JPH10119946A - 耐傷性の向上した環状オレフィン系共重合体容器 - Google Patents

耐傷性の向上した環状オレフィン系共重合体容器

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JPH10119946A
JPH10119946A JP27093296A JP27093296A JPH10119946A JP H10119946 A JPH10119946 A JP H10119946A JP 27093296 A JP27093296 A JP 27093296A JP 27093296 A JP27093296 A JP 27093296A JP H10119946 A JPH10119946 A JP H10119946A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0207Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器のフレーバー保持性を低下させることな
しに、容器外表面の硬度を向上させると共に、動摩擦係
数を低い値に抑制して、容器の耐傷性を顕著に向上さ
せ、更に被覆と環状オレフィン系共重合体との密着性を
も向上させた被覆環状オレフィン系共重合体容器を提供
するにある。 【解決手段】 少なくとも外表面が環状オレフィン系共
重合体で構成された容器において、環状オレフィン系共
重合体の外表面がカチオン硬化型の紫外線硬化塗膜で覆
われていることを特徴とする耐傷性の向上した環状オレ
フィン系共重合体容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状オレフィン系共重
合体から形成され且つ表面が被覆された包装容器に関す
るもので、より詳細には、外表面の耐傷性が顕著に向上
ししかも被覆の密着性にも優れた環状オレフィン系共重
合体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】環状オレフィン系共重合体は、透明性に
優れ、耐熱性や機械的特性にも優れたオレフィン系樹脂
として、透明包装材料の分野で着目されている。
【0003】環状オレフィン系共重合体から、ボトル等
の中空成形容器を製造することも既に知られており、特
開平3−726号公報には、環状オレフィンとエチレン
とを付加重合して成る共重合体から成形されたブロー成
形品が記載されている。また、特開平7−80919号
公報には、環状オレフィン成分5乃至60モル%を有す
るポリオレフィンから成る延伸ブロー成形品が記載され
ている。
【0004】環状オレフィン系共重合体の成形品の耐摩
傷性を向上させるために、紫外線硬化性被覆を設けるこ
とも既に知られており、特開平5−51542号公報に
は、分子中に(メタ)アクリロイル基を1個以上含む脂
肪族多環環状構造をもった脂環式(メタ)アクリル化合
物を5重量%以上含有することを特徴とする環状ポリオ
レフィン系樹脂用紫外線硬化型被覆組成物が記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】環状オレフィン系共重
合体から成る容器(ボトル)を、例えばカートンケース
内にバラ積みで充填し、振動数13Hz、振幅3mmの
条件で60分間振動試験に付した場合には、134個の
試料の内、無傷のものは僅か5.9%にすぎず、軽度の
傷のもの39.6%、中程度の傷のもの43.3%及び
重度の傷のもの11.1%という結果が得られ、環状オ
レフィン系共重合体容器は、輸送の段階で傷を発生し、
商品価値を失うおそれが大きい。
【0006】環状オレフィン系共重合体容器の外表面
が、傷つきやすい理由は、この環状オレフィン系共重合
体の硬度が低く、またその動摩擦係数が大きいことによ
る。例えば、ポリプロピレン・シートの鉛筆硬度がB、
動摩擦係数が0.19であり、ポリエチレンテレフタレ
ート・シートの鉛筆硬度がB、動摩擦係数が0.13で
あるのに対して、環状オレフィン系共重合体・シートの
鉛筆硬度が6Bで、動摩擦係数が0.34であることか
らも、これが確認される。
【0007】前述した従来技術にみられるラジカル硬化
型の紫外線硬化型樹脂被覆は、密着性や耐傷性には優れ
たものであっても、希釈剤(有機溶媒)で薄めた溶液の
形で環状オレフィン系共重合体成形体の表面に塗布する
場合があり、フレーバー保持性が問題となる包装容器の
分野に適用するには未だ問題がある。また、有機溶媒の
あるものは、環状オレフィン系共重合体の白化を招き、
透明性を損なうことも未だ問題である。更に、本発明者
らの研究によれば、ラジカル硬化型塗料の紫外線硬化型
樹脂被覆は、硬度を増したハードコートとして設けると
割れ易いのに対して、カチオン硬化型塗料の樹脂被覆
は、ハードコートとして設けても割れ難く、特に被覆物
を落下させた場合にも被覆が割れ難いことがわかった。
【0008】本発明者らは、カチオン硬化型の紫外線硬
化塗料を選択し、これを環状オレフィン系共重合体容器
の外表面に施すと、容器のフレーバー保持性を低下させ
ることなしに、容器外表面の硬度を向上させると共に、
動摩擦係数を低い値に抑制して、容器の耐傷性を顕著に
向上させ、更に被覆と環状オレフィン系共重合体との密
着性をも向上させうることを見いだした。
【0009】即ち、本発明の目的は、容器のフレーバー
保持性を低下させることなしに、容器外表面の硬度を向
上させると共に、動摩擦係数を低い値に抑制して、容器
の耐傷性を顕著に向上させ、更に被覆と環状オレフィン
系共重合体との密着性をも向上させた被覆環状オレフィ
ン系共重合体容器を提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、少ない塗工量で満足
すべき耐傷性が得られると共に、被覆の硬化も極めて短
時間の紫外線照射で済み、生産性やコストパフォーマン
スに優れた被覆環状オレフィン系共重合体容器を提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも外表面が環状オレフィン系共重合体で構成された容
器において、環状オレフィン系共重合体の外表面がカチ
オン硬化型の紫外線硬化塗膜で覆われていることを特徴
とする耐傷性の向上した環状オレフィン系共重合体容器
が提供される。
【0012】この容器では、 1.容器外表面が0.20以下、特に0.05乃至0.
