JPH10117000A - ショットキーバリア半導体装置およびその製法 - Google Patents

ショットキーバリア半導体装置およびその製法

Info

Publication number
JPH10117000A
JPH10117000A JP26965796A JP26965796A JPH10117000A JP H10117000 A JPH10117000 A JP H10117000A JP 26965796 A JP26965796 A JP 26965796A JP 26965796 A JP26965796 A JP 26965796A JP H10117000 A JPH10117000 A JP H10117000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor layer
impurity concentration
semiconductor
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26965796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yomo
秀明 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP26965796A priority Critical patent/JPH10117000A/ja
Publication of JPH10117000A publication Critical patent/JPH10117000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属層が設けられる半導体基板の動作層表面
にエッチングにより凹部を形成することなく、逆方向特
性の耐圧が大きく、かつ、順方向電圧降下が小さいショ
ットキーバリア半導体装置およびその製法を提供する。 【解決手段】 第1導電型の半導体基板1と、該半導体
基板上に形成された第1導電型で前記半導体基板より不
純物濃度が低い半導体層2と、該半導体層と前記半導体
基板との境界部から前記半導体層の表面近傍まで設けら
れた第1導電型で該半導体層より不純物濃度が高い埋込
層6と、該埋込層の外周部で前記半導体層の表面側に形
成された第2導電型のガードリング4と、前記埋込層上
の前記半導体層の表面に前記ガードリングにかかるよう
に設けられるショットキーバリアを形成する金属層3と
からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板上の動作
層とする半導体層上にショットキーバリアを形成する金
属層が設けられるショットキーバリア半導体装置および
その製法に関する。さらに詳しくは、逆方向特性の耐圧
を高く維持しながら順方向の電圧降下を小さくしたショ
ットキーバリア半導体装置およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】ショットキーバリアダイオード(以下、
SBDという)は、スイッチング特性が高速で、順方向
損失が小さいため、高周波用の整流回路に広く用いられ
ている。従来のSBDは、たとえば図6に示されるよう
な構造になっている。
【0003】すなわち、図6において、1はたとえばシ
リコンなどからなるn+ 型の半導体基板で、2は半導体
基板1の上にエピタキシャル成長された、たとえばn-
型の動作層となる半導体層、3はモリブデン(Mo)な
どからなり、ショットキーバリアを形成する金属層、4
は金属層3の外周近傍の半導体層2の表面側にp型ドー
パントが拡散されて形成されたガードリングである。5
は半導体層2の表面に熱酸化法またはCVD法などによ
り形成された、たとえばSiO2 などからなる絶縁膜で
ある。
【0004】ガードリング4は、ショットキーバリアを
形成する金属層3の周辺での逆方向特性である耐圧が中
心部のそれに比して小さくなる現象があり、周辺での耐
圧を向上させるために形成されている。すなわち、ガー
ドリング4が設けられることにより、ショットキーバリ
ア周辺部での耐圧はガードリング4部のpn接合により
支配されることになり、ガードリング4とn+ 型の半導
体基板1との距離d1を大きくすることにより耐圧を大
きくすることができる。
【0005】しかし、耐圧を大きくするため、n- 型の
半導体層2の厚さを厚くしてd1 を大きくすると、SB
Dの動作領域の半導体層2の厚さd2 も大きくなり、動
作抵抗が大きくなる。その結果、順方向電圧の降下が大
きくなり、SBDの特徴が減殺される。
【0006】この問題を解決するため、たとえば特開平
4−65876号公報に開示され、図7にその断面図が
示されるように、金属層3が設けられる半導体層2の表
面をエッチングして凹部を形成し、その凹部内に金属層
3を設けることにより、n型の半導体層2と金属層3と
の接合面をガードリング4の表面より下側にして、SB
Dの動作領域の厚さd2 を薄くしている。なお、図7に
おいて1はn+ 型の半導体基板、4はp型領域であるガ
ードリング、5は絶縁膜である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のガードリングが
設けられたSBDで耐圧を高くし、かつ、順方向の電圧
降下を小さくするためにショットキーバリアを形成する
金属層の接触面をその周囲のガードリングの表面より低
くする方法では、特開平4−65876号公報にも示さ
れているように、つぎの問題がある。すなわち、n型層
とp型層のエッチングレートが異なるため、ガードリン
グとの境界部で段差が生じやすい。また、エッチングの
ための窓開け部では、絶縁膜の下までオーバーエッチン
