JPH10113621A - 選果装置 - Google Patents

選果装置

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Publication number
JPH10113621A
JPH10113621A JP26884596A JP26884596A JPH10113621A JP H10113621 A JPH10113621 A JP H10113621A JP 26884596 A JP26884596 A JP 26884596A JP 26884596 A JP26884596 A JP 26884596A JP H10113621 A JPH10113621 A JP H10113621A
Authority
JP
Japan
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conveyor
container
containers
sorting
conveyors
Prior art date
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Pending
Application number
JP26884596A
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English (en)
Inventor
Akira Tanaka
瑛 田中
Hitoshi Fujino
仁志 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選別コンベアから次工程処理装置への搬送の
ために一旦コンテナ詰めする場合にあって、当該コンテ
ナの搬送処理効率の向上をはかる。 【解決手段】 選別コンベア13で分級された被選別果
実を、空のコンテナ搬送コンベア20で搬送されるコン
テナxに収容すべく構成し、この果実収容コンテナxを
待機するプールコンベア21,21…を配設し、これら
複数併設するプールコンベア21,21…と、定量パッ
ク装置24,24等の次工程処理装置との間には、コン
テナxを順次搬送する搬送コンベア22,22、コンテ
ナxをこの定量パック装置24,24側に反転するセミ
オートダンパー23,23を設け、収容物を排出連動さ
れた空コンテナxを移送する空コンテナ用コンベア2
6,26を、前記コンテナ搬送コンベア20に接続し、
選別コンベア13の分級排出部と上記次工程処理装置と
の間においてコンテナxが循環移送すべく閉回路を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はミニトマト等をパ
ック詰めする選果装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】選別コ
ンベアで階級別に選り出されたミニトマトは、一旦コン
テナに詰められて、別の位置にある定量パック装置で所
定重量毎にトレーパックに詰められる。すなわち、ミニ
トマトの処理工程は、概略選別コンベアによる選別処理
と、次工程の定量パック処理工程の2段階で構成され
る。このように選別コンベアから分級排出されたものを
一旦コンテナに詰める中間処理作業に必要な当該コンテ
ナを例えば一荷受け毎の都度順次空コンテナを提供して
は、そのスペース確保や搬送コンベアのレイアウトに余
計なコストが嵩む結果となる。
【0003】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は、選
別コンベア13で分級された被選別果実を、空のコンテ
ナ搬送コンベア20で搬送されるコンテナxに収容すべ
く構成し、この果実収容コンテナxを待機するプールコ
ンベア21,21…を配設し、これら複数併設するプー
ルコンベア21,21…と、定量パック装置24,24
等の次工程処理装置との間には、コンテナxを順次搬送
する搬送コンベア22,22、コンテナxをこの定量パ
ック装置24,24側に反転するセミオートダンパー2
3,23を設け、収容物を排出連動された空コンテナx
を移送する空コンテナ用コンベア26,26を、前記コ
ンテナ搬送コンベア20に接続し、選別コンベア13の
分級排出部と上記次工程処理装置との間においてコンテ
ナxが循環移送すべく閉回路コンベア機構の構成とす
る。
【0004】
【発明の作用効果】選別コンベア13からの被選別果実
はコンテナ搬送コンテナで搬送されてくるコンテナxに
詰められ、隣接のプールコンベア21,21…に送られ
る。このプールコンベア21,21…のコンテナxは搬
送コンベア22,22を経由してセミオートダンパー2
3,23で次工程処理装置に排出される。空となったコ
ンテナxは引き続き空コンテナ用コンベア26,26で
運ばれコンテナ搬送コンベア20に引き継がれる。
【0005】従って、コンテナxは選別コンベア13と
