JPH10129226A - トランスバースリンク - Google Patents

トランスバースリンク

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JPH10129226A
JPH10129226A JP29049596A JP29049596A JPH10129226A JP H10129226 A JPH10129226 A JP H10129226A JP 29049596 A JP29049596 A JP 29049596A JP 29049596 A JP29049596 A JP 29049596A JP H10129226 A JPH10129226 A JP H10129226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
vehicle
side mounting
mounting portion
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP29049596A
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English (en)
Inventor
Takanobu Ide
孝信 井手
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Yamakawa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yamakawa Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamakawa Industrial Co Ltd filed Critical Yamakawa Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度や剛性を確保して軽量化且つコスト低減
を図ることができるトランスバースリンクを提供する。 【解決手段】 円弧状に湾曲形成されたリンク本体2の
一端部に車輪側取付部5を有すると共に他端部に第1の
車体側取付部6を有し、且つ、中間部に第2の車体側取
付部7を有するトランスバースリンク1であって、リン
ク本体2を、車両の前後方向の幅をH、上下方向の厚さ
をTとした場合に、H>Tの関係を満足し、且つ、少な
くとも上下側面が平坦面3である既製パイプ材を円弧状
に湾曲成形して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪側取付部を一
端部に有すると共に他端部に第1の車体側取付部を有
し、且つ、中間部に第2の車体側取付部を有するトラン
スバースリンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトランスバースリンクと
しては、プレス成形した鉄板を上下二枚に重ね合わせて
溶接したものや、鉄系の鍛造成形品等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プレス
成形による鉄板品では強度や剛性を確保すべく厚板を二
枚合わせにする必要が生じて重くなり、また、溶接長も
長くなってコスト高になる。一方、鉄系鍛造品において
も、重量が大きいだけでなく、加工工数が多いためコス
ト高になるという不都合がある。
【0004】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、強度や剛性を確保して軽量化且つコ
スト低減を図ることができるトランスバースリンクを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係るトランスバースリンクは、円弧状
に湾曲形成されたリンク本体の一端部に車輪側取付部を
有すると共に他端部に第1の車体側取付部を有し、且
つ、中間部に第2の車体側取付部を有するトランスバー
スリンクであって、前記リンク本体を、車両の前後方向
の幅をH、上下方向の厚さをTとした場合に、H>Tの
関係を満足し、且つ、少なくとも上下側面が平坦面であ
る既製のパイプ材を円弧状に湾曲成形して構成したこと
を特徴とする。
【0006】請求項2に係るトランスバースリンクは、
前記車輪側取付部はボールジョイントを備え、該ボール
ジョイントを前記リンク本体の一端部の上側面に形成さ
れた嵌合穴に嵌め込むとともに該ボールジョイントの座
部をバイプ材内に収納したことを特徴とする。
【0007】請求項3に係るトランスバースリンクは、
前記車輪側取付部は板状部材に取り付けられたボールジ
ョイントを備え、該板状部材を前記リンク本体の一端部
開口を偏平に成形した偏平開口部に挿入すると共に該偏
平開口部の上下側面で挟み込み、この状態で前記板状部
材をボルトによって前記リンク本体の一端部に締付固定
