JPH1012710A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH1012710A
JPH1012710A JP16173996A JP16173996A JPH1012710A JP H1012710 A JPH1012710 A JP H1012710A JP 16173996 A JP16173996 A JP 16173996A JP 16173996 A JP16173996 A JP 16173996A JP H1012710 A JPH1012710 A JP H1012710A
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substrate processing
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Koji Kizaki
幸治 木▲崎▼
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オペレータの作業を軽減しながら処理テーブ
ル上に付着した異物を適切に除去して当該異物に起因し
た基板品質の低下を効果的に防止する。 【解決手段】 基板Wをテーブル26上に真空吸着して
保持し、液供給ヘッド31をレール28に沿って一軸方
向にスライドさせながらこの液供給ヘッド31からレジ
スト液を供給して基板Wの表面にレジスト液の薄膜を形
成するようにスリットコーター16を構成した。また、
テーブル26の表面の異物を吸引して除去するクリーニ
ングヘッド41を設け、これをサーボモータ36の駆動
によりレール28に沿って一軸方向にスライドさせるよ
うにした。そして、基板Wの搬出後、クリーニングヘッ
ド41を上記テーブル26上で移動させながらテーブル
26表面を清掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、液
晶表示器のガラス基板、PDP(プラズマディスプレ
ー)、EL(エレクトロルミネッセンス)等の各種基板
の製造に適用される基板処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体ウエハ、液晶表示器の
ガラス基板、PDP(プラズマディスプレー)、EL
(エレクトロルミネッセンス)等の製造工程において
は、その多くの工程で基板を作業テーブル上に載置、保
持して処理を施すようになっており、例えば、作業テー
ブル上に基板を真空吸着してフォトレジスト液等の塗布
膜を形成したり、あるいは突設された支持ピン等を介し
て作業テーブル上に基板を載置、保持して、この状態で
基板を加熱、あるいは冷却することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の基
板処理装置では、処理中の基板の破損や、固化したレジ
スト液の飛散等に起因して希に大きめの異物が発生する
ことがあり、これがテーブルの支持面等と基板との間に
進入して基板の傷や破損、あるいは薄膜形成の工程で
は、基板の平面性を損なわせて薄膜の形成不良を生じさ
せる等、基板品質を低下させる一つの原因となってい
る。
【0004】従来、このようなテーブル上の異物は、基
板の破損時や基板不良の発生時等、特に必要と認められ
るときにオペレータが拭きとることにより事後的に処理
されており、上記の問題の解決に有効な対策は何ら打た
れていなかった。しかしながら、近年では基板の大型化
および薄型化が進んでおり、テーブル上に付着した目視
確認の難しい比較的小さな異物でさえも基板品質に大き
な影響を与える傾向にある。従って、テーブル上の異物
を確実に除去すべく、定期的に、かつ頻繁にテーブルを
清掃することが要求されるが、このような作業をオペレ
ータに委ねるのは作業性、あるいは新たな発塵の要因と
なるなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、オペレータの作業を軽減しながら処理テーブル
上に付着した異物を適切に除去して当該異物に起因した
基板品質の低下を効果的に防止することができる基板処
理装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、搬入される被処理基板を作業テーブル表面に保持
した状態で所定の処理を施して次工程に搬出する基板処
理装置において、作業テーブル上に付着した異物を除去
するクリーニング装置と、このクリーニング装置を作業
テーブル表面に対向する作業位置と作業テーブル外方の
退避位置とに亘って移動可能にする駆動手段と、上記ク