次工程処理装置との間を循環移送されるものとなって、
中間にはプールコンベア21,21を介在させることも
相まって、選別コンベア13の単位時間あたり処理量、
次工程処理装置の同処理量、プールコンベア21,21
待機可能量を勘案しながら、コンテナ必要量を確保して
おけば足り、余計な空コンテナ収容スペースなどを省略
できる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図は、例えばミニトマトと通常の大玉トマトとの選
果施設を示す。1階荷受け場1には荷受けしたミニトマ
ト用コンテナa,a…、及び大玉トマト用コンテナb,
b…を3〜5段に積み重ねて待機させる待機用ベルトコ
ンベア2,2…,3,3…を備える。ベルトコンベア
2,2…はミニトマト用、ベルトコンベア3,3…は大
玉トマト用である。
【0007】ベルトコンベア2,2…及びベルトコンベ
ア3,3…の各終端部を接続するように送り出しコンベ
ア4,5を設ける。これらの各送り出しコンベア4,5
の途中には複数段に積み重ねたコンテナa,a…,b,
b…を1段ずつにばらす小型デパレタイザー6,7を備
える。更に、各送り出しコンベア4,5の終端にはこれ
らコンテナa,bを2階選果部に上昇移行させる昇降機
8,9を備えている。
【0008】2階の選果部は、ミニトマトを大きさ別に
選別し、これらを200gあるいは300gにパック詰
めした後、段ボール箱に詰めて出荷するミニトマト選別
処理部Aと、大玉トマトを等・階級別に仕分けて箱詰め
し出荷する大玉トマト選別処理部Bとからなる。まずミ
ニトマト選別処理部Aについて、昇降機8で上昇された
コンテナaは途中にコンテナスケール10を備えるコン
ベア11に移される構成である。この移送途中のスケー
ル10秤量値は、図外の荷受け設定器に入力され、荷受
け人毎の伝票発行のデータとされる。
【0009】12はコンテナを傾動させるオートダンパ
ーで、ミニトマトを選別コンベア13にランダムに供給
するものである。14はブラシ洗浄機であり、洗浄後の
ミニトマトは、目視評価部15を通過する。この評価部
15にはコンベア13の中央側に規格外品を所定位置に
搬送する格外受け部16を備える。選別コンベア13の
中間部から終端部に亘っては、形状選別機17に構成し
ている。形状選別機17は、左右一対のローラ(図示せ
ず)の間隔部を落下するミニトマトを下方の引出コンベ
ア18,18…で受けるもので、当該間隔部を移送始端
側から終端側にかけて徐々に大きくなるようにして、径
の小さいものから順次回収し得るように(3S−M−3
Lの順)構成している。
【0010】上記引出コンベア18,18…の各終端側
には、半自動秤量機19,19…を備える。この秤量機
19は、引出コンベア18からランダムに排出移送され
る選別ミニトマトを、ローラコンベア形態のコンテナ搬
送コンベア20で運ばれるコンテナxに所定重量毎に詰
めるものとしている。なお、半自動秤量機19には秤量
台が備えられ、コンテナxを待機させる構成とし、所定
重量に達すると、図外シャッタが動作してミニトマトの
コンテナx内への供給を一時中断できる構成としてい
る。
【0011】半自動秤量機19の秤量台上のコンテナx
は作業員によって、隣接するプールコンベア21,21
…上に移される。複数併設するプールコンベア21,2
1…の終端側を接続すべくローラコンベア形態の搬送コ
ンベア22,22を中間部から各反対方向に移送すべく
回転を逆にして設け、直交方向に変向させて、各終端部
にはコンテナxを反転するセミオートダンパー23,2
3を設ける。このダンパー23,23はいずれもコンテ
ナxの移送される方向とは異なる直交方向に傾動して、
収容されるミニトマトを、近傍の定量パック装置24,
24の入り口コンベア25,25に排出できる構成であ
る。なお、コンテナxはミニトマトを排出動作した後
も、引き続き同方向に移送可能の空コンテナ用コンベア
26,26に受け継がれ、中継コンベア27にて2系列
の空コンテナ用コンベア26,26を合流させ、さらに
この中継コンベア27は前記コンテナ搬送コンベア20
に接続される。したがって、コンテナxは閉回路を構成
するコンベアを循環移送される構成である。
【0012】上記定量パック装置24は、左右2系列に
設けられ、例えば一方では径の小さい選別物を200g
単位に、他方は比較的径の大きな選別物を300g単位
にパック詰めできる。すなわち、該装置24には、循環
移動する複数の計量カップを備え、適宜にミニトマトを
充填されて循環しながら、所定重量に達するべく組み合
わせられて、所定位置に待機するトレーパックに充填さ
れる。なお、このトレーパックは底部とふた部とが一体
に成形されてあり、順次繰り出される構成とされ、トマ
ト充填後は別位置に移動してふた部を折り返してその縁
を底部縁に重ねて接合する構成である。
