JPH10115709A - カラーフィルター用赤ペースト、および、それを使用したカラーフィルター、液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルター用赤ペースト、および、それを使用したカラーフィルター、液晶表示装置

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JPH10115709A
JPH10115709A JP22481097A JP22481097A JPH10115709A JP H10115709 A JPH10115709 A JP H10115709A JP 22481097 A JP22481097 A JP 22481097A JP 22481097 A JP22481097 A JP 22481097A JP H10115709 A JPH10115709 A JP H10115709A
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red
pigment
color filter
paste
orange
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JP22481097A
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Masahiro Yoshioka
正裕 吉岡
Masuichi Eguchi
益市 江口
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックライトの輝線を有効利用して、高透過率
と高色純度を両立させた赤色フィルタを得る。 【解決手段】顔料と、ポリマと、溶剤とを主成分とする
カラーフィルター用赤ペーストにおいて、該顔料とし
て、赤色顔料と橙色顔料を主成分として使用したことを
特徴とするカラーフィルター用赤ペースト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルター
用赤ペースト、および、それを使用したカラーフィルタ
ー、および、液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示装置などに使用されるカ
ラーフィルターの製法は、顔料分散法が主流となってい
る。顔料分散法には、感光アクリル法、非感光ポリイミ
ド法などがある。
【0003】顔料分散法カラーフィルターの製造に使用
されるカラーペーストの一例として、ポリアミック酸の
溶液に顔料を分散したカラーぺースト(非感光ポリイミ
ド法)を取り上げ説明する(たとえば特開昭60−18
4202号公報、特開昭60−184203号公報、特
開昭61−180203号公報)。
【0004】ポリアミック酸の溶液に顔料を分散したカ
ラーぺーストを使用したカラーフィルターの製造は、た
とえば特開昭60−247603号公報や特開昭61−
77804号公報に示されている、次のような工程によ
り行なわれる。まず、カラーぺースト(たとえば赤色)
を基板上に塗布した後、乾燥してポリイミド前駆体着色
被膜を形成する。ポリイミド前駆体着色被膜上にポジ型
フォトレジストを塗布し、フォトレジスト被膜を形成す
る。該フォトレジスト被膜上にマスクを置き、露光装置
を用いて紫外線を照射する。露光後、ポジ型フォトレジ
スト用アルカリ現像液により、フォトレジスト被膜とポ
リイミド前駆体着色被膜のエッチングを同時に行う。エ
ッチング後、不要となったフォトレジスト被膜を剥離す
る。その後、加熱処理することによって、ポリイミド前
駆体をポリイミドに変換する。このようにして、1色の
ポリイミド着色被膜のパターンを基板上に形成した後、
その上に別な色(たとえば緑色)のカラーぺーストを塗
布し、同様の工程を経て、2色のポリイミド着色被膜の
パターンを基板上に形成する。これをもう一度繰り返す
と、赤、緑、青の3色のポリイミド着色被膜のパターン
が得られる。
【0005】このようにして使用される顔料分散法カラ
ーフィルター用カラーペーストの中で、赤色フィルター
用のペースト、すなわち、赤ペーストには、顔料として
