JPH10128697A - セラミックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置 - Google Patents

セラミックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置

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JPH10128697A
JPH10128697A JP29051296A JP29051296A JPH10128697A JP H10128697 A JPH10128697 A JP H10128697A JP 29051296 A JP29051296 A JP 29051296A JP 29051296 A JP29051296 A JP 29051296A JP H10128697 A JPH10128697 A JP H10128697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状に巻回されたセラミックグリーンシ
ート、フレキシブル基板等の軟質シートを高速穿孔する
穿孔装置を提供する。 【解決手段】 穿孔具ユニット21をY軸線方向のみを考
慮した機構で移動させ、軟質シートXをX軸線方向のみ
を考慮した機構で移動させる。軟質シートXは穿孔具ユ
ニット21の上流側、下流側において検出手段7で所定に
調整された自重によるU字状の垂れ下がり部xを作り出
す。垂れ下がり部xによって軟質シートXの穿孔対象部
位を両サイドから固定して送り動させて穿孔具ユニット
21で穿孔対象部位に穿孔を施す際、繰り出し機構3や巻
き取り機構4に張力が作用しない余裕代を作り出し、軽
い送り抵抗(送り力)での送り動を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックグリー
ンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装
置、更に詳しくはロール状に巻回された前記軟質シート
を繰出しながら所定の穿孔パターンで穿孔する穿孔装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状に巻回されたセラミック
グリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シートを送
りながら穿孔する穿孔装置としては例えば特公平7−4
7279号公報(前者)や特公平7−47280号公報
(後者)等が知られている。前者、後者とも基本的には
機台の一方側に設けられたロール状の軟質シートを繰出
し機構(繰出しロール)でX軸線方向に送り出しながら
他方側に設けた巻き取り機構(巻き取りロール)で巻き
取りつつ、繰出し機構と巻き取り機構との間で軟質シー
トに穿孔部で穿孔する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者は穿孔部
において穿孔具ユニットを固定式とし,繰出し機構、巻
き取り機構、ロール状に巻回された軟質シート、それら
を支持する機台そのものをX・Y軸線方向に移動させる
方式、後者は繰出し機構、巻き取り機構、ロール状に巻
回された軟質シートを固定式とし、前記穿孔具ユニット
をX・Y軸線方向に移動させる方式であるため、共に大
掛かりで高出力な駆動機構を必要とする。このように被
穿孔部側(繰出し機構、巻き取り機構、ロール状に巻回
された軟質シート、それらを支持する機台)や穿孔具ユ
ニットをX・Y軸線方向に移動させる方式では高重量、
高出力故に要求される今日の高速穿孔に対応できない問
題がある。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ロール状に巻回されたセラミ
ックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シート
を高速穿孔する穿孔装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は高速穿孔を
可能にすべく鋭意研究を重ねた結果、被穿孔部側と穿孔
具ユニット側とにX軸線方向の移動機能とY軸線方向の
移動機能を分担し、加えて軟質シートの送り抵抗を少な
く抑制した上でその穿孔対象部位にテンションを与える
効果的な機能を知見し、発明に至ったものである。即
ち、前記目的を達成するために講じた技術的手段は、請
求項1は、セラミックグリーンシート、フレキシブル基
板等のロール状に巻回された軟質シートをX軸線方向に
繰り出す繰出し機構及びそれをロール状に巻き取る巻き
取り機構と、繰出し機構、巻き取り機構との間に配設し
てなり穿孔具ユニットをY軸線方向に前後動させて軟質
シートの穿孔対象部位に穿孔を施す穿孔部と、前記軟質
シートにおける穿孔対象部位の両側部を固定してX軸線
方向に水平に送り動させる固定解除可能なシート送り機