14の動摩擦係数(25℃)と、B以上、特にB乃至3
Hの鉛筆硬度とを有すること、 2.紫外線硬化塗膜が1乃至20μm、特に3乃至10
μmの厚みを有すること、 3.紫外線硬化塗膜が、カチオン性紫外線重合開始剤と
脂環式エポキシ樹脂とを含有する組成物から形成されて
いること、が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の容器を示す図1(側断面
図)において、この容器1は、環状オレフィン系共重合
体の延伸ブロー成形で形成されており、胴部2、閉塞底
部3及び首部4から成っており、首部4にはキャップ係
合用ネジ5が形成されている。容器の拡大断面構造を示
す図2において、容器壁6の外表面には、カチオン硬化
型の紫外線硬化塗膜7が形成されている。
【0014】本発明では、環状オレフィン系共重合体の
容器の外表面に、カチオン硬化型の紫外線硬化塗膜を設
けることにより、容器外表面の硬度を、B以上、特にB
乃至3Hの鉛筆硬度に向上させると共に、動摩擦係数を
も0.20以下、特に0.05乃至0.14の低い値に
抑制して、容器の耐傷性を顕著に向上させ、更に被覆と
環状オレフィン系共重合体との密着性をも向上させるこ
とが可能となる。しかも、この改善は塗膜の厚みが1乃
至20μmという少ない塗工量で満足すべき耐傷性が得
られると共に、被覆の硬化も、例えば25cm/sec
という高速の紫外線照射走査で行うことができ、生産性
やコストパフォーマンスに優れているとともに、溶剤等
によるフレーバーの低下もないという利点が達成され
る。
【0015】本発明で使用するカチオン硬化型の塗膜
が、環状オレフィン系共重合体の器壁に対して非常に優
れた密着性を示すという事実は、多数の実験結果から現
象として見いだされたものであり、その理由は決してこ
れに限定されるものではないが、次のように考えられ
る。即ち、本発明で使用するカチオン硬化型塗料は、カ
チオン性紫外線重合開始剤と脂環式エポキシ樹脂とを含
有しており、この脂環式エポキシ樹脂は、器壁を構成す
る環状オレフィン系共重合体中の環状オレフィン単位と
相溶性乃至親和性が大であり、更に重合時に連鎖移動に
よりグラフトが生じている可能性も大であり、これによ
り密着性が向上しているものと思われる。
【0016】容器の少なくとも外表面を構成する環状オ
レフィン系共重合体としては、オレフィンと環状オレフ
ィンとの非晶質乃至低結晶性共重合体(COC)が使用
される。
【0017】共重合体を構成するオレフィンとしては、
エチレンが好適であるが、他にプロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1ーヘキセン、1−オクテン、3ー
メチル1−ペンテン、1−デセン等の炭素数3乃至20
のα−オレフィンが、単独或いはエチレンとの組み合わ
せで使用される。
【0018】環状オレフィンとしては、基本的には、エ
チレン系不飽和結合とビシクロ環とを有する脂環族炭化
水素化合物、特にビシクロ[2、2、1]ヘプト−2−
エン骨格を有する炭化水素化合物であり、具体的には次
のものが挙げられるが、勿論これに限定されるものでは
ない。
【0019】ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン
誘導体;例えば下記式(1)
【化1】 式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
或いはアルキリデン基であり、nは1〜4の数である
(以下同様である)、で表されるビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン誘導体。特に、 ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン 6−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン 5,6−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−
エン 1−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン 6−エチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン 6−n−ブチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン 6−イソブチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン 7−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン。
【0020】トリシクロ[4.3.0.12.5]−3−
デセン誘導体;例えば、下記式(2)
【化2】 で表されるトリシクロ[4.3.0.12.5]−3−デ
セン誘導体。特に、 トリシクロ[4.3.0.12.5]−3−デセン 2−メチルトリシクロ[4.3.0.12.5]−3−デ
セン 5−メチルトリシクロ[4.3.0.12.5]−3−デ
セン。
【0021】トリシクロ[4.4.0.12.5 ]−3−
ウンデセン誘導体;例えば、下記式(3)
【化3】 で表されるトリシクロ[4.4.0.12.5 ]−3−ウ
ンデセン誘導体。特に、 トリシクロ[4.4.0.12.5]−3−ウンデセン 10−メチルトリシクロ[4.4.0.12.5 ]−3−
ウンデセン。
【0022】テトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン誘導体、例えば、下記式(4)
【化4】 で表されるテトラシクロ[4.4.0.12.5
7.10]−3−ドデセン誘導体。特に、 テトラシクロ[4.4.0.12.5 .17.10]−3−ド
デセン 8−メチルテトラシクロ[4.4.0.12.5
7.10]−3−ドデセン 8−エチルテトラシクロ[4.4.0.12.5
7.10]−3−ドデセン 8−プロピルテトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン 8−ブチルテトラシクロ[4.4.0.12.5
7.10]−3−ドデセン 8−イソブチルテトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン 8−ヘキシルテトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン 8−シクロヘキシルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 8−ステアリルテトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン 5,10−ジメチルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 2,10−ジメチルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 8,9−ジメチルテトラシクロ[4.4.0.12.5
7.10]−3−ドデセン 8−エチル−9−メチルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 11,12−ジメチルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 2,7,9−トリメチルテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 2,7−ジメチル−9−エチルテトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 9−イソブチル−2,7−ジメチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 9,11,12−トリメチルテトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 9−エチル−11,12−ジメチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 9−イソブチル−11,12−ジメチルテトラシクロ
[4.4.0.12.5.17.10]−3−ドデセン 5,8,9,10−テトラメチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .17. 10]−3−ドデセン 8−エチリデンテトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10]−3−ドデセン 8−エチリデン−9−メチルテトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 8−エチリデン−9−エチルテトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 8−エチリデン−9−イソプロピルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−エチリデン−9−ブチルテトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 8−n−プロピリデンテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 8−n−プロピリデン−9−メチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−n−プロピリデン−9−エチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−n−プロピリデン−9−イソプロピルテトラシクロ
[4.4.0.12. 5 .17.10]−3−ドデセン 8−n−プロピリデン−9−ブチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−イソプロピリデンテトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10]−3−ドデセン 8−イソプロピリデン−9−メチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−イソプロピリデン−9−エチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン 8−イソプロピリデン−9−イソプロピルテトラシクロ
[4.4.0.12. 5 .17.10]−3−ドデセン 8−イソプロピリデン−9−ブチルテトラシクロ[4.
