JPH10128377A - 活性汚泥法処理水のオゾン処理方法 - Google Patents

活性汚泥法処理水のオゾン処理方法

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JPH10128377A
JPH10128377A JP8287198A JP28719896A JPH10128377A JP H10128377 A JPH10128377 A JP H10128377A JP 8287198 A JP8287198 A JP 8287198A JP 28719896 A JP28719896 A JP 28719896A JP H10128377 A JPH10128377 A JP H10128377A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有機性排水を生物学的方法とオゾン処理を含む
物理化学的方法との組み合わせ処理によって、より高い
CODの除去と共に、発生する汚泥を少量前段の生物処
理系に返送して系全体としての汚泥発生も抑制する方法
を提供する。 【解決手段】生物反応槽と最終沈殿池からなる処理系
で、活性汚泥処理系から活性汚泥を引抜き、この汚泥を
オゾン処理したのちに活性汚泥処理系に導入する処理に
おいて、1)オゾン処理と紫外線照射との併用、2)オゾン
処理と過酸化水素水添加との併用、3)オゾン処理と光触
媒処理との併用を行なう方法で、また、4)オゾン処理の
後で生物処理を行い、さらに発生する少量の汚泥を前段
の活性汚泥処理系に返送し処理を行なう方法で、さらに
5)〜7)は、4)と1)〜3)との組み合わせで処理を行なう方
法で、この課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機性排水を生物学的
方法と物理化学的方法の組み合わせで処理する方法であ
って、特に余剰汚泥の生成を抑制する処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】下水や生活排水、有機性工場排水等を活
性汚泥法に代表される生物学的な方法で処理する場合、
微生物の増殖にともなって余剰汚泥が発生する。この余
剰汚泥の処理方法としては、脱水、埋め立てが一般的で
あるが、脱水機が高価で操作も面倒であることや、埋め
立て用地が不足していること等の理由から、できるだけ
余剰汚泥を発生させない排水処理法が求められている。
【0003】この要求に適した方法として、特開平6−
206088号公報に生物学的処理法にオゾン処理法を
組み合わせた余剰汚泥を発生させない排水処理法が記載
されている。この公報の方法は、好気性微生物を含む活
性汚泥の存在下で、有機性排液を好気性処理する方法に
おいて、被処理液中のBODの同化により増殖する汚泥
量よりも多い量の活性汚泥を好気性処理系から引抜き、
引抜き汚泥をオゾン処理したのち好気性処理系に導入す
ることを特長とする有機性排液の好気性処理方法であ
る。この方法では、活性汚泥の一部をオゾン処理するこ
とにより、微生物の細胞壁を破壊し、微生物を生物分解
可能な有機物に変換して再度処理を行うので、有機物の
分解が促進され汚泥が発生しないことになる。生物処理
とオゾン処理の特長を組み合わせた優れた着想である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−206088号公報に記載された処理法では、微生
物による分解が困難な溶解性の有機物が次第に反応槽内
に蓄積し、一部が処理水に含まれて流出するため、処理
水中の溶解性CODやTOCが高くなる問題がある。例
えばこの方法で下水を処理した場合、処理水中の溶解性
CODは通常の活性汚泥法処理水のCODの2倍程度と
なってしまう。この様な高いCODの処理水が放流され
ることは環境保護の観点から大きな問題であった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、生物処理とオゾン処理を組み合わせ
た処理において、余剰汚泥が発生せず、しかも処理水C
ODが低い処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題解決のため
に、本発明者らは活性汚泥を活性汚泥処理系(本発明で
は、前段の処理系が無酸素条件のように好気性以外の条
件を有する場合も成立するので、従来の「好気性処理
系」という表現を「活性汚泥処理系」と変更して記載す
る)から引抜き、この引抜き汚泥をオゾン処理したのち
