JPH10116474A - データ記憶媒体、そのデータ書込装置およびデータ再生装置ならびにプログラム記憶媒体 - Google Patents

データ記憶媒体、そのデータ書込装置およびデータ再生装置ならびにプログラム記憶媒体

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JPH10116474A
JPH10116474A JP9146404A JP14640497A JPH10116474A JP H10116474 A JPH10116474 A JP H10116474A JP 9146404 A JP9146404 A JP 9146404A JP 14640497 A JP14640497 A JP 14640497A JP H10116474 A JPH10116474 A JP H10116474A
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Yoshifusa Togawa
好房 外川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数種類のデータを効率的に処理で
きるようにするデータ記憶媒体/データ書込装置/デー
タ再生装置の提供を目的とする。 【解決手段】データ記憶媒体が、データの先頭にデータ
種別を表示する識別符号を記録しつつ、データを区分け
せずにトラックに連続的に記録する構成を採り、データ
書込装置が、データの先頭にデータ種別を表示する識別
符号を付加しつつ、データを区分けせずに記憶媒体のト
ラックに連続的に書き込む構成を採り、データ再生装置
が、記憶媒体からデータを連続的に読み出していくとと
もに、識別符号を読み出すときに、その識別符号の指す
再生手段に対して、識別符号に続けて読み出すデータの
再生を指示していく構成を採る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックにデータ
を記録するデータ記憶媒体と、そのデータ記憶媒体にデ
ータを書き込むデータ書込装置と、そのデータ記憶媒体
に記録されるデータを再生するデータ再生装置と、その
データ再生装置の実現に用いられるプログラムを記憶す
るプログラム記憶媒体とに関し、特に、データを効率的
に処理できるようにするデータ記憶媒体/データ書込装
置/データ再生装置と、そのデータ再生装置の実現に用
いられるプログラムを記憶するプログラム記憶媒体とに
関する。
【0002】最近では、CDーROM等の記憶媒体に、
テキストデータや音声データや動画データや静止画デー
タ等の複数種類のメディアデータを書き込むようになっ
てきた。これから、このようなマルチメディアデータの
記録・再生を効率的に処理できる構成の構築が必要にな
ってきた。
【0003】
【従来の技術】従来では、CDーROM等の記憶媒体
に、テキストデータや音声データや動画データや静止画
データ等のマルチメディアデータを書き込む場合、テキ
ストデータはテキストデータ、音声データは音声デー
タ、動画データは動画データ、静止画データは静止画デ
ータというように、メディアデータをメディア種別毎に
分けて記録するとともに、それを再生するという構成を
採っていた。
【0004】すなわち、CDーROM等の記憶媒体で
は、図33に示すように、トラックを使ってデータを記
憶する構成を採っているので、図34に示すように、第
1トラック1には音声データ、第2トラックには動画デ
ータというように、1つのトラックには1種類のメディ
アデータのみを記録する構成を採って、先頭に用意され
るTOC(ファイルの管理領域)に、各トラックに記録
されるメディアデータの種類が何であるのかといった情
報を管理するという構成を採っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、メディアデータを記録す
るときに、記録するメディアデータを予め分けておい
て、それらを対応するトラックに振り分けて記録してい
かなければならず制御が複雑になるという問題点があっ
た。
【0006】そして、この書込制御が難しくなること
で、メディアデータの書き込みに失敗することが頻繁に
起こるという問題点があった。これから、CDーROM
等のような再利用不可能な記憶媒体にメディアデータを
記録する場合には、廃棄すべき記憶媒体を沢山作ってし
まうことで、大きな公害問題にもなっていた。
【0007】また、このような従来技術に従っている
と、複数のメディアデータを融合して再生するときに、
メディアデータがメディア種別毎に分けて記録されてい
ることから、同期やタイミングをメディアデータとは別
に作らなくてはならないとともに、それらとメディアデ
ータとの連結を行うソフトウェアも用意しなければなら
ないという問題点があった。
【0008】また、このような従来技術に従っている
と、メディアデータを再生するときに、現在再生してい
るメディアデータと異なるメディア種別のメディアデー
タを再生していく場合には、ヘッドを別トラックに移動
させなければならいことから、切換時間等のオーバーヘ
ッドが大きいという問題点があった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、マルチメディアデータなどのような複数種類
のデータを効率的に処理できるようにする新たなデータ
記憶媒体/データ書込装置/データ再生装置の提供と、
そのデータ再生装置の実現に用いられるプログラムを記
憶する新たなプログラム記憶媒体の提供とを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に、マルチメディア
データを処理対象とする場合の本発明の原理構成を図示
する。
【0011】図中、1は本発明のマルチメディアデータ
記憶媒体であって、複数種類のメディアデータをトラッ
クに記録するもの、2は本発明のマルチメディアデータ
書込装置であって、本発明のマルチメディアデータ記憶
媒体1に複数種類のメディアデータを書き込むもの、3
は本発明のマルチメディアデータ再生装置であって、本
発明のマルチメディアデータ記憶媒体1に記録される複
数種類のメディアデータを再生するものである。
【0012】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体1
は、メディアデータ10の先頭に、そのメディアデータ
10のメディア種別を表示する識別符号11を記録する
とともに、好ましくは、そのメディアデータ10のデー
タ長12を記録し、更に、好ましくは、例えば、そのメ
ディアデータ10の最後に、メディア種別毎に設定され
る次メディアデータへのポインタ情報13を記録しつ
つ、メディアデータ10を区分けせずにトラックに連続
的に記録する構成を採る。
【0013】本発明のマルチメディアデータ書込装置2
は、音声データを生成する第1の生成手段20-1、動画
データを生成する第2の生成手段20-2というように、
メディア種別対応に設けられる複数の手段から構成され
て、書込対象のメディアデータを生成する生成手段20
と、生成手段20の生成するメディアデータのメディア
種別を表示する識別符号を作成する作成手段21と、生
成手段20の生成するメディアデータに対して、メディ
ア種別毎に定義される次メディアデータへのポインタ情
報を設定する設定手段22と、生成手段20の生成する
メディアデータのデータ長を検出する検出手段23と、
生成手段20の生成するメディアデータをマルチメディ
アデータ記憶媒体1に書き込む書込手段24とを備え
る。
【0014】ここで、本発明のマルチメディアデータ書
込装置2の持つ機能は具体的にはプログラムで実現され
るものであり、このプログラムは媒体から提供され、マ
ルチメディアデータ書込装置2にインストールされてメ
モリ上で動作することで、本発明を実現することにな
る。
【0015】本発明のマルチメディアデータ再生装置3
は、音声データを再生する第1の再生手段30-1、動画
データを再生する第2の再生手段30-2というように、
メディア種別対応に設けられる複数の手段から構成され
て、再生対象のメディアデータを再生する再生手段30
と、マルチメディアデータ記憶媒体1からデータを読み
出す読出手段31と、読出手段31が識別符号を読み出