構と、その繰出し機構と上流側のシート送り機構との間
及び下流側のシート送り機構と巻き取り機構との間各々
に確保され自重でU字状に垂れ下がる部分を軟質シート
の中途部分に生成する空間部と、その軟質シートの垂れ
下がり量を検出してその垂れ下がり量を所定範囲に維持
するように繰出し機構、巻き取り機構の繰出し量、巻き
取り量を調整する垂れ下がり量用の検出手段とを備えて
いることを要旨とする。また請求項2は、前記請求項1
項記載のシート送り機構が前記穿孔対象部位の両側部を
X軸線方向に対して直交して上下から挟持する接近・離
間可能な2対のクランプアームと、2対のクランプアー
ムの支持部各々をX軸線方向に個別に移動させるアーム
用移動機構とを備えていることを要旨とする。更に請求
項3は、前記請求項1記載のシート送り機構が前記穿孔
対象部位の両側部をX軸線方向に対して直交して上面側
または下面側から吸着するバキュームアームと、そのバ
キュームアームの支持部各々をX軸線方向に個別に移動
させるアーム用移動機構とを備えていることを要旨とす
る。そして、請求項4は、前記請求項2または3項記載
の前記シート送り機構が、前記アームの軟質シートとの
対面中央部位に設けられ完全に挟持する前段階または完
全に吸着する前段階で完全挟持力、完全吸着力よりも弱
い挟持力または吸着力を受けて後退して軟質シートを半
固定する突子と、前記各々の支持部とアーム用移動機構
との間に設けられ軟質シートの穿孔対象部位をY軸線方
向に補正動させる補正動用移動機構とを備え、前記突子
は、突出方向にバネで付勢された状態でアームに周方向
に遊転可能に支持され、また穿孔部は軟質シートのエッ
ジを検出するエッジ検出手段を備えてなり、該エッジ検
出手段の出力信号に基づいて前記半固定時に補正動用移
動機構が制御されることを要旨とする。更に、請求項5
は、前記請求項4記載において穿孔具ユニットよりも上
流側のU字状の垂れ下がり部の終端部と対応する空間部
の構成壁部分及び穿孔具ユニットよりも下流側のU字状
の垂れ下がり部の始端部と対応する空間部の構成壁部分
各々に設けられており、軟質シートの前記穿孔部との接
触を回避する噴出吸引切替可能なエアーブローバキュー
ム装置と、そのエアーブローバキューム装置に対して軟
質シートを挟んで相対し上方から押圧するエアーブロー
装置とを備えていることを要旨とする。そして、請求項
6は、請求項5記載のエアーブローバキューム装置、エ
アーブロー装置に静電気除去用のイオンを発する静電気
除去部が連絡されていることを要旨とする。請求項7
は、前記請求項1乃至6いずれか1項記載の前記穿孔具
ユニットよりも上流側のU字状の垂れ下がり部の終端部
と対応する空間部の構成壁部分及び穿孔具ユニットより
も下流側のU字状の垂れ下がり部の始端部と対応する空
間部の構成壁部分各々に軟質シートのセット時のY軸線
方向の位置を位置決めするガイド機構を具備することを
要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば下記を作用を奏す
る。 (請求項1)穿孔具ユニットをY軸線方向のみを考慮し
た機構で移動させ、軟質シートをX軸線方向のみを考慮
した機構で移動させる。その時、軟質シートは穿孔具ユ
ニットの上流側、下流側において検出手段で所定に調整
された自重によるU字状の垂れ下がり部を作り出す。こ
の垂れ下がり部によって軟質シートの穿孔対象部位を両
サイドから固定して送り動させて穿孔具ユニットで穿孔
対象部位に穿孔を施す際、繰り出し機構や巻き取り機構
に張力が作用しない余裕代を作り出し、軽い送り抵抗
(送り力)での送り動を可能にする。従って、Y軸線方
向に移動する穿孔具ユニットと、X軸線方向に移動する
軟質シートとに移動機構を分担し、併せて穿孔具ユニッ
トに対応する穿孔対象部位両サイドに自重による軟質シ
ートの垂れ下がり部を作り出して穿孔時の軟質シートを
固定して送り動させる時の送り力が少なくことを理由と
して高出力な移動機構での制御を不要とし高速穿孔を可
能にする。また、前記垂れ下がり部は軟質シートにおけ
る穿孔具ユニットに対応する穿孔対象部位にテンション
を与え皺、波打ち現象等穿孔誤差の原因を効果的に解消
する。 (請求項2)軟質シートの穿孔対象部位の両側部をX軸
線方向に対して直交して上下方向からクランプ(固定)
する2対のクランプアームはアーム用移動機構で個別に
X軸線方向に移動する構造になっているため、軟質シー
トを掴み替えしながら送り動することができる。その送
り動時に例えばクランプアームが穿孔具ユニットの下半
部(ダイスを有する下半部)に衝突するようなことがあ
っても、摘み替えできることから穿孔対象部位の一方の
コーナーから他方のコーナーまでの広範囲内の所定位置
に所望形状の孔(丸、四角、三角、長四角等)孔を開け
ることができる。 (請求項3)請求項2のクランプアームに代えてバキュ
ームアームが使用される。 (請求項4)クランプアーム、バキュームアームで軟質
