JPH10119626A - 車両のカップホルダー - Google Patents

車両のカップホルダー

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JPH10119626A
JPH10119626A JP27315696A JP27315696A JPH10119626A JP H10119626 A JPH10119626 A JP H10119626A JP 27315696 A JP27315696 A JP 27315696A JP 27315696 A JP27315696 A JP 27315696A JP H10119626 A JPH10119626 A JP H10119626A
Authority
JP
Japan
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holder
pool
container
liquid
tray
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27315696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Nanba
孝徳 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH10119626A publication Critical patent/JPH10119626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に容器から零れた液体による悪影響を
なくし電子機器の故障等を回避し、且つ設置場所の自由
度を上げる。 【解決手段】 ホルダーケース10に対し、非使用時に
収納可能であって使用時に引き出され容器5を位置決め
保持するホルダー孔14aを有するホルダー本体14に
は、使用時に容器5からの零れ液体を受ける第1のプー
ル11を形成し、トレイ17には第1のプール11で受
けられない零れ液体を受ける第2のプール12を形成す
るとともに、第1のプール11及び第2のプール12の
それぞれには使用時にホルダーケース10から離れる位
置に液抜き孔11a,12aを設け、ホルダケース10
にはホルダー本体14及びトレイ17の収納時に第1の
プール11及び第2のプール12の残留液体を受けて落
下させないための第3のプール13を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュース等の液体
を入れた容器を保持しておくための車両のカップホルダ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来における車両のカップホルダ
ーを示す斜視図、図8はそのA−A線断面図である。従
来の車両のカップホルダーは、インストルメントパネル
等に設けたホルダーケース1に対し、非使用時に収納可
能であって、使用時に引き出され、ホルダー孔2aを有
するホルダー本体2と、トレイ3とを備えており、この
トレイ3が回動自在に棒状部材4を介してホルダー本体
2に連結されている。そして、ホルダー本体2のホルダ
ー孔2aで容器5が位置決め保持され、トレイ3で容器
5の下端が支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカップホル
ダーでは、図8に示すように、使用時に容器5より零れ
たジュース等の零れ液体が、容器5、ホルダー本体2及
びトレイ3等の各部を伝い、ホルダーケース1に近い位
置における下方へ滴り落ち、また、二点鎖線で示すよう
に、収納した状態ではホルダーケース1の奥側から下方
へ滴り落ちる。落ちた零れ液体6は、その下方にある電
子機器等に降りかかって、悪影響を及ぼすか又は故障の
原因になり、さらに、設置場所の自由度が低くなるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、使
用時に容器から零れた液体による悪影響をなくし電子機
器の故障等を回避し、且つ設置場所の自由度を上げるこ
とができる車両のカップホルダーを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両に設けられたホルダーケースに対
し、非使用時に収納可能であって使用時に引き出され、
容器を位置決め保持するホルダー孔を有するホルダー本
体と、容器の下端を支持するトレイとを備えた車両のカ
ップホルダーにおいて、前記ホルダー本体及びトレイに
は使用時に容器からの零れ液体を受けるそれぞれのプー
ルを形成し、該プールには使用時に前記ホルダーケース
から離れる位置に液抜き孔を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る車両の
カップホルダーにつき、自動車に適用した場合を例とし
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態に係るカップホルダーの設置箇所の概要を
示す斜視図、図2は図1におけるカップホルダーのホル
ダー本体を引き出した状態の概略構成を示す斜視図、図
3は本発明の実施の形態に係るカップホルダーのホルダ
ー本体を引き出した状態を示す側面図、図4は図3の平
面図である。
【0007】この実施の形態に係るカップホルダー7
