JPH10128589A - ロールジャケットの交換装置 - Google Patents
ロールジャケットの交換装置Info
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- JPH10128589A JPH10128589A JP13961997A JP13961997A JPH10128589A JP H10128589 A JPH10128589 A JP H10128589A JP 13961997 A JP13961997 A JP 13961997A JP 13961997 A JP13961997 A JP 13961997A JP H10128589 A JPH10128589 A JP H10128589A
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- JP
- Japan
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- roll jacket
- roll
- jacket
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/02—Rolls; Their bearings
- D21G1/0293—Provisions or constructions to facilitate the removal of the rolls
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/001—Wire-changing arrangements
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストでロールジャケットの迅速な交換を
可能にするロールジャケット交換装置を提供する。 【解決手段】 ロールジャケット７を張設するための互
いに実質的に平行に延びる複数本の案内棒６を配設した
架台状のケーシング１を装備した形式の、特に撓み調整
ロールのような可撓性のロールジャケットを備えたロー
ル用のロールジャケット交換装置において、案内棒６上
に新ロールジャケット７を張設したままで旧ロールジャ
ケット１８を収容する手段が設けられている。
可能にするロールジャケット交換装置を提供する。 【解決手段】 ロールジャケット７を張設するための互
いに実質的に平行に延びる複数本の案内棒６を配設した
架台状のケーシング１を装備した形式の、特に撓み調整
ロールのような可撓性のロールジャケットを備えたロー
ル用のロールジャケット交換装置において、案内棒６上
に新ロールジャケット７を張設したままで旧ロールジャ
ケット１８を収容する手段が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールジャケット
を張設するために互いに実質的に平行に延びる複数本の
案内棒を配設した架台状のケーシングを装備した形式
の、特に撓み調整ロールのような可撓性のロールジャケ
ットを備えたロール用のロールジャケット交換装置に関
するものである。
を張設するために互いに実質的に平行に延びる複数本の
案内棒を配設した架台状のケーシングを装備した形式
の、特に撓み調整ロールのような可撓性のロールジャケ
ットを備えたロール用のロールジャケット交換装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】撓み調整ロールは例えば抄紙機の搾水部
及び艶出し部において使用され、かつ通常は強化ポリウ
レタンから成るフレキシブルなロールジャケットを有し
ており、該ロールジャケットは、中央の支持体に支持さ
れた複数本の支持エレメントによって対圧ロールに圧着
される。高速回転式搾水機の場合、遠心力で跳ね飛ばさ
れる圧搾水を捕集するために所謂トラフによって搾水ロ
ールはカプセル化される。このカプセル化はロールジャ
ケットの交換を困難にする。それというのは該ロールジ
ャケットは、その摩耗を回避するためにトラフから規則
的な間隔をおいて配置する必要があるからである。
及び艶出し部において使用され、かつ通常は強化ポリウ
レタンから成るフレキシブルなロールジャケットを有し
ており、該ロールジャケットは、中央の支持体に支持さ
れた複数本の支持エレメントによって対圧ロールに圧着
される。高速回転式搾水機の場合、遠心力で跳ね飛ばさ
れる圧搾水を捕集するために所謂トラフによって搾水ロ
