JPH10132051A - ステータ用ベアリングサポート - Google Patents

ステータ用ベアリングサポート

Info

Publication number
JPH10132051A
JPH10132051A JP30552796A JP30552796A JPH10132051A JP H10132051 A JPH10132051 A JP H10132051A JP 30552796 A JP30552796 A JP 30552796A JP 30552796 A JP30552796 A JP 30552796A JP H10132051 A JPH10132051 A JP H10132051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bearing support
inner peripheral
peripheral side
race
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30552796A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Sekine
勝美 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP30552796A priority Critical patent/JPH10132051A/ja
Publication of JPH10132051A publication Critical patent/JPH10132051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータ本体1と組み合わされてワンウェイ
クラッチ10の構成部品を支持する樹脂製のベアリング
サポート21について、樹脂製ステータの付加価値を高
めるとともに、ステータ本体1の内周側に一体に保持さ
れたアウターレース11の軸方向端面11aと摺動する
平板部22の内側端面22bに摩耗が発生するのを抑え
る。 【解決手段】 ステータ本体1の内周側に相対回転自在
に嵌合される環状の平板部22の内周端に円筒部23を
一体成形し、円筒部23の外周側にインナーレース12
を一体に保持し、円筒部23の内周面にスプライン24
を設け、ステータ本体1の内周側に一体に保持されたア
ウターレース11の軸方向端面11aと摺動する平板部
22の内側端面22bに油溝28を設けることにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用オートマ
ティックトランスミッションのトルクコンバータ等に用
いられるステータに係り、特にこのステータに組み付け
られるベアリングサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図5に示すように、ステータ本
体51、羽根52および外環53を樹脂により同心上に
一体成形し、ステータ本体51の内周側にワンウェイク
ラッチ54のアウターレース55をインサート成形(ア
ウトサート成形)により一体に保持するとともに樹脂製
のベアリングサポート56を固着し、ステータ本体51
およびベアリングサポート56の内周側にワンウェイク
ラッチ54のインナーレース57を回転自在に保持した
ステータが知られている。アウターレース55およびイ
ンナーレース57はそれぞれ金属製であり、インナーレ
ース57の内周面にステータシャフト(図示せず)に係
合するスプライン58が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来技術に
対して近年、樹脂製ステータの付加価値を一層高めるべ
くベアリングサポートとスプラインとを樹脂により一体
化することが要求されており(インナーレースはアウト
サート)、本発明はこの要求に応えるべく提案されたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるステータ用ベアリングサポ
ートは、ステータ本体と組み合わされてワンウェイクラ
ッチの構成部品を支持する樹脂製のベアリングサポート
であって、前記ステータ本体の内周側に相対回転自在に
嵌合される環状の平板部の内周端に円筒部を一体成形
し、前記円筒部の外周側に前記ワンウェイクラッチのイ
ンナーレースを一体に保持し、前記円筒部の内周面にス
プラインを設け、前記ステータ本体の内周側に一体に保
持された前記ワンウェイクラッチのアウターレースの軸
方向端面と摺動する前記平板部の内側端面に油溝を設け
ることにした。
【0005】また本発明の請求項2によるステータ用ベ
アリングサポートは、上記した請求項1のステータ用ベ
アリングサポートにおいて、アウターレースの内周側に
摺動自在に挿入される環状のガイド部を備え、前記ガイ
ド部の内周側にインナーレースの軸方向端部が配置さ
れ、前記ガイド部の軸方向長さより前記ガイド部の内周
側に配置された前記インナーレースの軸方向端部の軸方
向長さの方が大きく設定されていることにした。
【0006】また本発明の請求項3によるステータ用ベ
アリングサポートは、上記した請求項1のステータ用ベ
アリングサポートにおいて、油を流通させる潤滑穴を備
え、前記潤滑穴の開口周縁部に丸みが付けられているこ
とにした。
【0007】上記構成を備えた本発明の請求項1による
ステータ用ベアリングサポートのように、ステータ本体
