JPH10124066A - 電磁型発音体 - Google Patents

電磁型発音体

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JPH10124066A
JPH10124066A JP8294627A JP29462796A JPH10124066A JP H10124066 A JPH10124066 A JP H10124066A JP 8294627 A JP8294627 A JP 8294627A JP 29462796 A JP29462796 A JP 29462796A JP H10124066 A JPH10124066 A JP H10124066A
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Yuuji Yorigi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁型発音体の振動板に対する垂直方向から
の外部衝撃によって振動板が塑性変形し特性不良になる
のを改良した電磁型発音体を提案する。 【解決手段】外部衝撃による振動板5の移動制限部材と
して、振動板5の中心部の変位は発音体ケ−ス1の内壁
部に設けた放音孔突き出し部1bにより、更に、振動板
5の外周部の変位は振動板5との接触部を円弧又はテ−
パ形状にしたケ−ス突き出し部11c,21cを設ける
ことにより振動板の衝撃を柔らげるようにして、又は振
動板5の周辺部が変位しても発音体ケ−ス1の内壁部に
接触しないようにして、振動板の塑性変形を防止し、安
定した振動特性を有する電磁型発音体を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁型発音体に関
し、特に電磁型発音体の振動板に対する垂直方向からの
外部衝撃によって振動板が塑性変形し特性不良になるの
を改良した電磁型発音体に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁型発音体は近年普及が目覚ましい携
帯電話やポケットベルなどペ−ジャ−の呼び出し用に多
く用いられている。このような携帯用の機器に用いる場
合、落下その他で外部からの強い衝撃を受けることがあ
る。その為、従来から電磁型発音体の振動板が外部衝撃
によって大きく変位しないようにするための構造が種々
提案されている。
【0003】図10は従来の電磁型発音体の要部の構造
を示す断面図である。プラスチックで成形された放音孔
1aを有する円筒状の発音体ケ−ス1には、外周部を発
音体ケ−ス1の内部に固着された磁性材料からなるヨ−
クベ−ス2と、ヨ−クベ−ス2の中央部に設けられた柱
状の鉄心3と、ヨ−クベ−ス2上の周囲に配置された円
筒形マグネット4と、弾性を有する磁性材料からなる振
動板5を備え、振動板5はマグネット4と鉄心3とヨ−
クベ−ス2とで磁気回路を形成している。従って、振動
板5はマグネット4に吸着固定されている。又、振動板
5の中心部には鉄心3との磁気的結合を密にすると共に
振動質量を高めるために鉄片9が取り付けられている。
又、振動板5を駆動するために鉄心3の周囲に配置され
た励磁コイル6と、励磁コイル6の端末を外部に導くた
めに基板7に設けられた2つの外部接続端子8a、8b
を有している。振動板5は外部接続端子8a、8bに電
気信号を印加して電磁的に駆動される。
【0004】発音体ケ−ス1の放音孔1a側と振動板5
とでできる空間は振動空間として共鳴室10を形成して
いる。強い外部衝撃が加わると、振動板5はマグネット
4に吸着固定であるために、マグネット4から離脱し、
又、極薄の板材料からなる振動板5が変形したり、振動
板5にスポット溶接されている鉄片9が脱落する恐れが
ある。従って、この従来例では共鳴室10の発音体ケ−
ス1の内壁部にケ−ス突き出し部1cを設けて、振動板
5の外周部が共鳴室10の方向に許容範囲を越えて移動
しないように規制している。
【0005】図11、図12、図13は図10の発音体
ケ−ス1の内壁部に設けたケ−ス突き出し部1cの他の
従来例の要部の構造を示す断面図である。いずれも振動
板5の外周部が外部衝撃によって移動しないようにケ−
ス突き出し部1cで規制したものである。しかし、これ
らの例では振動板5の中心部の移動が規制されていない
ために、強い外部衝撃に対しては振動板5の防護として
は不十分であった。
【0006】そこで、上記従来例の欠点を改良するもの
として特開平6−165293号「電気音響変換器」に
外部衝撃から振動板5を防護する構造が提案されてい
る。図14は特開平6−165293号に開示の電磁型
発音体構造の断面図である。図14において図10と同
じ符号は同じ機能作用をするものである。
【0007】図14に示す電磁型発音体の構造において
は振動板5の一方面側との間に形成された共鳴室10の
内壁部に、振動板5の中央部に取り付けられた鉄片10
の部分で外部衝撃による前記振動板の移動許容範囲を規
制する移動制限手段を設けたものである。即ち、共鳴室
10内の音を外へ導く放音筒を長くして放音孔突き出し
部1bを設けて移動制限手段として用い、放音孔突き出
し部1bの端部と鉄片9の間隔を通常の振動許容範囲と
同等か若しくはそれより僅か大きく設定したものであ
る。又、振動板5の外周部の移動規制については、図1
0の場合と同様に発音体ケ−ス1の内壁部に突き出し部
1cを設けて振動板5の外周部が共鳴室10の方向に許
容範囲を越えて移動しないように規制したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−165293号に開示の電磁型発音体の構造におい
ては、外部衝撃に対して振動板5の移動を一定許容範囲
に規制するという点では効果があるが、振動板5が強い
外部衝撃を受けた場合、振動板5は発音体ケ−ス1の内
