置。
  15. 【請求項15】送風ファン(6)の回転軸(14)の一
    端軸(15a)を回転自在に枢支する中空枢支部(21
    b)を一端に有する中空摺動軸(23b)を設け、筐体
    (2)の内壁(2a)に突設した支持部(24a)に、
    前記中空摺動軸(23b)の他端が左右動自在に嵌挿さ
    れ、前記中空摺動軸(23b)の側部から挿通して締付
    け螺子(27)の先端部が前記支持部(24a)の溝
    (47)に位置する構成よりなる着脱自在支持部(16
    c)を有する請求項11の送風ファン着脱装置。
  16. 【請求項16】回転軸(14)の一端軸(15b)を、
    該一端軸(15b)の側面(51)より回転自在に支え
    る軸受(52)を筐体(2)に設け、該軸受(52)と
    の間に回転自在に回転軸(14)の一端軸(15b)を
    挟むように挟持支持体(53)を筐体(2)に着脱可能
    となるように取り付けた着脱自在支持部(16d)を有
    する請求項11の送風ファン着脱装置。
  17. 【請求項17】一端軸(15b)を右方向から透孔(5
    7)に回転自在に貫通軸承する該透孔(57)を有する
    透孔軸承体(58)を設け、該透孔軸承体(58)を筐
    体(2)に取り付けるか、あるいは筐体(2)に回動自
    在に枢着する構成よりなる着脱自在支持部(16e)を
    有する請求項11の送風ファン着脱装置。
  18. 【請求項18】筐体(2)より突設した支持部(24
    b)に窪み溝(95)を設け、該窪み溝(95)内に軸
    受(75a)を設け、該軸受(75a)内を一端軸(1
    5b)が回転自在に支える構成よりなる着脱自在支持部
    (16f)を有する請求項11の送風ファン着脱装置。
  19. 【請求項19】筐体(2)より突設した支持部(24
    b)に窪み溝(95)を設け、該窪み溝(95)内に軸
    受(75)を設け、該軸受(75)内を一端軸(15
    b)が回転自在に支え、前記一端軸(15b)を上方か
    ら回転自在に挟む上方軸受片(83b)を有する回転軸
    枢支体(83)の一端を支持部(24b)の軸受(7
    5)から右側の側壁面(24d)に回動自在に枢着し、
    前記回転軸枢支体(83)の他端が着脱可能となるよう
    に取付手段により取り付けた構成よりなる着脱自在支持
    部(16g)を有する請求項11の送風ファン着脱装
    置。
  20. 【請求項20】送風ファン(6)の回転軸(14)の他
    端軸(17)の先端部(59)とファンモ−タ−のモ−
    タ−シャフト(18)の先端部(60)とを同軸的に嵌
    合させ、どちらか一方の先端部(59、60)に磁力を
    付与し、他方の先端部(60、59)を磁性体又は前記
    磁力に対して異極吸着する磁力を付与した構成よりなる
    モ−タ−シャフト着脱自在取付部(19)を有する請求
    項11の送風ファン着脱装置。
  21. 【請求項21】請求項12、13、14、15、16、
    17、18又は19記載の着脱自在支持部(16、16
    a、16b、16c、16d、16e、16f、16
    g)を有する請求項20の送風ファン着脱装置。
  22. 【請求項22】回転軸(14)の他端軸(17a)の先
    端部(59a)か、若しくは、モ−タ−シャフト(18
    a)の先端部(60a)のどちらか一方の先端部(59
    a、60a)を滑らかになるように丸く形成し、他方に
    おいて、先端部(60a)か若しくは先端部(59a)
    のどちらか一方の先端部(60a、59a)に中空部
    (61)を設け、他端軸(17a)とモ−タ−シャフト
    (18a)とは中空部(61)内で左右動自在に嵌挿さ
    れ、前記中空部(61)を有したどちらか一方の先端部
    (60a、59a)の外周部(62)に板バネ(63)
    の一端を鋲着し、他端より突設した先端(65)の丸い
    係止片(64)を外周部(62)の透孔(66)に挿通
    して係止片(64)の先端(65)が、他端軸(17
    a)かモ−タ−シャフト(18a)のどちらか一方の外
    周部(67)の滑らかな被係止窪み溝(68)に係止さ
    れた構成よりなるモ−タ−シャフト着脱自在取付部(1
    9a)を有する請求項11の送風ファン着脱装置。
  23. 【請求項23】請求項12、13、14、15、16、
    17、18又は19記載の着脱自在支持部(16、16
    a、16b、16c、16d、16e、16f、16
    g)を有する請求項22の送風ファン着脱装置。
  24. 【請求項24】筐体(2)の下方に配管収納溝(3)を
    有する筐体(2)と熱交換器(4、8、9、10、1
    1、12、13)とをもって区切った熱交換室(5)を
    設け、該熱交換室(5)内に有する送風ファン(6)を
    着脱するときに、該送風ファン(6)の着脱出入り口
    (7)の前部に有する室内機(1)の各部品を取り外し
    た室内機(1)であって、前記熱交換室(5)内に有す
    る送風ファン(6)を着脱するときに、前記送風ファン
    (6)が前記筐体(2)や前記熱交換器(4、8、9、
    10、11、12、13)にぶつからないように且つ着
    脱しやすいように、前記送風ファン(6)の回転軸(1
    4)の両端軸(15、15a、15b、17、17a)
    が通る道筋に沿うように、前記送風ファン(6)、回転