の内周側に相対回転自在に嵌合される環状の平板部の内
周端に円筒部を一体成形し、この円筒部の外周側にワン
ウェイクラッチのインナーレースを一体に保持し、円筒
部の内周面にスプラインを設けると、スプラインが新た
に樹脂製となるために、騒音防止または衝撃防止等の付
加価値を樹脂製ステータに付与することが可能となる。
またベアリングサポートがインナーレースを一体に保持
して一部品となるために、部品点数を従来より削減する
ことが可能となる。
【0008】但し、このようにベアリングサポートとス
プラインとを樹脂により一体化する場合には、以下の点
に留意する必要がある。
【0009】 スプラインがインナーレースの内周面
に設けられていたときは、インナーレースのみがスプラ
インによりシャフトに固定され、インナーレース以外の
部品がワンウェイクラッチの空転方向に回転するもので
あった。これに対してベアリングサポートとスプライン
とを樹脂により一体化すると、ベアリングサポートがイ
ンナーレースとともにシャフト側に固定されるために、
ベアリングサポートがその一部においてステータ本体お
よびアウターレースと摺動することになる。したがって
特に金属製のアウターレースの軸方向端面と摺動する平
板部の内側端面に摩耗が発生することが懸念されるた
め、これを防止する必要がある。
【0010】この留意点に対して本発明は、以下のよ
うに対応している。
【0011】すなわち上記構成を備えた本発明の請求項
1によるステータ用ベアリングサポートのように、ステ
ータ本体の内周側に一体に保持されたワンウェイクラッ
チのアウターレースの軸方向端面と摺動する平板部の内
側端面に油溝が設けられていると、作動時に油溝に蓄え
られる油が摺動部に対する潤滑作用を奏する。したがっ
てこの平板部の内側端面に摩耗が発生するのを抑えるこ
とが可能となる。
【0012】 また上記したようにベアリングサポー
トがインナーレースとともにシャフト側に固定される
と、ベアリングサポートにアウターレースの内周側に摺
動自在に挿入されて径方向のスペーサ作用を奏する環状
のガイド部が設けられることになるが、このガイド部の
外径寸法を高精度に成形しないと組立後にガタが生じて
各部品が円滑に回転しなくなる。したがってガイド部の
外径寸法の寸法公差を厳しく設定し、その上でこれをク
リアさせなければならない。
【0013】この留意点に対して本発明は、以下のよ
うに対応している。
【0014】すなわち上記構成を備えた本発明の請求項
2によるステータ用ベアリングサポートのように、アウ
ターレースの内周側に摺動自在に挿入される環状のガイ
ド部が備えられ、このガイド部の内周側にインナーレー
スの軸方向端部が配置され、ガイド部の軸方向長さより
ガイド部の内周側に配置されたインナーレースの軸方向
端部の軸方向長さの方が大きく設定されていると、ガイ
ド部の樹脂が成形後に熱収縮しようとしたときにインナ
ーレースの軸方向端部がこの収縮を抑える作用を奏す
る。したがってガイド部の収縮を抑え、ガイド部の外径
寸法を高精度に確保することが可能となる。
【0015】またこの他、本発明は以下の特徴を備えて
いる。
【0016】すなわち環状部品であるベアリングサポー
トに軸方向に貫通する潤滑穴を設けると、油の流通が促
進されてワンウェイクラッチを充分に潤滑することがで
きるが、環状を呈する樹脂製のベアリングサポートにこ
のような潤滑穴を設けようとすると、ベアリングサポー
トがその内周側からディスクゲートで射出成形されるも
のであるために、潤滑穴の外周側であって周方向中央に
強度的に比較的脆弱なウェルド部が形成される。また上
記したように樹脂の収縮をインナーレースで拘束するた
めにウェルド部に周方向の引張り応力が発生し、これら
を原因として潤滑穴の開口周縁部に応力が集中してクラ
ックが発生する懸念がある。これに対して上記構成を備
えた本発明の請求項3によるステータ用ベアリングサポ
ートのように、潤滑穴の開口周縁部に丸みが付けられて
いると、この開口周縁部に応力が集中するのを抑えるこ
とが可能となる。丸みはR(アール)とも称され、開口
周縁部の角を断面円弧形に形成するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0018】図1は当該実施形態に係るステータ用ベア
リングサポート21を組み付けたステータの半裁断面を
示しており、図2ないし図4がベアリングサポート21
を単品で示している。図2はベアリングサポート21の
断面図、図3はベアリングサポート21の正面図であ
り、図2は図3のA−O−A線断面図である。また図4
は図2の一部拡大図である。
【0019】図1において、符号1はステータ本体(シ
ェルまたはステータシェルとも称する)であって、この
ステータ本体1が羽根8および外環(コアまたはステー
タコアとも称する)9とともにフェノール樹脂により同
心上に一体成形されており、このステータ本体1の内周
側にワンウェイクラッチ10のアウターレース11がイ
ンサート成形(アウトサート成形)により一体に保持さ
れるとともにフェノール樹脂製のベアリングサポート2
1が相対回転自在に嵌合され、このベアリングサポート
21によってワンウェイクラッチ10のインナーレース
12が一体に保持されている。
【0020】ステータ本体1は筒状部2の軸方向一端ま
たはその近傍に環状のプレート部3を内周方向へ向けて
一体成形したもので、プレート部3の外側端面3aに複
