JPH10124053A - 音楽的情報入力装置 - Google Patents

音楽的情報入力装置

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JPH10124053A
JPH10124053A JP8282714A JP28271496A JPH10124053A JP H10124053 A JPH10124053 A JP H10124053A JP 8282714 A JP8282714 A JP 8282714A JP 28271496 A JP28271496 A JP 28271496A JP H10124053 A JPH10124053 A JP H10124053A
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JP
Japan
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amount
musical
data
parameter
change
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Application number
JP8282714A
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English (en)
Inventor
Toru Suzuki
亨 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8282714A priority Critical patent/JPH10124053A/ja
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
    • G10H1/055Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by switches with variable impedance elements
    • GPHYSICS
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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    • G10H1/18Selecting circuits
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    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/155Musical effects
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2240/00Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2240/121Musical libraries, i.e. musical databases indexed by musical parameters, wavetables, indexing schemes using musical parameters, musical rule bases or knowledge bases, e.g. for automatic composing methods

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1つの操作手段の操作によって相互に関連す
る複数の音楽的パラメータの値を変化させることができ
るようにする。 【解決手段】 インクリメンタ、ニーレバー、フットス
イッチ、ファクタスイッチ群等の複数の操作子の操作量
X1 〜Xmが求められる。この操作量X1 〜Xmに応じ
て各操作子に関連して変化する音楽的パラメータの変化
量Yが求められる(図8)。そして、同一の音楽的パラ
メータの変化量Yが合計される(図8のステップ20
0)。この合計値が操作子の操作前の音楽的パラメータ
の値に合成される。これにより、1つの操作子の操作に
よって相互に関連する複数の音楽的パラメータの値を変
化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つの操作子を
操作することによって相互に関連する複数の音楽的パラ
メータを並行して変更することができる音楽的情報入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子楽器においては、操作パネル
に設けられたスイッチ、ベンダー、ボリューム等の複数
の操作子、およびフットスイッチ、ニーレバーのような
操作子が設けられており、これらの操作子を個々に操作
することによって種々の音楽的パラメータの値を個々に
変えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記音
楽的パラメータには相互に関連して連動変化させるべき
ものがあり、これらの相互に関連する音楽的パラメータ
の値を変更するときには、各々の音楽的パラメータ毎に
設けられた操作子を別々に操作しなければならないため
操作が煩雑であった。しかも、1つの音楽的パラメータ
値の変更に伴って他の関連する音楽的パラメータ値を調
整すると、他の音楽的パラメータ値の変更に伴ってさら
に別の関連する音楽的パラメータの値を調整しなければ
ならなくなり、このため、希望する音色が得られるまで
複数の音楽的パラメータの値を何度も微調整しなければ
ならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、音楽的パラメータの値を変更するための操
作手段の1つが操作されたときに、この操作された操作
手段の操作量データを複数種類の音楽的パラメータの変
化量に変換するようにしたものである。
【0005】1つの操作手段が操作されたときに、この
操作手段の操作量に応じて互いに関連する複数の音楽的
パラメータの変化量が求められる。これによって、相互
に関連する音楽的パラメータ毎に決められた個々の操作
手段を別々に操作する手間が省け、1つの操作手段の操
作によって相互に関連する音楽的パラメータを並行して
変更することができる。従って、希望する音色やエフェ
クト等を得るための操作手段の操作回数が少なくなり、
音楽的パラメータの変更操作が短時間で行えるようにな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】
1.電子楽器の外観 図1は電子楽器の外観を示す。この電子楽器の上面に
は、キーボード1とパネルスイッチ群3が設けられてい
る。パネルスイッチ群3には、インクリメンタ31、L
ED表示器32、モードスイッチ33、リズム選択スイ
