JPH10133192A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10133192A
JPH10133192A JP8287953A JP28795396A JPH10133192A JP H10133192 A JPH10133192 A JP H10133192A JP 8287953 A JP8287953 A JP 8287953A JP 28795396 A JP28795396 A JP 28795396A JP H10133192 A JPH10133192 A JP H10133192A
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JP
Japan
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color filter
substrate
liquid crystal
transparent electrode
glass substrate
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JP8287953A
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Inventor
Kazuyuki Endo
和之 遠藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマをスイッチング素子として用いた液晶
表示装置の製造時の不良を減らして歩留まりを向上させ
る。 【手段】ガラス基板32に透明電極膜33及びカラーフ
ィルタ層34が形成されているカラーフィルタ基板43
と、このカラーフィルタ基板43と対向して配置された
ガラス基板31と、これらのカラーフィルタ基板とガラ
ス基板間の間隙に存する液晶層35とを有する表示装置
において、カラーフィルタ基板43を、ガラス基板に透
明電極膜が形成された電極基板とシートにカラーフィル
タ層が形成されたフィルタシートとの接合により構成す
る。又は、カラーフィルタ基板を、透明電極膜33がガ
ラス基板32の液晶層側の面に形成され、カラーフィル
タ層34がガラス基板32の他面側に形成された構造と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の利用分野】本発明は、液晶を用いた表示装置に
関し、特に、プラズマを用いて液晶を駆動するプラズマ
アドレス液晶に関する。
【従来の技術】近年、プラズマアドレス液晶(PAL
C:plasma addressed liquid crystal)と呼ばれるプ
ラズマパネルを用いて液晶パネルを駆動する表示装置が
開発されている。このプラズマアドレス液晶の断面構造
を含む斜視図を図4に示す。この表示装置は、バックラ
イト10と、プラズマパネル20と、液晶セル30とを
有する。プラズマパネル20は、プラズマ基板ガラス2
1と厚さ約50μm程度のガラス板で構成される誘電体
シート31とが対向配置され、これらの光透過性基板2
1、31間が絶縁性のセラミックで構成されたストライ
プ状のリブ隔壁22により区画されたストライプ状のプ
ラズマセル23に構成されている。プラズマセル23内
のプラズマ基板ガラス21の内面にはアノード24とカ
ソード25の2本の表示電極が平行に配列されている。
また、液晶セル30は、誘電体シート31とカラーフィ
ルタ基板40が図示しないスペーサーを介して対向して
配置されている。カラーフィルタ基板40は、ガラス基
板32の誘電体シート31側の面には基板32側からI
TO等で構成されるストライプ状の透明電極膜33と
R、G、Bの3色を有するストライプ状のカラーフィル
タ層34が順に積層され、カラーフィルタ層34と誘電
体シート31との間隙に液晶35が充填されている。カ
ラーフィルタ層34と透明電極膜33はストライプ状に
形成されており、プラズマセル23と直行している。カ
ラーフィルタ層34間にはブラックマスク37が形成さ
れている。また、ガラス基板32の表示面には偏光フィ
ルタ38が設けられている。一方、プラズマ基板ガラス
32のバックライト側の面には、偏向フィルタ26が設
けられている。また、プラズマ基板ガラス21の後方に
はバックライト10が配置されている。上記プラズマア
ドレス表示装置は、透明電極膜33とプラズマセル23
は直交し、透明電極膜33が列駆動単位となり、プラズ
マセル23は行駆動単位となり、これらの交差部に画素
が規定されるものである。このようなプラズマアドレス
液晶の駆動方法は、スイッチング素子にプラズマを用い
ている点がTFTカラー液晶と異なる。すなわち、アノ