リーニング装置を退避位置から作業位置に移動させ作業
テーブル上の異物を除去すべく上記クリーニング装置及
び駆動手段を制御する制御手段とを備えてなるものであ
る(請求項1)。
【0007】この装置によれば、定期的、あるいは任意
のタイミングで自動的に作業テーブル表面を清掃するこ
とができるので、オペレータによる煩雑な清掃作業が不
要となり、しかも機械的にテーブルを清掃するため一定
の作業精度を確保することが可能となる。
【0008】特に、クリーニング装置を作業テーブル側
方の退避位置から所定の経路に沿って走査させ、この走
査中に作業テーブル上の異物を除去するように駆動手段
及びクリーニング装置を構成すれば(請求項2)、クリ
ーニング装置自体をコンパクトな構成とすることが可能
となり、作業テーブル周辺のスペース効率を向上させる
ことが可能となる。
【0009】上記クリーニング装置としては、少なくと
も作業テーブル上の異物を吸引する非接触型の装置や、
作業テーブル表面を拭き取る手段を備える接触型の装置
を適用することができる(請求項3,4)。これらのク
リーニング装置において、非接触型の装置によれば作業
テーブル表面の保護が図れ、接触型の装置によれば異物
の除去性能を高めることが可能となる。また、これらの
クリーニング装置に、更に作業テーブルに対する異物の
付着力を低下させて異物の剥離を促進させる剥離促進手
段を設けるようにすれば(請求項5)、より高い異物の
除去性能が得られる。特に、剥離促進手段として洗浄液
供給装置を設け、洗浄液を作業テーブルに供給しながら
作業テーブル表面を拭き取るように構成する場合には、
さらに、拭き取り後の作業テーブル表面を乾燥させる乾
燥手段を設けるようにすれば(請求項6)、清掃作業の
効率化を図ることが可能となる。また、剥離促進手段と
してイオン化したエアーを作業テーブルに吹き付けるも
のを採用すれば(請求項7)、作業テーブル上に静電吸
着された異物を効果的に除去することが可能となる。
【0010】また、作業テーブル表面に基板を吸着保持
して処理を施す装置では、作業テーブル表面に異物が付
着したまま基板が吸着保持されると、基板が著しく変形
し、また損傷する場合が多い。そのため、作業テーブル
が基板を吸着保持するものである場合には(請求項
8)、作業テーブル上の異物の適切な除去により基板品
質を向上させることが可能となる。
【0011】さらに、基板処理装置の稼働時であって、
かつ上記作業テーブル上に基板が載置されていない状態
でのみ上記クリーニング装置及び駆動手段を作動させる
ように上記制御手段を構成すれば(請求項9)、基板処
理作業を阻害することなく作業テーブルの適切な清掃を
行うことが可能となる。特に、予め設定された任意のタ
イミング毎にクリーニング装置及び駆動手段を作動させ
るようにすれば(請求項10)、基板の処理効率を損な
うことなく作業テーブルを清掃することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は、本発明が適用される基板処
理システムを概略的に示している。同図に示すように、
基板処理システム10には、上流側(同図では左方側)
から順に待機ユニット12、コーターユニット14及び
ベークユニット18が配設されており、上記待機ユニッ
ト12に搬入される洗浄処理後の基板を搬送ロボット1
5により各ユニット間で順次搬送しながら所定の処理を
施すように構成されている。すなわち、待機ユニット1
2に搬入された基板は、まず、コーターユニット14に
おいてその表面にレジスト液による薄膜が形成される。
そして、ベークユニット18において基板に対する加熱
及び冷却処理が施された後、次工程へと搬出されるよう
になっている。
【0013】本実施形態において上記基板は角型基板と
され、コーターユニット14でのレジスト液の薄膜の形
成は、図2に示すようなスリットコーター16によって
行われるようになっている。以下、このスリットコータ
ー16について説明する。
【0014】同図に示すように、スリットコーター16
には基台となるステージ25が設けられ、このステージ
25の上面に基板Wを保持するテーブル26が一体に設
けられている。テーブル26は基板Wより若干大きな角
形とされ、その表面適所には図外の負圧発生装置に連通
する多数の吸引穴27が穿設されている。つまり、基板
Wが上記搬送ロボット15により待機ユニット12から
搬入されてこのテーブル26に載置され、上記吸引穴2
7を介して下面から真空吸着されることによりテーブル
26表面に固定されるようになっている。
【0015】また、テーブル26の上方には、基板W上
にレジスト液を供給するための液供給ヘッド31と、テ