ッチ群34、音色選択スイッチ群35、ファクタスイッ
チ群38、シフトスイッチ39等が設けられている。ま
た、この電子楽器には、ニーレバー36とフットスイッ
チ37が接続ケーブルを介して電気的に接続されてい
る。
【0007】インクリメンタ31、ニーレバー36、フ
ットスイッチ37は所定の音楽的ファクタの値を演奏の
状況に応じて変化させる操作子である。インクリメンタ
31は、つまみを回す操作によりこの操作量に応じて所
定の音楽的ファクタを変化させる操作子である。このイ
ンクリメンタ31には、ロータリスイッチまたは可変抵
抗器が連結されている。ロータリスイッチにはエンコー
ダが接続され、ロータリスイッチの接続位置に応じた操
作量データが出力される。また、可変抵抗器にはA−D
変換器が接続され、可変抵抗器の回転に伴って変化する
電圧信号に応じた操作量データが出力される。
【0008】ニーレバー36は、レバーの角度を変える
操作によりこの操作量に応じて所定の音楽的ファクタの
値を変化させる操作子である。このニーレバー36に
は、スライドスイッチや可変抵抗器等が連結されてい
る。スライドスイッチにはエンコーダが接続され、スラ
イドスイッチの接続位置に応じた操作量データが出力さ
れる。また、可変抵抗器にはA−D変換器が接続され、
可変抵抗器からの変化する電圧信号に応じた操作量デー
タが出力される。これら操作量データを入力する手段は
このインクリメンタ31、ニーレバー36以外のもので
も良い。
【0009】フットスイッチ37には足等で押すことに
より1組以上の接点を閉じるスイッチが組み込まれてお
り、フットスイッチ37を押す毎に1つのオンデータが
出力される。なお、このフットスイッチ37に組み込ま
れるスイッチをトグルスイッチとして、オン情報または
オフ情報とを交互に入力できるようにしても良い。この
オンまたはオフのデータを入力する手段はこのフットス
イッチ37以外のものでも良い。
【0010】モードスイッチ33は、上記インクリメン
タ31の入力モードを切り換えるスイッチである。この
入力モードを切り換えることにより、1つのインクリメ
ンタ31によって複数の音楽的ファクタの値を変化させ
ることができる。本実施例では、モードスイッチ33に
より、トランスポーズ量、パンニング量、フィルタ特性
量およびリバーブ量の4つの音楽的ファクタデータの入
力モードが切り換えられる。
【0011】リズム選択スイッチ群34は、ロック、デ
ィスコ、ワルツ等のリズム演奏の種類を選択するスイッ
チ群であり、リズム的ファクタデータの入力手段であ
る。音色選択スイッチ群35は、ピアノ、バイオリン、
ドラム等の楽器の種類に応じた音色を選択するスイッチ
群であり、楽器的ファクタデータの入力手段である。
【0012】ファクタスイッチ群38は、音楽的ファク
タの値の設定または変更を行うためのスイッチ群であ
る。音楽的ファクタには、エフェクト量(エコー、リバ
ーブ、コーラス等の残響的エフェクト、ビブラート、ポ
ルタメント、グリッサンド、グロウル等の音高的エフェ
クト、マンドリン、フェーズ、セレステ、サスティン等
のエンベロープ的エフェクト等の量)、トランスポーズ
量、テンポ量、音量、高調波成分量(フィルタ制御
量)、周波数変調量、音像変化量、クオンタイズ量、タ
ッチ量、タッチ感度量等がある。
【0013】このファクタスイッチ群38には、上記音
楽的ファクタの全部または一部について、1つの音楽的
ファクタにつき1つのスイッチが設けられている。な
お、このファクタスイッチ群38によって入力される音
楽的ファクタデータは、上記キーボードスキャン回路2
によって入力される音高的ファクタデータ及びタッチ的
ファクタデータと、上記リズム選択スイッチ群34によ
って入力されるリズム的ファクタデータと、上記音色選
択スイッチ群35によって入力される楽器的ファクタデ
ータと、上記インクリメンタ31によって入力される音
楽的ファクタデータと、ニーレバー36及びフットスイ
ッチ37によって入力される音楽的ファクタデータ以外
のデータである。但し、それぞれの入力される音楽的フ
ァクタデータと共通していても良い。
【0014】ファクタスイッチ群38の各スイッチは中
立位置復帰型のトグルスイッチであり、+方向へ操作す
ることにより主となる音楽的ファクタの値が増加し、−
方向へ操作することにより主となる音楽的ファクタの値
が減少する。ファクタスイッチ群38のスイッチが操作
されると、この操作されたスイッチに対応する主となる
音楽的ファクタの値がLED表示器32に表示される。
また、10個のスイッチには10種類ずつの音楽的ファ
クタが1グループとして割り当てられ、シフトスイッチ
39を一回操作する毎に割り当てられるグループが切り
換えられ、そのグループ番号がLED表示器32に表示
される。
【0015】2.全体回路 図2は電子楽器の全体回路を示す。上記キーボード1の
各キーはキースキャン回路2によってスキャンされ、キ
ーオン、キーオフを示すデータが検出され、CPU5に
よってRAM6に書き込まれる。そして、それまでRA
M6に記憶されていた各キーのオン、オフの状態を示す
データと比較され、各キーのオンイベント、オフイベン
トの判別が、CPU5によって行われる。なお、上記キ
ーボード(電子鍵盤楽器)1は、電子弦楽器、電子吹奏
(管)楽器、電子打楽器(パッド等)、コンピュータの
キーボード等で代用しても良い。
【0016】上記パネルスイッチ群3の各スイッチ33
〜35、38は、パネルスキャン回路4によってスキャ
ンされる。このスキャンにより、パネルスイッチ群3の
操作子の操作量データ、モードデータ等のスキャンデー
タが発生され、このスキャンデータがCPU5へ送られ
る。
【0017】また、上記インクリメンタ31、ニーレバ
ー36からのオン/オフデータ及び操作量データもCP
U5によって取り込まれ、RAM6に書き込まれる。そ
して、それまでRAM6に記憶されていた操作量データ
と比較され、インクリメンタ31、ニーレバー36の操
作イベントの判別が、CPU5によって行われる。さら
に、フットスイッチ37も、上記各スイッチ33〜3
5、38と同様にしてパネルスキャン回路4によってス
キャンされ、オン/オフデータ及び操作量データが検出
され、CPU5によってRAM6に書き込まれる。そし
て、それまでRAM6に記憶されていたオン/オフデー
タと比較され、オン/オフデータのオンイベント、オフ
イベントの判別が、CPU5によって行われる。RAM
6に記憶されている上述したデータや各種処理データは
上記LED表示器32に送られ、データ内容に応じた表
示が行われる。
【0018】ROM7(内部記憶媒体/手段)には後述
する各フローチャートに応じたコンピュータプログラム
であって、CPU5が実行する各種処理に応じたコンピ
ュータプログラムが記憶されている。このコンピュータ
プログラムはCD−ROM(外部記憶媒体/手段)等に
