JPH10113452A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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Publication number
JPH10113452A
JPH10113452A JP29323896A JP29323896A JPH10113452A JP H10113452 A JPH10113452 A JP H10113452A JP 29323896 A JP29323896 A JP 29323896A JP 29323896 A JP29323896 A JP 29323896A JP H10113452 A JPH10113452 A JP H10113452A
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JP
Japan
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game
player
receipt
receipt issuing
pachinko
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Pending
Application number
JP29323896A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohide Yokota
元秀 横田
Yoshiaki Kato
義明 加藤
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Jiro Shimokuchi
二郎 下口
Yoshikatsu Takabayashi
義勝 高林
Kaoru Mabashi
薫 馬橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sayama Precision Ind Co Ltd
Silver Denken KK
Original Assignee
Sayama Precision Ind Co Ltd
Silver Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技を中断して席を離れたすきに、その遊技
者の獲得媒体の数が他の客のレシート発行操作によって
減らされることを防止する。 【解決手段】 遊技者が遊技中に操作部13のレシート
発行ロック操作部を操作すると、レシート発行ロック解
除手段43が、操作部13に対する操作の受付を所定時
間(例えば10分)だけ停止させるとともに、その遊技
者が獲得しているパチンコ玉の数に代わって遊技の中断
を示す画面を液晶表示器11に表示させる。そして所定
時間が経過するか、あるいは店員が所持するリモコンか
ら解除信号が出力されると、操作部13の操作の受付停
止状態が解除され、操作部13の操作によるレシート発
行が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が獲得した
遊技媒体の数をレシートに印字して発行する遊技装置に
おいて、他の客によるレシート発行を防止するための技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ店では、多数のパチンコ
台を一直線上に並べて配置していわゆるパチンコ島を形
成し、各パチンコ台が回収したパチンコ玉を揚送装置に
よってパチンコ島の上部に設けられた貯留部へ揚送して
貯留し、その貯留部からパチンコ島の各パチンコ台へパ
チンコ玉を分散供給するようにしていた。
【0003】ところが、近年パチンコ店はパチンコ店専
用の建物で開業する他に、既成のビル内にテナントとし
て開業する場合が多く、このような場合、ホールが予め
パチンコ島を効率よく配置できるように考えられていな
いので、無駄なスペースが生じてしまう。
【0004】このため、一台の遊技台だけで遊技媒体を
循環させるように機構的に他の遊技装置と独立した単独
機能型の遊技装置を、ホールの状況に応じて任意に配置
することが提案されている。このような単独機能型のパ
チンコ遊技装置では、客が獲得したパチンコ玉を遊技装
置内に戻しながら遊技を続け、遊技終了時には客が装置
内に戻したパチンコ玉の総数をレシートに印字して発行
している。
【0005】したがって、遊技中に玉箱にあるパチンコ
玉の数と実際に客が獲得したパチンコ玉の数とは一致し