に活性汚泥処理系に導入するという処理方法について研
究開発を行い、処理水に含まれるCOD成分は、微生物
による分解が困難であることから、オゾンの強力な酸化
作用による分解が必要で、しかも処理効果を上げるため
には、オゾンの酸化作用を促進する条件下でのオゾン酸
化が必要であるとの結論を得た。また、水質によって
は、オゾンの酸化作用を促進する条件下でのオゾン酸化
によって、生物分解可能な溶解性有機物が生成する場合
もあるので、その後さらに生物処理を行うことが望まし
いこともあるとの結論に達した。
【0007】これらの知見を基に、上記の課題を解決す
るために、次に示す7種類の具体的な処理方法を提供す
る。以下に順次これらの処理方法を説明する。本発明の
第1の処理法は、主として生物反応槽と最終沈殿池から
なる活性汚泥処理系から活性汚泥を引抜き、引抜き汚泥
をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入する処理に
おいて、その後段で前記活性汚泥処理系からの溶解性C
ODが高い処理水を紫外線照射とオゾン処理とを併用す
る処理法である。
【0008】この処理法では、紫外線はオゾンに作用し
て強力な酸化作用を有するOHラジカルの生成を促進す
る効果があるので、併用処理を行えば、強い酸化力によ
って前記処理水に含まれていた生物難分解性の溶解性有
機物は分解され、COD濃度が大幅に低減されることに
なる。本発明の第2の処理法は、主として生物反応槽と
最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥を引抜
き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に
導入する処理において、その後段で前記活性汚泥処理系
からの溶解性CODが高い処理水に過酸化水素水を添加
しつつオゾン処理を行う処理法である。
【0009】この処理法では、過酸化水素はオゾンに作
用して強力な酸化作用を有するOHラジカルの生成を促
進する効果があるので、併用処理を行えば、強い酸化力
によって前記処理水に含まれていた生物難分解性の溶解
性有機物は分解され、COD濃度が大幅に低減されるこ
とになる。本発明の第3の処理法は、主として生物反応
槽と最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥を
引抜き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理
系に導入する処理において、その後段で前記活性汚泥処
理系からの溶解性CODが高い処理水をオゾン処理と不
溶性の光触媒処理とを併用する処理法である。
【0010】この処理法では、光触媒は有機物をオゾン
酸化した時に生成する中間体を光の照射条件下で効率良
く分解する作用があるので、併用処理を行えば、前記処
理水に含まれていた生物難分解性の溶解性有機物はオゾ
ン酸化による分解と一部中間体の生成、その中間体の光
触媒による分解の経路で除去され、COD濃度が大幅に
低減されることになる。
【0011】本発明の第4の処理法は、主として生物反
応槽と最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥
を引抜き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処
理系に導入する処理において、その後段で前記活性汚泥
処理系からの溶解性CODが高い処理水のオゾン処理を
行い、さらにこの水を生物処理し、後段の生物処理装置
から発生する汚泥を前記生物反応槽に返送する処理法で
ある。
【0012】この処理法では、オゾン処理で前記処理水
に含まれていた生物難分解性の溶解性有機物を酸化分解
した後に、生物処理でオゾン酸化によって生成した中間
体を除去しCOD濃度を低減する。また、後段の生物処
理装置から発生する汚泥を前記生物反応槽に返送し処理
することによって系全体としての汚泥の発生を抑制す
る。
【0013】本発明の第5の処理法は、主として生物反
応槽と最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥
を引抜き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処
理系に導入する処理において、その後段で前記活性汚泥
処理系からの溶解性CODが高い処理水を紫外線照射と
オゾン処理の併用で処理し、さらにこの水を生物処理
