JP3156285B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3156285B2 JP20323691A JP20323691A JP3156285B2 JP 3156285 B2 JP3156285 B2 JP 3156285B2 JP 20323691 A JP20323691 A JP 20323691A JP 20323691 A JP20323691 A JP 20323691A JP 3156285 B2 JP3156285 B2 JP 3156285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に係り、詳細
には電子楽器の鍵盤等の演奏操作子群を複数のグループ
に分割し、各グループ毎に発生する楽音の音色を異なら
せるようにした電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つの鍵盤を予め定められた
位置で分割して互いに異なる音色を指示するように設定
した電子楽器が提案されている。このような電子楽器に
あっては、鍵盤を複数の鍵域、例えば下鍵と上鍵とに分
割し、下鍵はベース音(通常は、別音色、演奏鍵の最低
鍵が担当となる)とし、上の鍵はメロディやその他の伴
奏演奏にする。このように鍵盤を複数の位置、例えば下
鍵と上鍵に分割し、右手で演奏する上鍵の方はメロディ
を、左手で演奏する下鍵は伴奏を担当するようにして、
メロディ、伴奏をそれぞれ異なる音色で演奏するように
することをキースプリットとよんでいる。
【0003】ところが、この分割位置が固定であると、
メロディ、伴奏で演奏できる鍵域は決ってしまい多彩な
演奏に対応できない。そこで、鍵盤を任意の位置で分割
し、分割された各群の鍵を互いに異なる音色を指示する
鍵として設定することにより、複数種類の音色を同時に
演奏でき、しかも、各音色の音域を自由に変えることが
できる電子楽器が提案された(特開昭57−15559
4号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子楽器にあっては、鍵盤を分割する分割位
置を演奏前に予め設定する構成となっていたため、分割
位置が適切に設定されればよいが分割位置が誤って設定
されてしまうようなことがあると、別の伴奏鍵がその分
割位置に入る誤動作が生じてしまう。従って、上記分割
位置の設定は演奏する曲を先ずよく調べてから行わねば
ならず手間がかかるという問題点があった。特に、上述
のような分割位置の設定は熟練した演奏者ならともかく
初心者は演奏状態をよく知らずに、誤った鍵域設定を行
うことはよくある。そうすると、右手の小指で弾く鍵や
左手の親指で弾く鍵が隣の鍵域になってしまい、不自然
な演奏になる。この場合も演奏鍵域を設定し直せばよい
が、演奏中に行うことは事実上不可能である。そこで本
発明は、予め設定した鍵域から外れて演奏したときも、
その音だけ別の音色で発生するようなことのない電子楽
器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
音高を指定する複数の演奏操作子からなる演奏操作子群
と、 前記演奏操作子群を複数のグループに分割指定す
る分割指定手段と、この分割指定手段にて分割されたグ
ループ毎に異なる音色を割当てる割当手段と、前記演奏
操作子の操作により指定された音高と前記割当手段によ
り割当てられた音色に基づいて楽音信号を発生する楽音
信号発生手段と、前記演奏操作子群の各グループ内にお
いて夫々演奏操作されると、当該各グループで演奏操作
された各音高位置相互間の中間を新たな分割位置として
変更する分割位置変更手段と、を具備している。前記分
割位置変更手段は、請求項2に記載されているように、
操作された演奏操作が分割位置から所定範囲内にあると
きには前記分割位置を変更するようにしたものであって
もよく、さらにまた、請求項3に記載されているよう
に、前記演奏操作子群は鍵盤であってもよい。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、複数の演奏操作子からな
る演奏操作子群は、演奏操作によって、夫々の演奏操作
子に対応する音高を指定し、分割指定手段は前記演奏操