記憶され、上記RAM6(内部記憶媒体/手段)に書き
込まれ記憶される(インストール/転送/複写される)
こともある。またROM7には、上述したイントロ、フ
ィルイン、エンディングの各パターンに応じたリズム、
コードなどのシーケンス情報が記憶されており、上記イ
ンクリメンタ31で選択されたパターンが読み出されて
自動演奏される。
【0019】テンポタイマ8は、例えばプログラマブル
タイマ等で構成され、上記音楽的ファクタデータのうち
のテンポ量データがセットされる。そして、このテンポ
タイマ8がテンポ量に応じた周期でインタラプト信号I
NT1をCPU5に与えることによって、テンポ量に応
じた楽音情報の処理が実行される。ミディインタフェー
ス9は、外部接続された電子楽器との間で楽音情報の送
受を行うためのインタフェースである。この楽音情報は
MIDI(ミュージカルインスツルメントデジタルイン
タフェース)規格のもので、この楽音情報に基づいた発
音または自動演奏も行われる。このミディインタフェー
ス9に楽音情報が送られて一時的に記憶されると、CP
U5に対しインタラプト信号INT2が与えられて、送
られて来た楽音情報の取り込みや楽音情報の送受が行わ
れる。
【0020】楽音発生回路10では、上記キーボード1
及びパネルスイッチ群3から入力されたキーナンバ、タ
ッチ、音色、リズム等の音楽的ファクタデータに応じた
楽音データが生成される。この楽音発生回路10には、
複数チャンネル分、例えば16チャンネル分の楽音生成
系が時分割処理により形成されており、楽音をポリフォ
ニックに発音させることができる。この各チャンネルに
割り当てられる上記楽音情報はアサインメントメモリ
(図示せず)に記憶される。
【0021】この楽音発生回路10から発生された楽音
データは、各パート毎に時分割で累算され、デジタルフ
ィルタ回路11で各パート毎に時分割処理によって周波
数成分に変化が施された後、エフェクト回路12に送ら
れる。このデジタルフィルタ回路11では、フィルタ特
性データfltがリングシフトレジスタ等にセットされ
て、カットオフ周波数の大きさが決定される。上記エフ
ェクト回路12では、楽音データに対して各パート毎に
時分割処理によってリバーブ効果が付加された後、全パ
ートの楽音データが累算されて出力され、パンニング回
路13へ送られる。このエフェクト回路12には、デジ
タルディレイ回路、デジタルリバーブ回路、デジタルコ
ーラス回路等が使用され、リバーブ量データrvbがリ
ングシフトレジスタ等にセットされてリバーブの大きさ
が決定される。
【0022】デジタルフィルタ回路11及びエフェクト
回路12では、各パートの楽音データ毎に時分割に処理
が行われ、上記リングシフトレジスタには、この時分割
処理と同期して各パートのフィルタ特性データflt及
びリバーブ量データrvbがセットされるとともに、こ
の時分割処理と同期して、各パートのフィルタ特性デー
タflt及びリバーブ量データrvbのリングシフトが
行われる。
【0023】上記パンニング回路13では、入力される
楽音データに対して右音源の楽音データと左音源の楽音
データがそれぞれ発生されてステレオ制御が行われ、D
−A変換器14へ送られる。この右音源の楽音データと
左音源の楽音データは、入力される楽音データそのまま
の楽音データと、この入力される楽音データに対して音
量レベルや発音開始タイミングに差を付けることによ
り、左音源及び右音源一組の楽音データが生成され、疑
似的にステレオ音響が実現される。この音量レベルのコ
ントロールは、パンニング量データpanを左右一方の
楽音データに乗算等の演算を施すことにより行われる。
また、発音開始タイミングのコントロールは、デジタル
ディレイ回路を使って、左右一方の楽音データにパンニ
ング量データpanに応じたディレイをかけることによ
り行われる。このような音量のコントロールまたは発音
のタイミングのコントロールは、パンニング量データp
anの最上位ビットデータR/Lに基づいて、右音源の
楽音データまたは左音源の楽音データいずれかが選択さ
れて行われる。
【0024】なお、パンニング回路13に入力される楽
音データは、各パート毎に時分割で入力されるものでも
良い。この場合、上記デジタルフィルタ回路11及びエ
フェクト回路12と同様に、リングシフトレジスタ等に
各パートのパンニング量データpan及び最上位ビット
データR/Lをセットするとともにリングシフトを行
う。そして、この時分割処理速度は上記デジタルフィル
タ回路11及びエフェクト回路12における時分割処理
速度の2倍であり、1つのパートのシェアタイム内で、
左音源及び右音源一組の楽音データの生成処理が行われ
る。
【0025】上記D−A変換器14では、右音源の楽音
データまたは左音源の楽音データ毎にアナログ信号に変
換され、それぞれサンプリングホールドが行われてサウ
ンドシステム15へ送られて発音される。このD−A変
換器14内の変換されたアナログ信号は、右音源用の出
力ラインと左音源用の出力ラインとにそれぞれ振り分け
られて出力される。この振り分けは、例えば2つのアナ
ログスイッチを用いて上記パンニング回路13の左右の
チャンネルの時分割処理タイミングで両スイッチが交互
に切り換えられることによって行われる。
【0026】上記サウンドシステム15内には、音量制
御回路、例えばVCA(電圧制御型アンプ)などが内蔵
されており、音量データvlmがレジスタ等にセットさ
れることによって楽音の全体音量が制御される。このV
CAの代わりに、乗算器とレジスタをデジタルフィルタ
回路11とエフェクト回路12との間に設け、このレジ
スタに音量データvlmをセットして、乗算器で楽音デ
ータに対して音量データvlmを乗算するようにしても
良い。
【0027】3.音楽的パラメータデータ RAM6には、図3に示すような音楽的パラメータデー
タレジスタ群が設けられている。上記音楽的ファクタの
うち、インクリメンタ31、ニーレバー36、フットス
イッチ37、ファクタスイッチ群38等の操作子の操作
によって変更される音楽的ファクタが音楽的パラメータ
とされ、これらの音楽的パラメータデータが上記音楽的
パラメータデータレジスタ群に記憶されている。本実施
例では、200種類の異なる音楽的ファクタ毎に音楽的
パラメータデータPARA1〜PARA200が記憶さ
れるレジスタ群が設けられている。
【0028】以下、上記各操作子の操作によって値が変
更可能な音楽的ファクタを音楽的パラメータとする。こ
の音楽的パラメータ(音楽的ファクタ)は楽音の内容ま
たは性質を変化または制御するためのものであり、その
具体的内容は上述のインクリメンタ31、ニーレバー3
6、フットスイッチ37、ファクタスイッチ群38につ
いて述べたとうりであり、音色(変化)量、音域(変
化)量、音高(変化)量、タッチ(変化)量、エフェク
ト(変化)量、発音時間(変化)量、音量(変化)量、