したことを特徴とする。
【0008】請求項4に係るトランスバースリンクは、
前記第1の車体側取付部は前記リンク本体の他端部開口
を閉塞する閉塞部材と該閉塞部材から突出するピン部材
とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項5に係るトランスバースリンクは、
前記ピン部材を中空にして該中空部を前記リンク本体の
内部に連通させたことを特徴とする。請求項6に係るト
ランスバースリンクは、前記第1の車体側取付部は円筒
部材に突設されたピン部材を備え、前記円筒部材を前記
リンク本体の他端部開口を断面円形状に拡げて成形した
円形開口部に嵌合固定したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第 1の実施の形態で
あるトランスバースリンクを説明するための説明的平面
図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B
線断面図、図4はリンク本体の端部にボールジョイント
を嵌め込んだ状態を示す断面図、図5は図1のC−C線
断面図、図6は図1の矢印D方向から見た図の一部を破
断した図である。
【0011】図1はトランスバースリンク1を車両の上
方から見た平面図であり、このトランスバースリンク1
は長辺側及び短辺側が共に平坦面である断面略長方形状
の既製角パイプ材を円弧状に湾曲成形してなるリンク本
体2を備える。
【0012】リンク本体2は、図2に示すように、長辺
側の平坦面3が地面に対して平行に配置され、短辺側の
平坦面4は車両の上下方向に沿うように配置されてい
る。これにより、リンク本体2の車両の前後方向の幅を
H、上下方向の厚さをTとした場合に、H>Tの関係を
満足するようになっている。ここで、この実施の形態で
は、後述する車両の前後方向の強度及び剛性をより確実
に確保するためにH/T≧1.5とする。
【0013】また、リンク本体2は、車輪側取付部5を
一端部に有すると共に、他端部に第1の車体側取付部6
を有し、且つ、中間部に第2の車体側取付部7を有して
いる。
【0014】車輪側取付部5はリンク本体1の一端部上
側面に設けられており、該上側面には、図3に示すよう
に、バーリング穴(嵌合穴)9が形成されている。ま
た、リング本体2の一端部の下側面には、該バーリング
穴9より大径の穴10が同心に形成されている。図4に
示すように、穴10からは車輪の軸支部に連結されるボ
ールジョイント11が挿入されて該ボールジョイント1
1のケース部12がバーリング穴9に圧入により嵌合固
定されている。
【0015】第1の車体側取付部6はリンク本体2の他
端部先端に設けられており、該他端部開口には該開口部
を閉塞する長方形状のフランジ部13が溶接等の手段に
よって固定されている。フランジ部13には、車体に連
結されるピン部材14が突出形成されている。ピン部材
14は、図5に示すように、中空とされており、該中空
部15はフランジ部13を貫通してリンク本体2の内部
に連通している。なお、この実施の形態では、フランジ
部13及びピン部材14を削り出しにより一体に形成し
ている。
【0016】第2の車体側取付部7は車体に連結される
筒部材17を備えており、該筒部材17はリンク本体2
の中間部にブラケット16に介して取り付けられてい
る。筒部材17の軸線はピン部材14の軸線と一致して
いる。ブラケット16は、リンク本体2の上下側面を挟
むようにして溶接等の手段で該リンク本体2に固定され
ている。なお、図1及び図6において符号18はリンク
本体2の上下側面にそれぞれ形成されたスタビライザー
コンロッドの取付穴である。
【0017】かかる構成のトランスバースリンク1にお
いては、車両進行時に、車両の前後左右方向及び上下方
向の負荷が入力される。この場合、上下方向の負荷はシ
ョックアブソーバ等により吸収されるが、前後左右方
向、特に前後方向の負荷はリンク本体2に大きく作用し
てボールジョイント11からピン部材14まで大きな曲
げモーメントMが伝達される。かかる曲げモーメントM
に対してリンク本体2の剛性はH3 Tとして働くが、該
リンク本体2は上述したようにH/T≧1.5とH寸法
の大きい角パイプ材を用いているため、前後方向の負荷
に対して十分な強度及び剛性を確保することができる。
【0018】また、剛性の高い既製の角パイプ材を湾曲
成形してリンク本体2を構成しているため、リンク本体
2の肉厚を薄くすることが可能になって、トランスバー
スリンク1全体の軽量化を図ることができる。
【0019】更に、リンク本体2は上下左右側面が平坦
面3をなす既製の角パイプ材であるため、溶接を必要と
せず、しかも、丸管を潰してH>Tとするような特別の
加工を施す必要がないため、剛性の高いトランスバース
リンク1を低コストで提供することができる。
【0020】更に、リンク本体2の上下側面は平坦面3