作子群を複数のグループに分割指定する。割当手段は、
この分割指定手段にて分割されたグループ毎に異なる音
色を割当てる。そして、楽音信号発生手段によって、前
記演奏操作子の操作により指定された音高と前記割当手
段により割当てられた音色に基づいて楽音信号が発生さ
れる。尚、分割位置変更手段は、前記演奏操作子群の各
グループ内において夫々演奏操作されると、当該各グル
ープで演奏操作された各音高位置相互間の中間を新たな
分割位置として変更するようにしたので、誤った鍵域設
定をしたとしても不自然な演奏になるといった不具合を
未然に防止できる。また、前記分割位置変更手段は、請
求項2に記載されているように、操作された演奏操作が
分割位置から所定範囲内にあるときに、前記分割位置を
変更するようにしたので、音高が飛躍したような場合は
分割位置の変更を阻止して最適な分割位置を確保でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。原理説明 先ず、本発明の基本的な考え方について説明する。図1
〜図3は演奏操作子群を複数のグループに分割する分割
位置(以下、スプリット位置という)を設定する設定方
法を説明するための図である。図1において、符号1は
一連の音符情報を演奏する演奏操作子として機能すると
ともに、スプリット位置を指定する鍵盤である。先ず、
図1に示すように現在のスプリット位置(例えば、最後
に押鍵された最低音位置)をS、スプリット位置Sより
上の音程の高い音域を上鍵(Upper)、スプリット
位置S以下の音域を下鍵(Lower)とし、上鍵(U
pper)で押された鍵番号をU、下鍵(Lower)
で最後に押された鍵番号をLとする。
【0008】この場合において、Upper側で鍵U、
Lower側で鍵Lが押されると、新たに押された鍵U
と鍵Lとの中間(S=(U+L)/2)にスプリット位
置Sが設定される。すなわち、従来のようにキースプリ
ット位置が固定されているのではなく、グループの最後
に押された鍵と新しく押された鍵との中間にスプリット
位置Sが変更される。図1はUpper側で最後に押さ
れた鍵UとLower側における鍵Lとの中間でスプリ
ット位置Sが設定されていることを示している。
【0009】次に、図2を用いて新たに鍵Kが押鍵され
たときのスプリット位置Sの移動を説明する。いま、図
2に示すようにUpper側で新たにKという鍵が押さ
れた場合、今までの鍵Lと鍵Uとの中間に位置していた
スプリット位置Sは鍵Lと新たに押鍵された鍵Kとの中
間(S=(K+L)/2)のスプリット位置Sに移動す
る。上述したスプリット位置Sの移動は演奏中において
も常に移動させることができるから親指の一番外の鍵が
別な鍵域に入ってしまう事態を防止することができる。
【0010】図3は上述したスプリット位置Sの位置変
更を行う場合に所定の監視域を設けた例を示した図であ
る。この図ではスプリット位置SからUpper側、L
ower側に領域の大きさxの監視域を設け、この監視
域外に鍵Kが押鍵された場合には上述したスプリット位
置Sの変更は行わない。このような監視域を設定するこ
とによってスプリット位置Sの不必要な変動を防ぐこと
ができる。
【0011】一実施例 以下、上記基本原理に基づいて実施例を説明する。図4
〜図8は、本発明に係る電子楽器の一実施例を示す図で
あり、本実施例は電子鍵盤楽器に適用した例である。図
4は、電子楽器11のブロック図であり、電子楽器11
は、CPU(Central Processing Unit)12,ROM
(ReadOnly Memory)13,RAM(RandomAccess Memo
ry)14、鍵盤15、スプリット設定スイッチ16、音
源17及び発音回路18等を備えている。
【0012】ROM13には、電子楽器11の制御に必
要な各種プログラムやデータが記憶される。
【0013】RAM14は、主にワークメモリとして利
用され、特に、図5を示すように、その所定データ領域
は、CH(チャンネル)レジスタ21として使用され
る。CHレジスタ21にはCH0〜CHNチャンネル
(例えば、8チャンネル)毎に楽音データC3,A2,
D4,F3,‥‥,G3等が格納されるとともに、その
最上位ビットには発音状態の有無を示すフラグ(発音さ