ールはカプセル化される。このカプセル化はロールジャ
ケットの交換を困難にする。それというのは該ロールジ
ャケットは、その摩耗を回避するためにトラフから規則
的な間隔をおいて配置する必要があるからである。
【０００３】カプセル化されたロールジャケットを交換
するためには、これまで被せ嵌め装置が使用され、該被
せ嵌め装置は、未使用の新ロールジャケットをロールに
被せ嵌めるためにも役立てられる。使用済みの旧ロール
ジャケットは従来技術では、搾水ロールの前方に配置さ
れた被せ嵌め装置の複数本の案内棒上に搾水ロールから
被せ嵌められる。被せ嵌め装置を降下させた後に旧ロー
ルジャケットは該被せ嵌め装置から除去され、かつ未使
用の新ロールジャケットが前記案内棒上に張設され、次
いで被せ嵌め装置を搾水ロールに改めて装着した後、新
ロールジャケットは再び搾水ロールに被せ嵌められる。
この交換作業は時間がかかり、これに起因した搾水機の
長い稼働停止時間に基づいて高いコストが生じることに
なる。
するためには、これまで被せ嵌め装置が使用され、該被
せ嵌め装置は、未使用の新ロールジャケットをロールに
被せ嵌めるためにも役立てられる。使用済みの旧ロール
ジャケットは従来技術では、搾水ロールの前方に配置さ
れた被せ嵌め装置の複数本の案内棒上に搾水ロールから
被せ嵌められる。被せ嵌め装置を降下させた後に旧ロー
ルジャケットは該被せ嵌め装置から除去され、かつ未使
用の新ロールジャケットが前記案内棒上に張設され、次
いで被せ嵌め装置を搾水ロールに改めて装着した後、新
ロールジャケットは再び搾水ロールに被せ嵌められる。
この交換作業は時間がかかり、これに起因した搾水機の
長い稼働停止時間に基づいて高いコストが生じることに
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低コ
ストでロールジャケットの迅速な交換を可能にするロー
ルジャケット交換装置を提供することである。
ストでロールジャケットの迅速な交換を可能にするロー
ルジャケット交換装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、案内棒上に新ロールジャケット
を張設したままで旧ロールジャケットを収容する手段が
設けられている点にある。
の本発明の構成手段は、案内棒上に新ロールジャケット
を張設したままで旧ロールジャケットを収容する手段が
設けられている点にある。
【０００６】
【作用】旧ロールジャケット用の収容手段を構成したこ
とによって、ロールジャケット交換のために機械を停止
する前に既に架台の案内棒上に新ロールジャケットを張
設し、かつ、新ロールジャケットを既に張設したままの
状態で本発明の交換装置によって旧ロールジャケットを
ロールから取り外して装置上におろすことが可能であ
る。本発明ではロールジャケット交換装置を前以て降下
させて旧ロールジャケットを該交換装置から取り外す必
要なしに、旧ロールジャケットをロールから剥ぎ取った
直後にロール上に新ロールジャケットを被せ嵌めること
が可能である。これによってロールジャケットの交換時
間が著しく短縮されるので、ロールジャケット交換に要
する搾水機の稼働停止時間は、たとえ搾水ロールがカプ
セル化されていたとしても、短くなる。
とによって、ロールジャケット交換のために機械を停止
する前に既に架台の案内棒上に新ロールジャケットを張
設し、かつ、新ロールジャケットを既に張設したままの
状態で本発明の交換装置によって旧ロールジャケットを
ロールから取り外して装置上におろすことが可能であ
る。本発明ではロールジャケット交換装置を前以て降下
させて旧ロールジャケットを該交換装置から取り外す必
要なしに、旧ロールジャケットをロールから剥ぎ取った
直後にロール上に新ロールジャケットを被せ嵌めること
が可能である。これによってロールジャケットの交換時
間が著しく短縮されるので、ロールジャケット交換に要
する搾水機の稼働停止時間は、たとえ搾水ロールがカプ
セル化されていたとしても、短くなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の構成では、ケーシング
は、案内棒に対して実質的に平行に延在する２本の支持
ロッドを備えており、この両支持ロッドは、ケーシング
の両側で、前記案内棒によって規定された新ロールジャ
ケットの張設半径の範囲外に配置されている。ロールか
ら剥ぎ取られた旧ロールジャケットは、新ロールジャケ
ットがロールに被せ嵌められるまで、前記両側の支持ロ