グされるため、絶縁膜と半導体層との間に段差が生じや
すい。その結果、この表面に成膜される金属層や電極膜
のステップカバレジが悪く段切れが生じて耐圧が低くな
ったり、その上部の電極用金属とショートするという問
題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、金属層が設けられる半導体層の表面に
エッチングにより凹部を形成することなく、逆方向特性
の耐圧が大きく、かつ、順方向電圧降下が小さいショッ
トキーバリア半導体装置およびその製法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるショットキ
ーバリア半導体装置は、第1導電型の半導体基板と、該
半導体基板上に形成された第1導電型で前記半導体基板
より不純物濃度が低い半導体層と、該半導体層と前記半
導体基板との境界部から前記半導体層の表面近傍まで設
けられた第1導電型で該半導体層より不純物濃度が高い
埋込層と、該埋込層の外周部で前記半導体層の表面側に
形成された第2導電型のガードリングと、前記埋込層上
の前記半導体層の表面に前記ガードリングにかかるよう
に設けられたショットキーバリアを形成する金属層とか
らなっている。
【0010】この構造にすることにより、ショットキー
バリアを形成する金属層の下部の動作領域の半導体層は
その表面側で不純物濃度が低く、金属層と共に充分にシ
ョットキーバリアを形成しながら、その層を非常に薄く
してその下側は不純物濃度が高い埋込層になっており、
動作抵抗を充分に下げることができる。一方、ガードリ
ング部では、埋込層が形成されていないため、ガードリ
ングの下部に不純物濃度の低い半導体層が十分な厚さ確
保され、空乏層を充分に広げて耐圧を高く維持すること
ができる。
【0011】本発明の請求項2記載のショットキーバリ
ア半導体装置は、第1導電型の半導体基板と、該半導体
基板上に形成された第1導電型で前記半導体基板より不
純物濃度が低い半導体層と、該半導体層の外周部で前記
半導体層の表面側に形成された第2導電型のガードリン
グと、前記半導体層の表面に前記ガードリングにかかる
ように設けられたショットキーバリアを形成する金属層
とからなり、前記ショットキーバリアを形成する領域で
は前記半導体層の表面から前記半導体基板の裏面に向か
って、前記半導体層の不純物濃度から前記半導体基板の
不純物濃度より高い不純物濃度の領域を経て前記半導体
基板の不純物濃度に至る不純物濃度分布の領域を有し、
前記ガードリングの形成部では該ガードリングの下面か
ら前記半導体基板の裏面に向かって前記半導体層の不純
物濃度のまま前記半導体基板の不純物濃度に至る不純物
濃度分布になっている。
【0012】本発明のショットキーバリア半導体装置の
製法は、(a)第1導電型の半導体基板の一領域に第1
導電型不純物を導入してから第1導電型の半導体層を成
長し、(b)前記不純物の導入領域の外周で前記半導体
層の表面に第2導電型不純物を導入してガードリングを
形成すると共に、前記導入した第1導電型不純物を前記
半導体層に拡散させて埋込層を形成し、(c)該ガード
リング上の一部にかかるように前記半導体層の表面にシ
ョットキーバリアを形成する金属層を設けることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明のショットキーバリア半導体装置およびその製法につ
いて説明をする。
【0014】図1は本発明のショットキーバリア半導体
装置の一実施形態であるSBDの断面説明図である。図
1において、1はたとえば不純物濃度が1×1019程度
のn + 型のシリコンからなり、厚さがたとえば200〜
250μm程度の半導体基板で、その上に動作層となる
不純物濃度がたとえば1×1015程度のn- 型の半導体
層2が、たとえば5μm程度の厚さに形成され、動作領
域では半導体基板1と半導体層2との接合部に半導体層
2の表面近傍まで不純物濃度が、たとえば1×1020
度のn+ 型の埋込層6が形成されている。埋込層6は半
導体基板1の表面に導入された不純物が拡散工程で半導
体層2の表面側にせり上がって形成されるもので、動作
領域部では、不純物濃度が低いn- 型の半導体層2の厚
さd2 は1μm程度となり、その他の部分は半導体基板
1の裏面まで不純物濃度が高い半導体層で構成されてい
る。この埋込層6のせり上がる高さは不純物の拡散係数
と拡散時間により精密にコントロールすることができ、
残る半導体層2の厚さd2は自在に正確に制御される。
【0015】埋込層6の外周部では、半導体層2の表面
にガードリング4とするp+ 型領域が2μm程度の深さ
に設けられており、そのガードリング4上にかかるよう
に、半導体層2の表面にモリブデン(Mo)やチタン
(Ti)などの半導体層とショットキーバリア(ショッ
トキー接合)を形成する金属層3が設けられている。ガ
ードリング4の部分には埋込層6は形成されていないた
め、ガードリング4の下側は不純物濃度が低い半導体層
2の厚さがそのまま残り、前述の例では、ガードリング
4とn+ 型の半導体基板1との距離d1 は3μm程度と
なっている。なお、埋込層6とガードリング4との間隔
も距離d1 と同程度になるように形成される。金属層3
の上および半導体基板1の裏面にはNiやAuなどから
なる電極が形成される(共に図示されていない)。な
お、5は絶縁膜である。
【0016】以上のように、金属層3が接する動作領域
部の半導体層2およびその周囲のガードリング4の部分
の表面が平坦な状態で、動作領域部では、埋込層6の形
成に伴い、不純物濃度が低い半導体層2の厚さd2 が非
常に薄くされると共に、半導体基板1よりむしろ高い不
純物濃度の領域が形成されており、ガードリング4部に
は埋込層6はなく、ガードリング4に接する不純物濃度
