JP2865346B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2865346B2
JP2865346B2 JP2003967A JP396790A JP2865346B2 JP 2865346 B2 JP2865346 B2 JP 2865346B2 JP 2003967 A JP2003967 A JP 2003967A JP 396790 A JP396790 A JP 396790A JP 2865346 B2 JP2865346 B2 JP 2865346B2
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filter
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正雄 小関
達雄 倉上
健助 松本
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は熱交換器が内蔵された空気調和機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、空気調和機に内蔵された熱交換器は実公昭62−
24175号公報で示されるよう取り付けられていた。
すなわち、本体(フレーム)に一対の受板(立ち上り
片)を形成し、且つこの受板の下方には着脱自在な軸受
押え具を取り付けて、熱交換器の一端がこの受板並びに
軸受押え具にまたがるように配置し、1つの固定具でこ
の熱交換器を受板に固定していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような構造の空気調和機においては、熱交換器が
1つの固定具で受板に固定されているため、この1つの
固定具が外れると、熱交換器が本体から外れるおそれが
あった。又、1つの固定具であるため、例えば、受板の
取付面と熱交換器の端部とがぴったりと当たらないと、
熱交換器が受板に対してぐらつき確実に熱交換器を固定
できないおそれがあった。
本発明は送風機が取り付けられたフレームに熱交換器
を確実に固定することを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、送風機の軸受
けを固定する軸受け部材並びに送風機が取り付けられる
フレームの立ち上り片に熱交換器側に突出する係合爪を
設け、熱交換器には係合爪が挿入されると共にこの係合
爪と係合して熱交換器を固定する取付片を設けたもので
ある。
(ホ)作用 フレームの立ち上り片並びに軸受け部材に夫々設けら
れた係合爪を熱交換器の取付片に挿入することで熱交換
器が固定され、この熱交換器の取り付け作業が容易にな
ると共に取り付けた際のがたつきをなくすようにしてい
る。
(ヘ)実施例 第1図は分離型空気調和機の室内ユニット1の分解斜
視図で、2はこの室内ユニット1のフレーム、3はクロ
スフローファン(送風機)で、非駆動軸4は軸受5を介
してフレーム2の左立ち上り片6の丸穴7に取り付けら
れる。8はボスで、モータ9の駆動軸10が取り付けられ
る。このモータ9は、フレーム2の凹所11に収納され
る。12はモータ9の左軸受13を押さえる軸受け部材で、
この部材をフレーム2の取付壁14へ固定すると、この部
材12の左側片15がフレーム2の右立ち上り片16とつなが
る。17はプレートフィン型の熱交換器で、その左右端部
がフレーム2の左右立ち上り片6,16に固定される(詳細
は後述する)。18はドレンパンでその下部には吹出口19
が形成されている。20は横羽根で、その左右の支軸21が
吹出口19の端部に固定される。
22は前パネル(外装体)で、その後面にはフィルタ固
定具(ラッチ)23と、フィルタ押え枠24とが取り付けら
れる。そして、この前パネル22はフレーム2と組み合せ
られる。25は吸込グリル、26は吸込口、27は吹出口、28
はエアフィルタで、この吹出口27の下面に形成したフィ
ルタ挿入口(後述する)から挿入されて、この前パネル
22の裏側すなわち、吸込グリル25とフィルタ押え枠24と
の間に取り付けられる。
第2図はこの室内ユニット1の正面図、第3図はこの
室内ユニット1の下面図、第4図はこの室内ユニット1
の左側面図である。ここで、特に吹出口27は第2図や第
3図で示すように楕円形状として、吹出口27の左右の端
部を曲面29すなわち先細り状態としている。この右端部
の後方は操作パネル30で盲状になっており、このパネル
には試運転スイッチ等31が設けられている。
特に、この吹出口27の楕円形状については、第3図で
示すよう左右の下方の端部29は半径R(40mm)の円弧形
状となっている。又、第5図で示すようこの吹出口27を
正面から見た場合はその長径Aが690mm、短径Bが31mm