ード24とカソード25間に電圧を印加して放電させ、
プラズマパネルをオンにし、プラズマセル23内を略ア
ノード電位に維持させる。この状態で透明電極膜33に
液晶分子を駆動させるデータ電圧を印加すると、プラズ
マセル23に対応して列方向に並ぶ画素の液晶に誘電体
シート21を介してデータ電圧が書き込まれる。プラズ
マ放電が終了すると、プラズマセル23は浮遊電位とな
り、対応する画素の液晶に書き込まれた電圧は次の書き
込み期間まで保持される。各画素の液晶層に対して透明
電極膜33から書き込まれたデータ電圧によって液晶が
動作することから画素単位で表示が行われる。従って、
プラズマ放電を発生させて列方向に並ぶ複数の画素の液
晶層にデータ電圧を書き込むプラズマセル23を行方向
に順次走査していくことで、二次元画像の表示を行うこ
とができる。このようなプラズマアドレス液晶は、図5
(a)に示すように、予めプラズマ基板ガラス21に表
示電極24、25とリブ隔壁22を例えばスクリーン印
刷法などで形成し、その後誘電体シート31を張り合わ
せて真空排気し、ガス封止してプラズマパネル部27を
組み立てる。一方、ガラス基板32に透明電極膜33と
カラーフィルタ層34を積層したカラーフィルタ基板4
0を製造しておき、このカラーフィルタ基板40のカラ
ーフィルタ層34の面にスペーサーを散布し、これらの
プラズマパネル部27とカラーフィルタ基板35とを貼
り合わせ、隙間に液晶を充填して、図5(b)に示すよ
うな構造を得る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
ラズマアドレス液晶は、プラズマパネル部27の誘電体
シート31は50μm程度の薄いガラス板であり、この
誘電体シート31に狭い間隙を介してカラーフィルタ層
34が対向することになる。そのため、もし、貼り合わ
せ時にカラーフィルタ層34にスペーサーよりも大きな
突起が存在すると、誘電体シート31が割れてしまう。
カラーフィルタ層34は、多くの工程を経て完成するの
で、プロセス中にプロセスの揺らぎやゴミを巻き込んだ
りして突起ができることがある。この突起により、誘電
体シートが割れるおそれがあるため、できた突起は、例
えば削り落としたりすることで修正はできるが、基板の
面積が大きくなるほど、ゴミの影響は増し、プロセスの
揺らぎは大きくなり、修正件数が増えてしまい、生産性
が低下してしまう。カラーフィルタ層34を全面的に被
覆するオーバーコートを使用することによって、突起の
高さを相対的に低くすることができるが、オーバーコー
トの塗布時にゴミを巻き込み、新たな突起を生み出して
しまう。また、カラーフィルタ層34が液晶面にあるた
め、カラーレジストの成分が液晶に悪影響を与えるおそ
れがあるという問題もある。更に、カラーフィルタ製造
工程が、透明電極膜33の上にカラーフィルタ層34を
形成するため、透明電極膜の歩留まりがカラーフィルタ
の歩留まりに影響し、総合的な歩留まりが悪くなるとい
う問題がある。本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、かかる問題点を解決できる表示装置を提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、第1発明として、ガラス基板に透明電極膜
及びカラーフィルタ層が形成されているカラーフィルタ
基板と、このカラーフィルタ基板と対向して配置された
ガラス基板と、これらのカラーフィルタ基板とガラス基
板間の間隙に存する液晶層とを有する表示装置におい
て、該カラーフィルタ基板が、ガラス基板に該透明電極
膜が形成された電極基板と、シートに該カラーフィルタ
層が形成されたフィルタシートとの接合により構成され
ていることを特徴とする表示装置を提供する。また、本
発明は、第2発明として、ガラス基板に透明電極膜及び
カラーフィルタ層が形成されているカラーフィルタ基板
と、このカラーフィルタ基板と対向して配置されたガラ
ス基板と、これらのカラーフィルタ基板とガラス基板間
の間隙に存する液晶層とを有する表示装置において、該
カラーフィルタ基板が、上記透明電極膜がガラス基板の
液晶層側の面に形成され、上記カラーフィルタ層が該ガ
ラス基板の他面側に形成されていることを特徴とする表
示装置を提供する。本発明の表示装置は、表示素子とし
て液晶を用い、従来のカラーフィルタ基板に積層してい
た透明電極膜とカラーフィルタ層の2つの構成要素を2
つに分けている。すなわち、第1発明の表示装置は、ガ
ラス基板に透明電極膜が形成された電極基板とシートに
カラーフィルタ層が形成されたフィルタシートとをそれ
ぞれ予め別体に製造し、これらを貼り合わせてカラーフ
ィルタ基板を構成している。そのため、フィルタシート