は、図1に示すように、自動車のインストルメントパネ
ル8(以下これを「インパネ」という。)に装備されて
いる電子機器9の真上に設置され、非使用時に収納可能
であって、図2〜図4に示すように、ホルダーケース1
0に対し、使用時に引き出され容器5を位置決め保持す
るためのホルダー孔14aを有するホルダー本体14
と、容器5の下端を支持するトレイ17とを備えてい
る。
【0008】また、使用時における容器5から零れる零
れ液体を受ける第1のプール11がホルダー本体14に
形成されており、この第1のプール11で受けられない
零れ液体を受ける第2のプール12がトレイ17に形成
されるとともに、使用時にインパネ8から離れた位置に
おける第1のプール11及び第2のプール12のそれぞ
れの部分に液抜き孔11a,12aが設けられている。
【0009】そして、ホルダーケース10にはホルダー
本体14及びトレイ17の収納時に、第1のプール11
及び第2のプール12の残留液体を受けて落下させない
ための第3のプール13が形成されていて、ホルダーケ
ース10の真下の電子機器9等へ液体が滴り落ちること
のないようになっている。
【0010】ホルダーケース10は、断面が長方形の筒
形をしており、車室内から見て奥の方の下面板部20の
部分に第3のプール13となる凹部を形成し、内部に図
示しないレールが自動車の前後方向に沿って設けられ、
図5に示すように、非使用時にホルダー本体14を収納
した状態において、ホルダー孔14a及びトレイ17の
前端縁が第3のプール13の真上に位置するように設定
されている。第3のプール13に対応する上面板部21
の部分には従来と同様の切欠き21aが設けられてい
る。
【0011】ホルダー本体14は、上面板23、前端板
24、後端部25及び左右側板26を備え、上面板23
の後方部分に一対の円形ホルダー孔14aを有し、上面
板23の中間位置から後端寄り位置までに亘ってホルダ
ー孔14aを四角形状の囲繞する周壁23bを備え、こ
の周壁23bによって第1のプール11を形成し、使用
時にインパネ8から最も離れた先端寄りの左右の端部及
びこれらの中間の位置にそれぞれ複数の液抜き孔11a
が開けられており、ホルダーケース10内の図示しない
レールに沿って前後方向に摺動自在である。
【0012】また、ホルダー本体14は、左右側板26
の前後方向の中間位置でそれぞれの前方側リンク36の
前端部を枢支し、左右方向の中間の位置にある液抜き孔
11aの近傍の下面に設けた突片37を備え、この突片
37の前後方向に沿った長穴37aに挿通した摺動ピン
38を介して後方側リンク39の前端部を回動自在に支
持している。
【0013】トレイ17は、容器5の下端が当接する支
持板30と、該支持板30の上面にホルダー本体14の
一対のホルダー孔14aに対応する一対の円の外周にほ
ぼ沿って設けた凸条31とを有し、該凸条31によって
第2のプール12を形成し、使用時にインパネ8から最
も離れた後端寄りの左右の位置における支持板30の部
分に複数の液抜き孔12aが開けられている。凸条31
には左右方向の中間の後方側部分に小さな切欠き31a
が形成されている。
【0014】また、トレイ17は、支持板30の上面の
前端寄りに設けた上向きの左右突片41と、上面の後端
寄りで左右方向の中間位置に設けた上向きの小突片42
とを備え、左右突片41に開けた前後方向に沿った長穴
41aに挿通した摺動ピン43で前方側リンク36の後
端部が結合され、小突片42に後方側リンク39の後端
部が枢支され、これらのリンク36,39によってホル
ダー本体14に連結され、ホルダー本体14に連動し
て、ホルダーケース10に対し、出し入れ自在である。
【0015】ホルダーケース10に収納された状態にあ
る上記カップホルダー7を使用する時には、ホルダー本
体14の後端部25を掴んで、車室内側へ引き出すと、
自重によって各リンク36,39及びトレイ17が下方
へ回動し、ホルダー孔14aとその下方のトレイ17が
一致し、図示しないストッパにより決められた位置で停
止する。容器5に入っている液体が零れて第1のプール
11によって受けられると、この受けられた零れ液体
は、第1のプール11の液抜き孔11aを通じて排出さ
れる。第1のプール11に入らなかった液体は、第2の
プール12によって受けられ、その液抜き孔12aを通
じて排出される。各液抜き孔11a,12aはインパネ
8から離れているので、排出される液体が下方の電子機
器9上に落ちることはない。
【0016】非使用時には、容器5をホルダー孔14a
から抜き出した後、図5に示すように、ホルダー本体1
4をホルダーケース10内へ押し込むと、各リンク3
6,39に連動してトレイ17も一緒にホルダーケース
10内に収納される。ホルダーケース10内に収納され
た状態では、第1のプール11及び第2のプール12に
残っている残留液体は第3のプール13によって受けら
れて溜まり、自然乾燥によって蒸発し消失する。このよ
うにホルダー本体14及びトレイ17の収納時に第1の
プール11及び第2のプール12の残留液体を受けて落
下させないための第3のプール13をホルダケース10
に形成すると、使用時に容器から零れた液体による悪影
響をなくし、電子機器の故障等を確実に回避することが
できるという利点がある。
【0017】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、自動車以外の車両