赤色顔料と黄色顔料が使用されてきた。
【0006】黄色顔料は、赤色顔料の400nm〜50
0nm付近の光透過を抑え、カラーフィルターとして要
求される色特性を満たすために使用されている。
【0007】しかしながら、従来のカラーフィルター用
赤ペーストにおいては、感光アクリル法であろうと、非
感光ポリイミド法であろうと、液晶表示装置に要求され
る色特性を満足させる高透過率と高色純度を両立させた
赤色フィルターを与えることは困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の欠点に鑑み創案されたもので、その目的とすると
ころは、液晶表示装置のバックライトの輝線を有効に利
用することにより、高透過率と高色純度を両立した赤色
フィルターを与えるカラーフィルター用赤ペーストを提
供せんとすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成をとる。
【0010】(1)顔料と、ポリマと、溶剤とを主成分
とするカラーフィルター用赤ペーストにおいて、該顔料
として、赤色顔料と橙色顔料を主成分として使用するこ
とを特徴とするカラーフィルター用赤ペースト。
【0011】(2)赤色フィルタの透過スペクトルが、
550nm〜600nmに肩を有することを特徴とする
カラーフィルター。
【0012】(3)赤色フィルタの透過スペクトルの5
60nmの透過率が、該スペクトルの520nmの透過
率より大きいことを特徴とするカラーフィルター。
【0013】(4)赤色フィルタの透過スペクトルの5
60nmの透過率が、該スペクトルの520nmの透過
率より、2倍以上大きいことを特徴とするカラーフィル
ター。
【0014】(5)赤色フィルタの透過スペクトルの2
回微分曲線が、540nm〜560nmの間に極大値を
もつことを特徴とするカラーフィルター。
【0015】
【発明の実施の形態】以上、説明した構成は、顔料分散
法全般、すなわち、感光アクリル法、非感光ポリイミド
法などによらず、有効なものである。
【0016】次に、本発明の構成要素について説明す
る。
【0017】本発明においては、赤色顔料と橙色顔料と
を主成分とすることにより、目的とする赤色を達成す
る。この場合、主成分とは、赤色顔料と橙色顔料とを合
わせた合計の重量比率が、ペースト中の全顔料の少なく
とも50%以上、好ましくは70%以上、より好ましく
は90%以上を占めることを意味する。
【0018】橙色顔料を使用する意味は、(1)赤色顔
料の400nm〜500nmの光透過を抑える、(2)
顔料中の赤色顔料の割合を減少させて、600nm〜6
10nmにおける光透過率を向上させる、(3)550
nm〜600nmの透過率を上げることにある。これに
より、液晶表示装置のバックライトを有効に利用して、
高透過率と高色純度を両立した赤色フィルタを得ること
が可能となる。図5には、バックライトに使用されてい
る蛍光ランプに近い分光分布を有する3波長域発光形蛍
光ランプ(F10)の放射エネルギー曲線を示すが、前
記の(2)により、610nmの輝線を、(3)によ
り、585nmの輝線を最大限に有効利用して、高透過
率と高色純度を両立することが可能となる。
【0019】一方、従来の顔料分散法赤ペーストでは、
顔料として赤色顔料と黄色顔料を使用しているため、5
85nmのバックライト輝線を有効に利用することが困
難であった。この事情については、実施例の項に詳しく
記載する。
【0020】前記(1)、(2)、(3)を達成するた
め、本発明のカラーフィルター用赤ペーストにおいて
は、全顔料中の、橙色顔料の重量比率が、赤色顔料の重
量比率より大きいことが好ましい。具体的な数字で示す
と、本発明のカラーフィルター用赤ペーストにおいて
は、全顔料中の、橙色顔料の重量比率が50〜80%、
赤色顔料の重量比率が20〜50%であることが好まし
い。
【0021】本発明のカラーフィルター用赤ペーストに
用いられる赤色顔料および橙色顔料には特に制限はない
が、耐光性、耐熱性、耐薬品性に優れたものが好まし
い。代表的な顔料の具体的な例をカラーインデックス
(C.I.)ネームで示す。赤色顔料の例としてはC.