ーブル26表面を清掃するためのクリーニングヘッド4
1とが設けられ、これらがそれぞれ一軸方向(図2の白
抜き矢印に示す方向:以下、前後方向という)に移動可
能とされている。
【0016】すなわち、上記ステージ25には、前後方
向に延びる一対のレール28と、サーボモータ36,4
4によりそれぞれ回転駆動されるボールねじ軸35,4
3とが配設されている。また、ステージ25の下方に、
幅方向(上記前後方向と平面上で直交する方向)に延び
て両端部が立ち上がる前後一対のコ字型のフレーム3
4,42が設けられ、このフレーム34,42の各両端
部が上記レール28にそれぞれ装着されているととも
に、一方のフレーム34の両端部の間に上記液供給ヘッ
ド31が、他方のフレーム42の両端部の間に上記クリ
ーニングヘッド41がそれぞれ支持され、フレーム34
に設けられたナット部分(図示せず)にボールねじ軸3
5が、上記フレーム42に設けられたナット部分(図示
せず)にボールねじ軸43がそれぞれ螺合している。こ
れにより上記サーボモータ36の作動によるボールねじ
軸35の回転により液供給ヘッド31がフレーム34と
一体にレール28に沿って前後方向に移動する一方、上
記サーボモータ44の作動によるボールねじ軸43の回
転によりクリーニングヘッド41がフレーム42と一体
に前後方向に移動するようになっている。
【0017】上記液供給ヘッド31は、下部に幅方向に
延びるスリット状の供給口32を有しており、液供給ヘ
ッド31の上部に接続された給送パイプ33を介して図
外のレジスト液供給タンクから一定圧力で給送されるレ
ジスト液をこの供給口32を介して基板W上に給送する
ように構成されている。
【0018】一方、上記クリーニングヘッド41は、図
3に示すように、幅方向に延びる下部開口を有した箱型
のハウジング50の内部に、超音波発生器53を具備し
たプレッシャー部52と、排気パイプ56(図2参照)
を介して集塵用の負圧供給装置に接続されるバキューム
部54とを一体に備えており、上記プレッシャー部52
において超音波エアーを生成してテーブル26の表面に
吹き付けることによりテーブル26上に付着した異物を
剥離させ、これをバキューム部54に形成されたスリッ
ト状の開口部55を介して吸引排出するように構成され
ている。プレッシャー部52及びバキューム部54はテ
ーブル26の幅方向全域に亘って超音波エアーを吹き付
けながら異物を吸引できるように構成されている。
【0019】なお、図2において、29は、テーブル2
6の側方部において、図外の昇降機構を介してステージ
25に上下動可能に設けられた乾燥防止溶剤貯留用の溶
剤ポットで、液供給ヘッド31がこの溶剤ポット29の
上方に配置された状態で溶剤ポット29が上昇させられ
ることによって、液供給ヘッド31の供給口32が溶剤
雰囲気中に配置させられて供給口32に存在するレジス
ト液の乾燥が防止されるようになっている。
【0020】ところで、以上のように構成されたスリッ
トコーター16は、図示を省略しているがマイクロコン
ピュータを構成要素とするコントローラを有しており、
上記サーボモータ36、44等、液供給ヘッド31及び
クリーニングヘッド41を作動させるための機器は全て
このコントローラに接続されている。そして、基板処理
システム10の稼働時には、予め記憶されたプログラム
に従って液供給ヘッド31を作動させて基板Wにレジス
ト液の薄膜を形成するとともに、所定のタイミングで上
記クリーニングヘッド41を作動させてテーブル26表
面の清掃を行うべく上記サーボモータ36,44等が上
記コントローラによって統括的に制御されるようになっ
ている。
【0021】ここで、上記構成のスリットコーター16
における基板の処理動作の一例について図4を用いて説
明する。
【0022】スリットコーター16の稼働前は、図4
(a)に示すように、液供給ヘッド31及びクリーニン
グヘッド41がテーブル26を挾んだ前後方向外方の退
避位置にそれぞれセットされ、この状態で上記溶剤ポッ
ト29が上昇位置に保持されることによって液供給ヘッ
ド31の供給口32が溶剤雰囲気中に配置させられてい
る。
【0023】スリットコーター16が稼働されると、搬
送ロボット15によって基板Wが搬入されてテーブル2
6上に載置されるとともに、これと同時に上記吸引穴2
7を介してテーブル26下面に負圧が供給され、これに
より基板Wがテーブル26表面に真空吸着されて固定さ
れる。また、テーブル26への基板Wのセットが完了す
るまでに溶剤ポット29は下降端位置まで移動させられ
る。
【0024】基板Wのセットが完了すると、液供給ヘッ
ド31の移動が開始されて図示右側のクリーニングヘッ