し、後段の生物処理装置から発生する汚泥を前記生物反
応槽に返送する処理法である。
【0014】この処理法では、紫外線照射とオゾン処理
との併用で、前記処理水に含まれていた生物難分解性の
溶解性有機物を酸化分解した後に、生物処理で前記併用
処理によって生成した中間体を除去しCOD濃度を低減
する。また、後段の生物処理装置から発生する汚泥を前
記生物反応槽に返送し処理することによって系全体とし
ての汚泥の発生を抑制する。
【0015】本発明の第6の処理法は、主として生物反
応槽と最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥
を引抜き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処
理系に導入する処理において、その後段で前記活性汚泥
処理系からの溶解性CODが高い処理水に過酸化水素水
を添加しつつオゾン処理を行い、さらにこの水を生物処
理し、後段の生物処理装置から発生する汚泥を前記生物
反応槽に返送する処理法である。
【0016】この処理法では、過酸化水素水とオゾン処
理との併用で、前記処理水に含まれていた生物難分解性
の溶解性有機物を酸化分解した後に、生物処理で前記併
用処理によって生成した中間体を除去しCOD濃度を低
減する。また、後段の生物処理装置から発生する汚泥を
前記生物反応槽に返送し処理することによって系全体と
しての汚泥の発生を抑制する。
【0017】本発明の第7の処理法は、主として生物反
応槽と最終沈殿池からなる活性汚泥処理系から活性汚泥
を引抜き、引抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処
理系に導入する処理において、その後段で前記活性汚泥
処理系からの溶解性CODが高い処理水をオゾン処理と
不溶性の光触媒処理の併用で処理し、さらにこの水を生
物処理し、後段の生物処理装置から発生する汚泥を前記
生物反応槽に返送する処理法である。
【0018】この処理法では、オゾン処理と不溶性の光
触媒処理との併用で、前記処理水に含まれていた生物難
分解性の溶解性有機物を、酸化分解と一部中間体の生
成、その中間体の光触媒による分解の経路で処理した後
に、生物処理で前記併用処理において残存した中間体を
除去しCOD濃度を低減する。また、後段の生物処理装
置から発生する汚泥を前記生物反応槽に返送し処理する
ことによって系全体としての汚泥の発生を抑制する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による処理の実施例
を図面を参照して説明する。図1は下水処理を目的とし
た本発明の第1の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。図1において、この処理法は、生物反応槽2と最終
沈殿池3からなる下水1の活性汚泥処理系、引抜汚泥ポ
ンプ7と汚泥用オゾン処理槽10及びオゾン発生機8か
らなる汚泥のオゾン処理系、さらに水用オゾン処理槽1
3と紫外線ランプ12からなる水のオゾン処理系の三つ
の系から構成されている。このうち、下水の活性汚泥処
理系と汚泥のオゾン処理系は特開平6−206088号
公報に記載された処理法を下水処理に適用した形態とな
っている。
【0020】この従来技術の部分を簡単に説明する。下
水1は生物反応槽2内で散気装置4から空気を供給され
つつ活性汚泥で処理され、最終沈殿池3において固液分
離がなされる。また、汚泥は返送汚泥ポンプ5を経て返
送汚泥6として生物反応槽2に返されるが、その一部は
引抜汚泥ポンプ7を介して汚泥用オゾン処理槽10に送
られ、ここでオゾン処理を受けた後に生物反応槽2に導
入される。オゾン9aの添加量は流入下水量を基準にす
ると、およそ10〜20mg/L程度である。この汚泥
用オゾン処理槽10では活性汚泥を構成する微生物の細
胞壁が破壊され、オゾン処理汚泥11は微生物処理可能
な有機物として生物反応槽2に導入され、大部分が水や
炭酸ガスまで分解される。したがって、この活性汚泥処
理系と汚泥のオゾン処理系からなる従来技術の部分から
は汚泥が発生しない。
【0021】本発明における第1の処理法の特徴は前記
処理系の後段に、紫外線ランプ12を備えた水用オゾン
処理槽13を設けた点にあり、添加するオゾン9bはオ
ゾン発生機8から得ている。処理機能を説明すると、最
終沈殿池3を経た水は溶解性のCODが高い状態で水用
オゾン処理槽13に流入し、紫外線ランプ12から紫外
線照射を受けながらオゾン酸化処理される。紫外線照射