シートの固定(挟持)(吸着)が完全に行われる前にそ
の挟持力または吸着力を受けて軟質シートがバネ部材の
付勢力に抗して突子を後退させ、そのバネ部材の反発力
が軟質シートの半固定力を生成する。この半固定力は軟
質シートの穿孔対象部位の左右部分における幅方向中央
を軽く押さえ、エッジ検出手段の出力信号を基に補正動
用移動機構を作動させる時の回動支点となる。その修正
時には突子は周方向に遊転し、軟質な帯状物特有な送り
時に発生し易い幅方向の傾き修正を皺等を生成せずに行
う。 (請求項5)また、穿孔時(送り時)にはエアーブロー
バキューム装置のブロー機能を作動させると共にエアー
ブロー装置を作動させて軟質シートを穿孔部の上方にお
いて浮上状態に保持して送り時の抵抗となる穿孔部との
接触を防止する。またこのエアーブロー装置からのブロ
ーがU字状の垂れ下がり部を形成する押さえ力として有
効利用される。そして、前記クランプアーム、バキュー
ムアームを掴み替える時にはエアーブローバキューム装
置を切替えてバキューム機能を作動させエアーブロー装
置との協働で軟質シートを移動不能に穿孔部に押圧して
掴み替え時にクランプアーム、バキュームアームと軟質
シートと接触することがあっても引きずられず、穿孔誤
差を招かない。 (請求項6)そして、エアーブローバキューム装置、エ
アーブロー装置作動時には静電気を発生させないイオン
を発し、軟質シートの送りをよりスムースに行う。 (請求項7)その上、穿孔具ユニットよりも上流側のU
字状の垂れ下がり部の終端部と対応する空間部の構成壁
部分及び穿孔具ユニットよりも下流側のU字状の垂れ下
がり部の始端部と対応する空間部の構成壁部分にY軸線
方向の位置を位置決めするガイド機構を具備する場合に
は軟質シートセット時に垂れ下がり部の自重が協働して
軟質シートに発生し易い幅方向の位置ずれ(傾斜)を未
然に修正する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図7はセラミックグリー
ンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置
の実施の形態を示し、図8はシート送り装置の変形形態
を示している。符号Aは穿孔装置、1は穿孔部、2はエ
ッジ検出手段、3は繰り出し機構、4は巻き取り機構、
5はシート送り機構、6は空間部、7は垂れ下がり量の
検出手段である。
【0008】穿孔部1は図1に示すように水平な基準面
(取付面)11bを上面とする段部11aを中途高さに形成
した機台11の基準面(取付面)11b中央部に穿孔具ユニ
ット21が移動機構31を介してY軸線方向に移動可能に設
けられている。
【0009】この穿孔具ユニット21は本実施の形態では
パンチユニット21a…を必要数X軸線方向に並設したタ
イプを図示している。このパンチユニット21aは図面で
は明らかにしないが、側面視コ型状を呈し、中央空間を
ワーク(軟質シート)の搬送空間21a−1とし、その搬
送空間21a−1を挟んで正対する上側腕部21a’にパン
チ100 を、また下側腕部21a”においてパンチ100 と対
向する上部部分に上面と面一にしてダイス(図示せず)
を埋設状に備えている。無論、パンチ100 とダイスは交
換可能である。各パンチユニット21a…は各々形状を異
にするパンチ100 を備えてなり、それによって異なる形
状の孔を穿孔することができる。また、この穿孔具ユニ
ット21はパンチユニット21a群の一つにCCDカメラを
設けた芯出し用のカメラユニット21bを備えている。
尚、穿孔具ユニット21はパンチに限定されるものではな
く、ドリルであっても良いし、また打ち抜きプレス型で
あっても良いものである。
【0010】前記移動機構31は図2に示すようにネジ棒
31aをサーボ系のモータ31bで正逆回転させることによ
って前記穿孔具ユニット21を支持する支持台21cがY軸
線方向に移動する周知の構造になっている。
【0011】繰り出し機構3、巻き取り機構4は図1に
示すように前記穿孔部1を挟んで上流側、下流側に設け
られている。
【0012】繰り出し機構3はロール状に巻回されたセ
ラミックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質シ
ートXの巻軸13を回転可能に設けると共に、その巻軸13
の下流側に軟質シートXを繰り出しながらその繰り出し
量を測定するピンチローラ23を設けてなり、巻軸13、ピ
ンチローラ23は共に図示するようなローダーケース33に
支承されている。
【0013】巻き取り機構4は繰り出し機構3とは対称
的な機能を有するものであり、穿孔部1で穿孔された軟
質シートXの巻き取り量を測定するピンチローラ14と、
巻き取り軸24を備え、該ピンチローラ14と巻き取り軸24
をアンローダケース34に各々支承している。
【0014】前記巻軸13、巻き取り軸24は各々モータ駆
動になっている。