I.ピグメントレッド9、97、122、123、14
4、149、166、168、177、180、19
2、215、216、224、254などが挙げられ
る。橙色顔料の例としてはC.I.ピグメントオレンジ
13、31、36、38、40、42、43、51、5
5、59、61、64、65、71などが挙げられる。
さらに、本発明のカラーフィルター用赤ペーストには、
黄色顔料を使用することが可能であり、黄色顔料の例と
してはC.I.ピグメントイエロー17、20、24、
83、86、93、94、109、110、117、1
25、137、138、139、147、148、15
3、154、166、173、185などが挙げられ
る。本発明ではこれらに限定されずに種々の顔料を使用
することができる。なお、好適に使用できる顔料には、
ロジン処理、酸性基処理、塩基性処理などの表面処理が
施されているものが含まれる。
【0022】しかしながら、本発明のカラーフィルター
用赤ペーストにおいては、分散性、耐熱性などの観点か
ら、橙色顔料としては、ナフトール系、あるいは、ジケ
トピロロピロール系のものを使用することが好ましい。
その中でも、ナフトール系については、C.I.ピグメ
ントオレンジ38を、ジケトピロロピロール系について
は、C.I.ピグメントオレンジ71を使用すること
が、入手の容易性などの観点から、より好ましい。
【0023】本発明のカラーフィルター用赤ペーストに
おいては、ポリマとして、アクリル系、エポキシ系など
の透明樹脂を使用することができるが、塗膜の耐熱性、
耐光性、耐溶剤性からみて、ポリマとしては、ポリアミ
ック酸を使用することが好ましい。
【0024】ポリアミック酸は、テトラカルボン酸二無
水物とジアミンを反応させることにより得ることができ
る。
【0025】本発明におけるポリアミック酸の合成に
は、テトラカルボン酸二無水物として、たとえば、脂肪
族系または脂環式系のものを用いることができ、その具
体的な例として、1,2,3,4−シクロブタンテトラ
カルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロペンタン
テトラカルボン酸二無水物、1,2,3,5−シクロペ
ンタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,4,5−ビ
シクロヘキセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,
4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物、
1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−(テ
トラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフ
ト[1,2−C]フラン−1,3−ジオンなどが挙げら
れる。また、芳香族系のものを用いると、耐熱性の良好
な膜に変換しうるポリアミック酸を得ることができ、そ
の具体的な例として、3,3´,4,4´−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水
物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無
水物、3,3´,4,4´−ジフェニルスルホンテトラ
カルボン酸二無水物、4,4´−オキシジフタル酸無水
物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン
酸二無水物、3,3”,4,4”−パラターフェニルテ
トラカルボン酸二無水物、3,3”,4,4”−メタタ
ーフェニルテトラカルボン酸二無水物が挙げられる。ま
た、フッ素系のものを用いると、短波長領域での透明性
が良好な膜に変換しうるポリアミック酸を得ることがで
き、その具体的な例として、4,4´−(ヘキサフルオ
ロイソプロピリデン)ジフタル酸無水物などが挙げられ
る。なお、本発明は、これらに限定されずにテトラカル
ボン酸二無水物が1種または2種以上用いられる。
【0026】また、本発明におけるポリアミック酸の合
成には、ジアミンとして、たとえば、脂肪族系または脂
環式系のものを用いることができ、その具体的な例とし
て、エチレンジアミン、1,3−ジアミノシクロヘキサ
ン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、4,4´−ジア
ミノ−3,3´−ジメチルジシクロヘキシルメタン、
4,4´−ジアミノ−3,3´−ジメチルジシクロヘキ
シルなどが挙げられる。また、芳香族系のものを用いる
と、耐熱性の良好な膜に変換しうるポリアミック酸を得
ることができ、その具体的な例として、4,4´−ジア
ミノジフェニルエーテル、3,4´−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4´−ジアミノジフェニルメタン、