テンポ(変化)量、音量(変化)量、高調波成分(変
化)量、フィルタ制御(変化)量、変調(変化)量、音
像(変化)量、クオンタイズ(変化)量等である。
【0029】4.操作量・変化量データ また、RAM6には、図4に示すような操作量・変化量
データレジスタ群が設けられている。上述のように、イ
ンクリメンタ31、ニーレバー36、フットスイッチ3
7、ファクタスイッチ群38の各スイッチは、主となる
音楽的パラメータを変化させるための操作子である。そ
して、各操作子には操作子ナンバーS1〜Smが割り当
てられており、各操作子毎に、操作子の操作が行われた
か否かを示すオン/オフデータと、パネルスキャン回路
4から一定周期で読み込まれる操作子の新しい操作量デ
ータX1new〜Xmnew、前回のパネルスキャンによって得
られた古い操作量データX1old〜Xmoldが記憶される。
また、この操作量・変化量データレジスタには、操作子
の操作に伴って変化する音楽的パラメータの変化量デー
タY 10、Y11、Y12…Ym0…が記憶される。
【0030】5.変換特性データテーブル ROM7には、図5に示すような複数の互いに異なる特
性データが記憶された変換特性データテーブルが設けら
れている。本実施例では40種類の変換特性データがR
OM7に記憶されている。これらの変換特性は上記操作
子の新たな操作量データXnew から音楽的パラメータの
変化量Yを求めるための特性である。特性1〜20は操
作子の操作量Xが増加したときに音楽的パラメータの変
化量Yも増加する特性であり、特性21〜40は操作子
の操作量Xが増加したときに音楽的パラメータの変化量
Yが減少する特性である。
【0031】なお、特性データの種類の数は40種類に
限定されず、幾つであっても良い。また、変換特性デー
タテーブルの代わりに、操作量データXから音楽的パラ
メータの変化量への変換関係を関数または演算式に置換
して、これらの関数または演算式を表すデータ群がRO
M7に記憶されていても良い。
【0032】6.変換データテーブル また、ROM7には図6に示すような変換データテーブ
ルが設けられている。この変換データは、1つの操作子
の操作によって変化される音楽的パラメータデータ、音
楽的パラメータの変換特性データ、変化度データ、及び
各音楽的パラメータの変化量データであり、各操作子毎
にこれらのデータが記憶されている。これらの変換デー
タは、予め決められた固定されたデータであっても良い
し、割り当てられて選択変更可能であっても良い。音楽
的パラメータデータは上記PARA1〜PARA200
のうちの何れかであり、音楽的パラメータの変換特性デ
ータは、上記変換特性データテーブルに記憶されている
変換特性データのうちの何れかである。変化度データd
epは、変換特性から得られる変化量に対する音楽的パ
ラメータの変化量の割合(レート)(%)を示すデータ
である。
【0033】例えば、操作子S1が操作されたときに
は、4つの音楽的パラメータPARA3、PARA1
0、PRAR15、PARA101が変化する。そし
て、音楽的パラメータPARA3は特性1に従って変化
し、音楽的パラメータPARA10は特性2に従って変
化し、音楽的パラメータPARA15は特性4に従って
変化し、音楽的パラメータ101は特性7に従って変化
する。また、音楽的パラメータPARA3の変化量Y10
は特性1から得られた変化量の100%の割合であり、
音楽的パラメータPARA10の変化量Y11は特性2か
ら得られた変化量の30%の割合であり、音楽的パラメ
ータPARA15の変化量Y12は特性4から得られた変
化量の5%であり、音楽的パラメータPARA101の
変化量Y13は特性7から得られた変化量の50%であ
る。例えば、上記音楽的パラメータPARA10の変化
量Y 11は、図5の(特性2)に破線で示すように、実
線で示された特性2のレベルの30%のレベルで変化す
る。
【0034】同様にして、操作子S2〜Smについて
も、操作子S2〜Smが操作されたときに変化する音楽
的パラメータの種類と、その変化量Y20〜Y22、Y30〜
Y34、…Ym0…と、変換特性と、変化量の割合が各操作
子毎に決められている。
【0035】このように、1つの操作子の操作量に関連
して変化する複数の音楽的パラメータの変換特性と変化
度depが異なることにより、1つの操作子の操作量デ
ータに応じて変化する(1つの操作子の操作量データか
ら変換される)複数の音楽的パラメータのそれぞれの変
化量は互いに異なっている。また、1つの音楽的パラメ
ータが複数の操作子の操作量に関連付けられている場合
には、操作量からこの音楽的パラメータに変換するため
の変換特性(または変換関係)はそれぞれの操作子毎に
異なっている。
【0036】7.相互に関連する音楽的パラメータの例 例えば、互いに関連して変化される音楽的パラメータと
しては以下に示すのものがある。
【0037】(a)音像位置と、残響的エフェクト量、
音高的エフェクト量、エンベロープ的エフェクト量、周
波数変調量、音量、トランスポーズ量等 音像位置が変化されたときには、残響的エフェクト量、
音高的エフェクト量、エンベロープ的エフェクト量、周
波数変調量、音量、トランスポーズ量等が関連して変化
される。従って、音像位置を変化させるための操作子
に、これらの残響的エフェクト量、音高的エフェクト
量、エンベロープ的エフェクト量、周波数変調量、音
量、トランスポーズ量等が関連付けられ、各音楽的パラ
メータ毎に変換特性データが決められている。
【0038】そして、残響的エフェクト量の変換特性
は、音像位置の変化に連動して、音像に近い側の楽音の
残響的エフェクト量が他の側の楽音の残響的なエフェク
ト量よりも大きくなるような特性である。具体的には、
音像位置の変化に連動して、音像に近い側の残響音生成
のための減衰量が大きくなり、その遅延量が小さくな
る。また、音像に近い側の楽音の音高的エフェクト量、
エンベロープ的エフェクト量、周波数変調量、音量、ト
ランスポーズ量が他の側の楽音よりもやや増加する特性
が、これらの音楽的パラメータの変換特性とされる。
【0039】(b)音量と、テンポ量、トランスポーズ
量等 音量が変化されたときには、テンポ量、トランスポーズ
量等が関連して変化される。従って、音量を変化させる
ための操作子に、これらのテンポ量とトランスポーズ量
等が関連付けられている。そして、テンポ量とトランス
ポーズ量の変換特性は、音量が増大したときにやや減少
するような特性が設定される。
【0040】(c)エンベロープ的エフェクト量と、音
量、テンポ量、及びトランスポーズ量等 エンベロープ的エフェクト量が変化されたときには、音
量、テンポ量、トランスポーズ量等が関連して変化され
る。従って、エンベロープ的エフェクト量を変化させる
ための操作子に、これらの音量、テンポ量、トランスポ
ーズ量等が関連付けられている。そして、音量、テンポ