ない。このため、この種のパチンコ遊技装置では、客が
獲得したパチンコ玉の数を表示器で表示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに遊技者が獲得したパチンコ玉の数をレシート発行す
る遊技装置では、その遊技者が遊技を中断して席を離れ
たすきに、表示器に表示されているパチンコ玉の数を見
た他の客によってレシートの発行操作がなされて、遊技
者が獲得しているパチンコ玉の数が減ってしまうという
問題があった。本発明は、この問題を解決した遊技装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の遊技装置は、遊技者が入れた遊技媒体を回
収して該遊技媒体による遊技を可能とし、該遊技で入賞
する毎に所定数の遊技媒体を排出する遊技台と、前記遊
技台が排出した遊技媒体を遊技者が貯留するための外部
貯留部と、前記外部貯留部に貯留された遊技媒体を装置
内へ戻すための遊技媒体受入部と、前記遊技台が回収し
た遊技媒体および前記遊技媒体受入部から受けた遊技媒
体を内部貯留部へ貯留し、該内部貯留部に貯留した遊技
媒体を前記遊技台に供給する還流装置と、遊技者が操作
可能な操作部と、遊技者にレシートを発行するためのプ
リンタと、前記遊技媒体受入部から受け入れた遊技媒体
数を検出する獲得媒体数検出手段と、前記操作部が操作
されたとき、前記獲得媒体数検出手段によって検出され
ている獲得媒体数を印字したレシートを前記プリンタか
ら発行させるレシート発行手段と、前記レシート発行手
段のレシート発行機能を停止させるレシート発行ロック
手段と、前記レシート発行ロック手段によるレシート発
行機能の停止状態を解除するロック解除手段とを具備
し、遊技者が遊技を中断するときに前記レシートの発行
機能を停止させ、遊技者が遊技を再開するときに前記レ
シートの発行機能の停止を解除できるようにしている。
【0008】このため、遊技者が遊技を中断してから再
開するまでの間レシート発行機能を停止させることがで
き、他の客によるレシート発行を防止することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明を適用した一実施形
態の単独機能型のパチンコ遊技装置10の概略正面図、
図2は、パチンコ遊技装置10の構成を示す図である。
【0010】図1において、このパチンコ遊技装置10
の上部には、各種情報を画像表示するための液晶表示器
11と、客が獲得した玉数(または玉数に対応したバー
コード)をレシートに印字して発行するためのプリンタ
12と、遊技者が操作可能な操作部13とが設けられて
いる。
【0011】操作部13には、獲得玉の端数を含めてレ
シート発行するか端数を除いてレシート発行するかを選
択するレシート発行操作部13aと、遊技者が遊技装置
内に戻した獲得玉のなかから遊技玉を補充するための預
玉排出操作部13bと、レシート発行の機能を短時間
(例えば5分〜15分程度)停止させるためのレシート
発行ロック操作部13cが設けられている。
【0012】液晶表示器11の下方には、玉貸機14
と、パチンコ台15が配置されている。玉貸機14は、
硬貨投入口14aから投入された金額に応じた数のパチ
ンコ玉を貸出口14bから貸し出す。
【0013】パチンコ台15は、レバー15aが回転操
作されると上皿15b内のパチンコ玉を打ち込み、その
パチンコ玉が入賞すると上皿15bまたは下皿15cに
所定数の賞玉を排出し、入賞玉および外れ玉を回収す
る。
【0014】パチンコ台15の下には、パチンコ台15
から排出されたパチンコ玉をためておくための玉箱16
が配置されている。この玉箱16は、パチンコ台15の
上皿15b、下皿15cとともにこの実施形態の外部貯
留部を構成するものであり、操作レバー16aを操作す
るとゲート16b(図2参照)が開いて、玉箱16内に
貯留していたパチンコ玉を、後述する戻し玉計数機23
を介して装置内部へ戻せるようになっている。
【0015】一方、図2に示すように、装置内上部に
は、パチンコ玉を貯留するための上部タンク17が設け
られている。この上部タンク17には、内部に貯留して
いるパチンコ玉の量が、上限レベルに達したことを検出
するための上限センサ18と下限レベルに達したことを
検出するための下限センサ19とが設けられている。上
限センサ18および下限センサ19の出力は、後述する
制御装置35へ出力される。
【0016】上部タンク17は、その下方に配置されて