4.0.12.5 .1 7.10]−3−ドデセン。
【0023】ペンタシクロ[6.5.1.13.6 .0
2.7 .09.13]−4−ペンタデセン誘導体;例えば、下
記式(5)
【化5】 で表されるペンタシクロ[6.5.1.13.6
2.7 .09.13]−4−ペンタデセン誘導体。特に、 ペンタシクロ[6.5.1.13.6 .02.7 .09.13
−4−ペンタデセン 1,3−ジメチルペンタシクロ[6.5.1.13.6
2.7 .09.13]−4−ペンタデセン 1,6−ジメチルペンタシクロ[6.5.1.13.6
2.7 .09.13]−4−ペンタデセン 14,15−ジメチルペンタシクロ[6.5.1.1
3.6 .02.7 .09.13]−4−ペンタデセン。
【0024】ペンタシクロ[7.4.0.12.5 .1
9.12.08.13]−3−ペンタデセン誘導体、例えば下記
式(6)
【化6】 で表されるペンタシクロ[7.4.0.12.5
9.12.08.13]−3−ペンタデセン誘導体。特に、 ペンタシクロ[7.4.0.12.5 .19.12.08.13
−3−ペンタデセン メチル置換ペンタシクロ[7.4.0.12.5
9.12.08.13]−3−ペンタデセン。
【0025】ペンタシクロ[6.5.1.13.6 .0
2.7 .09.13]−4,10−ペンタデカジエン誘導体、
例えば下記式(7)
【化7】 で表されるペンタシクロ[6.5.1.13.6
2.7 .09.13]−4,10−ペンタデカジエン誘導
体。特に、 ペンタシクロ[6.5.1.13.6 .02.7 .09.13
−4,10−ペンタデカジエン。
【0026】ペンタシクロ[8.4.0.12.5 .1
9.12.08.13]−3−ヘキサデセン誘導体、例えば下記
式(8)
【化8】 で表されるペンタシクロ[8.4.0.12.5
9.12.08.13]−3−ヘキサデセン誘導体。特に、 ペンタシクロ[8.4.0.12.5 .19.12.08.13
−3−ヘキサデセン 11−メチル−ペンタシクロ[8.4.0.12.5 .1
9.12.08.13]−3−ヘキサデセン 11−エチル−ペンタシクロ[8.4.0.12.5 .1
9.12.08.13]−3−ヘキサデセン 10,11−ジメチル−ペンタシクロ[8.4.0.1
2.5 .19.12.08. 13]−3−ヘキサデセン。
【0027】ペンタシクロ[6.6.1.13.6 .0
2.7 .09.14]−4−ヘキサデセン誘導体、例えば、下
記式(9)
【化9】 で表されるペンタシクロ[6.6.1.13.6
2.7 .09.14]−4−ヘキサデセン誘導体。特に、 ペンタシクロ[6.6.1.13.6 .02.7 .09.14
−4−ヘキサデセン 1,3−ジメチルペンタシクロ[6.6.1.13.6
2.7 .09.14]−4−ヘキサデセン 1,6−ジメチルペンタシクロ[6.6.1.13.6
2.7 .09.14]−4−ヘキサデセン 15,16−ジメチルペンタシクロ[6.6.1.1
3.6 .02.7 .09.14]−4−ヘキサデセン。
【0028】ヘキサシクロ[6.6.1.13.6 .1
10.13 .02.7 .09.14]−4−ヘプタデセン誘導体、
例えば下記式(10)
【化10】 で表されるヘキサシクロ[6.6.1.13.6 .1
10.13 .02.7 .09.14]−4−ヘプタデセン誘導体。
特に、 ヘキサシクロ[6.6.1.13.6 .110.13
2.7 .09.14]−4−ヘプタデセン 12−メチルヘキサシクロ[6.6.1.13.6 .1
10.13 .02.7 .09. 14]−4−ヘプタデセン 12−エチルヘキサシクロ[6.6.1.13.6 .1
10.13 .02.7 .09. 14]−4−ヘプタデセン 12−イソブチルヘキサシクロ[6.6.1.13.6
10.13 .02.7 .09.14]−4−ヘプタデセン 1,6,10−トリメチル−12−イソブチルヘキサシ
クロ[6.6.1.13.6 .110.13 .02.7
9.14]−4−ヘプタデセン。
【0029】ヘプタシクロ[8.7.0.12.9 .1
4.7 .111.17 .03.8 .012.16 ]−5−エイコセン
誘導体、例えば、下記式(11)
【化11】 で表されるヘプタシクロ[8.7.0.12.9
4.7 .111.17 .03.8 .0 12.16 ]−5−エイコセ
ン誘導体。特に、 ヘプタシクロ[8.7.0.12.9 .14.7
11.17 .03.8 .012.16]−5−エイコセン。
【0030】ヘプタシクロ[8.7.0.13.6 .1
10.17 .112.15 .02.7 .011.16]−4−エイコセ
ン誘導体、例えば、下記式(12)
【化12】 で表されるヘプタシクロ[8.7.0.13.6 .1
10.17 .112.15 .02.7 .011.16 ]−4−エイコセ
ン誘導体。特に、 ヘプタシクロ[8.7.0.13.6 .110.17 .1
12.15 .02.7 .011.1 6 ]−4−エイコセン ジメチル置換ヘプタシクロ[8.7.0.13.6 .1
10.17 .112.15 .0 2.7 .011.16 ]−4−エイコセ
ン。
【0031】ヘプタシクロ[8.8.0.12.9 .1
4.7 .111.18 .03.8 .012.17 ]−5−ヘンエイコ
セン誘導体、例えば、下記式(13)
【化13】 で表されるヘプタシクロ[8.8.0.12.9
4.7 .111.18 .03.8 .0 12.17 ]−5−ヘンエイ
コセン誘導体。特に、 ヘプタシクロ[8.8.0.12.9 .14.7
11.18 .03.8 .012.17]−5−ヘンエイコセン。
【0032】ヘプタシクロ[8.8.0.14.7 .1