壁部に設けた突き出し部1cの角で支えられて大きく撓
み変形する。その変形が塑性変形に至ると振動板5は最
早元の形状に復さず振動特性が変化してしまうという問
題があった。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、強い外部衝撃力を受けても振動板の
塑性変形が発生しないようにして、安定した振動特性の
電磁型発音体を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する
発音体ケ−スと、外周部を前記発音体ケ−ス内部に固着
された磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ
−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−ス上
の周囲に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの
内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ
−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット
上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された
励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くため
の外部接続端子とを有し、前記発音体ケ−スは前記振動
板の一方面側との間に形成された共鳴室の内壁部に、前
記振動板の中央部に取り付けられた鉄片部分で外部衝撃
による前記振動板の中央部分の移動を許容範囲に制限す
る移動制限部材を備えると共に、前記発音体ケ−スの内
壁部に前記振動板の外周部の移動を許容範囲に制限する
ケ−ス突き出し部を設け、前記ケ−ス突き出し部は外部
衝撃時における前記振動板との接触部を円弧状の形状と
し、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】又、本発明の電磁型発音体においては、放
音孔を有する発音体ケ−スと、外周部を前記発音体ケ−
ス内部に固着された磁性材料からなるヨ−クベ−スと、
前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ
−クベ−ス上の周囲に配置されたマグネットと、前記発
音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と
前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前
記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲
に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外
部に導くための外部接続端子とを有し、前記発音体ケ−
スは前記振動板の一方面側との間に形成された共鳴室の
内壁部に、前記振動板の中央部に取り付けられた鉄片部
分で外部衝撃による前記振動板の中央部分の移動を許容
範囲に制限する移動制限部材を備えると共に、前記発音
体ケ−スの内壁部に前記振動板の外周部の移動を許容範
囲に制限するケ−ス突き出し部を設け、前記ケ−ス突き
出し部は外部衝撃時における前記振動板との接触部をテ
−パ−形状とし、外部衝撃によって前記振動板が塑性変
形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0012】更に、本発明の電磁型発音体において、前
記ケ−ス突き出し部は前記発音体ケ−スの内壁部の円周
上に全周又は部分的に複数設けられていることを特徴と
するものである。
【0013】又、本発明の電磁型発音体においては、放
音孔を有する発音体ケ−スと、外周部を前記発音体ケ−
ス内部に固着された磁性材料からなるヨ−クベ−スと、
前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ
−クベ−ス上の周囲に配置されたマグネットと、前記発
音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と
前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前
記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲
に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外
部に導くための外部接続端子とを有し、前記発音体ケ−
スは前記振動板の一方面側との間に形成された共鳴室の
内壁部に、前記振動板の中央部に取り付けられた鉄片部
分で外部衝撃による前記振動板の中央部分の移動を許容
範囲に制限する移動制限部材を備えると共に、前記発音
体ケ−スの内径を前記振動板の外径より大きくして前記
振動板が外部衝撃によって変位しても前記円筒状ケ−ス
に接触して塑性変形しないようしたことを特徴とするも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。尚、図において、従来技
術と同一部材は同一符号で示し、説明を省略する。図1
は本発明の第1の実施例の要部の構造を示す断面図であ
る。又、図2は図1における振動板外周部の支持部(図
1において点線で囲んだ部分)の要部拡大断面図であ
る。
【0015】円筒状の発音体ケ−ス1は振動板5の中央
部に取り付けられた鉄片9部分で外部衝撃による振動板
5の移動許容範囲を規制する移動制限部材として、共鳴
室10内の音を外へ導く放音孔突き出し部1bを長くし