の楕円形状となっている。
この第5図は、クロスフローファン3と、吹出口27
と、この吹出口27から吐出される風の速度との関係を示
した説明図で、クロスフローファンの回転数を1600rpm
に設定して、吹出口32が長方形状(破線状態)の場合の
風速分布を破線で示した。ここで、吹出口27の左端部が
楕円形状の場合は吹出口32が長方形状の場合よりも吹出
速度が速い。しかしながら吹出口27の中央部分におい
て、風速の最大値と最小値との差を比較すると、吹出口
27が楕円形状の場合の方(実線)が長方形状の場合の方
(破線)よりもその差が小さくなっている。具体的にそ
の数値を示せば、楕円形状の場合の差はC(1.8m/s)で
あるのに対し、長方形状の場合の差はD(2.4m/s)であ
り、0.6m/sだけ風速の最大値と最小値との差が小さくな
った。換言すれば、吹出口27を楕円形状としたことによ
り、その吹出口32が長方形状の場合よりも、吹出口27の
全体を通しての風速が略均一となる。これによって吹出
口27から吐出された空気の到達距離が略一定となり室内
の温度むらの発生を少なくしている。尚、吹出口27並び
にクロスフローファン3の長さ寸法は約600mmで、この
吹出口27の右端約90mmは上述の操作パネル30となってい
る。
第6図は前パネル22とエアフィルタ28との関係を示す
斜視図で、この前パネル22の裏側には前述のフィルタ固
定具23が固定されている。前記エアフィルタ28はネット
33を枠34に溶着したものである。ここで枠34の下片35の
幅寸法Eはその上片36や左右片37の幅寸法Fよりも大き
くして、この下片35をエアフィルタ28の基片としてい
る。尚、上下片36,35並びに左右片37の厚さ寸法Gは略
均一である。この下片35の中央にはフィルタ固定具(ラ
ッチ)23に取り付けられる係合片38が形成されている。
39はこの係合片38の両側に形成されたストッパ片であ
る。このストッパ片39には下片35をU字状に切り欠い
て、弾性力を持たせている。そしてこのストッパ片39の
先端には突起40が形成されており、この突起40の高さ寸
法Hは前述の下片35の厚さ寸法Gよりも大きくなってい
る。41はエアフィルタの下辺から前方へ突出された把手
で、係合片38の下方に位置されている。そしてこの把手
41の突出寸法Iは係合片38の突出寸法よりも大きくなっ
ている。
一方、このエアフィルタ28が差し込まれるフィルタ挿
入口42(第3図参照)の中央部43の幅寸法Jはエアフィ
ルタ28の把手41の突出寸法Iと略一致し、又この挿入口
42の両側44の幅寸法Kはエアフィルタ28の下片の厚さ寸
法Gと一致している。
従って、このエアフィルタ28をこの前パネル22のフィ
ルタ挿入口42へ差し込むと、このエアフィルタ28は前パ
ネル22とフィルタ押え枠24との間に挿入される。そして
下片35のストッパ片39の突起40がフィルタ挿入口42の縁
45に当たる。ここで、その突起40の高さ寸法Hはフィル
タ挿入口42の幅寸法よりも大きいため、このエアフィル
タ28を更に上方へ押すことによりこのフィルタ挿入口42
が、その弾性力によって広げられて、このストッパ片39
がフィルタ挿入口42に収納され、エアフィルタ28がフィ
ルタ挿入口42で係止された状態となる。この時、係合片
38はフィルタ挿入口42の中央部43から室内ユニット22の
内部に挿入される。この状態で、更にこのエアフィルタ
28を上方へ突き上げると、係合片28がフィルタ固定具
(ラッチ)23に取り付けられ、エアフィルタ28の固定が
終了する。このようにエアフィルタ28が室内ユニット1
に固定されると、エアフィルタの挿入口42の中央部43に
エアフィルタ28の把手41が、又挿入口42の両側にエアフ
ィルタ28の左右の下面が夫々位置し、エアフィルタの挿
入口42は、この挿入口42の周囲と面一状態となる。すな
わち、挿入口42のまわりは吹出口の上面となるため、こ
の吹出口27から吐出される空気をスムーズに吐出させる
ことができる。
一方、このエアフィルタ28を外す場合は、エアフィル
タ28の挿入口42の中央部43に収納されている把手41の下
面を押すとフィルタ固定具23から係合片38が押し出され
て、エアフィルタ28の下片35がフィルタ挿入口42から飛
び出す。しかしながらストッパ片39がフィルタ挿入口42
の縁45に係止されて、このエアフィルタ28がフィルタ挿
入口42から一気落下しない。そして、このフィルタ挿入
口42から飛びだしたエアフィルタ28の下片35特に把手41
をつまんでこのエアフィルタ28を下方へ動かすと、スト
ッパ片39によってエアフィルタ挿入口42がその弾性力に
よって広げられエアフィルタ28全体が取り出せる。
このように、エアフィルタ28の把手41とこのエアフィ