3,3´−ジアミノジフェニルメタン、4,4´−ジア
ミノジフェニルスルホン、3,3´−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4,4´−ジアミノジフェニルサルファイ
ド、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミ
ン、2,4−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノトル
エン、2,6−ジアミノトルエン、ベンジジン、3,3
´−ジメチルベンジジン、3,3´−ジメトキシベンジ
ジン、o−トリジン、4,4”−ジアミノターフェニ
ル、1,5−ジアミノナフタレン、3,3´−ジメチル
−4,4´−ジアミノジフェニルメタン、4,4´−ビ
ス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、2,2−ビス
[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、
ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エ−テ
ル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ス
ルホン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル]スルホンなどが挙げられる。また、フッ素系のもの
を用いると、短波長領域での透明性が良好な膜に変換し
うるポリアミック酸を得ることができ、その具体的な例
として、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル]ヘキサフルオロプロパンなどが挙げられる。
【0027】また、ジアミンの一部として、シロキサン
ジアミンを用いると、無機基板との接着性を良好にする
ことができる。シロキサンジアミンは、通常、全ジアミ
ン中の1〜20モル%量用いる。シロキサンジアミンの
量が少なすぎれば接着性向上効果が発揮されず、多すぎ
れば耐熱性が低下する。シロキサンジアミンの具体例と
しては、ビス−3−(アミノプロピル)テトラメチルシ
ロキサンなどが挙げられる。本発明は、これに限定され
ずにジアミンが1種または2種以上用いられる。
【0028】ポリアミック酸の合成は、極性有機溶媒中
でテトラカルボン酸二無水物とジアミンを混合して反応
させることにより行うのが一般的である。この時、ジア
ミンとテトラカルボン酸二無水物の混合比により、得ら
れるポリアミック酸の重合度を調節することができる。
【0029】このほか、テトラカルボン酸ジクロライド
とジアミンを極性有機溶媒中で反応させて、その後、塩
酸と溶媒を除去することによってポリアミック酸を得る
など、ポリアミック酸を得るには種々の方法がある。し
かし、本発明はその合成法によらずにポリアミック酸に
対して適用が可能である。
【0030】次に、本発明のカラーフィルター用赤ペー
ストに使用するポリアミック酸の構造単位の繰り返し数
について述べる。ポリイミド膜の力学的特性は、分子量
が大きいほど良好であるため、ポリイミド前駆体である
ポリアミック酸の分子量も大きいことが望まれる。一
方、ポリイミド前駆体膜を湿式エッチングによりパター
ン加工を行う場合、ポリアミック酸の分子量が大きすぎ
ると、現像に要する時間が長くなりすぎるという問題が
ある。したがって、構造単位の繰り返し数の好ましい範
囲は15〜1000、より好ましくは18〜400、さ
らに好ましくは20〜100である。なお、ポリアミッ
ク酸の分子量には一般にばらつきがあるため、ここでい
う構造単位の繰り返し数の好ましい範囲とは、この範囲
の中に全ポリアミック酸の50モル%以上、好ましくは
70モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上が入
っていることを意味する。
【0031】本発明のカラーフィルター用赤ぺーストに
おいて、ポリアミック酸と顔料は、通常、重量比で1:
9〜9:1、好ましくは2:8〜8:2、より好ましく
は3:7〜7:3の範囲で混合して用いられる。ポリア
ミック酸の量が少なすぎると、着色被膜の基板との接着
性が不良となり、逆に顔料の量が少なすぎると着色度が
問題となる。また、該ペーストにおいては、塗工性、乾
燥性などの観点から、ポリアミック酸、顔料をあわせた
固形分濃度は、2〜30%、好ましくは3〜25%、さ
らに好ましくは5〜20%の範囲で使用する。
【0032】本発明のカラーフィルター用赤ペーストに
おける溶媒としては、ポリアミック酸を溶解するものを
使用することができる。具体的な例としては、N―メチ
ル―2―ピロリドン、N,N―ジメチルアセトアミド、
N,N―ジメチルホルムアミドなどのアミド系極性溶
媒、β―プロピオラクトン、γ―ブチロラクトン、γ―