数の溝部4が放射状に設けられ、溝部4の内周側にそれ
ぞれ切欠部5が設けられ、またプレート部3の内周縁に
インナーレース12を摺動自在に係合する凹段部状の係
合部6が設けられている。また筒状部2の軸方向他端に
もベアリングサポート21を摺動自在に係合する凹段部
状の係合部7が設けられている。
【0021】ワンウェイクラッチ10は金属製のアウタ
ーレース11およびインナーレース12を備えており、
両レース11,12の間に複数のスプラグ13、スプラ
グ13を保持する保持器14およびリボンスプリング1
5が介装されている。
【0022】ベアリングサポート21は、ステータ本体
1の係合部7の内周側に相対回転自在に嵌合される環状
の平板部22を備えており、この平板部22の内周縁に
円筒部23が一体成形され、この円筒部23の外周側に
インナーレース12がインサート成形(アウトサート成
形)により一体に保持され、円筒部23の内周面にステ
ータシャフト(図示せず)に係合する溝状のスプライン
24が設けられている。また平板部22の内側にアウタ
ーレース11の内周側に摺動自在に挿入される環状のガ
イド部25が一体成形され、このガイド部25に複数
(図3に示すように四箇所)の潤滑穴26が等配状に設
けられている。各潤滑穴26はベアリングサポート21
を軸方向に貫通しており、その一端でガイド部25の端
面25aに開口して両レース11,12の間の空間16
に連通するとともに、他端で平板部22の外側端面22
aに開口して外部に連通しており、この後者の平板部2
2側の開口周縁部に、図4に拡大して示すような丸み2
7が全周に亙って付けられている。潤滑穴26の開口形
状は周方向に長い長円形である。
【0023】またガイド部25の外周側であって、ステ
ータ本体1の係合部7の内面7aおよびアウターレース
11の軸方向端面11aと摺動する平板部22の内側端
面22bに複数の油溝28が放射状に設けられており
(図3参照)、ここにスラストワッシャ形状が設定され
ている。油溝28は平板部22の外周端に達している。
【0024】また上記したようにガイド部25が設けら
れたことに伴ってインナーレース12がその軸方向端部
12aに限ってベアリングサポート21の樹脂内に埋設
されていて、ガイド部25の内周側にこのインナーレー
ス12の軸方向端部12aが配置されており、インナー
レース12の軸方向端面12bが平板部22の内側端面
22bより図1で右側に配置されていることにより、図
2に示すようにガイド部25の軸方向長さL1 よりガイ
ド部25の内周側に配置されたインナーレース12の軸
方向端部12aの軸方向長さL2 の方が大きく設定され
ている。
【0025】上記構成を備えたベアリンクサポート21
は図1に示したように、ステータ本体1と組み合わされ
てワンウェイクラッチ10の構成部品を支持するもの
で、ベアリングサポート21とこれに一体に保持された
インナーレース12とがスプライン24をもってステー
タシャフト(図示せず)側に固定(回止め)され、これ
に対してステータの他の構成部品がワンウェイクラッチ
10の空転方向に回転する。この回転は、インナーレー
ス12と係合部6、ガイド部25の外周面とアウターレ
ース11の内周面、平板部22の内側端面22bとアウ
ターレース11の軸方向端面11a、平板部22の内側
端面22bと係合部7の内面7a、平板部22の外周面
と係合部7の内周面がそれぞれ摺動することによって円
滑に行なわれ、また溝部4、切欠部5、空間16および
潤滑穴26を経由する油の流路が形成される。
【0026】上記構成のベアリングサポート21は、以
下の作用効果を奏する。
【0027】すなわち先ず第一に、ステータ本体1の筒
状部2の内周側に相対回転自在に嵌合される環状の平板
部22の内周端に円筒部23が一体成形され、この円筒
部23の外周側にインナーレース12が一体に保持さ
れ、円筒部23の内周面にスプライン24が設けられて
いるために、スプライン24が新たに樹脂製となり、騒
音防止または衝撃防止等の付加価値を樹脂製ステータに
付与することができる。またベアリングサポート21が
インナーレース12を一体に保持して一部品となるため
に、部品点数を従来より削減することができる。
【0028】第二に、ステータ本体1の筒状部2に設け
られた係合部7の内面7aおよび金属製のアウターレー
ス11の軸方向端面11aと摺動する平板部22の内側
端面22bに複数の油溝28が放射状に設けられている
ために、作動時にこの油溝28に蓄えられる油(図示せ
ず)が摺動部に対する潤滑作用を奏する。したがってこ
の平板部22の内側端面22bに摩耗が発生するのを抑
えることができ、ベアリングサポート21の耐久性を向
上させることができる。
【0029】第三に、アウターレース11の内周側に摺
動自在に挿入される環状のガイド部25が備えられ、ガ
イド部25の内周側にインナーレース12の軸方向端部
12aが配置され、ガイド部25の軸方向長さL1 より
ガイド部25の内周側に配置されたインナーレース12
の軸方向端部12aの軸方向長さL2 の方が大きく設定
されているために、ガイド部25の樹脂が成形後に熱収
縮しようとしたときにインナーレース12の軸方向端部
12aがこの収縮を抑える作用を奏する。したがってガ
イド部25の収縮を抑えてガイド部25の外径寸法を高
精度に確保することができ、組立後にガタが発生せず、
各部品が円滑に回転作動するのを保障することができ