ド41側へ移動した後、一定圧のレジスト液が液供給ヘ
ッド31に給送される。そして、液供給ヘッド31が基
板Wの右方側から左方側(同図で右方側から左方側)ま
で移動させられることにより基板W上にレジスト液の薄
膜が形成される(図4(b))。
【0025】薄膜が形成されると、液供給ヘッド31が
上記退避位置にリセットされるとともに(図4
(c))、吸引穴27への負圧の供給が遮断され、その
後、当該基板Wが搬送ロボット15により次工程、すな
わちベークユニット18へと搬出される。
【0026】基板Wが搬出されると、次いでクリーニン
グヘッド41の移動が開始され、テーブル26の右方側
から左方側に亘ってクリーニングヘッド41が往復移動
させられる。そして、この往動中にクリーニングヘッド
41が作動させられることによりテーブル26表面が清
掃される(図4(d),(e))。すなわち、クリーニ
ングヘッド41の往動中に上記プレッシャー部52にお
いて超音波エアーが生成されることによりテーブル表面
に付着等した異物が吹き飛ばされながらバキューム部5
4に吸引捕集されつつ排気パイプ56を介して外部に排
出される。
【0027】こうしてクリーニングヘッド41が退避位
置にリセットされると、搬送ロボット15により次の基
板Wがテーブル26上に搬入され、液供給ヘッド31が
作動させられて上記同様、基板Wにレジスト液の薄膜が
形成される。
【0028】ところで、上記のようなスリットコーター
16の一連の基板処理動作においてクリーニングヘッド
41は上記コントローラでのプログラム設定、あるいは
マニュアル操作により作動させられ、例えば、 スリットコーター16の稼働時及び終業による停止
前、あるいはこれらのいずれか一方の時、 1枚の基板Wの処理終了毎、 所定枚数の基板Wで構成される1ロットの基板Wの
処理が終了する毎、 基板Wに破損が発生した時等、特に必要と認められ
る時、 上記〜の任意の組み合わせ、で作動させられる
ようになっている。
【0029】また、作動回数、つまりコーターユニット
14を往復移動させる回数も上記のように一往復に限ら
れず、例えば、基板Wの破損が発生した時等、特に重点
的に清掃する必要が生じた場合には、コーターユニット
14を複数回往復移動させながらテーブル26を清掃し
たり、あるいはテーブル26上の特定の部分でのみ往復
移動させながら当該部分を重点的に清掃させるように制
御される。
【0030】このように上記のスリットコーター16に
よれば、クリーニングヘッド41を作動させることによ
りテーブル26を自動的に清掃することができるため、
従来のようなオペレータによるテーブル表面の拭き取り
作業が不要となり、これによってオペレータの作業を軽
減することができる。しかも、クリーニングヘッド41
により機械的にテーブル26を清掃するため、作業精度
を一定に保つことができる。従って、例えば、クリーニ
ングヘッド41を定期的に頻繁に作動させることによ
り、テーブル26表面を適切な状態に保つことができ、
こによって従来のこの種の装置において問題となってい
たテーブル表面の付着異物に起因する基板の破損や傷等
を未然に防止することができ、その結果、基板品質をよ
り確実に確保することができる。
【0031】とりわけ、上記クリーニングヘッド41に
よれば、何らテーブル26に接触することなくテーブル
26表面を清掃するため、テーブル26表面を適切に清
掃しながらも、テーブル26を傷付けたり、あるいは当
該清掃により新たな異物を生じさせることがない。
【0032】ところで、テーブル26表面を清掃するク
リーニングヘッドの構成としては、上記のように超音波
エアーを発生しながら異物を吸引排出する、いわゆる非
接触型の構成以外に、例えば、図5〜図6に示すような
接触型のクリーニングヘッド60を構成することもでき
る。以下、この例について説明する。
【0033】図5に示すように、このクリーニングヘッ
ド60にも上記クリーニングヘッド41同様、幅方向に
延びる下部開口を有した箱型のハウジング61が設けら
れている。ハウジング61の内部には、テーブル26に
対して洗浄液を吐出させるノズル62と、テーブル26
表面の拭き取り装置63とが備えられるとともに、ハウ
ジング61内部の雰囲気を外部に吸引排出する排気パイ
プ67がハウジング61の側部に接続されている。
【0034】上記ノズル62は、ポンプを介して洗浄液
貯留タンクに接続されており、例えば、イソプロピルア
ルコール、ECA(エチルセルソレブアセテート)、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等の