すときに、その識別符号の指すメディア種別を判断する
判断手段32と、判断手段32の判断するメディア種別
の指す再生手段30の対応手段に対して、読出手段31
の読み出すメディアデータの再生を指示する指示手段3
3とを備える。
【0016】ここで、本発明のマルチメディアデータ再
生装置3の持つ機能は具体的にはプログラムで実現され
るものであり、このプログラムは媒体から提供され、マ
ルチメディアデータ再生装置3にインストールされてメ
モリ上で動作することで、本発明を実現することにな
る。
【0017】このように構成される本発明のマルチメデ
ィアデータ書込装置2では、書込手段24は、生成手段
20の生成するメディアデータの先頭に、作成手段21
の作成する識別符号を付加しつつ、そのメディアデータ
を区分けせずにマルチメディアデータ記憶媒体1のトラ
ックに連続的に書き込む。
【0018】そして、書込手段24は、設定手段22が
備えられるときには、この書込処理時に、設定手段22
の設定するポインタ情報をメディアデータと対応をとり
つつマルチメディアデータ記憶媒体1のトラックに書き
込み、また、検出手段23が備えられるときには、この
書込処理時に、検出手段23の検出するデータ長を識別
符号と対応をとりつつマルチメディアデータ記憶媒体1
のトラックに書き込む。
【0019】このようにして、本発明のマルチメディア
データ記憶媒体1は、メディアデータ10の先頭に、そ
のメディアデータ10のメディア種別を表示する識別符
号11と、そのメディアデータ10のデータ長12とを
記録し、更に、例えば、そのメディアデータ10の最後
に、メディア種別毎に設定される次メディアデータへの
ポインタ情報13を記録しつつ、複数種類のメディアデ
ータ10を区分けせずにトラックに連続的に記録する構
成を採る。
【0020】一方、このように構成される本発明のマル
チメディアデータ再生装置3では、読出手段31は、マ
ルチメディアデータ記憶媒体1にポインタ情報13が記
録されていないときには、マルチメディアデータ記憶媒
体1からデータを連続的に読み出し(データ長12が記
録されているときには、それを参照しつつ読み出す)、
これを受けて、判断手段32は、読出手段31が識別符
号11を読み出すと、その識別符号11の指すメディア
種別を判断し、これを受けて、指示手段33は、判断手
段32の判断するメディア種別の指す再生手段30の対
応手段に対して、識別符号に続けて読出手段31の読み
出すメディアデータ10の再生を指示する。ここで、指
示手段33は、指定されるメディア種別のものについて
のみメディアデータの再生を指示することがある。
【0021】また、読出手段31は、マルチメディアデ
ータ記憶媒体1にポインタ情報13が記録されていると
きには、ポインタ情報13を辿りつつ、マルチメディア
データ記憶媒体1からデータを連続的に読み出し(デー
タ長12が記録されているときには、それを参照しつつ
読み出す)、これを受けて、判断手段32は、読出手段
31が識別符号11を読み出すと、その識別符号11の
指すメディア種別を判断し、これを受けて、指示手段3
3は、判断手段32の判断するメディア種別の指す再生
手段30の対応手段に対して、識別符号に続けて読出手
段31の読み出すメディアデータ10の再生を指示す
る。ここで、読出手段31は、ポインタ情報の内の一部
のメディア種別のものが指定されるときには、その指定
されるものを辿りつつデータを連続的に読み出す。
【0022】このように、本発明によれば、複数種類の
メディアデータをトラック毎に区分けせずにマルチメデ
ィアデータ記憶媒体1に記録できるようになるととも
に、そのマルチメディアデータ記憶媒体1に記録される
複数種類のメディアデータを再生できるようになる。
【0023】これから、異なる種類のメディアデータを
好きに集めて記録できるようになるとともに、複雑な制
御を強いられることなく記録できるようになることか
ら、マルチメディアデータ記憶媒体1としてのCDーR
OM等を簡単に作成できるようになる。
【0024】そして、マルチメディアデータ記憶媒体1
のトラック間を飛び回らずに複数種類のメディアデータ
をシーケンス的に再生できるようになることから、再生
の際のオーバーヘッドを削減できるようになって、複数
種類のメディアデータを簡単に再生できるようになる。
【0025】この図1では、マルチメディアデータを処
理対象とすることを例にして本発明を説明したが、本発
明は、マルチメディアデータを処理対象とするものに限
られるものではない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図2に、本発明のマルチメディアデ
ータ記憶媒体1のデータ構造の一実施例を図示する。
【0027】この実施例に図示するように、本発明のマ
ルチメディアデータ記憶媒体1は、テキストデータや音
声データや動画データ等の複数種類のメディアデータを
区分けせずにトラックに連続的に記録する構成を採るこ
とを特徴とする。そして、それらの複数種類のメディア
データがどのようなメディアのデータであるのかを表示
すべく、その先頭にメディア種別を表示する開始文字4
0を記録する構成を採っている。
【0028】ここで、テキストデータ以外の音声データ
等では、データを圧縮して記録する構成を採ることがあ
るが、そのような場合には、その圧縮形式の情報等につ
いてもデータの一部として記録する。また、メディアデ
ータに、動画データの表示待ち等の制御情報がある場合
には、それについてもデータの一部として記録すること
になる。
【0029】なお、この実施例では、開始文字40の記
録されないメディアデータはテキストデータであるとい
う規約に従って、テキストデータの先頭には開始文字4
0を記録しない構成を採っている。
【0030】図3に、この実施例に従う場合の記録デー
タの一例を図示する。ここでは、図4に示すような内容
のデータの記録を想定しており、「X’FF’」は、以
下に続くメディアデータが音声データであることを示す
開始文字40、「X’FE’」は、以下に続くメディア
データが動画データであることを示す開始文字40であ
る。
【0031】このように、本発明のマルチメディアデー
タ記憶媒体1では、図5に示すように、テキストデータ
や音声データや動画データ等の複数種類のメディアデー
タを区分けせずにトラックに連続的に記録する構成を採
るのである。
【0032】図6に、本発明のマルチメディアデータ記
憶媒体1のデータ構造の他の実施例を図示する。この実
施例と図2の実施例との違いは、この実施例では、開始
文字40に対応付けて、その開始文字40の指すメディ
アデータのデータ長41を記録する構成を採っている点
である。ここで、テキストデータ以外の音声データ等で
は、それ自身がデータ長情報を持つことがあるので、そ
の場合には、このデータ長41を省略することが可能で
ある。
【0033】なお、この実施例では、テキストデータ
(文字列)に対しても開始文字40を記録する構成を採
っている。図7に、この実施例に従う場合の記録データ
の一例を図示する。ここでは、図4に示すような内容の
データの記録を想定しており、「X’FC’」は、以下
に続くメディアデータが文字列であることを示す開始文
字40、「X’FF’」は、以下に続くメディアデータ
が音声データであることを示す開始文字40、「X’F
E’」は、以下に続くメディアデータが動画データであ
ることを示す開始文字40である。
【0034】図8に、本発明のマルチメディアデータ記
憶媒体1のデータ構造の他の実施例を図示する。この実
施例と図2の実施例との違いは、この実施例では、メデ
ィアデータの最後に、次メディアデータへのポインタ情
報42を記録する構成を採っている点である。このポイ
ンタ情報42は、アドレスや時間等の相対位置情報を使
って次メディアデータを指すものであり、例えば、次の
音声データがどれであり、次の動画データがどれであ
り、次の静止画データがどれであり、次の文字列がどれ
であるというように、メディア種別毎に設定される次メ
ディアデータ情報を記録する構成を採る。
【0035】図9に、この実施例に従う場合の記録デー
タの一例を図示する。ここでは、図4に示すような内容
のデータの記録を想定しており、「X’FF’」は、以
下に続くメディアデータが音声データであることを示す