量は水質にもよるが、100〜500W・秒/m3 程度
である。紫外線はオゾンに作用して強力な酸化作用を有
するOHラジカルの生成を促進する効果があるので、こ
の槽内において流入したCOD成分は強い酸化を受け除
去される。実験結果によれば、前述の条件でCOD除去
率は40%以上であり、オゾン添加量は5〜20mg/
L程度、処理時間は10〜60分程度である。添加する
オゾン濃度は20〜200g/Nm3 程度で、オゾン濃
度を濃くすると、反応速度が速くなる、発泡が少なくな
る等の利点がある。ここでのオゾン利用効率は90%以
上であるが、若干の排オゾン14が発生するので、これ
は別途排オゾン処理装置で処理する。また、こうした処
理では同時に水中の色度成分もオゾン酸化により除去さ
れるので、色度が低く透明感が高くCODも除去された
オゾン処理水15が得られる。
【0022】なお、図1では水用オゾン処理槽13の中
に紫外線ランプ12を浸漬した形態を示したが、オゾン
処理槽と紫外線ランプ照射部を分離し、オゾン添加後に
溶存オゾンが残存している条件で紫外線を照射する方法
でも同様の効果が得られる。この場合、オゾン処理槽と
紫外線ランプ照射部の間で、被処理水を循環させること
もある。また、これまでは生物反応槽2は好気性処理と
して説明したが、間欠曝気により、好気、無酸素処理を
行っている場合にも本実施例は成立する。この条件は以
下の第2から第7の処理法においても同様である。
【0023】次に、本発明による第2の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図2は下水処理を目的とし
た本発明の第2の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。第2の処理法は基本的には第1の処理法に類似して
おり、異なる点はCODの高い生物処理水を、過酸化水
素水を添加しつつオゾン処理している点にある。したが
って、説明はその点に限定し、前段にあたる下水の活性
汚泥処理系と汚泥のオゾン処理系の説明は省略する。
【0024】本発明における第2の処理法の特徴は前記
処理系の後段に、過酸化水素水貯留槽16に貯留した過
酸化水素水を薬注ポンプ17を用いて注入しつつ、水用
オゾン処理槽13においてオゾン処理を行う点にあり、
添加するオゾン9bはオゾン発生機8から得ている。処
理機能を説明すると、最終沈殿池3を経た水は溶解性の
CODが高い状態で水用オゾン処理槽13に流入し、過
酸化水素存在下でオゾン酸化処理される。過酸化水素添
加量は水質にもよるが、10〜30mg/L程度であ
る。過酸化水素はオゾンに作用して強力な酸化作用を有
するOHラジカルの生成を促進する効果があるので、こ
の槽内において流入したCOD成分は強い酸化を受け除
去されるのである。COD除去率は40%以上であり、
オゾン添加量は5〜50mg/L程度、処理時間は5〜
30分程度である。添加するオゾン濃度は20〜200
g/Nm3 程度で、オゾン濃度を濃くすると、反応速度
が速くなる、発泡が少なくなる等の利点がある。ここで
のオゾン利用効率は90%以上であるが、若干の排オゾ
ン14が発生するので、これは別途排オゾン処理装置で
処理される。また、こうした処理では同時に水中の色度
成分もオゾン酸化により除去されるので、色度が低く透
明感が高くCODも除去されたオゾン処理水15が得ら
れることになる。
【0025】次に、本発明による第3の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図3は下水処理を目的とし
た本発明の第3の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。第3の処理法は基本的には第1の処理法に類似して
おり、異なる点はCODの高い生物処理水を、光触媒存
在下でオゾン処理している点にある。したがって、説明
はその点に限定し、前段にあたる下水の活性汚泥処理系
と汚泥のオゾン処理系の説明は省略する。
【0026】本発明における第3の処理法の特徴は前記
処理系の後段に、水用オゾン処理槽13に光触媒ペレッ
ト19を投入し流動させつつ水銀灯18の照明下でオゾ
ン処理を行う点にあり、添加するオゾン9bはオゾン発
生機8から得ている。処理機能を説明すると、最終沈殿
池3を経た水は溶解性のCODが高い状態で水用オゾン
処理槽13に流入し、光触媒存在下でオゾン酸化処理さ
れる。光触媒としては二酸化チタン、酸化亜鉛、三酸化
タングステン等が利用できるが、二酸化チタンが効率の
