JPH10117107A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH10117107A
JPH10117107A JP28740696A JP28740696A JPH10117107A JP H10117107 A JPH10117107 A JP H10117107A JP 28740696 A JP28740696 A JP 28740696A JP 28740696 A JP28740696 A JP 28740696A JP H10117107 A JPH10117107 A JP H10117107A
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JP
Japan
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antenna device
ferrite core
wiring pattern
flat ferrite
auxiliary substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28740696A
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English (en)
Inventor
Kenyo Cho
献陽 張
Hideo Hoshi
秀雄 星
Satoru Kimura
悟 木村
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FMペイジャーや、見えるラジオは、アンテ
ナ装置として外部アンテナが用いられるので、外部アン
テナが本体から突出して形状が大きくなる。ヘリカルア
ンテナを本体内に収納した場合、ヘリカルアンテナの形
状が小さくなって受信感度が劣化する。 【解決手段】 平板状フェライトコア、平板状フェライ
トコアの軸と平行に固着された基板を備え、基板は、表
面に配線パターンと電極が形成され、基板の配線パター
ンと電極間を、平板状フェライトコアの周面に沿って設
けられた導体で接続して同調コイルが形成される。 【効果】 携帯受信機に内蔵できる様に形状を小さくし
ても受信感度が劣化することがない。また、従来の様に
外部アンテナを接続するためのアンテナ入力同調回路を
設ける必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FMペイジャー、
見えるラジオ等の携帯型受信機に用いられるアンテナ装
置に関し、特に、フェライトコアに同調コイルを巻いた
アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のFMペイジャーのアンテナ装置
は、図7に示される様に、受信信号の波長の1/2又は
1/4の長さを有するロッドアンテナ71が用いられて
いた。ロッドアンテナ71は、外部アンテナとして本体
70に取付けられ、同調コイルと可変容量ダイオードを
並列に接続したアンテナ入力同調回路に接続されてい
た。そして、VHF帯の受信信号をロッドアンテナ71
から取り入れ、アンテナ入力同調回路を受信信号の周波
数に同調させていた。また、従来の見えるラジオに用い
られるアンテナ装置は、図8に示される様に、イヤホン
のリード線81が外部アンテナとして用いられ、イヤホ
ンのリード線81が接続されたアンテナ入力同調回路の
同調周波数をVHF帯の受信信号の周波数に合わせて受
信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のFMペ
イジャーや、見えるラジオは、アンテナ装置として外部
アンテナが用いられるので、外部アンテナが本体から突
出して形状が大きくなり、携帯するのが不便になるとい
う問題があった。また、ロッドアンテナ71やイヤホン
のリード線81等の外部アンテナを接続するためのアン
テナ入力同調回路が必要となる。FMペイジャー、見え
るラジオの形状を小さくするために、ヘリカルアンテナ
をFMペイジャー、見えるラジオの本体内に収納するこ
とが行われる。しかし、本体内に収納するためにヘリカ
ルアンテナの形状を小さくする必要があり、受信感度が
劣化するという問題があった。本発明は、受信感度を劣
化させることなく、FMペイジャー、見えるラジオ等の
携帯型受信機に内蔵できる大きさにしたアンテナ装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ装置
は、平板状フェライトコア、平板状フェライトコアの軸
と平行に固着された補助基板を備え、補助基板は、表面
に配線パターンと電極が形成され、補助基板の電極と配
線パターン間を、平板状フェライトコアの周面に沿って
設けられた導体で接続して同調コイルが形成されるもの
である。平板状フェライトコアの周面に沿って設けられ
る導体は、リボン状の金属片又は、金属箔が用いられ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明のアンテナ装置の実施例を示す
図1乃至図6を参照して説明する。図1は本発明のアン
テナ装置の第1の実施例の斜視図、図2は図1の底面図