いる玉貸機14、パチンコ台15および余り玉排出装置
22にパチンコ玉を供給する。
【0017】パチンコ台15が賞玉として排出するパチ
ンコ玉は、上部タンク17から、補給玉計数機21を介
して供給される。
【0018】補給玉計数機21は、例えばパチンコ台1
5に補給されるパチンコ玉10個当り1つのパルス信号
を制御装置35へ出力する。
【0019】余り玉排出装置22は、プリンタ12がレ
シートを発行する時に、制御装置35からの信号によっ
て獲得玉の端数を玉箱16に排出する。また、この余り
玉排出装置22は、操作部13の預玉排出操作部13b
が操作されたときに、制御装置35からの信号によって
所定個数のパチンコ玉を玉箱16に排出する。
【0020】玉箱16から装置内へ戻されるパチンコ玉
は、戻し玉計数機23を介して装置内下部に配置された
下部タンク24内へ落下収容される。
【0021】戻し玉計数機23は、この実施形態の遊技
媒体受入部および遊技媒体数検出手段を構成するもので
あり、玉箱16から下部タンク24内へ戻されるパチン
コ玉一個当り1つのパルスを制御装置35へ出力する。
【0022】下部タンク24には、タンク内に貯留され
ているパチンコ玉の量を4段階に検出して制御装置35
へ出力するために、4つのセンサ25、26、27、2
8が異なる高さに設けられている。ここで、センサ25
は、パチンコ玉の量が上限レベルL1に達したことを検
出する上限センサ、センサ26は、パチンコ玉の量が上
限に近いレベルL2に達したことを検出する上限警告セ
ンサ、センサ27は、パチンコ玉の量が下限に近いレベ
ルL3に達したことを検出する下限警告センサ、センサ
28は、パチンコ玉の量が下限レベルL4に達したこと
を検出する下限センサである。
【0023】また、パチンコ台15で回収されたパチン
コ玉(打ち込まれた玉)は、回収玉計数機29を介して
下部タンク24内へ落下収容される。回収玉計数機29
は、例えばパチンコ台15が回収したパチンコ玉10個
当り1つのパルスを制御装置35へ出力する。
【0024】下部タンク24に貯留されたパチンコ玉
は、上下のタンクとともにこの実施形態の還流装置を構
成する揚送装置30によって上部タンク17へ揚送され
る。この揚送装置30は、上部タンク17内のパチンコ
玉が下限センサ19のレベルに達すると、そのパチンコ
玉が上限センサ18のレベルに達するまで駆動される。
【0025】通信装置31はこの遊技装置10の管理情
報(例えば不正の発生、パチンコ玉の不足や過剰等)を
ホールの集中管理装置(図示せず)へ送信するためのも
のであり、有線式あるいは無線式のいずれであってもよ
い。
【0026】リモコン受信装置33は、店員が所持する
リモコン60(例えば赤外線式リモコン)からの信号を
受信して、制御装置35へ出力する。
【0027】制御装置35は、前記各センサ、各計数機
からのパルス信号および操作部13の操作に応じて、液
晶表示器11に表示する情報の出力、プリンタ12への
印字情報の出力、余り玉排出ユニット22および揚送装
置30の制御を行う。
【0028】次に、制御装置35の構成を図3に基づい
て説明する。図3において、揚送制御手段36は、上部
タンク17のパチンコ玉のレベルが下限に達したことを
下限センサ19の出力によって検知して揚送装置30を
駆動し、パチンコ玉のレベルが上限に達したことを上限
センサ18の出力によって検知して揚送装置30の駆動
を停止する。この制御によって、上部タンク17のパチ
ンコ玉は上限レベルから下限レベルの間に保たれる。な
お、この遊技装置に対するパチンコ玉の持込みや持ち出
しがなければ、上部タンク17のパチンコ玉が上限レベ
ルと下限レベルの間にあるとき、下部タンク24内のパ
チンコ玉のレベルは、玉箱16内のパチンコ玉の量に関
わらず上限警告レベルL2と下限警告レベルL3の間と
なるように予め装置内の玉の量が設定されており、下部
タンク24のパチンコ玉が上限警告レベルL2より高く
なったり、下限警告レベルL3より低くなった場合に
は、揚送制御手段36が、これを管理情報として通信装
置31を介してホールの集中管理装置へ通知する。
【0029】また、補給玉計数機21、回収玉計数器2
9および戻し玉計数機23から出力されるパルスは積算
手段37、38、39で積算され、演算手段40に入力
される。
【0030】演算手段40は、積算手段37、38の積
算値をそれぞれ10倍して補給玉数Aと回収玉数Bとを
求め、その差を客が獲得したパチンコ玉の獲得玉数Cと
して求める。また、積算手段39の積算値、即ち戻し玉