開始文字40、「X’FE’」は、以下に続くメディア
データが動画データであることを示す開始文字40、
「00」は、ポインタが登録されていないことを示す符
号である。
【0036】図10に、本発明のマルチメディアデータ
記憶媒体1のデータ構造の他の実施例を図示する。この
実施例と図8の実施例との違いは、図8の実施例では、
メディアデータの最後に、次メディアデータへのポイン
タ情報42を記録する構成を採っているのに対して、こ
の実施例では、そのポインタ情報42を開始文字40に
対応付けてメディアデータの先頭に記録する構成を採っ
ている点である。
【0037】図11に、この実施例に従う場合の記録デ
ータの一例を図示する。ここでは、図4に示すような内
容のデータの記録を想定しており、「X’FF’」は、
以下に続くメディアデータが音声データであることを示
す開始文字40、「X’FE’」は、以下に続くメディ
アデータが動画データであることを示す開始文字40、
「00」は、ポインタが登録されていないことを示す符
号である。
【0038】図12に、本発明のマルチメディアデータ
記憶媒体1のデータ構造の他の実施例を図示する。この
実施例と図10の実施例との違いは、図10の実施例で
は、開始文字40の指すメディアデータのデータ長41
を記録する構成を採っていないのに対して、この実施例
では、そのデータ長41を記録する構成を採っている点
である。
【0039】なお、この実施例では、テキストデータ
(文字列)に対しても開始文字40を記録する構成を採
っている。図13に、この実施例に従う場合の記録デー
タの一例を図示する。ここでは、図4に示すような内容
のデータの記録を想定しており、「X’FF’」は、以
下に続くメディアデータが音声データであることを示す
開始文字40、「X’FE’」は、以下に続くメディア
データが動画データであることを示す開始文字40、
「00」は、ポインタが登録されていないことを示す符
号である。
【0040】なお、図3や図9や図11の記録データ例
では省略してあるが、テキストデータにデータ長41が
記録されない場合には、テキストデータがどこで終了す
るのかを簡単に分かるようにするために、図14に示す
ように、テキトスデータの最後にデータ終了を示す
「X’00’」という符号を記録する構成を採ることが
ある。テキストデータ以外の音声データ等については、
通常、それ自身がデータ開始/データ終了を示す情報を
持っているので、このような符号を記録する必要はな
い。
【0041】以上に開示したマルチメディアデータ記憶
媒体1では、メディアデータの検索のことについて考慮
していなかったが、マルチメディアデータ記憶媒体1に
記録されるメディアデータの検索を可能にするために、
本発明者が特願平7-31977号(発明の名称:データ検索
装置)で開示したデータ構造(検索用データを持つデー
タ構造)に従って、メディアデータをマルチメディアデ
ータ記憶媒体1に記録する構成を採ることも可能であ
る。
【0042】なお、以下では、この特願平7-31977号
(発明の名称:データ検索装置)で開示した検索用デー
タを持つデータ記録形式を第2のフォーマット形式、こ
の検索用データを持たないデータ記録形式を第1のフォ
ーマット形式と呼ぶことにする。
【0043】図15に、この第2のフォーマット形式の
データ記録構造を図示する。なお、本発明では、テキス
トデータ以外のメディアデータに対して、この第2のフ
ォーマット形式を適用することを想定している。
【0044】この図に示すように、第2のフォーマット
形式では、先頭に、動画/静止画/音声の開始文字40
を記録し、それに続いて、タグ情報51、タイトルの文
字数52、タイトルの文字列53、コメント長54、コ
メント55、データ長56、メディアデータの実データ
57を記録する構成を採る。
【0045】文字列53の前に付加されている「識別」
情報は、データ先頭場所の情報があるのか否かを示すフ
ラグであり、コメント55の前に付加されている“識
別”情報は、データ先頭場所・フラグF1〜4・動画/
静止画のアドレス又は時間・音声のアドレス又は時間の
情報があるのか否かを示すフラグである。ここで、デー
タ先頭場所は、そのメディアデータの先頭位置であるタ
グ情報51の位置を示している。
【0046】具体的には、“識別=00”のときには、
データ先頭場所等がなく、文字の次が文字であることを
示し、“識別=01”のときには、データ先頭場所の情
報はなく、フラグF1〜4・動画/静止画のアドレス又
は時間・音声のアドレス又は時間の情報があることを示
し、“識別=10”のときには、データ先頭場所の情報
のみがあることを示し、“識別=11”のときには、デ
ータ先頭場所・フラグF1〜4・動画/静止画のアドレ
ス又は時間・音声のアドレス又は時間の情報があること
を示している。なお、検索すべき文字列を照合するとき
には、この「識別」情報の部分はマスクされ、文字のみ
でマッチングがとられる。
【0047】また、F1は、動画/静止画の位置情報が
あるのか否かを示すフラグであり、“F1=0”のとき
には、動画/静止画の位置情報がなく、“F1=1”の
ときには、動画/静止画の位置情報があることを示して
いる。F2は、音声の位置情報があるのか否かを示すフ
ラグであり、“F2=0”のときには、音声の位置情報
がなく、“F2=1”のときには、音声の位置情報があ
ることを示している。F3は、動画/静止画の位置情報
がアドレスか時間かを示すフラグであり、“F3=0”
のときにはアドレス、“F3=1”のときには時間を示
している。F4は、音声の位置情報がアドレスか時間か
を示すフラグであり、“F4=0”のときにはアドレ
ス、“F4=1”のときには時間を示している。
【0048】なお、動画/静止画の位置情報のアドレス
は、相対アドレスでも絶対アドレスでもよい。また、メ
ディアデータとして、音声データのみを扱うとか動画デ
ータのみを扱うというように予め決まっている場合に
は、フラグF1〜4を全て持つ必要はない。
【0049】図16に、「むかしむかしある・・・・・
おじいさんは山にでかけました。おばあさんは川へでか
けました」という音声データを具体例にして、この第2
のフォーマット形式に従う音声データのデータ記録構造
を図示する。
【0050】タグ情報51は、データが音声情報である
ということと、コメント55が存在するということと、
音声データをポインタでなくて、直接埋め込む形で保持
していることを表示する。タイトルの文字数52は、タ
イトルが「7」文字であることを表示し、タイトルの文
字列53は、「むかしのはなし」というタイトルを記録
する。そして、タイトルの文字列53に付加される“識
別=10”は、データ先頭場所の情報があることを表示
する。ここで、このデータ先頭場所は図中のA3であ
る。
【0051】また、コメント長54は、コメントが「3
8」文字であることを表示し、コメント55は、実際の
音声データを文字化した情報をコメントして記録する。
そして、コメント55に付加される“識別=11”は、
データ先頭場所・フラグF1〜4・音声のアドレスの情
報があることを表示する。ここで、このデータ先頭場所
は図中のA3である。そして、例えば、コメントの先頭
の「む」の文字に付加されるフラグF1〜4は“010
0”であり、これにより、音声の位置情報のアドレスを
持つことを表示する。ここで、このアドレスは、実際の
音声データである実データ57の先頭をポイントするも
のである。
【0052】次に、図17に従って、第2のフォーマッ
ト形式でマルチメディアデータ記憶媒体1に記録される
メディアデータの検索方法について具体的に説明する。
ここで、図中に示す60は検索画面である。また、61
は発生頻度テーブルであって、図18に示すように、第
2のフォーマット形式で記録されるメディアデータに含
まれる各文字(各単語)の発生頻度と、それらの各文字
(各単語)の先頭出現場所情報とを対応付けて管理する
ものである。また、62は次出現場所テーブルであっ
て、図19に示すように、第2のフォーマット形式で記
録されるメディアデータに含まれる各文字(各単語)の
次に現れる同一文字(同一単語)の出現場所情報を管理
するものである。
【0053】なお、発生頻度テーブル61や次出現場所
テーブル62は、マルチメディアデータ記憶媒体1に記
録されるメディアデータ全体に対して1つ用意すること