とされているため、ボールジョイント11の嵌合穴9及
び挿入穴10並びにスタビライザーコンロッド取付穴1
8の加工を容易に行うことができる。
【0021】更に、ボールジョイント11のケース部1
2が角パイプ材の中に収納されるため、該ボールジョイ
ント11が出っ張って邪魔になることがなく、レイアウ
トの自由度を大きくすることができる。
【0022】更に、リンク本体2の他端部開口をフラン
ジ部13によって閉塞するようにしているため、開口に
よる角パイプ材の剛性低下が防止されて高い強度を確保
することができる。
【0023】更に、フランジ部13から突出するピン部
材14の中空部15がリンク本体2の内部に連通してい
るため、該中空部15をパイプ材内部の塗装時の塗料抜
きや空気抜きの穴をして機能させることができ、したが
って、パイプ材内の隅部まで良好な塗装を行うことがで
きる。
【0024】図7は本発明の第2の実施の形態であるト
ランスバースリンクを説明するための説明的平面図、図
8は図7のE−E線断面図、図9は図7のF−F線断面
図、図10は図7のG−G線断面図、図11は図7のH
−H線断面図、図12は図7のI−I線断面図、図13
はリンク本体の他端部にピン付き円筒部材を嵌め込んだ
状態を示す断面図、図14は図13のJ−J線断面図で
ある。
【0025】図7はトランスバースリンク21を車両の
上方から見た平面図であり、このトランスバースリンク
21は長辺側及び短辺側が共に平坦面である断面略長方
形状の既製角パイプ材を円弧状に湾曲成形してなるリン
ク本体22を備える。
【0026】リンク本体22は、図8に示すように、長
辺側の平坦面23が地面に対して平行に配置され、短辺
側の平坦面24は車両の上下方向に沿うように配置され
ている。これにより、リンク本体22の車両の前後方向
の幅をH、上下方向の厚さをTとした場合に、H>Tの
関係を満足するようになっている。ここで、この実施の
形態では、第1の実施の形態と同様に、車両の前後方向
の強度及び剛性をより確実に確保するためにH/T≧
1.5とする。
【0027】また、リンク本体22は、車輪側取付部2
5を一端部に有すると共に他端部に第1の車体側取付部
26を有し、且つ、中間部に第2の車体側取付部27を
有している。なお、第2の車体側取付部27について
は、第1の実施の形態で説明した第2の車体側取付部7
と同一であるため、同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0028】車輪側取付部25はリンク本体22の一端
部先端に設けられており、該リンク本体22の一端部開
口は、図9及び図10に示すように、偏平に成形されて
偏平開口部28とされている。偏平開口部28にはボー
ルジョイント29が一端部に嵌合固定された板状部材3
0の基端部が挿入されており、該板状部材30の基端部
は偏平開口部28の上下側面で挟み込まれた状態でボル
ト31及びナット32によってリンク本体22の一端部
に締め付け固定されている。
【0029】第1の車体側取付部26はリンク本体22
の他端部先端に設けられており、該リンク本体22の他
端部開口は、図11及び図12に示すように、断面円形
状に拡げて成形されて円形開口部33とされている。円
形開口部33には、図13に示すように、ピン部材34
が突設された円筒部材35が圧入により嵌合固定されて
いる。円筒部材35は外筒36と内筒37との間にゴム
ブッシュ38を介在させたものであり、内筒37にピン
部材34の基端部が嵌合固定されている。ピン部材34
の先端部は軸受39を介して車体に連結される。なお、
内筒37にピン部材34の基端部を嵌合固定する代わり
に、ゴムブッシュ38の内周部の軸方向の長さを長くし
て該内周部にピン部材34の基端部を直接嵌合固定する
ようにしてもよい。
【0030】かかる構成のトランスバースリンク21に
おいては、車両進行時に、車両の前後左右方向及び上下
方向の負荷が入力される。この場合、上下方向の負荷は
ショックアブソーバ等により吸収されるが、前後左右方
向、特に前後方向の負荷はリンク本体22に大きく作用
してボールジョイント29からピン部材34まで大きな
曲げモーメントMが伝達される。かかる曲げモーメント
Mに対してリンク本体22の剛性はH3 Tとして働く
が、該リンク本体22は上述したようにH/T≧1.5
とH寸法の大きい角パイプ材を用いているため、前後方
向の負荷に対して十分な強度及び剛性を確保することが
できる。
【0031】また、剛性の高い既製の角パイプ材を湾曲
成形してリンク本体22を構成しているため、リンク本
体22の肉厚を薄くすることが可能になって、トランス
バースリンク21全体の軽量化を図ることができる。
【0032】更に、リンク本体22は上下左右側面が平
坦面23をなす既製の角パイプ材であるため、溶接を必
要とせず、しかも、丸管を潰してH>Tとするような特