11.18 .113.16 .03.8 .012.17]−5−ヘンエイ
コセン誘導体、例えば下記式(14)
【化14】 で表されるヘプタシクロ[8.8.0.14.7 .1
11.18 .113.16 .03.8 .012.17 ]−5−ヘンエイ
コセン誘導体。特に、 ヘプタシクロ[8.8.0.14.7 .111.18 .1
13.16 .03.8 .012.1 7 ]−5−ヘンエイコセン 15−メチル−ヘプタシクロ[8.8.0.14.7 .1
11.18 .113.16 .03.8 .012.17 ]−5−ヘンエイ
コセン トリメチル置換ヘプタシクロ[8.8.0.14.7 .1
11.18 .113.16 .03.8 .012.17 ]−5−ヘンエイ
コセン。
【0033】オクタシクロ[8.8.0.12.9 .1
4.7 .111.18 .113.16 .03.8 .012.17 ]−5−
ドコセン誘導体、例えば、下記式(15)
【化15】 で表されるオクタシクロ[8.8.0.12.9
4.7 .111.18 .113.16 .03.8 .012.17 ]−5
−ドコセン誘導体。特に、 オクタシクロ[8.8.0.12.9 .14.7
11.18 .113.16 .03.8.012.17 ]−5−ドコセ
ン 15−メチルオクタシクロ[8.8.0.12.9 .1
4.7 .111.18 .113 .16 .03.8 .012.17 ]−5−
ドコセン 15−エチルオクタシクロ[8.8.0.12.9 .1
4.7 .111.18 .013 .16 .03.8 .012.17 ]−5−
ドコセン。
【0034】ノナシクロ[10.9.1.14.7 .1
13.20 .115.18 .02.10 .03.8.012.21 .0
14.19 ]−5−ペンタコセン誘導体、例えば下記式(1
6)
【化16】 で表されるノナシクロ[10.9.1.14.7 .1
13.20 .115.18 .02.10.03.8 .012.21 .0
14.19 ]−5−ペンタコセン誘導体。特に、 ノナシクロ[10.9.1.14.7 .113.20 .1
15.18 .02.10 .03.8 .012.21 .014.19 ]−5−
ペンタコセン ドリメチル置換ノナシクロ[10.9.1.14.7 .1
13.20 .115.18 .02.10 .03.8 .012.21 .0
14.19 ]−5−ペンタコセン。
【0035】ノナシクロ[10.10.1.15.8 .1
14.21 .116.19 .02.11 .04.9 .013.22 .0
15.20 ]−6−ヘキサコセン誘導体、例えば、下記式
(17)
【化17】 で表されるノナシクロ[10.10.1.15.8 .1
14.21 .116.19 .02.11 .04.9 .013.22 .0
15.20 ]−6−ヘキサコセン誘導体。特に、 ノナシクロ[10.10.1.15.8 .114.21 .1
16.19 .02.11 .04 .9 .013.22 .015.20 ]−6
−ヘキサコセン。
【0036】環状オレフィンの他の例として、次のもの
を挙げることもできる。 5−フェニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン 5−メチル−5−フェニルビシクロ[2.2.1]ヘプ
ト−2−エン 5−ベンジル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン 5−トリル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン 5−(エチルフェニル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプ
ト−2−エン 5−(イソプロピルフェニル)−ビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン 5−(ビフェニル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン 5−(β−ナフチル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト
−2−エン 5−(α−ナフチル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト
−2−エン 5−(アントラセニル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプ
ト−2−エン 5,6−ジフェニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン シクロペンタジエン−アセナフチレン付加物 1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒドロフ
ルオレン 1,4−メタノ−1,4,4a,5,10,10a−ヘ
キサヒドロアントラセン 8−フェニル−テトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10 ]−3−ドデセン 8−メチル−8−フェニル−テトラシクロ[4.4.
0.12.5 .17.10]−3−ドデセン 8−ベンジル−テトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10 ]−3−ドデセン 8−トリル−テトラシクロ[4.4.0.12.5 .1
7.10 ]−3−ドデセン 8−(エチルフェニル)−テトラシクロ[4.4.0.
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン 8−(イソプロピルフェニル)−テトラシクロ[4.