の低い半導体層2は充分にその厚さd1 が確保されてい
ることに本発明の特徴がある。
【0017】この構成の動作領域(図1のAで示す位
置)およびガードリング4の形成されている領域(図1
のBで示す位置)における半導体層2の表面から半導体
基板1の裏面にかけての不純物濃度の分布を模式的に示
すと図2(a)〜(b)のようになる。すなわち、図2
(a)は動作領域(図1のAで示す位置)における不純
物濃度の分布図で、半導体層2の表面側から1μm程度
までの深さが1×1015程度の当初の半導体層2の不純
物濃度で、その後、不純物濃度が高くなり、ピークが1
×1020程度で、その後やや低くなって1×1019程度
の半導体基板1の不純物濃度となる。一方、耐圧を確保
するためのガードリング4の部分は、図2(b)に示さ
れるように、表面から2μm程度の深さがp+ 型領域
で、その後、1×1015程度の不純物濃度が低い半導体
層2が3μm程度続き、その後半導体基板1の不純物濃
度である1×1019程度となっている。このように、本
発明のショットキーバリア半導体装置では、動作層の不
純物濃度の低い半導体層2と半導体基板1との間に半導
体基板1より不純物濃度が高い領域が形成されているこ
とでも特徴づけられるが、埋込層6の形成により半導体
層2の不純物濃度より高い領域が形成されておれば、動
作抵抗を下げることができ、高特性の半導体ショットキ
ーバリア半導体装置が得られる。
【0018】前述の埋込層6は動作領域の面積全体に亘
って形成されていなくても、たとえば図4に示されるよ
うに、2個以上に分割されて設けられていても良い。す
なわち、電流は抵抗の小さい埋込層6の部分に引き寄せ
られて流れるため、埋込層6が分離して形成されていて
も、その間隔が極端に広くならない限り、動作抵抗を殆
ど上昇させないで、低い動作電圧のショットキーバリア
半導体装置となる。なお、図4において他の符号は図1
と同じ部分を示し、その説明を省略する。
【0019】つぎに、本発明のショットキーバリア半導
体装置が低い動作抵抗で動作し、かつ、高い耐圧を有す
る理由について説明をする。本発明のショットキーバリ
ア半導体装置では、不純物濃度の高い埋込層6の形成に
より、ショットキーバリアを形成するために必要な低濃
度不純物の半導体層の厚さd2 が必要最小限に薄く形成
されており、動作領域の他の部分は不純物濃度が高いた
め、動作抵抗が小さくなる。すなわち、金属層と接触す
る半導体層の不純物濃度が低くないとショットキーバリ
アが形成されないでオーミックコンタクトとなるが、そ
のショットキーバリアを形成するために必要な部分の半
導体層のみの不純物濃度を低くしてその下の半導体層の
不純物濃度を高くしているため、動作抵抗を充分に下げ
ることができる。
【0020】一方、ガードリング4は前述のように、シ
ョットキー接合の周辺部での耐圧を向上させるために設
けられており、周辺部での耐圧はpn接合で規制され
る。このpn接合の耐圧はその接合部に形成される空乏
層が広く形成されるほど高くなる。また、この空乏層は
半導体層の不純物濃度が低い程広く形成される。本発明
では、この空乏層が形成されるpn接合部には埋込層6
が形成されておらず、不純物濃度が低い半導体層2の厚
さd2 が充分にあり、pn接合の空乏層を充分に広げて
耐圧を高く維持することができる。半導体層2の厚さを
10μm程度と厚く形成すれば、400〜600V程度
の高耐圧が得られる。
【0021】本発明によれば、動作領域部の半導体層を
エッチングすることにより薄くしていないため、エッチ
ングに伴い発生する、ガードリングとの境界部での段差
や、エッチングのための窓開け部での絶縁膜の下へのオ
ーバーエッチングによる絶縁膜と半導体層との間の段差
が生じない。その結果、この表面に成膜される金属層3
や電極膜のステップカバレジが悪く段切れが生じて耐圧
が低くなったり、その上部の電極用金属とショートする
という問題が生じない。したがって、エッチングに伴う
問題が生じることなく、耐圧を充分に向上させることが
できると共に、動作領域での動作抵抗を小さく保つこと
ができる。
【0022】つぎに、このショットキーバリア半導体装
置の製法について、図3を参照しながら説明をする。
【0023】まず、図3(a)に示されるように、不純
物濃度が1×1019程度と高く、厚さが500μm程度
の半導体基板1の表面にSiO2 などの保護膜を形成
し、動作領域を形成する部分が開口するようにパターニ
ングをしてマスク11を形成する。ついで、900〜1
100℃程度でリンなどのn型不純物を0.5〜2時間
程度拡散して、不純物濃度が1×1016〜1×1021
度の不純物濃度が高い高濃度不純物領域12を形成す
る。この高濃度不純物領域12の形成は、イオン注入に
より行っても良い。
【0024】つぎに、図3(b)に示されるように、半
導体基板1の表面の全面に比抵抗が0.1〜10Ω・c
m(不純物濃度が1×1014〜1×1016程度)のn-
型半導体層2を1〜5μm程度エピタキシャル成長して
堆積する。
【0025】その後、図3(c)に示されるように、熱
酸化法などにより動作領域の外周部に開口部を有するマ
スク13を形成し、ボロンなどのp型不純物をたとえば
1180℃程度で1〜5時間程度熱拡散しガードリング
4を形成する。この際、高不純物領域12のn型不純物
がn- 型半導体層2にもせり上がって埋込層6が形成さ
れる。
【0026】ついで、図3(d)に示されるように、ガ
ードリング4上にかかるように、半導体層2の表面にM
o(モリブデン)またはTi(チタン)などのショット
キーバリアを形成する金属層3を真空蒸着などにより成
膜し、さらに半導体基板1の裏面を研磨して薄くした
後、その表面および半導体基板の裏面にAuまたはNi