を基本とするが、メディアデータ対応に用意することも
ある。
【0054】検索画面60から、検索範囲として「音声
内容とコメント」が入力され、検索文字として「おば」
が入力されたとする。先ず最初に、発生頻度テーブル6
1を参照することで、検索範囲の文字列に含まれる文字
の「お」と「ば」の発生頻度を調べ、発生頻度の最も小
さい文字を抽出して、その先頭出現場所を特定する。こ
の処理により、例えば文字「お」を抽出することで、文
字「お」の先頭格納アドレスA2を求める。
【0055】続いて、そのアドレスA2の前後のアドレ
スの文字を読み出し、検索文字「おば」と照合する。こ
の照合処理により一致しないときには、次に、アドレス
A2に対応する次出現場所テーブル62のアドレスA
2’に格納される次出現場所アドレスA5を特定する。
続いて、そのアドレスA5の前後のアドレスの文字を読
み出し、検索文字「おば」と照合する。
【0056】ここで一致したとすると、その一致した文
字「お」に付随するデータ先頭場所A3から、検索結果
である音声データの先頭アドレスA3(音声データのタ
グ情報51の位置)を知り、検索結果として、タイトル
である文字列「むかしのはなし」をディスプレイ画面に
表示するとともに、文字「お」に付随する音声位置情報
のアドレスA7から、「おばあさんは川へでかけまし
た」という音声データを特定して、それをスピーカから
出力する。
【0057】このようにして、音声データや動画データ
や静止画データが第2のフォーマット形式に従ってマル
チメディアデータ記憶媒体1に記録される場合には、そ
のメディアデータを検索することが可能になるのであ
る。
【0058】第1のフォーマット形式によりマルチメデ
ィアデータ記憶媒体1にメディアデータが記録される場
合と、第2のフォーマット形式によりマルチメディアデ
ータ記憶媒体1にメディアデータが記録される場合とが
あることから、再生処理のために、マルチメディアデー
タ記憶媒体1の先頭には、どちらのフォーマット形式に
従って記録されたものであるのかを表示する情報を持つ
ヘッダ情報が記録されることになる。
【0059】図20に、このヘッダ情報70の一実施例
を図示する。なお、再生時に、このヘッダ情報70に相
当するものが指定されるときには、これをマルチメディ
アデータ記憶媒体1に記録する必要はない。
【0060】このヘッダ情報70は、マルチメディアデ
ータ記憶媒体1の先頭に記録されるものであって、第1
の管理域71、第2の管理域72、第3の管理域73、
第4の管理域74、第5の管理域75、第6の管理域7
6、第7の管理域77、第8の管理域78、第9の管理
域79を持つ。
【0061】この第1の管理域71は、メディアデータ
が上述のポインタ情報42を先頭に持つのか最後に持つ
のかの情報を記録する。第2の管理域72は、3ビット
を使って、マルチメディアデータ記憶媒体1に記録され
るテキストデータ以外のメディアデータとして、音声デ
ータ/動画データ/静止画データのどれが含まれている
のかの情報を記録する。第3の管理域73は、ポインタ
情報42の中に、テキストデータへのポインタが含まれ
ているのか否かの情報を記録する。第4の管理域74
は、ポインタ情報42の中に、音声データへのポインタ
が含まれているのか否かの情報を記録する。
【0062】第5の管理域75は、ポインタ情報42の
中に、動画データへのポインタが含まれているのか否か
の情報を記録する。第6の管理域76は、ポインタ情報
42の中に、静止画データへのポインタが含まれている
のか否かの情報を記録する。第7の管理域77は、テキ
ストデータが上述の開始文字40を持つのか否かの情報
を記録する。第8の管理域78は、メディアデータが上
述のデータ長41を持つのか否かの情報を記録する。第
9の管理域79は、メディアデータが第1のフォーマッ
ト形式か第2のフォーマット形式のいずれに従うのかの
情報を記録する。
【0063】次に、このような構成を採る本発明のマル
チメディアデータ記憶媒体1にメディアデータを書き込
む本発明のマルチメディアデータ書込装置2について説
明する。
【0064】図21に、本発明のマルチメディアデータ
書込装置2の装置構成を図示する。この図に示すよう
に、本発明のマルチメディアデータ書込装置2は、CP
U200と、メモリ201と、マルチメディアデータ記
憶媒体1となるCDーROM1aを制御するコントロー
ラ202と、キーボード203の発生するテキストデー
タを入力するテキスト入力回路204と、マイク205
の発生する音声データを入力する音声入力回路206
と、各種のメディアデータを格納する二次記憶装置20
7を制御するHDC208と、カメラ209の発生する
画像データを入力する画像入力回路210とを備える。
【0065】このメモリ201には、CDーROM1a
に書き込む動画データや静止画データを生成する画像デ
ータ生成手段211と、CDーROM1aに書き込む音
声データを生成する音声データ生成手段212と、TO
CをCDーROM1aに書き込むTOC書込手段213
と、テキスト入力回路204の入力するテキストデータ
をCDーROM1aに書き込むテキストデータ書込手段
214と、画像データ生成手段211の生成する画像デ
ータや、音声データ生成手段212の生成する音声デー
タをCDーROM1aに書き込む画像/音声データ書込
手段215と、図22の処理フローに従って、第2のフ
ォーマット形式で使用する上述の発生頻度テーブル61
を生成してCDーROM1aに書き込む発生頻度テーブ
ル生成手段216と、図23の処理フローに従って、第
2のフォーマット形式で使用する上述の次出現場所テー
ブル62を生成してCDーROM1aに書き込む次出現
場所テーブル生成手段217という、CDーROM1a
を作成するためのプログラムが展開されている。
【0066】ここで、本発明のマルチメディアデータ書
込装置2の持つ機能は具体的にはプログラムで実現され
るものであり、このプログラムは媒体から提供され、マ
ルチメディアデータ書込装置2にインストールされてメ
モリ上で動作することで、本発明を実現することにな
る。
【0067】この画像データ生成手段211は、動画生
成処理で説明するならば、図24の処理フローに示すよ
うに、カメラ209等から動画データを受け取り、デー
タ圧縮の格納形式が指定される場合には、それをデータ
圧縮してから、その旨のヘッダを付けることでCDーR
OM1aに書き込む動画データを生成する。一方、デー
タ圧縮しない格納形式が指定される場合には、それをデ
ータ圧縮せずに、その旨のヘッダを付けることでCDー
ROM1aに書き込む動画データを生成するというよう
に、受け取った動画データに対して指定される格納形式
に従った処理を施し、その旨のヘッダを付けることでC
DーROM1aに書き込む動画データを生成する。な
お、動画データや静止画データに、データ長41やポイ
ンタ情報42を付加するときには、それについても生成
する。
【0068】また、音声データ生成手段212は、図2
5の処理フローに示すように、マイク205等から音声
データを受け取り、それをディジタル信号化してから、
データ圧縮の格納形式が指定される場合には、それをデ
ータ圧縮してから、その旨のヘッダを付けることでCD
ーROM1aに書き込む音声データを生成する。一方、
データ圧縮しない格納形式が指定される場合には、それ
をデータ圧縮せずに、その旨のヘッダを付けることでC
DーROM1aに書き込む音声データを生成するという
ように、受け取った音声データに対して指定される格納
形式に従った処理を施し、その旨のヘッダを付けること
でCDーROM1aに書き込む音声データを生成する。
なお、音声データにデータ長41やポインタ情報42を
付加するときには、それについても生成する。
【0069】また、TOC書込手段213は、図26の
処理フローに示すように、TOCとボリュームファイル
をCDーROM1aに書き込む処理を実行する。また、
テキストデータ書込手段214は、図27の処理フロー
に示すように、開始文字40を付加する格納形式が指定
される場合には、テキスト入力回路204の入力するテ
キストデータの先頭に開始文字40を付加してから、そ
のテキストデータをCDーROM1aに書き込む。一
方、開始文字40を付加しない格納形式が指定される場