【0013】上記のように200gあるいは300gに
パック詰めされたミニトマトは、ベルトコンベア28,
28に移され、作業台29,29上で、作業員によって
段ボール箱に詰められるレイアウト構成とする。なお、
段ボール箱は製函場30に通じる配函コンベア31によ
って供給される。この配函コンベア31は、該作業員の
背部に配函すべく配函コンベア32に引き継がれる。該
配函コンベア32の上位置に、製品コンベア33を構成
し、作業台29,29の段ボール箱を移し換えることが
できる。この製品コンベア途中に封函部34を構成す
る。
【0014】つぎに大玉トマト選別処理部Bの構成につ
いて説明する。図例では4条に設ける選別コンベア42
の始端側に、等級選別部43を構成する。前記昇降機9
からの大玉トマト用コンテナbを受けて移送するローラ
コンベア41は、この等級選別部43の左右に分岐して
コンテナb,b…を移送できる。等級評価員が待機し、
コンテナb,b…内の大玉トマトを、あらかじめ設定し
た各条に、例えば秀・優・良・並毎に仕分けて乗せるこ
とができる構成である。44は上記ローラコンベア41
の直上に設ける空コンテナ返還用コンベアで、前記ミニ
トマト選別処理部Aの空コンテナ移送コンベア45を合
流している。
【0015】等級選別部43の下手側には、電子形状式
選別を行う階級選別部46を設ける。該階級選別部46
はその外形等をカメラで撮像し階級判定しうるものであ
る。分級部は外2条の分級を司る第1分級部47と、内
2条の分級を司る第2分級部48とからなる。各分級排
出部には受けボックス49,49…を配設してなり、こ
れら受けボックス49の近傍には、昇降式箱詰台50,
50…を設ける。
【0016】昇降式箱詰台50は、トマトを1段に収容
できる程度の高さの低い段ボール箱への手詰めを容易に
行うために設けるもので、基台上に上下昇降可能に設け
るエアシリンダ機構51、このエアシリンダ機構51の
上部に設ける受け板52、段ボール箱を押し出す押出し
チェン53等からなる。エアシリンダ機構51は最上位
置から順次、一の段ボール箱高さ分降下する位置(2段
目位置)、および二の段ボール箱高さ分降下する位置
(3段目位置)にて停止できる構成である。また、段ボ
ール箱を押出しチェン53の搬送面に残し、受け板52
はこのチェン53の搬送面よりも下方に下がって待機す
る位置(排出動作位置)に切り替えできる。加えて、受
け板52がチェン搬送面より僅か上位(例えば10m
m:排出待機位置)で停止するよう、シリンダ機構51
のシリンダとピストン部材との間に近接スイッチ(図示
せず)を配設している。
【0017】54はエアシリンダ機構51を順次上昇,
降下させるべき手動スイッチで、1押しする毎に、最下
位置(排出動作位置)→最上位置→2段目位置→3段目
位置→排出待機位置→排出動作位置→(繰り返し)に切
り替えできる構成である。55は等・階級を印字する印
字体で、箱詰台フレーム56の上部位置に設けられる。
該フレーム56の上面を覆う用にガイド体57を設け、
対向する受けボックス49側の固定ガイド48との間隔
部に段ボール箱を落し込めるように構成する。
【0018】59は上記押出しチェン53駆動用のモー
タで、フレーム56に固定して設けられ、そのON・O
FFは上記手動スイッチ54で受け板52が排出動作位
置にあるときONし、他の位置ではOFFとされる構成
である。ON駆動によって段ボール箱を3段重ねの状態
で次の製品コンベア60に繰り出す構成である。なお、
前記基台を秤量台61に構成してあり、大型の段ボール
箱あるいはコンテナy詰めする場合には秤量も実施でき
る構成である。なお、この場合はガイド体57を外し、
受け板52が2段目位置となるよう設定することにより
行うものである。
【0019】62はガイドローラである。上記製品コン
ベア60は、前記製品コンベア33に合流する。なおこ
のコンベアから分岐して全自動梱包装置63を有する製
品コンベア64が接続されている。製品コンベア60か
ら製品コンベア64へのルートは、3段重ね段ボール箱
用であり、全自動梱包装置63で前後2ケ所および中央
前後1ケ所をバンド掛けできるように構成されている。
一方製品コンベア60から製品コンベア33へのルート
は重ね状でない単一段の箱を処理するルートで、途中の
封函部34を通過しながら梱包されるものである。
【0020】65は大玉トマト収容する製函機で、高さ
の低い3段重ね用段ボール箱、または約2倍の高さの段
ボール箱の2種類を製函できる。中継コンベア66,6
7、配函コンベア68,68を経由して昇降式箱詰台5
0,50…近傍に搬送される構成としている。69は封
函機34を通過した段ボール箱詰め製品を1階出荷場7
0へ降ろす降下部、71は段ボール箱を3段重ねにバン
ド掛けされた製品を1階出荷場70へ降ろす第2降下部
である。
【0021】選別コンベア42の分級排出部は、前記の