数Dを、景品1個当り必要な玉数で除算し、その商を景
品数E、余りを余り玉数Fとして求める。
【0031】レシート発行制御手段41は、操作部13
のレシート発行操作部13aによって端数込みのレシー
ト発行が選択されると、演算手段40の演算結果のう
ち、戻し玉数、景品数および余り玉数を印字したレシー
トを発行し、端数を含まないレシート発行が選択される
と、戻し玉数、景品数を印字したレシートを発行する。
なお、レシート発行制御手段41は、レシートの発行が
終了すると各積算手段37〜39の積算値を零にリセッ
トして、次の遊技に備える。
【0032】また、余り玉排出制御手段42は、操作部
13のレシート発行操作部13aによって端数を含まな
いレシート発行が選択されると、演算手段40によって
算出された余り玉数を余り玉排出装置22から玉箱16
内へ排出させる。また、この余り玉排出制御手段42
は、操作部13の預玉排出操作部13bが操作される毎
に戻し玉の範囲内で所定個数(例えば100個)ずつパ
チンコ玉を玉箱16に排出し、その排出した数分だけ演
算手段40の戻し玉数Dを減算させる。
【0033】レシート発行ロック解除手段43は、操作
部13のレシート発行ロック操作部13cが操作された
とき、所定時間(例えば10分)だけ操作部13に対す
るすべての操作を受け付けないように制御してレシート
の発行機能を停止させ、所定時間が経過したときにこの
停止を自動解除する。また、リモコン受信装置33がロ
ック信号を受信したとき、操作部13に対するすべての
操作を受け付けないように制御してレシートの発行機能
を停止させ、リモコン受信装置33が解除信号を受信し
たとき、その停止を解除する。
【0034】表示制御手段45は、戻し玉計数機23の
計数動作や、操作部13の操作あるいはリモコン受信装
置33の受信信号に応じて、液晶表示器11に表示する
内容を切り換える。
【0035】図4は、制御装置35のレシート発行ロッ
ク解除処理および表示処理を示すフローチャートであ
る。以下、このフローチャートに基づいてパチンコ遊技
装置10の動作を説明する。
【0036】始めに、遊技者が玉貸機14から貸し出さ
れたパチンコ玉をパチンコ台15の上皿15bに入れて
遊技を開始する。パチンコ台15に打ち込まれたパチン
コ玉が入賞すると賞玉が排出され、その賞玉が遊技者に
よって玉箱16内に移されていく。パチンコ台15が回
収したパチンコ玉は、回収玉計数機29を介して下部タ
ンク24内へ貯留され、パチンコ台15には、上部タン
ク17から補給玉計数機21を介してパチンコ玉が補給
されていく。
【0037】このようにして遊技が継続している間に、
補給玉計数機21および回収玉計数機29から出力され
るパルスの数が積算手段37、38で積算されていく。
このような遊技初期時に、液晶表示器11には図5に示
すような基本画面が表示される(S1)。
【0038】この基本画面の「打ち玉」の欄には演算手
段40から出力される回収玉数Bが表示され、「出玉」
の欄には演算手段40から出力される補給玉数Aが表示
され、「差し引き」の欄には、演算手段40から出力さ
れる獲得玉数Cが表示される。これらの表示値は、各計
数機からパルスが出力される毎に更新される。
【0039】そして、遊技者が玉箱16に溜まったパチ
ンコ玉を戻し玉計数機23を介して装置内に戻すと、液
晶表示器11には、例えば図6に示す計数画面が表示さ
れる(S2、S3)。
【0040】この計数画面の「計数玉総数」の欄には、
演算手段40から出力される戻し玉数Dが表示され、
「景品数」の欄には演算手段40から出力される景品数
Eが表示され、「余り玉数」の欄には演算手段40から
出力される余り玉数Fが表示される。
【0041】そして、遊技者が遊技を中断して短時間だ
け席を離れるときに、操作部13のレシート発行ロック
操作部13cを操作すると、操作部13のすべての操作
の受付が停止され、所定時間(例えば10分)の第1の
タイマがスタートし、液晶表示器11には、例えば図7
に示すように、この遊技装置が遊技中でありその遊技者
がすぐに戻ることを他の客や店員に知らせるための第1
の中断画面が計数画面に代わりに表示される(S4〜S
7)。
【0042】この間、この遊技装置の遊技者が獲得して
いるパチンコ玉の数は液晶表示器11に表示されず、し
かも、操作部13の操作は受け付けられないので、たと
え、他の客が操作部13を操作しても、レシートが発行
されることはなく、遊技者が獲得しているパチンコ玉の
数が減らされることはない。