バレロラクトン、δ―バレロラクトン、γ―カプロラク
トン、ε―カプロラクトンなどのラクトン類などが挙げ
られる。また、これらの溶媒とともに、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカ
ルビトール、プロピレングリコールモノエチルエーテル
などのエチレングリコールあるいはプロピレングリコー
ル誘導体、あるいは、プロピレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、アセト酢酸エチル、メチル―3―
メトキシプロピオネート、3―メチル―3―メトキシブ
チルアセテートなどの脂肪族エステル類、あるいは、エ
タノール、3―メチル―3―メトキシブタノールなどの
脂肪族アルコール類などを副溶媒として添加することも
可能である。
【0033】本発明のカラーフィルター用赤ぺーストに
は、塗布性、着色被膜の乾燥性の改良、あるいは、顔料
の分散性を良好にする目的で、本発明のカラーぺースト
に界面活性剤を添加することもできる。界面活性剤の添
加量は通常、顔料の0.001〜10重量%、好ましく
は0.01〜1重量%である。添加量が少なすぎると塗
布性、着色被膜の乾燥性の改良、あるいは顔料の分散性
の改良の効果がなく、多すぎると逆に塗膜物性が不良と
なったり、顔料の凝集が起こる。界面活性剤の具体例と
しては、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミンなどの陰
イオン界面活性剤、ステアリルアミンアセテート、ラウ
リルトリメチルアンモニウムクロライドなどの陽イオン
界面活性剤、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ラウ
リルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウム
ベタインなどの両性界面活性剤、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ソルビタンモノステアレートなどの非イオン界面活
性剤、ポリジメチルシロキサンなどを主骨格とするシリ
コーン系界面活性剤などが挙げられる。本発明では、こ
れらに限定されずに、界面活性剤が1種または2種以上
用いることができる。界面活性剤の添加は、顔料の分散
工程中またはその工程の前後のどの時点でも行うことが
できる。しかし、添加の時点により顔料の分散性が変わ
る場合があるので、注意を要する。
【0034】また、本発明のカラーフィルター用赤ぺー
ストには、顔料の分散性を改善する目的で、オリゴアミ
ック酸が含まれていてもよい。
【0035】本発明のカラーフィルター用赤ぺーストの
製造には、顔料分散液とポリアミック酸溶液とを混合す
る方法を用いることができるが、顔料分散液にポリアミ
ック酸溶液を加えたときのショックを避けるため、顔料
分散液中にポリアミック酸が含まれていてもよい。
【0036】本発明のカラーフィルターは、本発明のカ
ラーフィルター用赤ペーストを使用したことを特徴とす
るものである。
【0037】本発明のカラーフィルター用赤ぺーストを
基板上に塗布する方法としては、スピンコーター、バー
コーター、ブレードコーター、ロールコーター、ダイコ
ーター、スクリーン印刷法などで基板に塗布する方法、
基板を溶液中に浸漬する方法、溶液を基板に噴霧するな
どの種々の方法を用いることができる。基板としては通
常、ソーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラ
ス、石英ガラスなどの透明基板や、シリコン、ガリウム
−ひ素などの半導体基板などが用いられるが、特にこれ
らに限定されない。なお、基板上に該ペーストを塗布す
る場合、シランカップリング剤、アルミニウムキレート
剤、チタニウムキレート剤などの接着助剤で基板表面を
処理しておくと、着色被膜と基板の接着力を向上させる
ことができ、必要に応じて行われる。
【0038】本発明のカラーフィルター用赤ぺースト
は、液晶表示装置や撮像素子のカラーフィルターのほ
か、光学素子の遮光膜、光ファイバーのカラー被覆膜な
どに用いられる。たとえば、光ファイバーを該ぺースト
を用いて着色被膜で被覆したものは、高温下での光学セ
ンサーとして利用することができる。
【0039】本発明のカラーフィルター用赤ぺーストを
使用した、カラーフィルターの作製方法の一例を説明す
る。
【0040】該ぺーストを、前記のような方法で透明基
板上に塗布した後、風乾、加熱乾燥、真空乾燥などによ
り、ポリイミド前駆体着色被膜を形成する。加熱乾燥の
場合、オーブン、ホットプレートなどを使用し、50〜
180℃の範囲で1分〜3時間行うのが好ましい。次
に、このようにして得られたポリイミド前駆体着色被膜
に、通常の湿式エッチングによりパターンを形成する。
まず、ポリイミド前駆体着色被膜上にポジ型フォトレジ
ストを塗布し、フォトレジスト被膜を形成する。続いて