合には、テキスト入力回路204の入力するテキストデ
ータをそのままCDーROM1aに書き込む処理を実行
する。なお、テキストデータにデータ長41やポインタ
情報42が付加されているときには、それについてもC
DーROM1aに書き込む。
【0070】また、画像/音声データ書込手段215
は、図28の処理フローに示すように、例えば図6に示
した第1のフォーマット形式に従って、画像データ生成
手段211の生成した動画データ/静止画データや、音
声データ生成手段212の生成した音声データをCDー
ROM1aに書き込むときには、先ず最初に、開始文字
40とデータ長41をCDーROM1aに書き込み、そ
れに続けて、書き込み対象のメディアデータをCDーR
OM1aに書き込む。一方、第2のフォーマット形式に
従って、画像データ生成手段211の生成した動画デー
タ/静止画データや、音声データ生成手段212の生成
した音声データをCDーROM1aに書き込むときに
は、先ず最初に、図15に示した第2のフォーマット形
式で規定される開始文字40やタグ情報51や文字数5
2等をCDーROM1aに書き込み、それに続けて、書
き込み対象のメディアデータをCDーROM1aに書き
込む処理を実行する。なお、テキストデータについては
第2のフォーマット形式を適用しない構成を採っている
ので、テキストデータ書込手段214は、この第2のフ
ォーマット形式の書込処理については実行することはな
い。
【0071】図29及び図30に、本発明のマルチメデ
ィアデータ書込装置2の実行する処理フローの全体構成
を図示する。この処理フローに示すように、本発明のマ
ルチメディアデータ書込装置2は、TOC書込手段21
3を使って、TOCとボリュームファイルとをCDーR
OM1aに書き込むと、メディアデータの書込要求の発
行が続いているのか、メディアデータの書込終了が発行
されたのかを判断する。
【0072】この判断処理により、テキストデータの書
込要求が発行されたことを判断するときには、テキスト
データ書込手段214を使って、テキスト入力回路20
4の入力するテキストデータをCDーROM1aに書き
込む。
【0073】一方、音声データの書込要求が発行された
ことを判断するときには、音声データ生成手段212を
使って、書き込み対象となる音声データを生成してか
ら、画像/音声データ書込手段215を使って、生成し
た音声データをCDーROM1aに書き込む。
【0074】一方、動画/静止画データの書込要求が発
行されたことを判断するときには、画像データ生成手段
211を使って、書き込み対象となる画像データを生成
してから、画像/音声データ書込手段215を使って、
生成した画像データをCDーROM1aに書き込む。
【0075】一方、動画/静止画データと音声データの
両方の書込要求が発行されたことを判断するときには、
画像データ生成手段211を使って、書き込み対象とな
る画像データを生成するとともに、音声データ生成手段
212を使って、書き込み対象となる音声データを生成
してから、画像/音声データ書込手段215を使って、
生成した画像データと音声データとをCDーROM1a
に書き込む。
【0076】そして、メディアデータの書込終了が発行
されたことを判断するときには、音声データや動画デー
タや静止画データが第2のフォーマット形式でCDーR
OM1aに書き込まれたのか否かを判断して、第2のフ
ォーマット形式で書き込まれないことを判断するときに
は処理を終了し、第2のフォーマット形式で書き込まれ
たことを判断するときには、発生頻度テーブル生成手段
216を使用して、発生頻度テーブル61を生成してC
DーROM1aに書き込むとともに、次出現場所テーブ
ル手段217を使用して、次出現場所テーブル62を生
成してCDーROM1aに書き込んでから処理を終了す
る。
【0077】なお、この処理フローでは、CDーROM
1aに書き込むときに、メディアデータを生成する構成
を示したが、予め生成されていて二次記憶装置207に
格納されている場合もある。
【0078】このように、本発明のマルチメディアデー
タ書込装置2は、書込対象のメディアデータを生成する
と、それに開始文字40等の情報を付加してから、メデ
ィア種別による区分けをせずにマルチメディアデータ記
憶媒体1のトラックに連続的に書き込むことで、図2や
図6や図8や図10や図12に示したデータ構造を持つ
本発明のマルチメディアデータ記憶媒体1を作成するの
である。
【0079】次に、本発明のマルチメディアデータ記憶
媒体1に記録されるメディアデータを再生する本発明の
マルチメディアデータ再生装置3について説明する。図
31に、本発明のマルチメディアデータ再生装置3の装
置構成を図示する。この図に示すように、本発明のマル
チメディアデータ再生装置3は、ディスプレイ300
と、スピーカ301と、モード設定部302と、コント
ローラ303と、開始文字検出/次アドレス抽出部30
4と、データ分離部305と、テキスト表示部306
と、動画/静止画表示部307と、音声発生部308
と、MIX部309とを備える。なお、図中の太線はデ
ータの流れ、細線は制御の流れを示している。
【0080】ここで、本発明のマルチメディアデータ再
生装置3の持つ機能は具体的にはプログラムで実現され
るものであり、このプログラムは媒体から提供され、マ
ルチメディアデータ再生装置3にインストールされてメ
モリ上で動作することで、本発明を実現することにな
る。
【0081】このモード設定部302は、CDーROM
1aに記録されるメディアデータのどの部分を再生する
のかとか、メディアデータが第1のフォーマット形式で
記録されているのか、あるいは、第2のフォーマット形
式で記録されているのか、あるいは、本発明以外の標準
形式で記録されているのかといったようなモード情報の
設定処理を実行する。なお、モード情報の内、CDーR
OM1aの先頭に記録されているものがある場合には、
それを読み取ることで知ることができるので、モード設
定部302は、それを除いたモード情報を設定すること
がある。
【0082】コントローラ303は、CDーROM1a
からメディアデータを読み出す処理を実行する。開始文
字検出/次アドレス抽出部304は、コントローラ30
3の読み出したメディアデータの持つ開始文字40やポ
インタ情報42を検出し、その開始文字40の検出結果
に従って、読み出されたメディアデータがテキストデー
タであることを判断するときには、それをテキスト表示
部306に渡し、動画データや静止画データや音声デー
タであることを判断するときには、それをデータ分離部
305に渡すとともに、ポインタ情報42が設定されて
いるときには、コントローラ303に対して次のメディ
アデータの読出位置を指示する。
【0083】データ分離部305は、開始文字検出/次
アドレス抽出部304からの通知に従って、開始文字検
出/次アドレス抽出部304から受け取るメディアデー
タの種別を判断して、それが動画データや静止画データ
であるときには、それを動画/静止画表示部307に渡
し、それが音声データであるときには、それを音声発生
部308に渡す処理を実行する。
【0084】テキスト表示部306は、開始文字検出/
次アドレス抽出部304から受け取るテキストデータを
ディスプレイ300に表示できるようにする処理を実行
する。
【0085】動画/静止画表示部307は、開始文字検
出/次アドレス抽出部304から受け取る符号化された
動画データや静止画データを復元して、ディスプレイ3
00に表示する。
【0086】音声発生部308は、開始文字検出/次ア
ドレス抽出部304から受け取る符号化された音声デー
タを復元して、スピーカ301に出力する。MIX部3
09は、テキスト表示部306の出力するテキストデー
タと、動画/静止画表示部307の出力する動画データ
/静止画データとを合成してディスプレイ300に出力
する。
【0087】次に、このように構成される本発明のマル
チメディアデータ再生装置3の実行するメディアデータ
の再生処理について説明する。本発明のマルチメディア
データ再生装置3では、再生動作に入ると、モード設定
部302は、ユーザと対話することなどにより、再生に
必要となるモード情報を設定してコントローラ303に
通知するとともに、コントローラ303に対して再生要
求を発行する。