れるとき“1”、離鍵等で発音されないとき“0”)が
設けられる。このCHレジスタ21から押鍵に基づく楽
音信号データを読み出して後述する発音処理(図8)を
実行することにより複数チャンネルの同時発音が可能に
なる。
【0014】CPU12は、このROM13内のプログ
ラムに従って電子楽器11の各部を制御し、発音装置と
しての処理、特に、後述するようにスプリット位置設定
処理を実行する。
【0015】鍵盤15は、発生すべき音高を指定するた
めの複数の鍵を備えた鍵盤であり、この鍵盤15は、複
数の発音チャンネル(CH0〜CHN)に対するキーの
音高情報Kn、タッチの強さを示すキータッチ情報K
n、鍵のオン/オフを示す押鍵情報KOnの各演奏情報
を出力するもので、これら演奏情報のうちKNn,KO
nはCPU12に出力される。また、スプリット位置設
定時に押鍵されるとスプリット位置指定がなされる。従
って、鍵盤15は、一連の演奏情報を出力する演奏操作
子群として機能するとともに、分割指定手段を構成して
いる。なお、本実施例では演奏操作子として鍵盤15を
用いているが、これに加えてあるいはこれに代えてベン
ダーやペダル等により演奏情報を出力するものでもよ
い。
【0016】スプリット設定スイッチ16は、演奏操作
子群としての鍵盤15を複数のグループに分割指定する
スプリットモードを設定するためのスイッチである。
【0017】音源17は、CPU12から転送されてく
る楽音データに基づいて複数の発音チャンネル(CH
N)でそれぞれ独立に楽音信号を発生可能なものであ
り、各チャンネルに割り当てた音高情報KNnをCPU
12から受け取り、これに基づいて各チャンネルで楽音
信号を発生する。この音源17としては、例えばPCM
方式、あるいは非線形合成演算や正弦波演算を実行して
所定の波形を発生する方式等が使用される。例えば、鍵
盤15の押鍵に対応した音階音をCPU12が音源17
に対しリアルタイムで割り当てて発生させる。その場
合、ピッチを少し原音とずらして発生するようにしても
よく、移調した状態で発生するようにしてもよい。ま
た、CPU12は、鍵盤15の操作によるシーケンサ情
報として記憶し、このシーケンサ情報をキーボードのプ
レイスタート指示等に応答して、順次読み出し対応する
楽音信号を発生することも可能である。
【0018】発音回路18は、出力楽音信号を音響出力
として発音するためのサウンドシステムであり、図示し
ないA/D変換器でアナログの楽音信号に変換された信
号をスピーカ等を介して発音する。
【0019】次に、本実施例の動作を説明する。先ず、
スプリット位置設定処理について説明する。スプリット
位置を設定するときには、先ず、図6に示すメインルー
チンを起動させることにより行う。すなわち、図6にお
いて、電源スイッチが投入されると、ステップS1でイ
ニシャライズ処理を行い、ステップS2でスプリット設
定スイッチ16がオンされたか否かをチェックする。ス
プリット設定スイッチ16がオンされたときはスプリッ
ト設定モードとなったと判断してステップS3でスプリ
ット位置設定処理(図7参照)を行い、ステップS4で
発音処理(図8参照)を行ってステップS2に戻る。ス
プリット設定スイッチ16がオフのときはスプリット位
置設定に変更がないと判断してステップS3をジャンプ
してステップS4で既に設定されているスプリット位置
に従って発音処理を行う。
【0020】図7はスプリット位置設定のサブルーチン
であり、前記ステップS3に対応する。先ず、ステップ
S11でスプリット設定モード後に押鍵があったか否か
をチェックし、押鍵があったときはステップS12でR
AM14(CPU12でもよい)に設けられたレジスタ
Sに上記押鍵No.をストアする。次いで、ステップS
13でUpper側ではスプリット位置Sに定数xを加
算した値をレジスタUKに格納し(UK←S+K)、L
ower側ではスプリット位置Sから定数Kを減算した
値をレジスタLKに格納して(LK←S−K)図3に示
したような監視域を設定してメインルーチンに戻る。
【0021】次に、演奏状態によってスプリット位置S
を変更可能にできる発音処理について説明する。図8は
発音処理のサブルーチンであり、前記ステップS4に対