にも又はインパネ8以外の部分に取付ける場合にも適用
することができ、図6に示すように、第3のプール13
にも液抜き孔13aを開け、この液抜き孔13aに接続
したパイプ45又は樋等によって所定の場所へ排出して
もよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、使用時に容器からの零れ液体
を受けるそれぞれのプールをホルダー本体及びトレイに
形成し、該プールには使用時にホルダーケースから離れ
る位置に液抜き孔を設けたことにより、使用時に容器か
らの零れ液体をプール内に受けて、その零れ液体がホル
ダーケースの近傍に落下するのを防止することができ、
したがって、零れ液体による悪影響をなくし、電子機器
の故障等を確実に回避して、且つ設置場所の自由度を上
げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカップホルダーの設
置箇所の概要を示す斜視図である。
【図2】図1におけるカップホルダーのホルダー本体を
引き出した状態の概略構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るカップホルダーのホ
ルダー本体を引き出した状態を示す側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】ホルダーケース内にホルダー本体が収納された
状態を示す側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るカップホルダーの変
形例を示す側断面図である。
【図7】従来の車両用カップホルダーを示す斜視図であ
る。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
5 容器 7 カップホルダー 10 ホルダーケース 11 第1のプール 11a 液抜き孔 12 第2のプール 12a 液抜き孔 13 第3のプール 14 ホルダー本体 14a ホルダー孔 17 トレイ 20 下面板部 23 上面板 30 支持板 31 凸条 31a 切欠き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられたホルダーケースに対
    し、非使用時に収納可能であって使用時に引き出され、
    容器を位置決め保持するホルダー孔を有するホルダー本
    体と、容器の下端を支持するトレイとを備えた車両のカ
    ップホルダーにおいて、前記ホルダー本体及びトレイに
    は使用時に容器からの零れ液体を受けるそれぞれのプー
    ルを形成し、該プールには使用時に前記ホルダーケース
    から離れる位置に液抜き孔を設けたことを特徴とする車
    両のカップホルダー。
JP27315696A 1996-10-16 1996-10-16 車両のカップホルダー Withdrawn JPH10119626A (ja)

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JP27315696A JPH10119626A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 車両のカップホルダー

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JP27315696A JPH10119626A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 車両のカップホルダー

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JPH10119626A true JPH10119626A (ja) 1998-05-12

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ID=17523897

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JP (1) JPH10119626A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000177463A (ja) * 1998-12-21 2000-06-27 Ikeda Bussan Co Ltd シートバックのテーブル構造
JP2016084040A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 ダイハツ工業株式会社 自動車用インストルメントパネルにおける電装部品の防滴構造
JP2019147468A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 トヨタ自動車株式会社 車室内カップホルダ
JP2020142637A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 本田技研工業株式会社 車両用防水構造

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Effective date: 20040413

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