を電極基板の透明電極膜が形成されている面の反対面に
張り合わせて透明電極膜を液晶に接する面としたり、透
明電極膜にフィルタシートを張り合わせる場合でも、カ
ラーフィルタ層を透明電極膜側に貼ることにより、フィ
ルタシートのシートを液晶と接触する面とすることが可
能となる。これにより、カラーフィルタ層が液晶と接す
ることがなくなり、カラーフィルタ層の突起の影響がな
くなり、カラーフィルタ層に起因する誘電体シートと張
り合わせ時の不良がなくなる。このようにカラーフィル
タ層が液晶面に接しないため、カラーフィルタ層のカラ
ーレジストが液晶に溶けだして悪影響を及ぼすことがな
い。更に、透明電極膜とカラーフィルタ層とを別体に製
造するので、これらの歩留まりが互いに影響することが
なく、一貫歩留まりが向上する。一方、透明電極膜とカ
ラーフィルタ層とを一枚のガラス基板の片面それぞれに
形成する第2発明によれば、カラーフィルタ層を液晶と
接する面と反対面に配置することができるため、カラー
フィルタ層の突起による不良発生がなくなり、また、カ
ラーレジストが液晶に溶け出す不都合がない。このよう
なカラーフィルタ層形成に伴う問題点は、液晶を表示素
子に用いる表示装置に共通であるが、液晶セルを構成す
る薄いガラス板にカラーフィルタ層の突起が悪影響を及
ぼすことから、本発明は、かかる薄いガラス板を誘電体
シートとして用いるプラズマアドレス液晶に好適に適用
することができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明するが、本発明は下記の実施の形態に限
定されるものではない。 [第1実施形態]第1実施形態は第1発明に係り、従来
例で説明したプラズマアドレス液晶において、カラーフ
ィルタ基板が、ガラス基板に透明電極膜が形成された電
極基板と、シートにカラーフィルタ層が形成されたフィ
ルタシートとの接合により構成されている。図1は第1
実施形態にかかる表示装置の組立を説明する断面図であ
る。この表示装置1aは、図4に示したプラズマアドレ
ス液晶と液晶セル部の構成を除く他は同様の構成であ
り、同一の構成部材には同一の符号を付す。図1(a)
に示すように、本実施形態のカラーフィルタ基板43a
は、ガラス基板32の一面側に透明電極膜33が成膜さ
れた電極基板41と、ガラス板又は樹脂シートで構成さ
れるシート基板39の一面側にカラーフィルタ層34が
形成されたフィルタシート42とを別々に製造し、これ
らを、例えば図1(a)に示すように、フィルタシート
42のカラーフィルタ層34側を電極基板41の透明電
極膜33側に接着剤等を用いて貼り合わせ、図1(b)
に示すように、カラーフィルタ基板43aを作製する。
一方、プラズマパネル部20を予め製造しておく。そし
て、カラーフィルタ基板43とプラズマパネル部20と
を図1(b)に示すように、図示しないスペーサを介し
て貼り合わせ、誘電体シート31とシート基板39の隙
間に液晶を注入して図4に示したバックライトを除く表
示装置の大部分が完成する。電極基板41は、ガラス基
板32にITO膜や酸化スズなどの透明電極膜33を蒸
着、スパッタリング等で成膜し、フォトリソグラフィを
用いてストライプ状にパターニングすることで製造する
ことができる。また、フィルタシート42は、光透過性
のガラス板やポリエステルフィルム等の樹脂製のフィル
ム39上に印刷法、染色法等の方法でR、G、Bの3色
で構成されるカラーフィルタ層34をストライプ状に形
成して製造することができる。一方、プラズマパネル部
20は、プラズマ基板ガラス21に表示電極24、25
とリブ隔壁22を例えばスクリーン印刷法などで形成
し、その後誘電体シートを張り合わせて真空排気し、ガ
ス封止して製造することができる。上記プラズマアドレ
ス表示装置は、透明電極膜33とプラズマセル23は直
交し、透明電極膜33が列駆動単位となり、プラズマセ
ル23は行駆動単位となり、これらの交差部に画素が規
定されるものである。このようなプラズマアドレス液晶
の駆動は、アノード24とカソード25間に電圧を印加
して放電させ、プラズマパネルをオンにし、プラズマセ
ル23内を略アノード電位に維持させる。この状態で透
明電極膜33に液晶分子を駆動させるデータ電圧を印加
すると、プラズマセル23に対応して列方向に並ぶ画素
の液晶に誘電体シート21を介してデータ電圧が書き込
まれる。プラズマ放電が終了すると、プラズマセル23
は浮遊電位となり、対応する画素の液晶に書き込まれた
電圧は次の書き込み期間まで保持される。各画素の液晶
層に対して透明電極膜33から書き込まれたデータ電圧
によって液晶が動作することから画素単位で表示が行わ
れる。従って、プラズマ放電を発生させて列方向に並ぶ
複数の画素の液晶層にデータ電圧を書き込むプラズマセ