量、トランスポーズ量の変換特性は、エンベロープ的エ
フェクト量が増大したときに、これらの音楽的パラメー
タが減少またはやや減少する特性である。
【0041】(d)音高的エフェクト量と、高調波成分
量(フィルタ制御量)、音量、テンポ量、トランスポー
ズ量等 音高的エフェクト量が変化されたときには、高調波成分
量(フィルタ制御量)、音量、テンポ量、トランスポー
ズ量等が関連して変化される。従って、音高的エフェク
ト量を変化させるための操作子に、これらの高調波成分
量(フィルタ制御量)、音量、テンポ量、トランスポー
ズ量等が関連付けられている。そして、高調波成分量
(フィルタ制御量)の変換特性は、音高的エフェクト量
が増大したときにやや減少する特性であり、音量の変換
特性は、音高的エフェクト量が増大したときにやや増大
する特性である。また、テンポ量及びトランスポーズ量
の変換特性は、音高的エフェクト量が増大したときにや
や減少する特性である。
【0042】(e)残響的エフェクト量と、音高的エフ
ェクト量、エンベロープ的エフェクト量等 残響的エフェクト量が変化されたときには、音高的エフ
ェクト量、エンベロープ的エフェクト量等が関連して変
化される。従って、残響的エフェクト量を変化させるた
めの操作子に、これらの音高的エフェクト量、エンベロ
ープ的エフェクト量等が関連付けられている。そして、
音高的エフェクト量及びエンベロープ的エフェクト量の
変換特性は、残響的エフェクト量が増大したときに、こ
れらの音楽的パラメータが減少する特性である。
【0043】(f)周波数変調量と、高調波成分量(フ
ィルタ制御量)、残響的エフェクト量等 周波数変調
量が変化されたときには、高調波成分量(フィルタ制御
量)、残響的エフェクト量等が関連して変化される。従
って、周波数変調量を変化させるための操作子に、これ
らの高調波成分量(フィルタ制御量)、残響的エフェク
ト量等が関連付けられている。そして、高調波成分量
(フィルタ制御量)の変換特性は、周波数変調量が増大
したときに増加する特性であり、残響的エフェクト量の
変換特性は、周波数変調量が増大したときに減少する特
性である。
【0044】(g)クオンタイズ量と、テンポ量、音
量、各種エフェクト量 クオンタイズ量が変化されたときには、テンポ量、音量
及び各種エフェクト量が関連して変化される。従って、
クオンタイズ量を変化させるための操作子に、テンポ
量、音量及び各種エフェクト量が関連付けられている。
そして、テンポ量の変換特性は、クオンタイズ量が増大
したときに増加する特性である。また、音量の変換特性
は、クオンタイズ量が増大したときにやや増大する特性
である。また、各種エフェクト量の変換特性は、クオン
タイズ量が増大したときに減少する特性である。
【0045】(h)タッチ量またはタッチ感度量と、高
調波成分量(フィルタ制御量)、音高的エフェクト量、
残響的エフェクト量、周波数変調量、音量、トランスポ
ーズ量、テンポ量等 タッチ量またはタッチ感度量が変化されたときには、高
調波成分量(フィルタ制御量)、音高的エフェクト量、
残響的エフェクト量、周波数変調量、音量、トランスポ
ーズ量、テンポ量等が関連して変化される。従って、タ
ッチ量を変化させるための操作子またはタッチ感度量を
変化させるための操作子に、これらの高調波成分量(フ
ィルタ制御量)、音高的エフェクト量、残響的エフェク
ト量、周波数変調量、音量、トランスポーズ量、テンポ
量等が関連付けられている。そして、これらの高調波成
分量(フィルタ制御量)、音高的エフェクト量、残響的
エフェクト量、周波数変調量、音量、トランスポーズ
量、テンポ量の変換特性は、タッチ量またはタッチ感度
量が増大したときに、これらの音楽的パラメータも増大
する特性である。
【0046】各操作子には、主として変化される音楽的
パラメータが決められている。上記(a)の操作子は音
像位置を主として変化させ、(b)の操作子は音量を主
として変化させ、(c)の操作子はエンベロープ的エフ
ェクト量を主として変化させ、(d)の操作子は音高的
エフェクト量を主として変化させ、(e)の操作子は残
響的エフェクト量を主として変化させ、(f)の操作子
は周波数変調量を主として変化させ、(g)の操作子は
クオンタイズ量を主として変化させ、(h)の操作子は
タッチ量またはタッチ感度量を主として変化させる。
【0047】これらの主となる音楽的パラメータの変換
特性は、操作子の操作量Xの増減に応じて増減する特性
であり、図5の(特性1)〜(特性40)に示す特性で
ある。例えば、(特性1)に示す正比例特性であれば、
主となる音楽的パラメータは操作子の操作量Xの増減に
正比例して変化する。
【0048】同様に、上記変換データテーブルに記憶さ
れている主となる音楽的パラメータに関連して変化する
音楽的パラメータの変換特性も、操作子の操作量Xに対
する変換特性である。従って、関連して変化する音楽的
パラメータと主となる音楽的パラメータとの相関関係を
操作量Xとの相関関係に置換した特性が予め求められ、
この求められた変換特性データが変換データテーブルに
記憶されている。但し、主となる音楽的パラメータの変
換特性が(特性1)に示す正比例特性の場合には、操作
量Xと主となる音楽的パラメータの変化量とが一対一で
対応するので、上記置換の必要はない。
【0049】また、1つの操作子の操作によって相互に
関連する複数の音楽的パラメータが変化される。このた
め、複数の操作子が操作された場合には、ある1つの音
楽的パラメータが複数の操作子の操作によって複数回変
化されることがある。
【0050】なお、上記(a)〜(h)の各音楽的パラ
メータ全部または一部の変換特性が全く逆の特性であっ
ても良い。
【0051】8.メインルーチン 図7はメインルーチンのフローチャートである。この処
理は電源投入によりスタートし、電源オフにより終了す
る。電源投入時には、上記RAM7内の各種レジスタの
クリア処理等のイニシャライズ処理が行われる(ステッ
プ100)。その後、パネルスイッチ処理(ステップ1
01)、音楽的パラメータ設定処理(ステップ10
2)、発音処理(ステップ104)、MIDI処理(ス
テップ106)、データ処理108(ステップ10
8)、その他の処理(ステップ110)が繰り返し実行
される。
【0052】パネルスイッチ処理(ステップ101)で
は、パネルスキャン回路4からCPU5へ入力されるス
キャンデータに基づいて、各操作子S1〜Smの操作量
データXの書き込み処理とオン/オフイベントの判別処
理、その他の各種のパネルスイッチ群3に関する処理が
行われる。
【0053】上記操作量データXの書き込み処理では、
各操作子S1〜Smの新しい操作量データX1new〜Xmn
ewが読み込まれてRAM6に書き込まれ、それまでの操
作量データは古い操作量データX1old〜Xmoldへ移され
る。上記オン/オフイベントの判別処理では、これらの