ッド上に支持されて収容しておくことができる。このた
めにロールからの旧ロールジャケットの剥ぎ取り時にこ
の旧ロールジャケットの上側を切開し、この切開によっ
て発生する端縁区分を、支持ロッドを介して外向きに折
り返すのが有利である。前記切開は例えば回し引き鋸を
用いて行われ、該回し引き鋸によってロールジャケット
は、ロールからの剥ぎ取り時に順次切開される。
は、案内棒に対して実質的に平行に延在する２本の支持
ロッドを備えており、この両支持ロッドは、ケーシング
の両側で、前記案内棒によって規定された新ロールジャ
ケットの張設半径の範囲外に配置されている。ロールか
ら剥ぎ取られた旧ロールジャケットは、新ロールジャケ
ットがロールに被せ嵌められるまで、前記両側の支持ロ
ッド上に支持されて収容しておくことができる。このた
めにロールからの旧ロールジャケットの剥ぎ取り時にこ
の旧ロールジャケットの上側を切開し、この切開によっ
て発生する端縁区分を、支持ロッドを介して外向きに折
り返すのが有利である。前記切開は例えば回し引き鋸を
用いて行われ、該回し引き鋸によってロールジャケット
は、ロールからの剥ぎ取り時に順次切開される。
【０００８】支持ロッドに沿って複数の支持ベルトの両
端が夫々装着されて、該支持ベルトが案内棒の下方で、
剥離された旧ロールジャケット用の受けを形成している
のが有利である。その場合、前記支持ベルトは、支持ロ
ッドの縦方向にシフト可能に該支持ロッドに装着されて
いるのが有利である。例えばガイドレールに掛け込まれ
た支持ベルトは、これによって、剥離された旧ロールジ
ャケットと一緒に支持ロッドに沿って、該旧ロールジャ
ケットが完全にロールから剥ぎ取られるまで連行ガイド
される。新ロールジャケットをロールに被せ嵌めたのち
旧ロールジャケットが本発明の交換装置から取り外され
て廃棄部へ向かって搬出されるまで、支持ベルトは支持
ロッドと相俟って、旧ロールジャケットのための安定的
かつ確実な受けを形成している。
端が夫々装着されて、該支持ベルトが案内棒の下方で、
剥離された旧ロールジャケット用の受けを形成している
のが有利である。その場合、前記支持ベルトは、支持ロ
ッドの縦方向にシフト可能に該支持ロッドに装着されて
いるのが有利である。例えばガイドレールに掛け込まれ
た支持ベルトは、これによって、剥離された旧ロールジ
ャケットと一緒に支持ロッドに沿って、該旧ロールジャ
ケットが完全にロールから剥ぎ取られるまで連行ガイド
される。新ロールジャケットをロールに被せ嵌めたのち
旧ロールジャケットが本発明の交換装置から取り外され
て廃棄部へ向かって搬出されるまで、支持ベルトは支持
ロッドと相俟って、旧ロールジャケットのための安定的
かつ確実な受けを形成している。
【０００９】本発明の有利な構成によれば、支持ロッド
には、該支持ロッドの縦方向にシフト可能にガイドされ
て旧ロールジャケットを把持可能な複数のクランプジョ
ーが装着されている。その場合殊に有利には、各クラン
プジョーは支持ロッドに沿って摺動可能にガイドされる
キャリッジに固定されており、該キャリッジの他方の側
には、ロープウインチに巻上げ可能な引張りロープが係
合している。旧ロールジャケットにクランプジョーをセ
ットした後に、各クランプジョーは引張りロープによっ
て、支持ロッドに沿ってロールから引き離されるので、
クランプジョーによって把持された旧ロールジャケット
はロールから本発明の交換装置上へ引張られる。クラン
プジョーは例えばカラビナーフックを介して、引張りロ
ープによって支持ロッドに沿って引張られるキャリッジ
に固定することができる。
には、該支持ロッドの縦方向にシフト可能にガイドされ
て旧ロールジャケットを把持可能な複数のクランプジョ
ーが装着されている。その場合殊に有利には、各クラン
プジョーは支持ロッドに沿って摺動可能にガイドされる
キャリッジに固定されており、該キャリッジの他方の側
には、ロープウインチに巻上げ可能な引張りロープが係
合している。旧ロールジャケットにクランプジョーをセ
ットした後に、各クランプジョーは引張りロープによっ
て、支持ロッドに沿ってロールから引き離されるので、
クランプジョーによって把持された旧ロールジャケット
はロールから本発明の交換装置上へ引張られる。クラン
プジョーは例えばカラビナーフックを介して、引張りロ
ープによって支持ロッドに沿って引張られるキャリッジ
に固定することができる。
【００１０】本発明の更に有利な構成によれば、クラン
プジョーのための各引張りロープは、ロールから離隔し