4.0.12.5 .17. 10 ]−3−ドデセン 8,9−ジフェニル−テトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン 8−(ビフェニル)テトラシクロ[4.4.0.
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン 8−(β−ナフチル)テトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン 8−(αナフチル)−テトラシクロ[4.4.0.1
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン 8−(アントラセニル)−テトラシクロ[4.4.0.
2.5 .17.10 ]−3−ドデセン (シクロペンタジエン−アセナフチレン付加物)にシク
ロペンタジエンをさらに付加した化合物 11,12−ベンゾ−ペンタシクロ[6.5.1.1
3.6 .02.7 .09.13 ]−4−ペンタデセン 11,12−ベンゾ−ペンタシクロ[6.6.1.1
3.6 .02.7 .09.14 ]−4−ヘキサデセン 11−フェニル−ヘキサシクロ[6.6.1.13.6
10.13 .02.7 .09.14 ]−4−ヘプタデセン 14,15−ベンゾ−ヘプタシクロ[8.7.0.1
2.9 .14.7 .111.1 7 .03.8 .012.16 −5−エイ
コセン]
【0037】この共重合体(COC)は、50乃至22
モル%、特に40乃至22モル%の環状オレフィンと残
余のエチレンとから誘導され且つ200℃以下、特に1
50乃至60℃のガラス転移点(Tg)を有するのがよ
い。
【0038】この共重合体の分子量は、特に制限はない
が、デカリン中135℃で測定して、0.1乃至20d
l/gの極限粘度[η]を有するのがよく、また、その
結晶化度は、X線回折法で測定して、一般に10%以
下、特に5%以下である。
【0039】上記共重合体(COC)は、オレフィンと
環状オレフィンとを、それ自体公知のバナジウム系触媒
或いはメタロセン系触媒の存在下にランダム重合させる
ことにより得られる。好適な共重合体(COC)は、三
井石油化学株式会社から、APELの商品名で入手しう
る。
【0040】環状オレフィン系共重合体は、単独で用い
ることが好ましいが、その本質を損なわない範囲、即ち
50重量%よりも少ない量、特に30重量%以下の量
で、他のオレフィン系樹脂とのブレンド物の形で使用す
ることもできる。他のオレフィン系樹脂としては、オレ
フィン系ホモポリマーやコポリマーが好適に使用され
る。例えば、低密度、中密度或いは高密度のポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン−1、ポリペンテン−1、ポリ4−メチルペンテン
−1、プロピレン−エチレン共重合体、アイオノマー、
エチレン−アクリル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体等を挙げることができる。勿論これらのオレフィ
ン系樹脂は単独でも二種以上の組み合わせでも使用する
ことができる。
【0041】ブレンドするこれらのオレフィン系樹脂
は、一般に0.1乃至50g/10min、特に0.2
乃至30g/10minのMFR(メルトフローレー
ト)を有しているのがよく、成形法に応じて、押出グレ
ードのものや射出グレードのものを適宜選択使用するこ
とができる。
【0042】上記環状オレフィン系共重合体には、それ
自体公知の配合剤、例えば顔料、充填剤、酸化防止剤、
滑剤、安定剤、紫外線吸収剤等をそれ自体公知の処方に
従って配合しうる。
【0043】環状オレフィン系共重合体或いはその組成
物を、押出機や射出機に供給し、溶融混練した後に予備
成形体に熱成形し、次いで予備成形体を延伸成形するこ
とにより任意の形状の容器に成形する。この際、ガラス
転移温度+200℃以下の温度、特にガラス転移温度+
150℃以下の温度で溶融混練することが好ましい。
【0044】押出機としては、任意のスクリュウを備え
た押出機が好適に使用される。ダイスとしては、フラッ
トダイやリングダイを使用することができる。
【0045】射出機としては、射出プランジャまたはス
クリューを備えたそれ自体公知のものが使用され、ノズ
ル、スプルー、ゲートを通して前記混合物を射出型中に
射出する。これにより、樹脂が射出型キャビティ内に流
入し、冷却固化されてプリフォーム等の予備成形品が得
られる。
【0046】容器の製造に際して、コールドパリソン法
のように、一旦予備成形体を製造し、この予備成形体を
最終成形品に延伸成形することができる。例えば、射出
成形により、容器よりも小さい形状の有底プリフォーム
を成形し、この有底プリフォームに気体を吹き込むと共
に軸方向に引っ張り延伸して二軸延伸成形ボトルとす
る。また、シートに熱成形後、プラグアシスト成形、圧
空成形して、延伸カップ状容器とする。この際器壁は高
さ方向に分子配向される。
【0047】延伸成形は、樹脂のガラス転移点にもよる
が、一般に70乃至200℃、特に80乃至180℃の
範囲がよく、延伸倍率は1.2乃至20倍、特に1.3
乃至16倍の範囲が適当である。
【0048】本発明に用いる包装容器の形状は、例えば
ボトル、カップ、チューブ、プラスチック缶等の任意の
ものであってよい。また、この容器は、環状オレフィン
系共重合体の単層の容器であっても、また、外表面が環
状オレフィン系共重合体で形成されている限り、他の熱
可塑性樹脂との積層容器であってもよく、積層される他
の熱可塑性樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテ
ン、ポリ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチレン、
プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等
のα−オレフィン同志のランダムあるいはブロック共重
合体等のポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、エチレン・
塩化ビニル共重合体等のエチレン・ビニル化合物共重合
体、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合
体、ABS、α−メチルスチレン・スチレン共重合体等
のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、ポリアクリ
ル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のポリビニル化