る。
【0030】第四に、油を流通させる潤滑穴26が備え
られ、溝部4、切欠部5、空間16および潤滑穴26を
経由する油の流路が形成されるために、ワンウェイクラ
ッチ10を充分に潤滑することができ、ワンウェイクラ
ッチ10が円滑に作動するのを保障することができる。
【0031】第五に、上記潤滑穴26の開口周縁部27
に丸みが付けられているために、この開口周縁部に応力
が集中してクラックが発生するのを抑えることができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0033】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1によるステータ用ベアリングサポートにおいて
は、ステータ本体の内周側に相対回転自在に嵌合される
環状の平板部の内周端に円筒部が一体成形され、この円
筒部の外周側にワンウェイクラッチのインナーレースが
一体に保持され、円筒部の内周面にスプラインが設けら
れているために、スプラインが新たに樹脂製となり、騒
音防止または衝撃防止等の付加価値を樹脂製ステータに
付与することができる。またベアリングサポートがイン
ナーレースを一体に保持して一部品となるために、部品
点数を従来より削減することができる。
【0034】またステータ本体の内周側に一体に保持さ
れた金属製のアウターレースの軸方向端面と摺動する平
板部の内側端面に油溝が設けられているために、作動時
にこの油溝に蓄えられる油が摺動部に対する潤滑作用を
奏する。したがってこの平板部の内側端面に摩耗が発生
するのを抑えることができ、ベアリングサポートの耐久
性を向上させることができる。
【0035】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2によるステータ用ベアリングサポートにお
いては、アウターレースの内周側に摺動自在に挿入され
る環状のガイド部が備えられ、ガイド部の内周側にイン
ナーレースの軸方向端部が配置され、ガイド部の軸方向
長さよりガイド部の内周側に配置されたインナーレース
の軸方向端部の軸方向長さの方が大きく設定されている
ために、ガイド部の樹脂が成形後に熱収縮しようとした
ときにインナーレースの軸方向端部がこの収縮を抑える
作用を奏する。したがってガイド部の収縮を抑えてガイ
ド部の外径寸法を高精度に確保することができ、組立後
にガタが発生せず、各部品が円滑に回転作動するのを保
障することができる。
【0036】また上記構成を備えた本発明の請求項3に
よるステータ用ベアリングサポートにおいては、油を流
通させる潤滑穴が備えられているために、ワンウェイク
ラッチを充分に潤滑することができ、ワンウェイクラッ
チが円滑に作動するのを保障することができる。
【0037】また上記潤滑穴の開口周縁部に丸みが付け
られているために、この開口周縁部に応力が集中してク
ラックが発生するのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るステータ用ベアリング
サポートを組み付けたステータの半裁断面図
【図2】ベアリングサポートの断面図であって、図3に
おけるA−O−A線断面図
【図3】ベアリングサポートの正面図
【図4】図2の一部拡大図
【図5】従来例に係るステータ用ベアリングサポートを
組み付けたステータの半裁断面図
【符号の説明】
1 ステータ本体 2 筒状部 3 プレート部 3a,22a 外側端面 4 溝部 5 切欠部 6,7 係合部 7a 内面 8 羽根 9 外環 10 ワンウェイクラッチ 11 アウターレース 11a,12b 軸方向端面 12 インナーレース 12a 軸方向端部 13 スプラグ 14 保持器 15 リボンスプリング 16 空間 21 ベアリングサポート 22 平板部 22b 内側端面 23 円筒部 24 スプライン 25 ガイド部 25a 端面 26 潤滑穴 27 丸み 28 油溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ本体(1)と組み合わされてワ
    ンウェイクラッチ(10)の構成部品を支持する樹脂製
    のベアリングサポート(21)であって、 前記ステータ本体(1)の内周側に相対回転自在に嵌合
    される環状の平板部(22)の内周端に円筒部(23)
    を一体成形し、前記円筒部(23)の外周側に前記ワン
    ウェイクラッチ(10)のインナーレース(12)を一
    体に保持し、前記円筒部(23)の内周面にスプライン
    (24)を設け、 前記ステータ本体(1)の内周側に一体に保持された前
    記ワンウェイクラッチ(10)のアウターレース(1
    1)の軸方向端面(11a)と摺動する前記平板部(2
    2)の内側端面(22b)に油溝(28)を設けたこと
    を特徴とするステータ用ベアリングサポート。
  2. 【請求項2】 請求項1のステータ用ベアリングサポー
    トにおいて、 アウターレース(11)の内周側に摺動自在に挿入され
    る環状のガイド部(25)を備え、 前記ガイド部(25)の内周側にインナーレース(1
    2)の軸方向端部(12a)が配置され、 前記ガイド部(25)の軸方向長さ(L1 )より前記ガ
    イド部(25)の内周側に配置された前記インナーレー
    ス(12)の軸方向端部(12a)の軸方向長さ(L