た方の支持ロッド端部で変向ガイドローラを介してガイ
ドされている。これによって搾水機のフロア面に引張り
ロープのロープウインチを配置することが可能であり、
ひいては該引張りロープの操作も簡便になる。
プジョーのための各引張りロープは、ロールから離隔し
た方の支持ロッド端部で変向ガイドローラを介してガイ
ドされている。これによって搾水機のフロア面に引張り
ロープのロープウインチを配置することが可能であり、
ひいては該引張りロープの操作も簡便になる。
【００１１】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【００１２】図１に示した本発明によるロールジャケッ
ト交換装置は、フレーム架台の形式で建造されたケーシ
ング１を有している。図３と比較すれば判るように、ケ
ーシング１は４本の水平方向縦ステー材２を有し、該水
平方向縦ステー材は、ロールから離隔した方の側で、複
数本の鉛直ステー材３と複数本の水平方向横ステー材４
とによって互いに結合されている。複数本の斜向ステー
材５は夫々、上位の水平方向縦ステー材２の一端を下位
の水平方向縦ステー材の逆端と結合している。更に又、
上位の水平方向縦ステー材２の間と下位の水平方向縦ス
テー材２の間には、安定化のために夫々横桁が設けられ
ているが、図面では１本の上位の横桁２２だけが図示さ
れているにすぎない。
ト交換装置は、フレーム架台の形式で建造されたケーシ
ング１を有している。図３と比較すれば判るように、ケ
ーシング１は４本の水平方向縦ステー材２を有し、該水
平方向縦ステー材は、ロールから離隔した方の側で、複
数本の鉛直ステー材３と複数本の水平方向横ステー材４
とによって互いに結合されている。複数本の斜向ステー
材５は夫々、上位の水平方向縦ステー材２の一端を下位
の水平方向縦ステー材の逆端と結合している。更に又、
上位の水平方向縦ステー材２の間と下位の水平方向縦ス
テー材２の間には、安定化のために夫々横桁が設けられ
ているが、図面では１本の上位の横桁２２だけが図示さ
れているにすぎない。
【００１３】水平方向縦ステー材２と鉛直方向ステー材
３と水平方向横ステー材４と斜向ステー材５とによって
形成されたケーシング１の空間の内部に水平方向の案内
棒６が複数本配置されており、該案内棒は実質的にケー
シング１の水平方向縦ステー材２に対して平行に延びて
いる。案内棒６は、撓み調整ロールの新ロールジャケッ
ト７を張設するのに適した本数と配列で設けられてい
る。
３と水平方向横ステー材４と斜向ステー材５とによって
形成されたケーシング１の空間の内部に水平方向の案内
棒６が複数本配置されており、該案内棒は実質的にケー
シング１の水平方向縦ステー材２に対して平行に延びて
いる。案内棒６は、撓み調整ロールの新ロールジャケッ
ト７を張設するのに適した本数と配列で設けられてい
る。
【００１４】更にケーシング１の両側には、矢張り実質
的に水平方向縦ステー材２に対して平行に水平方向に延
在する２本の支持ロッド８が設けられている。該支持ロ
ッド８は、ロールから離隔した方のケーシング側で支持
されると共に、斜材９を介して下位の両水平方向縦ステ
ー材２の上に付加的に支持されている。両支持ロッド８
はその下側に夫々、レールガイド機構を備えており、該
レールガイド機構に、複数の支持ベルト１０の端部が掛
け込まれる。従って支持ベルト１０は支持ロッド８に沿
って縦方向シフト可能にガイドされている。
的に水平方向縦ステー材２に対して平行に水平方向に延
在する２本の支持ロッド８が設けられている。該支持ロ
ッド８は、ロールから離隔した方のケーシング側で支持
されると共に、斜材９を介して下位の両水平方向縦ステ
ー材２の上に付加的に支持されている。両支持ロッド８
はその下側に夫々、レールガイド機構を備えており、該
レールガイド機構に、複数の支持ベルト１０の端部が掛
け込まれる。従って支持ベルト１０は支持ロッド８に沿
って縦方向シフト可能にガイドされている。
【００１５】更にまた両支持ロッド８はその上側に夫
々、縦方向摺動可能にガイドされたキャリッジ１１を有
し、該キャリッジには、２つの環１３を備えた付設部１
２が設けられている。キャリッジ１１の一方の環１３に
は夫々１つのクランプジョー１４が例えばカラビナーフ
ック１５を介して装着可能である。他方の環１３を通っ
て引張りローブ１６の一端がガイドされており、該引張
りローブの他端はロープウインチ１７に固定されてい
る。該引張りローブ１６は、必要に応じて別のロープガ