ル23を行方向に順次走査していくことで、二次元画像
の表示を行うことができる。このような表示装置1a
は、液晶層35がフィルタシート39と誘電体シート3
1との間隙にあり、カラーフィルタ層34は液晶層35
に接していないため、カラーフィルタ層34の製造工程
で生じる突起により誘電体シート31が割れるおそれは
全くなく、歩留まりが向上する。しかも、カラーフィル
タ層34の成分が液晶層35に溶けだして悪影響を及ぼ
すおそれも全くない。従って、カラーフィルタ層34を
覆うオーバーコート層が不要である。また、カラーフィ
ルタ層34の突起を修正する必要がないから、製造工程
も簡略化する。更に、カラーフィルタ層34の製造工程
と透明電極膜33の製造工程は別個であるから、プロセ
スタイムが短くなり、しかも、一方の歩留まりが他方の
歩留まりに影響を与えないので、一貫歩留まりが向上す
る。 [第2実施形態]第2実施形態は第1発明に係り、従来
例で説明したプラズマアドレス液晶において、カラーフ
ィルタ基板が、ガラス基板に透明電極膜が形成された電
極基板と、シートにカラーフィルタ層が形成されたフィ
ルタシートとの接合により構成されている点では第1実
施形態と同じであるが、接合の態様が異なる。図2は、
第2実施形態にかかる表示装置の組立を説明する断面図
である。この表示装置は、図1に示した表示装置と同様
の構成であり、同一の構成部材には同一の符号を付す。
この実施形態は、ガラス基板32の一面側に透明電極膜
33が成膜された電極基板41と、ガラス板又は樹脂シ
ートで構成されるシート基板39の一面側にカラーフィ
ルタ層34が形成されたフィルタシート42とをそれぞ
れ製造し、これらを接合してカラーフィルタ基板43b
を製造するものであるが、電極基板41の透明電極膜3
3が形成されているガラス基板の反対面にフィルタシー
ト42のカラーフィルタ層34を接合して、カラーフィ
ルタ基板43bを製造する。本実施形態の表示装置1b
は、このようなカラーフィルタ基板43bの透明電極膜
33側とプラズマパネル部20の誘電体シート31とを
対向させて配置して構成される。このような表示装置1
bは、液晶層35が透明電極膜33と誘電体シートとの
間隙にあり、カラーフィルタ層34は液晶に接していな
いため、カラーフィルタ層34の突起により誘電体シー
ト31が割れるおそれは全くなく、歩留まりが向上す
る。しかも、カラーフィルタ層34の成分が液晶層35
に溶けだして悪影響を及ぼすおそれも全くない。従っ
て、カラーフィルタ層34を覆うオーバーコート層が不
要である。また、カラーフィルタ層34の突起を修正す
る必要がないから、製造工程も簡略化する。更に、カラ
ーフィルタ層の製造工程と透明電極膜の製造工程は別個
であるから、プロセスタイムが短くなり、しかも、一方
の歩留まりが他方の歩留まりに影響を与えないので、一
貫歩留まりが向上する。加えて、透明電極膜33に図示
しない配向膜を形成した後、フィルタシート42を電極
基板41と貼り合わせることができる。そのため、従
来、配向膜に用いるポリイミドの成膜に高温度が必要で
あることから、カラーフィルタ層34の材料に耐熱性が
求められ、材料的な制約があったが、本実施形態によれ
ば、配向膜形成時の熱の影響がカラーフィルタ層34に
及ぶことはなく、カラーレジストに耐熱性が不要にな
り、選択の幅が広がる。 [第3実施形態]第3実施形態は、第2発明に係り、ガ
ラス基板の一方の面にカラーフィルタ層を設け、他方の
面に透明電極膜を形成したカラーフィルタ基板を用い
る。図3は第3実施形態にかかる表示装置を示す断面図
である。この表示装置1cは、図4に示したプラズマア
ドレス液晶と液晶セル部の構成を除く他は同様の構成で
あり、同一の構成部材には同一の符号を付す。第3実施
形態のカラーフィルタ基板43cは、ガラス基板32の
一面側に透明電極膜33が形成され、ガラス基板32の
反対面にカラーフィルタ層34が形成されている。そし
て、本発明にかかる表示装置1cは、このカラーフィル
タ基板43cの透明電極膜33とプラズマパネル部20
の誘電体シート31とを対向配置したものである。この
ような表示装置1cは、液晶層35が透明電極膜33と
誘電体シート31との間隙にあり、カラーフィルタ層3
4は液晶層35に接していない。そのため、カラーフィ
ルタ層の製造工程で生じる突起の影響はなく、カラーフ
ィルタ層34の突起により誘電体シートが割れるおそれ
は全くなく、歩留まりが向上する。しかも、カラーフィ
ルタ層34の成分が液晶に溶けだして悪影響を及ぼすお
それも全くない。従って、カラーフィルタ層34を覆う
オーバーコート層が不要である。また、カラーフィルタ
層34の突起を修正する必要がないから、製造工程も簡
略化する。更に、カラーフィルタ層34の製造工程と透
