JPH10126874A - マイクロフォンクリップ - Google Patents

マイクロフォンクリップ

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Publication number
JPH10126874A
JPH10126874A JP32236296A JP32236296A JPH10126874A JP H10126874 A JPH10126874 A JP H10126874A JP 32236296 A JP32236296 A JP 32236296A JP 32236296 A JP32236296 A JP 32236296A JP H10126874 A JPH10126874 A JP H10126874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
microphone
leaf spring
clip body
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32236296A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Fujita
哲 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP32236296A priority Critical patent/JPH10126874A/ja
Publication of JPH10126874A publication Critical patent/JPH10126874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成を極めて簡略化することができてコストを
低廉化でき、しかも的確なクリップ機能を備えたマイク
ロフォンクリップを提供することにある。 【解決手段】断面略「U」字形に形成された板バネ10
の一端部11側をクリップ本体1に取り付けると共に他
端部12側をマイクロフォン20のケース21にブライ
ンドリベット16で直接固定して、前記クリップ本体1
の挟持部3側が弾性的に常時前記ケース21に当接する
ようにし、前記板バネ10の弾性力に抗してクリップ本
体の押圧部4側を押圧することにより前記挟持部側がケ
ース面から離反するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機用等のマイ
クロフォンクリップに係り、特に構成を簡略化したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機用等のマイクロフォンにおいて
は、マイクロフォンを衣服の胸や肩等に固定するために
バネ圧を利用したクリップが採用されているが、従来の
マイクロフォンクリップは、図6〜図8に示すように、
マイクロフォンに取り付けるための取付ベース板32に
軸受け部33を設けてクリップ本体31の略中間部をシ
ャフト34で軸支すると共にバネ35を配置してクリッ
プ本体31の先端の挟持部31aにバネ圧の偶力を与え
るように構成されている。
【0003】この場合、図6に示すように、シャフト3
4をリテーナ36で保持したりカシメ止めしたもの、図
7に示すように、シャフト34としてスプリングピン3
4aを使用したもの、図8に示すように、バネ35とし
て板バネ35aを使用したもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のマイク
ロフォンクリップにあっては、取付ベース板32に軸受
け部33を設けてクリップ本体31をシャフト34で軸
支する構成であるから、取付ベース板32に軸受け部3
3を設けたりシャフト34を必要とする等、部品点数が
多く、加工工数がかかって組立が面倒であるという欠点
があり、また、取付ベース板32やクリップ本体31を
樹脂成形する場合には金型構造が複雑になる等、製造コ
ストがかかる欠点があった。
【0005】本発明の目的は、前記のような従来の欠点
を解消し、構成を極めて簡略化することができてコスト
を低廉化でき、しかも的確なクリップ機能を備えたマイ
クロフォンクリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロフ
ォンクリップは、請求項1記載のものにおいては、断面
略「U」字形に形成された板バネの一端部側をクリップ
本体に取り付けると共に他端部側をマイクロフォンのケ
ースに直接固定して、前記クリップ本体の挟持部側が弾
性的に常時前記ケースに当接するようにし、前記板バネ
の弾性力に抗してクリップ本体の押圧部側を押圧するこ
とにより前記挟持部側がケース面から離反するように構
成したことを特徴とする。
【0007】これにより、取付ベース板やシャフト等は
不要となり、部品点数、加工工数及び組立工数を削減で
きる。板バネの弾性力に抗してクリップ本体の押圧部側
を押圧すると挟持部側がケース面から離反するから、マ
イクロフォンを衣服等に確実にクリップすることができ
る。
【0008】請求項2記載のものにおいては、板バネの
一端部がブラインドリベットでケースに固定されている
ことを特徴とする。
【0009】これにより、板バネのカシメ止めを一方
向、すなわち可視方向から作業できるから組立作業が容
易である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るマイクロフォンクリ
ップの実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図に
おいて、1はクリップ本体であって、平板部2の先端側
には挟持部3が設けられると共に後端側には押圧部4が
設けられており、挟持部3にはローレット3aが形成さ
れている。また、平板部2の裏面側の中央部両側縁には
突出部6を設けることに板バネ挿入用のスリット5が形
成されると共に先端側には一方の面にスロープ7aを有
する突起部7が形成されている。
【0011】10は断面略「U」字形に形成された板バ
ネであって、一端部11側を前記クリップ本体1に取り
付けると共に他端部12側をマイクロフォン20のリア
ケース21にブラインドリベット17で直接固定して前
記クリップ本体1の挟持部3側が弾性的に常時前記リア
ケース21に当接するようにし、前記板バネ10の弾性
力に抗してクリップ本体1の押圧部4側を押圧すると前
記挟持部3がケース面から離反するように構成する。
【0012】前記板バネ10の一端部11側には先端近