応する。先ず、ステップS21で鍵盤15の操作状態を
チェックし、鍵盤15がオンされたときはステップS2
2でCHレジスタ21のCH0フラグをチェックしてC
Hフラグが「0」のCHレジスタに音階データをストア
し、ステップS23で音階データをストアしたCHレジ
スタのCHフラグを「1」にする。すなわち、鍵盤15
がオンされたときはステップS22でN個のレジスタ
(8CHの場合は8個のレジスタ)からなるCHレジス
タ21のうちCHフラグが「0」のものを探し、探した
結果例えばチャンネルCH0が「0」であった場合には
CH0のレジスタに音階データ「C3」を割り当てる。
ここに、CHフラグが「0」ということは離鍵されてい
る(発音状態にない)場合であるから以降のステップで
発音させるために音階を入れたレジスタのCHフラグを
「1」にしておく(ステップS23)。次いで、ステッ
プS24で押鍵された音階データをレジスタKに格納し
(K←音階データ)、ステップS25でこのレジスタK
に格納されている音階データKが所定の監視域内(LK
≦K≦UK)にあるか否かを判別する。ここで、監視域
の上限、下限を示す設定値UK,LKは前記ステップS
13でスプリット位置Sに定数xを加減算して作成した
ものである。LK≦K≦UKのときはKがスプリット位
置Sの変更が可能な監視域内にあると判断してステップ
S26に進み、Kが上記監視域にない(K<LK,UK
<K)ときはスプリット位置S変更処理は行わず後述す
るステップS31以降の発音処理に進む。ステップS2
6ではKが最初のスプリット位置Sより上鍵(Uppe
r)にあるか(K>Sか)下鍵(Lower)にあるか
を判別し、K>SのときはKがスプリット位置Sの右側
すなわち上鍵にあるときであるからステップS27で前
にLower側で押された鍵Lと今回新たに押された鍵
Kの中間値を新しいスプリット位置SとしてレジスタS
に格納する(S←(K+L)/2)。次いで、ステップ
S28でレジスタKの音階データKをレジスタUに移す
ことによって新たに押された鍵Kを新しいUpper鍵
Uとする。
【0022】一方、K≦SのときはKがスプリット位置
Sの左側すなわち下鍵にあるときであるからステップS
29で前にUpper側で押された鍵Uと今回新たに押
された鍵Kの中間値を新しいスプリット位置Sとしてレ
ジスタSに格納し(S←(K+U)/2)、ステップS
30でレジスタKの音階データKをレジスタUに移すこ
とによって新たに押された鍵Kを新しいLower鍵L
とする。
【0023】ステップS31では最初にポインタとして
のレジスタNを0にし(N←0)、ステップS32でN
番目のCHフラグが「0」か(CHフラグ=0)否かを
判別する。CHフラグが「1」のときはステップS33
でN番目のCHレジスタの音階データをレジスタTNに
ストアし(例えば、CH0のときは音階データ「C3」
をレジスタTNにストアする)、ステップS34でレジ
スタTNにストアされた音階データが前記レジスタSに
入っている音階以下であるか(S≧TNか)否かを判別
する。すなわち、ここではN番目のCHレジスタの音階
データがスプリット位置Sに対して音階が上にあるか下
にあるかを判別する。S≧TNのときはステップS35
で音色A(例えば、ベースの音)・音階TNを音源17
に送り、S>TNのときはステップS36で音色B・音
階TNを音源17に送る。一方、前記ステップS32で
N番目のCHフラグが「0」のときは離鍵されるときで
あるからこのチャンネルCHは発音させる必要はないと
判断してステップS32〜ステップS35をジャンプし
てステップS37に進む。ステップS37ではポインタ
Nが最大数(例えば、8CHの場合は「8」)となった
か否かを判別し、Nが最大数と一致していないときはス
テップS38でポインタNを+1イクリメント(N←N
+1)してステップS32に戻り次のチャンネルCHに
おける発音処理を繰り返す。また、ポインタNが最大数
と一致したときは全てのチャンネルCNの発音処理が終
了したと判断して本フローの処理を終える。
【0024】一方、前記ステップS21で鍵盤15の操
作状態をチェックし、鍵盤15がオフされたときはステ
ップS31でオフされた音階データのストアされたCH
レジスタに対応するフラグを0にしてステップS32の