新旧の操作量データX1new〜Xmnew、X1old〜Xmoldを
比較して、両データが異なる場合に操作子のオンイベン
トがあったものと判別し、上記操作量・変化量データレ
ジスタのオン/オフデータに「1」をセットする。
【0054】上記操作量Xは、本実施例では、操作量が
「0」のときからの相対的な操作の変化量である。例え
ば、インクリメンタ31及びニーレバー36について
は、操作子の所定の「0位置」から操作位置までの変化
量であり、操作子の操作位置に応じたスキャンデータが
CPU5に入力されるので、このスキャンデータが操作
量データXに変換される。また、フットスイッチ37に
ついては、操作毎に所定の操作量データXが生成された
り、あるいは操作回数に応じて操作量データXが一定量
ずつ増加する。また、フットスイッチ37がオン/オフ
操作可能なトグルスイッチの場合には、オン操作の回数
に応じて操作量データXが増加され、オフ操作の回数に
応じて操作量データXが減少される。さらに、ファクタ
スイッチ群38については、LED32に「0」が表示
されているときからのスイッチが+方向へ操作された回
数と−方向へ操作された回数の差である。
【0055】このパネルスイッチ処理(ステップ10
1)では、パラメータ設定処理(ステップ102)も行
われる。このパラメータ設定処理(ステップ102)で
は、操作が行われた操作子の操作量に応じて、この操作
子に関連して変化する音楽的パラメータの変化量が演算
される。そして、得られた変化量が各音楽的パラメータ
PARA1〜PARA200毎に合成される。
【0056】発音処理(ステップ104)では、キーボ
ードスキャン回路2からCPU5に入力されたスキャン
データに基づいてキーオン/キーオフイベントの判別が
行われ、キーナンバデータと共に楽音データが楽音発生
回路へ送られる。このとき、上記パラメータ設定処理
(ステップ102)によって設定された音楽的パラメー
タデータが楽音データの一部とされる。MIDI処理
(ステップ106)では、上記キーボード1、パネルス
イッチ群3、ニーレバー36、フットスイッチ37等の
操作に応じた楽音情報をミディインタフェース9を介し
て出力するミディアウト処理と、ミディインタフェース
9を通じて入力された楽音データを処理するミディイン
処理とが行われる。
【0057】データ処理(ステップ108)では、楽音
データまたはパネルスイッチ群3によって入力された音
楽的パラメータデータに基づいて演算を行ったり、RA
M6またはROM7からデータを読み出して、デジタル
フィルタ回路11へフィルタ係数データを送る処理、エ
フェクト回路12へ残響音データ等のエフェクトデータ
を送る処理、パンニング回路13へパンニング量データ
panを送る処理等が行われる。
【0058】9.パラメータ設定処理 図8はパラメータ設定処理(ステップ102)のフロー
チャートを示し、この処理はパネルスイッチ処理の中の
1つである。この処理では、各操作子S1〜Smの操作
が行われたか否かが判別されて、操作が行われた操作子
の操作量Xに応じて、その操作子の操作によって変化さ
れる音楽的パラメータの変化量を求める処理が行われ
る。先ず、操作子S1の操作が行われたか否かがRAM
6内の操作量・変化量データレジスタに記憶されている
オン/オフデータに基づいて判別される(ステップ12
0)。このオン/オフデータが「0」のときには、操作
子S1の操作が行われていないので、次に操作子S2の
操作がおこなわれたか否かが判別される(ステップ12
6)。
【0059】他方、操作子S1についてのオン/オフデ
ータが「1」であれば、操作子S1の操作が行われてお
り、次に、このオン/オフデータが「0」にリセットさ
れる(ステップ121)。そして、上記操作量・変化量
データレジスタに記憶されている操作子S1の新たな操
作量データX1newが読み出される(ステップ122)。
次に、ROM7内の変換データテーブルから操作子S1
に関するデータが読み出されて、操作子S1に関連する
音楽的パラメータの変化量Y10〜Y13を求める演算が行
われる(ステップ124)。この音楽的パラメータの変
化量Yの演算は、以下に示す演算式(1)に従って行わ
れる。
【0060】 Y=fa(X)×(dep/100) …(1) ここで、fa(X)は、変換特性データテーブルに記憶
されている特性データのうちの1つであり、aは特性デ
ータの番号を示す。例えば、f5 (X)は特性5に従っ
て変化量が求められることを示す。
【0061】図6に示すように、操作子S1に関連して
変化する音楽的パラメータは、PARA3、PARA1
0、PARA15、PARA101である。PARA3
は、特性1に従って変化し、変化度は100%である。
よって、操作子S1の操作量X1newに対するPARA3
の変化量Y10は、 Y10=f1 (X1new)×(100/100) である。
【0062】また、PARA10は、特性2に従って変
化し、変化度は30%である。よって、操作量X1newに
対するPARA10の変化量Y11は、 Y11=f2 (X1new)×(30/100) である。また、PARA15は、特性4に従って変化
し、変化度は5%である。よって、操作量X1newに対す
るPARA15の変化量Y12は、 Y12=f4 (X1new)×(5/100) である。さらに、PARA101は、特性7に従って変
化し、変化度は50%である。よって、操作量X1newに
対するPARA101の変化量Y13は、 Y13=f7 (X1new)×(50/100) である。このようにして求められた変化量データY10、
Y11、Y12、Y13は、RAM6の変化量データレジスタ
に書き込まれる。
【0063】以下同様にして、操作子S2〜Smの操作
があった場合には、操作子の操作量データX 2new〜X
mnewがRAM6から読み出されて、操作子の操作によっ
て変化される音楽的パラメータの変化量データYが求め
られる(ステップ126、128、130…)。そし
て、次に変化量合成処理(ステップ200)が行われ
る。
【0064】10.変化量合成処理 図9は図8中の変化量合成処理(ステップ200)のフ
ローチャートを示す。この処理では、上記パラメータ設
定処理102によって求められた変化量データYが音楽
的パラメータの種類毎に合計され、操作子の操作が行わ
れる前の音楽的パラメータデータに合成される。上述の
ように、1つの操作子の操作によって相互に関連する複
数の音楽的パラメータが変化される。このため、複数の
操作子が操作された場合には、ある1つの音楽的パラメ
ータが複数の操作子の操作によって複数回変化されるこ
とがある。従って、この処理では、複数回変化された音
楽的パラメータについて複数回の変化量が合計される。
【0065】先ず、RAM6に設けられたカウントデー
タnの値がパラメータ数Pnにリセットされる(ステッ
プ202)。本実施例ではパラメータ数Pnは200で