ルタ28の係合片38とをエアフィルタ28の枠34の一方すな
わち下(基)片35に設けたので、このエアフィルタ28の
製造時やエアフィルタ28を前パネル22に取り付けあるい
は取り外し時に、このエアフィルタ28の上方36や左右片
37が多少変形しても、このエアフィルタ28の係合片38を
フィルタ固定具23へ係止させることができる。これによ
ってエアフィルタ28の取り付けあるいは取り外し不能と
いうおそれを少なくできる。
第7図はフレーム2と熱交換器17との関係を示す斜視
図で、50はフレーム2の右立ち上り片16の外側に設けた
上部係合爪(上部の取付部)、51は軸受け部材12の左側
片15に設けた下部係合爪(下部の取付部)である。52は
この軸受け部材12の固定穴で、この軸受け部材12をフレ
ーム2の取付壁53へ当てると、この固定穴52と取付壁53
の螺子穴54とが一致する(実線矢印参照)。そして、螺
子(図示せず)をこの固定穴52に差し込むと、この軸受
け部材12がフレーム2に固定される。このようにフレー
ム2に軸受け部材12を固定すると、上部係合爪50と下部
係合爪51が上下に並んだ状態となる。
前記熱交換器17において、55はこの熱交換器17の管板
で、その上下には後方すわなちフレーム側へ延びた取付
片56,57が設けられている。この取付片56,57には取付穴
58が設けられている。
従って、この熱交換器17をフレームに固定する時は実
線矢印のように上取付片56をフレーム2の上部係合爪50
に、下取付片57を軸受け部材12の下部係合爪52に夫々近
づけ、夫々の取付片56,57の内側を、夫々の係合爪50,51
の外側へ滑らせるようにしてフレーム側2へ熱交換器17
を押し込むと、夫々の係合爪50,51はその弾性力でフレ
ーム2の右立ち上り片16側や軸受け部材12の左側片15側
へしなってこの夫々の係合爪50,51の突起が取付片56,57
の取付穴58に嵌合し、熱交換器17の取り付けが終了す
る。
このように、熱交換器17の下部係合爪(下部取付部)
51を軸受け部材12に設けたので、この軸受け部材12をフ
レーム2に固定することによって、フレーム2内の上下
2箇所で熱交換器17の上下の係合爪(固定部)50,51が
形成される。従って、この熱交換器17の管板55はフレー
ム2の右立ち上り片16に沿って確実にすきまなく取り付
けられる。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は送風機の配置されるフレ
ームの立ち上り片と、この立ち上り片につながる軸受け
部材に夫々係合爪を設け、熱交換器にこの係合爪が挿入
され且つこの係合爪と係合する取付片を設けたので、熱
交換器は立ち上り片並びに軸受け部材に対して隙間が生
じないように確実に固定することができる。
また、係合爪を取付片に挿入することで熱交換器が固
定できるので、螺子等を用いることなく、簡単に熱交換
器を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は分離型空気調和
機の室内ユニットの分解斜視図、第2図は同ユニットの
正面図、第3図は同ユニットの底面図、第4図は同ユニ
ットの側面図、第5図は同ユニットの吹出口と風速との
関係を示す説明図、第6図は同ユニットの前パネルとエ
アフィルタとの関係を示す前パネルの要部斜視図、第7
図は第1図の要部拡大図である。 2……フレーム、3……送風機(クロスフローファ
ン)、12……軸受け部材、16……立ち上り片、17……熱
交換器、50,51……取付部(係合爪)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 391

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機が取り付けられるフレームにこの送
    風機のまわりに位置する立ち上がり片を設け、この立ち
    上り片につながり且つ前記送風機の軸受けを固定する軸
    受け部材を前記フレームに着脱自在に取り付けて、前記
    立ち上り片に熱交換器が固定される空気調和機におい
    て、前記軸受け部材並びに立ち上り片には熱交換器側に
    突出する係合爪を設け、熱交換器には前記係合爪が挿入
    されると共にこの係合爪と係合して熱交換器を固定する
    取付片を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP2003967A 1990-01-11 1990-01-11 空気調和機 Expired - Lifetime JP2865346B2 (ja)

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