発音処理に移行する。
【0025】また、前記ステップS21で鍵盤15の操
作をチェックした結果、変化がないときは以降のステッ
プをジャンプしてステップS31に移行してそのまま発
音処理を行う。
【0026】以上述べたように、本実施例の電子楽器1
1は、Upper側で新たにKという鍵が押された場
合、今までの鍵Lと鍵Uとの中間に位置していたスプリ
ット位置Sを鍵Lと新たに押鍵された鍵Kとの中間(S
=(K+L)/2)のスプリット位置Sに変更するよう
にしているので、演奏の状態をよく知らずに誤った鍵域
設定を行なったとしても、左手又は右手の親指で弾く鍵
が偶然に所定の音域を外れて隣の鍵域に入ってしまい、
不自然な演奏になるといった不具合を未然に防止するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作子群の各
グループで演奏操作された各音高位置相互間の中間を新
たな分割位置として変更するようにしたので、誤った鍵
域設定をしたとしても不自然な演奏になるといった不具
合を未然に防止できる。また、請求項2に記載の発明に
よれば、演奏操作の位置が分割位置から所定範囲内にあ
るときにのみ、この分割位置を変更するようにしたの
で、音高が飛躍したような場合は、分割位置の変更を阻
止して最適な分割位置を確保できるという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子楽器の演奏操作群を複数のグループに分割
する分割方法を説明するための図である。
【図2】電子楽器の演奏操作群を複数のグループに分割
する分割方法を説明するための図である。
【図3】電子楽器の演奏操作群を複数のグループに分割
する分割方法を説明するための図である。
【図4】電子楽器の全体構成図である。
【図5】電子楽器のCHレジスタの構造を示す図であ
る。
【図6】電子楽器のメインプログラムを示すフローチャ
ートである。
【図7】電子楽器のスプリット位置設定のプログラムを
示すフローチャートである。
【図8】電子楽器の発音処理のプログラムを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤 11 電子楽器 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 鍵盤 16 スプリット設定スイッチ 17 音源 18 発音回路 21 CHレジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−151435(JP,A) 実開 昭62−197190(JP,U) 実開 昭63−84195(JP,U) 特公 昭62−42516(JP,B2) 特公 昭62−42517(JP,B2) 特公 昭62−42518(JP,B2) 実公 昭60−30789(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音高を指定する複数の演奏操作子からな
    る演奏操作子群と、 前記演奏操作子群を複数のグループに分割指定する分割
    指定手段と、 この分割指定手段にて分割されたグループ毎に異なる音
    色を割当てる割当手段と、 前記演奏操作子の操作により指定された音高と前記割当
    手段により割当てられた音色に基づいて楽音信号を発生
    する楽音信号発生手段と、 前記演奏操作子群の各グループ内において夫々演奏操作
    されると、当該各グループで演奏操作された各音高位置
    相互間の中間を新たな分割位置として変更する分割位置
    変更手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記分割位置変更手段は、操作された演
    奏操作が分割位置から所定範囲内にあるときには前記分
    割位置を変更するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記演奏操作子群が、鍵盤であることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の電子楽器。
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