合物、ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン6−1
0、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等の熱可塑性ポリエステル、ポリカーボネート、ポリフ
エニレンオキサイド等あるいはそれらの混合物を挙げる
ことができる。
【0049】本発明に用いるカチオン硬化型の塗料は、
カチオン性紫外線重合開始剤と脂環式エポキシ樹脂とを
含有する組成物から成る。
【0050】カチオン性紫外線重合開始剤とは、紫外線
によって分解し、ルイス酸を放出し、このルイス酸がエ
ポキシ基を重合する作用を有するものであり、その例と
して、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルフォニウム
塩、芳香族セレニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩等が挙
げられる。
【0051】ジアリルヨードニウム塩としては、例え
ば、ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロアンチモネ
ート、ジフェニルヨードニウムヘキサオロホスフェー
ト、4−クロルフェニルヨードニウムテトラフルオロボ
レート、ジ(4−メトキシフェニル)ヨードニウムクロ
ライド、(4−メトキシフェニル)フェニルヨードニウ
ム等が挙げられる。
【0052】トリアリールスルホニウム塩としては、例
えば、トリフェニルスルホニウムテトラフルオロボレー
ト、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェ
ート、p−(フェニルチオ)フェニルジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、4−クロル
フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフ
ェート等が挙げられる。
【0053】トリアリールセレニウム塩としては、例え
ば、トリフェニルセレニウムヘキサフルオロホスフェー
ト、トリフェニルセレニウムヘキサフルオロアンチモネ
ート等が挙げられる。
【0054】その他のカチオン重合開始剤として、
(2,4−シクロペンタジェン−1−イル)[(1−メ
トキシチエチル)−ベンゼン]−アイロン−ヘキサフル
オロホスフェート、ジフェニルスルホニウムヘキサフル
ロアンチモネート、ジアルキルフェニルスルホニウムヘ
キサフルオロアンチモネート、ジアルキルフェニルスル
ホニウムヘキサフルオロホスフェート、4,4’−ビス
[ジ(βヒドロキシエトキシ)フェニルスルフォニオ]
フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモー
ネート、4,4-ビス[ジ(βヒドロキシエトキシ)フ
ェニルスルフォニオ]フェニルスルフィド−ビス−ヘキ
サフルオロホスフェード等が挙げられる。
【0055】脂環式エポキシ樹脂としては、分子内に脂
環族基を有し且つ脂環基の隣接炭素原子がオキシラン環
を形成しているエポキシ樹脂成分を含有するものであ
り、例えば分子内に少なくとも1個のエポキシシクロア
ルカン基、例えばエポキシシクロヘキサン環、エポキシ
シクロペンタン環等を有するエポキシ化合物等が単独或
いは組み合わせで使用される。
【0056】その適当な例は、これに限定されないが、
ビニルシクロヘキセンジエポキシド、ビニルシクロヘキ
センモノエポキシド、3,4−エポキシシクロヘキシル
メチル−3,4−エポキシシクロヘキサン・カーボキシ
レート、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,
5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−m−
ジオキサン、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)
アジペート等である。
【0057】このカチオン硬化型樹脂組成物には、それ
自体公知のカチオン重合性ビニル単量体、架橋剤、希釈
剤、他のエポキシ樹脂、増感剤等を含有させることがで
きる。
【0058】カチオン重合性ビニル単量体としては、エ
チレングリコールジビニルエーテル、エチレングリコー
ルモノビニルエーテル、プロピレングリコールジビニル
エーテル、プロピレングリコールモノビニルエーテル、
ブチレングリコールモノビニルエーテル、ヘキサンジオ
ールモノビニルエーテル、ネオペンチルグリコールジビ
ニルエーテル、ネオペンチルグリコールモノビニルエー
テル、グリセロールジビニルエーテル、グリセロールト
リビニルエーテル、トリメチロールプロパンジビニルエ
ーテル、トリメチロールプロパンモノビニルエーテル、
トリメチロールプロパントリビニルエーテル、ジグリセ
ロールトリビニルエーテル、ソルビトールテトラビニル
エーテル、アリールビニルエーテル、フェニルビニルエ
ーテル等を挙げることができる。
【0059】架橋剤としては、種々のポリオール類、例
えばε−カプロラクトントリオール等を挙げることがで
きる。
【0060】希釈剤としては、フェニルグリシジルエー
テル、メチルフェニルグリシジルエーテル、n-ブチル
グリシジルエーテル、1,2−エポキシヘキサデカン等
が挙げられる。
【0061】変性用の他のエポキシ樹脂としては、ビス
フェノール類とエピクロールヒドリンとから誘導された
ビスフェノール型エポキシ樹脂等が使用される。
【0062】増感剤としては、チオキサントン誘導体、
例えば2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイ
ソプロピルチオキサントンが挙げられる。
【0063】カチオン硬化型樹脂組成物の処方の適当な
例は、これに限定されないが、脂環式エポキシ樹脂50
乃至95重量部、カチオン性紫外線重合開始剤0.1乃
至20重量部、希釈剤0乃至20重量部、他のエポキシ
樹脂0乃至20重量部、カチオン重合性ビニル単量体0
乃至20重量部、増感剤0乃至2重量部、架橋剤0乃至
30重量部からなるものである。また、このカチオン硬
化型樹脂組成物の粘度は、一般に100乃至800ポイ
ズ(p、20℃)の範囲にあるのが望ましい。また、こ
の樹脂組成物には、それ自体公知の配合剤を配合でき、
例えば、消泡剤としてシリコーンオイル等、レベリング
剤としてフッ素系界面活性剤、シリコーン系界面活性
剤、アクリル共重合体等、増粘剤、減粘剤等を用いるこ
とができる。
【0064】上記カチオン硬化型樹脂組成物は、透明性
に優れており、容器の最外表面に保護層兼滑性付与層と
して施す。勿論、容器の外表面に印刷を施す場合には、