ある。次に、RAM6の音楽的パラメータデータレジス
タに記憶されている音楽的パラメータデータPARA2
00が読み出されて、この読み出された音楽的パラメー
タデータPARA200に上記音楽的パラメータの変化
量データYの中のPARA200の変化量データの合計
値が合成される(ステップ204)。なお、この合成は
加算(累算)ではなく、所定の演算式に基づいた演算合
成であっても良い。
【0066】このステップ204では、上記変換データ
テーブルがサーチされることによって、PARA200
の変化量データY40…が拾い出される。そして、拾い出
された変化量データY40…の値がRAM6の変化量デー
タレジスタから順次に読み出されて合計される。そし
て、この合計値がこの変化量合成処理(ステップ20
0)が開始される前の音楽的パラメータデータPARA
200の値に合成されて、新たな音楽的パラメータデー
タPARA200の値が計算される。この新たな音楽的
パラメータデータPARA200はRAM6内のバッフ
ァレジスタに一時的に記憶される。このバッファレジス
タは各音楽的パラメータデータPARA1〜PARA2
00について設けられている。
【0067】そして、カウントデータnが「1」だけカ
ウントダウンされ(ステップ206)、さらに、このカ
ウントデータnが「0」になって全パラメータ数Pn分
だけ(ステップ208)、ステップ204、206の処
理が繰り返し実行される。これにより、全ての音楽的パ
ラメータデータPARA200〜PARA1について、
変化量データの合計が行われ、さらに操作前の音楽的パ
ラメータデータに合計値が合成されて、新たな音楽的パ
ラメータデータPARA200〜PARA1が計算され
る。
【0068】次に、新たな音楽的パラメータデータPA
RA1〜PARA200が所定の範囲内の値となるよう
に修正される(ステップ210〜224)。先ず、上記
カウントデータnがパラメータ数Pnにリセットされる
(ステップ210)。次に、音楽的パラメータデータP
ARA200が下限値データMIN200よりも小さい
か否かが判別される(ステップ212)。音楽的パラメ
ータデータPARA200が下限値データMIN200
よりも小さい場合には、音楽的パラメータデータPAR
A200の値が下限値データMIN200の値に変更さ
れる(ステップ214)。また、音楽的パラメータデー
タPARA200が下限値データMIN200以上であ
れば、音楽的パラメータデータPARA200はそのま
まである。音楽的パラメータデータPARA200が変
更された場合には、上記バッファレジスタに記憶されて
いるデータは変更後の音楽的パラメータデータPARA
200に差し替えられる。
【0069】次に、音楽的パラメータデータPARA2
00の値が上限値データMAX200よりも大きいか否
かが判別される(ステップ216)。音楽的パラメータ
データPARA200が上限値データMAX200より
も大きい場合には、音楽的パラメータデータPARA2
00の値が上限値データMAX200の値に変更される
(ステップ218)。音楽的パラメータデータPARA
200が上限値データMAX200以下であれば、音楽
的パラメータデータPARA200はそのままである。
音楽的パラメータデータPARA200が変更された場
合には、上記バッファレジスタに記憶されているデータ
は変更後の音楽的パラメータデータPARA200に差
し替えられる。
【0070】次に、上記バッファレジスタに記憶されて
いる音楽的パラメータデータPARA200が、RAM
6内の音楽的パラメータデータレジスタに更新記憶され
る(ステップ220)。そして、カウントデータnが
「1」だけカウントダウンされ、さらに、このカウント
データnが「0」になるまでステップ212〜224の
処理が繰り返し実行される。これにより、全ての音楽的
パラメータデータPARA200〜PARA1につい
て、下限値MINnと上限値MAXnとの間の値となる
ように修正が行われ、修正後の新たな音楽的パラメータ
データPARA200〜PARA1がRAM6の音楽的
パラメータデータレジスタに更新記憶される。
【0071】上記各音楽的パラメータデータPARAn
毎の下限値MINnと上限値MAXnは、ROM7内に
データテーブルとして記憶されており、ステップ212
またはステップ216において音楽的パラメータデータ
PARAnに対応するデータが読み出される。なお、こ
の下限値MINnと上限値MAXnを可変としても良
い。
【0072】このように本実施例では、複数の操作子の
操作量X1 〜Xmに応じて各操作子に関連して変化する
音楽的パラメータの変化量Yが求められ、同一の音楽的
パラメータの変化量Yが合計され、この合計値が操作子
の操作前の音楽的パラメータの値に合成される。従っ
て、1つの操作子の操作によって相互に関連する複数の
音楽的パラメータの値を変化させることができる。
【0073】しかも、相互に関連して変化する複数の音
楽的パラメータは相互に最適条件となるように決められ
た所定の変換特性で変化するので、主となる音楽的パラ
メータが変化したときに、関連して変化する音楽的パラ
メータの値が最適条件となるように自動的に設定され
る。このため、複数の操作子を何度も操作して最適条件
となるように手動で調整する必要がなく、短時間で希望
の音色やエフェクト等を得ることができる。
【0074】11.変形例 なお、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図6
に示される変換データテーブル内のパラメータデータ、
変換特性データ、変化度データを可変としても良い。こ
の場合、図6に示される変換データテーブルを書き換え
可能なROMまたはバックアップ可能なRAM等に設け
て、データの書き換えを可能にする。
【0075】このとき、図6の記憶内容のリストがLE
D32に表示され、カーソルを移動させてインクリメン
タ31等によって音楽的パラメータデータのナンバ、変
換特性データのナンバ、変化土データdepの大きさが
変更される。音楽的パラメータデータのナンバが「0」
にされれば、当該パラメータは削除される。これによ
り、1つの操作子の操作に応じて変化される音楽的パラ
メータの種類を選択したり、削除したり切り換えたりす
ることができ、また、音楽的パラメータの変換特性(ま
たは変換関係)を選択したり、切り換えたりすることが
できる。
【0076】また、操作子としては、上記インクリメン
タ31、ニーレバー36、フットスイッチ37、ファク
タスイッチ群38の一部であっても良いし、他の操作子
を設けても良い。操作子の種類も限定されず、アップ
(+)スイッチ、ダウン(−)スイッチ等のスイッチ式
操作子、インクリメンタ、つまみ等の回転式操作子、ニ
ーレバーのようなレバー式操作子、フットスイッチのよ
うな踏圧式操作子、テンキー等の数値入力式操作子等、