などの電極材料を蒸着し各チップにダイシングすること
により、SBDのチップが形成される。なお、5は絶縁
膜である。
【0027】すなわち、本発明の製法によれば、半導体
基板1の状態で予め同じ導電型の不純物を導入しておく
だけで、後は特別の工程を必要とすることなく、動作領
域の不純物濃度が低い半導体層を薄くでき、ガードリン
グ4部では不純物濃度が低い半導体層を厚く形成するこ
とができる。その結果、高耐圧で動作電圧の低いショッ
トキーバリア半導体装置が得られる。
【0028】この方法により製造した本発明のSBDの
順方向の電圧電流特性が図5にPで、従来の図6に示さ
れる構造のSBDの電圧電流特性Qと対比して示される
ように、同じ電流密度1×102 A/cm2 で、従来は
順方向電圧が0.5Vであったのが、本発明では0.4V
で得られ、動作電圧を非常に低くできることがわかる。
すなわち、高い耐圧が得られると共に、順方向の動作電
圧を低くすることができ、高電流特性が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、動作領域において、不
純物濃度が高い半導体基板と不純物濃度が低い半導体層
との境界面から半導体層の表面側にかけて埋込層が形成
されているので、動作層での不純物濃度が低い半導体層
を非常に薄く制御することができる。一方、ガードリン
グ部では埋込層がなく不純物濃度が低い半導体層を厚く
形成することができる。その結果、高耐圧で動作電圧の
低いショットキーバリア半導体装置が得られる。しか
も、半導体層の表面をエッチングする必要もないので、
段差に基づく金属層のカバレジの問題が生じることがな
く、信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショットキーバリア半導体装置の一実
施形態の断面説明図である。
【図2】図1のショットキーバリア半導体装置の不純物
濃度分布を示す図である。
【図3】図1のショットキーバリア半導体装置の製造工
程を示す図である。
【図4】本発明のショットキーバリア半導体装置の他の
構造例を示す図である。
【図5】図1のショットキーバリア半導体装置の電圧電
流特性を示す図である。
【図6】従来のショットキーバリア半導体装置の断面説
明図である。
【図7】従来のショットキーバリア半導体装置の他の構
造の断面説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 半導体層 3 金属層 4 ガードリング 6 埋込層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、該半導体基
    板上に形成された第1導電型で前記半導体基板より不純
    物濃度が低い半導体層と、該半導体層と前記半導体基板
    との境界部から前記半導体層の表面近傍まで設けられた
    第1導電型で該半導体層より不純物濃度が高い埋込層
    と、該埋込層の外周部で前記半導体層の表面側に形成さ
    れた第2導電型のガードリングと、前記埋込層上の前記
    半導体層の表面に前記ガードリングにかかるように設け
    られるショットキーバリアを形成する金属層とからなる
    ショットキーバリア半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板と、該半導体基
    板上に形成された第1導電型で前記半導体基板より不純
    物濃度が低い半導体層と、該半導体層の外周部で前記半
    導体層の表面側に形成された第2導電型のガードリング
    と、前記半導体層の表面に前記ガードリングにかかるよ
    うに設けられるショットキーバリアを形成する金属層と
    からなり、前記ショットキーバリアを形成する領域では
    前記半導体層の表面から前記半導体基板の裏面に向かっ
    て、前記半導体層の不純物濃度から前記半導体基板の不
    純物濃度より高い不純物濃度の領域を経て前記半導体基
    板の不純物濃度に至る不純物濃度分布の領域を有し、前
    記ガードリングの形成部では該ガードリングの下面から
    前記半導体基板の裏面に向かって前記半導体層の不純物
    濃度のまま前記半導体基板の不純物濃度に至る不純物濃
    度分布であるショットキーバリア半導体装置。
  3. 【請求項3】 (a)第1導電型の半導体基板の一領域
    に第1導電型不純物を導入してから第1導電型の半導体
    層を成長し、(b)前記不純物の導入領域の外周で前記
    半導体層の表面に第2導電型不純物を導入してガードリ
    ングを形成すると共に、前記導入した第1導電型不純物
    を前記半導体層に拡散させて埋込層を形成し、(c)該
    ガードリング上の一部にかかるように前記半導体層の表
    面にショットキーバリアを形成する金属層を設けること
    を特徴とするショットキーバリア半導体装置の製法。