【0088】この再生要求とモード情報とを受け取る
と、コントローラ303は、開始文字検出/次アドレス
抽出部304とデータ分離部305とに対して、設定さ
れたモード情報と再生開始信号とを通知し、これを受け
て、開始文字検出/次アドレス抽出部304とデータ分
離部305とは、再生開始待ち状態に入る。
【0089】そして、コントローラ303は、通知され
たモード情報に従って、CDーROM1aのTOC及び
ボリュームファイルを読み取り、モード情報で指定され
る読取開始アドレスを指定して、CDーROM1aに対
してデータ読出要求を発行することで、CDーROM1
2aからメディアデータを読み出す。
【0090】このようにして、CDーROM12aから
メディアデータが読み出されると、開始文字検出/次ア
ドレス抽出部304は、そのメディアデータの先頭に付
加される開始文字40を検出し、その検出結果に従っ
て、そのメディアデータがテキストデータであることを
判断するときには、そのテキストデータをテキスト表示
部306に送出することでディスプレイ300に表示す
る。
【0091】一方、その検出結果に従って、そのメディ
アデータが音声データや動画データや静止画データであ
ることを判断するときには、データ種別を通知しつつ、
そのメディアデータをデータ分離部305に送出する。
ここで、開始文字検出/次アドレス抽出部304は、メ
ディアデータにデータ長41が付加されている場合に
は、それを利用してメディアデータを切り出していくこ
とになる。
【0092】データ分離部305は、開始文字検出/次
アドレス抽出部304からメディアデータを受け取る
と、通知されるデータ種別に従ってそれが音声データで
あることを判断するときには、その音声データを音声発
生部308に送出することでスピーカ301に出力す
る。一方、それが動画データや静止画データであること
を判断するときには、その動画データや静止画データを
動画/静止画表示部307に送出することでディスプレ
イ300に表示する。
【0093】このとき、MIX部309は、モード情報
等の指示に従って、テキスト表示部306から送られて
くるテキストデータを消して、動画/静止画表示部30
7から送られてくる動画データや静止画データのみを表
示するように処理することもある。
【0094】この再生処理のときに、モード情報に従っ
て、CDーROM1aに記録されるメディアデータの全
てを再生していくようにとの指示がある場合には、コン
トローラ303は、CDーROM1aに記録されるメデ
ィアデータを連続的に読み出し、開始文字検出/次アド
レス抽出部304は、その読み出されるメディアデータ
の全てを再生対象として処理していくことになる。
【0095】一方、モード情報に従って、CDーROM
1aに記録される特定のメディア種別(複数のこともあ
る)のメディアデータのみを再生していくようにとの指
示がある場合には、開始文字検出/次アドレス抽出部3
04は、再生したメディアデータの持つポインタ情報4
2に従って、次の再生対象のメディアデータの記録位置
を検出し、これを受けて、コントローラ303は、その
記録位置に記録されるメディアデータを読み出していく
ことになる。
【0096】このように、本発明のマルチメディアデー
タ再生装置3は、マルチメディアデータ記憶媒体1のト
ラック間を飛び回らずに複数種類のメディアデータをシ
ーケンス的に再生できるようになることから、再生の際
のオーバーヘッドを削減できるようになって、複数種類
のメディアデータを簡単に再生できるようになる。
【0097】次に、図3に示した記録例(図2に示した
第1のフォーマット形式の記録例)に従って、マルチメ
ディアデータ記憶媒体1に記録されるメディアデータの
再生処理の具体的な一例について説明する。
【0098】コントローラ303は、モード情報に従っ
てCDーROM12aに記録されるメディアデータが図
2に示したフォーマット形式に従うものであることを検
出すると、開始文字検出/次アドレス抽出部304とデ
ータ分離部305にそれを通知しつつ起動を指示してか
ら、CDーROM1aからのメディアデータの読み出し
を開始する。
【0099】開始文字検出/次アドレス抽出部304
は、CDーROM1aから読み出されるデータを受け取
ると、それがテキストデータであるのか開始文字40で
あるのかをチェックして、テキストデータであることを
検出するときには、そのテキストデータをテキスト表示
部306に送出することでディスプレイ300に表示す
る。この処理に従って、「ある日、日当たりの良い日に
犬が散歩した。」というテキストデータがディスプレイ
300に表示されることになる。
【0100】続いて、開始文字検出/次アドレス抽出部
304は、音声データの開始文字40である「X’F
F’」の出現を検出すると、それに続いて読み出される
メディアデータが音声データであることを判断して、デ
ータ分離部305に対して、その「X’FF’」と音声
データを送出し、これ受けて、データ分離部305は、
その音声データを音声発生部308に送出することでス
ピーカ301に出力する。この処理に従って、「ワンワ
ン愉快な気分」の音声データがスピーカ305から出力
されることになる。
【0101】続いて、開始文字検出/次アドレス抽出部
304は、動画データの開始文字40である「X’F
E’」の出現を検出すると、それに続いて読み出される
メディアデータが動画データであることを判断して、デ
ータ分離部305に対して、その「X’FF’」と動画
データを送出し、これ受けて、データ分離部305は、
その動画データを動画/静止画表示部307に送出する
ことでディスプレイ300に表示する。この処理に従っ
て、「犬が散歩する様子」の動画データがディスプレイ
300に表示されることになる。
【0102】以下同様して、図3に示した記録例のメデ
ィアデータが再生されていくことになる。なお、CDー
ROM1aに記録されるメディアデータが図2に示した
フォーマット形式に従うものであることがCDーROM
1aに記録される場合には、開始文字検出/次アドレス
抽出部304が、CDーROM1aから読み出されるデ
ータを参照することでこれを検出することになる。
【0103】次に、図9に示した記録例(図8に示した
第1のフォーマット形式の記録例)に従って、マルチメ
ディアデータ記憶媒体1に記録されるメディアデータの
再生処理の具体的な一例について説明する。ここでは、
CDーROM1aに記録されるメディアデータの内の音
声データのみを再生していくようにとの指示があること
を想定している。
【0104】コントローラ303は、モード情報に従っ
てCDーROM12aに記録されるメディアデータが図
8に示したフォーマット形式に従うものであることを検
出し、モード情報に従って音声データのみを再生してい
く指示であることを検出すると、開始文字検出/次アド
レス抽出部304とデータ分離部305にそれを通知し
つつ起動を指示してから、CDーROM1aからのメデ
ィアデータの読み出しを開始する。
【0105】開始文字検出/次アドレス抽出部304
は、CDーROM1aから読み出されるデータを受け取
ると、音声データの開始文字40である「X’FF’」
に従って最初の音声データを探し、その「X’FF’」
と、それに続いて読み出される音声データとをデータ分
離部305に送出し、これ受けて、データ分離部305
は、その音声データを音声発生部308に送出すること
でスピーカ301に出力する。この処理に従って、「ワ
ンワン愉快な気分」の音声データがスピーカ305から
出力されることになる。
【0106】続いて、開始文字検出/次アドレス抽出部
304は、読み出した音声データの最後に付加されるポ
インタ情報42に従って、次の音声データの記録位置を
検出し、それをコントローラ303に通知する。これを
受けて、コントローラ303は、CDーROM1aから
その通知される記録位置に記録されるメディアデータを
読み出す。
【0107】開始文字検出/次アドレス抽出部304
は、CDーROM1aから読み出されるデータを受け取
ると、音声データの開始文字40である「X’FF’」
に従って音声データであることを確認すると、「X’F
F’」と、それに続いて読み出される音声データとをデ
ータ分離部305に送出し、これ受けて、データ分離部
305は、その音声データを音声発生部308に送出す