ように第1分級部47と第2分級部48とに分かれ、等
級選別部43で、例えば秀・優品を外2条に、良・並品
を内2条に乗せるものとし、階級選別部46の移送下手
側に熟度検出器72を設け、秀・優品に対して熟度検出
しうる構成としている。熟度検出の結果、適熟と判定さ
れたものが、上記第1分級部47において、所定等・階
級に分級される。なお過熟あるいは未熟と判定されたも
のは夫々、所定の場所に別途取り出される。このよう
に、熟度検出器72を全ての条に設けず、秀・優品の如
く熟度に商品価値が左右され易い等級についてのみ設け
る形態とすれば足り、コストダウンがはかれる。又、内
2条を秀・優品に構成するときは、第2分級部48の始
端部に熟度検出器73を配設するとよい。同様の効果が
得られる。
【0022】上例の作用について説明する。1階荷受け
場1には、コンテナで持込みされるが、ミニトマトと大
玉トマト用に各持込みコンテナa,bを仕分けて段重ね
状態で、ベルトコンベア2または3に乗せられる。各コ
ンテナa,bは送り出しコンベア4または5に引き継が
れるが、途中で段ばらし(デパレタイズ)される。
【0023】コンテナaまたはbは、昇降機8または9
によって2階に上昇される。このうち昇降機8によるコ
ンテナaは、ミニトマト選別処理機Aにて選別処理され
る。すなわち、コンテナaは上昇された後、コンベア1
1に引き継がれ、オートダンパー12の作用で、内部の
ミニトマトは、選別コンベア13に移される。目視評価
部15で格外品を判定除去すると、残りは形状選別機1
7に至る。この形状選別機17では大きさ別に選り分け
られ、移送方向始端側から径の小さいものから順次引出
コンベア18,18…に回収される。
【0024】上記コンベア18で回収されたミニトマト
は、ランダムに、半自動秤量機19下方に待機させたコ
ンテナxに供給され、所定重量に達するとこの供給は一
時停止し、コンテナxを次の空コンテナxに取り替え
る。すなわち、所定重量に達したコンテナxは作業員に
よって半自動秤量機19からプールコンベア21,21
…に移される。また、空コンテナxはコンテナ搬送コン
ベア20にて順次搬送されてくるが、同じく作業員によ
って当該コンベア20位置から半自動秤量機19下方の
待機位置に移される。
【0025】プールコンベア21のコンテナx,x…
は、順次搬送コンベア22に繰り出される。搬送コンベ
ア22のコンテナx,x…のミニトマトは、搬送終端の
セミオートダンパー23によって、定量パック装置24
の入り口コンベア25に排出される。定量パック装置2
4は2系列に設けられていて、プールコンベア21,2
1…群は左右半部毎に第1または第2の定量パック装置
24に至る。第1の定量パック装置24では200gに
パック詰めされ、第2の定量パック装置24では300
gにパック詰めされる。
【0026】上記200gまたは300gにパック詰め
されたミニトマトはベルトコンベア28,28にて搬送
されてくる。作業員はこれを作業台29,29上の段ボ
ール箱に詰め、製品コンベア33に移す。製品コンベア
33途中で封函され、所定の搬出位置に至るものであ
る。なお、前記セミオートダンパー23を通過した後
で、空となったコンテナxは、空コンテナ用コンベア2
6,26に受け継がれ、中継コンベア27に合流して移
送され、さらにコンテナ搬送コンベア20に戻される。
したがって、コンテナxは、コンテナ搬送コンベア20
を起・終点として循環するものであるから、コンテナの
効率利用がはかれる。
【0027】次にコンテナb,bで送られる大玉トマト
の選別について説明すると、コンテナbが昇降機9,ロ
ーラコンベア41を経て搬送され、等級選別部43の左
右側に位置して止まる。等級評価員は目視によって秀・
優・良・並に等級分けし、選別コンベア42の所定の条
に移すものである。各条のコンベア42上に乗せられた
トマトは、順次移送され、階級選別部46に至る。ここ
では、カメラの撮像データによって、外形の大小等を判
定基準に階級選別が行われる。被選別トマトに所定の階
級を割り当てると、当該階級における第1又は第2分級
部47又は48位置でコンベア42からの排出指令信号
を受け、コンベア41から下方に落下排出される。落下
したトマトは、受けボックス49,49…に一時貯溜さ
れる。
【0028】この各受けボックス49,49…の近くに
待機する作業員は、昇降式箱詰台50の手動スイッチ5
4を操作しながら、該ボックス49,49…のトマトを
等・階級毎に段ボール箱に箱詰めするものである。すな
わち、スイッチ54を最初にONすると、エアシリンダ
機構51は、受け板52が最下位置から最上位置に至る
べく上昇する。次いで空段ボール箱をこの受け板52上
に乗せ、この箱の・に受けボックス49のトマトを1個
並びに収容する。一杯になると、手動スイッチ54をO
Nする。受け板52は一段下がり、作業員は別の空段ボ
ール箱を収容済段ボール箱の上に乗せ、同様にトマトを