該フォトレジスト被膜上にマスクを置き、露光装置を用
いて紫外線を照射する。露光後、ポジ型フォトレジスト
用アルカリ現像液により、フォトレジスト被膜とポリイ
ミド前駆体着色被膜のエッチングを同時に行う。エッチ
ング後、不要となったフォトレジスト被膜を剥離する。
【0041】ポリイミド前駆体着色被膜は、その後、加
熱処理することによって、ポリイミド着色被膜に変換さ
れる。加熱処理は通常、空気中、窒素雰囲気中、あるい
は、真空中などで、150〜450℃、好ましくは18
0〜350℃の温度のもとで、0.5〜5時間、連続的
または段階的に行われる。
【0042】以上の工程を赤、緑、青などの3色のカラ
ーぺーストおよび必要に応じてブラックのカラーぺース
トについて行うと、液晶表示装置用カラーフィルターが
作製できる。
【0043】このようにして得られる本発明のカラーフ
ィルターにおいては、赤色フィルタの透過スペクトル
が、550nm〜600nmの間に、肩を有する曲線と
なる。これにより、液晶表示装置に使用されるバックラ
イトの輝線(図5)をより有効に利用することが可能と
なり、液晶表示装置としての明るさが増大する。さら
に、バックライトの輝線をより有効に利用することに加
えて、高色純度を保つという点からみて、赤色フィルタ
の透過スペクトルの560nmの透過率が、該スペクト
ルの520nmの透過率より大きいことが好ましい。こ
の場合、赤色フィルタの透過スペクトルの560nmの
透過率が、該スペクトルの520nmの透過率より、2
倍以上大きいと、より高色純度が達成できるため、さら
に好ましい。
【0044】また、バックライトの輝線の有効利用とい
う観点からみれば、本発明のカラーフィルターにおいて
は、赤色フィルタの透過スペクトルの2回微分曲線が、
540nm〜560nmの間に極大値をもつことが好ま
しい。
【0045】なお、透過率の測定は、カラーフィルター
を使用して行うが、カラーフィルターは、画素上の保護
膜、透明電導膜の有無にかかわらず使用することができ
る。
【0046】本発明の液晶表示装置においては、本発明
のカラーフィルターを使用することが好ましい。本発明
の液晶表示装置においては、該カラーフィルターとバッ
クライトとの組み合わせにより、色再現範囲が広く、明
るい表示を行うことが可能となる。
【0047】
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに詳しく
説明する。
【0048】なお、実施例において、透過率、色座標、
視感透過率の測定には、大塚電子製MCPD−200顕
微分光光度計を使用した。
【0049】実施例1 赤色顔料(C.I.ピグメントレッド177)と橙色顔
料(C.I.ピグメントオレンジ38)をγ−ブチロラ
クトン中で分散(赤色顔料/橙色顔料(重量比)=25
/75)した。得られた分散液に、ポリアミック酸のγ
−ブチロラクトン溶液を添加して、カラーフィルター用
赤ペーストを作成した。作成した赤ペーストを無アルカ
リガラス基板上にスピンコートし、その後加熱処理する
ことにより、ポリイミド赤色着色膜を得た。得られた赤
色着色膜の透過スペクトル(図1)は、550nm〜5
80nmの間に特徴的な肩を有する曲線となった。すな
わち、透過率が、545nm付近から立ち上がり、増加
していく形となっていた。図1には、3波長域発光形蛍
光ランプ(F10)の放射エネルギー曲線も同時に示し
たが、該透過スペクトルの550nm〜580nmの間
の肩により、該蛍光ランプの585nmの輝線を有効に
活用していることがわかる。また、該透過スペクトルに
おいては、520nmの透過率は、0.2021%であ
ったのに対し、560nmの透過率は、4.273%で
あった。また、該赤色着色膜の透過スペクトルの2回微
分曲線(図2)は、545nm付近に極大値を示した。
【0050】比較例1 一方、実施例1の橙色顔料を黄色顔料(C.I.ピグメ
ントイエロー83)に置き換えた以外は、すべて実施例
1と同様にして得られた赤色着色膜の透過スペクトル
(図3)には、肩は認められず、その結果、蛍光ランプ
の585nmの輝線のすべてを有効には活用できていな
い。また、図3の透過スペクトルにおいては、520n
mの透過率は、2.152%であったのに対し、560
nmの透過率は、1.547%であった。さらに、図3
の透過スペクトルの2回微分曲線(図4)においても、
540nm〜560nmの間に極大値は認められなかっ
た。
【0051】さらに、比較例1で得られた赤色顔料と黄
色顔料からなる赤色着色膜においては、実施例1の赤色
顔料と橙色顔料からなる赤色着色膜に比べて、同一の色
座標における視感透過率が13%低下していた。
【0052】実施例2 赤色顔料(C.I.ピグメントレッド177)と橙色顔
料(C.I.ピグメントオレンジ71)をγ−ブチロラ
クトン中で分散(赤色顔料/橙色顔料(重量比)=49
/51)した。得られた分散液に、ポリアミック酸のγ
−ブチロラクトン溶液を添加して、カラーフィルター用