別の加工を施す必要がないため、剛性の高いトランスバ
ースリンク21を低コストで提供することができる。
【0033】更に、ボールジョイント29が取り付けら
れた板状部材30が偏平開口部28の上下側面で挟み込
まれた状態でボルト31及びナット32によってリンク
本体22の一端部に締め付け固定されているため、リン
ク本体22の一端部の上又は下側面に板状部材をボルト
固定する場合に比べて、ボルト31の軸線に直交する面
の滑りに対する抵抗が大きくなってボルト31を弛みに
くくすることができ、しかも、締付け面の面剛性も高く
なるので、リンク本体22の一端部の剛性を良好に確保
することができる。因みに板状部材30の厚さが大きい
ほどリンク本体22の一端部をより高剛性にすることが
できる。
【0034】更に、リンク本体22の他端部に円形開口
部33を形成して、該円形開口部33にピン部材34が
突設された円筒部材35を嵌合固定しているので、ピン
部材34を角パイプ材に溶接する必要がなくなって製造
コストの低減を図ることができる。
【0035】更に、リンク本体22の上下側面は平坦面
23とされているため、スタビライザコンロッド取付穴
18の加工を容易に行うことができる。なお、上述した
第1及び第2の各実施形態では、リンク本体として角パ
イプ材を採用しているが、必ずしもこれに限定する必要
はなく、図15に示すように、上下側面のみに平坦面を
有して左右側面は湾曲面である既製の偏平パイプ材を使
用してもよい。
【0036】また、第2の実施の形態の車輪側取付部2
5を第1の実施の形態のトランスバースリンク1に適用
してもよく、また、第1の実施の形態の車輪側取付部5
を第2の実施の形態のトランスバースリンク21に適用
してもよい。
【0037】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明では、車両の前後方向の負荷に対して十分な強
度及び剛性を確保することができると共に、リンク本体
の肉厚を薄くすることが可能になって、トランスバース
リンク全体の軽量化を図ることができるという効果が得
られる。
【0038】また、リンク本体は少なくとも上下側面が
平坦面をなす既製のパイプ材であるため、溶接を必要と
せず、しかも、丸管を潰してH>Tとするような特別の
加工を施す必要がないため、剛性の高いトランスバース
リンクを低コストで提供することができるという効果が
得られる。
【0039】更に、リンク本体の上下側面が平坦面であ
るため、スタビライザーコンロッド取付穴の加工を容易
に行うことができるという効果が得られる。請求項2の
発明では、請求項1の発明に加えて、ボールジョイント
の座部がパイプ材の中に収納されるため、該ボールジョ
イントが出っ張って邪魔になることがなく、レイアウト
の自由度を大きくすることができ、しかも、ボールジョ
イントの嵌合穴が形成されるリンク本体の一端部上側面
が平坦面であるため、該嵌合穴の加工を容易に行うこと
ができるという効果が得られる。
【0040】請求項3の発明では、請求項1の発明に加
えて、ボールジョイントが取り付けられた板状部材が偏
平開口部の上下側面で挟み込まれた状態でボルトによっ
てリンク本体の一端部に締め付け固定されているため、
リンク本体の一端部の上又は下側面に板状部材をボルト
固定する場合に比べて、ボルトの軸線に直交する面の滑
りに対する抵抗が大きくなってボルトを弛みにくくする
ことができ、しかも、締付け面の面剛性も高くなるの
で、リンク本体の一端部の剛性を良好に確保することが
できるという効果が得られる。
【0041】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れか一項の発明に加えて、リンク本体の他端部開口を閉
塞部材によって閉塞するようにしているため、開口によ
るパイプ材の剛性低下が防止されて高い強度を確保する
ことができるという効果が得られる。
【0042】請求項5の発明では、請求項4の発明に加
えて、ピン部材の中空部がリンク本体の内部に連通して
いるため、該中空部をパイプ材内部の塗装時の塗料抜き
や空気抜きの穴をして機能させることができ、したがっ
て、パイプ材内の隅部まで良好な塗装を行うことができ
るという効果が得られる。
【0043】請求項6の発明では、請求項1〜3の発明
に加えて、リンク本体の他端部に円形開口部を形成し
て、該円形開口部にピン部材が突設された円筒部材を嵌
合固定しているので、ピン部材をパイプ材に溶接する必
要がなくなって製造コストの低減を図ることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第 1の実施の形態であるトランスバー
スリンクを説明するための説明的平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】リンク本体の一端部にボールジョイントを嵌め