    軸(14)を誘導するための熱交換室(5)内の壁面
    (5a)から突設した任意形状の誘導部(69、70、
    69a、70a、69b、70b)を設け、該誘導部
    (69、70、69a、70a、69b、70b)は前
    記両端軸(15、15a、15b、17、17a)が通
    る道筋を挟むように両誘導部体(71、72、73、7
    4、71a、72a、73a、74a、71b、72
    b、73b、74b)を等間隔にお互いを上下に対向さ
    せ、さらに前記等間隔は、それぞれの前記両端軸(1
    5、15a、15b、17、17a)の直径と略同じに
    なるように設け、前記の回転軸(14)の一端軸(1
    5、15a、15b)は、一方の前記誘導部体(72、
    72a、72b)の奥部の軸受(75、75a)に嵌ま
    るように回転自在に支え、前記回転軸(14)の他端軸
    (17、17a)も同様に支え、該他端軸(17、17
    a)が、ファンモ−タ−のモ−タ−シャフト(18、1
    8a)に同軸的に着脱可能となるようにモ−タ−シャフ
    ト着脱自在取付部(19、19a)により取り付けたこ
    とを特徴とする空調機内の洗浄装置。
  25. 【請求項25】請求項12、13、14、15、16、
    18又は19記載の着脱自在支持部(16、16a、1
    6b、16c、16d、16f、16g)を有する請求
    項24の空調機内の洗浄装置。
  26. 【請求項26】筐体(2)の下方に配管収納溝(3)を
    有する筐体(2)と熱交換器(4、8、9、10、1
    1、12、13)とをもって区切った熱交換室(5)を
    設け、該熱交換室(5)内に有する送風ファン(6)を
    着脱するときに、該送風ファン(6)の着脱出入り口
    (7)の前部に有する室内機(1)の各部品を取り外し
    た室内機(1)であって、前記熱交換室(5)内に有す
    る送風ファン(6)を着脱するときに、前記送風ファン
    (6)が前記筐体(2)や前記熱交換器(4、8、9、
    10、11、12、13)にぶつからないように且つ着
    脱しやすいように、前記送風ファン(6)の回転軸(1
    4)の両端軸(15、15a、15b、17、17a)
    が通る道筋に沿うように、前記送風ファン(6)、回転
    軸(14)を誘導するための熱交換室(5)内の壁面
    (5a)から突設した任意形状の誘導部(69、70、
    69a、70a、69b、70b)を設け、該誘導部
    (69、70、69a、70a、69b、70b)は前
    記両端軸(15、15a、15b、17、17a)が通
    る道筋を挟むように両誘導部体(71、72、73、7
    4、71a、72a、73a、74a、71b、72
    b、73b、74b)を等間隔にお互いを上下に対向さ
    せ、さらに前記等間隔は、それぞれの前記両端軸(1
    5、15a、15b、17、17a)の直径と略同じに
    なるように設けた送風ファン誘導装置。
  27. 【請求項27】誘導部(69、70)の形状が略S字形
    状に形成されてなる請求項26の送風ファン誘導装置。
  28. 【請求項28】誘導部(69a、70a)が熱交換室
    (5)の側壁(5b)と略S字形状に一体に形成されて
    なる請求項26の送風ファン誘導装置。
  29. 【請求項29】誘導部(69、70、69a、70a)
    のレ−ル(78)上を、上方の誘導部体(71b、73
    b)がレ−ル部(79、80)に、下方の誘導部体(7
    2b、74b)がレ−ル部(79a、80a)に形成さ
    れてなる誘導部(69b、70b)を設けた請求項27
    又は28の送風ファン誘導装置。
  30. 【請求項30】送風ファン(6)の回転軸(14)の両
    端軸(15、15a、15b、17、17a)に車輪
    (76、77)を設けることを特徴とした車輪付き送風
    ファン。
  31. 【請求項31】請求項29の誘導部(69b、70b)
    の上方の誘導部体(71b、73b)と下方の誘導部体
    (72b、74b)の各レ−ル部(79、80、79
    a、80a)間に、請求項30の車輪付き送風ファン
    (81)の車輪(76、77)を回動自在に挟み、回転
    軸(14)が前記誘導部(69b、70b)に対して直
    角に、前記両誘導部体(71b、72b、73b、74
    b)の間に突き出るように挟んで、前記車輪付き送風フ
    ァン(81)が前記誘導部(69b、70b)の各レ−
    ル部(79、80、79a、80a)上を着脱移動可能
    となる構成を特徴とする車輪付き送風ファンの誘導装
    置。
  32. 【請求項32】回転軸(14)の一端軸(15a、15
    b)が誘導部体(72、72a、72b)の軸受(7
    5)に回転自在に支え、前記一端軸(15a、15b)
    を上方から回転自在に挟む上方軸受片(83b)を有す
    る回転軸枢支体(83)の一端を誘導部体(72、72
    a、72b)の軸受(75)から右側の側壁面(84
    a)を回動自在に枢着し、前記回転枢支体(83)の他
    端が着脱可能となるように着脱手段により取り付けた構
    成よりなる回転軸枢支装置を有する請求項24の空調機
    内の洗浄装置。
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