イドによって支持ロッド８に沿ってガイドされており、
かつ、ロールから離隔した方の支持ロッド端部では変向
ガイドローラ２１を介してガイドされ、こうしてロープ
ウインチ１７をケーシング１の下方の床面に配置するこ
とが可能になる。
々、縦方向摺動可能にガイドされたキャリッジ１１を有
し、該キャリッジには、２つの環１３を備えた付設部１
２が設けられている。キャリッジ１１の一方の環１３に
は夫々１つのクランプジョー１４が例えばカラビナーフ
ック１５を介して装着可能である。他方の環１３を通っ
て引張りローブ１６の一端がガイドされており、該引張
りローブの他端はロープウインチ１７に固定されてい
る。該引張りローブ１６は、必要に応じて別のロープガ
イドによって支持ロッド８に沿ってガイドされており、
かつ、ロールから離隔した方の支持ロッド端部では変向
ガイドローラ２１を介してガイドされ、こうしてロープ
ウインチ１７をケーシング１の下方の床面に配置するこ
とが可能になる。
【００１６】本発明の交換装置によってロールジャケッ
トを交換するために、未使用の新ロールジャケット７が
先ずケーシング１の複数本の案内棒６上に被せ嵌められ
る。このように被せ嵌められた新ロールジャケット７を
備えたケーシング１は、例えば上位の水平方向縦ステー
材２を結合している横桁２２に係合するクレーンによっ
て、交換すべき使用済みの旧ロールジャケット１８を備
えたロールの方に移動される。交換装置がロールの操作
側で該ロールのジャーナルピンに挿嵌された後、ロール
はロール支台から解離され交換装置によってリフトされ
る。その上でクランプジョー１４が旧ロールジャケット
１８に装着されかつカラビナーフック１５によってキャ
リッジ１１に取付けられる。今やロープウインチ１７を
介して旧ロールジャケット１８はロールから剥ぎ取られ
る訳であるが、その場合、旧ロールジャケット１８は、
例えば図１に略示したように回し引き鋸１９によって上
側を切開される。この場合の旧ロールジャケット１８の
切開はその都度常に、ロールジャケット１８の緊締ディ
スク２０まで行うことができる。
トを交換するために、未使用の新ロールジャケット７が
先ずケーシング１の複数本の案内棒６上に被せ嵌められ
る。このように被せ嵌められた新ロールジャケット７を
備えたケーシング１は、例えば上位の水平方向縦ステー
材２を結合している横桁２２に係合するクレーンによっ
て、交換すべき使用済みの旧ロールジャケット１８を備
えたロールの方に移動される。交換装置がロールの操作
側で該ロールのジャーナルピンに挿嵌された後、ロール
はロール支台から解離され交換装置によってリフトされ
る。その上でクランプジョー１４が旧ロールジャケット
１８に装着されかつカラビナーフック１５によってキャ
リッジ１１に取付けられる。今やロープウインチ１７を
介して旧ロールジャケット１８はロールから剥ぎ取られ
る訳であるが、その場合、旧ロールジャケット１８は、
例えば図１に略示したように回し引き鋸１９によって上
側を切開される。この場合の旧ロールジャケット１８の
切開はその都度常に、ロールジャケット１８の緊締ディ
スク２０まで行うことができる。
【００１７】剥ぎとられた旧ロールジャケット１８は複
数の支持ベルト１０によって受取られるが、この場合、
旧ロールジャケット１８の切開によって発生する端縁区
分は、支持ロッド８を介して外向きに折り返すことがで
きる。支持ベルト１０は、剥ぎ取られた旧ロールジャケ
ット１８と共に支持ロッド８に沿って、ロールから離隔
した方のケーシング１の側へ向かって移動するので、完
全に剥ぎ取られた旧ロールジャケット１８はその全長に
わたって支持ベルト１０によって支持される。
数の支持ベルト１０によって受取られるが、この場合、
旧ロールジャケット１８の切開によって発生する端縁区
分は、支持ロッド８を介して外向きに折り返すことがで
きる。支持ベルト１０は、剥ぎ取られた旧ロールジャケ
ット１８と共に支持ロッド８に沿って、ロールから離隔
した方のケーシング１の側へ向かって移動するので、完
全に剥ぎ取られた旧ロールジャケット１８はその全長に
わたって支持ベルト１０によって支持される。
【００１８】旧ロールジャケット１８が完全に剥ぎ取ら
れると、今度は新ロールジャケット７をロールに被せ嵌
める段取りになる訳であるが、その場合、旧ロールジャ
ケット１８を前以て除去する必要はない。むしろ新ロー
ルジャケット７は、本発明の交換装置を降下させて撤去
することなしに該交換装置から直接にロールに被せ嵌め
ることができる。新ロールジャケット７を被せ嵌めたの