【0015】前記繰り出し機構3と穿孔部1との間及び
穿孔部1と巻き取り機構4との間には軟質シートXに図
1に図示すようなU字状の垂れ下がり部xを形成する空
間部6が確保してある。
【0016】この空間部6は図示では前記穿孔部1とロ
ーダケース33、アンローダケース34との間を離間させる
ことによって形成されている。
【0017】この両空間部6はその底部分に超音波セン
サー等、前記垂れ下がり部xの量を検出する所望な検出
手段7を有し、この検出手段7は出力信号に基づいて前
記ピンチローラ23、14の繰り出し量、巻き取り量を調整
して常時垂れ下がり量を所定範囲に維持する働きをも
つ。
【0018】エッジ検出手段2は、前記穿孔具ユニット
21を挟む機台11上方位置に設置されたリニアセンサー
等、軟質シートXのエッジ(長辺側)を検出するもので
ある。
【0019】シート送り機構5は図1乃至図3に示すよ
うに前記穿孔具ユニット21を挟んで配置した上下2対の
クランプアーム15、15、上下のクランプアーム15、15を
接近・離間させるZ軸線方向のアクチュエータ25、2対
のクランプアーム15、15の支持部35をX軸線方向に移動
させるアーム用移動機構45、そのアーム用移動機構45と
前記支持部35との間に設けられた補正動用移動機構55、
軟質シートXを半固定する半固定機構65とを備えてい
る。
【0020】クランプアーム15、15はX軸線方向に対し
て直交する上下一対の接近・離間可能な水平帯状板から
なり、図3に示すように側面視略上向きコ型を呈する支
持部35で支持されている。その支持部35各々は平行片部
35a、35aの上端部にZ軸のアクチュエータ(リニアモ
ータ、サーボモータ等)25を備えると共に、その下位に
上位のクランプアーム15を下位のクランプアーム15に接
触させるガイド空間35bを凹設し、その上位のクランプ
アーム15にそのアクチュエータ25の駆動軸25aを連結し
ている。このZ軸のアクチュエータ25は、クランプアー
ム15、15の対面同士を軟質シートXを隔てて間接的に接
触させる完全挟持時と、後述する半固定(挟持)時を作
るように制御されている。
【0021】また、その支持部35は補正動用移動機構55
でY軸線方向に微調整可能になっており、またアーム用
移動機構45でX軸線方向に個別に移動可能になってい
る。
【0022】補正動用移動機構55は図3に示すように固
定台55a、支持部35の底片部35cから垂設するナット部
55b、固定台55aにY軸線方向に沿って設けられナット
部55bに螺嵌するネジ棒55c、そのネジ棒55cを回転さ
せる駆動源(例えばサーボモータ)55dからなってい
る。
【0023】固定台55aは内部を中空とする垂設体55
a’をY軸線方向に沿って垂設しており、上面には支持
部35のガイドレール55a”をY軸線方向を向いて突設
し、このガイドレール55a”が前記支持部35をY軸線方
向に移動可能に支承されている。
【0024】前記補正動用移動機構55は前記エッジ検出
手段2に連係され、駆動源55dで駆動力を受けたネジ棒
55cの回転によってナット部55bを一体的に有する支持
部35がY軸線方向へ微調整される。
【0025】アーム用移動機構45は図1乃至図3に示す
ように前記基準面(取付面)11bにX軸線方向に平行に
軸受けされ前記垂設体55a’の前側部分、後前部分を貫
通するガイド軸45a、45a、同垂設体55a’の中間部分
を貫通するネジ棒45b、その垂設体55a’内に収容され
た駆動源45cからなっている。
【0026】前記駆動源45cはネジ棒45bに設けたプー
リ、スプロケットにサーボモータ等のアクチュエータ45
c’の駆動力が伝達される仕組みになっており、そのア
クチュエータ45c’の駆動によってガイド軸45a、45a
をガイドとして前記上下一対のクランプアーム15、15を
備えた支持部35を個別にX軸線方向に移動させて、軟質
シートXの送り及び掴み替えが行えるようになってい
る。
【0027】半固定機構65は図3、図4に示すように上
下のクランプアーム15、15の中央部位に設けられてい
る。この半固定機構65は各々のクランプアーム15、15の
対面から突出する突子65aをリニアガイド等のガイド手
段65bで回転可能(周方向に遊転)に支持すると共にそ
の突子65aを、介設したバネ(圧縮バネ)65cで突出方
向に付勢し、そのバネ65cの反力に抗して押さえると突
子65aが、それら突子65a、ガイド手段65b、バネ(圧
縮バネ)65cを収容する収容ケース65d内に没入する構
造とし、クランプアーム15、15で軟質シートXの穿孔対
象部位の両側部を完全に挟持する(図4の(ハ))前段
階で完全挟持力よりも弱い挟持力を受けて軟質シートX
を挟んで互いに後退する突子65aのバネの反発力を利用
して軟質シートXを半固定する(図4の(ロ))。そし
て図5に示すように前記エッジ検出手段2で穿孔具ユニ
ット21を挟んで軟質シートXの左右のエッジ部分を検出
してその出力信号に基づいて各々の補正動移動機構55を