赤ペーストを作成した。作成した赤ペーストを無アルカ
リガラス基板上にスピンコートし、その後加熱処理する
ことにより、ポリイミド赤色着色膜を得た。
【0053】比較例2 実施例2において、橙色顔料を黄色顔料(C.I.ピグ
メントイエロー83)に置き換えた以外はすべて実施例
2と同様にして赤色着色膜を得た。
【0054】さらに、比較例2で得られた赤色顔料と黄
色顔料からなる赤色着色膜は、赤色顔料と橙色顔料から
なる実施例2で得られた赤色着色膜に比べて、同一の色
座標における視感透過率が10%低下していた。
【0055】
【発明の効果】本発明は上述のごとく構成したので、バ
ックライトの輝線を有効利用して、高透過率と高色純度
を両立させた赤色フィルタを提供できるカラーフィルタ
ー用赤ペーストを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた、赤色顔料と橙色顔料から
なる赤色着色膜の透過スペクトルと3波長域発光形蛍光
ランプ(F10)の放射エネルギー曲線。
【図2】実施例1で得られた、赤色顔料と橙色顔料から
なる赤色着色膜の透過スペクトルの2回微分曲線。
【図3】実施例1で得られた、赤色顔料と橙色顔料から
なる赤色着色膜と、同じ色座標にある赤色顔料と黄色顔
料からなる赤色着色膜の透過スペクトルと3波長域発光
形蛍光ランプ(F10)の放射エネルギー曲線。
【図4】実施例1で得られた、赤色顔料と橙色顔料から
なる赤色着色膜と、同じ色座標にある赤色顔料と黄色顔
料からなる赤色着色膜の透過スペクトルの2回微分曲
線。
【図5】3波長域発光形蛍光ランプ(F10)の放射エ
ネルギー曲線。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔料と、ポリマと、溶剤とを主成分とする
    カラーフィルター用赤ペーストにおいて、該顔料とし
    て、赤色顔料と橙色顔料を主成分として使用することを
    特徴とするカラーフィルター用赤ペースト。
  2. 【請求項2】全顔料中の、赤色顔料と橙色顔料との合計
    の重量比率が90%以上であることを特徴とする請求項
    1記載のカラーフィルター用赤ペースト。
  3. 【請求項3】全顔料中の、橙色顔料の重量比率が、赤色
    顔料の重量比率より大きいことを特徴とする請求項1記
    載のカラーフィルター用赤ペースト。
  4. 【請求項4】全顔料中の、橙色顔料の重量比率が50〜
    80%、赤色顔料の重量比率が20〜50%であること
    を特徴とする請求項1記載のカラーフィルター用赤ペー
    スト。
  5. 【請求項5】橙色顔料として、ナフトールオレンジを使
    用することを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ
    ー用赤ペースト。
  6. 【請求項6】橙色顔料として、C.I.ピグメントオレ
    ンジ38を使用することを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーフィルター用赤ペースト。
  7. 【請求項7】橙色顔料として、ジケトピロロピロールオ
    レンジを使用することを特徴とする請求項1記載のカラ
    ーフィルター用赤ペースト。
  8. 【請求項8】橙色顔料として、C.I.ピグメントオレ
    ンジ71を使用することを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーフィルター用赤ペースト。
  9. 【請求項9】ポリマとして、ポリアミック酸を使用する
    ことを特徴とする請求項1記載のカラーフィルター用赤
    ペースト。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のカラーフィルター用赤ペ
    ーストを使用したことを特徴とするカラーフィルター。
  11. 【請求項11】赤色フィルタの透過スペクトルが、55
    0nm〜600nmに肩を有することを特徴とするカラ
    ーフィルター。
  12. 【請求項12】赤色フィルタの透過スペクトルの560
    nmの透過率が、該スペクトルの520nmの透過率よ
    り大きいことを特徴とするカラーフィルター。
  13. 【請求項13】赤色フィルタの透過スペクトルの560
    nmの透過率が、該スペクトルの520nmの透過率よ
    り、2倍以上大きいことを特徴とするカラーフィルタ
    ー。
  14. 【請求項14】赤色フィルタの透過スペクトルの2回微
    分曲線が、540nm〜560nmの間に極大値をもつ
    ことを特徴とするカラーフィルター。
  15. 【請求項15】請求項10〜14記載のカラーフィルタ
    ーを使用したことを特徴とする液晶表示装置。
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