【0043】そして、第1のタイマがタイムアップする
か、あるいは、席に戻った遊技者に呼ばれた店員がリモ
コン60によって解除信号を送信すると、操作部13の
操作の受付停止が解除され、液晶表示器11の画面は計
数画面に戻る(S8〜S10)。
【0044】また、遊技者が食事等のために長時間(例
えば60分)席を離れる場合には、店員を呼んでリモコ
ン60からロック信号を送信してもらう。
【0045】このロック信号を受けたパチンコ遊技装置
10は、操作部13のすべての操作の受付を停止して、
例えば60分の第2のタイマをスタートさせて、図8に
示すように、この遊技装置が遊技中でありその遊技者が
食事中であることを他の客や店員に知らせるための第2
の中断画面を表示して、前記処理S8へ移行する(S1
1〜S14)。
【0046】食事等を終えて戻ってきた遊技者は、第2
のタイマがタイムアップするか、店員がリモコン60に
よって解除信号を送信することにより、遊技を再開する
ことができる。
【0047】なお、遊技者がタイマ時間(10分または
60分)の間に戻ってこない場合には、レシートの発行
ロックが自動的に解除されるので、いたずら等で遊技装
置が長時間利用できなくなることはない。
【0048】また、計数画面が表示されているときに、
遊技者の操作によってレシート発行がなされると、液晶
表示器11の画面は基本画面に戻り、次の遊技に備える
(S15)。
【0049】以上のように、この実施形態のパチンコ遊
技装置では、遊技者の操作あるいは店員のリモコン操作
によって、レシートの発行機能を一時的に停止させるこ
とができ、この停止期間中、液晶表示器11には遊技者
が獲得しているパチンコ玉の数を表示しないので、他の
客にレシート発行されて獲得玉の数を減らされる心配は
なく、安心して席を離れることができる。
【0050】
【他の実施の形態】前記実施形態は、操作部および店員
が所持するリモコンの操作によってレシートの発行機能
を停止させ、タイマのタイムアップおよびリモコンの操
作でこの停止を解除していたが、レシート発行のロック
および解除の方法は、この実施形態に限定されるもので
はない。
【0051】例えば、磁気カードに情報を書き込んで発
行し、受け入れた磁気カードに書き込まれている情報を
読み取るカード処理装置を遊技装置に設けておき、レシ
ート発行ロック操作部13cが操作されたとき、コード
(例えばランダムコード発生器から発生したコード)を
書き込んだ磁気カードをカード処理装置から発行すると
ともにレシート発行機能を停止させ、このカード発行時
に書き込んだコードと同一のコードが書き込まれている
磁気カードを受けたときに、レシート発行機能の停止を
解除するように構成してもよい。この方法は、1枚の磁
気カードを繰り返し使用することができ経済的である。
【0052】また、数値入力用の操作部を遊技装置に設
けておき、レシート発行ロック操作部13cが操作され
たとき、複数桁の数値(例えば乱数発生器から発生させ
た数値)を液晶表示器11に表示してこれを遊技者に覚
えさせてからレシート発行機能を停止させ、この数値と
同一の数値が、数値入力用の操作部から入力されたとき
に、レシート発行機能の停止を解除するように構成して
もよい。
【0053】これら以外にも、例えば、店員が所持する
鍵の操作でレシートの発行機能のロックおよび解除をし
たり、レシートの発行機能を停止するときに遊技者の指
紋を読み取り、この指紋と同一指紋が再度読み取られた
ときにレシートの発行機能の停止を解除したり、レシー
トの発行機能を停止するときに遊技者の顔等をビデオカ
メラで撮像してパターン処理を行い、同一パターンの画
像が再度撮像されたときに、レシートの発行機能の停止
を解除することも可能である。
【0054】なお、上記のような各方法を用いた場合で
も、タイマによる自動解除機能を併用して、遊技者が戻
らなかった場合にその遊技装置を他の遊技者に解放でき
るようにすることが望ましい。
【0055】また、前記実施形態では、操作部の操作を
受け付けないようにしてレシート発行機能を停止させて
いたが、レシート発行制御手段41の機能を停止した
り、タイマ機能やリモコン受信装置33の受信信号の判
定機能を除く制御装置全体の機能を休止状態にして、レ
シートの発行機能を停止するようにしてもよい。
【0056】また、レシート発行機能が停止している間
に、操作部13のレシート発行操作部13cが操作され
たとき、警報音を発したり、ランプを点灯して、遊技者
の獲得玉数を保護するようにしてもよい。