    2 )の方が大きく設定されていることを特徴とするステ
    ータ用ベアリングサポート。
  3. 【請求項3】 請求項1のステータ用ベアリングサポー
    トにおいて、 油を流通させる潤滑穴(26)を備え、 前記潤滑穴(26)の開口周縁部に丸み(27)が付け
    られていることを特徴とするステータ用ベアリンクサポ
    ート。
JP30552796A 1996-11-01 1996-11-01 ステータ用ベアリングサポート Pending JPH10132051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30552796A JPH10132051A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 ステータ用ベアリングサポート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30552796A JPH10132051A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 ステータ用ベアリングサポート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10132051A true JPH10132051A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17946229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30552796A Pending JPH10132051A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 ステータ用ベアリングサポート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10132051A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236991A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Valeo Unisia Transmission Kk トルクコンバータのステータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236991A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Valeo Unisia Transmission Kk トルクコンバータのステータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9206838B2 (en) Idler and bearing assembly and a method of manufacturing same
US5531526A (en) Cartridge for a rolling bearing having an oblique contact and the application thereof in a vehicle steering column
JP2008241044A (ja) ラチェットワンウェイクラッチ組立体
US5852932A (en) One-way clutch mechanism of a torque converter
US10001167B2 (en) Ball bearing
JPH0882359A (ja) ホイールステータ組立体
US5822987A (en) Stator and one way clutch assembly for a torque converter
JP4946881B2 (ja) 転がり軸受
JPH10132051A (ja) ステータ用ベアリングサポート
JP2010089664A (ja) 車輪用軸受装置
JPH074439A (ja) 高速アンギュラ玉軸受
US9702409B2 (en) Bearing having overmoulded wear race, and associated manufacturing method
KR101795231B1 (ko) 자동차용 댐퍼 풀리 조립체
US6863164B2 (en) End bearing and oneway clutch apparatus
JP2007211898A (ja) ボールねじ用循環こま及びボールねじ
JPH01269713A (ja) 逆シエル形軸受
JP2003004047A (ja) 玉軸受
JP3610387B2 (ja) 一方向クラッチと軸受との組立体
JP5158263B2 (ja) 内燃機関の始動回転力伝達機構
US20050103593A1 (en) Fluid coupling and method of manufacturing fluid coupling
JP2005344799A (ja) スラスト軸受
JPH10115358A (ja) ステータ
JP2001317609A (ja) ステータ
JPH0755402Y2 (ja) 樹脂製伝動輪
JP2006009988A (ja) 合成樹脂製の冠形保持器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041020