洗浄液をテーブル26に対して吐出するようになってい
る。
【0035】一方、上記拭き取り装置63は、ステッピ
ングモータ64の駆動により回転させられる駆動ローラ
65aと、これと水平に適度の間隔で配置される従動ロ
ーラ65cと、これらの間であってハウジング61の下
方開口からテーブル26に臨む位置に配置される押えロ
ーラ65bと、これらの各ローラに亘って装着される、
例えば、長繊維からなる発塵しにくいクリーンクロス6
6とから構成されている。各ローラ65a〜65c及び
クリーンクロス66はその幅方向寸法がテーブル26の
幅方向寸法よりも長くなるようにそれぞれ設定されてい
る。
【0036】このクリーニングヘッド60によるテーブ
ル26の清掃では、図6の矢印〜に示すように、先
ず、退避位置からテーブル26の端部にクリーニングヘ
ッド60を移動させた後、この位置でクリーニングヘッ
ド60を下降させ、これにより上記拭き取り装置63の
クリーンクロス66を押えローラ65bで押え付けなが
らテーブル26に接触させる(矢印、)。そして、
この状態でノズル62から洗浄液を吐出させつつクリー
ニングヘッド60を移動させ、テーブル26表面に付着
した異物を洗浄液で剥離させながらクリーンクロス66
で拭き取ることによりテーブル26の清掃を行う(矢印
)。そして、テーブル26の端部までクリーニングヘ
ッド60を移動させた後は、クリーニングヘッド60を
上昇させて退避位置にリセットさせるようにする(矢印
、)。
【0037】そして、上記のような清掃動作を所定回数
行った後は、上記ステッピングモータ64を作動させて
クリーンクロス66を回転移動させることにより、テー
ブル26に対して新たなクリーンクロス66を接触させ
るようにする。つまり、こうすることでテーブル26の
拭き取りが継続して適切に行われる。なお、このときハ
ウジング61内においては、上述のように排気パイプ6
7を介して雰囲気が吸引排出されているため、クリーン
クロス66で既に拭き取った異物が乾燥して飛散し、再
びテーブル26に付着するといったことがない。
【0038】以上のようなクリーニングヘッド60の構
成によっても、テーブル26表面の清掃を行うことがで
きる。特に、このクリーニングヘッド60によれば、洗
浄液で異物の吸着力を低下させながらクリーンクロス6
6でテーブル26表面を拭き取るので、例えば、テーブ
ル26表面で固化したレジスト液等、比較的強固に付着
した異物を除去する上で前述のクリーニングヘッド41
に比べて有利となる。
【0039】なお、このクリーニングヘッド60の変形
例として、例えば、図7に示すような構成を採用するこ
ともできる。すなわち、上記クリーニングヘッド60
に、さらにテーブル26に温風を吹き付ける温風ヒータ
70を設け、これにより拭き取った後のテーブル26表
面の乾燥を促進するようにしてもよい。この構成によれ
ば、揮発性の低い洗浄剤を用いる場合でも、洗浄液を早
期に乾燥させて清掃作業の効率化を図ることができる。
従って、テーブル26の温度低下が基板Wの品質に影響
を与えるために揮発性の高い洗浄剤を用いることができ
ない場合等に有利となる。
【0040】さらに、図5に示したクリーニングヘッド
60の拭き取り装置63の変形例として、図8に示すよ
うな拭き取り装置75を構成することもできる。すなわ
ち、帯状のクリーンクロス80を巻回したリール76を
回転可能に支持し、このリール76から導出したクリー
ンクロス80を押えローラ77を介して、ステッピング
モータ79の駆動により回転させられる巻き取りローラ
78によって巻き取るような拭き取り装置75を構成す
ることもできる。この拭き取り装置75によれば、少な
いスペースに多くのクリーンクロス80を収納して使用
できるので、図5及び図7に示した拭き取り装置63に
比べてクリーンクロス80の交換サイクルを長期化する
ことができ、メンテナンス面で有利となる。
【0041】ところで、上記のクリーニングヘッド60
を適用する場合には、清掃動作中に前述のようにクリー
ニングヘッド60を昇降させる必要があるが、このよう
な動作は、例えば、図9に示すような構成を採用するこ
とによって行わせることができる。すなわち、前記フレ
ーム42の両端部に上下方向に進退可能なロッド68a
を有するエアシリンダ68を設けるとともに、このエア
シリンダ68のロッド68aの先端に支持部材69を介
してクリーニングヘッド60を取付け、上記コントロー
ラにより各エアシリンダ68へのエア圧の給排を制御す
ることによってクリーニングヘッド60を昇降せること
ができる。
【0042】なお、上記実施形態のスリットコーター1
6は、本発明に係る基板処理装置の一例であって、その