込んだ状態を示す断面図である。
【図5】図1のC−C線断面図である。
【図6】図1の矢印D方向から見た図の一部を破断した
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態であるトランスバー
スリンクを説明するための説明的平面図である。
【図8】図7のE−E線断面図である。
【図9】図7のF−F線断面図である。
【図10】図7のG−G線断面図である。
【図11】図7のH−H線断面図である。
【図12】図7のI−I線断面図である。
【図13】リンク本体の他端部にピン付き円筒部材を嵌
め込んだ状態を示す断面図である。
【図14】図13のJ−J線断面図である。
【図15】リンク本体の断面形状の変形例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1,21…トランスバースリンク 2,22…リンク本体 3,23…平坦面 H…車両の前後方向の幅 T…車両の上下方向の厚さ 5,25…車輪側取付部 6,26…第1の車体側取付部 7,27…第2の車体側取付部 9…バーリンブ穴(嵌合穴) 11…ボールジョイント 13…フランジ部(閉塞部材) 14…ピン部材 15…中空部 16…ブラケット 28…偏平開口部 29…ボールジョイント 30…板状部材 31…ボルト 33…円形開口部 34…ピン部材 35…円筒部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状に湾曲形成されたリンク本体の一
    端部に車輪側取付部を有すると共に他端部に第1の車体
    側取付部を有し、且つ、中間部に第2の車体側取付部を
    有するトランスバースリンクであって、 前記リンク本体を、車両の前後方向の幅をH、上下方向
    の厚さをTとした場合に、H>Tの関係を満足し、且
    つ、少なくとも上下側面が平坦面である既製のパイプ材
    を円弧状に湾曲成形して構成したことを特徴とするトラ
    ンスバースリンク。
  2. 【請求項2】 前記車輪側取付部はボールジョイントを
    備え、該ボールジョイントを前記リンク本体の一端部の
    上側面に形成された嵌合穴に嵌め込むとともに該ボール
    ジョイントの座部をパイプ材内に収納したことを特徴と
    する請求項1記載のトランスバースリンク。
  3. 【請求項3】 前記車輪側取付部は板状部材に取り付け
    られたボールジョイントを備え、該板状部材を前記リン
    ク本体の一端部開口を偏平に成形した偏平開口部に挿入
    すると共に該偏平開口部の上下側面で挟み込み、この状
    態で前記板状部材をボルトによって前記リンク本体の一
    端部に締付固定したことを特徴とする請求項1記載のト
    ランスバースリンク。
  4. 【請求項4】 前記第1の車体側取付部は、前記リンク
    本体の他端部開口を閉塞する閉塞部材と該閉塞部材から
    突出するピン部材とを備えることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一項に記載のトランスバースリンク。
  5. 【請求項5】 前記ピン部材を中空にして該中空部を前
    記リンク本体の内部に連通させたことを特徴とする請求
    項4記載のトランスバースリンク。
  6. 【請求項6】 前記第1の車体側取付部は円筒部材から
    突設されたピン部材を備え、前記円筒部材を前記リンク
    本体の他端部開口を断面円形状に拡げて成形した円形開
    口部に嵌合固定したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載のトランスバースリンク。
JP29049596A 1996-10-31 1996-10-31 トランスバースリンク Pending JPH10129226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162187A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Benteler Automobiltechnik Gmbh 軸受ジャーナルを有するコントロールアーム及び該コントロールアームの製造方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162187A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Benteler Automobiltechnik Gmbh 軸受ジャーナルを有するコントロールアーム及び該コントロールアームの製造方法

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