【0057】また、前記実施形態では、機構的に独立し
た単独機能型のパチンコ遊技装置に本発明を適用してい
たが、複数の遊技台に共通の補給装置からパチンコ玉を
分散供給するような遊技装置や遊技場システムにも本発
明を同様に適用でき、メダルを遊技媒体とする遊技装置
等にも適用できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技者が遊技を中断して席を離れている間レシートの発
行機能を停止することができるので、他の客によるレシ
ート発行によって遊技者が獲得している遊技媒体の数が
減らされてしまうことがなくなり、安心して席を離れる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のパチンコ遊技装
置の正面図
【図2】一実施形態の全体構成図
【図3】一実施形態の要部のブロック図
【図4】一実施形態の要部の処理手順を示すフローチャ
ート
【図5】一実施形態の表示画面の一例を示す図
【図6】一実施形態の表示画面の一例を示す図
【図7】一実施形態の表示画面の一例を示す図
【図8】一実施形態の表示画面の一例を示す図
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置 11 液晶表示器 12 プリンタ 13 操作部 15 パチンコ台 16 玉箱 17 上部タンク 21 補給玉計数機 23 戻し玉計数機 24 下部タンク 29 回収玉計数機 30 揚送装置 31 通信装置 33 リモコン受信装置 35 制御装置 40 演算手段 41 レシート発行制御手段 42 余り玉排出制御手段 43 レシート発行ロック解除手段 45 表示制御手段 60 リモコン
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 5】
【図 6】
【図 7】
【図 8】
【図 2】
【図 3】
【図 4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠 埼玉県狭山市富士見2丁目15番1号 狭山 精密工業株式会社内 (72)発明者 下口 二郎 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内 (72)発明者 高林 義勝 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内 (72)発明者 馬橋 薫 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者が入れた遊技媒体を回収して該遊技
    媒体による遊技を可能とし、該遊技で入賞する毎に所定
    数の遊技媒体を排出する遊技台と、 前記遊技台が排出した遊技媒体を遊技者が貯留するため
    の外部貯留部と、 前記外部貯留部に貯留された遊技媒体を装置内へ戻すた
    めの遊技媒体受入部と、 前記遊技台が回収した遊技媒体および前記遊技媒体受入
    部から受けた遊技媒体を内部貯留部へ貯留し、該内部貯
    留部に貯留した遊技媒体を前記遊技台に供給する還流装
    置と、 遊技者が操作可能な操作部と、 遊技者にレシートを発行するためのプリンタと、 前記遊技媒体受入部から受け入れた遊技媒体数を検出す
    る獲得媒体数検出手段と、 前記操作部が操作されたとき、前記獲得媒体数検出手段
    によって検出されている獲得媒体数を印字したレシート
    を前記プリンタから発行させるレシート発行手段と、 前記レシート発行手段のレシート発行機能を停止させる
    レシート発行ロック手段と、 前記レシート発行ロック手段によるレシート発行機能の
    停止状態を解除するロック解除手段とを具備し、 遊技者が遊技を中断するときに前記レシートの発行機能
    を停止させ、遊技者が遊技を再開するときに前記レシー
    トの発行機能の停止を解除できるようにしたことを特徴
    とする遊技装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119570A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機装置
JP2012066057A (ja) * 2010-08-23 2012-04-05 Glory Ltd 各台対応装置および遊技システム

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