具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変
更可能である。
【0043】例えば、前記クリーニングヘッド41で
は、テーブル26に付着した異物の剥離を促進するため
の剥離促進手段として、超音波発生器53を設け、これ
による超音波エアーにより異物の剥離を促進させている
が、これ以外に、例えばイオン化されたエアーをテーブ
ル26に吹き付けるイオナイザを設け、これによりテー
ブル26に静電吸着した異物の剥離を促進させるように
したり、あるいはエア噴射ノズルを設けて高圧の圧縮空
気をテーブル26に吹き付けるようにしても良い。ま
た、構造をより簡略化するべくクリーニングヘッド41
においてプレッシャー部52を省略し、バキューム部5
4による吸引のみで異物を除去するようにしたり、ある
いはクリーニングヘッドにエア噴射ノズルのみを設けて
圧縮空気で異物を吹き飛ばすようにしてもよい。但し、
クリーニングヘッドにエア噴射ノズルのみを設けてテー
ブル26上の異物を吹き飛ばす場合には、パーティクル
の飛散を防止するために、例えば、テーブル26の周辺
部に強制排気手段等を別途設けるのが望ましい。
【0044】また、上記スリットコーター16では、テ
ーブル26が水平に設けられているが、例えば、図10
に示すように、ステージ80に鉛直にテーブル81が設
けられ、このテーブル81表面に基板Wを真空吸着した
状態で、延長方向のガイド86に沿って液供給ヘッド8
2を図外のボールねじ機構等により移動させながら基板
Wに処理を施すようなスリットコーターの場合には、上
記クリーニングヘッド41等と同様のクリーニングヘッ
ド85をボールねじ機構等により上記ガイド86に沿っ
て上下動させるように構成することで、上記スリットコ
ーター16の場合と同様にテーブル81表面の清掃を適
切に行うことができる。
【0045】ところで、上記実施形態では、本発明がス
リットコーター16に適用された例について説明した
が、本願発明の適用は、上記スリットコーター16以外
にも適用が可能であり、例えば、上記ベークユニット1
8に本願発明を適用することも可能である。ベークユニ
ット18は、一般に、図11に示すようにホットプレー
ト18a〜18c及びクールプレート18dといった複
数のプレートを備え、順次これらのプレート上で基板W
を移載しながら基板Wを加熱及び冷却処理するように構
成されているので、ベークユニット18に本願発明を適
用する場合には、例えば、同図に示すように、上記クリ
ーニングヘッド41を各プレート18a〜18dの上方
に上下動及び水平動可能に設け、図12(a)の矢印
〜に示すようにクリーニングヘッド41を各プレート
18a〜18dにわたって移動させながら清掃を行うよ
うに構成するようにすればよい。勿論、各プレート18
a〜18d毎にクリーニングヘッドを設けることも可能
であるが、上記の構成によれば各プレート18a〜18
dを共通のクリーニングヘッドで清掃できるという利点
がある。なお、パーティクル除去の目的から各プレート
18a〜18dの間に吸引ダクト等の障害物が設置され
る場合があるが、そのような場合には、図12(b)に
示すように、各プレート18a〜18dの間でクリーニ
ングヘッド41を上下動させて吸引ダクト等を回避しな
がら各プレート18a〜18dを清掃するようにすれば
よい。
【0046】また、上記のようなベークユニット18以
外に一枚のホットプレートで基板を所定温度に加熱する
ように構成されたベークユニットの場合にも本願発明は
適用可能である。例えば、図13はそのようなベークユ
ニットの一例である。この図に示すベークユニット90
では、プロキボールと称する固定支持部94と上下動可
能なリフトピン93とを有したホットプレート92が容
器90の内部に設けられ、出入部95を介して容器90
内に基板Wが導出されるようになっている。そして、先
ず、上昇端位置に突設させれたリフトピン93上に基板
Wが載置された後、徐々にリフトピン93が下降させら
れて固定支持部94上に載置され、これにより基板Wが
所定温度に加熱されるようなっている。このベークユニ
ット90の場合には、同図に示すように、例えば上記ク
リーニングヘッド41を容器90の上方に上下動及び水
平動可能に設け、清掃時には、リフトピン93を下降さ
せた状態で、クリーニングヘッド41を奥部(基板Wの
出入部95対して奥部;同図では左側部)上方の初期位
置から図14の矢印〜に示すように移動させながら
清掃を行うように構成することができる。
【0047】また、スピンコーター、ロールコーターと
いった上記スリットコーター16以外のこの種の薄膜形