作動させて軟質シートXの幅方向に位置ずれ(傾斜)を
修正する時の軟質シートXの回動中心(回動時の支点)
を構成する。前記Z軸のアクチュエータ25は軟質シート
X上面に上位のクランクアーム15の下面が、軟質シート
Xの下面に下位のクランプアーム15の上面が密接する完
全挟持(図4の(ハ)の状態)と前記半固定(半挟持:
図4の(ロ)の状態)及び掴み替え時(図4の(イ)の
状態)の3つのモードを実行するように制御されてい
る。尚、前記バネ(圧縮バネ)65cの一端は収容ケース
65d内において突子65aの内端に連結し、また符号65e
はガイド手段65bの抜けを防止するストッパーである。
【0028】また、前記穿孔部1の上流側端、下流側端
には軟質シートXセット時に同シートを正規なY軸線方
向の位置にセットするガイド機構(図7参照)8及びエ
アーブローバキューム装置9、エアーブロー装置(図
1、図6参照)10が配備してある。
【0029】エアーブローバキューム装置9は、図示す
るように前記穿孔具ユニット21の搬送空間21a−1と高
さを同じくする高さ位置に設けたカバー体19内に収容さ
れている。
【0030】このカバー体19は上面並びに繰り出し機構
3、巻き取り機構4と相対する外側面を前記垂れ下がり
部の終端、始端を急激に屈曲させない連続する湾曲面形
状になっており、その湾曲面29の上面部分を前記搬送空
間21a−1と高さを同じくし、且つ同上面部分にエアー
の噴出吸引孔39を散在して多数開孔してなり、内部に静
電除去部49と一緒にエアーブローバキューム装置9を収
容している。
【0031】前記カバー体19の湾曲面29が穿孔部1より
も上流側においては垂れ下がり部xの終端部と対応する
空間部6の構成壁部16となり、また穿孔部1よりも下流
側においては垂れ下がり部xの始端部と対応する空間部
6の構成壁部16となる。
【0032】静電除去部39は静電気を発生させないイオ
ンを、エアーブローバキューム装置9から噴出されるエ
アーに混入する周知のものである。
【0033】このエアーブローバキューム装置9は、噴
出・吸引に切替可能に構成されている。
【0034】また、エアーブロー装置10は、前記軟質シ
ートXを挟んでエアーブローバキューム装置9と対応し
て上方位置に設置され、エアーブローバキューム装置9
と同様に静電除去部10’を連絡している。
【0035】このエアーブローバキューム装置9は前記
クランプアーム15、15で軟質シートXを完全に挟持して
の穿孔時(送り時)にブロー機能を作動させ、エアーブ
ロー装置10と協働して軟質シートXを前記湾曲面29から
浮上した状態に保持する。また、クランプアーム15、15
を掴み替える時にはエアーブローバキューム装置9を切
替えてバキューム機能を作動させエアーブロー装置10と
の協働で軟質シートXを前記湾曲面29に押しつけて掴み
替え時にクランプアーム15、15との摩擦で軟質シートX
が引きずられないようにしてある。
【0036】前記ガイド機構8は前記カバー体19の前記
外側面部分に凹設した収容部18内に一半部、他半部に正
ネジ28a、逆ネジ28bを刻設したネジ棒28を軸受けして
横架し、そのネジ棒28の正ネジ28a、逆ネジ28bを幅寄
せ体38、38に螺嵌し、ネジ棒28にサーボモータ等の駆動
源48の駆動力が伝達されるように構成してある。この幅
寄せ体38、38はネジ棒28の正回転・逆回転を受けて接近
方向、離間方向に幅寄せするように回転不能に支持され
ており、軟質シートXセット時の正規にセットされる軟
質シートXの幅方向の仮想中心と同一X軸線上に位置す
るネジ棒28の中間位置に対して対称位置の正ネジ28a、
逆ネジ28b部分に各々螺嵌されており、ネジ棒28を正方
向に回転させると互いに接近し、逆方向に回転させると
互いに離間する方向に平行移動する。本実施の形態では
前記収容部18を三角形状にすると共に、幅寄せ体38、38
をその形状と一致する三角形状にすることによって幅寄
せ体38、38が回転せずに接近・離間する構造にしてあ
る。
【0037】以上の構成になっているセラミックグリー
ンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置
では、まずロール状に巻回された軟質シートXをピンチ
ローラ(繰り出し機構のピンチローラ)23を通し、穿孔
部1の上流側の空間部6で垂れ下がり部xを形成した状
態でシート送り機構5のクランプアーム15、15間、穿孔
具ユニット21の搬送空間21a−1、クランプアーム15、
15間を通し、更に穿孔部1の下流側の空間部6で垂れ下
がり部xを形成した状態でピンチローラ(巻き取り機構
のピンチローラ)14を通して、その遊端を巻き取り軸24
に巻着する。この状態で前記ガイド機構8を作動させて
幅寄せ体38、38を平行移動させて軟質シートXのY軸線
方向の位置を正規に位置決めする。
【0038】次に装置自体を作動させると、まずエッジ