この最外表面層よりも内側(容器器壁側)に、紫外線硬
化性の印刷インク層を設けることができる。
【0065】この場合に用いる紫外線硬化型インキは、
上記紫外線硬化性樹脂組成物に着色顔料及びインク用助
剤を配合したものからなる。その粘度は、一般に剪断速
度1sec-1で500乃至5000ポイズ(p、20
℃)の範囲にあるのが望ましい。
【0066】着色顔料の適当な例は次の通りである。 黒色顔料 カーボンブラック、アセチレンブラック、ランブラッ
ク、アニリンブラック。 黄色顔料 黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネ
ラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネー
ブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエロ
ーG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、
ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パ
ーマンネントイエローNCG、タートラジンレーキ。 橙色顔料 赤口黄鉛、モリブテンオレンジ、パーマネントオレンジ
GTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、イン
ダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレン
ジG、インダスレンブリリアントオレンジGK。 赤色顔料 ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウ
ム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾ
ロンレッド、ウオッチングレッドカルシウム塩、レーキ
レッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン3B。 紫色顔料 マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレ
ットレーキ。 青色顔料 紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクト
リアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化
物、ファーストスカイブルー、インダスレンブルーB
C。 緑色顔料 クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、
マラカイトグリーンレーキ、ファナルイエローグリーン
G。 白色顔料 亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛。 体質顔料 バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイト
カーボン、タルク、アルミナホワイト。
【0067】本発明において、紫外線硬化性樹脂組成物
の塗布は、グラビアロール、通常のコーティングロール
等を用いて行うことができる。ワニスの塗布厚みは一般
に1乃至20μmの範囲にあるのがよい。即ち、この厚
み1μmを下回ると均一塗布が困難になる傾向があり、
特に、溶剤で薄めた溶液で厚めに塗布した後に溶剤を飛
散させるという方法による場合、均一塗布が難しくな
る。一方、20μmを上回ると、硬化時に塗膜にクラッ
クが発生しやすく、何れも不都合である。
【0068】一方、紫外線硬化性インキの印刷は、オフ
セット印刷、平版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷
等のそれ自体公知の製缶印刷法により行うことができ
る。
【0069】コーティング層等の硬化に使用する紫外線
としては、近紫外領域をも含めて、一般に波長200乃
至440nm、特に240乃至420nmの光線が使用
される。紫外光源としては、ハライドランプ、高圧水銀
灯、低圧水銀灯等が使用される。コーティング層の厚み
は著しく小さいので、硬化に要するエネルギーはかなり
少なくてすむことが利点であり、一般に500乃至50
00J/m2 等のエネルギーで十分である。
【0070】
【実施例】本発明を以下の実験例により具体的に説明す
るが、本発明は以下の各実験例に限定されるものではな
い。
【0071】次の要領でシート及び容器を製造し、以下
の実験に供した。 (1)シート:環状オレフィン系共重合体APL650
8T(三井石油化学(株)製)から成るインジェクショ
ンシートを、二軸延伸装置(東洋精機(株)製)を使用
して、二軸延伸シートとした。 (2)容器:環状オレフィン系共重合体APL6508
T(三井石油化学(株)製)を、二軸延伸ブロー成形機
(日精ASB−50H、日精ASB機械工業(株)製)
を使用して、目付10.5g、延伸倍率(面積倍率)4
〜5倍の条件で、5K規格錠剤瓶に延伸成形した。
【0072】以下の実験例における測定は次の通り行っ
た。 表面硬度の測定 表面硬度の測定は、JIS K 5400 に準拠した。具体的に
は、鉛筆(三菱UNI)を45度の角度で塗膜面に強く
押し当てて擦過させて、塗膜の傷付の有無により表面硬
度を判定した。
【0073】 密着性試験 JIS D 0202に準拠した。具体的には、塗膜面にナイフで
1mm間隔の縦横11本づつの直線の傷を付けて一辺が
1mmの碁盤目を100個作り、この碁盤目の上にセロ
ハン粘着テープを完全に付着させ、これを45度方向に
強く引き剥し、剥離しない碁盤目の数を計数した。
【0074】 動摩擦係数の測定 試料シートの動摩擦係数を槽付動摩擦係数測定装置(テ
スター産業(株)製)を用いて25℃の条件で測定し
た。測定結果は以下の基準で評価した。 A 動摩擦係数が0.14以下であり、非常によく滑
る。 B 動摩擦係数が0.14〜0.20であり、よく滑
る。 C 動摩擦係数が0.20〜0.30であり、滑りにく
い。
【0075】 落下試験(耐傷性試験1) JIS Z 0202 に準拠した。具体的には、試料容器に水を
満注し、これをコンクリート床面に高さ120cmから
落下させて行った。落下は、水充填容器について行い、
室温の条件で容器1個に対して垂直落下を10回行った
後、水平落下を10回行った。評価基準は次のとおりで
ある。 ○ 損傷なし。 △ 小さな損傷があった。 × はっきりとわかる損傷があった。
【0076】 振動試験(耐傷性試験2) JIS Z 0232 に準拠した。具体的には、空容器をバラ積
みにした状態でポリ袋に詰め、この空容器を入れたポリ
袋を詰めたカートンを振動試験機に固定し、固定振動