収容する。同じ作業を繰り返して3段重ねとするが、3
段目の段ボール箱にトマトを満たし、手動スイッチをO
Nすると、受け板52は更に下降し、最下段の段ボール
箱底面がチェン53搬送面に接触する。当該手動スイッ
チのONに伴ってチェン駆動用モータ59が起動してい
るため、3段重ねの段ボール箱はそのまま繰り出され製
品コンベア60に繰り出される。この製品コンベア60
から製品コンベア64に引き継がれ、途中全自動梱包装
置63通過の際に3段重ねのままバンド掛けされる。
【0029】前記各受けボックス49,49…のトマト
は、やや大きい目の段ボール箱に所定重量に詰めること
ができる。所定に上昇させた受け板52にこの段ボール
箱を乗せ、秤量値が所定に達するまで手詰めを行う。所
定値に達するとブザー等で報知し、作業員は手詰め作業
を止め、段ボール箱を製品コンベア60に移すものであ
る。この形態の段ボール箱では、製品コンベア60は製
品コンベア33に合流すべくなし、上面フラップ部が折
りたたまれながら封函され、出荷位置に搬送される。
【図面の簡単な説明】
【図1】選果施設全体平面図である。
【図2】荷受・出荷部平面図である。
【図3】箱詰台側面図である。
【図4】箱詰台正断面図である。
【図5】箱詰台平面図である。
【符号の説明】
1…荷受け場、2,2…ベルトコンベア、3,3…ベル
トコンベア、4,5…送り出しコンベア、6,7…小型
デパレタイザー、8,9…昇降機、10…コンテナスケ
ール、11…コンベア、12…オートダンパー、13…
選別コンベア、14…ブラシ洗浄機、15…目視評価
部、16…格外受け部、17…形状選別機、18,18
…引出コンベア、19,19…半自動秤量機、20…コ
ンテナ搬送コンベア、21,21…プールコンベア、2
2,22…搬送コンベア、23,23…セミオートダン
パー、24,24…定量パック装置、25,25…入り
口コンベア、26,26…空コンテナ用コンベア、27
…中継コンベア、28…ベルトコンベア、29,29…
作業台、30…製函場、31…配函コンベア、32…配
函コンベア、33…製品コンベア、34…封函部、41
…ローラコンベア、42…選別コンベア、43…等級選
別部、44…空コンテナ返還用コンベア、45…空コン
テナ移送コンベア、46…階級選別部、47…第1分級
部、48…第2分級部、49,49…受けボックス、5
0,50…昇降式箱詰台、51…エアシリンダ機構、5
2…受け板、53…チェン、54…手動スイッチ、55
…印字体、56…箱詰台フレーム、57…ガイド体、5
8…固定ガイド、59…モータ、60…製品コンベア、
61…秤量台、62…ガイドローラ、63…全自動梱包
装置、64…製品コンベア、65…製函機、66,67
…中継コンベア、68,68…配函コンベア、69…降
下部、70…出荷場、71…第2降下部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別コンベア13で分級された被選別果
    実を、空のコンテナ搬送コンベア20で搬送されるコン
    テナxに収容すべく構成し、この果実収容コンテナxを
    待機するプールコンベア21,21…を配設し、これら
    複数併設するプールコンベア21,21…と、定量パッ
    ク装置24,24等の次工程処理装置との間には、コン
    テナxを順次搬送する搬送コンベア22,22、コンテ
    ナxをこの定量パック装置24,24側に反転するセミ
    オートダンパー23,23を設け、収容物を排出連動さ
    れた空コンテナxを移送する空コンテナ用コンベア2
    6,26を、前記コンテナ搬送コンベア20に接続し、
    選別コンベア13の分級排出部と上記次工程処理装置と
    の間においてコンテナxが循環移送すべく閉回路コンベ
    ア機構とする選果装置。
JP26884596A 1996-10-09 1996-10-09 選果装置 Pending JPH10113621A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201529A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Shizuoka Shibuya Seiki Co Ltd 農産物の箱詰め送り出し装置およびこれを備えた農産物の選別箱詰め設備
JP2014141313A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 JB−Create株式会社 商品自動ピッキングシステム
CN113510074A (zh) * 2021-05-11 2021-10-19 内蒙古农业大学 一种塞外红苹果大小分级筛选装置

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