検出手段2で穿孔具ユニット21を挟む両側部分の軟質シ
ートXのエッジ部分を検出し、左右のクランプアーム1
5、152対が軟質シートXを半固定状態(図4の
(ロ))にすると共に出力信号に基づいて補正動移動機
構55が作動して幅方向に位置ずれ(傾斜)を調整する
(図5)。この時、突子65a同士がバネ(圧縮バネ)65
cの反発力を受けて軟質シートXを軽い力で半固定(半
挟持)し、且つその突子65a同士が周方向に遊転するか
ら、皺等を生成することなく幅方向の位置ずれ(傾斜)
を修正できる。そして、上下2対のクランクアーム15、
15で軟質シートXの穿孔対象部位の両側部を完全にクラ
ンプ(図4の(ハ))し、且つ各々が僅か離間する方向
に微動して張力を付与し、この上下2対のクランプアー
ム15、15のX軸線方向への左右動及びY軸線方向に前後
動する穿孔具ユニット21との相対動で穿孔対象部位の所
定位置に所望形状の孔を穿孔する。尚、前記左右動は上
下2対のクランプアーム15、15は張力を与えた一定間隔
をもったままたんに送り方向(一方向)に移動させるこ
ともできるし(図6の(イ)(ロ))、上下2対のクラ
ンプアーム15、15は一定間隔を保ったまま左右方向に移
動させて穿孔することも可能である。これは制御部Yに
内蔵されたプログラムで設定できる。また、この穿孔時
にはクランプアーム15、15が穿孔具ユニット21の下側腕
部21a”に衝突しないように掴み替えしながら軟質シー
トXを送りつつ穿孔対象部位に所望形状の孔を穿孔する
(図6(ハ)(ニ))。
【0039】穿孔時には前記エアーブローバキューム装
置9はブロー機能とし、前記カバー体19の湾曲面29から
僅か浮上した状態に保持する共に、静電気の発生が防止
されている(図6(イ)(ロ))。
【0040】前記エッジ検出手段2による補正動移動機
構55の作動はクランプアーム15、15を掴み替えする度に
行われる。
【0041】穿孔部1の上流側、下流側で確保される垂
れ下がり部xは軟質シートXの穿孔対象部位に皺延ばし
となる張力を与える機能と、クランプアーム15、15を掴
み替えする時の軟質シートXの送り代を確保する機能と
を達成するために設けられ、前記検出手段7で常時所定
の範囲の垂れ下がり量となるように前記ピンチローラ2
3、14の送り量を巻き取り量が制御される。
【0042】尚、一方のクランプアーム15、15を掴み替
えする時には他方のクランプアーム15、15は完全な挟持
状態にすると共に、双方のエアーブローバキューム装置
9、9をバキューム機能に切替えてエアーブロー装置10
との併用で軟質シートXを湾曲面29に押圧することによ
って固定状態とする。これによって掴み替えするクラン
プアーム15、15が軟質シートXを摩擦で引き連れる関係
を有するものであっても掴み替え方向に微動することが
なく、穿孔誤差を招かない。尚、掴み替えが終了した時
点で双方のエアーブローバキューム装置9、9をブロー
機能に切り替える(図6(イ)(ロ))。
【0043】次に図8を説明すると、この実施の形態は
前記クランプアーム15、15をバキュームアーム75にした
場合のものである。
【0044】前記する実施の形態とはクランプアーム1
5、15をバキュームアーム75にした以外は変化がないた
め、同一符号を付けて説明は省略する。
【0045】バキュームアーム75は前記支持部35の平行
片部35a、35a上端で両端部を支持した中空状を呈し、
上面に吸着孔75aを散在して開孔すると共に、中央部を
中実としてその部分に半固定機構65を備えている。無論
このバキュームアーム75には吸引装置85が連絡してあ
る。
【0046】半固定機構65はバキュームアーム75の上面
から突出する突子65aをリニアガイド等のガイド手段
(図示せず)で回転可能(周方向に遊転)に支持すると
共にその突子65aを、介設したバネ(圧縮バネ)65cで
突出方向に付勢して、そのバネ(圧縮バネ)65cの反発
力に抗して突子65aを押さえ付けると突子65aが、その
突子65aが凹部65d内に没入する構造とし、吸引装置85
を作動させて突子65aに軟質シートXが軽く押圧する程
度のバキューム力を発生させると生じるバネ65cの反発
力で突子65aと軟質シートXとの間に軟質シートXの半
固定状態を作り出し、この突子65aの反発力による摩擦
力が前記と同様に補正動移動機構55を作動させて軟質シ
ートXの幅方向に位置ずれ(傾斜)を修正する時の軟質
シートの回動中心(支点)を構成する。尚、バネ(圧縮
バネ)の一端は突子65aの内端に連結され、またガイド
手段はストッパー(図示せず)で抜けが防止されている
こと前記実施の形態と同様である。吸引装置85はバギュ
ームアーム75の上面全面に軟質シートXが吸着される完
全吸着と前記半固定(半吸着)、掴み替え時(停止時)
の3つのモードを実行するように制御されていること前
記実施の形態と同様である。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1)Y軸線方向の移動機構で穿孔具ユニットを