で、振動条件1G、60分で行った。評価基準は次のと
おりである。 ○ 損傷なし。 △ 小さな損傷があった。 × はっきりとわかる損傷があった。
【0077】[実験例1]上記方法で得られた二軸延伸
シートに前処理としてコロナ処理を行った。表1にコロ
ナ処理条件を示す。
【0078】
【表1】
【0079】このコロナ処理後のシートに下記表2の塗
料を塗布し、紫外線照射により塗料を硬化させた。塗布
条件、紫外線照射条件をそれぞれ表2、表3に示す。
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】上記の方法により得られた紫外線硬化塗膜
を有するシートを試料として、前記試験〜を行っ
た。動摩擦係数は0.08であり、基準Aに合格した。
また、鉛筆硬度は2Hであった。剥離試験の結果は、剥
離数ゼロであり、密着性に優れていることが確認され
た。更に、塗膜は平滑であり、クラック等の発生がない
ことも確認された。
【0083】[実験例2]比較のため、塗料を塗布して
いないシートを試料として、前記試験〜を行った。
動摩擦係数は0.34であり、また、鉛筆硬度は6Bで
あった。
【0084】[実験例3]シートの代わりに二軸延伸成
形容器を使用し且つ塗布方法を浸漬法とした以外は実験
例1と同様にして、二軸延伸容器にコロナ処理、塗料の
塗布、塗膜の紫外線硬化を行った。硬化塗膜の厚みは8
μmにした。得られた紫外線硬化膜を有する容器を試料
として、前記の試験及びを行った。試験結果を表4
に示す。
【0085】[実験例4]比較のため、塗料を塗布して
いない容器を試料として、前記の試験及びを行っ
た。試験結果を表4に示す。
【0086】[実験例5]熱硬化型樹脂を環状オレフィ
ン系共重合体シートにバーコーター法により膜厚8μm
となるように塗布し、熱風乾燥炉中100℃で2時間、
硬化反応を行った。その結果、環状オレフィン系共重合
体シートは熱変形し、動摩擦係数の評価はAであった
が、環状オレフィン系共重合体の成形体の被覆には熱硬
化型樹脂は適さないことがわかった。尚、上記からシー
トが変形することがわかったが、容器への塗工を実験例
3と同様に行った。試験結果を表4に示す。
【0087】[実験例6]硬化膜の厚さを25μmとな
るようにした以外は実験例2と同様にして、紫外線硬化
塗膜を有する容器を製造した。この容器について、クラ
ックの発生状態を目視して評価を行った。その結果、こ
の容器の塗膜にはクラックの発生があることが確認され
た。試験結果を表4に示す。
【0088】[実験例7]ラジカル硬化型樹脂を環状オ
レフィン系共重合体シートにバーコーター法により膜厚
8μmとなるように塗布し、硬化反応を行った。その試
験結果を表4に示す。
【0089】[実験例8]硬化塗膜の厚さを0.9μm
となるようにした以外は実験例2と同様にして、紫外線
硬化塗膜を有する容器を製造した。試験結果を表4に示
す。
【0090】
【表4】
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、カチオン硬化型の紫外
線硬化塗料を選択し、これを環状オレフィン系共重合体
容器の外表面に施すと、容器のフレーバー保持性を低下
させることなしに、容器外表面の硬度を向上させると共
に、動摩擦係数を低い値に抑制して、容器の耐傷性を顕
著に向上させ、更に被覆と環状オレフィン系共重合体と
の密着性をも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の一例を示す側断面図である。
【図2】図1の容器の断面構造を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 2 胴部 3 閉塞底部 4 首部 5 キャップ係合用ネジ 6 容器壁 7 カチオン硬化型の紫外線硬化塗膜
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】[実験例5]熱硬化型樹脂を環状オレフィ
ン系共重合体シートにバーコーター法により膜厚8μm
となるように塗布し、熱風乾燥炉中100℃で2時間、
硬化反応を行った。その結果、環状オレフィン系共重合
体シートは熱変形し、動摩擦係数の評価はAであった
が、環状オレフィン系共重合体の成形体の被覆には熱硬
化型樹脂は適さないことがわかった。尚、上記からシー
トが変形することがわかったが、容器への塗工を実験例
3と同様に行った。得られた容器を試料として、前記の
試験及びを行った。試験結果を表4に示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】[実験例6]硬化膜の厚さを25μmとな
るようにした以外は実験例3と同様にして、紫外線硬化
塗膜を有する容器を製造した。この容器について、クラ
ックの発生状態を目視して評価を行った。その結果、こ
の容器の塗膜にはクラックの発生があることが確認され
た。試験結果を表4に示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】[実験例7]ラジカル硬化型樹脂を実験例
3と同様にして、二軸延伸成形容器に塗布した。得られ
た容器を試料として前記の試験及びを行った。試験
結果を表4に示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】[実験例8]硬化塗膜の厚さを0.9μm
となるようにした以外は実験例3と同様にして、紫外線
硬化塗膜を有する容器を製造した。得られた容器を試料
として前記の試験及びを行った。試験結果を表4に
示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも外表面が環状オレフィン系共
    重合体で構成された容器において、環状オレフィン系共
    重合体の外表面がカチオン硬化型の紫外線硬化塗膜で覆
    われていることを特徴とする耐傷性の向上した環状オレ
    フィン系共重合体容器。
  2. 【請求項2】 容器外表面が0.20以下の動摩擦係数
    (25℃)と、B以上の鉛筆硬度とを有することを特徴
    とする請求項1記載の環状オレフィン系共重合体容器。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化塗膜が1乃至20μmの厚み
    を有する請求項1記載の環状オレフィン系共重合体容
    器。
  4. 【請求項4】 カチオン硬化型塗料がカチオン性紫外線
    重合開始剤と脂環式エポキシ樹脂とを含有する組成物か
    ら成る請求項1記載の環状オレフィン系共重合体容器。
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