どのような操作子でも良い。また、操作子の操作量をデ
ータに変換する手段には、可変抵抗、圧電素子、ホール
素子、差動トランス、差動キャパシタ等の各種の機械的
操作量を電気的信号に変換する手段が用いられる。
【0077】さらに、上記のように1つの操作子の操作
に応じて相互に関連する音楽的パラメータを変化させる
機能を停止できるようにしても良い。この場合には、当
該機能の作動/停止を切り換えるスイッチを設ける。そ
して、当該機能が停止されたときには、各操作子の操作
によって変化される音楽的パラメータは、上記主となる
音楽的パラメータのみとなる。また、操作子の一部また
は操作子毎に、当該機能の作動/停止が切り換えられる
ようにしても良い。
【0078】また、図9に示した変化量合成処理(ステ
ップ200)において、ステップ206〜210を省略
して、ステップ224の判別がNOの場合にステップ2
04へ戻るようにしても良い。これにより、パラメータ
データPARAnを一時的に記憶するためのバッファレ
ジスタを1つにすることができる。また、操作子の操作
量Xは、操作子毎に決められた「0」からの操作量でも
良いし、新たな操作が行われたときの操作位置または操
作値が、前回の操作による操作位置または操作値から変
化した量でも良い。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、1つの
操作手段の操作によって相互に関連する複数の音楽的パ
ラメータの値を変化させることができる。これによっ
て、相互に関連する音楽的パラメータ毎に決められた個
々の操作手段を別々に操作する手間が省け、1つの操作
手段の操作によって相互に関連する音楽的パラメータを
並行して変更することができる。従って、希望する音色
やエフェクト等を得るために複数の操作手段を何度も操
作する必要がなくなり、音楽的パラメータの変更操作が
少ない操作回数かつ短時間で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 操作パネル3の平面図である。
【図2】 電子楽器の全体回路を示す図である。
【図3】 RAM6内に記憶されている音楽的パラメー
タデータレジスタを示す図である。
【図4】 RAM6内に記憶されている操作量・変化量
データレジスタを示す図である。
【図5】 ROM7内に設けられた変換特性データテー
ブルに記憶されている変換特性データを示す図である。
【図6】 ROM7内に設けられた変換データテーブル
に記憶されている変換データを示す図である。
【図7】 メインルーチンのフローチャートを示す図で
ある。
【図8】 パラメータ設定処理のフローチャートを示す
図である。
【図9】 変化量合成処理のフローチャートを示す図で
ある。
【符号の説明】 1…キーボード、3…パネルスイッチ群、5…CPU、
6…RAM、7…ROM、10…楽音発生回路、11…
デジタルフィルタ、12…エフェクト回路、13…パン
ニング回路、31…インクリメンタ、36…ニーレバ
ー、37…フットスイッチ、38…ファクタスイッチ
群。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作手段の操作によって入力された音楽
    的パラメータにつき、この入力される音楽的パラメータ
    の変化量がこの操作手段の操作量データに応じたものと
    なるようにし、 この操作手段の1つの操作量データを、複数種類の音楽
    的パラメータの変化量に変換するようにし、 この変換された複数種類の音楽的パラメータそれぞれに
    応じた処理を行うようにすることを特徴とする音楽的情
    報入力装置。
  2. 【請求項2】 上記音楽的パラメータは楽音の内容また
    は性質を変化または制御するためのものであり、上記1
    つの操作量データから変換される複数種類の音楽的パラ
    メータのそれぞれの変化量は互いに異なっていることを
    特徴とする請求項1記載の音楽的情報入力装置。
  3. 【請求項3】 上記操作手段によって入力される複数種
    類の音楽的パラメータは選択され、削除され、または切
    り換えられることを特徴とする請求項1または2記載の
    音楽的情報入力装置。
  4. 【請求項4】 上記操作量データから音楽的パラメータ
    の変化量への変換における、変換特性または変換関係は
    選択され、または切り換え可能であることを特徴とする
    請求項1、2または3記載の音楽的情報入力装置。
  5. 【請求項5】 1つの音楽的パラメータは、複数の操作
    手段から入力可能であり、各操作手段から入力され上記
    変換された音楽的パラメータの変化量は互いに合成され
    て上記処理が行われることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の音楽的情報入力装置。
  6. 【請求項6】 1つの音楽的パラメータが複数の操作手
    段から入力される場合、上記変換における操作量から変
    化量への変換特性または変換関係は、この複数の変換そ
    れぞれにつき異なっていることを特徴とする請求項5記
    載の音楽的情報入力装置。
  7. 【請求項7】 複数の操作手段によって音楽的パラメー
    タを変化させるようにし、 この操作手段によって変化される音楽的パラメータを記
    憶させるようにし、 上記複数の操作手段の操作量を検出するようにし、 この検出される操作手段の操作量に応じて相互に関連し
    て変化する複数のパラメータを上記操作手段毎に記憶さ
    せるようにし、 この記憶されている音楽的パラメータの、上記検出され
    る操作手段の操作量を、上記記憶されている操作手段の
    操作量に応じて相互に関連して変化する複数のパラメー
    タの変化量に変換するための変換特性または変換関係を
    記憶させるようにし、 この記憶されている変換特性または変換関係に基づい
    て、上記検出された操作手段の操作量に対応して変化す
    る音楽的パラメータの変化量を求めるようにし、 この求められた音楽的パラメータの変化量を音楽的パラ
    メータの種類毎に合計するようにし、 この合計された音楽的パラメータの種類毎の変化量合計
    値を、音楽的パラメータの種類毎に、上記操作手段の操
    作が行われる前の音楽的パラメータの値に合成するよう
    にし、 発音操作および上記変化量合成により上記変化量合計値
    が合成された音楽的パラメータの値に応じて、楽音を生
    成して発音することを特徴とする音楽的情報入力装置。
JP8282714A 1996-10-24 1996-10-24 音楽的情報入力装置 Pending JPH10124053A (ja)

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