移動させ、X軸線方向の移動機構で軟質シートを移動さ
せるようにしたから、移動させる対象部がX軸線方向、
Y軸線方向とも軽量になる。そのため、高出力な駆動源
で駆動せずとも高速穿孔が行える。その上、軟質シート
は、送り動する時にはU字状の垂れ下がり部がX軸線方
向の送り代(余裕代)として機能して、繰り出し機構、
巻き取り機構に張力を作用させないシートの支持方式に
なっていることから、X軸線方向の移動対象部(軟質シ
ート)が更に軽量化し、よりスピーディーな高速穿孔が
行える。しかも、穿孔具ユニットの両側における軟質シ
ートのU字状の垂れ下がり部が穿孔対象部に自ずとテン
ションをかけるので、微細に生じる皺、波打ち現象を回
避し、高精度でもって穿孔できる。 (請求項2、3)軟質シートの穿孔対象部位の両側部を
X軸線方向に対して直交して固定(挟持や吸着)するク
ランプアームやバキュームアームが軟質シートを掴み替
えしながら軟質シートを送り動させる構造になってい
る。そのため、クランプアームやバキュームアームを下
流側に移動させると例えば穿孔具ユニットの下半部(ダ
イスを有する下半部)の側面に衝突するような位置関係
になっていても、穿孔対象部位の広狭に関わらず、穿孔
対象部位の一方のコーナーから他方のコーナーまでの広
範囲に穿孔具ユニットで所望形状の孔を穿孔することが
可能となる。 (請求項4)しかも、クランプアームやバキュームアー
ムで軟質シートを固定(挟持または吸着)する時にその
前段階としてそのアームの中央部位で軟質シートを半固
定(軽く押さえる)する状態を作り出し、その支点がエ
ッジ検出手段の検出結果に基づいて補正動用移動機構で
クランプアームやバキュームアームをY軸線方向に微動
させる時の軟質シートの回動中心になるをもって、軟質
な帯状物特有な送り時に発生し易い幅方向の傾きが修正
され、上記支点が周方向に遊転するものであるから、修
正時に皺等を生成することなく、より高精度に穿孔が行
える。 (請求項5)その上、穿孔時や通常送り時にエアーブロ
ーバキューム装置のブロー機能とエアーブロー装置とで
軟質シートを穿孔部の上方において浮上状態に保持する
ようにしていることから、穿孔具との接触がなく、接触
による皺等の発生を防止できる。またはエアーブローバ
キューム装置をバキューム機能に切替え上方からのエア
ーブローとの協働で軟質シートを穿孔部の挟持するか
ら、クランプアームやバキュームアームを掴み替える時
に軟質シートに接触することがあってもその接触によっ
て軟質シートが微動することもない。 (請求項6)また、穿孔部と軟質シートとの間で静電気
を発生させないから、軟質シートの送りがよりスムース
になり、より高精度な穿孔が期待できる。 (請求項7)軟質シートセット時のY軸線方向の位置を
位置決めするガイド機構を、穿孔具ユニットの上流側に
おけるU字状の垂れ下がり部の終端部と対応する空間部
の構成壁部分及び穿孔具ユニットの下流側におけるU字
状の垂れ下がり部の始端部と対応する空間部の構成壁部
分に設けたため、垂れ下がり部の自重でもって軟質シー
トに発生し易い幅方向の位置ずれ(傾斜)を未然に修正
でき、便利である。その上、このガイド機構を設けてい
る場合には穿孔時にエッジ検出手段で幅方向の位置ずれ
を修正する際にその補正動作も速やかに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔装置の正面図で概略的に示す。
【図2】同穿孔装置の平面図で概略的に示す。
【図3】要部の部分拡大断面図。
【図4】半固定機構部分の拡大図で、(イ)は掴み替え
時を示す。(ロ)は半固定時を示す。(ハ)は完全挟持
時を示す。
【図5】半固定機構を使用して軟質シートの幅方向の位
置ずれを修正する状態の平面図で、(イ)は位置ずれし
ている場合を示す。(ロ)はそれを修正した場合を示
す。
【図6】クランプアーム、エアーブローバキューム装
置、エアーブロー装置の関係を示す概略図で、(イ)
(ロ)は穿孔している状態を示す。(ハ)は一方のクラ
ンプアームを掴み替えした状態を示す。(ニ)は他方の
クランプアームを掴み替えした状態を示す。
【図7】ガイド機構部分の斜視図。
【図8】クランプアームをバキュームアームにした場合
の要部の拡大断面図。
【符号の説明】
X :軟質シート 3 :繰り出し
機構 4 :巻き取り機構 1 :穿孔部 21 :穿孔具ユニット 5 :シート送
り機構 6 :空間部 x :垂れ下が
り部(軟質シートの垂れ下がり部) 7 :検出手段(垂れ下がり量の検出手段) 15、15:クランプアーム 35 :支持部 45 :アーム用移動機構 65a:突子 55 :補正動用移動機構 2 :エッジ検
出手段 16 :空間部の構成壁部 11b:穿孔部の
基準面(取付面) 9 :エアーブローバキューム装置 10:エアーブロ
ー装置 49、10’ :静電除去部 7:ガイド機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックグリーンシート、フレキシブ