て、放音孔突き出し部1bの端部と振動板5の間隔を通
常の振動許容範囲と同等か若しくはそれより僅か大きく
設定している。又、円筒形ケ−ス1の共鳴室10の内壁
部に振動板5の外周部の移動を許容範囲に制限するケ−
ス突き出し部11cを設け、突き出し部の形状は強い外
部衝撃受けた場合に振動板5が変位して突き出し部と接
触する部分をR=4mm程度の円弧状の形状としたもの
である。
【0016】この様な構成によって、第1の実施例にお
いては、図5に示すように、振動板5が強い外部からの
衝撃力を受けた場合に振動板5が変位して発音体ケ−ス
1の内壁部のケ−ス突き出し部に接触しても、ケ−ス突
き出し部の接触する部分が円弧状で角がないので、ケ−
ス突き出し部への接触による衝撃を柔らげると共に、振
動板の撓みを少なく、振動板5は塑性変形を生ずること
なく安定した振動特性を維持することができる。尚、振
動板の移動制限部材としては放音筒を利用した放音孔突
き出し部1bに限らず共鳴室内の発音体ケ−ス1の内壁
部である天井部又は側壁部に独立に設けることもでき
る。
【0017】図3は本発明の第2の実施例を示す振動板
外周部の支持部の要部拡大断面図である。第2の実施例
は、第1の実施例と同様に、振動板5の中央部の外部衝
撃による移動制限部材として放音孔突き出し部1bを設
けると共に、更に発音体ケ−ス1の共鳴室10の内壁部
に設けた振動板5の外周部の移動を許容範囲に制限する
ケ−ス突き出し部21cの構造を振動板5が変位して接
触する部分の形状を10度程度のテ−パ−としたもので
ある。従って、図6に示すように,振動板5が強い外部
からの衝撃力を受けた場合に振動板5が変位して発音体
ケ−ス1の内壁部の突き出し部に接触しても、突き出し
部の接触する部分がテ−パ−で角がないので、第1の実
施例の場合と同様に、突き出し部への接触による衝撃を
柔らげると共に、振動板の撓みを少なく、振動板5は塑
性変形を生ずることなく安定した振動特性を維持するこ
とができる。
【0018】図4は本発明の第3の実施例を示す振動板
外周部の支持部の要部拡大断面図である。第3の実施例
は第1の実施例と同様に、振動板5の中央部の外部衝撃
による移動制限部材として放音孔突き出し部1bを設け
ると共に、更に、発音体ケ−ス1の内径を振動板5の外
径より大きくして、振動板5の周辺部が撓んでも発音体
ケ−ス1の内壁部に接触しないようにしたものである。
【0019】この様な構成によって、第3の実施例にお
いては、振動板5が強い外部からの衝撃力を受けた場合
に振動板5が変位しても発音体ケ−ス1の内壁部に接触
して撓むことがないので衝撃力がなくなれば元の位置に
復する。従って、振動板5は塑性変形を生ずることなく
安定した振動特性を維持することができる。
【0020】図7乃至図9は発音体ケ−スの水平方向の
断面形状を示したもので、図7は第1の実施例を示した
図1のA−A線断面図である。第2の実施例も略同様の
形状を有している。図9は第3の実施例の発音体ケ−ス
の形状を示したものである。図9に示す第3の実施例に
比べると、第1、第2の実施例ともケ−ス突き出し部1
1c及び21cを発音体ケ−スの全周に渡って設けてい
るので、ケ−スの肉厚が増えて共鳴室10の容積が減少
し、周波数が増大するが、これは図8に示すようにケ−
ス突き出し部11cをリブ41cとすることによって共
鳴室10の容積減少をおさえることができる。本実施例
では、リブ41cを8カ所設けているが、共鳴室10の
容積への大きな影響もなく周波数など振動特性への影響
を殆どなくすることができた。尚、実際には発音体ケ−
スの大きさにより共鳴室の容積が変わるため振動特性が
最適値となるように複数箇所のリブを設けることが望ま
しいことは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように、本
発明によれば、振動板が強い外部衝撃を受けた場合、振
動板の外周部が発音体ケ−スの内壁部に接触しないよう
にするか、又は接触したとしても振動板の接触点の発音
体ケ−スの内壁部のケ−ス突き出し部形状を円弧又はテ
−パ−或いはフラット形状とすることによって振動板の
塑性変形を防止し、安定した振動特性を有する電磁型発
音体を得ることができる。又、発音体ケ−スのケ−ス突
き出し部を複数箇所のリブとすることによって共鳴室の
容積の減少をおさえて周波数など振動特性への影響を殆
どなくすることができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部の構造を示す断面
図である。
【図2】図1における振動板外周部の支持部の要部拡大
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の振動板外周部の支持部
の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の振動板外周部の支持部
の要部拡大断面図である。
【図5】第1の実施例の振動板とケ−ス突き出し部との
衝撃時の関係を模式的に示した断面図である。
【図6】第2の実施例の振動板とケ−ス突き出し部との
衝撃時の関係を模式的に示した断面図である。
【図7】第1の実施例の発音体ケ−スを示した図1のA
−A線断面図である。
【図8】図7のケ−ス突き出し部をリブとした他の実施
例の発音体ケ−スの断面図である。
【図9】第3の実施例の発音体ケ−スの断面図である。
【図10】従来の電磁型発音体の要部の構造を示す断面
図である。
【図11】図10の発音体ケ−ス1のケ−ス突き出し部
1cの他の従来例の要部を示す断面図である。
【図12】図10の発音体ケ−ス1のケ−ス突き出し部
1cの更に他の従来例の要部を示す断面図である。
【図13】図10の発音体ケ−ス1のケ−ス突き出し部
1cの更に他の従来例の要部を示す断面図である。