ちに始めて、本発明の交換装置は再び取り除かれ、かつ
旧ロールジャケット１８はケーシング１から取り出され
て廃棄部へ搬出される。
れると、今度は新ロールジャケット７をロールに被せ嵌
める段取りになる訳であるが、その場合、旧ロールジャ
ケット１８を前以て除去する必要はない。むしろ新ロー
ルジャケット７は、本発明の交換装置を降下させて撤去
することなしに該交換装置から直接にロールに被せ嵌め
ることができる。新ロールジャケット７を被せ嵌めたの
ちに始めて、本発明の交換装置は再び取り除かれ、かつ
旧ロールジャケット１８はケーシング１から取り出され
て廃棄部へ搬出される。
【００１９】
【発明の効果】本発明の交換装置は、撓み調整ロールが
カプセル化によって封水されている場合でも、該撓み調
整ロールのロールジャケットを迅速かつ問題のない交換
を可能にする。これによってロールの稼働停止時間が極
力最小限に抑えられるので、格別顕著な経費節減が得ら
れる。
カプセル化によって封水されている場合でも、該撓み調
整ロールのロールジャケットを迅速かつ問題のない交換
を可能にする。これによってロールの稼働停止時間が極
力最小限に抑えられるので、格別顕著な経費節減が得ら
れる。
【図１】本発明によるロールジャケット交換装置の側面
図である。
図である。
【図２】図１に示した円囲み部分の拡大詳細図である。
【図３】ロールから離隔した方の側から見た本発明のロ
ールジャケット交換装置の正面図である。
ールジャケット交換装置の正面図である。
１ ケーシング、 ２ 水平方向縦ステー材、 ３
鉛直方向ステー材、 ４ 水平方向横ステー材、
５ 斜向ステー材、 ６ 案内棒、 ７新ロール
ジャケット、 ８ 支持ロッド、 ９ 斜材、 １
０ 支持ベルト、 １１ キャリッジ、 １２
付設部、 １３ 環、 １４クランプジョー、 １５
カラビナーフック、 １６ 引張りロープ、 １
７ ロープウインチ、 １８ 旧ロールジャケッ
ト、 １９ 回し引き鋸、 ２０ 緊締ディスク、
２１ 変向ガイドローラ、 ２２ 横桁
鉛直方向ステー材、 ４ 水平方向横ステー材、
５ 斜向ステー材、 ６ 案内棒、 ７新ロール
ジャケット、 ８ 支持ロッド、 ９ 斜材、 １
０ 支持ベルト、 １１ キャリッジ、 １２
付設部、 １３ 環、 １４クランプジョー、 １５
カラビナーフック、 １６ 引張りロープ、 １
７ ロープウインチ、 １８ 旧ロールジャケッ
ト、 １９ 回し引き鋸、 ２０ 緊締ディスク、
２１ 変向ガイドローラ、 ２２ 横桁
Claims (8)
- 【請求項１】 ロールジャケット（７）を張設するため
の互いに実質的に平行に延びる複数本の案内棒（６）を
配設した架台状のケーシング（１）を装備した形式の、
特に撓み調整ロールのような可撓性のロールジャケット
を備えたロール用のロールジャケット交換装置におい
て、案内棒（６）上に新ロールジャケット（７）を張設
したままで旧ロールジャケット（１８）を収容する手段
が設けられていることを特徴とする、ロールジャケット
交換装置。 - 【請求項２】 ケーシング（１）が、案内棒（６）に対
して実質的に平行に延在する２本の支持ロッド（８）を
備えており、この両支持ロッドが、ケーシング（１）の
両側で、前記案内棒（６）によって規定された新ロール
ジャケット（７）の張設半径の範囲外に配置されてい
る、請求項１記載のロールジャケット交換装置。 - 【請求項３】 支持ロッド（８）に沿って複数の支持ベ
ルト（１０）の両端が夫々装着されて、該支持ベルト
（１０）が案内棒（６）の下方で、剥離された旧ロール
ジャケット（１８）用の受けを形成している、請求項２
記載のロールジャケット交換装置。 - 【請求項４】 支持ベルト（１０）が、支持ロッド
（８）の縦方向にシフト可能に該支持ロッド（８）に装
着されている、請求項３記載のロールジャケット交換装
置。 - 【請求項５】 支持ロッド（８）には、該支持ロッドの
縦方向にシフト可能にガイドされて旧ロールジャケット
（１８）を把持可能な複数のクランプジョー（１４）が
装着される、請求項２から４までのいずれか１項記載の
ロールジャケット交換装置。 - 【請求項６】 各クランプジョー（１４）が、支持ロッ
ド（８）に沿って摺動可能にガイドされるキャリッジ
（１１）に固定可能であり、該キャリッジの他方の側に
は、ロープウインチ（１７）に巻上げ可能な引張りロー
プ（１６）が係合している、請求項５記載のロールジャ
ケット交換装置。 - 【請求項７】 クランプジョー（１４）がカラビナーフ