JP26965796A 1996-10-11 1996-10-11 ショットキーバリア半導体装置およびその製法 Pending JPH10117000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26965796A JPH10117000A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ショットキーバリア半導体装置およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26965796A JPH10117000A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ショットキーバリア半導体装置およびその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10117000A true JPH10117000A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17475410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26965796A Pending JPH10117000A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 ショットキーバリア半導体装置およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10117000A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107946350A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 重庆中科渝芯电子有限公司 一种带有衬底埋层的半导体装置及其制造方法
CN107946349A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 重庆中科渝芯电子有限公司 一种带有外延调制区的半导体装置及其制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107946350A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 重庆中科渝芯电子有限公司 一种带有衬底埋层的半导体装置及其制造方法
CN107946349A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 重庆中科渝芯电子有限公司 一种带有外延调制区的半导体装置及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6221688B1 (en) Diode and method for manufacturing the same
JP2689047B2 (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタとその製造方法
JP5303819B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US20020008237A1 (en) Schottky diode having increased forward current with improved reverse bias characteristics and method of fabrication
US7183575B2 (en) High reverse voltage silicon carbide diode and method of manufacturing the same high reverse voltage silicon carbide diode
JPH05145076A (ja) ウエーハ・ボンデイングを利用した縦型電流半導体デバイスおよびその製作方法
US20080217721A1 (en) High efficiency rectifier
US6558984B2 (en) Trench schottky barrier rectifier and method of making the same
US9508711B2 (en) Semiconductor device with bipolar junction transistor cells
JP3779366B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20030038333A1 (en) Semiconductor device
JP2003504855A (ja) 金属半導体コンタクトを備えたダイオード、および金属半導体コンタクトを備えたダイオードの製造方法
JPH10117000A (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法
JP2000294805A (ja) ショットキバリアダイオード及びその製造方法
JP3357793B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000312013A (ja) ショットキーバリア半導体装置
JPH10117002A (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法
JP3581027B2 (ja) ショットキーバリア半導体装置
JP3067034B2 (ja) ショットキーバリア半導体装置
JPH03185870A (ja) 半導体装置
JPH10335630A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09307120A (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法
JPH1070290A (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法
JPH10117001A (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法
JP3625380B2 (ja) ショットキーバリア半導体装置およびその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02