である。図1、図2において、11はフェライトコア、
12は補助基板である。フェライトコア11は、磁性体
粉を焼結して平板状に形成され、軸と平行な底面に補助
基板12が接着剤で接着される。補助基板12は、フェ
ライトコア11の底面と略同じ大きさに形成されたプラ
スチック基板やアルミナ基板等が用いられ、フェライト
コア11に接着された面と反対側の面に、配線パターン
13と電極14A、14Bが形成される。配線パターン
13は、基板12の幅方向に延在する様に形成される。
電極14Aは、配線パターン13の一端から基板12の
幅方向に離れた位置に形成される。電極14Bは、配線
パターン13の他端から基板12の幅方向に離れた位置
に形成される。そして、電極14Aと配線パターン13
間がリボン状の金属片15Aで接続され、電極14Bと
配線パターン13間がリボン状の金属片15Bで接続さ
れる。リボン状の金属片15A、15Bは、それぞれ平
角の銅線を用いてコ字形状に形成され、両端に接続部が
設けられる。リボン状の金属片15Aは、平板状フェラ
イトコア11の幅方向の周面に沿う様にはめ込まれると
共に、一方の接続部が電極14Aに接続され、他方の接
続部が配線パターン13の一端に接続される。また、リ
ボン状の金属片15Bは、平板状フェライトコア11の
幅方向の周面に沿う様にはめ込まれると共に、一方の接
続部が配線パターン13の他端に接続され、他方の接続
部が電極14Bに接続される。この時、金属片15Aと
金属片15Bは、平板状フェライトコアの軸方向に間隔
をあけて配置される。そして、リボン状の金属片15
A、配線パターン13、リボン状の金属片15Bによっ
て2ターンの同調コイルが形成される。この様に形成さ
れたアンテナ装置は、図3の様にFMペイジャーや見え
るラジオ等の携帯型受信機のプリント基板37に実装さ
れ、プリント基板37上で電極14Aと電極14B間に
コンデンサ36が接続される。そして、アンテナ装置の
同調コイルとコンデンサ36によって受信信号に同調す
る同調回路が形成される。なお、図3ではアンテナ装置
とコンデンサ36がプリント基板37の異なる面に実装
されているが、アンテナ装置とコンデンサ36をプリン
ト基板37の同じ面に実装してもよい。
【0006】このアンテナ装置のインダクタンス(すな
わち同調コイルのインダクタンス)は、リボン状の金属
片の本数によって決定され、このリボン状の金属片の幅
Wを変えることにより微調整される。例えば、このアン
テナ装置に30PFのコンデンサを接続して100MH
zの受信信号を受信する場合、アンテナ装置は、フェラ
イトコア11の透磁率(μ)によっても異なるが、縦1
0mm、横9mm、厚さ4mmのフエライトコア11に
幅1mmのリボン状の金属片を2本はめこんで形成し、
84nHのインダクタンスを得ている。
【0007】図4は本発明のアンテナ装置の第2の実施
例の斜視図、図5は図4の底面図である。図4、図5に
おいて、41はフェライトコア、42は補助基板であ
る。補助基板42は、基板42の幅方向に延在する配線
パターン43A、43B及び、配線パターン43Aの一
端から基板42の幅方向に離れた電極44A、配線パタ
ーン43Bの他端から基板42の幅方向に離れた電極4
4Bが形成される。この基板42は、平板状のフェライ
トコア41の軸と平行な底面に接着される。そして、平
板状フェライトコア41の幅方向の周面に沿う様に金属
箔45A、45B、45Cが巻回されると共に、金属箔
45Aが電極44Aと配線パターン43Aの一端間に、
金属箔45Bが配線パターン43Aの他端と配線パター
ン43Bの一端間に、金属箔45Cが配線パターン43
Bの他端と電極44B間にそれぞれ接続されて3ターン
の同調コイルが形成される。金属箔45A、45B、4
5Cは、リボン状に形成された銅箔が用いられ、平板状
フェライトコアの軸方向に間隔をあけて巻回される。こ
の様に形成されたアンテナ装置は、図6に示される様に
FMペイジャーや見えるラジオ等の携帯型受信機のプリ
ント基板47上で、電極44Aと電極44B間に可変容
量ダイオード46を接続して受信信号に同調する同調回
路が形成される。この同調回路は、可変容量ダイオード
の容量を変化させて同調周波数を変えることができる。
なお、アンテナ装置と可変容量ダイオード46は、プリ
ント基板47の同じ面に実装されてもよい。
【0008】このアンテナ装置のインダクタンス(すな
わち同調コイルのインダクタンス)は、金属箔の本数に
よって決定され、この金属箔と金属箔の間隔Hを変える
ことにより微調整される。
【0009】以上、本発明のアンテナ装置の実施例を述
べたが、本実施例に限られるものではない。例えば、配
線パターンの一方の端が同調コイルのタップとして用い
られてもよい。また、金属片や金属箔は、平板状フェラ
イトコアに接着されてもよい。さらに、金属片として平
角の真鍮や、アルミニウムが用いられたり、金属箔とし
て真鍮箔や、アルミニウム箔が用いられてもよい。また
さらに、フェライトコアの寸法は、任意に設定できる。
第1の実施例において、金属片と金属片の間隔を変えて
アンテナ装置のインダクタンスが微調整されたり、金属
片と金属片の間隔及び金属片の幅を変えてアンテナ装置
のインダクタンスが微調整されてもよい。また、第2の