    ル基板等のロール状に巻回された軟質シートをX軸線方
    向に繰り出す繰出し機構及びそれをロール状に巻き取る
    巻き取り機構と、繰出し機構、巻き取り機構との間に配
    設してなり穿孔具を備えた穿孔具ユニットをY軸線方向
    に前後動させて軟質シートの穿孔対象部位に穿孔を施す
    穿孔部と、前記軟質シートにおける穿孔対象部位の両側
    部を固定してX軸線方向に水平に送り動させる固定解除
    可能なシート送り機構と、その繰出し機構と上流側のシ
    ート送り機構との間及び下流側のシート送り機構と巻き
    取り機構との間各々に確保され自重でU字状に垂れ下が
    る部分を軟質シートの中途部分に生成する空間部と、そ
    の軟質シートの垂れ下がり量を検出してその垂れ下がり
    量を所定範囲に維持するように繰出し機構、巻き取り機
    構の繰出し量、巻き取り量を調整する垂れ下がり量用の
    検出手段とを備えていることを特徴とするセラミックグ
    リーンシート、フレキシブル基板等の軟質シートの穿孔
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート送り機構が、前記穿孔対象部
    位の両側部をX軸線方向に対して直交して上下から挟持
    する接近・離間可能な2対のクランプアームと、2対の
    クランプアームの支持部各々をX軸線方向に個別に移動
    させるアーム用移動機構とを備えていることを特徴とす
    る請求項1記載のセラミックグリーンシート、フレキシ
    ブル基板等の軟質シートの穿孔装置。
  3. 【請求項3】 前記シート送り機構が、前記穿孔対象部
    位の両側部をX軸線方向に対して直交して上面側または
    下面側から吸着するバキュームアームと、そのバキュー
    ムアームの支持部各々をX軸線方向に個別に移動させる
    アーム用移動機構とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載のセラミックグリーンシート、フレキシブル基
    板等の軟質シートの穿孔装置。
  4. 【請求項4】 前記シート送り機構が、前記アームの軟
    質シートとの対面中央部位に設けられ完全に挟持する前
    段階または完全に吸着する前段階で完全挟持力、完全吸
    着力よりも弱い挟持力または吸着力を受けて後退して軟
    質シートを半固定する突子と、前記各々の支持部とアー
    ム用移動機構との間に設けられ軟質シートの穿孔対象部
    位をY軸線方向に補正動させる補正動用移動機構とを備
    え、前記突子は、突出方向にバネで付勢された状態でア
    ームに周方向に遊転可能に支持され、また穿孔部は軟質
    シートのエッジを検出するエッジ検出手段を備えてな
    り、該エッジ検出手段の出力信号に基づいて前記半固定
    時に補正動用移動機構が制御されることを特徴とする請
    求項2または3項記載のセラミックグリーンシート、フ
    レキシブル基板等の軟質シートの穿孔装置。
  5. 【請求項5】 前記穿孔具ユニットよりも上流側のU字
    状の垂れ下がり部の終端部と対応する空間部の構成壁部
    分及び穿孔具ユニットよりも下流側のU字状の垂れ下が
    り部の始端部と対応する空間部の構成壁部分各々に設け
    られており、軟質シートの前記穿孔部との接触を回避す
    る噴出吸引切替可能なエアーブローバキューム装置と、
    そのエアーブローバキューム装置に対して軟質シートを
    挟んで相対し上方から押圧するエアーブロー装置とを備
    えていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項
    記載のセラミックグリーンシート、フレキシブル基板等
    の軟質シートの穿孔装置。
  6. 【請求項6】 前記エアーブローバキューム装置、エア
    ーブロー装置に静電気除去用のイオンを発する静電気除
    去部が連絡されていることを特徴とする請求項5記載の
    セラミックグリーンシート、フレキシブル基板等の軟質
    シートの穿孔装置。
  7. 【請求項7】 前記穿孔具ユニットよりも上流側のU字
    状の垂れ下がり部の終端部と対応する空間部の構成壁部
    分及び穿孔具ユニットよりも下流側のU字状の垂れ下が
    り部の始端部と対応する空間部の構成壁部分各々に軟質
    シートのセット時のY軸線方向の位置を位置決めするガ
    イド機構を具備することを特徴とする請求項1乃至6い
    ずれか記載のセラミックグリーンシート、フレキシブル
    基板等の軟質シートの穿孔装置。
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