点から望ましい。光触媒ペレット19の大きさは直径3
〜5mm程度であり、光触媒の粉末を重量比1〜10%
でポリエチレングリコールと混合し重合反応を進行させ
た後、塩化カルシウム溶液中に滴下形成して得たもので
ある。このペレットの比重は1程度で、気液混合槽での
流動は良好である。光触媒ペレット19の投入量は50
〜300kg/m3 程度である。光触媒は有機物をオゾ
ン酸化した時に生成する中間体を光の照射条件下で効率
良く分解する作用があるので、オゾンと光触媒との併用
処理によって流入したCOD成分が除去されるのであ
る。なお、光触媒ペレット19が流出しないよう、通常
は目幅1mm程度のウエッジワイヤスクリーンを水用オ
ゾン処理槽13の流出口に設けている。光エネルギーを
与えるための光源としては通常の水銀灯が用いられ、光
の照射量は1〜20kW・秒/m3 程度である。
【0027】オゾン酸化反応を加速する目的で紫外線ラ
ンプを用いることもできる。実験結果によると、こうし
た場合のCOD除去率は40%以上であり、オゾン添加
量は5〜20mg/L程度、処理時間は0.5〜4時間
程度である。添加するオゾン濃度は20〜200g/N
3 程度で、オゾン濃度を濃くすると、反応速度が速く
なる、発泡が少なくなる等の利点がある。ここでのオゾ
ン利用効率は90%以上であるが、若干の排オゾン14
が発生するので、これは別途排オゾン処理装置で処理さ
れる。また、こうした処理では同時に水中の色度成分も
オゾン酸化により除去されるので、色度が低く透明感が
高くCODも除去されたオゾン処理水15が得られる。
なお、図3では水用オゾン処理槽13の中に光触媒ペレ
ット19を投入した形態を示したが、オゾン処理槽と光
触媒処理部を分離し、新たに光触媒処理槽を設けて、オ
ゾン処理後に光触媒処理をおこなっても同様の効果が得
られる。また、光触媒は板状の構造材に塗布し充填す
る、小片状の板に付着させて投入する等、前記と異なる
方法で槽内に入れてもよい。
【0028】次に、本発明による第4の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図4は下水処理を目的とし
た本発明の第4の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。この処理法は下水の活性汚泥処理系と汚泥のオゾン
処理系からなる従来の処理法にオゾン処理と再度の生物
処理を付加した点に特徴がある。したがって、説明はそ
の点に限定し、前段にあたる下水の活性汚泥処理系と汚
泥のオゾン処理系の説明は省略する。
【0029】本発明における第4の処理法では前記処理
系から流出した水を水用オゾン処理槽13でオゾン処理
し、さらにここで得られたオゾン処理水15を好気性ろ
床20において再度生物処理し処理水25を得ている。
フローの順に処理機能を説明すると、水用オゾン処理槽
13では通常のオゾン酸化処理が行われる。この場合の
COD除去率は20〜30%であり、オゾン添加量は5
〜20mg/L程度、処理時間は5〜20分程度であ
る。添加するオゾン濃度は20〜200g/Nm 3 程度
で、オゾン濃度を濃くすると、反応速度が速くなること
や、発泡が少なくなること等の利点がある。オゾン9b
はオゾン発生機8から得ている。ここでのオゾン利用効
率は90%以上であるが、若干の排オゾン14が発生す
るので、これは別途排オゾン処理装置で処理される。次
にオゾン処理水15は好気性ろ床20に流入し、生物処
理を受ける。この理由は、オゾン処理のみではCOD除
去率は20〜30%とあまり高くないが、オゾン酸化に
より微生物処理可能な中間体が生成しているので、その
中間体を好気性ろ床20において微生物の働きで除去す
ることにより、COD除去率をさらに上げようとするた
めである。ここで好気性ろ床20の構造及び処理機能に
ついて説明すると、この装置は生物処理とろ過処理を兼
用しており、セラミック又はアンスラサイト等からなる
ろ材21が充填され、ろ材21の表面に生育した微生物
の働きによって処理がなされる。処理条件として、ろ過
速度は30〜100m/日程度、空気は下部から処理水
量の2〜5倍程度が供給される。オゾン処理水15はこ
こで生物処理を受け、CODが除去された後、処理水貯
留槽22を経て処理水25として放流される。ただし、
生物処理を続けていると微生物が増殖し、次第にろ材2
1が詰まってくるので余剰微生物を除去する操作が必要
となる。これが、逆洗で、逆洗は空気と水の併用で行わ
れ、水は処理水貯留槽22内の処理水25が使用され、
逆洗ポンプ23によって好気性ろ床20下部から送り込