【図14】従来の電磁型発音体の要部の構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 発音体ケ−ス 1a 放音孔 1b 放音孔突き出し部 1c、11c、21c ケ−ス突き出し部 2 ヨ−クベ−ス 3 鉄心 4 マグネット 5 振動板 6 励磁コイル 7 基板 8a、8b 外部接続端子 9 鉄片 10 共鳴室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G04C 21/02 G04C 21/02 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放音孔を有する発音体ケ−スと、外周部を
    前記発音体ケ−ス内部に固着された磁性材料からなるヨ
    −クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた
    鉄心と、前記ヨ−クベ−ス上の周囲に配置されたマグネ
    ットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネッ
    トと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成
    するように、前記マグネット上に配置された振動板と、
    前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コ
    イルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有し、
    前記発音体ケ−スは前記振動板の一方面側との間に形成
    された共鳴室の内壁部に、前記振動板の中央部に取り付
    けられた鉄片部分で外部衝撃による前記振動板の中央部
    分の移動を許容範囲に制限する移動制限部材を備えると
    共に、前記発音体ケ−スの内壁部に前記振動板の外周部
    の移動を許容範囲に制限するケ−ス突き出し部を設け、
    前記ケ−ス突き出し部は外部衝撃時における前記振動板
    との接触部を円弧状の形状とし、外部衝撃によって前記
    振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電
    磁型発音体。
  2. 【請求項2】放音孔を有する発音体ケ−スと、外周部を
    前記発音体ケ−ス内部に固着された磁性材料からなるヨ
    −クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた
    鉄心と、前記ヨ−クベ−ス上の周囲に配置されたマグネ
    ットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネッ
    トと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成
    するように、前記マグネット上に配置された振動板と、
    前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コ
    イルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有し、
    前記発音体ケ−スは前記振動板の一方面側との間に形成
    された共鳴室の内壁部に、前記振動板の中央部に取り付
    けられた鉄片部分で外部衝撃による前記振動板の中央部
    分の移動を許容範囲に制限する移動制限部材を備えると
    共に、前記発音体ケ−スの内壁部に前記振動板の外周部
    の移動を許容範囲に制限するケ−ス突き出し部を設け、
    前記ケ−ス突き出し部は外部衝撃時における前記振動板
    との接触部をテ−パ−形状とし、外部衝撃によって前記
    振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電
    磁型発音体。
  3. 【請求項3】前記ケ−ス突き出し部は前記発音体ケ−ス
    の内壁部の円周上に全周又は部分的に複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁型発音
    体。
  4. 【請求項4】放音孔を有する発音体ケ−スと、外周部を
    前記発音体ケ−ス内部に固着された磁性材料からなるヨ
    −クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた
    鉄心と、前記ヨ−クベ−ス上の周囲に配置されたマグネ
    ットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネッ
    トと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成
    するように、前記マグネット上に配置された振動板と、
    前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コ
    イルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有し、
    前記発音体ケ−スは前記振動板の一方面側との間に形成
    された共鳴室の内壁部に、前記振動板の中央部に取り付
    けられた鉄片部分で外部衝撃による前記振動板の中央部
    分の移動を許容範囲に制限する移動制限部材を備えると
    共に、前記発音体ケ−スの内径を前記振動板の外径より
    大きくして前記振動板が外部衝撃によって変位しても前
    記発音体ケ−スに接触して塑性変形しないようにしたこ
    とを特徴とする電磁型発音体。
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