ることでスピーカ301に出力する。この処理に従っ
て、「ワンワン愉快愉快」の音声データがスピーカ30
5から出力されることになる。
【0108】以下同様して、図9に示した記録例のメデ
ィアデータの内の音声データのみが再生されていくこと
になる。なお、CDーROM12aに記録されるメディ
アデータが図8に示したフォーマット形式に従うもので
あることがCDーROM1aに記録される場合には、開
始文字検出/次アドレス抽出部304が、CDーROM
1aから読み出されるデータを参照することでこれを検
出することになる。
【0109】次に、図32に示す第2のフォーマット形
式での記録例に従って、マルチメディアデータ記憶媒体
1に記録されるメディアデータの再生処理の具体的な一
例について説明する。ここでは、CDーROM1aに記
録されるメディアデータの内の音声データ及び動画デー
タのみを再生していくようにとの指示があることを想定
している。また、ポインタ情報42には何も登録されて
いないことを想定している。
【0110】コントローラ303は、モード情報に従っ
て音声データ及び動画データのみを再生していく指示で
あることを検出すると、開始文字検出/次アドレス抽出
部304とデータ分離部305にそれを通知しつつ起動
を指示してから、CDーROM1aからのメディアデー
タの読み出しを開始する。
【0111】開始文字検出/次アドレス抽出部304
は、CDーROM1aから読み出されるデータを受け取
ると、その先頭に、第2のフォーマット形式に従う旨が
記録されているので、それを参照することで、メディア
データが第2のフォーマット形式で記録されていること
を判断するとともに、その旨をデータ分離部305に通
知する。
【0112】続いて、開始文字検出/次アドレス抽出部
304は、音声データの開始文字40である「X’F
F’」か、動画データの開始文字40である「X’F
E’」に従って音声データか動画データを探し、それを
探すと、第2のフォーマット形式に特有なタグ情報51
等を取り除きつつ、その探した出したメディアデータを
抽出して、その開始文字40とその抽出したメディアデ
ータとをデータ分離部305に送出し、これを受けて、
データ分離部305は、音声データが送られてくるとき
には、その音声データを音声発生部308に送出するこ
とでスピーカ301に出力し、動画データが送られてく
るときには、その動画データを動画/静止画表示部30
7に送出することでディスプレイ300に表示する。
【0113】以下、開始文字検出/次アドレス抽出部3
04とデータ分離部305とは、この処理を繰り返して
いくことで、音声データ及び動画データのみを再生す
る。図32に示す記録例で説明するならば、CDーRO
M1aからデータが読み出されると、開始文字検出/次
アドレス抽出部304は、音声データの開始文字40に
従って最初の音声データを探し、第2のフォーマット形
式に特有なタグ情報51等を取り除きつつ、その探した
出した音声データを抽出して、音声データの開始文字4
0とその抽出した音声データとをデータ分離部305に
送出し、これを受けて、データ分離部305は、その音
声データを音声発生部308に送出することでスピーカ
301に出力する。この処理に従って、「ワンワン愉快
な気分」の音声データがスピーカ305から出力される
ことになる。
【0114】続いて、開始文字検出/次アドレス抽出部
304は、動画データの開始文字40に従って次の動画
データを探し、第2のフォーマット形式に特有なタグ情
報51等を取り除きつつ、その探した出した動画データ
を抽出して、動画データの開始文字40とその抽出した
動画データとをデータ分離部305に送出し、これを受
けて、データ分離部305は、その動画データを動画/
静止画表示部307に送出することでディスプレイ30
0に表示する。この処理に従って、「犬が散歩する様
子」の動画データがディスプレイ300に表示されるこ
とになる。
【0115】以下同様して、図31に示した記録例のメ
ディアデータの内の音声データ及び動画データのみが再
生されていくことになる。なお、CDーROM12aに
記録されるメディアデータが第2のフォーマット形式に
従うものであることがCDーROM1aに記録されてい
ない場合には、開始文字検出/次アドレス抽出部304
は、コントローラ303から通知されるモード情報に従
ってこれを検出することになる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数種類のデータをトラック毎に区分けせずにデータ記
憶媒体に記録できるようになるとともに、そのデータ記
憶媒体に記録される複数種類のデータを再生できるよう
になる。
【0117】これから、異なる種類のデータを好きに集
めて記録できるようになるとともに、複雑な制御を強い
られることなく記録できるようになることから、データ
記憶媒体としてのCDーROM等を簡単に作成できるよ
うになる。
【0118】そして、データ記憶媒体のトラック間を飛
び回らずに複数種類のデータをシーケンス的に再生でき
るようになることから、再生の際のオーバーヘッドを削
減できるようになって、複数種類のデータを簡単に再生
できるようになる。
【0119】このような本発明の効果は、マルチメディ
アデータを処理対象とする場合に、特に大きなものとな
る。そして、本発明によれば、TOCが不要となるの
で、TOCの情報と実際のデータの格納位置とがずれる
ということがなくなり、CDーROM等への書き込みに
失敗するということもなくなって、廃棄すべきCDーR
OM等を沢山作ってしまうという不都合もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の一実
施例である。
【図3】図2の実施例に従う場合の記録例である。
【図4】記録データの一例である。
【図5】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の説明
図である。
【図6】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の他の
実施例である。
【図7】図6の実施例に従う場合の記録例である。
【図8】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の他の
実施例である。
【図9】図8の実施例に従う場合の記録例である。
【図10】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の他
の実施例である。
【図11】図10の実施例に従う場合の記録例である。
【図12】本発明のマルチメディアデータ記憶媒体の他
の実施例である。
【図13】図12の実施例に従う場合の記録例である。
【図14】テキストデータの記録説明図である。
【図15】第2のフォーマット形式の説明図である。
【図16】音声データの記録形式の一例である。
【図17】音声データの検索処理の説明図である。
【図18】発生頻度テーブルの説明図である。
【図19】次出現場所テーブルの説明図である。
【図20】ヘッダ情報の一実施例である。
【図21】本発明のマルチメディアデータ書込装置の装
置構成図である。
【図22】発生頻度テーブル生成手段の処理フローであ
る。
【図23】次出現場所テーブル生成手段の処理フローで
ある。
【図24】画像データ生成手段の処理フローである。
【図25】音声データ生成手段の処理フローである。
【図26】TOC書込手段の処理フローである。
【図27】テキストデータ書込手段の処理フローであ
る。
【図28】画像/音声データ書込手段の処理フローであ
る。
【図29】本発明のマルチメディアデータ書込装置の処
理フローである。
【図30】本発明のマルチメディアデータ書込装置の処
理フローである。
【図31】本発明のマルチメディアデータ再生装置の装
置構成図である。
【図32】第2のフォーマット形式での記録例である。
【図33】記憶媒体の構成図である。
【図34】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 マルチメディアデータ記憶媒体 2 マルチメディアデータ書込装置 3 マルチメディアデータ再生装置 10 メディアデータ 11 識別符号 12 データ長 13 ポインタ情報 20 生成手段 21 作成手段 22 設定手段 23 検出手段 24 書込手段 30 再生手段 31 読出手段 32 判断手段 33 指示手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックを備え、該トラックにデータが