まれる。逆洗時間は30分程度で、頻度は数日に1度程
度と少ない。逆洗水は汚泥を含むので、逆洗汚泥24と
して再度生物反応槽2に返送される。この逆洗汚泥24
の量は生物反応槽2で増殖する活性汚泥の量よりはるか
に少ないので、逆洗汚泥24の投入によって下水の活性
汚泥処理系と汚泥のオゾン処理系が影響を受けることは
ないのである。したがって、この第4の処理法において
も、汚泥が全体として発生せず、しかも処理水25CO
Dは低くなる。なお、後段の生物処理法として好気性ろ
床法を述べたが、他の方法でも良く、例えば接触曝気法
でも同様の効果が得られ、発生した汚泥は生物反応槽2
に返送されるのは言うまでもない。
【0030】次に、本発明による第5の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図5は下水処理を目的とし
た本発明の第5の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。第5の処理法は第1の処理法に再度の生物処理法と
して好気性ろ床法を付加している。第1の処理法でも処
理水CODの低減は可能であるが、第5の方法はより一
層の低減を目的とした場合で、水用オゾン処理槽13に
おけるオゾン酸化の結果として微生物処理可能な中間体
が生成しているので、その中間体を好気性ろ床20にお
いて微生物の働きで除去することにより、COD除去率
をさらに上げることができる。後段のオゾン処理及び生
物処理についてはすでに第1の処理法、第4の処理法で
述べているので、説明を省略する。
【0031】次に、本発明による第6の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図6は下水処理を目的とし
た本発明の第6の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。第6の処理法は第2の処理法に再度の生物処理法と
して好気性ろ床法を付加している。第2の処理法でも処
理水CODの低減は可能であるが、第6の方法はより一
層の低減を目的とした場合で、水用オゾン処理槽13に
おけるオゾン酸化の結果として微生物処理可能な中間体
が生成しているので、その中間体を好気性ろ床20にお
いて微生物の働きで除去することにより、COD除去率
をさらに上げることができる。後段のオゾン処理及び生
物処理についてはすでに第2の処理法、第4の処理法で
述べているので、説明を省略する。
【0032】次に、本発明による第7の処理法の実施例
を図面を参照して説明する。図7は下水処理を目的とし
た本発明の第7の処理法の実施例を示すフロー図であ
る。第7の処理法は第3の処理法に再度の生物処理法と
して好気性ろ床法を付加している。第3の処理法でも処
理水CODの低減は可能であるが、第7の方法はより一
層の低減を目的とした場合で、水用オゾン処理槽13に
おけるオゾン酸化の結果として微生物処理可能な中間体
が生成しているので、その中間体を好気性ろ床20にお
いて微生物の働きで除去することにより、COD除去率
をさらに上げることができる。後段のオゾン処理及び生
物処理についてはすでに第3の処理法、第4の処理法で
述べているので、説明を省略する。
【0033】以上、下水を例として実施例を述べたが、
下水に限らず有機性の排水であればこれらの処理法を適
用することができる。また、処理水CODを除去するこ
とができる7種の処理法の実施例を説明しているが、こ
のうちどの方法を選択するかは、対象とする排水の水
質、目標処理水質、経済性、維持管理性等を考慮し、個
々に決定すれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上、本発明の処理方法を説明したが、
本発明は特開平6−206088号公報に記載された処
理法の問題点である、CODの高い処理水の流出を解決
したものである。すなわち、本発明は特開平6−206
088号公報に記載された処理法の後段で、オゾン処
理、オゾン酸化促進処理、生物処理を行って処理水CO
Dを除去する方法である。
【0035】第1、第2及び第3の方法は、オゾン処理
と紫外線処理、過酸化水素処理、光触媒処理を併用する
ことによって、オゾン処理単独では得られない高い溶解
性有機物の分解を達成しCODの除去を実現している。
また、第4の方法では、オゾン処理の後で生物処理を行
うことにより、生成した中間体を除去して高いCODの
除去を実現し、さらに発生する少量の汚泥を前段の活性