成のための装置では、基板をテーブル上に真空吸着した
状態で処理が施されるため、スリットコーター16同様
に、それらの作業テーブルに対してもクリーニング装置
を設けることが有効となる。さらに、スピンコーターが
用いられる装置では、一般に、その後工程として基板端
縁に形成された不要な薄膜部分を洗浄除去する端面洗浄
ユニットが設けられるようになっており、このような端
面洗浄ユニットにおいても基板が作業テーブル上に真空
吸着された状態で作業が行われるため、そのテーブルに
対して上記のようなクリーニング装置を設けるようにし
ても有効である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る基板
処理装置は、基板を作業テーブル表面に保持した状態で
所定の処理を施す基板処理装置において、作業テーブル
上に付着した異物を除去するクリーニング装置と、この
クリーニング装置を作業テーブル表面に対向する作業位
置と作業テーブル側方の退避位置とに亘って移動可能に
する駆動手段と、クリーニング装置を退避位置から作業
位置に移動させ作業テーブル上の異物を除去すべくクリ
ーニング装置及び駆動手段を制御する制御手段とを備え
たので、定期的、あるいは任意のタイミングで自動的に
作業テーブル表面を清掃することができ、これによりオ
ペレータによる煩雑な清掃作業を不要とし、作業精度を
一定に保つことができる。そのため、従来のこの種の装
置において問題となっていた作業テーブル表面の付着異
物に起因する基板の傷や破損等を未然に防止することが
可能となり、基板品質をより確実に確保することができ
る。
【0049】このような構成において、クリーニング装
置を所定の経路に沿って走査させ、この走査中に作業テ
ーブル上の異物を除去するように駆動手段及びクリーニ
ング装置を構成するこで、クリーニング装置自体をコン
パクトな構成とすることができ、作業テーブル周辺のス
ペース効率を向上させることができる。
【0050】上記クリーニング装置としては、少なくと
も作業テーブル上の異物を吸引する非接触型の装置、あ
るいは作業テーブル表面を拭き取る手段を備える接触型
の装置を適用することができ、これらのクリーニング装
置において、非接触型の装置によれば、作業テーブル表
面の保護が図れ、接触型の装置によれば、異物の除去性
能が高められる。また、これらのクリーニング装置に、
更に作業テーブルに対する異物の付着力を低下させて異
物の剥離を促進させる剥離促進手段を設けるようにすれ
ば、より高い異物の除去性能が得られる。特に、剥離促
進手段として洗浄液供給装置を設け、洗浄液を作業テー
ブルに供給しながら作業テーブル表面を拭き取るように
構成する場合には、さらに、拭き取り後の作業テーブル
表面を乾燥させる乾燥手段を設けるようにすれば、清掃
作業の効率化を図ることが可能となる。また、剥離促進
手段としてイオン化したエアーを作業テーブルに吹き付
けるものを採用するようにすれば、作業テーブル上に静
電吸着された異物をより効果的に除去することができ
る。
【0051】また、作業テーブル表面に基板を吸着保持
して処理を施す装置では、作業テーブル表面に異物が付
着したまま基板が吸着保持されると、基板が著しく変形
し、また損傷する場合が多い。また、基板表面にレジス
ト液等を塗布するスリットコーターにおいては、膜面に
干渉縞が発生し、膜厚分布が悪化しやすい。そのため、
作業テーブルが基板を吸着保持するものである場合に
は、作業テーブル上の異物除去により基板品質を向上さ
せることができる。
【0052】さらに、所定枚数の基板で構成されるロッ
ト毎にクリーニング装置及び駆動手段を作動させる等、
基板処理装置の稼働時であって、かつ上記作業テーブル
上に基板が載置されていない状態で上記クリーニング装
置及び駆動手段を作動させるように上記制御手段を構成
すれば、効率良く作業テーブルの清掃を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板処理システムを示す模式図である。
【図2】本発明が適用されるスリットコーターを示す斜
視概略図である。
【図3】クリーニングヘッドの構成を示す断面略図であ
る。
【図4】(a)〜(e)スリットコーターにおける液供
給ヘッド及びクリーニングヘッドの動作を説明する図で
ある。
【図5】クリーニングヘッドの変形例を示す断面略図で
ある。
【図6】図5に示すクリーニングヘッドによるテーブル
の清掃動作を説明する図である。
【図7】図5に示すクリーニングヘッドの変形例を示す
断面略図である。
【図8】図5に示すクリーニングヘッドの変形例を示す
断面略図である。