明電極膜の製造工程は別個であるから、プロセスタイム
が短くなり、しかも、一方の歩留まりが他方の歩留まり
に影響を与えないので、一貫歩留まりが向上する。上記
形態では、液晶のスイッチングにプラズマパネルを用い
ているが、そのほかの液晶駆動手段でもよく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
【発明の効果】本発明の表示装置は、製造時の不良を減
らして歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の表示装置を示す断面図
であり、(a)はカラーフィルタ基板の組立、(b)は
カラーフィルタ基板とプラズマパネルの組立を示す。
【図2】本発明の第2実施形態の表示装置を示す断面図
であり、(a)はカラーフィルタ基板の組立、(b)は
カラーフィルタ基板とプラズマパネルの組立を示す。
【図3】本発明の第3実施形態の表示装置を示す断面図
である。
【図4】プラズマアドレス液晶の断面構造を示す斜視図
である。
【図5】図4に示したプラズマアドレス液晶の断面図で
あり、(a)は組立部品を示し、(b)は組み立てた状
態を示す。
【符号の説明】
20…プラズマガラス基板、22…リブ隔壁、23…プ
ラズマ室、24…アノード、25…カソード、31…誘
電体シート、32…ガラス基板、33…透明電極膜、3
4…カラーフィルタ層、34…液晶層、39…シート基
板、41…電極基板、42…フィルタシート、43…カ
ラーフィルタ基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板に透明電極膜及びカラーフィル
    タ層が形成されているカラーフィルタ基板と、このカラ
    ーフィルタ基板と対向して配置されたガラス基板と、こ
    れらのカラーフィルタ基板とガラス基板間の間隙に存す
    る液晶層とを有する表示装置において、 該カラーフィルタ基板が、ガラス基板に該透明電極膜が
    形成された電極基板と、シートに該カラーフィルタ層が
    形成されたフィルタシートとの接合により構成されてい
    ることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】ガラス基板に透明電極膜及びカラーフィル
    タ層が形成されているカラーフィルタ基板と、このカラ
    ーフィルタ基板と対向して配置されたガラス基板と、こ
    れらのカラーフィルタ基板とガラス基板間の間隙に存す
    る液晶層とを有する表示装置において、 該カラーフィルタ基板が、上記透明電極膜がガラス基板
    の液晶層側の面に形成され、上記カラーフィルタ層が該
    ガラス基板の他面側に形成されていることを特徴とする
    表示装置。
  3. 【請求項3】上記カラーフィルタ基板と対向するガラス
    基板がプラズマセルを構成する請求項1記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】カラーフィルタ層が形成されているフィル
    タシートが樹脂製である請求項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】上記カラーフィルタ基板と対向するガラス
    基板がプラズマセルを構成する請求項2記載の表示装
    置。
JP8287953A 1996-10-30 1996-10-30 表示装置 Pending JPH10133192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298627A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 表示装置およびその製造方法
JP2007298602A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 構造体、透過型液晶表示装置、半導体回路の製造方法および透過型液晶表示装置の製造方法

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JP2007298627A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 表示装置およびその製造方法
JP2007298602A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 構造体、透過型液晶表示装置、半導体回路の製造方法および透過型液晶表示装置の製造方法

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