汚泥処理系に返送して処理することにより、系全体とし
ての汚泥発生も抑制し、汚泥が出ないとする特開平6−
206088号公報に記載された処理法の特徴を堅持し
ている。
【0036】さらに、第5、第6及び第7の方法は、第
1、第2及び第3の方法で得られた処理水をさらに生物
処理することにより、より高いCOD除去を実現すすと
ともに、発生する少量の汚泥を前段の生物処理系に返送
して処理することにより、系全体としての汚泥発生も抑
制し、汚泥が出ないとする特開平6−206088号公
報に記載された処理法の特徴を堅持している。
【0037】このように、本発明の処理法によれば、高
いCOD除去を安定して実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のフロー図
【図2】本発明の第2の実施例のフロー図
【図3】本発明の第3の実施例のフロー図
【図4】本発明の第4の実施例のフロー図
【図5】本発明の第5の実施例のフロー図
【図6】本発明の第6の実施例のフロー図
【図7】本発明の第7の実施例のフロー図
【符号の説明】
1 下水 2 生物反応槽 3 最終沈殿池 4 散気装置 5 返送汚泥ポンプ 6 返送汚泥 7 引抜汚泥ポンプ 8 オゾン発生機 9a オゾン 9b オゾン 10 汚泥用オゾン処理槽 11 オゾン処理汚泥 12 紫外線ランプ 13 水用オゾン処理槽 14 排オゾン 15 オゾン処理水 16 過酸化水素水貯留槽 17 薬注ポンプ 18 水銀灯 19 光触媒ペレット 20 好気性ろ床 21 ろ材 22 処理水貯留槽 23 逆洗 24 逆洗汚泥 25 処理水 26 空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/72 101 C02F 1/72 101 1/78 ZAB 1/78 ZAB 3/06 ZAB 3/06 ZAB 11/06 ZAB 11/06 ZABA (72)発明者 高橋 龍太郎 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水を紫外線照射とオゾン処理との併用で処理するこ
    とを特徴とする活性汚泥法処理水の処理方法。
  2. 【請求項2】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水に過酸化水素水を添加しつつオゾン処理を行うこ
    とを特徴とする活性汚泥法処理水の処理方法。
  3. 【請求項3】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水をオゾン処理と不溶性の光触媒処理との併用で処
    理することを特徴とする活性汚泥法処理水の処理方法。
  4. 【請求項4】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水のオゾン処理を行い、さらにこの水を生物処理
    し、この生物処理装置から発生する汚泥を前記活性汚泥
    処理系に返送することを特徴とする活性汚泥法処理水の
    処理方法。
  5. 【請求項5】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水を紫外線照射とオゾン処理との併用で処理し、さ
    らにこの水を生物処理し、この生物処理装置から発生す
    る汚泥を前記活性汚泥処理系に返送することを特徴とす
    る活性汚泥法処理水の処理方法。
  6. 【請求項6】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水に過酸化水素水を添加しつつオゾン処理を行い、
    さらにこの水を生物処理し、この生物処理装置から発生
    する汚泥を前記活性汚泥処理系に返送することを特徴と
    する活性汚泥法処理水の処理方法。
  7. 【請求項7】有機性排水を処理する活性汚泥法であっ
    て、被処理排水の微生物処理によって増殖する汚泥量よ
    りも多い量の活性汚泥を活性汚泥処理系から引抜き、引
    抜き汚泥をオゾン処理したのち活性汚泥処理系に導入す
    る処理において、その後段で前記活性汚泥処理系からの
    処理水をオゾン処理と不溶性の光触媒処理との併用で処
    理し、さらにこの水を生物処理し、この生物処理装置か
    ら発生する汚泥を前記活性汚泥処理系に返送することを
    特徴とする活性汚泥法処理水の処理方法。
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