傍に前記突起部7に対応する係合穴13が形成されてお
り、図3に示す状態から図4に示す状態のように、板バ
ネ10の一端部11を前記クリップ本体1の裏面のスリ
ット5に挿入して取り付けると係合穴13に突起部7が
嵌入して固定されるようになっている。
【0013】前記のようにして板バネ10の一端部11
側をクリップ本体1に取り付けた状態で該板バネ10の
他端部12側を前記リアケース21にブラインドリベッ
ト17でカシメ止めする。この場合、リアケース21側
に位置決め突起22を設けると共に板バネ10の他端部
12側に位置決め穴14を設けておけば所定の位置に確
実に固定することができる。
【0014】前記クリップ本体1の平板部2には前記ブ
ラインドリベット17の位置に対応するように抜き穴8
が形成されると共に板バネ10の一端部11側にもこれ
に対応する抜き穴15が形成されており、リベット絞め
又はリベット外しの際の作業穴として使用する。また、
クリップ本体1の平板部2の先端近傍にはバネ外し穴9
が形成されており、この穴9から棒状の適宜な治具(図
示しない)で板バネ10の先端部を押すことにより前記
係合穴13と突起部7との係合を解除して板バネ10と
クリップ本体1とを分離することができる。図中、16
は板バネ10の他端部12側に形成されたリベット穴で
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るマイクロフォンクリップに
よれば、請求項1記載のものにおいては、クリップ部材
の部品点数としてはクリップ本体と板バネの2点で構成
することできると共に板バネが取付金具を兼用している
から、構成が極めて簡単である。
【0016】操作としては、板バネの弾性力に抗してク
リップ本体の押圧部側を押圧すると挟持部側がケース面
から離反するから、マイクロフォンを衣服等に確実にク
リップすることができ、従来のような取付ベース板等は
ないからクリップ時に衣服に引っ掛かったりするおそれ
はない。
【0017】また、従来のように、シャフトやリテーナ
等を用いるものではないから組立が容易であり、しかも
クリップ本体にはシャフト用の軸受け穴等がないから成
形金型構造としてスライド構造を必要とせず、金型構造
を簡略化できて製造コストを低廉化できる。
【0018】請求項2記載のものにおいては、板バネの
カシメ止めを一方向、すなわち可視方向から作業できる
から組立作業が容易であり、しかも取付部分の防水効果
が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロフォンクリップの実施例
を示す断面図。
【図2】クリップの挟持部を開いた状態を示す断面図。
【図3】板バネのクリップ本体への挿入過程を示し、
(A)は背面図、(B)は断面図。
【図4】板バネをクリップ本体に挿入した状態を示し、
(A)は背面図、(B)は断面図。
【図5】マイクロフォンに取り付けられた状態を示す側
面図。
【図6】従来のマイクロフォンクリップの一例を示し、
(A)は断面側面図、(B)は(A)におけるA−A線
断面図。
【図7】従来のマイクロフォンクリップの他の例を示す
断面図。
【図8】従来のマイクロフォンクリップの更に他の例を
示す断面図。
【符号の説明】
1 クリップ本体 2 平板部 3 挟持部 4 押圧部 10 板バネ 11 一端部 12 他端部 17 ブラインドリベット 20 マイクロフォン 21 リアケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略「U」字形に形成された板バネの
    一端部側をクリップ本体に取り付けると共に他端部側を
    マイクロフォンのケースに直接固定して、前記クリップ
    本体の挟持部側が弾性的に常時前記ケースに当接するよ
    うにし、前記板バネの弾性力に抗してクリップ本体の押
    圧部側を押圧することにより前記挟持部側がケース面か
    ら離反するように構成したことを特徴とするマイクロフ
    ォンクリップ。
  2. 【請求項2】 板バネの一端部がブラインドリベットで
    ケースに固定されていることを特徴とする請求項1記載
    のマイクロフォンクリップ。
JP32236296A 1996-10-23 1996-10-23 マイクロフォンクリップ Pending JPH10126874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32236296A JPH10126874A (ja) 1996-10-23 1996-10-23 マイクロフォンクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32236296A JPH10126874A (ja) 1996-10-23 1996-10-23 マイクロフォンクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10126874A true JPH10126874A (ja) 1998-05-15

Family

ID=18142802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32236296A Pending JPH10126874A (ja) 1996-10-23 1996-10-23 マイクロフォンクリップ

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JP (1) JPH10126874A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058959A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Eagle Kuranpu Kk 吊りクランプのジョー
GB2536057A (en) * 2015-03-06 2016-09-07 Cheng Liang-Chih Clip-on transceiver microphone

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058959A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Eagle Kuranpu Kk 吊りクランプのジョー
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030805