ック（１５）を介してキャリッジ（１１）に固定可能で
ある、請求項６記載のロールジャケット交換装置。 - 【請求項８】 各引張りロープ（１６）が、ロールから
離隔した方の支持ロッド（８）の端部で変向ガイドロー
ラ（２１）を介してガイドされている、請求項６又は７
記載のロールジャケット交換装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29609694U DE29609694U1 (de) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | Vorrichtung zum Austauschen eines Walzenmantels |
| DE29609694.6 | 1996-05-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128589A true JPH10128589A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=8024635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13961997A Pending JPH10128589A (ja) | 1996-05-31 | 1997-05-29 | ロールジャケットの交換装置 |
Country Status (4)
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| DE (1) | DE29609694U1 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB557387A (en) * | 1942-05-13 | 1943-11-18 | Pusey & Jones Corp | Improvements in or relating to fourdrinier paper-making machines |
| DE2606545C3 (de) * | 1976-02-19 | 1978-11-09 | Hermann Berstorff Maschinenbau Gmbh, 3000 Hannover | Vorrichtung zum Ab- bzw. Aufziehen eines Walzenmantels auf einen Walzenkern einer Kalanderwalze |
| DE3007943C2 (de) * | 1980-02-27 | 1983-09-08 | Escher Wyss AG, Zürich | Durchbiegungseinstellwalze |
| DE4328505C2 (de) * | 1993-08-25 | 1997-04-24 | Voith Gmbh J M | Cantileverbare Walze |
| SE502125C2 (sv) * | 1993-12-02 | 1995-08-28 | Valmet Karlstad Ab | Kompakt stativering för en press i en pappers- eller kartongmaskin |
-
1996
- 1996-05-31 DE DE29609694U patent/DE29609694U1/de not_active Expired - Lifetime
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1997
- 1997-04-25 EP EP97106863A patent/EP0812955A1/de not_active Ceased
- 1997-05-29 JP JP13961997A patent/JPH10128589A/ja active Pending
- 1997-05-30 CA CA 2206572 patent/CA2206572A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2206572A1 (en) | 1997-11-30 |
| EP0812955A1 (de) | 1997-12-17 |
| DE29609694U1 (de) | 1996-08-22 |
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