【図9】図5に示すクリーニングヘッドを昇降させるた
めの構成の一例を示す正面図である。
【図10】スリットコーターの他の例を示す模式図であ
る。
【図11】ベークユニットにクリーニングヘッドを設け
た例を示す模式図である。
【図12】(a)、(b)は、図11に示すクリーニン
グヘッドの清掃動作を説明する図である。
【図13】ベークユニットにクリーニングヘッドを設け
た別の例を示す模式図である。
【図14】図13に示すクリーニングヘッドの清掃動作
を説明する図である。
【符号の説明】 10 基板処理システム 14 コーターユニット 16 スリットコーター 25 ステージ 26 テーブル 27 吸引穴 28 レール 29 溶剤ポット 31 液供給ヘッド 32 供給口 33 給送パイプ 34,42 フレーム 35,43 ボールねじ軸 36,44 サーボモータ 41 クリーニングヘッド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入される被処理基板を作業テーブル表
    面に保持した状態で所定の処理を施して次工程に搬出す
    る基板処理装置において、作業テーブル上に付着した異
    物を除去するクリーニング装置と、このクリーニング装
    置を作業テーブル表面に対向する作業位置と作業テーブ
    ル外方の退避位置とに亘って移動可能にする駆動手段
    と、上記クリーニング装置を退避位置から作業位置に移
    動させて作業テーブル上の異物を除去すべく上記クリー
    ニング装置及び駆動手段を制御する制御手段とを備えて
    なることを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段は、作業テーブル表面に対
    して上記クリーニング装置を作業テーブル側方の退避位
    置から所定の経路に沿って走査させるように構成される
    ものであって、上記クリーニング装置は、この走査中に
    作業テーブル上の異物を除去するように構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 上記クリーニング装置は、作業テーブル
    に対して非接触状態で異物を除去する装置であって、少
    なくとも作業テーブル上の異物を吸引するように構成さ
    れてなることを特徴とする請求項1又は2記載の基板処
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記クリーニング装置は、上記作業テー
    ブル表面を拭き取る手段を備えてなることを特徴とする
    請求項1又は2記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 上記クリーニング装置は、作業テーブル
    に対する異物の付着力を低下させて異物の剥離を促進さ
    せる剥離促進手段を具備してなることを特徴とする請求
    項3又は4記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 上記クリーニング装置は、作業テーブル
    表面を拭き取る手段と、上記剥離促進手段として洗浄剤
    を作業テーブル表面に供給する洗浄剤供給装置とを備え
    るものであって、このクリーニング装置は、作業テーブ
    ル表面を乾燥させる乾燥手段を具備してなることを特徴
    とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 上記剥離促進手段は、イオン化したエア
    ーを作業テーブルに吹き付けるものであることを特徴と
    する請求項5記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 上記作業テーブルは、その表面に基板を
    吸着保持するように構成されてなることを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、基板処理装置の稼働時
    であって、かつ上記作業テーブル上に基板が載置されて
    いない状態でのみ上記クリーニング装置及び駆動手段を
    作動させるものであることを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、予め設定された任意
    のタイミング毎に上記クリーニング装置及び駆動手段を
    作動させるものであることを特徴とする請求項9記載の
    基板処理装置。
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