    記録されるデータ記憶媒体であって、 再生される順序で特定種別のデータが上記トラックに記
    録され、該特定種別データ内に続くデータの再生方法を
    変えることを示すための識別符号が記録されていること
    を、 特徴とするデータ記憶媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ記憶媒体におい
    て、 同じ再生方法をとる次のデータへのポインタ情報が記録
    されていることを、 特徴とするデータ記憶媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータ記憶媒体に
    おいて、 識別符号により示される再生方法をとるデータのデータ
    長が記録されていることを、 特徴とするデータ記憶媒体。
  4. 【請求項4】 記憶媒体のトラックにデータを書き込む
    データ書込装置であって、 データの再生方法を示し、該再生方法に対応する識別符
    号を作成する作成手段と、 特定種別のデータとしてデータを生成する生成手段と、 上記生成手段の生成するデータの先頭に、その再生方法
    を示す上記作成手段により作成された識別符号を付加し
    つつ、再生される順序に連続して記憶媒体のトラックに
    書き込む書込手段とを備えることを、 特徴とするデータ書込装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ書込装置におい
    て、 生成手段の生成するデータに対して、同じ再生方法をと
    る次データへのポインタ情報を設定する設定手段を備
    え、 書込手段は、上記設定手段の設定するポインタ情報をデ
    ータと対応をとりつつ記憶媒体に書き込むことを、 特徴とするデータ書込装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のデータ書込装置に
    おいて、 生成手段の生成するデータのデータ長を検出する検出手
    段を備え、 書込手段は、上記検出手段の検出するデータ長を識別符
    号と対応をとりつつ記憶媒体に書き込むことを、 特徴とするデータ書込装置。
  7. 【請求項7】 記憶媒体のトラックに記録されたデータ
    を読み出し、該データを再生するデータ再生装置であっ
    て、 上記記憶媒体のトラックには再生される順序で特定種別
    のデータが上記トラックに記録され、該特定種別データ
    内に続くデータの再生方法を変えることを示すための識
    別符号が記録されており、 上記識別符号に対応する再生方法でデータを再生する再
    生手段と、 上記記憶媒体から連続的にデータを読み出す読出手段
    と、 上記読出手段が識別符号を読み出すときに、該識別符号
    の種別を判断する判断手段と、 上記判断手段の判断する識別符号の種別に対応する再生
    手段に対し、該識別符号に続けて上記読出手段の読み出
    すデータの再生を指示する指示手段とを備えることを、 特徴とするデータ再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ再生装置におい
    て、 指示手段は、識別符号により指定されるものについての
    みデータの再生を指示することを、 特徴とするデータ再生装置。
  9. 【請求項9】 記憶媒体のトラックに記録されたデータ
    を読み出し、該データを再生するデータ再生装置であっ
    て、 上記記憶媒体のトラックには再生される順序で特定種別
    のデータが上記トラックに記録され、該特定種別データ
    内に続くデータの再生方法を変えることを示すための識
    別符号が記録され、同じ再生方法をとる次データへのポ
    インタ情報が記録されており、 上記識別符号に対応する再生方法でデータを再生する再
    生手段と、 上記記憶媒体から上記ポインタ情報を辿りつつデータを
    連続的に読み出す読出手段と、 上記読出手段が識別符号を読み出すときに、該識別符号
    の種別を判断する判断手段と、 上記判断手段の判断する識別符号の種別に対応する再生
    手段に対して、該識別符号に続けて上記読出手段の読み
    出すデータの再生を指示する指示手段とを備えること
    を、 特徴とするデータ再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデータ再生装置におい
    て、 読出手段は、ポインタ情報の内の一部の種別が指定され
    るときには、その指定されるものを辿りつつデータを連
    続的に読み出すことを、 特徴とするデータ再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項7、8、9又は10記載のデー
    タ再生装置において、 読出手段は、記憶媒体が識別符号に対応付けてデータの
    データ長を記録する構成を採るときには、該データ長を
    参照しつつデータを読み出すことを、 特徴とするデータ再生装置。
  12. 【請求項12】 記憶媒体のトラックにデータを書き込
    むデータ書込装置の実現に用いられるプログラムを記憶
    するプログラム記憶媒体であって、 データの再生方法を示し、該再生方法に対応する識別符
    号を作成する作成手段と、 特定種別のデータとしてデータを生成する生成手段と、 上記生成手段の生成するデータの先頭に、その再生方法
    を示す上記作成手段により作成された識別符号を付加し
    つつ、再生される順序に連続して記憶媒体のトラックに
    書き込む書込手段とを実現するプログラムを記憶するこ
    とを、 特徴とするプログラム記憶媒体。
  13. 【請求項13】 記憶媒体のトラックに記録されたデー
    タを読み出し、該データを再生するデータ再生装置の実
    現に用いられるプログラムを記憶するプログラム記憶媒
    体であって、 上記記憶媒体のトラックには再生される順序で特定種別
    のデータが上記トラックに記録され、該特定種別データ
    内に続くデータの再生方法を変えることを示すための識
    別符号が記録されているときに、該識別符号に対応する
    再生方法でデータを再生する再生手段と、 上記記憶媒体から連続的にデータを読み出す読出手段
    と、 上記読出手段が識別符号を読み出すときに、該識別符号
    の種別を判断する判断手段と、 上記判断手段の判断する識別符号の種別に対応する再生
    手段に対し、該識別符号に続けて上記読出手段の読み出
    すデータの再生を指示する指示手段とを実現するプログ
    ラムを記憶することを、 特徴とするプログラム記憶媒体。
  14. 【請求項14】 記憶媒体のトラックに記録されたデー
    タを読み出し、該データを再生するデータ再生装置の実
    現に用いられるプログラムを記憶するプログラム記憶媒
    体であって、 上記記憶媒体のトラックには再生される順序で特定種別
    のデータが上記トラックに記録され、該特定種別データ
    内に続くデータの再生方法を変えることを示すための識
    別符号が記録され、同じ再生方法をとる次データへのポ
    インタ情報が記録されているときに、該識別符号に対応
    する再生方法でデータを再生する再生手段と、 上記記憶媒体から上記ポインタ情報を辿りつつデータを
    連続的に読み出す読出手段と、 上記読出手段が識別符号を読み出すときに、該識別符号
    の種別を判断する判断手段と、 上記判断手段の判断する識別符号の種別に対応する再生
    手段に対して、該識別符号に続けて上記読出手段の読み
    出すデータの再生を指示する指示手段とを実現するプロ
    グラムを記憶することを、 特徴とするプログラム記憶媒体。
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