実施例において、金属箔の幅を変えてアンテナ装置のイ
ンダクタンスが微調整されたり、金属箔と金属箔の間隔
及び金属箔の幅を変えてアンテナ装置のインダクタンス
が微調整されてもよい。さらに、第1の実施例のアンテ
ナ装置に可変容量ダイオードを接続したり、第2の実施
例のアンテナ装置にコンデンサを接続してもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明のアンテナ装置は、平板状フェラ
イトコア、平板状フェライトコアの軸と平行に固着され
た基板を備え、基板の表面に配線パターンと電極が形成
され、基板の電極と配線パターン間を、平板状フェライ
トコアの周面に沿って設けられた導体で接続して同調コ
イルが形成されるので、携帯型受信機に内蔵できる様に
形状を小さくしても受信感度が劣化することがない。ま
た、アンテナ装置とコンデンサ又はアンテナ装置と可変
容量ダイオードを接続するだけで同調回路が形成される
ので、従来の様に外部アンテナを接続するためのアンテ
ナ入力同調回路を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアンテナ装置の第1の実施例の斜視
図である。
【図2】 図1の底面図である。
【図3】 図1のアンテナ装置を携帯型受信機のプリン
ト基板に実装した状態の部分断面図である。
【図4】 本発明のアンテナ装置の第2の実施例の斜視
図である。
【図5】 図4の底面図である。
【図6】 図4のアンテナ装置を携帯型受信機のプリン
ト基板に実装した状態の部分断面図である。
【図7】 従来のFMペイジャーに用いられるアンテナ
装置の説明図である。
【図8】 従来の見えるラジオに用いられるアンテナ装
置の説明図である。
【符号の説明】
11 フェライトコア 12 補助基板 13 配線パターン 15A 金属片 15B 金属片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 悟 シンガポール共和国 トア・パヨ ローロ ン2ナンバー1 ヘックス03−00 東光株 式会社シンガポール支店内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状フェライトコア、該平板状フェラ
    イトコアの軸と平行に固着された補助基板を備え、該補
    助基板は、表面に配線パターンと電極が形成され、該補
    助基板の電極と配線パターン間を、該平板状フェライト
    コアの周面に沿って設けられた導体で接続して同調コイ
    ルが形成されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 平板状フェライトコア、該平板状フェラ
    イトコアの軸と平行に固着された補助基板を備え、該補
    助基板は、表面に配線パターンと電極が形成され、該補
    助基板の電極と配線パターン間を、該平板状フェライト
    コアの周面に沿って配置されたリボン状の金属片で接続
    して同調コイルが形成されることを特徴とするアンテナ
    装置。
  3. 【請求項3】 平板状フェライトコア、該平板状フェラ
    イトコアの軸と平行に固着された補助基板を備え、該補
    助基板は、表面に配線パターンと電極が形成され、該補
    助基板の電極と配線パターン間を、該平板状フェライト
    コアの周面に沿って形成されたリボン状の金属箔で接続
    して同調コイルが形成されることを特徴とするアンテナ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ装置が、FMペイジャーの
    アンテナ装置であることを特徴とする請求項1、2、3
    のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ装置は、同調コイルがFM
    ペイジャーのプリント基板上で容量素子又は可変容量素
    子と接続された請求項1、2、3のいずれかに記載のア
    ンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナ装置が、見えるラジオのア
    ンテナ装置であることを特徴とする請求項1、2、3の
    いずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記アンテナ装置は、同調コイルが見え
    るラジオのプリント基板上で容量素子又は可変容量素子
    と接続された請求項1、2、3のいずれかに記載のアン
    テナ装置。
JP28740696A 1996-10-09 1996-10-09 アンテナ装置 Pending JPH10117107A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005029639A1 (en) * 2003-09-22 2005-03-31 Alpha Corporation Antenna apparatus comprising a magnetic core
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